2002-03-30 フレディーのお気に入り
2002-03-16 美山マラソン報告
2002-03-07 食いしん坊のあなたに⇒久しぶりの「再びスペイン報告１４」
2002-02-26 アンニョン　ハセヨ「地下女将軍」
2002-02-16 さようなら・・・
2002-02-10 100均男
2002-02-01 早春の使者
2002-01-19 イスラエル「SABRA」
2002-01-06 浪花の初芝居
2001-12-31 年末のごあいさつ

私の弟子のペルー人のフレディーが朝の挨拶もそこそこに「『アイ〜ン』とはどういう意味か？」と私に聞いてきた。

私　　　　「ふーむ。別に意味はないけどなあ」
フレディー「そしたらどういうときに使うのだ？」
私　　　　「別にどういう時っていうのもないけどなあ」
フレディー「そうしたら、例えば『おはよう、アイ〜ン』とかでもいいのか？」
私　　　　「まあそうだな」
フレディー「『今日はいい天気だなあ、アイ〜ン』でもいいのか？」
私（少々面倒になってきた）「ああ」


それ以来フレディーは、嬉しそうにだれかれ問わず「アイ〜ン」を披露している。


みなさんフレディーに「アイ〜ン」の意味、正しい使い方を教えてあげてください。　

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その日３月１０日、約２年ぶりのフルマラソンに参加するため車を美山に向かって走らせていた。
仕事多忙のため練習不足気味ではあるものの体調は悪くない。
早朝の山道は交通量も少なく、久しぶりのドライブは気持よかった。

ところがそんな理想的な状態は長くは続かない。突然右膝が痛み出した。
最近ムリな練習はせずに足に負担はかかってないはずなのになぜだ？
この美山マラソンはダムの近くをスタートしてコースを山間に設定しているため、高低差が１１０ｍもある難コースで有名なマラソンであり何年か前にこのレースを走ったとき、あまりのハードさに死にそうになったことがある。
きっとわたしの右膝はその時のことを覚えていて、同じ方向に向かっていることを察知してご主人様であるわたしに必死で警告しているのだろう。
右膝をさすりながら「よしよし」といって運転を続けていると痛みは遠のいた。
ご主人様に似て単純なのである。
しかし今度はなんと左膝が痛み出した。「なんやねんこいつらは！」わたしは左膝をバシッと殴ってやった。

さて駐車場に到着後、バスでスタート地点まで移動する。
受け付けをすませまずは腹ごしらえだ。
来る途中コンビニで買ってきたおにぎり２個である。
さてみなさんコンビニおにぎりの開封にも技術ランクがあるのをご存知であるか？


レベル７（指導者）
　　　　説明を読まなくても手早くフィルムを開封することができる。
レベル６（上級者）
　　　　説明を読めば正確に開封できる
レベル５（中級者）　
　　　　説明を読めば手順通りに開封できるが、時間がかかる。
レベル４（初級者）
　　　　説明を読めば開封できるが、時間がかかる上　フィルムの間に海苔がちぎれて残ったままになる。
レベル３（初心者）
　　　　説明を読むのだが手順を間違えてしまって、旨く開けられない。
レベル２（落第）
　　　　自己流で開けるがきたない上に時間がかかる。
レベル１（論外、酔っ払い等）
　　　　説明の「�@の部分を下に引く」の�@が果たしてどこなのかわからない。それどころか自分がどこに居るのかさえわからない。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つづく（のか？）

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スペインのレストランでは普通ファースト　ディッシュとセカンド　ディッシュを選びそれぞれが日本の常識を大きく超えた量であるので、ビールを飲みながら軽く昼飯を食いたいというときはＢＡＲ（バル）でタパスをつまむことになる。
タパスというのは惣菜が小皿で供されるもので、それぞれの量も酒のつまみにはほどよいものである。
ここのＴＡＰＡ　ＴＡＰＡという店はＢＡＲとしてはかなり規模の大きな店で親切に写真入のメニューも置いてあるので、言葉がわからなくても注文しやすい。

百聞は一見にしかずと言うことで写真でスペインを味わってください。
「くいしんぼうのあなたへ」メニュー拡大画像その１
「もっとくいしんぼうのあなたへ」メニュー拡大画像その２

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先週１週間、韓国の大学数校から来日された教授達にレクチャーをおこなった。
韓国からの客人はいつも必ずお土産を持ってきてくれる。
その時は海苔と眞露であった。どちらも私のテイストにピッタリはまった土産だ。
かなりポイントが高い。
きっと来日前にスパイを送り込んで私の嗜好について極秘諜報活動をおこなったに違いない。
そして今週も偶然引き続いて韓国からの客人である。今週は女子大生たちへのレクチャーである。
１日目のレクチャーの終了時彼女達はきれいな包装紙に包まれた箱を私に差し出した。
おおやはり礼儀の国だけのことはある。このへんに抜かりはない。
包装紙を剥がして箱を開けて出てきたのが写真のこれである。
気持はとても嬉しいが・・・一番恐れていた「宗教モノ」である。
それにしても「地下女将軍」というのが笑える。なんか「仮面の忍者赤影」にでてきそうなネーミングだ。
結婚記念日かなんかに「今日は早く帰ってくるよ」と言っておきながら、飲みに行ってしかもしっかり３次会までこなしてきて深夜へべれけになって帰ってきたようなとき、「地下女将軍」が出陣されるのであろう。
こんなのが怒りながら出てきたら私なら間違いなく泣いてしまう。
泣き止んだあとも「ヒック　ヒック」状態が７分間は止まらないであろう。

家の中でこの手の土産を置く場所は決まっている。ある一室の本棚の最上部なのだ。
この場所にはすでに世界中のいろんな国の妖気や霊気や邪気や狂気を秘めた置物達がひしめき合っているのだ。
今やもうそのスポットは正視できない状態である。

もしも、仮にもしも「あんなやましいこと」や「こんないかがわしいこと」なんかしてしまったら「地下女将軍」を先頭に世界中の神々達に瞬く間に私は成敗されてしまうに違いない。

ああコワイよう！　　ワルイことしないよう〜！　　イイコにしてるよう〜！

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先日妻と居酒屋に行った。

カウンターで並んで酒を飲んでいた。

彼女が突然言った。「さようなら。」

「え？」

私は驚いて彼女のほうを見て聞き返した。

彼女はまっすぐ前を見つめたまま今度ははっきりいった。

「『さようなら』っていったの。」




彼女の視線の先にある水槽からなまこが消えていた。
オーダーがあったのだ。

さよならの相手が・・・・　私でなくて「よかった」

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日頃使っているヘアジェルを切らしたため、何気なく１００均ショップで探してみると・・・
あった。いつも使ってるのは２００ｇ入りで９００円なのだが、これは１００gで１００円。
なんと４分の１以下。２００ｇで７００円もお得なのだ。１万本買うと７００万円も得をする。
５万本買えば１軒家が建てられる。（しかしその結果家中ヘアジェルだらけになってしまい、結局もう１軒家を買うはめになりそうだが）
ふと見るとネクタイも１００円だ。シルクでないのは仕方ない。デザインはほとんどが赤面ものだが中に５０００円クラスのものと遜色ないものもある。２本買う。９８００円も儲けた。５０００本
買ったとすると・・・・・かなりお得だ（私の計算能力の限界はこの辺です）
その調子でレンジ用アルミカバー、歯磨き、封筒。これだけ買ってもたった６３０円。

レジのところにかごを持っていくと店員にモノを尋ねている客がいる。５０代の男性である。
「あのーネクタイみたいなんはどこにありまんのん？」
この人もネクタイだ。ネクタイ大人気。
しかし待てよ・・・たしか「ネクタイみたいなん」といっていた。標準語訳で「ネクタイのようなもの」
ネクタイではないのだ。ネクタイみたいな何なのだ？ネクタイみたいな片手鍋なのか？ネクタイみたいなポテトチップス薄塩なのか？
ネクタイみたいな卓上ホウキ（静電気で細かい埃もラクラク）なのか？ネクタイみたいなニクタイなのか？
ネクタイみたいな悪態なのか！？・・・・いかん私の頭脳が安い買い物ができた嬉しさのあまり暴走をはじめたらしい。

100均ショップを出た私は電気店の前で足を止めた。ここはフツーの値段の店なのであるが買い物モードになってる私はUSBハブや電源タップ2個、等々
どんどん買い込んでしまう。合計4800円。おまけに隣のCDショップでCDを衝動買い。
いかんこのままだと駐車場までにあるすべての店に入って、即座に破産してしまうであろう。
事態の恐ろしさに気がついた私は駐車場までわき目もふらずに歩きとにかく家までたどり着いた。

一息ついた私は買ったものの品質をチェックしてみることにした。いくら安くても実用に耐えられなかったら
意味がない。まずヘアジェルを試してみる。　　　　
おお今まで使っていたのより感触がいい。
次にネクタイ。これも自分でいうのもなんだが似合っている。

その人の持ち物が人格をあらわすというが、そうするとなにかぁあ？
わたしは100円グッズがお似合いの人格なのかぁあ？
そうかいそうかい、こうなったら全身100円男として生きてやる----!!

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「和彩あきら」で「ふきのとうのてんぷら」をいただく。

焼酎のお湯割を飲みながらふきのとうに塩をつけて齧る。

春の苦味が口の中に広がり少し眉をひそめてみる。

仕事が終わってほっとするひととき。

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昨日まで飲んでいたバーボンが終わってしまって、ナイトキャップ用の強めの酒がなくなってしまった。
うーーーん。ピンチである。
ということで思い出したのがこの酒、イスラエルの知人に貰った「SABRA」というオレンジリキュール。
以前にも飲んだことがあったのだが、強烈な甘さに閉口して次にこれを別の人に貰った時は、そのまま食品棚へ置きっぱなしにしていたのだ。

しかし背に腹はかえられない。今から栓を開けます。もしかしたら口直しにビールをがぶがぶ飲んでしまうかもしれない。・・・・・ではかんぱーい。

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明けましておめでとうございます。

正月にふさわしく、今年の日記歌舞伎の話で幕をあけます。
パートナーの誘いを受け大阪松竹座へ歌舞伎見物にいってきたのだ。
演目は「外郎売（ういろううり）」市川新之助、中村翫雀、片岡我當
　　　「恋湊博多諷（こいみなとはかたのひとふし）」
　　　　　　　　　　　　　　　　市川団十郎、中村鴈治郎、中村扇雀
　　　「大津絵道成寺」　　　　　鴈治郎五変化

チケットを予約もせず、行き当たりばったりの当日券買いで、それでも１等席が幸運にも手に入った。
前日の初詣ではほとんど見かけなかった和服姿がちらほらあり正月気分が盛り上がる。
根本的に歌舞伎が解かっていない我々の強い味方はイヤホンガイドである。
舞台装置やあらすじ、見所等をタイミングよく解説してくれるのでありがたい。
幕が開いてからは、テンポよくストーリーが進んでいき、歌舞伎独特のリズムにはまってしまうとどんどん惹きこまれていってしまうのだ。
伝統的な芸能文化の中に新鮮な色、音、テンポそして味（幕間に食べた弁当）を発見した、実りある1日であった。

本年もよろしくお願いいたします。




　

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わたしは今つっこみがえしを打っていて、ふと考えた。
記念すべき年末の日記がこんな尿瓶とも誤解されかねない絵で幕を閉じてもいいのか？
いやたとえ尿瓶に見えなくとも、「ハエ獲り箱」というだけでなんとなく胡散臭いではないか。ということで画像はありませんが、皆様へのこの1年の御礼の挨拶で幕を閉じさせていただくことにした。
・・・・とここまで打って気がついたがきれいに終わるつもりがすでに「尿瓶」という
品位のない言葉2つも踊っているではないか。（これで３つになってしまった・・・）

ゴホン（気を取り直して）

みなさん今年はわたしの非常にゆったりペースの日記（これは誰が考えても「日記」とは言わんだろう。ま、隔週記とでも言っておこう。）に付き合っていただいてありがとうございました。
来年も、このペースは変わらないような気がしますが、よろしくお願いいたします。

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