2001-05-30 圧巻・街角のライン・ダンス
2001-05-29 黄色い宇宙　野の花だって美しい（８）
2001-05-29 稲垣吾郎の『馬耳東風』
2001-05-29 陽だまりのネコ
2001-05-29 やりきれない思い
2001-05-29 税を飲む人たち（官官接待）
2001-05-29 渋谷・ハチ公前でネズミ退治（読売新聞都内版をみて）
2001-05-28 たくましい鳩（アニマル羅漢）
2001-05-28 あと少しで、お友達
2001-05-28 紫の乱舞　　野の花だって美しい（８）

ふと空を見上げると、何だ何だ何だ。電線、有線、ケーブル線が狭い空間をクモの巣のように張り巡らされている。都内では電柱を無くす動きになっているが、東京の辺境・福生では頭上は線だらけだ。景観という問題は当然あるが、災害が起こったときはどうすんだ。

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　野の花というのと少し違うと思うけど、可憐な花だったので拾ってみた。小さな花をクローズアップして撮ると、その花とは全く違う世界が見える。なんだか、野の花の撮影、面白くなってきた。ムラクドウの21世紀のテーマとするか。

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　暇人ネット、随分と稲垣吾郎ファンが多い。彼がフォトエッセイ『馬耳東風』を集英社から上梓したが、集英社の配本はまず大型店から。小さな書店にはあまり卸してくれない。てなわけで、なかなか入手できない人たちが多いのだと思う。
　まあ、一肌脱ぐというわけではありませんが２冊手に入ったので、なかなか入手できそうもないという人には定価でお譲りします。なお、希望者が多い場合は抽選にします。希望の方は好きな３桁を書いてください。夢楽堂が頭に描いた数字に近い２人にお譲りします。

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　今日は天気が落ち付かなかったけど、昨日はポカポカ陽気。猫も陽だまりを求めて外へ出てくる。若い女性に抱き上げられて迷惑顔しているくせに、その場所からどこうとしない。快を求めるならネコに倣え。これ夢楽堂がネコから学んだ生活の知恵。

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　ん〜、毎日のように人が人であることを認めたくないような記事が新聞を埋める。親が子を殺す。子が親を殺す。無抵抗で弱い老人が殺される。目があっただけで一生を奪われる。アリだって、ハエだって、ゴキブリだって、タンポポだって、バラだって、ネコだって、イヌだって、みんな一度しか生きられない。どの生き物も自分で花火を打ち上げて死んでいく権利がある。一度しか生きられない人生を不条理さで簡単に奪われる世界が続くなら、いま生きている世界は地獄以下だ。


ぽっかり

歩こうと思っても足が前に進まない

歩いて歩いて歩き続けて、
自分では千歩も万歩も進んだつもりなのに、
歩みを止めて周りを眺めてみると、
自分の周りの風景も人も変わらない

一歩も前に進んでいないどころか、
出発点から遠く後退していることに気がついて
そのくせ、そのことを信じたくなくて、
目をつぶり、僕は淫らな妄想で時を止めるだけだ

いまある現実を隠そうとする僕の欺瞞
時と人に折り合いをつけながら嗤っている僕
呼吸だけが生の証しと嘯く僕

心の中の不発弾はますます重くなるばかりで
爆発できないイライラが僕を圧死寸前に追いこんでいる
悪魔よ、いっそ、僕を撲殺して　
新しい魂の焼印を僕の額に押し当てよ

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　島根県は1994年と95年度の飲酒を伴う懇談会に関する資料を提出したが、何と95年5月に県警と県議の宴会で29人で47万円の飲食費、94年5月には国家公安委員や管区の警察局長、県知事らの43人で52万円の飲食費を県警が全て負担していたことが明らかになった。飲めや歌えのどんちゃん騒ぎ、さぞ楽しかろうが、全ては税金から出たもの。大事なことを決めるのに酒など要らない。この二つは酒を飲むための宴会にすぎず、市民の信頼を裏切るものだ。接待、これは嫌な風習だ。これで話が決まるならいざ知らず、所詮、酒飲みの話はそれ以上でもそれ以下でもない。
　大事な話はシラフで話せ。大事な話は１対１で腹を割って話せ。どうしても自分の方針を通したいなら、自分の首を差し出せ。これは我が家の家訓的名ものだが、仕事に関する限りは真剣勝負、税金を無駄遣いする官官接待なんてとんでもないぞ。
ちなみに県警のコメントは『当時としては妥当な飲食』だったとか。飲み食いだけが目的の接待、これを世間では飲み会という。飲むなら自分のポケットマネーで、これが遊びというものだ。

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　都会を悩ませているのがカラスとゴキブリとネズミ、三つとも色が黒いから三黒だ。朝、早い夢楽堂は飲食店からクマネズミが出てくるのを何度か見ている。ここは確かにおいしい店だが、ネズミの出てくる姿を見てからランチすら食わなくなった。
　それはともかく、渋谷区がハチ公前のネズミの駆除に乗り出したとか。マークシティという高層ビルが出来て、大量のドブネズミがハチ公前の植え込みに移動してきたのがことの発端らしいが、問題はハチ公前のベンチで食べたものを散らかしたままにしている人間が多いことで、彼らにも責任の一端はある。確かに、公共の場で食べ物を散らかしたままの人が少なくない。この前、河口湖に行ったとき、ハイキングの団体がゴミを散らかしたまま、大月駅で下車したところを見た。乗客の一人が『ゴミくらい片付けていって』、そういったら『うるさいわね。ゴミなんか、車掌が拾うわよ。ゴミを拾うのが仕事なんだから・・・』と言い放ったのだ。夢楽堂も大月駅で降りたが、富士急行、そして河口湖駅から出ているバスに至るまで一緒。実に不愉快だった。
　ただ、ゴミに関しては、少しだけいいたいことがある。ゴミ箱が少ないのだ。ゴミを捨てたいと思っても、捨てる場所がなくて困った。そんな経験は誰だってあるはずだ。少しでも捨てさせない工夫というのも必要だ。現に新宿区では交差点ごとにゴミ箱を設置している。心なしか、道路がきれいになったと思うのだが・・・。

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　動物園、ある時間がくると眠っていた動物たちも起き出す。それはエサの時間だ。学生時代、レポートを書くため、上野動物園のゴリラ舎に通ったことがあるが、何といっ生き生きしているのはエサの時間だ。それぞれ個性的にエサを食う。それを見ているだけで、とても楽しかった。
　年間パスを買った羽村動物園も３時から４時頃がエサの時間。ぐっすり寝ているブタまでが起き出して何かを待っている。一日を退屈に過ごす動物たちもこの時間だけは生き生きしている。ただ、いやなのはインコ一族のうるさいこと、動物園のどこにいてもギャーギャー騒いでいる。ただ、よくよく見ると１羽の鳩とスズメがインコのエサを横取りしている。単におこぼれを拾うのではなくて、どうどうとインコに代わって鳩がエサをついばんでいる。いつも集団の鳩、こやつは一人でも生きられる。

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　何かが動く気配がした。その気配を追っていくと、体も目も真ん丸い猫がいた。人恋しそうにないている。なのに少し近づこうとすると後ずさりする。ボクはキミの友達。もう何度かあえば、きっとわかるさ。

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　たった、ひとつの花なのに乱舞している野の花。最近は家庭で育てている花の種が風に運ばれて、野で育つことが少なくないとか。自らの力で育ち、花を咲かせ散っていく。紫の鮮やかさは、たくましく生き抜いてきた自分に対する祝杯ともいうべきものか。

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