2001-05-23 忙しいと太るのだ
2001-05-23 望郷の滝　奄美・田中一村点描（２）
2001-05-22 寄居の羅漢（ミスター五百羅漢投票）
2001-05-22 珍太郎豆（奄美から取り寄せた豆菓子）
2001-05-22 和光園にて　奄美・田中一村点描（１）
2001-05-22 回収、回収、また回収
2001-05-21 怒らないで下さい
2001-05-21 トトで金星
2001-05-21 25年ぶりの邂逅　寄居少林寺羅漢紀行
2001-05-21 ハンサムな奄美の猫

　アップもできないほど忙しい。自分のキャパを超える仕事を持ち込まれたため、これはもう睡眠時間を削るしかない。もともと４〜５時間しか眠らないのに、これを２時間とか３時間削るのはちと辛い。仕事忙しいと太るんです。動かず、口をもぐもぐ状態になるからでしょうか。旅と３連休でせっかく体を絞ることが出来そうなのに、あ〜ん、今週いっぱい過労死スケジュールだよ。
　少し血圧は高め、あと１週間仕事しないで歩いていたら数年ぶりに気にいったズボンがはけるのに・・・。こんな忙しいと仮病も使えない。

先頭 表紙

　田中一村は奄美の自然を描き続けてきた。単に外見を描くのではなく、植物が風と戦う強さ、根を大地に張っていく力強さを具現したいとの意思を持っていたようだ。そのためか、対象となる植物や動物を徹底的に観察した。それらが持つ命を自分のなかで全て消化し、絵画という新たな命を産んでいく。そのために、観察は一村にとっては欠かせぬ作業であったことは間違いなく、毎日の散歩は『観察の儀式』でもあった。
　一村はランニングにステテコ、地下足袋という、いつものスタイルで、毎朝、本茶峠までの急な山道を往復４時間かけて散歩をしたという。終点は画像にある本茶峠付近の滝、流れ落ちる水で一村は自分の体を洗って帰るのが日課になっていたらしい。一村の散歩の狙いは、奄美の植物や鳥たちの命を観察し、それを自分の命に蓄積していくのが一村の狙いの一つだと思ったが、滝を見て、更に谷側の風景を見て、鳥肌が立ってきた。ここの風景だけを切り取れば、一村が生まれ育った栃木の風景に似ているのだ。本州の山の風景にそっくりなのだ。誰でも故郷を思わぬ者はいない。ここで子供の頃の自分や母に会い、望郷の念をつのらせていたのだと思う。これは夢楽堂が奄美の人間でないから、よく判る感情なのだろう。
　本茶峠の『望郷の滝』、今度は一村が散歩した道を夢楽堂の足で歩いてみたいものだ。

先頭 表紙

　この画像は寄居の少林寺で撮影した五百羅漢の一部、そのうちの10体をアップした。まだまだ魅力的な羅漢はたくさんいるのだが、無作為に10体を選んでみた。昔から五百羅漢には自分に似たのが必ずあるというが、この中で自分に似た羅漢はいるだろうか？　また、この中で一番気に入った羅漢はどれでしょうか？　答えてくれると嬉しいぞ。

先頭 表紙

　これは珍太郎豆、あまりの美味しさに奄美大島からわざわざ取り寄せた豆菓子です。落花生を奄美産の黒糖が覆っているのだが、絶品なのは中の落花生。皮つきのまま、黒糖が覆っているので、落花生の香りがそのまま封じ込まれている。皮の渋みが新鮮で心地よいのだ。思わず、奄美大島から取り寄せてしまった。

先頭 表紙

　夢楽堂が奄美を訪れたのは、田中一村の絵を観るためだった。しかし、その絵はどこにも常設では飾られていない。後になって判ったことだが、福岡で田中一村の展覧会をやっていた。しかし、奄美に行って、思ったこと、一村が描き続けたのは奄美の命そのもの。一村の絵は奄美の光の中でみてこそ価値があるのだ。従って、今回、一村の描いた絵を直接見ることが出来なかったこと自体に微塵の後悔もない。10月の常設館オープンを待てばいいのだ。
　この画像は奄美の国立療養所・奄美和光園。今では皮膚科の外来を受け付けるようになったが、かつてはハンセン病専門の療養所で、100人ほどの患者が生活をしている。ところで夢楽堂が一村に興味を覚えたのは、高倉健の『南極のペンギン』。そこには和光園で療養している少女の母親の絵を書いてあげた一村のエピソードが描かれていた。ガイドしていただいた観光ネットワーク奄美のＳ氏によると、一村は療養しているハンセン病の患者さんに乞われて、絵を書いていたらしい。そのほとんどの人が頼んだのが肉親の顔。そこには、ハンセン病がゆえに隔離同然に家族から引き離された人々の悲しみがあった。千葉から移り住んできた一村にも、患者たちの気持ちは十分に理解できたのかも知れない。
　患者さんの何人かが一村の絵を持っているはずだが、現実には見つからない。それは歳月の長さゆえか、偏見の大きさゆえか、夢楽堂には判らない。ただ、半ズボンにランニング姿の変なおじさんが一村と判って、スケッチが出てくればとの思いはある。いずれにしても和光園は『南極のペンギン』を経由して一村と夢楽堂を結び付けた大事な場所だと思っている。

先頭 表紙

　夢楽堂が買った品物が回収・交換の憂き目にあっている。まずは、中島みゆきの「夜会」のＤＶＤ、音と映像のズレがあるとして回収になった。次はソニーの携帯電話、さまざまな不備があって、これは42万台の回収だ。そして、中島みゆきの「ウィンターガーデン」は誤植があっての回収だ。いや、『ウィンターガーデン』の場合は誤植なんて代物ではない。言葉が全く違ってしまう。
　夢楽堂だけで、いっぺんに３つも不祥事が起こったのだから、こういう騒ぎはきっと日常化している。思えば、前日、駅で買ったカップ式の自動販売機で買ったお茶の容器にはコーヒーがべっとりついて、来ていたＴシャツを汚してしまった。四国が本社の冷凍食品メーカーのうどんには丸箸の先が入っていた。
　多分、検査はちゃんとしているんだろう。でも機械任せで、その値が正しければＯＫという判断を安直にしすぎていないだろうか。フロッピーで入稿したから間違いはない…なんて判断を勝手に下していないだろうか。
　景気がどうの経済がどうの…という問題以前に、何かが狂っていることを気づくべきなのかも知れない。
何か、回収の経験はありますか。

先頭 表紙

　また、くだらないことをしてしまいました。でも『怒らないで下さい』とこの手ぬぐいが言っております。ちなみに、手ぬぐいの目は「クジラの目」、この手ぬぐいの名は『目くじら』と申します。だから、皆様を騙してもs「目くじら立てないで」、ムフフ。

先頭 表紙

　トトで金星を当てるには、この手ぬぐいを頭に巻いてください。
　金魚は金トト。頭に巻けば金星ならぬ金トトで１億円Get間違いなし。
＊ちなみにこの手ぬぐいの模様は「金魚」、夏の定番模様です。

先頭 表紙

　朝6時45分発の電車に乗って、埼玉・寄居に行ってきた。目的地は五百羅漢のある松林寺、25年ぶりに訪れた。少林寺まで行く道のりの風景は代わったが、羅漢のある風景は全く変わっていない。学生時代のころを思い出しながら、羅漢と対話してきた。
　羅漢の写真は後ほどアップするにして、今日もクロアゲハが表れた。クロアゲハというと過剰な反応をしてしまうが、それには理由がある。なぜか、クロアゲハが夢楽堂をつきまとうように表れると知人が亡くなった知らせがきたり、その逆に子供が生まれるとかのニュースが飛び込んでくるのだ。大切な人が亡くなって、眠れない夜を過ごしたときもそうだった。いつも同じ時間にクロアゲハが部屋を舞うのだ。怖さより愛おしさがつのってきた。その思いが募りに募って、一緒に旅をした島に巡礼代わりに出かけた。その島では夜になるとかならず、きれいな蛾が夢楽堂の部屋を舞っていた。
　25年ぶりの少林寺、舞っていたクロアゲハを見て、大切だった人を思い出した。

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　金目の後はブルーアイ、奄美の猫は和系ではなく洋系ばかりだ。片方はおっとり、何事にも動じない。もう片方はすぐに逃げていってしまった。

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