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「短歌日記」

いしざきともこのページENTER

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2004-12-31 また陽が昇る
2004-12-21 いちばん行きたい場所。
2004-12-11 感謝
2004-12-10 きょうのうた
2004-12-10 わたしなりの。
2004-12-07 クリスマス
2004-11-13 冬の向日葵 / 行止まりまで
2004-10-28 きょうのうた
2004-10-25 きょうのうた
2004-10-22 台風23号


2004-12-31 また陽が昇る

 ■白き線踏めば悔いの多きことゆらりと満ちる 海が見えます/東直子


 ■もう一度生きてみますね何もかもはじめてのよな子供の顔で
 ■夕暮れに憶えたものをひとつずつ忘れてゆくの また陽が昇る
 ■手紙ばかり書く大晦日しんしんと心の中にあなたが積もる

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2004-12-21 いちばん行きたい場所。

山登りにも行きたいけれど、今はいちばん庭園に行きたい。
金沢の兼六園とまでは言わないけれど、浜離宮くらいなら
行こうと思えばいつでもいけるし、こじんまりしてて
結構すきな場所。
そういえば、晴れの国には後楽園があるけれど、そこもよかったな。
地味なお城も近くにあるし。
昼下がりにのんびりとお散歩をして、何も考えずにぼーっとしたい。


■いつだってまじめだもんとふりかえる窓にはおでこのあぶらのあと/飯田有子

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浅草から水上バスにて浜離宮に行くのも良いですよ(^ ^)。 / いく ( 2004-12-22 12:02 )

2004-12-11 感謝

昨日は久々に新宿まで出て、親しい人たちの元気そうな顔を見た。
いつでも、どんなときも、自分のことを見守っていてくれる人が
いてくれることに、感謝する。

相変わらず行き先もわからないまま転がっているわたしを、
見捨てないでいてくれてありがとう。あいしてくれて、ありがとう。

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2004-12-10 きょうのうた

■じぶんで自分の首を締めつつ喘ぐ夜にその苦しみを快楽とせよ

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2004-12-10 わたしなりの。

■誰とでもいちごショートを分け合って少し優しくなれたらいいな



ひとつのケーキを分け合って食べるようには、悲しみも寂しさも、喜びも、
誰かと分かち合うということができない。だから他人を求めても
他人とほんとうの意味では、深く関わることができないのだと思う。
だからいつまでたっても、同じことの繰り返しなのだろうな。

■手を伸ばし待っているだけいつまでも海の底まで届かぬひかり
■並べつつすべて壊してゆくときに響きだす音 常に忘れず

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2004-12-07 クリスマス

歩いていると、最近あちこちからクリスマスソングが流れてきます。
クリスマスも正月も普通の一日という感じだから、当然のように
何にも予定はないんですけどね、そうやって街じゅうに曲が流れていると
嫌でも無理矢理クリスマス気分を味あわされているような気分になります。
そういえば、もう何年も前に、初めて、大好きだった人と
クリスマスケーキを食べた時、ケーキの上に乗っていたサンタの首が
真っ二つに折れていて泣いてしまったことがあります(汗
なんだか、そんなことで泣かなくてもって今は思うのだけど
その時は妙にかなしかったのを覚えています。
あれはもう、4年以上前のことになるのかなぁ。


■目閉じれば浮かぶひとあり未確認飛行物体のようにまぶしい/いしざきともこ

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やっぱり酒ですかねぇ〜。シャンパン美味しいですしね。ほんと、わたしから酒を取ったら何が残るんだろって感じです。 / 石崎友子 ( 2004-12-10 15:11 )
クリスマスケーキ・・・今年はクリスマスシャンパンになりそうですか? それも悪くないと思いますよ。泡が出なくなっても美味しく飲めるシャンパンもありますし。 / こっしー ( 2004-12-07 22:23 )

2004-11-13 冬の向日葵 / 行止まりまで

<冬の向日葵>
幅広の背中眺めつ歩く道どこまでいっても女でありぬ
「昨日までは我だけのもの」誰が為にある乳房かと問われるならば
みづうみに小石投げればじんわりと波紋ひろがるようなり恋は
探しても探してもまだ見つからぬあなたの影の中心はどこ
窓辺からひかりが届く時のようあなたの声に振り返るとき
満ち足りることなどないというようにひかりを吸い込む冬の向日葵


<行止まりまで>
よく笑いよく泣いたよねじんせいはともに老いたき人のないまま
博愛の精神だねという皮肉浴びつつだってどのひとも好き
どこへ向かう道かさっぱりわからずに歩いて行くの 行止まりまで

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2004-10-28 きょうのうた

■へその緒を持たない大人だからだろう愛されててもさみしい僕ら/いしざきともこ


 寒さが深まるにつれて、性格が暗くなって嫌・・・。もともと暗いのに、
 これ以上暗くなってどうすんだろ・・・って感じ。

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2004-10-25 きょうのうた

 

 先週はなんだかばたばたとしていて、夜は9時過ぎとか10時には
 すでに布団に入ってるような生活をしていました。
 そういう日々も久しぶりに充実感があっていいのだけれど、
 やっぱりお休みの日がすきだなぁ。なんにもしないでぼんやりと
 ひとりで過ごすのが何よりもすきです。

■持つときの軽いためらい鋏とは切るためにある わかっていても/いしざきともこ

■目の中にひろがる宇宙あのひとの手紙の文字は転写のように/いしざきともこ

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2004-10-22 台風23号

■このままでいたいあなたの足元に捧げっぱなしの献花のごとく

■あいされるたびに螺旋階段の一段ずつが消えてゆく罰


 

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