2001-07-31 都会のカモメ
2001-07-31 ボクのオモチャ〜悲しい風景
2001-07-30 風にそよぐ月
2001-07-30 ラスト・フライト〜旅の終わりに
2001-07-30 黄色い蝶が黄色い花に
2001-07-30 トンボと戯れる
2001-07-30 この大輪に抱かれて
2001-07-29 アジサイが大乱舞
2001-07-29 夏野菜のおろし煮
2001-07-29 再会、浅虫美人、こんなカッコになっちゃって。

　朝が早いと茅場橋でもカモメを見ることができる。旅先のように多くを見ることはできないが、それでも目を休ませてくれる。休み明け、机の上に置かれていたスケジュール表を見てドッキリ、ぬわんと夢樂堂に集中している。休み明けは仕事をしない、これがライフスタイルの夢樂堂、最初から飛ばすしかないぞ。カモメよ、手を貸しておくれ！！

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　小さい頃、小遣いをもらうと飛んでいったのがおもちゃやだった。でも、最近、街でおもちゃ屋をあまりみかけなくなった。スーパーやトイザラスなど大型店舗に押されているのが原因だが、子供たちが気軽に買えるおもちゃ屋がどんどん減少して悲しい。
　この看板は青森の商店街の元オモチャ屋の看板。地方都市では昔ながらの店がどんどんなくなっている。店舗の大型化でなくなっていくのはおもちゃ屋だけではない。本屋や乾物屋もそう。品数が少なくてもおもちゃや本の好きな店主と客とやりとりをする光景、今は昔だ。

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　木陰から撮った月、葉がそよいでいる。

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　酸ケ湯温泉に浸かって夕方の飛行機で帰るつもりだったが、天気予報が悪かったので、とっとと青森発12時55分の飛行機に飛び乗った。『ほたてアイス』も食べたかった（笑）が、早く東京に帰って疲れも取りたかった。天気には勝てない。でも、また来ればいいのだ。リンゴが実る季節にでも行けばいい。そう自問自答などしていたら、機内で機長のアナウンスがあった。
　それはお決まりの挨拶から始まった。ただ、違うのはドラム缶33缶で飛んでいるという滅多に聞かれぬ話のあとに『34年のパイロット生活を終える』旨をアナウンスしたことだった。ラストフライト、自分自身の花道を飾るため、積乱雲が出ていても、機体を揺らさずに東京まで快適なフライトをすると言い切った。言葉の強さとは裏腹に柔らかい云い方。強い表現をさらっと優しくいってのけた。これに参ってしまった。理屈ではなく胸が熱くなってしまったのだ。夢樂堂と同じく胸が熱くなった人が多かったのだろう。機長の話が終わったところで誰ともなく大きな拍手が起こった。
夏から秋にかけて積乱雲の影響で飛行機はよく揺れる。積乱雲の発生は非常に局地的なもので、現在の気象技術をもっても発生を予測できない。今回も関東に近付くまでは積乱雲がたくさん湧いていた。しかし、シートベルト着用のサインが出たのは離陸と着陸の時だけだった。パーフェクトだった。この飛行機には家族や先輩社員が乗っておられたようで、すすり泣くような声が聞こえた。しかし、乗務員たちは、いつもよりキビキビした行動をしており、機長の最後のフライトに花を添えていた。
　飛行機を降りると７、８人の女性乗務員が、機長が飛行機から降りるのを待っているようだった。花束を渡す場面くらい見たかったが、部外者の夢樂堂に許されるわけがない。ところが奇蹟が起こったのだ。花束を渡すべき女性乗務員が大きな花束を抱えて、夢樂堂の横をすり抜けていく。もう一人の乗務員は『まだ、間に合うから慌てないでね…』と声をかける。思いがけないところで、自分の知らない人の人生の節目に出会った。皆が祝福する場面に出会った。久々にしんみりした気分、たまにはセンチもいいだろう。
＊画像は２９日に機上から撮った津軽のシンボル・岩木山です。

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　これも城ケ倉高原で撮った画像、小さな蝶がもっと小さな黄色い花と遊んでいる。今回はシャッターチャンスに恵まれました。それにしても、モータードライブが付いていて、バッテリー稼働時間の長いデジカメないかな。さてさて、これから帰途、天気が悪いので暑い暑い東京へバックです。

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　今度、八甲田でも浅虫温泉でも多くみかけたのがトンボ。このトンボは城ケ倉温泉のトンボ。デジカメだとなかなか撮れない素材だが、こんなにくっきり映っている。トンボのおかげだろうか、湿地でもあまり蚊はいなかった。

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　久々にハスの花を見た。この画像を蔦温泉のそばの沼地。ハスが沼をびっしり覆っている。その中でいくつかのハスの花を見た。ハスは『睡蓮』ともいうが、この美しさを見ると、このハスの上で釈迦と同じように眠りたい。そんな気分になってくる。さあ〜、今日は午後からこちらは雨だそうだ。早く東京さかえるか。

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　この画像は浅虫温泉の歩道橋から撮った画像だ。青森の人にとってはアジサイは夏の花。はかなさなんて全然感じない。強さがあるし、存在感がある。今回の旅で見るアジサイ、これまでの認識が変わった。

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　この前、宿泊した浅虫温泉の割烹旅館。夢樂堂のことを覚えていてもらったらしく、今日は料理がこの前に増していいものが出てくる。仲居さんも今日は随分サービスしているといい、伊勢海老や牛肉の刺身が出てくる。一番、気に入ったのは『夏野菜のおろし煮』、ナス、ピーマンがすんごく美味しい。小エビのかきあげも美味かったけど、ナスは最高だった。魚でも野菜でも旬が一番だ。

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　青森のプロパン娘はネブタ娘でした。プロパンで作るのは煮豚。すいません、駄洒落でした。問題は明日の格好、やっぱ、ねぶた娘なんでしょうか。さてさて、やっと浅虫にたどりついた。今日は７時過ぎから八甲田の方へ、温泉は疲れます。イヒヒ。

＊なお、青森美人は7月８、９日に登場しています。

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