つい一日前まではやはり微妙にへこんでいて、彼氏に「うおおお〜ん、この留学は人をやつれさせるよお〜〜(実際やせたよ〜)(いいことだけどさあ)」と電話越し(というかスカイプ越し)に半べそかいていたものだが、
簡単に立ち直れる単純さというのが私のよいところなもので、今はけろりとしていたりする。けろりとなったきっかけ:授業
今日はJapanese Politics の最終講義だった。アメリカにきて、やっぱこの留学は意味がある、と思えるようになったのはこの講義があるからかもしれない。日本では絶対に受けることができない日本政治の授業。
日本政治の構造を深く分析し、そして未来に対する示唆を与えるこの講義は、まさに私たち日本人、が、受けるべきだ。実際にこの講義はSIPAという国際関係系の大学院との合同授業で、この大学院には日本の官僚の皆様がこぞって留学に来ている。その彼らが、このような講義の知識を持って日本の政策にかかわっていくと思うと未来もちょっと希望が見える。
この講義は、日本の外交政策のインプリケーションで終わる。
日本の外交政策はどのように、流れに乗るだけの対応志向ではなく、流れを作る方向に持っていけるのだろうね。どう思う、ここにいる日本からの生徒たちは。
そのような言葉で締めくくられたこの講義。
この言葉の背景はこうだ。明治時代からずっと、日本の外交政策はほかのどこかの国が作り出した政策やまたは時流にどのように対応するか、が焦点となっている。「対応する」という言葉が外交政策になってしまっていることからもわかるとおり、日本が作り出すべき「外交の展望」は存在しない。流れをどうやって作り出すか、ではなく流れにどうやって乗るか、がいつも重要なのだ。
別にそこで、「あー、日本てやっぱなさけないなあ」と肩を落とすのは「流れをいつも作り出す側であるアメリカ」にいる自分にとってはもはやオプションではなくなっていた。いや、本当にワクワクした。日本はやはりまだまだ私たちの世代が作り出すべきものがたくさんあるのだ。政策を真剣に分析したり発案したりする本格的なシンクタンクをつくってインフラを整えたり、どのように日本が展望をもった外交政策が行えるか、考えるべき世代は私たちだ。
ここに留学してよかったことのもうひとつ、「何かを作り出すクセ」が出来たこと。何か新しいものを作り出す、という考え方がこんなに習慣づけられるような国もそうそうないだろう。フロンティア精神を持って作り上げられた国というのは本当に影響を与える。
世界はいつもアップデートされなければ続かないし、それは日本も一緒だ。どうにかして新しい体制や新しい考え方を作り上げなければそこで国の動きが止まってしまう。動き続けるのは私たちだ。動き続けて、新しい何かを作り出さなければ。何を作るべきかを教えてくれたのはこの日本政治の授業であるし、作り出すモチベーションをくれたのはこの国だ。 |