2001-12-31 大晦日に思うこと〜日常の旅を充実させたい
2001-12-30 奄美の鹿の子百合
2001-12-30 桜の里〜まるで絵画のように
2001-12-30 太陽の子〜ヒマワリの画像を加工
2001-12-30 夕焼けを追いかけて〜瀬波海岸の夕日
2001-12-30 本当に嬉しかったこと〜比丘尼との再会
2001-12-29 青い三日月〜また画像選び
2001-12-29 美しいものが美しく見えれば夢や希望は消えない
2001-12-29 東の空は青く、西の空は赤い
2001-12-29 薄暮の十三夜

　大晦日だね。
　思えば、今年はたくさん旅をしました。
　そのまま思い出すがままに羅列すると、道後が２回、北海道２回、青森２回、奄美大島、新潟、福岡、奈良、長崎・別府、国東、仙台という具合で、多くの光景が随分と夢樂堂を癒してくれたと思っています。特に、今年は津軽にも国東に行けて、いわば20代から持ち続けていた『想い』を昇華できたのは嬉しかった。
　旅に出ていて感じるのは、旅に出なくても身の周りに美しいもの、心を揺らしてくれるものがたくさんあるということだ。日常は空気のようなものだから、素敵なものを見過ごしてしまうのだ。旅先でも福生でも星はまたたいているし、月も輝いている。ビルの谷間から見る月に感動したりもする。もう2002年になるけど、来年は日常の旅を充実させたい。

先頭 表紙

　鹿の子百合、夢樂堂の大好きな花だ。この画像は奄美大島で撮ったものだが、夢樂堂が大好きだったのは甑島という小さな島の鹿の子百合。甑島ではいろいろな出会いがあった。この島には悲しい思い出も楽しい思い出も詰まっている。太陽に向かって凛々しく咲いていても、この花を見ると少しだけ悲しくなる。

先頭 表紙

　この画像は桜の名所『羽村の堰』近辺のものだ。皆が桜の木の下で大騒ぎしているが、多摩川をはさんだ対岸にも桜がひそやかに咲いていた。桜の里を絵画風に加工してみた。

先頭 表紙

　今年は随分と花を撮りました。うち、ヒマワリと桜は定点観測しました。ヒマワリが花開こうとする時はまさに太陽の子、神々しい顔を見せてくっれました。

先頭 表紙

　今年追いかけたのは花、月、猫、犬、などいろいろあったけど、９月に新潟まで夕日を追いかけたことがあった。台風も追いかけてきて、夕焼けを撮ることができるかどうか非常に心配だったけど、台風の合間をぬって海に沈む太陽をキャプチャーすることが出来た。ただ、デジカメでは逆光ということもあって、夕焼けは自分が見た目より暗く写ってしまうのがたまに傷だったのだ。少し心残りだったので、ソフトで加工してみた。自分の心に残っている光景に近い画像にしてしみました。

先頭 表紙

　嬉しかったこと、思えばたくさんある。ひまじんで多くの人に出会えたり、旅先でも新たな知り合いが出来たこともそうだが、一番、嬉しかったのは20数年ぶりに国東半島で『比丘尼』（びくに）に出会えたことだった。いろいろな思いを抱きながら旅をしていた時代、青春時代の絶頂とどん底の両方を知っているのが比丘尼、この石仏の前なら素直になることも出来た。自分の思いを込めるつもりで比丘尼の画像に加工を施した。皆には、この画像に夢樂堂の心を読み取ることが出来るだろうか。

先頭 表紙

　色は光の変化で感じる。月は空と星、そして自身の満ち欠けで姿を変える。この画像は左から証明を与えてみた。青い世界に浮かぶ三日月、好きだったりする。

先頭 表紙

　決して楽しいことばかりでなかった2001年、
　21世紀になったのに思わず希望とか夢とかを信じられなくなる1年だったかも知れない。
　そんな気の重い1年だったかも知れないけど、やっぱり美しいものは美しい。
　理屈はいらない、花が美しいと感じることが出来れば、まだ希望とか夢を失うことはない。

先頭 表紙

　駅に向かう途中で見た日没の風景。東の空には月が出ている。短い時間での月と太陽の逢瀬だ。

先頭 表紙

　昨日、会食に出かける前の月、日が沈んだばかりの光景だ。西の空は赤く、東の空では微かに月が光を放っている。何だか、嬉しい。

先頭 表紙