2001-09-13 柏崎の夕焼けの秘密
2001-09-13 日本一海に近い駅の遠景〜青海川駅を臨む
2001-09-13 ボクが欲しいものは〜瀬波旅情
2001-09-12 夢見〜鎮魂
2001-09-12 やりきれない思い
2001-09-11 18時05分　ラスト　サンシャイン　陽はまた昇る
2001-09-11 18時04分　今日の日よ　さようなら
2001-09-11 18時02分　明日に架ける橋〜日没カウントダウン
2001-09-11 18時1分　沈む沈む夕陽が沈む
2001-09-11 １７時５９分　海に沈もうとする太陽〜クライマックス気分だぜ

　このメッセージボードは柏崎の駅前通りの薬屋で見つけたものだ。『多分、休まない』、この言葉に魅せられて、ついついシャッターを押してしまった。これを撮って一眠りして柏崎の夕焼けを撮りに行こうとしたが、目が異常に重い。もともと、目が弱い上に、ずっと日光を浴びていたから、そうなったのだと思うが、いみじくも『多分休まない』店で目薬を求めることにした。
　奥から出てきたのは30代後半と思しき、丹精な口ひげをはやしている男性。薬屋にありがちなお勧めはせずに、自由に目薬を選ばせてくれたうえに、喉飴までもらった。手に持っているデジカメを見て、店主は夕焼け談義をしてくれた。秋の夕焼けが一番柔らかで好きだという話をし、丁寧に海岸までの道案内をして、夕焼けスポットまで教えてくれた。そして、最後に『今年、オヤジが亡くなったんです。オヤジはずっと夕焼けを撮っていました。だから、夕焼けの写真を撮りにきた人には素晴らしい写真を撮ってもらいたいんです』、そうニッコリ笑ってくれた。オヤジさんの写真は店には飾っていなかったけど、きっと誰もが美しいと思う画像を撮っていたと思うと少しだけしんみりした。柏崎の夕焼けの写真には、そんなエピソードがあったのだ。

先頭 表紙

　青海川駅から国道に歩いて出る一番の地下道は、急な坂を登ることだ。普段、運動不足の夢樂堂にはきつすぎる。少し歩くと荷物が重く感じてくる。しかしだ、国道までの行く途中で、このような素晴らしい風景が用意されていた。９月９日の日記で青海川の駅の看板をアップしたが、これで海と駅の距離がある程度わかっていただけるだろう。

先頭 表紙

ボクが欲しいのは何気ない日常
おいしい空気と少しだけの愛があればいい

先頭 表紙

　誰が泣く自由を奪う権利があるというのだ
　誰が笑う自由を奪う権利があるというのだ
　誰が怒る自由を奪う権利があるというのだ

　誰が夢を見る自由を奪う権利があるというのだ
　誰が夢を叶える明日を奪う権利があるというのだ
　
　子犬よ　眠れ　　眠り続けよ
　おまえの夢が叶うのは
　夢の中でしかないのなら・・・
　

　

先頭 表紙

　旅の疲れで早く寝た
　ふと目が覚めて、ネットをみたら　
　何というおぞましい大事件が起こっている。
　パレスチナとイスラエルの不毛なテロに頭を痛めていたのに。
　なんだ、これはと目を疑った。
　たとえ、『神』の思し召しだとしても
　人が人を殺していいはずがない
　優しさを抱きしめながら生きている人たちに
　悲しみや怒りを充満させてはいけない。
　やりきれない、この思いでいっぱいだ。

先頭 表紙

　瀬波海岸の日の入りを時系列を追って紹介していった。こうやって画像を追っていくと、知らぬ間に太陽と対話していたことがわかる。台風をかいくぐっての柏崎と瀬波海岸の夕焼け散歩、何か、自分に大事なお土産を残してくれたような気がする。今、判んなくても、きっと大事な何かを残してくれた。そう信じたい。

先頭 表紙

　18時04分、間もなく、太陽が消えていく。今日がもうすぐ終わろうとしている。今日、悲しければ今日のうちに泣くがいいさ。今日、嬉しかったら、明日もこの喜びを忘れないようにしよう。もうすぐ日没、今日が終わりに近づいた。

先頭 表紙

　いよいよ完全な日没が近づいてきた。夢樂堂の心を揺らしてくれた、この儀式も多分１、２分で終わる。懸命に太陽が光を残そうとしている。明日に向かって、静かながらも力強く沈もうとしている。この光は明日に架ける橋のたもと、何だかそう思えてきた。

先頭 表紙

　18時1分、とうとう太陽が半分水平線に消えていった。昼を支配していた太陽、自分の姿を誇示するかのように明日へと歩んでいく。

先頭 表紙

　いま、まさに海に消えようとする太陽だ。太陽の部分だけ雲が消えている。よく見れば、太陽の左側に佐渡島が見える。旅館に戻って、仲居さんにこの画像を見せたら、こんな夕陽は一年間に何度も見られないという誉め言葉をいただいた。今回の旅のクライマックス、心が躍った。

先頭 表紙