2005-09-26 秋にふさわしい大胆・素敵なお弁当
2005-09-25 犬の名はハッピー　〜酒屋の看板犬
2005-09-21 パラダイスと、つい口から飛び出そうだ〜島原点景
2005-09-20 水が美味しい場所は素敵だ
2005-09-16 やさしい空間に出会って、昔昔のしあわせと今のしあわせと対話する
2005-09-15 島原で夢樂堂の旅の原点と出会ったのだ
2005-09-14 景色に見とれてシャッターを切り忘れた
2005-09-14 カモメに乗って〜久々の二人旅
2005-08-18 夏の終わり　秋の始まり
2005-08-17 嬬恋キャベツ入りスタミナ冷やしソバ〜男もすなる料理

最近、ランチで利用しているのが人形町の小林ベーカリー。
本業はパン屋、パンはパンで絶品なのだが、
昼間ともなると近くの勤め人が並んで求めるのが、ここの弁当だ。
作るそばから売れていくので、ご飯もおかずも暖かい。
しかも種類は豊富ときては、人気なのは当たり前だ。

おすすめは日替わりの魚弁当。
今日は秋刀魚弁当をゲットすることが出来た。
本当は尾頭付きなのだが、
斜めにしても弁当ケースに入り切れず、泣く泣く頭が切ってある。
一見大胆な秋刀魚弁当だが、
秋刀魚がご飯に触れないようにアルミ箔の上に乗せてある。
また、栄養バランスを考えて、おかずも豊富なのが嬉しい。

こんな弁当なら、美女も安心してくれるはずだ。

先頭 表紙

青い理髪館MOMOから駅に戻る道すがら、
古い酒屋の入り口に居た犬、招き猫ならぬ招き犬。
ついつい目線があってしまって、犬と話をしていたら、
奥の方からご老人が出てきた。

犬を可愛がる姿を見てか、ご老人は嬉しそう。
犬の名前を尋ねたら、「ハッピー」と顔を崩して答える。
その表情を見て、挨拶代わりに地酒を買ってしまった。

この酒は、この前、友を呼んでのファミリーパーティーで披露。
下戸の夢樂堂に替わって、
美女の感想だとやや甘めだったとか。
ハッピーの風体通りの味だったのかも知れない。

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島原の幼稚園の庭先に咲いていた黄色い花。
大きなハチが花粉を体中につけて、
新しい生命を呼び込もうとしている。

よくよく見れば、カマキリが葉にぶら下がって遊んでいる。

パラダイス、そんな言葉が口から飛び出そうな優しい光景だ。

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この画像は島原名物の『寒ざらし』。
島原の美味しい水に蜜を混ぜた水に
小さな白玉を入れたものだ。

ほのかな甘味と白玉がベストコンビネーション。
この味の主役が島原の水なのだ。

水が合うという言葉が昔からあるが、
美味しい水だからこそ、『寒ざらし』が気持ちよく喉を通るのだと思う。

美味しい水のある場所で生活すれば、
きっとそこに住んでいる人たちもやさしくなるのだろう。

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今回で島原は四度目の訪問。
最初は普賢岳が噴火する大分前に訪れ、
二度目は普賢岳の噴火後、
三度目は仕事でじゃがいも畑の視察、
そして、今回は四度目。
ここにきて、まだ一度も嫌な思いをしたことがない。

東京で買ったガイドブックで見つけた店、その名は『青い理髪館　工房モモ』、
初めてなのに何度も来たような錯覚に陥る。
理由は判らないけど、この感覚は明らかに『快』だ。

美女はレアーチーズケーキ、
夢樂堂は抹茶シフォンケーキと地元特有の『寒ざらし』という甘味を食べる。
これもどこかで、いつか食べたような感覚。
これまで生きてきたいろいろな場面がモザイクになったような味だった。

ふと目をやれば、『しあわせプリン』のかわいいポスター、
思わず、このプリンを２つ持ち帰ることにした。
今夜のホテルで昔昔のしあわせを思い出しながら、
今あるしあわせとゆっくりゆっくり対話することにした。

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島原駅で出会ったポスター、懐かしくなってシャッターを切った。
山頭火は夢樂堂が大好きな俳人、
その山頭火にあこがれて、学生時代は一人旅ばかりしていた。

内ゲバ騒動が日常だった大学、
自分の居場所が欲しくなって旅をしていたのかも知れない。
そして、旅のお供が山頭火の句集だったのだ。

そして３０年後、
山頭火の句集が美女となり、
一人旅が二人旅になった。

山頭火との思わぬ邂逅、
今度の二人旅は何か良いことがありそうな予感がした。

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カモメが諌早駅に着いた。
当初はバスに乗って島原に向かおうと思っていたが、
特急列車を降りたら、島原鉄道のホームに可愛い電車が止まっていた。
発車時間も迫っていたので、ついつい飛び乗った。

１両編成の小さな車両、
海と緑の稲畑のなかをユックリユックリ走っていく。
稲畑には白鷺、純白という言葉がピッタリだった。
風景を目で眺めているうちに島原駅に着いた。
この間、風景にみとれて写真を撮ることが出来なかった。

嬉しい失敗。
そんなことがあっても良いだろう。

この画像は島原駅、
老人と風鈴が素敵だった。

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やっとこさ、夏休みをとることが出来て、久々の二人旅。
三泊四日の福岡・雲仙・長崎の旅に出た。

いろいろな風景、
いろいろな人たち、
美味しい食べ物たち
いろいろな生き物たちに出会って、
随分と心が洗われた。

今回嬉しかったのは美女も夢樂堂もたくさん写真を撮ることが出来たこと。
空気を吸うようにシャッターを切れるエクスタシー、
仕事が忙し過ぎて忘れていた。

この画像は長崎・博多間を走る特急列車「カモメ」の天井。
旅をしていると、日常的な風景が非日常に変わる。

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立秋を過ぎてから、虫の声がキミとボクの子守歌。
虫の音を聞き取ろうと耳をすませているうちに新しい朝が来る。

つい10日ほど前にはセミの大音声が聴こえていたのに、
日が経つにつれて、蝉時雨の音がフェードアウトする。

数年の暗闇から開放されて、夏をたたえる蝉たち、
彼らの声が途切れて秋が始まる。

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嬬恋村で収穫した茹でキャベツと
あらかじめ辛みそで炒めた三枚肉と
塩コショウで味付けした豚ロース肉、
更にキュウリとアスパラをトッピングした冷やし中華。
２種類の豚肉を違う味付けすると食味が違って舌が喜ぶ。
１個のキャベツでいろいろ楽しめたのが嬉しい。

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