2002-12-14 豪徳寺の白い月　　〜世田谷漂流
2002-12-14 豪徳寺の影法師　〜世田谷漂流
2002-12-14 新しい朝　〜入籍して1週間が経ちました
2002-12-13 奈良からの宅急便　〜ありがとう父上さま
2002-12-12 キミを待つ月　　〜月のまつり
2002-12-11 キミに話し掛けたくて　　〜月のまつり
2002-12-10 キミと見る初めての月　　〜月のまつり
2002-12-10 早く晴れて欲しいぞ
2002-12-09 初雪も心地よい
2002-12-08 最高の宴、泣きたいほど嬉しかった

　夢樂堂の城のすぐそばに豪徳寺がある。
　招き猫で有名な豪徳寺、ここで見た月がこの画像。
　青い空にマシュマロのように浮いている。
　甘い甘い月、スイートムーンだ。　

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　美女が昼寝をしている間に近所を漂流してきた。
　まずは豪徳寺の商店街を散歩、ある店で土鍋ラーメンなるものを食べてきた。
　次は我が城のご近所にある豪徳寺に表敬表門、
　ここで記念に我が影法師を撮ってきた次第だ。
　
　豪徳寺から次は松陰神社まで出掛けて、
　ご近所の若者お勧めの店でおでんの種を買ってきた。
　おでんは大好きなのに作るのは初めて。
　さてさて、どんなものになるか、不安が出てくる。

　わずか２時間足らずの散歩だったけど、
　撮影対象はわんさか、どなたかの写真集の題名を真似て
　世田谷漂流としゃれ込もう。

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　入籍した日は先週の土曜日、ちょうど1週間が経ちました。
　わずか７日間なのにいろいろな嬉しいことが起こり幸せいっぱいです。
　たくさんの人に感謝、感謝、大感謝です。

　ところでところで、
　この住まいから、初めて朝日を撮りました。
　たくさんの鳥の声も聞こえて心地よい。
　雪もいいけど、夢樂堂にはやはりＰカンがよく似合う。
　

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奈良から宅急便が届いた。
奈良は美女のご両親が住まわれている場所、
可愛いい娘のためにバスタオルやテーブルクロス、
そして、娘の好きなチーズとチョコレートを送ってくれたのだ。

これらの荷物が入っていたのは茶色の皮の丹精な旅行バッグ、
そのなかには、美女の父上がずっと大事にしていた時計が入っていた。
詳しいことは書けないが、この時計は美女の父上の大事な歴史を刻んできた。
この時計は数十年懸命に働いてきた『男』の生き様を知っている。
家族の絆の素晴らしさも知っている時計だ。

この時計を授けられた夢樂堂、今は感激という言葉しか見つからない。
夢楽堂は夢樂堂のやり方で、
この時計に更なる新たな生命（いのち）をキミと一緒に吹き込もうと思う。
ありがとう、父上さま。ありがとう、キミ。

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　今日で仕事のピークが過ぎた。
　今年いっぱいはユックリと自分のペースで出来る。

　さてさて、今日は美女がお出掛けで帰りを待っている。
　昨日とは全く反対だ。
　窓を開けて青い月を撮ってキミの帰りを待っている。

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　仕事に疲れて、散歩に出た。
　その時に空に浮かんでいた月、
　ふと話しかけたくなる月だった。

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　今夜は正真正銘の月のまつり、
　キミが待っている道を月が微笑む。
　家に着いたら、部屋の明かりを消してキミと月を見るのだ。
　
　いや、その前に大きな声でキミに『ただいま』とワンパク坊主のように叫ぶのだ。

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　この画像は５時20分ごろ、自宅の窓越しに見た風景。
　空はどんより曇り、屋根は昨日の雪で真っ白だ。
　空と月と太陽、早く窓から眺めたいね。

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　新居からの初出陣は雪、
　人通りが少ないせいか、雪が少しだけ積もっている。
　雨だったら嫌だけど、白い雪がボクたちを祝福しているように感じる。

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　美女とのお気に入りスポットに浅草のおでん屋がある。
　大きな声でいってしまうが、このおでん屋は二人の縁結びをしてくれた店なのだ。
　ここに通うのは、おでんが美味しいのはもちろんだけど、大将の人柄に惚れたから。
　大将が仕事をしている銅鍋の前に座っているだけで心地よいのだ。

　大将、最近は世代交代を考えてか、帳場に入ることが多くなった。
　若大将も大将の気質をそのまま受け継いで、鍋の前に立っているだけでさまになっている。
　少し淋しいけど、若大将に道を譲るためには通らなければならないと自分に納得させていた。

　この前、店に行ったとき、トイレに立つついでに大将に美女と結婚する旨、伝えた。大将はニッコリ笑って、『おめでとうございます』といってくれた。これだけで、とても嬉しかった。

　そして、12月７日。
　大将が鍋の前に立ってくれた。
　久々のおでんの前でのやりとり、それを見て美女がニコニコしている。
　それも、とても嬉しかった。
　いつもより、一品多いお通しのサービス、これも大将の結婚祝いだったのだと思う。

　全ての注文が終わって、ご馳走様という前に、
　大将は鍋の前から帳場に向かって若大将に代わった。
　この時、美女と夢樂堂が悟ったのは、二人のために鍋の前に立ってくれたということ。
　入籍の祝いの宴、本当に幸せな時間だった。

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