2001-06-12 まるで地球儀のようなねぎぼうず
2001-06-12 アヒルのケーキ屋〜夢楽堂おもちゃ館（３）
2001-06-12 ゴミは誰のものか？
2001-06-12 BABY　ROBOT〜夢楽堂おもちゃ館（２）
2001-06-12 バラと日々草
2001-06-11 紫のハーモニー
2001-06-11 薄明かりと遊ぶアジサイ
2001-06-11 幽霊が座るソファー
2001-06-11 黄金の畑
2001-06-11 花をめでる猫

　最近、あまり見ることができなくなったが、久々にねぎぼうずを見た。しみじみ見ると地球儀のよう。ふ〜ん、ねぎの花はこんなんだったんだ。

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　これはアヒルのケーキ屋さん。上の傘がくるくる回って前に進む。車が回って、何かがくるくる回る、これはゼンマイ式おもちゃの典型。

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ゴミの話で思い出したことがある。親父殿の下職をしていた張さんのことだ。張さんは隣町に住んでいる中国人で、大陸的という言葉がピッタリの豪放磊落な人だった。ちょいと訳ありで、親父殿が家出をしていた時には、よく遊んでくれた。お金もないのに、自分のポケットマネーで、福生から遠い後楽園遊園地まで遊びに連れて行ってもらったこともある。性格が温厚な張さんが一度だけ怒ったのを見たことがある。
　張さんが住んでいる対面は、その町の市長の家だった。張さんの日課は自分の家だけではなく、市長の家の回りまできれいに掃除することだった。張さんにとって日課の掃除が市長の家人からとがめられたのだ。『自分の家だけ掃除しろ』、『何か魂胆があってするのか』などの罵倒を受けた。それが張さんの怒りの理由だった。しかし、怒られても張さんは掃除を止めなかった。
　そして、ある日、市長から直接、なぜ、他人の家の前まで掃除をするか問われる日がきた。張さんが答えたのは『ゴミは風で移動する。市長の家のゴミや落ち葉が自分の家の飛んでくる場合もある。それとは逆に、張さんの家のゴミが市長の家に行くかも知れない。それなら、自分の家と市長の家の周りを掃除すれば互いにゴミが出なくて済む。私がやっているのは親切でもなければ、市長に媚を売っているのではない。そのほうが合理的だから、他人の家の回りも掃除している』ということ。。
　考えたら、子供時代は近所のおじいさん、おばあさんたちは自分の家の回りだけではなく、通りに近い場所まで掃除をしていたような気がする。夢楽堂は先人たちのアドバイスが合理的でなくても、知恵の一つとして拝聴することにしている。
　張さん、もう大分前に亡くなられた。しかし、夢楽堂が作るチャーハンは張さん譲り。チャーハンを作ると張さんの優しい顔が浮かんでくることがある。さてさて、今度の休みは夢楽堂流ゴーヤ・チャーハンを作るか。

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　ロボットがオートバイにまたがっている。チンチン音を出しながら走っている。最近はどうも、夢楽堂のおもちゃで老人会の方々が昼間遊んでいるらしい。童心に返る、いいことだ。

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　和菓子は季節を表すので大好き、これはバラと日々草。

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　花の名前はわからないが、この花を前にして立ち止まった。紫色が乱舞している。

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　薄明かりのなかで、ぼ〜っとしているのが好きだ。そっと目を開けると、白色のアジサイが月明かりと遊んでいた。

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　このソファーは近くの公園の公衆便所に捨ててあったもの。最近は公園や体育館など公共施設に粗大ごみを捨てていく輩が多い。夢楽堂も車で粗大ごみをわざわざ捨てにくる現場を見たことがある。

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　金色に輝いている麦畑、秋の風景が今見られる。まさに麦秋。

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　花に体をすりつけている猫がいた。正面を捉えることができなかったけど、風流なやつ、こやつとお点前などしてみたい。

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