2005-09-14 景色に見とれてシャッターを切り忘れた
2005-09-14 カモメに乗って〜久々の二人旅
2005-08-18 夏の終わり　秋の始まり
2005-08-17 嬬恋キャベツ入りスタミナ冷やしソバ〜男もすなる料理
2005-08-16 緑色の美人〜嬬恋村にて
2005-08-16 妻恋しの嬬恋村は気持ちよい緑色に染まっていた〜お久しぶりなのだ
2005-07-05 友部正人さんとイノダコーヒー、そして幾つもの邂逅
2005-07-04 雨の休日はカレー作りが似合うのだ〜男もすなる夢樂堂料理
2005-06-13 愛おしくなる命たち〜体を黄色に染めるハチ
2005-06-12 黄色い宇宙たち　〜神代植物公園にて

カモメが諌早駅に着いた。
当初はバスに乗って島原に向かおうと思っていたが、
特急列車を降りたら、島原鉄道のホームに可愛い電車が止まっていた。
発車時間も迫っていたので、ついつい飛び乗った。

１両編成の小さな車両、
海と緑の稲畑のなかをユックリユックリ走っていく。
稲畑には白鷺、純白という言葉がピッタリだった。
風景を目で眺めているうちに島原駅に着いた。
この間、風景にみとれて写真を撮ることが出来なかった。

嬉しい失敗。
そんなことがあっても良いだろう。

この画像は島原駅、
老人と風鈴が素敵だった。

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やっとこさ、夏休みをとることが出来て、久々の二人旅。
三泊四日の福岡・雲仙・長崎の旅に出た。

いろいろな風景、
いろいろな人たち、
美味しい食べ物たち
いろいろな生き物たちに出会って、
随分と心が洗われた。

今回嬉しかったのは美女も夢樂堂もたくさん写真を撮ることが出来たこと。
空気を吸うようにシャッターを切れるエクスタシー、
仕事が忙し過ぎて忘れていた。

この画像は長崎・博多間を走る特急列車「カモメ」の天井。
旅をしていると、日常的な風景が非日常に変わる。

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立秋を過ぎてから、虫の声がキミとボクの子守歌。
虫の音を聞き取ろうと耳をすませているうちに新しい朝が来る。

つい10日ほど前にはセミの大音声が聴こえていたのに、
日が経つにつれて、蝉時雨の音がフェードアウトする。

数年の暗闇から開放されて、夏をたたえる蝉たち、
彼らの声が途切れて秋が始まる。

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嬬恋村で収穫した茹でキャベツと
あらかじめ辛みそで炒めた三枚肉と
塩コショウで味付けした豚ロース肉、
更にキュウリとアスパラをトッピングした冷やし中華。
２種類の豚肉を違う味付けすると食味が違って舌が喜ぶ。
１個のキャベツでいろいろ楽しめたのが嬉しい。

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キャベツの収穫作業は初めてだった。
収穫用の包丁を右手にしながら、緑の美人を物色。
自分で収穫したキャベツは何個持っていってもいいけれど、
気に入ったキャベツを１個だけ誘拐することにした。

標準的なキャベツは１個1.25キロ、大玉で1.8キロ程度。
どうも夢樂堂は２キロ近くのジャンボ美人を選んだらしい。
キャベツのから奥から泉のように水が浮いてくる。
家に帰って、早く美女に緑の美人を食べさせたいと思った。

ちなみに、キャベツの収穫作業は手仕事。
一個一個、包丁で切り取って収穫する。
キャベツを自分で収穫して、緑の美人がとても好きになった。

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気がつけば、この日記から１ヵ月以上も遠ざかっていた。
自転車にぶつけられて腰を少し痛めたことはあったけど、
大事には至らず、夢樂堂は元気です。

さてさて、恒例の真夏の北海道行きは今年から中止。
毎日毎日の午前様のレポート書きから解放されたのは万万歳と嬉しいが、
ウニやイクラなどの美味しい食材を北海道から持ち帰ることが出来ないのは残念。

その代わりといってはなんだけど、
先日、高原キャベツのメッカ・嬬恋村に行ってきました。
最盛期は一日に20万ケース（１ケースは10キロ）のキャベツを北は宮城から南は沖縄まで出荷するそうです。

農協周りはおまけ、嬬恋村で一番楽しかったのはキャベツを体験収穫したこと。
手に包丁を握って、一番の美人さんをゲットしました。
一番の美人さんを美女が食べる。
美人と美女の組み合わせ、
う〜ん、何といってよいやら。
嬬恋村の美人さんは後ほど紹介しやしょう。

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今年、学生時代から心に秘めていた願いが２つ叶った。

まずは吉祥寺のライブハウスで友部正人さんのコンサートを観たことだ。
吟遊詩人の誉れ高い友部さん、
しかし、言葉だけではなく、演奏も心にしみた。
これほど間奏の時の表情が豊かな人だと、とても思わなかった。
シンガーソングライター、言葉と音と心が合致する人のことをいうのだろう。

今年はもう１回、ここでコンサートを行うとか。
今度も必ず友部さんの詩集にサインをしてもらうのだ。

もう一つは、京都のイノダコーヒー本店でコーヒーとビーフカツサンドを満喫出来たこと。
京都を数え切れないほど訪問しているのに、正真正銘の初めて。
幸運にもテラスに通されて、風景を目で愛でながら、
コーヒーとビーフカツサンドを楽しんだ。

イノダコーヒーのテラスの光景、初めてなのに何だか懐かしい。
そうだ、アルフィーの坂崎幸之助さんと高田渡さんがある音楽番組でご一緒していたあの場所。
坂崎さんが高田さんを何気なくリスペクトする振る舞いが印象的だった。
そうそう、友部正人さんの本にもイノダコーヒーのことが書かれていた。

ボクの大好きな高田渡さん、吉祥寺のいせやさんでもう会う願いは叶わないけれど、
イノダコーヒーで間接的に会うことが出来た。
そう思いながら、
友部正人さんが高田渡さんを偲びながら吉祥寺のライブハウスで歌っていた『電話』が頭に浮かんでいた。

あこがれのイノダコーヒー、いろいろな邂逅があって、心が静かに揺れた。

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今日は２ヵ月に１回の月曜休暇。
少しは散歩などしたかったけれど、大雨ではつまらない。
それに我が美女はお仕事、一人では退屈だ。

そんな日は飽きるまで風呂に入ったり、
寝そべってテレビなどを見て、
退屈に飽きたら、カレーを作ってみるのが一番だ。

数ヵ月前に友人からいただいたカレースパイス。
大きなタマネギ一個とニンニク、ショウガと牛のひき肉、
そしてセロリをバターとスパイスでひたすら炒める。

炒めれば炒めるほど、美味しくなるような気がして、
強火で優しく炒める。
友の顔を思い出しながら炒める。

炒めている時に、自分の気持ちが乗り移って、
カレーが美味しくなればなんて、不届きなことを考えてみたりもする。

仕上げはミルクとココナツミルク、
そしてとどめのスパイス。
ここでは短時間に雄々しく炒める。

とても美味しいカレーが出来ました。
辛くて甘くて、わが意を得た味。

カレーをまぶしたご飯をレタスで巻いて食べた。
今日のレタスは最高のレタス、カレーの付け合わせには最高だった。

雨の休日はカレー作りが良く似合う。
美味しいものを美味しいと素直に食べてくれる美女。
これがボクにとって最高のご馳走なのかも知れない。

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この日は天気が良かったせいか、
ハチたちが一生懸命、蜜を集めている。
シャクヤクの蕊に体を突っ込んで、ハチのお腹は真黄色。
一度ハチになって、いろいろな花たちの蜜を吸いたくなった。

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５月から６月にかけての楽しみはバラ園の散歩。
毎年バラ園を散歩しているのに、いつも心を動かされる花の風景に出会う。
このバラと神代植物公園で出会った。
盛りを超えて、新しい世代にバトンタッチする寸前のバラ。
ボクにはこれから創造される黄色い宇宙たちに見えた。

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