2003-03-31 キミと見たバリの夕焼け（７）　　〜静かな金の波
2003-03-31 初出陣　髭がないと、スンゴク淋しい　　〜バリから帰って
2003-03-30 キミと見たバリの夕焼け（６）　　〜紅いファンタジー
2003-03-30 キミと見たバリの夕焼け（５）　　〜桟橋に響くガムランの音
2003-03-30 キミと見たバリの夕焼け（４）　　〜青い光景
2003-03-30 キミと見たバリの夕焼け（３）　　〜ケチャックの夕闇
2003-03-30 キミと見たバリの夕焼け（２）　　〜リッツカールトンの黄昏
2003-03-30 キミと見たバリの夕焼け（１）　　　〜夕焼けに会いたくて
2003-03-29 蓮池に映る二人　　〜バリの空の下にて
2003-03-29 プルメリア、そして白い月　〜バリの空の下にて

　桟橋の下の波が金色に輝いている。
　鏡のような静かな海、金で出来た鏡のようだ。

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今日は10日ぶりに出勤、何か初出陣の気分だ。
何だか身も心も緊張していたみたいで、
なかなか寝付くことが出来ず、寝ても夜中に2回も目が覚めてしまった。
今日は、いつもの月曜病にバリ病が加わり、労働意欲が著しく低下している。

顎を触ってみると、休みの期間中のばしていた髭はない。
すごく淋しい気分だ。

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夕焼けに雲が染まる。
その雲はまるでガルーダ−のようだ。

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　リッツカールトン、ところどころでガムランの音が聞こえる。
　よく見ると桟橋にもガムランを弾く男たちの姿が見える。
　夕陽に中のガムラン、バリらしい風景だ。

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　太陽のそばは赤い色をしているのに
　少し方向を変えるとこのような青い夕焼けになる。
　この色を見ているとむしろ涼しささえ感じる。
　これまで見たこともない不思議な光景だ。

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　楽しみにしていたケチャ、この会場から見た夕焼け。
　バリの神さまたちが降りてきそうな夕焼けだ。
　

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　クラブラウンジから夢パンの部屋に向かう通路、
　時の移ろいに合わせてさまざまな色を見せてくれる。
　

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　バリにきた最大の目的は海に沈む夕陽を観ること。
　毎日、夕方になると西の空を二人で眺めていた。
　
　幸いなことに毎日晴れてはいたが、
　完全な日没にはなかなか出会えなかった。
　それでも、今日より明日はもっと美しい夕陽を見たい、
　この祈りを捨てずにいたバリ最終日の夕方、素晴らしい夕陽に出会いました。
　最後の日の夕陽は祈ることの大切さを教えてくれたような気がします。

　＊バリの夕焼けのプロローグ、クラブラウンジの窓に映った夕焼けだ。

　

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　ホテルの敷地内は花がいっぱい、
　木の花だけではなく、池にはたくさんの蓮の花が咲いている。
　池の中には濃いが泳いでいるが、
　多分、水温が高いのだろう。動きが緩慢だ。

　蓮の池に映る夢パン、影が濃いのが判る。

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　夜は月齢の関係で、海に沈む月を見ることは出来なかった。
　その代わり、太陽と一緒の月を見ることが出来た。

　バリは花だらけ、
　どこに行っても花の香りがしてくる。
　
　青空に浮かぶ月、
　ここにもプルメリアの香りがする。

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