2001-11-24 まるでパッチワークのように　〜御岳山から見た紅葉
2001-11-24 夢樂堂を呼んだ桜〜御岳山にて
2001-11-24 しつこく、オレが噂の夢樂堂〜紅い影法師
2001-11-24 霜の朝、夢樂堂は奥多摩へ
2001-11-24 朝出会った花
2001-11-24 晩年〜わが友へ
2001-11-23 明日は奥多摩へ行くぞ〜テレビを見て泣いた
2001-11-23 月と語りたい〜さくら、さくら
2001-11-23 わが家の桜〜一家のシンボル
2001-11-23 夢樂堂の初恋〜恥ずかしながら

　御岳まで家からスムーズにいけば１時間で行ける（バスとケーブルを使えば）。少し、散歩気分で行けば御岳山の頂上近くにたどり着ける。これは御嶽神社の近くから眺めた風景、パッチワークのようにところどころ色を変えている。個人的には山の紅葉よりも、川のそばの紅葉の方が好き。これから、いろいろな紅葉の顔をお見せしよう。

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　紅葉を見に来たのに思いがけないものに出合った。それは桜、もう11月だけど『十月桜』という名前がついていた。ひそやかに目立たぬように咲いている。秋でも冬でも桜のことを思っている夢樂堂に対する褒美なのだろうか。とても、しなやかな女性らしい桜、この桜の木の下で思わず深呼吸をした。

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　行ってきました。紅葉と妖怪フェスタ、歩き過ぎて、少し筋肉痛、やっぱ、運動不足なのでしょうか？御岳は人人人、車でいらした人たちは駐車場がなくて、泣く泣くＵターンという羽目になっていたようです。
　まあ、人は多くてもそれなりに楽しんでまいりました。まずは、夢樂堂の影法師、こんなに紅いのであります。

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　今朝、起きたら霜が降りていた。夢樂堂にとっては初霜だ。東京なのに福生は都内に比べて冬は３〜４度違う。それでも霜が降りるのは年々遅くなっている。さてさて、今日は奥多摩・御岳まで行くのだ。向こうはもっと寒い。山の上でいろいろ撮るぞ！！

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　今朝は寒かった。昨日眠り過ぎたおかげで今朝は早起き、散歩がてら撮った画像がこれだ。山茶花、椿、冬の花の季節。樹から咲く花は多いけど、草花は少なくなる。

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　久しぶりですね。元気でしたか。
　ところであなたは幾つになりましたか。人生の折り返し点を過ぎて、どのような幕引きをするか考えなければならない年齢になっていますね。でも、それはあなただけではありません。あなたより若い人にも、今、この時に誕生したばかりの新しい生命にもいえることなのです。
　極端な言い方ですが、命を受けている者すべてが晩年なのです。私もあなたも数十年後に死ぬかも知れない。数年後に死ぬかも知れない。数ヵ月後に死ぬかも知れない。数週間後に死ぬかも知れない。数日後に死ぬかも知れない。明日死ぬかも知れない。数時間後に死ぬかも知れない。数十分後に死ぬかも知れない。数分後に死ぬかも知れない。数十秒後に死ぬかも知れない。数秒後に死ぬかも知れない。今、死ぬかも知れない。死ぬのは数十年後か、数秒後かは知る由はないけれど、僕もあなたも、そして、あなたの愛している人、あなたが憎んでいる人も必ず死ぬのです。だから、生きている者、すべてが晩年なのです。そんな簡単な摂理が存在しているのに、多くの人はそう遠くないうちに死が訪れることを理解していないだけなのです。
　死に直面せよ―、死を見つめよ―、死を克服せよ―、僕は宗教家じゃないから、わが身を省みないような破廉恥なセリフを吐くつもりは毛頭ありません。そんなことより、今、死神がやってきた時に、「ちょっと待ってくれ」などという言い訳をしたくないだけなのです。だから、今この時、刹那を大事にしたいのです。刹那と勝負がしてみたいのです。
　時の過ごし方は人それぞれです。だから、こう生きるのだと僕は大上段に振りかざす気は微塵もありません。今、あなたが一番大事だと思うことに賭けて欲しいのです。人からみたら、ちっぽけなことでもいいから、成就するために全力を尽くして欲しいのです。客観的な勝ち負けなんか計算しないでください。そんなことを考えていると最初から勝負をしないまま死化粧をしなければなりません。刹那は一瞬だけど、刹那が連続すれば将来になります。あなたの元気が少しなくなってきたので心配しています。いつ死ぬか分らないあなた、晩年のあなた、刹那と戦いながらエネルギーを蓄積してください。
　
　　

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　今日は３度寝をしてしまった。本当は御岳へいって、櫛美術館へ寄って、青梅で妖怪フェスに行っているはずだった。朝寝して、昼寝して、夕寝。とりあえず、寝疲れた。
　ただ、感動したこと。久々に良い歌を聴いた。歌手の名は普天間かおり、普天間という名の通り、沖縄の歌手。もともとはポップス歌手だったが、最近は沖縄の歌を歌っている。沖縄の言葉で歌われるので、細かい意味は判らないが、感情だけはヒシヒシと伝わってくる。
　その普天間がＮＨＫ のステージに立った。しかし、歌ううたは「花」、この歌は大好きな歌だが、いま沖縄の歌で頑張っている普天間に、なぜ「花」を歌わせなければならないのか。そう思うと内心悔しかった。しかし、普天間の「花」を聴いて、悔しさがどこかへ飛んでいった。
　「花」というとおおらかにゆったりと、よろこびも悲しみも昇華していくような歌い方がされるのだが、自分のなかから沸いてきた感情をそのままに歌い上げている。その迫力に感動した。思わず、テレビの画面で普天間の表情を追った。泣けてきた。もともと涙腺が弱い方だが涙がボロボロ出てきた。すごく得した気がした。
　

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　桜の枝越しに見る月、なんだか話を交わしたくなる。どこからか猫が来て、体をこすりつける。おまえも月と話したいのか。

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　この桜は夢樂堂が福生に引っ越してきて、間もなく植えられた山桜、もうすぐ樹齢は40年近くある。春にはひそやかな花を咲かせるが、このように葉の色が変わってくると落ち葉になり存在感を増す。桜の花も好き、でもこのように枯れてくる桜を観るのも大好きだ。

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ある方からメールがきた。初恋を披露しろというメールだ。ものすごく恥ずかしいんだけど、自分のホームページにプロフィールがてら載せたものがあるんで再録するか。あ〜恥ずかしい。またまたグレてしまいそうだ。

★何を隠そう。ボクは保育園にも幼稚園にも行ってない。そういうと皆によく笑われるのだが、幼稚園に行けなかったのは、ボクが虚弱児で、団体生活ができない体だったからだ。ちなみに、虚弱児になった理由は、生まれたばかりの時に産院で法定伝染病の百日咳に院内感染し、悪性の気管支炎と肺炎を患い、病院に１年近く入院していたと聞いている。何しろ、呼吸困難で２回も心臓が停止したというから大変なことだったに違いない。
★団体生活をまったく知らないボクにとって小学校は未知の場所だった。ガキなのに大人との付き合いが普通だったボクは、大人に媚びる術を知らぬ間に身につけていたらしい。要領の良いませガキだったのである。先生の受けがすこぶる良かったが、同年代のガキどもには鼻持ちならない奴だったはずで、悪ガキの“いじめ”の対象になっていた。何やかんやいいながらも学校は楽しかった。それは見るもの聞くものがすべて新鮮だったし、学校に行けば女の子と一緒に遊べたからだ。これまで女の子と手をつないだり、おしゃべりしたりしたことがなかったから楽しさ百倍だった。
★ボクが初めて「大好き」と口に出したのは、ヒデコちゃんだった。髪型は典型的なおかっぱ頭、色白で、いつも赤いカーディガンを着ていた。お遊戯で手をつなぐといつもドキドキしていた。子供でも衝動というのがある。遊戯の時間にヒデコちゃんの掌を舐めてしまったのだ。ヒデコちゃんが泣いたので、先生に「なぜそんなことをしたの？」と聞かれて、その時にくそまじめに「ヒデコちゃんと結婚したかったから」と答えて、大笑いされた。
★本人に直接、好きだという意思を伝えなかったのに、何故だか、ヒデコちゃんに伝わった。多分、先生がボクがヒデコちゃんを大好きなことを話したからで、彼女はボクの心持ちを確かめたくて、近所の神社で待ち伏せしていたのだ。いきなり、「あたしのことが好きって、本当なの？」とランドセルを引っ張られた。その勢いでランドセルの紐がちぎれた。こんなときに「好きだよ」なんて死んだっていえない。ランドセルが壊れたのだ。ヒデコちゃんに好きというより、親父から大目玉を食う方が怖かった。だから、何もいわずに、壊れたランドセルを親父に見せないように我が家に駆け帰ったことを覚えている。
★ヒデコちゃんとは、いつも一緒で、席もすぐそばだった。先生も「ヒデコちゃんとヤスボーは結婚するんだよね」といって、二人を一緒にさせたがっていたように思える。でも、ある日突然、破局がきた。お腹の具合が悪かったのだろう。朝礼の最中にヒデコちゃんがお漏らしをしてしまったのだ。一度目はかわいそうに思ったが、二度続いてしまった。タイミング悪く、ヒデコちゃんより頭が良くて運動神経の良いマユミちゃんが転校してきて、隣の席に座ることになった。お漏らしをしたヒデコちゃんより、転校してきたばかりのマユミちゃんになびいてしまった。ボクはかなり惚れっぽい性格といわれているけれど、今、思えばそのころからそうだったのである。新しい恋はボクが転校することでピリオドが打たれたが、マユミちゃんの顔は思い出せなくても、ヒデコちゃんの顔ははっきり覚えている。これは、ある大歌手がヒデコちゃんの顔によく似ているからだ。この大歌手の名は●林●子。テレビで大歌手の顔を見るたび、初恋の人を思い出している。

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