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み・ぽぽぽぽぽ

ときどきおもったことをかいています

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2007-05-18 Commencement
2007-05-09 40にして惑わず
2007-05-08 オワタ
2007-05-07 あなたがソレを言う権利
2007-05-06 あと一章・・・
2007-05-06 ハビトゥス
2007-05-06 金を使うのに理由を求める金持ち達
2007-05-06 ストレスで
2007-05-06 買収☆買収
2007-05-05 英会話スクール


2007-05-18 Commencement

青いガウンを着た卒業生が、列を成して広場にあつまってくる
すごい人

こんな沢山の人、この学校で見たことない。


五月にしては暑い日で、青色のガウンで見てるほうが涼しくなる
着てる方にしては暑いだろうけど。


私は、

この学校のバックグラウンドも文化も肌の色も国も受け入れるリベラルな空気が好きだった。

学長までもがユーモアセンスある楽しい空気が好きだった。

学部の名前が呼ばれるたびに、騒いではしゃぎまくる人が集まる空気が好きだった。

アメリカの未来を担うために図書館に深夜までこもる真面目な生徒が集まる空気が好きだった。

真面目に、自由に、陽気に、そんなインテリジェンスが集まる空気が大好きだった。



「また将来、自らの道を振り返りに、自ら得たものを後輩に残すために、
そしてまた自ら刺激を受けに、コロンビアに戻ってきてくれることを祈っています」



その瞬間、皆が帽子をそらに投げた。





私は投げる帽子がなかったけど、将来は、アメリカかどこかで、
今度はちゃんとしたディグリーを取り、
青空の下でガウンを着て笑う日がくるだろうと
皆の笑い声と歓声が響く空を見て思った



2006/9/5-2007/5/16
As a visiting student at Columbia University in the city of New York.

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2007-05-09 40にして惑わず

どっかの会社のウェブページでこんな文章を見つけた。

人は40にもなると、迷うことがなくなる。
でも、それは人として個が固まり、人生のビジョンが
確固となったというわけではない。
ただたんに、選択肢がなくなるから、迷うことがなくなるのだ。


まだまだ迷いで苦しむ余地がある自分は幸せなんだな。

この文章から思ったんだけど、人生は様々な枝に分かれる
三角形の木のようなイメージが頭にうかぶ。

生まれたときの人生の選択肢って、それこそ無数にあるけど
としを取るにつれて、選択肢が一つ二つってなくなってく。

人生って皮肉なもんで選択っていう言葉を意識できるようになるころ、
もう昔ほど選べる選択肢がなくなってたりする。


でもさ
もしかしたら本当は違うのかもしれない。選択肢を削ってるのは
自分自身で、選択肢は作ろうと思えばつくれるものなんじゃないかなって
ふと思ってみた。

40になっても、選択肢を作れるような意識があったらいいな。

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2007-05-08 オワタ

論文、全部おわってるー!

これは爽快。あと2つのテストでこの学期はおわりだ。

昨日は友人とメッセをして

政治では、リアルに群集ができると彼らはアホ化する
ウェブでは、人が集まるとコンテンツが生まれる(wikiとかニコニコとか)

その違いは何かとかいうことをだらりだらりと話してた気がする。
メッセ相手の彼女はコンテンツ事業部なんて萌えな部がある某商社に内定が
きまってるらしいからコンテンツ事業部萌えだよねとかいってみたら、
私エネルギーに興味あるからとか一蹴された。


帰国後はその子ふくむ研究会のみなさんと私の新居でアニメ鑑賞会の予定。

なぜか衝動買いした亀山モデル液晶テレビと
ムダに質のよいスピーカー

があるので臨場感は保証つきニダ

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2007-05-07 あなたがソレを言う権利

言論の自由とかいうのが個人的にとっても苦手

権利として受け入れるが、
自分の信条と反する発言は廃したくなるというこの矛盾を
感じるのが苦手だ。



あなたがゲイマリッジに反対する理由


あなたが日本が嫌いな理由


それらの意見を「発する」権利を認めること。

言論の自由は保障されるべきというスタンスは評価するべきだけど、
その環境を受け入れるのがとても難しい。

多様な意見を受け入れるということは不可能に近い。
自分の信じることに反する意見を「言われる」ということ自体が受け入れがたい場合、
自分の中で精神的「暴力」と受けとるような言動を発される場合、

言論の自由とは自分の中で呪うべき権利となる。


言論の自由は保障されるべき。
しかし、言論の自由が保障される限り、言葉の暴力がなくなることはない。

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2007-05-06 あと一章・・・

マルクスとウェーバーについて書けばこの最後の論文も終わりだけど、今日は何分朝から両親とゴスペル鑑賞・・・。3時間くらいは寝たい。

エヴァの劇場版の挿入歌で、

「甘き死よ、来たれ」

とかいうのがあります。(youtubeにあるよ)
それをずっときいてるんだけど、キレイなメロディラインのわりに歌詞が超鬱なんですよ。ああ、自分はなんて世界の中のちっぽけなミジンコレベルなんだと思いながら労働とか搾取とか資本とか共産主義とか読んでは書いていたわけです。

鬱だ氏のう

みたいな気分になります。でも止められない中毒性・・・。というのもやっぱ中学の多感な(笑)登校拒否時代に何回もきいてたからかなー。

エニアグラムしてもらった心理学者が言ってたなあ。私は自分の周りの環境やシチュエーション、自分自身の置かれているポジションを的確に読み取ってるのにソレを自分自身の行動や言動や感情に反映できないから余計苦しんでウツになるほうだとか、そんなこと〜

それなんて碇シンジ?

みたいなorz
私の精神年齢いまだ中2かよみたいな。だから中学のころとか普通にそのとき聞いてた音楽を流すだけでリアルに思い出せるのかもわからんね。

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2007-05-06 ハビトゥス

ブルデューの考えてることって、やっぱりNZにいたときから考えてることと一緒だった。

階級は再生産される。

NZの留学先は、あの小さな国の中で一番のお嬢様学校だった。石を投げると、「あ、私のグランパ、外務相なの」とか「私のダッド、政治家なの」とか「私のマム、会社やってるの」とかいうような子ばかりにあたるようなところだ。(それでも学費はこの大学の3分の一だった)

彼女らの習慣ってかけ離れてるんだってばさ。「乗馬が趣味」とか「バイオリンで市のオーケストラと・・・」とか「今度の海外旅行はどこに行く」とか。ソーシャルライフもサックサクとこなすもんで、私とってはみたことのない生活を送ってる子ばかりだった。

あの富裕層にいる子たちは、全く違う習慣を持っていて、それ自体が文化資本になって階級を固定させてる。それは脈々と子々孫々受け継がれていって、ひっくり返せば「私のマムもこの学校卒業なの」とかいうことになる。

マンガが読書でアニメ鑑賞が趣味の私とは何か違う階層にいるのが彼女らだった。日本の大学も、この今の留学先もカネモチが多いことでは有名だけど、NZでの留学先が一番カネモチ率がインテンスだった。

だから、NZにいたときにブルデューぶりっ子して社会を憂いていたのか。

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2007-05-06 金を使うのに理由を求める金持ち達

彼らは

ほしいものがほしいからお金を使う

使い方はしない。

むしろ、

自分のステータスをオブジェクト化した上で、それに見合う
買い物をするときが多い。

プリウスがカッコイイから買うのではなく、
プリウスの持つ環境的意味が、自分のステータスに
合致するか、それか、ステータスを飾る意味を持つから
買うのである。

ユニクロのシンプルさがいいと思って買うのではなく、
ユニクロの庶民的なアイコンを求めて、他人との
確執を抑える理由の上から買うのである。

エルメスのバッグがキレイだから買うのではなく、
そのバッグが社交の場でヴィトンよりもハナがつかなく
かつその場にふさわしいから、買うのである。




選択肢が増えるほどのお金を持つということは、
その自分の選択に理由をつける必要があるということ。

と思うと、富裕層向けの商品を作るのは
(ユニクロとかのさっきの例は別としてさ)、
大衆むけよりも簡単かもしれないかもわからんね。

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2007-05-06 ストレスで

ストレスで
ホルモン分泌が盛んになってしまったのか
脳内物質が過剰分泌してるのか分からないが
どうも惚れやすくなっているようだ(男女問わず)

みっちー
銀魂の土方
ハルヒの古泉
マリみてのロサ・キネンシス
アクエリオンの不幸な中国人
カヲル君再び
緒方恵美(エー)

他にもあった気がするんだけどな。
胸が高まる〜。この高まりは、恋〜
現実逃避、したいぴょん(二次元にダイブ)

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2007-05-06 買収☆買収

今はブルデューに関しての文章書いてるんだけど、ブルデューて案外資本主義的アイデアに反対してるみたいです。そりゃ資本主義にはいろんな欠陥があるだろうけど、彼がその例として放送業界挙げてるのにはびびった。ブルデューは、資本主義に晒される文化は、ただの消費財でしかなくなると、放送を例にしてるらしい。

日本だと、
朝日がニューズコーポレーションに買収されるのはダメ☆
ってことですよね。

資本主義に晒されると利益主導の番組しか放送しなくなるからバメ(三姉妹)てのが理由らしいけど、もはやもうそれはどの放送局も(NHKぬかして)そうですから・・・。内容のない利益主導番組だったらもうどこの民放だって・・・。むしろ、経営効率化されて、色々内部から浄化されていいことじゃないですか。

そんでもNHKだけは国営でいてほしいでつ。今なら受信料ちゃんと払おうと思える。経営陣がクソミソな運営してるのはNHKも同じかもしれないけど、NHKには素晴らしい番組作ってるという価値がある・・・。

買収って難しいですね。財務諸表からではわかんない買収のサイドエフェクトなんて沢山あるだろーな。ブルデューが言ってる「文化」ってそういうサイドエフェクトなんだろうなー。アメリカのM&A関連の論文ってどうもROEを中心に効果をはかってる感があってさ、それだけじゃM&Aの評価なんて出来ないよなーって思うんだよなー。

話題が二転三転するまとまりないエントリでした。論文ラストスパートだにょ

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2007-05-05 英会話スクール

いまだに連絡をとっているNZのホストマザー・・・。彼女のいとこの友達にジョンなんとかさんというお方がいるらしい。彼は、日本のどっかに普通じゃない?英会話スクールを開く予定で、私のホストマザーに先生というか、その日本の学校の責任者をしてほしいとかなんとか言ってるらしい。そのジョンなんとかさんは、なんとNYCにも一つ英会話スクールを持っているようだ。

彼女は本当にNZでの一番の親友のような存在で、日本にすごく好意をもっていてくれるのは日本人の私としちゃとても嬉しい。日本に住んでくれるならとても嬉しい。が、そのジョンなんとかさんの「普通じゃない英語スクール」て一体なんだ。それでなんか彼女が日本にきて大変な思いをしたら怖い気ガス・・・。

ホストマザーは今中国でお偉いさん相手にも英語教えてるようで、英語の先生はどうやらやっぱり天職みたいだ。私と関わっているうちに(私の英語力が問題だったのか分からんが)突然「私、英語教えることにする!」とか言い出し、突然英語教師養成スクールに通いだしていた行動派。しかもやってみたら本当に彼女英語教えるの上手だった。文法も発音もネイティブにしては理解してると思うし、何より生徒に喋らせるということが上手い。

私の英語が「一年だけNZにいたにしては喋れてるほう」だったのは、彼女のおかげだと、SFCにいたときアメリカ人の先生が言ってた(その先生もホストマザーに会ったことがある)し、そりゃー本当だと思う。

だからそのジョンなんとかさんがホストマザーを日本の学校に雇おうとしてたのはわかるんだが、がー・・・。本当に何「普通じゃない英語スクール」って。まともな学校だったら宣伝しとこー。彼女からインテンシブレッスンうければ案外喋れるようになると思うYO

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