2001-05-07 夢楽堂が奄美大島へ行く理由（高倉健と田中一村）
2001-05-07 目が覚めたぞ（朝から大失敗）
2001-05-06 あるバイトの話（さる方の要望に応えて）
2001-05-06 ジャックと豆の木（三文写真館）
2001-05-06 オレンジ大福（吉祥寺駅近くでみつけたもの）
2001-05-06 楽でないのにラクダ〜アニマル羅漢（３）
2001-05-05 ここが私の指定席（三文写真館）
2001-05-05 烏合の衆？　いえ、●●●●の衆です〜アニマル羅漢（２）
2001-05-05 とんねるず〜アニマル羅漢（１）
2001-05-05 端午の節句に寄せて〜

　夢楽堂、12、13日と奄美大島へ出掛けてきます。奄美大島は昨日から梅雨入り、下手すると奄美で大雨にあって外で遊べないかも知れないけれど、雨風はいつかどこかで降ったり吹いたりするもの。雨が降れば、きっぱりと「ついていない」とあきらめ、潔く雨の奄美を満喫するつもりだ。例によって、奄美から夢楽堂が撮影した画像を送るので楽しみにしていただきたい。
　実のところ、今回は奄美で雨が降っても、大きなダメージにはならない。というのも、日本画壇の寵児と期待されながら、中央との接触を断ち、奄美で絵を書き続けた田中一村（たなか・いっそん）の絵を、一村が絵を書き続けた奄美で観たいとの欲望というか衝動が沸いているからだ。中央と接触を断ち、自分の意思の貫き、一人で頑張っている人たちを世間は『孤高』とか『反骨』、ないしは『異端』というレッテルを貼りたがる。外から見ればそうなるかも知れないが、本人からすれば孤高でも反骨でも、まして異端でもない。自分の意のおもむくままに振舞い、たった一度しかない人生をまっとうしようとしているのだ。画家の一村は一枚の絵と格闘することで自分の人生を想像しようとしているのだ。
　実をいうと、夢楽堂が田中一村の絵を奄美に観にいくキッカケを与えてくれたのは高倉健が書いた『南極のペンギン』だった。この本は健さんのエッセイ集というものだが、まっすぐな感情で心優しく書いているためか、夢楽堂にはある種の童話集に思えた。久々に手放しの感動を覚えた作品で、電車の中で目頭を抑えながら一気に読み進んだ。田中一村は『南極のペンギン』の“奄美の画家と少女”に出てきたのだ。ハンセン氏病にかかって奄美大島の療養所に連れてこられた薄幸の少女に、彼女が持っていた母親の写真を一村が書いてあげるという話だが、この話を読んで絶対に一村の絵を観たいと思ったのだ。孤高なんかじゃない。反骨者でも、まして異端者でもない。中央から離れて、奄美で働きながら書きたい絵をひたすら描き続けた一村の命と対峙したい。それが奄美に行く理由だ。

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　眠たいから大きな伸びをしたら、時計が急降下、ガラスが粉々に砕け散った。跡形もないほどグチャグチャ、おかげで朝から床掃除だぞ。朝の画像はお預け、ガラスの破片を集めるだけで50分もかかった。昨日からリズムが悪い。今日はＣ調ではなく慎重に行かねば。

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　夢楽堂、大学時代は、家庭教師とクレジットカードの打鍵を中心にアルバイトをしましたが、スポットではいろいろなアルバイトを経験しています。変わったものではサクラがありました。
　●川セ●リという歌手を知っていますか。それでは『八月の濡れた砂』という映画を知っていますか？『八月の濡れた砂』は後に名画座の定番作品になりましたが、封切当時は客の入りがサッパリで、映画評論家の白井某いわく「新宿の映画館で初日にいたのは主演した村野武範などの出演者ばかりだった」とか。この映画の主題歌『八月の濡れた砂』を歌ったのが●川●リだったのです。
　夢楽堂がやったアルバイトとは「あの〜、●川●リの“八月の濡れた砂”ありますか」といってレコード屋を回るものでした。数日後にレコード屋に行っても入荷はしていない。それほど、売れない歌でした。でも、『八月の濡れた砂』が名画座でヒットすると●川●リのレコードも売れ始めた。結果的にはめでたしめでたしだった。
　ちなみに●川●リ、今の●上陽●の婦人です。

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　今日はぼやいてばかりで、すんまそん。お詫びというわけではないが、今朝、近所の畑で撮った「さやえんどう」の画像を披露しよう。暇人ライターの皆さん、初めて麦の花を見たという方が多かったようですが、これはサヤエンドウの花、じっくりごらんあれ。畑がどんどんなくなるなかで自分たちが食べる分だけを作っていると畑の持ち主が申しておりやした。あと１週間も経てば、いただけるでしょうか？

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　いや、エライ目にあった。某社のセミナーに備えて午前２時からレジュメ作り、９時半に電車に乗ったのはいいが、親切な乗客の方に『上着が鳩の糞で汚れている』ことを指摘された。まさか、汚れたままの上着を着るわけにはいかないから立川・伊勢丹でブレザー一着お買い上げの大損害を蒙った。
　セミナーの開始予定時間は1２時４５分、渋谷駅に早く到着したので喫茶店でおさらい。１２時１５分に依頼の会社に到着したらビルが開いていない。そんな時に限って、入口が閉まったままだ。何とか入口を開けてもらったら、担当者にセミナーの開始時間が１３時３０分に延期したと一方的にいわれた。とりあえず、お客さまだから毒づくことは出来ないが４５分の繰り延べは堪える。４５分あれば、ひと遊びできる。人の時間を時間と思わない人々、大きな声でいえないけど大嫌いだ。今日はまったくツイテいない。
　さてさて、朝もぼやいて、夕方もぼやいているが勘弁、勘弁。しかし、何か美味いものや変わったものを食らうと機嫌が直ってしまうからトホホである。画像のパンは吉祥寺・丸井の対面にあるパン屋で買った『オレンジ大福』。でも、正確にはオレンジ大福パンだろうな。外はしっとり・モチモチ味、中はオレンジのマーマレードが「ぎゅうひ」とカスタード・クリームに包まれた感じ。ぎゅうひが大福の皮のつもりなんだろうね。

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　黄金週間の最終日は大厄日、午前２時に起きて仕事しています。12時45分から都内某所で、某社に招かれて、1時間半のレクチャー。もともと講師を務める予定の先輩の代打、専門外のことをソツなくしゃべるなんて、所詮、できるわけがない。12〜13日の奄美大島行きを前に連休明けは殺人スケジュール、仕事をしながら体調を万全にするなんて芸当は出来そうもない。朝からぼやいて、すんまそん。
　今日の羅漢さんはヒトコブラクダ。こやつ、何だか、怒っているような気がする、そりゃあ、そうだ。日本なんかにいなければ、果てしない広さの砂漠でゆっくり遊べただろうに、狭い空間にひとりぽっちだもんな。夢楽堂はいいぞ、愚痴やぼやきを聞いてもらえるからな。
　いっそ、オイラの体を黄色に染めてくれ。そのこころはキラクダ（気楽だ）。たはっ。

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　このワンコ、まるでそういっているみたいだ。夢楽堂の親友のワンコもこいつと同じ種類。山歩きと川が好きで、毎日、親友と野原を歩き回っている。親友の家は五日市、狸もキツネも猿も猪も出る。夜なんか、動物の目がピカッと光ったりする。大きな犬、自然がいっぱいのところなら、暮らしてみたいぞ。

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　フンボルトペンギン、寒くないのに皆で寄り添っている。どうも、リーダーがいるようで、こいつが方向を変えると皆が動き出す。人間社会でもこのような光景は見られる。ペンギン、いつ見てもユーモラスだ。

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　先日、予約した通り、『アニマル羅漢』をスタートさせやした。動物園で見た何気ない光景、その一こまが心を和ませることをあらためて知りました。
　トップバッターはミニブタ、ミニというと相当小さいようですが、これは少し大きかった。全く、起きるそぶりもなし、とんねるずとタイトルはつけたけど、『酔いつぶれた高木ブー一家』というのも良かったかも。

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　今日は端午の節句、子供の日だ。昨日に続いて、大津の和菓子屋の節句雲門の絵を紹介しよう。食べるのは何とも勿体無いのだが、食ってこそ和菓子、しっかり腹ん中におさまっている。夢楽堂が好きな絵柄は『たけくらべ』、皆さんは何がお好き？

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