2003-10-05 ４泊５日ミステリーツアー（仮）・番外編…の巻
2003-10-04 ４泊５日ミステリーツアー（仮）・しつこく４日目…の巻
2003-10-03 ４泊５日ミステリーツアー（仮）・さらに４日目…の巻
2003-10-03 ４泊５日ミステリーツアー（仮）・まーだ４日目…の巻
2003-10-02 ４泊５日ミステリーツアー（仮）・まだまだ４日目…の巻
2003-10-02 ４泊５日ミステリーツアー（仮）・まだ４日目…の巻
2003-10-01 ４泊５日ミステリーツアー（仮）・４日目…の巻
2003-09-30 ４泊５日ミステリーツアー（仮）・まーだ３日目…の巻
2003-09-29 ４泊５日ミステリーツアー（仮）・まだまだ３日目…の巻
2003-09-29 ４泊５日ミステリーツアー（仮）・まだ３日目…の巻

　９月２２日（月）

えっへん。
不肖王子まりな、免許を取って幾年月…
これまでシートベルト違反で１点減点はあるものの
無事故無罰金のまま今日までやってまいりましたが
今、遠く離れた旅先の北海道で
生まれて初めての覆面パトなり〜♪

喜んでる場合ではない！？

のび太くん似の高速道路交通警備隊に先導されて
覆面パトに乗り込んだら…
運転席にもまたのび太くん！？
こりゃまたＷ色白メガネですがな〜

そんな事を言ってる場合ではない！？

いったい何キロオーバーってーのよっ。
１００キロ前後で車は流れとったんぞ〜〜〜

「えーっと、こちらに２２って表示されてますね？」
「ますねぇ…」
「２２キロオーバーって事なんですよ」
「あら。そんなにスピード出てましたか？」
「１０２キロです。ここ８０キロですからねぇ」
「え？高速って１００キロじゃないんですか？」
「ココは８０キロです。ちゃんと表示してますよ」
「後ろから押されたから…早く行かなくちゃと思ったんです」
「早いから押したんです」

ったく…
１０２キロなんてちんけなスピードで
よもや高速道路でとっ捕まるとはのぉ〜
覆面に！！
けっ。どーせとっ捕まるならさぁ〜
男らしく４０キロオーバーで走行中にしてくれ〜〜〜！

嘘です。

免停はイヤよ〜
罰金もえらい高いらしいし…そうよっ。
で？何点減点で罰金はいくらよ？？？
ゆったんさい！

「それでですね。２点減点で罰金が１５０００円なんです」
「あら。１５０００円なんですかぁ…」
「今、キップ切りますから１週間以内におさめて下さい」

思ってたよりお安かったわさ。
けど、１５０００円あったらさぁ〜
バースデー割引の飛行機にもう一便乗れて
もう１泊出来るでなぁ…ちっ。

のび太１号は違反切符を作成中…

「東京からですか？」
「違います…あ。レンタカーのプレートですね」
「品川ナンバーですね」
「函館から借りたんですけど、なぜか品川だったんです」
「レンタカー借りられる人、多いですからねぇ」
「多いですねぇ」
「北海道は寒いでしょう？」
「いえ、それほど寒くもなく…」

のび太２号と世間話中…

「あら？友人がカメラを構えてます…」
「あ。ホントですねぇ」
「いやぁ不謹慎ですねぇ」
「いやいやいや」

間がもたん…のび太１号キップはまだか？

「では、ココとココに拇印をお願いします」
「はい」
「そこのタオルで指を拭いて下さいね」
「あら。まっ白ですね。私が初めてのお客さんですか？」
「お客さんて…初めてじゃないですよ」
「またまたまた〜」
「では、これから安全運転で旅を続けて下さい」
「はーい」

と、予定ではサクサクっと通過するの札幌で
思いがけず止まる事となり
こうして…
まりなは旅日記のおもしろネタをもらい
Ｂ嬢はスクープ写真を撮る事に成功したのである。

つづく。

先頭 表紙

　９月２２日（月）

飲み残したガラナを飲みながら
再び海沿いを走るいいカンジの国道３６号を進み
白老ＩＣから道央道にのる。

やっぱ高速は空いてるな〜
ふんふふふーふーん♪
海沿いを走るのは好きなのだが…
朝からずっととなると、たいがい飽いてきますな。

気分も新たに快適な高速ドライブじゃわーいv
お。なんか急に車が増えてきたぞ？？？
ほっほー。千歳ＩＣを過ぎたから…とな。
うむ。そう言えば、両サイドの景色が
随分と変わってきたもんな〜

らら？車の通行量めっちゃ増えたんちゃうのん？
はっはー。もう札幌の郊外なんかぁ…
マンションとかいっぱい見えるもんなぁ。

「しかし、腹へったなぁ」
「だって、朝ゴハン以外たいして食べてないもん」
「そーよなぁ」

今宵の晩ゴハンをおいしくいただく為に
今日は目一杯お腹を空かしておこう…
そう言ってはばからなかったのはまりなである。

「私の欲って“食”につきるんよなぁ」
「へ？そーなん？？？」

馬の鼻先に人参がぶらさがるがごとく
まりなの鼻先には晩ゴハンが…ひひーん♪
脇目もふらず走りましょうぞ！

「なんか、俄然やる気になってきたわ」
「そそ、そーなん？」
「おどきっ！まりな様のお通りよっ」
「かっこいーい」

中心部に入ると夕方っつー事もあり
走行車線も追い越し車線もめちゃ混みなのよぉ〜
これではまりなのやる気もそがれますがな〜
どっち走ってても後ろから押される事もしばしばで
２つの車線を行ったり来たり…はぁ。
って、もう〜っ！
“わ”ナンバーのコルトごときに抜かれるとは
まりな負けないわよっ！！
あらやだ。また後ろから押されちゃってる…
しかもヤンキーちっくな車じゃないの〜
怖い怖い。すぐ走行車線に戻るから…お先にどうぞ。
おいおい。なんで着いて来んのよも〜っ！
ったく、パッシングなんかすんじゃないわよっ…
札幌のヤンキーはしつこいな〜もうっ！！

ん？
んんん？？？
車の上で赤い光がクルクル回ってないかい？
何？事件？？？

「前の車、止まりなさい、前の車、止まりなさい」

「前の車、止まりなさいっ！」

へ？
クルクル回ってるランプはもまりなの為？
ヤンキーかと思ったら覆面パトだったのね〜〜〜
あんれまー！

すみやかに路肩に止まるまりなかな。

「ちょっとスピードを出しすぎましたねぇ」
「は、はぁ…」
「お急ぎのところ恐縮ですが、免許証だけ持って後ろの車まで」
「は、はい〜」

大ウケのＢ嬢に見送られ道央道を歩き出すまりなである。

つづく。

覆面パトに捕らわれのまりな…なぜか和気あいあい！？

先頭 表紙

　９月２２日（月）

ほぉ〜。
さすがは日本有数の温泉郷といわれるところの
観光ホテル…番頭はんのお出迎えかいな〜
立ち寄り入浴でごめーんねっ。

大活躍の【ホテル霧島キャッスル】の温泉セットを
持参してフロントへ…
コチラも入浴料は１０００円なり。

温泉温泉ランララーン♪

なんでも登別温泉は１１種類の泉質があるそうで
ココの露天風呂は乳白色の温泉だーい♪
そうそう、そうよ〜
露天風呂はこーでなくっちゃ〜
てな風情のあるしつらえでございます。
素晴らしい！

大浴場の泉質の違う湯にもひと通りつかり
長距離ドライブの疲れを癒すまりなかな…

あービバノンノン♪

湯気が天井からポタリと落ちては来なかったけどね。

「ココって別の場所にアロマの湯もあるんよな〜」
「立ち寄り客もＯＫなんかな〜」
「どれ、見てくるわ…」

なに？立ち寄り客もＯＫですと？
そりゃつかっとかにゃ〜

つかるんじゃなかった〜〜〜
アロマの湯…
それは毒々しいムラサキ色したラベンダーの湯。
香料きつすぎ〜
酔う〜〜
早々に撤収じゃ。
コレ、若女将の趣味かい？番頭は〜〜〜ん！

リラックスできないアロマの湯には要注意なり。

登別温泉を十二分に堪能し
湯上がりにガラナ…北海道限定コーラ（？）を
ぐぃーっと、ぱふーっと、飲もう飲もうと思いつつ
なかなか飲むチャンスがなかったのだが
ここに来てやっとチャンス到来さね。うきっ。

飲み残したガラナの缶を手に
仲居はんに見送られ【観光ホテル滝乃家】をあとにする…

その時、時刻は３時半。

「いやぁ。まりなちゃんの予定通りやねぇ」
「ホントにねぇ…怖いぐらいだわよ」

早朝からずーっと時間に追われて
ココまで来たけれどもう大丈夫…
余裕たっぷりだわよ。

ゆっくり走ろう北海道〜！

つづく。

飲めと言われて素直に飲んで源泉を吐き出した…ここは地獄ダニ〜！？

先頭 表紙

　９月２２日（月）

そこは…
“北海道自然１００選”第一位に選ばれし
地球岬なり〜！

あー絶景かな絶景かな…

なにせ水平線がくっきり、ほぼぐるり１８０度の
地球の丸さを実感できる大パノラマなんじゃ〜！
ふんがふんが…
興奮が蘇りますがなもう。

函館の夜景と地球岬とどっちがブラボーか？
ってーと、地球岬に軍配をあげようじゃないの。

運がよければ春から秋にかけて
クジラやイルカが回遊してんのが
ここから見える事もあんだってよ〜
見たかったな〜

日が沈むまでここにいたいぐらいだわよ〜

そうもいきますまい…
後ろ髪をひかれつつその場から立ち去る。

いやしかし、興奮すると小腹がすくものよのぉ…
駐車場横の素朴な土産物屋の軒先では
貝だのウニだのも焼かれていたが…
あらま。揚げじゃがいももあるじゃなーい！
って、そうよ！屯田兵まりな…
まだ、じゃがいももトウモロコシも食べてぬぁーい！！

揚げじゃがいもにガッつく我らv
はふはふ…

よかったぞ。室蘭！
あいよっ。
しからば次は国道３６号ですな。

おぉ。さすがは北海道は…でっかいどう？
いやはや、海岸線に沿った道はどこまでも
ずーっとずーっと一直線だわ〜
そして、右手に見えます太平洋は…たいへいよーございますぅ？

くだらん事を言いながら
あっちゅー間にもう着いたんかいな〜
さ、歌うで〜！！

いい湯だな〜アハハン
いい湯だな〜アハハン
湯気が天井からポタリと背中に〜
つめてぇな〜アハハン
つめてぇな〜アハハン
ここは北国〜〜

登別の湯っ♪

そう。登別温泉に着いたのよ〜
登別といやぁクマ牧場なのだが…
時間的に無理！つーか入場料が高いっちゅーねん！！
取り急ぎ地獄谷を見学すなり。

ささ、温泉温泉ランララーン♪

またまた日帰り入浴可のホテルを
ガイドブックで探して
選しは【観光ホテル滝乃家】である。

いざ、つからん！

つづく。

写真だともひとつ伝わらんかも…ココが地球岬。

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　９月２２日（月）

へぇ〜。
アレに見えるが有珠山と昭和新山かいな…

その時、時刻はちょうどお昼時なり。
ちゅーても、なにせ朝から丼もんを食べてるしさー
小腹が減ったって程度なのよ。
北海道まで来てＳＡのフランクフルトなんか
たべたくぬぁーい！

あ。

「ねーねー、パン食べない？」
「パン？？？」

羽田空港で買って食べ切れなかったパンを
まりなはずーっと高千穂牧場の保冷ケースに入れ
持ち歩いていたのであーるv
もちろん保冷剤も前夜のプチホテルで再冷凍ずみ。
さすがは飲みかけのカフェオレも後生大事にする女…

自販機のコーヒーをすすりながら
一個のパンを分け合う２人（泣）

あ。

「霧島のホテルに連絡入れとかなきゃ〜」
「忘れてきたシャツの件ね…」

北海道から鹿児島に電話をかけるＢ嬢は
着たきりスズメ（泣泣）

ッシャー！

気合いを入れ直して出発じゃ〜
うむ。室蘭ＩＣでおりろ！とな…ほぉー
対岸に駒ヶ岳が見えますなー
ホントにぐるっと回って来たなりねぇ…しみじみ。

室蘭ＩＣで道央道を降り
次なる目的地に向かい走っていたら目の前に…
ＯＨ！ブラボー♪
なんちゅー美しい橋ですのん〜
橋フェチまりな大感激！！
ウキウキ気分で渡った白くて大きな吊り橋は
まるでハクチョウが翼を広げたよう…
その名もズバリ白鳥大橋。
あん！まりな、全景を横から見たいにょろ〜〜

てなワケでちゃんとあるのよ道の駅。
それも抜群の景観のところに…

うーわ、うーわ、わーおー♪

いいぞ。室蘭！

その調子で…
はい。次、行ってみよう〜

なんか、すごい道なんだけど…
対向車来たらどーすんのよコレってな
ウネウネ道を走る事、数分。

着いたわっ！

そんなに広くもない駐車場に車を止め
屯田兵まりな、いざゆかん！

つづく。

コチラが室蘭港にかかる白鳥大橋…

先頭 表紙

　９月２２日（月）

昨夜、寝る前にガイドブックでちょこっと予習したのは
朝ごはんだけではないのである。
今日のルート、相当ハードなのよねぇ…

ッシャー！

気合いを入れ出発じゃ。
おうっ。まかせハンドル〜♪

当初は止まるたびにあたふたしていた
ＹＲＶの運転にも慣れてきたもんねーだ。
もうシフトレバーとワイパーを間違える事はあるまい…ははは。
ともかく、秋の交通安全週間も始まってる事だし
安全運転でまいりましょう〜v

まかせたナビゲーター！

って、カーナビではなく…ビーナビ！？
助手席で地図を見るのはＢ嬢なり。
うむ。まずは国道５号を北上せよ！とな。

遠くに見えるあのシブイ山は何山ですのん？
何？駒ヶ岳かいな…ほっほー。
ありゃま。こらまたエライ美しい湖ですな〜
大沼か？おぉ、コレは小沼かいな…はっはー。

ビーナビの流暢なガイドを聞きながら
車窓から景色を堪能しつつ
途中で国道５号をそれちょいと寄り道。
山川牧場とやらの直営ショップ・ミルクランドで
牛乳ターイム！
ええ。屯田兵まりなにとっては
北海道＝牧場＝牛乳なんだもーん。うきき。

あったあった。ここね〜
急ハンドルで大惨事。

助手席の足もとが水びたし…
いや、カフェオレびたしじゃ〜！

車内に飲みかけのカフェオレ（紙パック５００�t）を
持ち込むのはやめましょう。
いや、昨夜、無性に飲みたくなったので
函館のコンビニで買ったものの
飲みきれず…持ち歩く…そして、急ハンドルで
ぶちまけた〜〜〜

「ごめんちゃい〜。大丈夫？」
「ケータイがカフェオレまみれだわ〜」
「ありゃりゃりゃりゃ」

覆水…いや、覆カフェオレ盆に返らず！？

幸いミルクランドはまだ営業時間前で
従業員らしき人を数人見かける程度…
コソコソと外の水道を勝手に使い
Ｂ嬢はウエストバックを洗い
まりなは助手席のマットを荒う…

だいたい搾りたての牛乳を飲みに来たんだから
飲みかけのカフェオレなんざ捨てて来い！？
開店と同時に６０円の牛乳を一気に飲み
そそくさと撤収すなり。

「まりなちゃん。安全運転でお願いします〜」
「は、はい〜」

再び国道５号に戻り森方面に進め！とな。
へぇ〜。函館本線と平行してんのかぁ〜
ここはひとつ山川豊の歌でも歌いたいとこだが
歌えない…つーか、歌えたらびっくりだわよ。

「そうそう、昨日さー、森駅のいかめし食べる夢を見たのよ」
「ええ夢、見ましたな〜。おいしかった？」
「すごいおいしかった♪」
「・・・」

と、まりなが夢にまで見たいかめしなのだが
しょっちゅうやってる駅弁大会で
買おうと思えば買えるしさー
そんなトコに寄ってる時間はないのよ〜っ！
長万部方向に進め！とな。はいはい。

おしゃ、まんべ〜（by由利徹）

やっぱ、我らは真似しちゃうお年頃…（苦笑）

そんな魅惑的な地名のおしゃ・まんべに行く事もなく
国道５号を離れ道央自動車にのるざます〜
そのまま内浦湾に沿って走ってもよいのだが
なにせ、くどいようだが時間がない。
ガラガラの高速を車窓から景色を楽しみながら
安全運転で快適走行なり♪

有珠山ＳＡでちょっと休憩じゃ…

つづく。

道の駅“もり”から遠く駒ヶ岳を望んでみた。

先頭 表紙

　９月２２日（月）

起床５時５０分…
って、ごごごご５時５０分？！
ケータイアラームのセット時間じゃないのにぃ〜
なんでよもー？
別に興奮してるから早くに目が覚めたワケではなく
前泊の客人がセットしてたらしく
テレビのアラーム機能が生きていた…あぁ〜
早朝からテレビの大音声…
うるさいっちゅーねん！
我ら以上に朝市に行く気満々だったのか！？

と、早く起きたのだが…
結局、チェックアウトしたのは７時ちょい前。
ぬかりはない。
うむ。もう忘れものはいたしませぬぞ〜v

いざ、朝市じゃ〜！
もとい…
朝ゴハンじゃ〜〜〜！

その為の素泊まり可のプチホテル泊よっ。
そうよ〜。ハナから朝食がついていなければ
ギム・ミー・パン〜！
などど、まりなだってゴネたりしないのよ〜！？

時と場合により朝から海鮮丼だって
平気で食べちゃうもんねー♪

しかし早朝の函館朝市…
すんごい観光客ですな〜
そこに客引きの老若男女で
そりゃもう大騒ぎじゃないの〜〜〜

寝起きにイクラ…そしてウニ＆カニ攻撃！

食べてけ食べてけってしつこいんじゃ〜
食べたけど、どれもこれもおいしかったけど
けど、けど、まりなは買いませぬ。
だって、朝ゴハンを食べに来たんだもーん。
ギム・ミー・海鮮丼〜！

あまたある食堂。どこ行くよ？
客引きの兄ちゃんが言うには
ガイドブックに載ってる店は回転がいいので
ネタも新鮮だと…ふむ。
ならば、昨夜ちょっぴりガイドブックで予習してた
有名店に行っちゃお〜！

まりなセレクトはホタテとイクラとイカ…
Ｂ嬢はイクラと鮭とホッキ貝の、いずれも海鮮小丼。
小丼…いかにも、小食の我らの為に
ちゃーんとプチサイズの丼があんのよ〜

おーいすぃーい♪

デザートに今朝は夕張メロンをひときれづつ。
満腹になると財布の紐は緩むものである！？

ウニ・げっちゅう♪

イクラもなぁ…いかんいかん。
キリがない！
つーか、今日は時間がないのよっ！！

もう９時過ぎとるがな〜
急がねば…

つづく。

海鮮小丼は１０００円なり。

先頭 表紙

　９月２１日（日）

屯田兵まりなの興奮もピークに達した…
か、どーかは定かではないのだが
ごっそり抜け落ちていた記憶が今、蘇る！？

湯の川温泉に行く前に
函館ベイエリアの赤レンガ倉庫群とやらにも
行っとったがな〜

とりあえず行ってはみたが
土産物屋は土産物屋…

頼まれもののここでしか買えない
イカれたイカのキーホルダーを買い
ひときれ１００円の夕張メロンを
ひときれ買ってＢ嬢と仲良くわけあい食べたのち
夕暮れをバックに記念写真を撮ってさようなり〜

てな事もしてたわさ。

いかにも、函館の街を行ったり来たり…
すれ違い続けて、やっと函館山なんじゃ〜

夜景よっ、夜景！！
うききききー♪

日没直後に通りかかった時にゃ
階段の下の方まで行列ができていた
ロープウェイ乗り場もガラガラさっv
待ち時間なしでガラガラのロープウェイに乗り込み
いざ山頂！

「あん。キレイ…」
「いや。キミの方がずっとキレイだよ…」
「え。そんな…ぽっ」

夜景スポットにおけるまりなお得意のベタなコントを
ここではする気になりませぬ！
つーか、絶句…言葉では表現しきれませんて。
ともかく想像以上にキレイだったなり♪

ＯＨブラボー！
エキゾチックじゃぴゃーん！！

興奮すると財布の紐が緩むものである。
なんも函館山の山頂でお土産を買わいでも〜
さらに興奮するつもりなのかどーなのか…
【熊力】なんつー怪しげなスタミナドリンクまで
それはもうどっさり…ははは。
ご満悦で最終便間近のロープウェイに乗り込み
下山すなり…あぁ〜。

そして興奮覚めやらぬ距離にあるプチホテルに
再び戻るは２２時半ぐらいだったか…

「明日は何時のご出発ですか？」
「７時…」
「え？６時半じゃないの？？？」
「間をとって６時４５分ぐらいに…」
「承りました」

朝市に行く気満々よ〜っ！
よってこれ以上、函館の夜は更けることなく
早々に就寝…

つづく。

キレイな夜景はまりなの記憶の中に…
そして、コレは胃の中に…？

先頭 表紙

　９月２１日（日）

いやはや日本は縦に長い国なんですなー
天気がこうも違うものか…
鹿児島→東京→北海道、ドタバタ移動の実感なり。
函館はぬけるような青空よぉ〜！

とりあえず来てみたトラピスチヌ修道院だが
修道院は修道院…
青空をバックに記念写真を撮るのみでさようなり〜

屯田兵まりなと、すでに３回目…開拓済みのＢ嬢が
次に向かうとこはどこよ？
ルート的には五稜郭かなー
けど、上から見ないと意味ないしなー
土方歳三はステキだけどパスざます。
それよりまりなは歌が歌いたいの〜！？

てなワケで立待岬。
天気がいいから下北半島が見えるでないの〜
あぁ絶景かな…

あんあぁあぁ〜
津軽海峡初秋景色〜♪

いや、サユリ石川の歌ではなくて
まりなはマサコ森の立待岬が歌いたかったのよ。
なんだけどぉ、よく覚えてなくて歌えませなんだ…（汗）
代わりにＢ嬢が歌ってくれたなりv

立待岬のぉ〜花になろうとぉ〜♪

って、暗ーい歌なのねん。
なんだか寒いわ〜〜〜
つーか、もう陽が沈みかけてるもんねぇ…
さすがは北国、冷えるのが早いですな。

今宵のお宿は異人館が建ち並ぶあたりのプチホテル。
ひとまずそこにチェックイン！
おぉ。コンクリート打ちっぱなしで
こじゃれてんじゃないの〜

函館の夜は寒く、そして長いなり…
モロモロ準備万端整えて再び出発。

目指すは一旦通過してきた湯の川温泉じゃ〜！
日帰り入浴が可能なとこをガイドブックで探さねば〜
めぼしいところにＢ嬢が車中から電話する…
結果、選ばれしは【湯の川観光ホテル】なり。

温泉温泉ランララーン♪

ぬかりのない我らは【ホテル霧島キャッスル】の
温泉セットを持参しておる…v
フロントで入浴料１０００円払って
いざ大浴場〜

長距離移動で疲れたカラダを温泉で癒し
はぁ極楽極楽♪

気持ちよかったのぉ。
温泉上がりのお約束、牛乳でも飲んでから帰りましょ〜

「今、大変な事に気付いたんだけど…」
「へ？なーに？」
「霧島のホテルに長袖のシャツ忘れてきた〜！」
「ぬあっ？」

まりなじゃないのよ〜！
鹿児島を発ち１０時間後の函館で
牛乳を飲みながら思い出したのはＢ嬢なり。
クローゼットのハンガーにかけてきたまんまだそうな…
あらららら。
ここは北国、長袖は必須アイテムかと。
どーするＢ嬢！？
北海道で着たきり雀決定の瞬間じゃ〜（笑）

ここはひとつ過去は捨て今を生きませう！？
ホテルを出て最初に目に入ったラーメン屋で
函館名物・塩ラーメンを食すなり〜v
おぉ。マジうま♪
あまりのうまさに、せっかく温泉でサッパリしてきたってーのに
熱いラーメン一気食いで汗ダラダラ…

暑かったり寒かったり
北海道開拓中の屯田兵まりな…
お熱が出そう〜〜〜！？

つづく。

立待岬の花に…なれたか？

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　９月２１日（日）

定刻の１４時１５分に無事到着。

そこは…

はぁーーーーーーーーーーーーーーーーるばるぅ来たで〜
はぁ〜こだてぇ〜♪

この歌を思いっきり歌いたかったが為の函館！？
ホントにはるばるやって来たわさ…
逆巻く波（嵐？）を乗り越えて〜〜〜
あとは追うなといいながら…（号泣）

鹿児島空港で預けた荷物も
ちゃんと乗り継いでくれており
まりな、いよいよ生まれて初めての北海道なり。

うっほほーいv

飛行機にバースデー割引があるように
レンタカーもバースデー割引があるワケさ。
９月２３日生まれのＢ嬢に感謝でござります〜
どれ、事前に予約もしてるし…早速、案内所にまいろうぞ！

なんじゃこりゃ？！

ものすごい人じゃがな〜
レンタカー各社のカウンターが横イチに並んでるとはいえ
尋常ではありませぬ…しばらく待たされ
数人まとめて空港外の営業所にマイクロバスで移動すなり。

我らのレンタカーはどーれかーしらー？
Ｂ嬢が中で手続きをしている間に
まりなは外でこれから旅を共にする車の品定め。

マーチかなぁ、ヴィッツかなぁ、コルトかなぁ…

「お待たせしました。では、お車まで案内いたします」
「はぁーい」

ＹＲＶ！？
って…えらいマイナーな車なのねん。
この機会に可愛らしい車に乗ってみたかったんだけどな〜
そーは問屋が卸さないのねーん。

「では、お気をつけて」
「ふぁーい」

快適に走ればなんだっていいのよっ
おうよ。まかせハンドル〜！

ん？んんんんんんん？？？

サイドブレーキがないぞ。
シフトレバーもないぞ。

はて？

座席がフラットなベンチシートだもんね、コレ。
乗った瞬間にソレはわかったのだが…
まりなの馬車はベンチシートじゃないしさー
よそさまの車に乗る機会もあんまりないしさー
んなもんどこにあるんだか知らんっちゅーねん。
最初にそんくらい教えてくれたっていいじゃないのよー！
ケチっ。

はっはーん。
ハンドルの横にあるのがシフトレバーかいな…
で、サイドブレーキは足で踏むのね…
ん？外すときはどーやって？？？
もう一回踏みゃーいいのね〜

まりなとてヒトの子！？
あるべきところにあるべきものがないと
慌てるものでございます。はい。

そんなこんなで…
早くも函館入りしてからすでに４０分経過。

「とりあえずどこ行く？」
「どこに行こう…」

ガイドブックは何冊も持ってきてんのに
飛行機の中でろくすっぽ見ず…

「まっすぐ行けばトラピスチヌ修道院だってよ」
「ほな、行っとこ」

観光観光ランララーン♪

つづく。


心の清い人は幸い…トラピスチヌ修道院。

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