2002-01-04 ペンギンってどうして
2002-01-04 国東半島で教えられたこと（２）
2002-01-04 国東半島で教えられたこと（１）
2002-01-04 ３億円には届かないけど〜道後に一歩前進かな
2002-01-04 夢樂堂の親戚たち　イン　羽村動物公園
2002-01-03 青い窓鏡〜みんなありがとう
2002-01-03 元・鐵子（現たくろう）のお相手は新・鐵子、命名は愛子
2002-01-03 留守番志願〜まあ、たまにはいいでしょう
2002-01-03 梅は咲いたぞ　桜はもうすぐだ
2002-01-03 今年も仲良くまいりましょう・・・（プレーリー三人組）

　観察力が足りないとお叱りを受けるかも知れませんが、毛が生え変わる時期を除くと、どの種類のペンギンも夏でも冬でも表情が違うような気がする。羽村動物公園に年明けに訪れた楽しみは、冬には寒い国に住んでいるペンギンの表情が一層生き生きしているのではいうこと。でも、夏でも冬でもあまり変わらなかった。
　ところで、新年も今日で５日目。お節や餅にあきたひまじんライターの皆さんは何を食べたいのでしょうか。夢樂堂は無性に寿司が食べたくなってきたぞ。おでん、寄せ鍋、う〜む、会社の近くの肉ニララーメンもだ。７日が初出勤、社会復帰できるかどうか心配だぞ。

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★女子大生の素朴な質問とやらで一瞬、場がしらけると思った。実のところ、飲み食いしながらも皆、まずい…と、心のなかで思ったに違いない。それでも、坊主は酒を飲みながら、落ち着いて答えた。
「あなたね、ここがどういう土地柄か判るかい。この土地に豊かな畑や水田がありますか。みかんは沢山とれるけれど、米も野菜もとれないんだよね。でも、その代わり、海があるし、山もある。檀家たちは米がとれなくても、とれたての魚や自分たちが育てている牛や豚の肉をを持ってくる。そう、ここに住んでいる人たちは魚や肉が米なんだ。米や野菜を沢山つくることができる人たちは米や野菜をお供えすればいい。でも、ここでは米も野菜もとれないよね。酒だって、仏に感謝するためにお供えしてくれるんだ。ここでは魚も肉も酒も米や野菜と一緒、檀家の真心のこもったものを、大掃除をしてくれたあなたたちとおいしく頂戴することは決して破戒とはいえないだろうね。喜んで真心をいただくことが仏の道だと思っている」。
★坊主の言葉は、頭が固い連中から見れば、屁理屈だったり、破戒をするための常套句かもしれない。でも、日常、檀家が坊主に接している姿勢、坊主が檀家に接している姿勢を見ると、心から出た言葉だ。いろいろな宗教があって、さまざまな戒律があるけれど、問題はその本質。国東の坊主の言葉は真理だと思う。そんな言葉をすんなりといえる坊主に尊敬の念を覚えたのは私だけではないはずだ。
★ところがどうだ。わからないエセ宗教者らが跋扈している。宗教だから法や教義を優先させるのは当たり前だ。しかし、法や教義を学ぶ修行には命の次に大事なカネが必要で、カネを出せない人は徳が積めないという馬鹿な宗教がある。徳にも何段階あって、定価がついている。法や教義を学ばなくてもカネさえ積めば、その世界では偉くなる。カネの輝きで得られる徳の世界、裸の王様ばかりが増えてくる。教祖とやらは創業者特権とばかりにカネをブルドーザーでかき集める。何が宗教なものか。信徒は単なるお客、いや客なら、それなりのサービスが受けられるが、あいつらときたら100％人でなしだ。詐欺師なら詐欺師なりの落とし方もあるだろう。騙されたことが判らないままに騙し通すのが最低限の仁義だろう。マスコミを騒がせた宗教家にはカネの匂いしか感じない。真心のひとかけらも感じない。それを宗教なんて言って欲しくない。

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★学生時代によく出かけたのが大分の国東半島だ。そこは石仏の宝庫、磨崖仏や寺も沢山あり、その筋の人にはお気に入りの場所である。夢樂堂が国東に通ったのは決して信心深いからではない。この土地が瀬戸内気候で比較的温暖なこと、夢樂堂の気が休まる海がそばにある…という理由からだった。また、某ユースの常連になってしまい、そこに集まる石仏好き、ＵＦＯ好き、音楽好き、版画好き、散歩好き、さぼり好き・・・などの仲間に会うためというのも国東詣でを続けた理由だった。東京で会うより国東で会っている回数の方が多い。そんな友人も沢山いた。今でも、時々会食するＧＦは国東で20数年前に邂逅した仲間だ。
★信心なんて縁遠い夢樂堂だが、国東には寺と石仏しかないから、必然的にお寺さんにはよくいった。夢樂堂がいつも物欲しそうな顔をしているのだろうか。お寺さんには随分とご馳走になった。飯にはありつけないまでも、冬になるとザックにはおいしいみかんが一杯。かくしてユースのテーブルは宿泊者が持ち帰ったみかんで埋まってしまう。
★お寺さんだけではない。いつも山歩きするコースの山の麓の店では昼飯の代わりにパンや魚肉ソーセージを買うのだが、必ずというほど、お新香と味噌汁、煮物を食べさせてくれる。そのため、出発時間が遅れるのはザラ、店を出ると犬が山のなかまでついてきて道案内してくれるというおまけつきだ。また、しばしば、声をかけられて、見知らぬ人の家にお邪魔をすることもあった。いきなりお茶代わりに酒を湯呑み茶碗になみなみと注いで、差し出されるなんて珍しくなかった。国東リピーターの私もさすがに恐縮して、アルバイト先の人形町でお菓子を土産として持っていくものだから、再会先のおうちで、大御馳走になるのが習慣になってしまう。
★国東は密教の宝庫、何の前知識も得ないで、訪れた寺が国宝を抱えていたなんてことが珍しくない。ある寺の話しだ。その寺は、坊主とユースのペアレントが親友という関係で、宿泊者が行くと必ず歓待してくれる。年末などは常連が知らぬ間に集まって、その寺の大掃除をするのが年中行事だった。今でこそ夢樂堂、50歳に手が届く年だが、あの頃はまだまだ若手、いつも障子洗いをさせられていた。瀬戸内気候とはいえ、12月の末、日陰では氷が張っている。しかも、お寺そのものが寒いときている。この冬の寒い最中に障子を寺の真ん前にある川のなかで歯をガチガチいわせながら懸命に障子を冷水で洗っていた思い出がある。その後は仏具磨きという具合だが、、結構、楽しみながら、国宝の仏像の前で密教に使われる秘具を手にできる優越感を味わっていた。
★大掃除の後のお楽しみは御馳走、寺に集まってくる魚、肉、野菜が食べ放題。当時は学生の分際では飲めなかった高い酒も飲み放題。坊主も率先垂範、自らから食べて飲む、まさに鯨飲馬食の風があった。だが、待てよ。酒も肉も坊主には破戒だったな、そう思う人もいるだろう。腹いっぱいで苦しんで、寝そべっている女子大生が、坊主に素朴な質問とやらを繰り出した。それは『厳しい戒律があるのになぜ、坊主が肉を食らい酒を飲むのか』という質問だった。

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　みなさん、３億円ジャンボはどうでしたか？10枚買って300円の参加賞のみでした。この際、参加賞も賞金に回して、高額賞金を増やして欲しいよね。
　しかしです。今日買ったお年玉スクラッチで３等賞の１万円が当たって、『こいつあ〜、春から縁起が言いや』的な気分になっております。３億円には２億9,999万円も少ないけど、まあ、ラッキーということでご容赦。ついでにロト６を買ってきたから、これも大当たりするといいな。やっぱ、道後で『温泉・芸者さんつきオフオフ・エブリバデ〜』を早くやりたいぞ。

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　羽村動物公園には夢樂堂の姻戚関係者がおります。それはシマウマ、名前に夢がついております。でも、１年前はもっと『夢』がつくシマウマが多かった。何頭かは他の動物園に引っ越したのかな？

＊ちなみに一年前はこのような家系でした。少し、家族が減って淋しいな。

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　脅迫者の件では、ひまじんライターの皆さんから激励のつっこみやメールをいただき、ありがとうございました。ひまじん以外の人からもメールをいただき、本当に嬉しい限りです。変な圧力に屈することなく、夢樂堂は夢樂堂らしくやっていきます。勇気（ちから）をくれてありがとう。

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　前の日記で言いましたが、元・鐵子の名前は「たくろう」でした。羽村動物公園のキリン舎に行ったら、元・鐵子より一回り小さなキリンさんがいた。名前は判らないから新・鐵子。とてもカワイイ顔をしています。元・鐵子、愛を探して、鐵舐め、鐵かじりがなくなりました。吉田拓郎の嫁さんは「森下愛子」、ではでは新・鐵子の名前を勝手に「愛子」にしよう。

＊すいません、このキリンは新・鐵子（愛子）ざます。

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　今日は1月３日、まだ休みが３日ある。せっかくの10連休、旅を取り止めて多摩地方に潜伏しております。兄の家族、妹の家族の接待、知人と歓談で今のところ時間がつぶれております。正月に入って出費は２人分のお年玉プラスアルファ、こんなにお金を使わない正月も珍しい。2002年に入っても、多分、旅は続く予定。いつも、家を空けてばかりの風来坊、今日は自ら留守番志願、ＣＤを聴いたり、ひまじんをしながら一人で一日を過ごしております。

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　外では氷が張るほど寒いけれど、家の中にしまっておいた梅の花が咲きました。春だよ、春。葉をすっかり落とした桜もよく見れば花芽をつけている。少しだけ、我慢すれば春は近いよ。寒くても冬を楽しむのだ。

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おはようございます。
新年早々、嫌なことがありましたが、これはごくごく希なケース、
心無い輩のために屈することなどないので、ご心配なく。
それはともかく、羽村動物公園のプレーリードッグ、
いつもいつも仲良しでいいな。

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