2001-10-10 なに見てござる（１４）　怒っちゃいやだぞ
2001-10-10 森と遊びたい
2001-10-10 今日のおやつは『姫菊』で〜和菓子天国
2001-10-10 いがぐり　和菓子天国
2001-10-09 想望　国東にて
2001-10-09 紅白の饗宴　一本の木に白い花と赤い花
2001-10-09 黄色と緑の群舞
2001-10-08 祈り　野の花にも命がある
2001-10-08 キリンの鐵子ちゃんのお隣さん
2001-10-08 おいおい、家を壊すなよ〜キリンの鐵子

　このネコはわが家をトイレにしている野良猫。たまにお袋がエサをあげるせいか、頃合を見計らって出没する。エサをもらうくせに、やたら目をむいて、毛を逆立てる。気持ちはわかる。周りは敵ばかりだからね。現在、隣は空家、一時は７匹、野良が住んでいて、納豆を食べる猫もいた。今は誰もいない。野良たちの生存競争、すごく厳しいんだろうな。お前を見ていてそう思うよ。でもな、たまには、おまえのニコニコした顔も見たいぞ。

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　森を歩く。八甲田以来していない。暗い、鬱蒼とした森、どんな生き物が出てくるか判らないけど、考えたら、朽ちているこの木ですら、動物たちの巣になったりするんだ。そろそろ紅葉のシーズン、大嫌いな蛇の心配は消える季節、どこか森に行きたいぞ。

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　「いがぐり」と一緒に買い求めたのが『姫菊』です。名前にぴったりの姿、この繊細さに惚れました。おやつにどうぞです。

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　あさから和菓子、まあお茶をすすりながら食べてください。中身は栗アン。季節感が存分に出た傑作です。今日は雨、少し寒い。みんな風邪など引かぬように。

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　12日から国東半島に行ってきます。この土地には、ボクの喜怒哀楽の感情が置いてある。落としたままで拾わなければならないものがあります。人生も半ばを過ぎると、いろいろと自分の心を整理しなければならないことがあるんでしょう。。
　ところで、『なぜ、旅をするのか？』、最近、このような質問を書いたメールが数通、飛び込んできました。なぜなのでしょうか。ボクにも明確な答を言うことは出来ません。ただ、いつも泊まっていた国東半島でボーっとしながら、たまには他の人に涙を見られないようにうつむきながら聴いていた曲があります。なぜ、旅をするのか、この歌詞にある程度の答があると思っています。著作権という意味では少し反則になるけど、ここはご容赦ください。

木戸をあけて

あなたの後ろ姿に　そっと別れを告げてみれば
あまたの髪のあたりに　ぽっと灯りがさしたような
裏の木戸をあけて　一人夜に出れば
灯りの消えた街角　足も重くなるけれど
僕の遠いあこがれ　遠い旅は捨てられない

許してくれるだろうか　僕の若いわがままを
解ってくれるだろうか　僕のはるかなさまよいを
裏の木戸をあけて　いつかつかれ果てて
あなたの甘い胸元へ　きっとたどりつくだろう
僕の遠いあこがれ　遠い旅の終わるときに

帰るその日までに　僕の胸の中に
語り切れない実りが　たとえあなたに見えなくとも
僕の遠いあこがれ　遠い旅は捨てられない

(1971年小掠佳アルバム『少年〜砂漠の少年〜』より

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　一本の木に赤い花と白い花、蕾と枯れゆく花が共存している。これが自分が住んでいる地球であれば良いと思う。共存を許さないわが地球、少し、悲しい。

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　久々に菊畑を見た。一本でも存在感がある花だけど、こうやって見ると花びらの色はもちろん、葉までが主張している。

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　少しは予測していたことなのだけど、タリバンに対する攻撃が始まった。軍事拠点への攻撃、民間人の犠牲者は出さない、そう言っているが、これは叶わぬ希望だ。ボクは無差別に人の命を奪ったテロを憎む。犯行を行った者に対しての報いは当然だと思う。しかし、無用な死者を出し、あえて恨みのスパイラルを作ることは反対だ。
　イデオロギーや宗教、その違いが悲劇を生むなら、タリバンもアメリカも正義ではない。
　何もしなくても花は咲き朽ちていく。自分の人生もそうありたい。せめて、この素朴な願いを奪い取らないで欲しい。

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　キリンの鐵子ちゃんのお隣さんはラクダの『喜樂』。ゆったり歩いて、キリンの鐵子の方に寄ってくる。キリンもラクダもゆったりはしているのだが、喜樂が鐵子側に寄ってくると鐵子は金網をなめたり、家をかじったりする。

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　キリンの鐵子、自分の家をかじっている。この前は金網、今度はキリンの家の鐵枠をかじっている。ふむふむ、鐵子の捕獲は簡単だ。今度は磁石を持っていこう。何でいつもイライラしているのか、隣りの住人を気にいってないらしい。
　果たして、隣りの住人は誰だ？

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