2002-10-12 光あるうちに歩め　　〜瀬波の夕焼け（６）
2002-10-11 オレンジ色の波打ち際　　〜瀬波の夕焼け（５）
2002-10-11 カーテンを開けて寝ていると　　〜北都の朝日
2002-10-10 林ごしの夕映え　
2002-10-10 恒例・夢樂堂の影法師　〜じゃがいも貯蔵倉庫にて
2002-10-09 秋という名のアーチスト　〜然別湖の紅葉
2002-10-09 琴線に触れる言葉　〜北の国から
2002-10-09 線路は続くよ、どこまでも〜　『鉄道員』のホームにて
2002-10-08 母屋を貸して・・・　〜鉄道員（ぽっぽや）の駅
2002-10-08 黄金の道　〜然別湖の朝陽

　１７時４１分、
　あんなに厚かった雲が少しだけ切れてきた。
　雲の切れ間から濃いオレンジ色の光が漏れてきた。
　日没までわずかの時間しか残されていないが
　水平線に沈む夕日のイメージが沸いてきた。

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　１７時２６分、
　曇り空なのにはるか遠くに輝いている太陽の光が
　波に乗って、キミとボクの胸に飛び込んできた。

　オレンジ色の波打ち際、気持ちが静かに高ぶってくるのが判る。
　瀬波海岸の日没を必ずとらえる、そんな確信が沸いてきた。

＊９月27日から瀬波海岸の夕焼けお休みしていました。日光に行ったり、北海道に行ったりで、ごめんなさい。

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北都・札幌、ホテルの窓から見た朝日だ。
北海道の朝は早い、
カーテンを開けて寝ていると
お日様がやさしく目を覚ましてくれる。

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　しっかり見える夕焼けもいいけど、
　木々の合間から垣間見る太陽の光も好きだ。
　やさしいオレンジ色に心を染めたい気分だ。

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　ここは十勝のじゃがいも貯蔵倉庫、
　家庭で食べる生食用ではなくて
　ポテトチップの材料になるじゃがいもが山積にされている。
　高さ12メートル、奥行き80メートル、間口は15メートル、
　これでどれだけのポテトチップを作ることが出来るか全く想像がつかない。

　最近、農協を困らせている話がある。
　それはポテトチップを揚げる際に出来る黒いコゲた部分を
　異物とか虫と断定してクレームがつくのだそうだ。
　黒く焦げるのは、その部分が糖化したり、
　収穫の際の打撲痕で、本来的に害のないものだという。
　そういっても消費者は頑として聞かない。
　ポテトチップを自分で作らないと判らない現象なのだ。

　生食では黒土、白土、赤土で獲れたじゃがいもの価格が違う。
　黒い土がついていると量販店に嫌われ値引きの対象になる。
　てなことで、なかには栽培する土まで変えてしまうこともあるという。
　黒土で育っても、白土で育ってもじゃがいもはじゃがいも。
　そういうところまで気を使って、量販店に売り叩かれてはカワイソウというしかない。

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　どんなに人間が有能でも自然が描いた絵画にはかなわない。
　何も考えず、目を楽しませてくれる然別湖の紅葉、
　秋という名のアーチストに感謝だ。

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　画像は麓郷の森、
　『北の国』で使用した家などが、そのまま置いてある。

　富良野近辺に行くと、北の国のロケ地がたくさんある。
　ロケで使われた喫茶店、蕎麦屋、一本の木なども
　『北の国』マニアにはたまらないものらしい。
ここを訪れたのはバスガイドの趣味、
　それだったら帯広で中島みゆきの聖地を訪れてほしかった。

　これとは全く関係ないけれど、
　北の国の副題は琴線に触れるものがある。
　初恋、望郷、遺言などがそうで、
　夢樂堂はロケで使われた家よりも
　『初恋』、『望郷』という言葉に心が揺れてシャッターを押してしまったのだ。

　夢樂堂の初恋の相手はヒデコちゃん、小学校１年生の時だった。
　皆さんはいつ初恋をしましたか。
　琴線に触れる言葉はありますか？

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　駅舎だけでは物足りないので、ホームに出てみた。
　なぜなんだろう、ホームから線路を見ると心がとても落ち着く。
　

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　幌舞（ほろまい）駅、この駅の名はいくら時刻表を探しても発見できない。
　実は映画、『鉄道員』（ぽっぽや）に出てくる架空の駅名だ。
　ホントの駅名は『幾寅駅』、
　あわてて幾寅駅に向かったら、『幌舞』駅だったため頭が混乱した、
　そんな人が出てきてもおかしくない。
　幌舞駅は終着駅だが、実際には路線駅なのだ。
　駅の横には『鉄道員』のオープンセットと記念館、
　今はほとんど観光客は訪れないという。

＊駅舎の片隅に実は『幾寅』駅のプレートがある。

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　然別の朝陽、湖面をズームすると金色の道が見える。
　この湖には天然記念物であるオショロコマがいるが、
　彼らは水中のプランクトンではなく、
　太陽や月、そして星の光を食べているのだろうか？

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