2003-03-18 (TUE) アメリカ国民が皆戦争支持しているわけではないようだけど
2003-03-16 (SUN)
2003-03-15 (SAT) カラオケ！
2003-03-14 (FRI)
2003-03-12 (WED) 麻婆豆腐
2003-03-10 (MON) 伝染性単核球症
2003-03-09 (SUN) ご近所ドライブ
2003-03-08 (SAT) クジラを見に。
2003-03-06 (THU) 再びガス問題
2003-03-05 (WED) マッサージのクラスに参加

毎朝一時間、日本語のニュース番組が見られるので、なるべく欠かさずみているのだが、今日はそこで、今アメリカでフランス製品ボイコット中、というニュースをやっていた。国連でのことがきっかけでニューヨークの高級フランスレストランは閑古鳥だとか、ホワイトハウス内ではフレンチポテトがなくなってフリーダムポテトになったとかいうやつである。
要するに、ホワイトハウスは当然として、少なくともニューヨーク市民は戦争OKという意味になる。

少なくとも、私の住む田舎町の繁華街では我々が来た頃からの頃からほぼ毎週末、戦争反対、ブッシュだめ、というデモを行っているし、私が接した数少ないアメリカ人は皆、戦争反対だ。学校の先生と、アルバイトの学生、たった一人のアメリカ人の友人も、そして彼女があわせてくれた彼女の友人たちも。(彼女は、前の学校で会話の練習をするようにと引き合わせてくれたUCSBの学生さんで今でもたまにあっておしゃべりしてくれたり、宿題を手伝ってくれたりする。)

でも、ニュースで見るとなぜか、デモとかしている人はごく少数で、国民の大多数がこの戦争を支持しているようにみえるから不思議だ。支持率も60%あると聞くし。それで彼女に、戦争に反対しているのはカリフォルニアの人だけなのかと聞いてしまう。カリフォルニアはそもそもアウトローの集まりだからそうかもね、と説明してくれるのだがちょっと腑に落ちないのも本当だ。彼女でさえ中間選挙の結果に首をかしげていたし。

どこに戦争イケイケの人がいるのか、会わせて欲しいものだ。東の方に行けばいっぱいいるのかしら？

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オットの体調が優れず、一日中寝て過ごす。つられて私もお昼寝してしまった。来週はテストやら宿題の締切りやらあるのに、一度寝てしまったら起きられなくて、それどころではなくなってしまったのがちょっと不安。
夕方散歩に誘ってみたがよほどお疲れのようでムリとのこと。ザンネン。

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夜、日本人会テニス部懇親会へ、テニス部に所属していないオットとともに参加。個人宅でカラオケ＋焼肉。これを機会にオットもテニス部に入ってくれることを祈りつつ。

インターネットで曲をダウンロードするところだけ違うが、あとは普通のカラオケボックスにいるような感じ。マイクも音も結構本格的だった。ロスアンゼルスの方まで行けばカラオケ屋さんがあるらしいが、まさかサンタバーバラでWhite Loveを歌うとは思いもしなかったので、ちょっとした感慨も。

会社から派遣された人、会社を辞めて大学に来た人などいらして、やはりそういう人々だけあって皆さん結構個性的でタフで多才で、ものすごく楽しかった。我々は１２時でリタイアしてきたが、最後は２時くらいまでやっていたらしい。アパートな上にルームメイトもいたのによかったのだろうか？

依然オットはテニス部に興味がない様でがっかり。

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朝からアパートの前で見送り。
照れ屋の彼女らしく、賑やかで慌しい出発。本当に時間がなかったのだが、時間がないからもう行くね！ばいばい！って感じで別れを惜しむなどと言うこともまったくなし。
そのせいか、今日は誰と会っても、みんなが、彼女がそこから出てきそうだ、と盛んに言っていた。
すごい存在感だ。

学校帰り、来週帰国される方のお宅へ電子レンジを頂きにあがる。４年住まれていたので、引越し作業が大変そうだ。
いままで電子レンジがなかったことを驚かれるが、たまに不便だったがなければないでなんとかなっていたし、どうしても、というときは２回くらい、アパートの人にお借りしていた。これで少し、夕飯の幅が広がるか？

午後お料理好きくんが帰国へ向けてアパートを引き払ったので、調味料などごっそり頂きにあがる。
早いもの勝ちと言われていたので、昼も食べずに駆けつける。最後のケーキをご馳走になりつつ、何人かでハイエナのようにいろいろ頂いてくる。２ヶ月の一人暮らしで、しかも男の子なのにいろいろそろっていて改めて驚いた。お目当ての調味料がいただけたので、これで麻婆豆腐が再現できると満足して帰宅。

今日は頂きもの沢山の日だ。

夕方はテニス。
今週になって、やっとラリーを続けられるくらいに上達してきた。まだ思い通りのところにボールを飛ばせるわけではないが、相手の人に申し訳ない、と思う頻度が減ったのがとても嬉しい。そろそろラケットを買うべきか？

テニスのメンバーの中に午後クジラを見に行ってきた人がいた。イルカの大群に遭遇した上、クジラの尻尾をご覧になったらしく、いたく感激のご様子。先日の仲間と、イルカの大群に遭うまで挑戦する決意を固める。
一人、やはりフネにやられてしまって大変だったと言っていた。はきながらはしゃぎ、写真をとってははいていたらしい。強い人がいるものだ。しかも内容物まで確認していて、大声で「私こんなの食べたっけ？！」とか言いながらはいていたとかで、バカうけ。その話が出ると「あーあれ、思い出したのよぉ」なんて言って、何を食べて何が出てきたか説明してくれた。みんなで夕飯を食べているのに。

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ご近所でお料理教室。先生は前の学校で一緒だった男の子で、近所の女の子と私の二人が生徒。
彼のケーキは絶品だ。近所で買えるケーキが甘すぎて全く食べる気にならない代物なので、余計に感じるかもしれないが。
お料理も彼のお父さんの”男の料理”を真似しているので、細かいところが丁寧でそこがちょっと新鮮ですばらしい。私が行く前にケーキ講座は終わっていて、私はご相伴にあずかっただけ。普通のパウンドケーキだが、バナナと胡桃を入れたり、チョコレート味にしたり、男性と思えない工夫でいつ食べても美味。彼が来週帰国してしまうのが心から惜しまれる。
私が行ってからは麻婆豆腐を作って、しっかり半分持ち帰り夕飯のメニュウに。中華っぽい調味料を結構沢山使って、中華街のような麻婆豆腐が出来て嬉しかった。オットにもまずまずの評判。すぐにまた今度は一人で作ってマスターしたい。


ところで、今日はサンセットウォーキングの最終日になるはずだった。
散歩の相棒があさって帰国するのである。

久々に完全な曇りで、夕日が見られそうになく散歩は中止に。
先週の散歩が最後ということになってしまった。帰り道が暗くなるため、一人ではちょっと気がひけるのでしばらくお休みとなる。また相棒が見つかったら再開したいが、すっかりみんな車に頼った生活に慣れてしまい、散歩を嫌がる人々ばかりでなかなか参加希望者がいないのだ。”１時間かかる”というのもいけないらしい。気持ちいいのにザンネン。

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こんな聞いたこともない病気にクラスメイトがかかってしまった。
家族のためにもう一度書くが、この病気にかかったのはオットでも私でもなく、私のクラスメイトだ。

ウィルスでのどが腫れるというのが主な症状で、先週から病院に付き合ったりしていたのだが、日曜日にやっと検査の結果が出てすぐに半泣きで電話がかかってきた。
症状は単純だがリンパ腺全体に具合がよくないらしく安静が必要なものらしい。オットが日本出発間際に、家庭の医学を買ってきてくれていて本当によかった。難しいことを英語で言われて、彼女は不安でちょっとパニックになっていたようだったが、これのお陰で少しは安心したようだった。しかしいかんせんはたちだし、親元を離れたのも初めてで、不安は大きい。
今日はくすりの受け取りに付き合った。

学校の保険の関係で、病院も薬局も指定の場所に行かねばならず、具合が悪いのに本当に面倒くさいが、学校の保健室（ここでは担当者のサインをもらうだけ。このサインが病院と薬局で必要になるらしい）→ 病院 → 薬局と順番に回らねばならない。
お陰でこちらは病気になったらどういう順番でどこに行けばいいかよくわかったので、なんだか安心だ。

１月からここで勉強している人なのだが、彼女はとても頑張っていて、宿題をやったノートなど見せてもらうと度肝を抜かれると言うといいすぎだけど、ここまで勉強する人をしばらく見てないな、というほどだったので無理がたたったのだろう。
早くよくなって欲しいものだ。

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天気がよかったのでのんびりご近所をドライブ。
ご近所と言っても、高速に乗って１時間くらいのところにある山あいの湖へ。
Ojai（オーハイ）という近辺を当てもなくぐるぐると。

昼ごはんを食べてから出発するかどうかで意見が分かれたのだが、「何かあるよ」というオットの一言で空腹のまま出発。前の学校の先生があそこの湖はきれい、と言っていたのだけが情報と言えば情報で、まったく誰も行った人がいない場所だったので、何かが食べられるかどうかとても不安だったので「食べてから出発」と主張したのだが、最後には、何もなくてもそんなに遠くないので何とかなるくらいに思って折れた。

が、不安的中。
笑っちゃうくらい何もない雄大な景色の中ドライブを楽しむ。
何気なく私が持参した300MLのペットボトルの水だけで、空腹を抱えたまま２時間あまり。
アメリカって広いねぇ！などと言いあったりしつつ。あまりにも何もなさ過ぎて、食べるべきだったことなど怒ったりする気にもなれず、ただこんなに不便な場所に住むんじゃなくてよかったと思いながら運転。
300MLしかない水を、オットはなんの遠慮もなしにぐいぐい飲んでいて、楽観的な人でよかったかもと思った。本当に日差しが強く暑いので、限りある水を大事に、とか考えすぎるとかえって深刻になって嫌なムードになりそうだったので見ないフリを続けて、やっとたどり着いたハンバーガー屋で見てみると見事に空っぽだったので本当に驚いた。ここでハンバーガーが食べられて、飲物にもありつけてよかった。
すごい空腹にもかかわらず、ハンバーガーがちっともおいしくなかったのがまたおかしかった。

昨日の疲れがまだ残っていたので早めの帰宅となった。近所の海岸で初めてオットと一緒に夕日を見た。
これがその写真。波間の黒い点は、サーファーの皆さん。この時間だけは波乗りを中止してみんな同じ方向を見ている。
写真だと限界があるが、その美しさの半分くらいは伝わるだろうか？



ところで昨日の夕方、同じアパートの、１月から一時帰国していた女の子が帰ってきて嬉しい限り。
ルームメイトがいるので彼女の部屋は空家になったわけでなく、住人がいる状態なのでまぎらわしいのだが、クジラから帰ってきてからはたびたびその部屋のドアを見て、帰ってくるのを待っていた。夕方買い物から帰ってきたらその部屋のドアが開いていて、同じアパートの別の部屋の女の子に、ドアが開いているけど帰ってきたと思うか聞いてみると、まだ早い！と言われたがいたたまれずに見に行って、開いたドアの前で名前を呼んでみたら、台所で彼女がニコニコ笑っていた。感涙。ドアを開けて掃除をするのは彼女が好むやり方だったので間違いないと思ったのだ。すぐにさっきの女の子に報告に行くと、焼肉かアイスクリームを食べるときにしか見たことのないとびっきりかわいい顔をして走ってきた。
しばらく彼女の疲れを無視して、いない間の報告など。また少し賑やかになりそうだ。

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朝からクジラを見に、徒党を組んで出かけた。20人以上だと団体割引になるとかでなんとかしたかったのだが、思いついたのが遅かったせいか一歩及ばず14-5人くらいで。オットも珍しく午前中だけ学校を休んで参加してくれた。

とにかくものすごかった。

いやすごかったのは、フネ。
箱根の芦ノ湖の遊覧船より小さく、横浜のシーバスより大きい舟で、ノットなど全く確認しなかったが、体感スピードは時速160KMくらい。車で窓を全開にした感じとの比較と想像で。波などもあるので、緩やかなでこぼこ道を走っている感じになり、内臓が常に浮きっぱなしで目的地までまっしぐらの１時間で、体調が悪くなる人続出。お子さんたちは全滅の様子だった。あの小さい体でこの衝撃をやりすごすのはムリだと思う。ずっと笑顔で係りの人が見回って体調を確認してくれて、気分が悪い人には袋をあげていたようだ。我々も最初はどうなることかと思ったが、なんとか持ちこたえることができた。

ツアーの予定時刻は２時間半で、目的地に着くまで１時間かかり、１時間くらいクジラを探してさまよってあきらめかけた頃、やっと出会えた。30分くらいクジラの近くを遊覧しつつ観察。

クジラのイメージというのは、子供の時に見た何かの絵の印象が強すぎて、水面に風船みたいなクジラが浮いているのが見えるものだとばかり思っていた。
しかし実際に見えるのは息継ぎをするときの背中だけ。潮を吹く動く岩という感じ。せめて尻尾だけでも見せて欲しいと思ったが、夢かなわず。

でも一瞬。
クジラが我々のフネの方向に向かって進んできた瞬間だけは興奮した。
潮をふいた岩が、こっちに向かって進んでくるかに見えたその瞬間。

どきどきしていた。

北の国からの純くんのように。どきどきしていた。
クジラの頭ははっきりこちらの方向を向いていた。

すぐに深く潜って見えなくなって、しばらく海面を見つめていると、またちょっと遠くで息継ぎをした。来てくれるかと思ったのに。でも、そう思わせてくれただけで結構楽しかったからよしとする。

３週間くらい前に学校でいったチームは、イルカの大群に会えてその写真を見せてもらっていたので、ちょっと羨ましい。イルカの方は影も形もみえずじまい。
オットはあの舟にすっかり閉口してしまい、もういいそうだが、今度はイルカ狙いで出かけてみたい。

写真は、一応クジラ。息継ぎをして潜るその一瞬。全然見えないね。気分だけでも。

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仕方がないとはわかっているが、ガス価格の高騰ぶりには全く閉口する。
石油の高騰が世界的なものらしいので当然日本も同じ状況だと思うのでこんなことを毎週書いて申し訳ない。

昨日からそろそろ給油と思っていて、でも財布にお金が足りなかったので昨日は価格調査に終わったのだが、昨日の時点ではガロン$2.00-をきっているところがまだあったのに、今日はもうご近所には見る限り1件もない。昨日無理矢理入れておくべきだったと悔やんだ。なんとか$2.01-のところで給油するも、この調子でどこまで行くのかとても不安。今はいかに買い物で遠回りをしないか、効率的に各所をまわるか考えている。まぁ、ちょっとは頭使っていいことかもしれないが。

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学校 → カリグラフィー → サンセットウォーキング

といつもの水曜日で終わるはずが、サンセットウォーキングのさらにその後、散歩の相棒が参加しているマッサージのクラスに参加。二人一組で参加するクラスの、相棒がどうしても行かれないらしく、ちょっと興味があったので見学がてら連れて行ってもらう。

予想通り。
カップルでいちゃつきつつ受講している人たちもいて、こそこそ盗み見て楽しみつつ。

マッサージのクラスも今日が最後で、新しいことは教えてもらえず、自分たちで適当に復習をする日で、私がマッサージする番のときは随分戸惑った。周りを見つつ真似をして適当に。わざわざマッサージ用の台まで用意してあり本格的で、プリントなど配られたりして結構真剣にやるものらしくおもしろそう。

帰宅後、オットを誘ってみる。一応、いいね、とは言ってくれたものの、4月になったらどちらも忘れているかも。

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