2002-12-24 メリークリスマス
2002-12-20 夜明け前、何かを待つ猫
2002-12-19 豪徳寺商店街は猫街通り　　〜世田谷漂流
2002-12-19 猫と三味線　〜世田谷漂流
2002-12-18 誓いの月　〜月のまつり
2002-12-18 豪徳寺ストリートの主役は猫　〜世田谷漂流
2002-12-17 豪徳寺の猫は招き猫同様白かった　〜世田谷漂流
2002-12-17 ご馳走様でした！！　〜贈り物のとり野菜味噌を使って
2002-12-16 チビ太のおでんの秘密　〜おでん屋の若大将から聞いた話
2002-12-16 おでん屋の大将から教えられたこと　〜昔ながらのリサイクル

　メリークリスマス！！
　よくよく考えたら４日ぶりの更新です。
　実は熱が出て倒れていました。
　土曜にのどが痛いと思っていたら、
　日曜日は熱発、デジタルの体温計が38.6度まで上昇し、
　結局、美女に付き添われて、
　世田谷区の保健センターとかに行って薬をもらってきました。
　月曜の午後には36度近辺まで熱が下がり、。
　夜にはカレーを作れるまで回復しています。
　ん〜、あれは知恵熱だったのか！！


　実は夢樂堂、大の医者嫌いなのです。
　多分、生まれてすぐ入院していたので、
　この反動がきて医者嫌いになったのだと思いますが
　これだけ熱が出て頭が痛くてはどうしようもない。
　美女に休日でもやっている医者を見つけてもらい処置してもらいました。

　３連休は美女が前に住んでいた家の大掃除と整理を二人ですることになっていたのに
　またもや一人でやってもらう羽目になってしまったし、遊ぶことも出来なかった。
　ゴメンよ、今日は飛び切りの二人だけのクリスマスにするからね。
　

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　寒い朝なのに、工事現場の一角で猫がたたずんでいる。
　姿だけを見ると、決意を抱いて何かを待っているように見える。
　この猫が待っているのは寒さが苦にならない何か、
　本当に欲しいものが手に入るのなら、寒さなんて取るに足らないものなのだろう。
　

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　豪徳寺商店街の装飾、やはり猫だ。
　こうなりゃ青梅のように猫で町興しをして欲しいぞ。

　今日、年末調整が戻ってきた。
　自分の税金なのに何だか嬉しくなって
　美女にしずくの形をしたピアスをプレゼントした。

　水のしずく、花のしずく、涙のしずく、しずくにもいろいろあるが
　美女の耳たぶのしずくは嬉しさのしずくに見える。

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豪徳寺の街の一角に和楽器屋がある。
　三味線、蛇味線、笛、尺八などが店頭に並んでいる。
　画像だけを見ると浅草か人形町のような錯覚を受ける。

　ふと、店頭の隅っこに目をやると、豪徳寺の招き猫があった。
　現在、豪徳寺で分けてくれる招き猫と顔が少し違うようだけど、
　デザインは間違いなく豪徳寺のそれだ。

　それはともかも、三味線の『箱』の部分は確か子猫の皮が使われているはず。
　少し、残酷な話だが、成熟した猫は皮が痛んでいるのと厚いため、子猫の皮が使われるのだそうだ。
　子猫の皮で作られた三味線を打っている和楽器屋に招き猫が一体、よくよく考えると奇妙な光景だ。

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　やっと世田谷区役所に転入届を出した。
　住民票を見ると、美女の続柄のところに妻と書いてあった。
　こんなことでも、すごく嬉しくなる。
　

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　今日は福生にお出掛け。
　転出の手続きをして、世田谷区民になるためだ。
　
　いつもより遅く起きて、
　豪徳寺の駅前にある24時間営業の弁当屋で朝飯をＧＥＴ、
　お城に帰る途中で画像を何枚か撮った。

　この画像は豪徳寺の商店街の光景、
　一つ一つ店を見ると招き猫があちこちに、
　こうなりゃ、徹底的に猫街になって欲しいぞ。

　

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　我が城は梅丘という地名がついているけれど、
　10メートルも歩くと豪徳寺の地名になる、
　そう、我が城は井伊直弼で有名な井伊家の菩提寺である豪徳寺の裏にあるのだ。
　
　豪徳寺といえば有名なのが招き猫、
　前にも紹介したことが、ここのは真っ白な招き猫。
　名前はたまだが、顔だけを見るとオジサン顔をしている。
　完璧なポーカーフェースでにらめっこをしたら負けてしまいそうだ。

　ここで遭遇した猫も真っ白け、
　ひょっとしたら招き猫の生まれ代わりなのだろうか？
　
　とにもかくにも、この猫はここに越してから初めて出合った猫でもある。
　住まいが替わって、これからどんな猫に出会うか楽しみなのだ。
　
　さてさて、明日は福生に出かけて転出届を出して、
　世田谷区へ転入届を出す算段で会社は休み。
　少しだけ、ご近所を散歩出来るといいな。

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　ひまじんでも話題になった『とり野菜味噌』、
　上京されたひまじんのＡさんを通じて、
　ひまじん仲間のＢさんからいただきました。
　
　興味津々、いろいろな具を入れたい…、そんな誘惑を押さえて、
　白菜とネギ、シメジ、豚肉を鍋に入れていただきました。
　少し風邪気味だったけど、体がポカポカ。
　朝は、残ったスープと具を御飯にかけて食べて元気百倍です。

　ありがとう、北陸のひまじんフレンド。
　今度は少しアレンジした鍋を作って見るよ。　

＊『とり野菜味噌』という『味噌』なのです。

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これはおでん屋の若大将から聞いた話だ。
赤塚不二夫の大傑作『おそまつくん』の人気キャラクターにチビ太がいる。
こやつは少々粗暴で口の悪い下町的なワンパク坊主、こんなのが小さい時にはクラスに数人はいたような気がする。

チビ太といえば、いつも片手におでんを持っているのが基本形で、
しかもおでんのネタは上から三角、丸、長方形の順番で決まっていた。

てなわけで、若大将が中年の客に聞かれるのが『チビ太のおでんの具が何であるか？』 。
30〜40年前に子供たちが5円か10円を握り締めて買うおでん、
そんなに高い素材であるわけがない。
夢樂堂自身が想像していたのは『三角がはんぺん、丸はボール、長方形はナルト巻き』というものだが、
三角はさつま揚げでもコンニャクでもいいし、
丸はじゃがいもという手もあるし、
長方形はごぼう巻き、ちくわ、ちくわぶ…なども浮かんでくる。
ただ、丸に関しては当時玉子が高かったことから、それはあり得ないらしい。

おでん屋の客の悩みを聞いて、若大将は赤塚不二夫に手紙で問い合わせたが
帰ってきた答えは『本人も判らない』というものだった。

多分、赤塚不二夫自身、おでんの具が何であるかを想像して描いていたはずなのだが、
疑問を持った人のイメージを損なわないような答えを返してきた。
今の大人たちにも子供のころに描いていたおでん像がある。
それを大事にしてくれる赤塚の優しさを感じずにはいられない。

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浅草のおでん屋に行くと大将から色々な話を聞かされる。
おでんを食べながらニコニコ子しながら話を聞いているのだが
店を出てからハッとさせられることが少なくない。

この前、感心したのはお祭りできた浴衣（ゆかた）のリサイクルの話だ。
今でこそ、祭りというと、神輿の担ぎ手は全員半纏を着ているが昔はそうではなかった。
半纏を着ているのは棟梁や若頭など町内の実力者だけ、
一般の人は祭り用にと誂えた浴衣を着て神輿をかついだ。

祭りで着た浴衣の行き先は寝巻き、
寝巻きがよれよれになって着られなくなると
赤ん坊のおしめに化ける。
浴衣から寝巻きとして使われているうちに
赤ん坊に優しい素材に変化する。
おしめの次は雑巾となり、家の掃除に役立つ。

最近、リサイクル、リサイクルと叫ばれているが、
自分自身では何をやっているだろうか。
ごみを分別することもリサイクルの一環だと思うけど、
それでも自分自身でリサイクルしているという実感はなかった。
でもでも、大将の話を聞いて、リサイクルは身近なことを教えてもらったような気がする。

何げない会話から出てくる先人の知恵、おろそかには出来ないぞ。

*画像は豪徳寺、夕陽を反射している建物を撮った。

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