今日も零くんの公園でいっぱい遊んだ。
昨日は公園に行くつもりがなくて、ただのお散歩の予定だったから
お砂遊びの用意とかしてなかったんだけど、今日はお弁当も持ってフル装備。
お天気のいい日曜日だってのに、やっぱり今日も貸切。
もったいないなぁ。
しばらく遊んでたら近所にある介護施設からご老人ご一行が日向ぼっこにきた。
突然1人のお婆さんが「あ〜たま〜を〜く〜もぉの〜」と歌い始めた。
体は細くて小さいのに、綺麗な大きい歌声。
付き添いの職員さんも手拍子して「Tちゃん上手だよ〜」と和やかに
プチコンサート状態で零も一緒に手拍子してた。
そしたら車椅子に座っていたお爺さんが
「今日は富士山が見えないんだから歌うなよっ!!」と怒り出した。
私はビックリしたんだけど、まったく聞こえてない様子で歌いつづけるTちゃん。
「歌うなってば!やめろ!!」
怒り続けるお爺さん。
気にしてないというかまったく気付かず歌いつづけるTちゃん。
職員さんが「いいじゃないのー上手な歌なんだから一緒に聴きましょう」と
仲裁に入ったその隙をついて、別のご老人が滑り台の階段を昇り始めた。
私があっと気付いた時には滑り始め、滑り台に頭をぶつけるご老人。
びっくりしたらしくて泣き始めてしまった。
日曜の午後、公園に響き渡る歌声と怒声と泣き声。
とってもシュール・・・。
その後「おやつの時間だから帰りましょうか」と職員さんが提案すると、
それまでの騒ぎはピタリと治まって、みんなでぞろぞろ帰って行った。
静かになった公園に、今度は零よりも少し小さいお友達がお爺ちゃんと遊びに来た。
最初はみんなで砂遊びをして遊んでいたんだけど、何を思ったのか
零が突然小石を投げて、それがお友達の頭に当たってしまった。
お友達が大きな声で泣き出し、ぶつかった所を確認するまで
心臓をぎゅっと掴まれたような生きた心地がしない瞬間だった。
大事には至らなくて、とにかく私と零で平謝り。
零がオロオロしてたからわざとじゃないのは分かったけど、
石を投げると危ないこと、人がいる所には絶対投げちゃ駄目なことを言い聞かせた。
もし逆の立場だったら、そういう時もある、仕方ない、
「お互い様よ〜」って言えるけど、
加害者側だからもう申し訳ないしか言えなくてとっても切なかった。
これからもこういう事がいっぱいあるんだろうなと思うと、気分が沈んだ。 |