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み・ぽぽぽぽぽ

ときどきおもったことをかいています

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2007-04-25 論文の作り方
2007-04-25 論理の介入
2007-04-25 話の女性性とか男性性とか
2007-04-24 終わらない論文と不安定な心情と
2007-04-24 無感症
2007-04-24 元彼氏が忘れられない
2007-04-24 しばふでねころがる
2007-04-23 引導できる人になりたい
2007-04-22 2.5次元のススメ
2007-04-22 エレクトロ・ワールド


2007-04-25 論文の作り方

効率のよい論文の作り方。全く時間がないときにこの手を使う。

1、先ず結論、到達したい点を明確にさせる
2、それを証明するための章立てを考える
3、2を証明するためのデータをあさる
4、書き始める

このステップとると、筋は通るんだけど、釈然としない気持ちがわく。なんか、「妄想のみからの産物」で、本質を全く捉えてない気がする。

聞いたところ、某外資系コンサルの最短コンサル期間は2週間でン千万円。まじでこれ聞いたときアホかと思った。コストではなく、その期間の短さに。

2週間で、経営に困り果てて経営陣が頭ひねっても解決策がみつからないような問題をあらゆる視点から分析し、根本を見つけ出すことができるのだろうか。
できないだろ、常識的に考えて(AAは省きます)。
ただン千万もらって仕事してるんだから、一応解決策の提示をしなければいけない。そんなときにどうするか。

(上の1〜4)

だろう。コンサルの役割は「問題を発見して、解決する」ことなのに、先ず最初の問題発見をすっとばしてる。ただ、頭のいいコンサルのことだから、自分で問題点と解決策を作り上げて、それを証明することは上手いはずだ。

ところで、話それるけど、ちょっと前触れてみたあの地獄の研究会で学んだことは、「問題を発見することが、解決策をみつけるより一億倍難しい」という事実。物事の本質、事象の流れのゆがみ、それを構成する要素は何なのか、それらを見つけ出すのは、政策論文で例えるとプリントで積み上げると10センチ以上になる国会議事録や、関連文献200冊当たっても難しい。実際あの地獄の研究会の論文準備期間が2ヶ月あるとすると、一ヶ月半はその問題発見に費やしてるのだ。先行研究にない問題(why)を見つけ出すのはこれほど大変という例。

で、そのコンサルは果たして企業の問題の本質を2週間以内に見つけ出すことはムリと分かってるから自分で問題を作り上げてしまうのだ。経営陣は釈然としない顔になる。「・・・筋は通ってるけど、ていうかこのアドバイス通り実行してもいいのかな」

また話がそれるんだけど、いや、このごろひとりの友人がビミョウに関わってる企業が某外資系コンサルにコンサルたのんで、「全く無益なアドバイスばっかしてます」とか言ってた。「無益なアドバイスばっかしてます」の根本的な原因は「最短コンサル期間2週間から」の精神だと思う。

本当に問題を発見して、解決する気概があれば、「最短コンサル期間2週間から」なんて提示しないはず。そんな精神だから、自分で的外れな問題を作り上げて「全く無益なアドバイス」しかしないんだと妄想するんだけどどうだろうか。

むしろ「最短コンサル期間2週間」って、それだけ聞いたら「このコンサル、本当にちゃんとコンサルする気ないんだな」って思われてもしかたないんじゃないか?

「最短コンサル期間2週間」=筋が通ってるけど妄想の産物なアドバイス提供
(「本質を捉えた本格的コンサルは3ヶ月から、ン億円でのお値段で提供)

ということだよね。いやだ。そんなコンサルいやだ。「コンサルは概して役に立たない」とかいう風評ってこういうとこにもあるんじゃないかなあ。「時間がないときは、問題作り上げちゃえ」的な。(なんか、自分の仮説を土台にした結論って説得力ないですね)

どうでもいいけど今は論文3本抱えてるので(一本増えたよ!)全く上の方式で機械的に仕上げてる感。留学生活最後のペーパーなのにな・・・。でも単位落としたくないしな・・・・。そしてこういうときに限って息抜きはここで妄想はっちゃけることだしな。救われないです。

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2007-04-25 論理の介入

論理が入りうる議論に「100%の正しさ」なんてない。
「100%の正しさ」は、議論や論理をするまでもない、本質的な、いわば論理で全く説明できないものにこそ存在する。

・・・だからさ、ただの雑談の延長で起こった議論で相手を負かそうとか思わない。勝とうとも思わない。言葉遊びだよ、遊び、あそび。

あ、でも私に勝とうと思ったら小学生レベルの理屈で大丈夫です。議論好きだけど弱いから。



ところで。
私んちの近所には、巨大なピザ一切れ3ドルのデリがある。今沢山いるヒスパニックの兄ちゃんたちがスペイン語を上空でかましながら、レジ内の白人アメリカンオーナーが無表情で「ハイ、今のピザ6ドル」とかいう場所。

そこの、ピザで、チーズの上にクリーム状のカテージチーズが乗ってるのがある。そのまた上に、トマトとオリーブとベーコンを乗っけてもらうと

今までどんないいイタリア料理やでも味わったことのない素晴らしいピザを食べられる。クリーミーなカテージチーズとベーコン・オリーブのしょっぱさが真剣に誠実にたまらない。NYのよこちょーの、小さなやっすいピザデリで、つくってんのは、超フランクなスペインゴマックスな兄ちゃんなのに、こんな素晴らしいピザが食べられる。

私はここでよく昼ごはんと夕ご飯として二枚買い込むから、おかげでピザデブだ。



・・・結局NYにきてから、自炊したのは、片手の指で数えられるだけだ・・・。

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2007-04-25 話の女性性とか男性性とか

・自分の知らないことを知ってる人がいい
・論理ゲームでも何でも良い、議論できたら楽しい(ディベートは好きだけど上手くない)
・興味あるフィールドについて語りあうのが好き
・自分のない視点をくれる人がいい
・どんなに話題を変えても自分のことを(大概自分の体験・自分の性質を延々と述べる)延々と喋る人はダメだ。いや、それが議論に発展できたらいいんだけど、自分の中で完結してると、「へー」しか言えない(自・戒・中☆)
・ついでにいうと私は日常の話ができない(昨日あれをたべてーあそこいってー・・・)し、日常の話はよっぽど好きな友人としないとつまんないと感じる。それかとっても面白おかしく日常の話題を展開する雑談の天才。


私はどれだけ会話ができてないんだろうorz本当にまんまオタだorz
この性質を考えてみると、面接苦手なのもよく分かる気がした・・・。ふ・・・。
また、男性となら、ものすごく話が弾む理由が分かった。私が喋ってすごく楽しいと感じる女性は皆何かしら男性さを持ってる気がする。(自分ののめりこんでる趣味があるとか、服とか化粧にしたって流行追うだけのぺらい話でなく、もはや自分の専門分野化してる人とか、議論好きとか)
(ていうかどんな男脳女脳診断しても、すっべて、本当にすっべて男と女の中間のどっちつかずな性質とでるのに、なぜだ。)

女性らしい話ってそれでもものすごく特徴的なことがあって、「相手への共感」「関係性の潤滑油」的なところ。対して男性的な話は「答えの追求」「新たなものへの追求」的なところ。

(話がそれるけど、性別問わずここの政策大学院の人は「女性的」な人が多い。官庁からの人がおおいから、その性質考えると納得。ともかくいろんなステークホルダーとの関係を調整してる仕事が多いからかな。で、MBAは性別問わず「中性的」。ビジネスは創造性と関係性が必要だから?で、エンジニアリングスクールの人は「男性的」。新たな法則や、答えを追求することをいつも行ってるからかな。)

ど・・・どうにか私も「女性」性がほしい。「関係を保つ」のに、とっても有効な話の運び方をするのが女性的な話し方だと思うから。女性的な話が上手い人は、周りの共感を一気にもってって、それで連帯意識を作り上げる天才だと思う。

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2007-04-24 終わらない論文と不安定な心情と

忘れてはいけない
自分が社会の底辺にいたころ
だれもが嘲笑とあきらめといたたまれなさをもって
私を見ていたころ
「私だって生きるのに必死なんだ」
そういいたくても、底辺からそう叫んでも、
声が届かなかったころ
昼過ぎにおきて一日中ゲームして、
平日の昼間からゲーセンにいって、
近所からあわれみの目でみられても
自分じゃどうしようもできないんです
のヒトコトさえいえなかったこと


私からみたら周りの誰もがエリートに見える
そんな心情をいつも持ってたあのころ



論文、アイデアはあるのに言葉がみつかんない。
これが終わったらあともう一本。そしたらちょっとだけ
休める。



「あのころ」からずいぶん遠いところにいる?
ぜんぜん。
それを忘れちゃいけない。
「あのころ」の私は、今の私にいつも何か訴えかけてると

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2007-04-24 無感症

http://amilatte.jugem.jp/?eid=311#sequel

多分状況から察するに外資の投資銀行部門かとおもう。
私はこの、人の神経を削っていくような状況、見覚えがある。
体験したことがある。大学の研究会。
外資系投資銀行の熾烈さと、たかが大学の研究会が同じ状況?
笑わせるねといわれるかもしれないけど、この日記よんで分かった。
ああ、あの状況は同じだ。

連日徹夜で倒れて点滴打ってるときに、グループワークメンバーから
電話がかかる。「あと2時間くらいしたらこれるよね?」

胃痛がひどくなる、20分おきに胃痛が起こっても、
休むことができない、周りがそれを許さない。自分もそれを承知してる。
それで結局寝ることができない。

毎日3時間寝ても多いほうだった。

論文の質が人格評価に変わる。

こいつはできる、あいつはできない、先輩の後輩評価は論文の質で決まる。

論文が万一悪いと「沈黙」。先輩はもう相手をしてくれなくなる。


それでも、それでも続けることができたのは、論文のグループワーク発表が
おわれば、一緒に笑って飲める仲間が、数人でもいたから。
それでも、その研究会の幹事を受け入れられたのは、連帯意識がある仲間が
数人でもいたから。


投資銀行はどんな職場なんだろう。「無感症」になっちゃうのかな。
周りの人にたいして。
自分の体のアラームにたいして。
みんな、そうなってしまうんだろうか。資本主義の効率性と成果主義が顕著なのは
ああいう業界なんだろうな。
「仲間」ができにくい根本まできりつめた「成果主義」。
私は「仲間」がいなかったら、あんな研究会、1ヶ月と持たなかったよ。

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2007-04-24 元彼氏が忘れられない

そんな理由があるとすれば、彼が幸せであるという雰囲気を感じ取れないからだ。とても良い子をみつけて幸せな結婚でもすれば。そうでなくても私生活で、すごく充実してるようなら。

いつもいつも私に「幸せになってね、きみならずっと幸せな人生をおくれるよ」といいながら、こと彼自身の幸せが欠如してるのかと思うと、もはや恋愛感情がなくても涙がでてくる。

誰にでも親切で、誰にでも思いやりをもって接するような彼は私の友人の中で「一番幸せになってほしい」人だ。そうでないようなら、私はずっと彼の背中を気にしてしまうんだとおもう。

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2007-04-24 しばふでねころがる

お昼、買い物帰りに中東料理のデリによって、ドラエモンのポケットみたいなパンにヒヨコマメペーストのフライと野菜つめこんだサンドイッチをテイクアウトしてみた。NYのオーガニック友達のちゃーりーに教えてもらったここはあくまでべじたぶる・・・

あまりにも雲ひとつないいいお天気なので、学校のみんなは芝生にねっころがってごはんたべてたりイチャイチャしたり(男男と女女のペアが時々みられるのもこの学校のよさだと思います)本読んでたりしてたもんだから

私ものっそのっそと芝生に入り込んでお昼たべながらM&A関連の論文読んでみた。

しばふってこんなあったかくてもひんやーりしてて気持ちいいですよね・・・。真っ青な空とか、おだやかな時間の流れとか、そんな中で周りをみわたすと、自分が悩んでる将来なんて案外想像で怖がってるだけでなんともないんじゃないかと思い始めてきたりとか・・・。

JTがどっかの大きなタバコ会社M&Aしたーとか楽天がTBSをTOBかーとか騒がれたって何だって、大きな経済の流れの一つで、私が見えない見えないともがいてる未来だって結局は自分の人生の中の一瞬でしかない些細なことなんだろーな。

下を見れば芝生はとってもあおいし、上をみてもそらはとってもあおいんだよね。

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2007-04-23 引導できる人になりたい

私がもしも親になったら。

自分の親がやってやったことを自分もやるとしたら、

引導できる親になりたい。


学校に行かなくなった私に
家庭相談所にさりげなく連れて行ったり

また高校で学校やめると言い出した私に
社会のドライさを説いて引きとどませたり

シューカツで上手くいかない自分に
「また来年やれば」とさりげなく言ってくれたり

親は「こうしなさい」「ああしなさい」なんて今まで一度もいったことが
ない気がする。私の人生に積極的に介入したことなんて一度もなかった。

でも、それはとっても勇気のいることだって思う。
自分の子どもの「こどものような選択」を見守り、
つまづいたら、元の道に正してくれるような。
引導してくれたのはいつも親だった。

耐える能力。
信じる能力。
許す能力。
フォローする能力。
導く能力。


やろうと思ってもそう簡単にできるもんじゃない。

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2007-04-22 2.5次元のススメ

二次元と三次元の間を取るウェブに期待したアニメとかゲームとかの話とか、2.5次元と名づけてみたこととか。
これからのアニメとかマンガとか。
大人数のためのインターネットとか。
情報と投資家をつなぐことが出来る人とか。
システムトレードでパターン化される心理とか。
コンピュータと人の距離そのまた先とか。
手紙の意義とか。

書きたいけど何分論文2本を木曜までに終わらせねばなので、
余裕できたらかくにょ。というかいつものようにペーパーとか
テスト前の切羽詰ったときに限って妄想が先を行くんですよ

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2007-04-22 エレクトロ・ワールド

「ごめんね、もう電池がない・・・」
「うん、あと4分24秒しか持たないと思う」
「ごめんね、ごめんねどこいってもハルの電池だけがなかったの」
「リリコはぼくのためにここまでしてくれたんだね」
「いやだ、ハルがいなくなるのはいやだ」
「怖いことじゃないんだよ、ぼくはリリコが泣く姿をみるのがイヤだ」
「ハルはもういなくなっちゃうの?リリコはどうすればいいの?」
「言ってみて」
「あ」
「あの言葉、言ってみて」
「あ・・・」
「ききたい」
「あいしてる」
「きれいな音の流れだね」
「・・・あいしてる、あいしてるよハル」
「あいしてるよリリコ」
「あいしてる、あいしてるあいしてる。ハル、あいしてるよ、ハル」
「ぼくが自ら欲したんだよ、しんじて」
「ハル、ハル・・・」
「電気の流れさえ、止められなかったんだ」
「ハル、」
「あいしてるよ」



と、いうストーリーを妄想してしまうほどのサイケなアイドル、Perfume
はオススメです。ものすごく精度の高いアイドルですので応援リストにハイッター。
ニコニコ動画とかでPVがみれるのだー

http://www.nicovideo.jp/watch/sm111629

コンピュータはいつか人間の感情のブレをも計算することが可能になると思います。そのようなブレを作って限りなく人間の感情の動きをコピーできるからこそ、完璧な思念体(ここ笑っていいですオタの人)が現れ、人間の上に立つかもしれませんよね。"Perfectly logical being"が世界を統治するからこそ、世界に平穏が生まれるというと、人はくるっていると言い放つかもしれません。しかしそもそも法治国家そのものがそのようなPerfectly logical な国家を目指して作られてるのですから、Perfectly logical being が統治してしかるべきなのではないでしょうか。

日銀の間違ったオペレーションも、首相の間違った外交判断も、司法の間違った判決も、全てなくなり、完璧な国家が生まれるはずなのです。Perfectly logical beignに追従する人々は、より、perfectly logical beingに近づこうとするでしょう。今まで存在しなかった perfectly logical being を仮想して求める社会より、実存するperfectly logical being がいたほうがとても簡単な模範となりうるのです。

非効率的な経済活動は消え、非倫理的な犯罪行為は消え、非現実的な政治判断は社会から消えてなくなるでしょう。理想の法治国家はここで初めて現実のものとなるのです。


・・・なぁんて国家、魅力的ですかねえ。もしもリリコがハルを愛し始めた瞬間を言い当てろといわれたら、ハルの中でコンピュータ制御し得ないバグ、愛情が発生した時だとおもいまつよ。人間は、完全に論理的な存在を望みながら、現にそのような存在を目の当たりにしたとき、自分の存在意義を失い、拒絶するものだからです。「バグ」が意識の大半を占めるような人間にとって、それは目をそむけるに値するものでしょう。バグを持ち得ないものをシステムとして望みながら、そのようなものに「使われる」のは拒絶する、これが人間とコンピュータの埋められない距離なのでしょう。


・・・なぁんて何いいたいのか的エントリですが、まずはPerfumeのCDかっとけってことで。

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