とある国の内情を知ることがどれだけ大変か。
「憲法九条改変によって、日本が他国に侵略する可能性がでてくる」
とかいう生徒が本当にいた・・・・。
根拠が「昔日本はアジア諸国を侵略したから」だそうです。
学部なら分かるけど、これ、院のクラスですから・・・。
もう私も他の政府からの派遣できた日本人生徒も
コレに対しては意見いいまくりましたが・・・。
過去の「侵略」と思われるような行為がまた繰り返されるかもしれないと
感情でとらえるのではなく、
冷静に日本の政府の発言、政治家の発言、新聞の意見、世論とかを
捕らえたうえで「侵略の可能性」を言ってほしいものです・・・・。
が、しかしこういう国の内政を他国にいる人が冷静に俯瞰することがどれだけ大変か。
情報がやはり足りてないんですよね。私もよく、それを感じます。
国際関係については、英語系のメディアの方が日本のメディアよりもより
客観的な意見を言っている(裏づけが詳細であるという意味では)と私自身思ってしまう位だし、その人が接しているメディアの質と量の問題でもあると思います。
アメリカにきてすごいなあと思うところは、他の国よりも抜群の情報量と知識があるということです。それが、メディアの質に関わっているんでしょうね〜。メディアの質はその国の教養レベルを規定してしまう側面もありますし・・・。
そういうメディアの波にさらわれる現象は実は自分自身にもありまして、アメリカにきて日本を客観的に、いや、少なくとも昔よりは、見ている気がします。それはやはり接するメディアの質や量も関係していると思うのです。 |