himajin top
読書日乗/閑人編

茨城県民の読書日乗
http://www.geocities.co.jp/WallStreet/5292/index.html

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2004-02-18 出版業者
2004-02-17 Sapporo Draft One
2004-02-16 上司より先に帰る
2004-02-15 ビデオ壊れる
2004-02-14 すぷりんぐこんさーと
2004-02-13 慣例
2004-02-12 「内海の漁師」ル・グィン ハヤカワ文庫
2004-02-11 「サウンドトラック」古川日出男 集英社
2004-02-10 「日本語の外へ」片岡義男 角川文庫
2004-02-09 調整回り


2004-02-18 出版業者

とある出版業者のサイトを作る仕事をしているのであるが、そこの偉い人と話していると、なんだかなーと思うことがある。
偉い人なのでお金をたくさん会社からもらっているのであるが、もともと財閥一家なのでお金持ちなのである。
話を聞くと、ついでに株で儲けてもいるのである。
やはりお金はお金があるところに集まるのだと、納得せざるを得ないのであった。

先頭 表紙

2004-02-17 Sapporo Draft One

発泡酒より更に酒税が低いエンドウマメで作られた雑酒を買って飲む。
130円である。もはや缶コーヒー類と同額である。
しかもまずくはない。まずいうまい、というよりクセというものがないのである。
無難、という言葉がぴったりのお酒なのであった。

先頭 表紙

2004-02-16 上司より先に帰る

たいへんなことが起こったので関係者はばたばたしていた一日なのであった。
ようやく夜になって落ち着いたので帰ろうと思ったが、上司がまだ会議室から出てこないので、仕方ないから別な仕事をしながら待っていた。
1時間経ち、2時間経つ。
それでも出てこないので先に帰る。
しかしこうなると待っていた意味が全然ないのである。
後で聞くとその後10分ぐらいで会議は終わったそうな。
こういうことがよくあるので、お前は冷たい、と言われてしまうのだが、こちらとしてはただ運が悪かっただけなのである。

先頭 表紙

2004-02-15 ビデオ壊れる

ビデオ壊れる
2年ぐらい使っていたビデオが壊れた。
子供たちのブーイングはたいへんなものである。
いまは、しまじろうというアニメにはまっているので毎日繰り返し同じ内容のものを見ていたのである。
そんな日常だったのでかみさんは壊れてよかったと言う。
まあその通りで、アニメを放送内容を暗記するほど見ることがそれほど後年いいことにつながるとは思えない。
とりあえずは私もかみさんも映画やらドラマは見ないのでビデオがなくても困らないのであるが。

先頭 表紙

2004-02-14 すぷりんぐこんさーと

今日は早よから息子が通っている幼稚園の催し物の日である。
かみさんの慣れてきた車の運転で幼稚園に着くと、最早満員状態で用意された椅子は満
席。立ち見である。
催し物自体は在園の子供たちが歌を歌うというだけのものだが、やはり親にとっては世
紀の一大イベントに匹敵するものなのだ。
まあ遠目からうちの息子もちゃんと口を開いて歌っているのを確認したり、振り付けが
他の子と同様ちゃんとやってるかとかみるだけなのだが。
それでもその5分くらいの時間は幸せな気分になれるのだから、人間というか親という
ものはたいした生き物である。
しかしそんな感慨とは関係あるはずもない娘は、飽きて駄々をこねているのであった。

先頭 表紙

2004-02-13 慣例

いま関わっている開発プロジェクトで一人急に辞める人間が出てきた。
たぶん私よりちょっと下ぐらいの年齢なのにプロジェクト途中で辞めるとはどういうこ
とか。問いただしたい気分である。
というよりも腹立たしい。
自分と同じぐらいの歳で生き残ってきた開発者とかはたいがい腹をくくってきているの
が普通なんだけど、そうした慣例が通用しない時は仕方ないと男もいつつ、嫌な気分に
なってしまう。
責任感とかいう言葉が浮かんでくるが、そういうレベルじゃないんだよな。
とても心が不毛になる感じ。
いやはや南友。

先頭 表紙

2004-02-12 「内海の漁師」ル・グィン ハヤカワ文庫

仕事は打ち合わせ続きで、本来の仕事ができず、ストレスが溜る。
読んでいるこの本も実はそれほど面白くないので、ストレスが溜る。
でもなぜかル・グィンを読みたいと思うときがあるので困る。
この短編集も文化人類学的な視点が目に付くというか鼻に付く。
こうした遊びについていけないのは余裕がない証拠だと思う。
まあル・グィンはアイディアはいいけど、物語がいまいちだと思うのだけれど。

先頭 表紙

2004-02-11 「サウンドトラック」古川日出男 集英社

休日である。確か建国記念日ではなかったか。
どうでもよいことだが、週の中日に休みがあると楽だ。
娘が風邪ぎみで咳が出るので外出はせず、家の中で過ごす。
だが子供たちが退屈すぎてうるさいので、レンタルビデオに行ってお子様向けのを3本
借りてくる。1本150円。
あとは古川日出男を読んで過ごす。
まるで若い頃の村上龍みたいなストーリーと文体である。
テンポがよくすいすい読める。
テーマも近未来の温暖化現象が進んだ日本という設定でますます読ませる。
別な作品を読んでみたくなる作家である。

先頭 表紙

2004-02-10 「日本語の外へ」片岡義男 角川文庫

片岡義男を読み終わる。
とにかく重厚な日本と日本語に関する本でいろいろその多角的な視点からのもの言いに
感心することばかりだった。
最近こんなこと考えたことなかったものなあ。
この作家は単にアメリカ育ちの人だと思ってたけど、小さい頃に見た広島の原爆雲につ
いての回想録は胸にジンとくるものがありました。

先頭 表紙

2004-02-09 調整回り

今やっているシステムのリリースが伸びることが確定的になってきたので、いろんなと
ころに回って調整をすすめる。
お客さんとこや社内の開発とか構築やら運用のチームとか偉い人とか関係者とか回線業
者とかデータセンタとかに回り過ぎて足が痛い。
足が棒になった時点で早々に切り上げる。

先頭 表紙


[次の10件を表示] (総目次)