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アーシャの「モスクワ生活 & イギリス大学院留学日記」

バーミンガムから今度はロシアのモスクワへ大移動です。
大学院での奮闘日記は2003−2004年分をご覧下さい。

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目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2003-11-24 ロシア語と英語
2003-11-21 BACON CABBAGE
2003-11-20 遅刻
2003-11-17 ちょっと前向き
2003-11-16 大学院の勉強とは?
2003-11-15 Linda's birthday
2003-11-14 居眠り
2003-11-11 Tutorial
2003-11-10 Dissertation
2003-11-09 ロンドン2


2003-11-24 ロシア語と英語


日本は今日は祭日、でもUKは普通の日なので、いつもどおり学校に。
ここにいると、日本は祭日が多い国だなと思う。 今使っているカレンダーは
日本から持ってきたやつなので、祭日に赤丸がついている。 見てみると
11月は2回も3連休がある。 うらやましい〜。

今日の3限目のロシア語(Advanced Oral)は面白かった。
うちの現役PhDのロシア人が来て、ロシア語で自分の研究について
話をしてくれ、その後質疑応答。 彼は南ロシア(クラスノダールとか)
に多く住む移民ギリシア人マイノリティーの問題を研究している。 
恥ずかしながら、アーシャはこの問題についてまったく知識がなく
ロシアにはこんな問題もあったんだとびっくり。 18世紀にトルコ人が
ギリシア人をグルジアとかアルメニアに連れてきたのが移民の始まり等々
歴史的なことから彼が説明してくれたので、すごく分かりやすかった。

でも、驚いた。久々にロシア語のレクチャーを聞いてみて、
なんてロシア語は楽なんだろう。 UKに来てから少しは
ロシア語と英語の差が埋まったかなと思っていたけど全然違う。
ロシア語の場合聞いていてほぼ100%理解が出来る。 あと決定的に
英語と違うのは、何か質問するときに、躊躇しないし、「さぁ質問するぞ」
と意識しないで日本のように自然に質問が出来る。 これが英語だと
さあ大変、いまだに「質問しようかな、どうしようかな」と考えてしまう。
自分の英語に自信がないからなんだろうけど。 ロシア語だって間違え
ながら話しているし、自信なんてないけど、なんでだろう。
話し慣れているせいなのか、日本語同じように意識をしないで口に出てくる
んだよね。 結構Terribleなロシア語喋っているなと自分でも時々
笑っちゃうけど、あまり気にならなくなったし。 

今日、クラスメートのドイツ人のオリガに「最近気付いたけど、
アーシャってロシア語の方が得意でしょ?」と言われた。 
彼女がロシア語で話をしたいというので、暫くロシア語で御喋りした。
セミナーだとそんなに喋り倒さないのに、ロシア語の会話の授業とだと
超早口でTalkativeなアーシャにびっくりしたんだそうだ。 そりゃそうだよ
英語で喋り倒せたら、そんなに今苦労してないって。(笑)

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2003-11-21 BACON CABBAGE


学校に行く途中で水を買うため大学の中にあるスーパーに寄った。
何を買おうかなとドリンクコーナーを見ていると、BACON CABBAGEと
書いてあるドリンクを発見。 げっまじ、ベーコンにキャベツなんて
どんな味がするんだろうと思ってたら、良く見るとそれはなんと単なるNatural
mineral waterでBRECON CARREGという名前だった。(爆笑)
そりゃそうだよ、そんなドリンクさすがのUKにもあるわけ無いじゃん。
あ〜、相当やばいね私、こんな見間違いするなんて。 
ロシア語のボキャテストの前で、頭も目もおかしくなっているよ。

自分の馬鹿さ加減にうんざりしながら図書館に向かい、ボキャ暗記に励む。
ラストスパートかけるも、550個もそう簡単に覚えられるわけが無い。
あっという間に一時間半すぎ、教室に入り、テスト開始。
問題を見た瞬間、げっげ〜、Mike Berryめ、550個のうち250問出しやがった。
結果は、前回よりは良かったものの、またクラスでビリ。
しかも、いつもビリを競うマークが今日はいなかったから尚更出来の悪さが
目立つ。他のクラスメートはネイティブだから、英語の方は覚えなくて
いいけどこっちは英語もロシア語も覚えなきゃいけないから、
やっぱり不利だ。 それでも今回は頑張って200問くらいは正解したんだけど、
彼らは240問とか満点に近い点数を取るからかなわない。 
でもめげないで、今度は満点を目指して頑張ろう。 

例のベーコンキャベツの写真。一瞬でもBACON CABBAGEに見えてしまった
そこのあなた、相当疲れていますよ。 気をつけましょう。  

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のぶりん、出口まで’1メートル’ですか。かなり疲れがたまってますね。秋学期もあと少し、お互い頑張りましょう。 / アーシャ ( 2003-12-01 01:48 )
ゆーこちゃん、かなり疲れてるね。 私もエッセイの締めが・・・。ヤバイよ。 / アーシャ ( 2003-12-01 01:47 )
私もやっていました。それプラス、高速で’出口まで1m’を’1メートル’と読み、大慌て。相当疲れているのか、単なる天然ボケなのかわからないけど、お互い休息の日を求めて、頑張りましょ。 / のぶりん ( 2003-11-30 04:38 )
今日同じものを買いました。 私疲れてるのかも・・ベーコンキャベツに見えたよ(涙) プレゼン終わったから今日は寝る・・そしてエッセイにむかって前進だ! / ゆーこ ( 2003-11-28 01:58 )

2003-11-20 遅刻


12時からのロシア語の授業の前にちょっと図書館に寄ろうかなと思い11時過ぎに
寮を出た。 途中で、「あれ?おかしいな、今日は2コマ目が13:00に
終わるはずだよな」と思い、時計をもう一度見て、「っていうことは
授業もう始まってるじゃん」、11時に始まるはずの授業の時間をすっかり
一時間間違えていた。 気付いた時にはもう11時15分で、多分教室に
着くのは25分くらい。 半分もたってから遅れてはいるのもなぁ
と思ったが、せっかく前向きになったことだし、30分でも貴重だから授業に
遅れて出席した。 終わってから、レーナ先生に
「遅れてごめんなさい」とロシア語で言ったら、
「Поздно лучше чем никогда.(遅くても来ないよりはいい)」
と言ってくれたので、来て良かったとちょっとホッ。
ロシア人はよくこの諺を使う。 モスクワ大に留学していた時に
Lazyなアーシャは授業に良く遅刻して、先生によくこの台詞を言われた。
今日は別にLazyで遅れたわけじゃないけど、昔と同じことを繰り返して
いるようで、成長しないな自分とちょっと反省。

13時にもう一つのロシア語のクラスが終わったあと、Ericとの待ち合わせの
時間まで図書館で勉強。 その後、Ericのロシア語の質問に答え
また、図書館で勉強して、17時半頃寮に戻ってきた。 
Ericとは、私がEricのロシア語の分からない所を教え、Ericは私の
英語を直してくれるという相互ヘルプの関係。 12月頭に提出する
エッセイのネイティブチェックもやってくれることになっている。
でも、12月中旬から1月中旬までロシアで、その後、PhDのReseachの
為ドイツに行くというので、1月提出分のエッセイはチェックして貰えない。
Westmereに行くしかないかな。 何か考えないと。

明日はロシア語の2回目のボキャテスト。 今度こそいい点とるぞ。
というわけで、これから勉強に励みます。

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2003-11-17 ちょっと前向き


無事にセミナーのプレゼンが終わった。
プレゼンと言っても、少人数のセミナーなので
Power pointやOHPを使うわけでもなくhand outを配って
説明する小プレゼン。 それでも、いつも超緊張して
説明がしどろもどろになってしまう。 大体、日本語でも
人の前でスピーチするのが大の苦手なアーシャが英語で
上手にプレゼンが出来るわけ無い。 これも訓練だとは
思うが、何回やってもなかなか慣れないものだ。

今日の説明もしどろもどろ。 ちゃんとコメントも準備したのに
うまく話せなかった。 「Messyな説明で御免なさい」とプレゼンの
最後に言ったら、教授から「このトピックは非常にcomplecatedだから
うまく説明出来ないのは理解できる。でも、そのcomplecatedなissueを
うまく整理したと思う。Good introduction for today's discussion。」
と言われた。 全然満足できる説明ではなかったので、励ましてくれた
のかもしれない。 

いつもは、セミナーが終わると敗北感にまみれるのだけど、今日は不思議と
そうでもない。 教授の言葉のせいもあるし、ディスカッションに
かなり参加出来たせいかもしれない。 でも何より、気持ちがNegativeから
Positiveに変わったせいかもしれない。 日曜日にプレゼンの準備をしながら
いろいろ考えた。 何故今ここにいるのか。 そして、仕事もせず
自分の好きな勉強だけすればいいこの一年がいかに貴重であるか。
こんな贅沢なことは自分の人生に二度とないかもしれないと思ったら
落ち込んでいる時間さえ勿体無く感じた。 ここにいる間に、一分でも
多く英語を話そう、一行でもたくさん英語を読もう、出来るだけ知識を
詰め込もうと。 勿論、ロシア語の翻訳もうまくなってやる。
ここに来る時に同じことを誓ったのに、あまりに打ちのめされてすっかり戦意を
失い、いつのまにか、逃げること、うまくごまかすこと、少しでも楽をする
ことを考えてた。 どんなに落ち込んでもすぐ立ち直って前向きなれるのが
私の取り柄だったのに。 

自分が今ここいる意味を再確認して、やっと気持ちがまた前向きになった。

   

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2003-11-16 大学院の勉強とは?


明日のセミナー準備を今更やっている馬鹿なアーシャ。
しかもプレゼン。 時間はたっぷりあったはずなのに
なんで追い詰められるまでやらないかな、本当に自分の
性格が嫌になる。 今回のセミナーのトピックは"Gender and sexuality"。
で、プレゼンのお題は
"Were public and private realms constituted differently in state
socialist society? How has that changed since 1989/1991?"

Readingは先週に終わらせ、その後、ずっと寝てもさめてもこの質問に対する
答えを考えていた。 Gender issueにおけるSoviet ideologyとrealityの
違いとソ連崩壊後にそれがどう変化したか? 等々。 
Readingをいくらこなしても、ヒントがあるだけで、答えは自分で
探さなきゃならない。 考えて考えて自分なりのconclusionを導きだす
気の遠くなる作業の繰り返し。 

先週修論の相談に教授の所に行った時に、「ロシアのことを深く知っていると
思っていたけど、自分の知識は浅いと気付いた」と彼女に言ったら
「だからこそ、大学院の勉強なのよ。 知識をさらに深める為に大学院
はあるのよ。」とあっさり言われた。

実際、彼女のこのセミナー"Modernity, identity and calture"では
毎回毎回かなりの準備をしても追いつかないくらい内容がDeep。 
しかも、こっちはModernityの定義からはじめなきゃいけないから
すごく大変なんだけど、やればやるほど面白い。 

答えは一つじゃない。 自分で答えを探しそれを裏づけし説得する。
これがSocial scienceなんだとやっと分った気がする。 

 

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ゆーこちゃん、いよいよだね。 でもうちの学部より少し早い・・・。 Anyway お互い頑張りましょう。  / アーシャ ( 2003-11-19 08:17 )
たかはしさん、こんにちわ。 哲学は難しいです、でもTheoryや概念も難しいです。 ModernityとかGlobalizationとか分かっていたようで実は定義が明確に分かっていなかったりして躓いています。(泣)  / アーシャ ( 2003-11-19 08:13 )
真理整合なわけないですよね。真理対応です。シツレイシマシタ。哲学は難しい…。 / たかはし ( 2003-11-19 02:05 )
修士論文(日本語で書くとすごいな)のディスカッションの日程予約をしろとのメールがきました。 いよいよきちゃったわ〜。うれしいような悲しいような。  / ゆーこ ( 2003-11-19 00:17 )
Social 'Science' だったら「認識論」的には答えは一つかも、なんて思ったりして(半分ちゃちゃです)。真理整合ってやつですね。 / たかはし ( 2003-11-18 13:08 )

2003-11-15 Linda's birthday


今日はLindaの誕生日だった。
フラットのキッチンでパーティをやると他のフラットメイトに
迷惑なので、今回は寮のSocial roomを予約しておいた。

朝からLindaと二人でCity centreに買出しに行き、
帰ってきたら料理に取り掛かる。 Lindaは中華料理を3−4種類、
私はおいなりさんと五目寿司とジャガイモの煮物を作る。
Yukoが今回もケーキを作ってきてくれた。 
料理もケーキも全部おいしくて満足満足。 そして何より
Lindaのうれしそうな笑顔を見れて良かった。 

UKに来てからいろいろな国の友達が出来た。 
LindaとはPresesseionalの初日に初めて会って、偶然同じクラスで、
どんどん仲良くなって、今ではかけがえのない大事な友達の一人。
生まれ育った場所も環境も違うのに、バーミンガムという場所で
会って、友達になる。 人と人とのめぐり合わせは不思議だ。
ここで出来た友達は私の財産。 それだけでも、ここに来た
価値があったと本当に思う。 勿論、学位も大事だけどね。
 

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2003-11-14 居眠り


してしまった。 しかも図書館で。 ははは。 
ロシア語の授業の後、Russian videoの時間まで来週のセミナーの
Readingをするはずだったのに・・・。 寒いなと思って
コートを羽織ったら今度は暖かくいい気持ちになって気付いたら
寝ていた。 ほっぺたにしっかり寝た痕をつけて。 

ぐだぐだしててベッドに行ったのが午前3時半ごろ。
なのに、うちのフラットのFire alarmが壊れて8時前に鳴り出し、
うるさくて寝てられず、皆起き出してきた。 前にも朝の3時ごろ鳴り
出したことがあり、そのときは少ししたら止まったのに、今回は
止まる気配がない。 一時間は鳴ってたかも。 我慢できず
寮のレセプションに電話をして来て貰う。 そんなこんなで、
もうベットに戻るわけに行かず、起きるしかなかった。 だから
寝てしまったのかも。 → 言い訳

今日は天気も最悪だった。 まるで嵐。
風が滅茶強くて、時々雨が降る。 でも風が強いので傘はさせない。
Mike Berryが、昨日のテレビ番組で、異常気象の影響で、20年後には
イギリスはアラスカの様に寒くなると言っていたと言ってた。
今年はその始まりで、例年に比べて寒い冬になるだろうとも。
まあ、寒いといっても、モスクワほど寒いわけじゃないから、
アーシャにとってはどうってことないけど、20年後にはアラスカの
ようになるってのはちょっと驚き。

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正しいと思います。 それを当然の報いと感じてしまうのは私だけでしょうか?(笑) 「ちょっとは苦しめイギリス!」って感じですね。 / アーシャ ( 2003-11-15 18:01 )
つまり地球温暖化の流れの中で、何事にもいい加減なイギリスは寒くなっていく、という理解で正しいのでしょうか(笑)。 / たかはし ( 2003-11-15 11:21 )

2003-11-11 Tutorial


今日は火曜日、例のMike BerryのTutorialの日だ。
個人的に渡されている課題を、ある程度翻訳して持って行かないと
お話にならないので、昨晩頑張り、残りを朝やって、10:00に
Mike Berryの部屋に行った。 目の前でばーっと添削して説明した
あと、どうも翻訳の量が少なく不満だったらしく、残りのテキストを
今翻訳しろと言う。 勿論辞書なし、口頭で翻訳、まるで同時通訳
状態。拷問だ。2人だけで逃げ場はないし。 いつもは30分くらいで
終わるのに今日はこってり一時間絞られた。 終わったときには疲労困憊。
そもそも通訳という仕事はすごく疲れる仕事なんだからさ。 
日本で働いている時は、殆どの場合、その仕事から逃げ回り、
どうしてもやらなきゃいけない場合も適当にごまかしながらやっていたのに、
今はその場でしかも英語に訳せと言われる始末。 

PhDをやっているひろこさんから聞いた所によると、うちのDissertationの
場合、ロシア語の資料を何十パーセントかを使うことが規則になっている
らしい。 ということは、やっぱりMike Berryにはずっとお世話に
なるわけで、今ちゃんとやっておかないと後で困るんだよね。 

モスクワ留学していた時と日本で、もっと勉強しておけば良かったと
後悔しかり。 あの頃は不真面目だったからねぇ。
しゃーない、昔さぼった付けを今払うと致しましょう。

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2003-11-10 Dissertation


今週はReading weekの為にセミナーは無かったが、
Disserationのことを相談したかったので、いつもの時間に
先生の部屋を訪ねた。 アーシャの他に3人同じような用件で
来ていた。 

Dissertationのテーマはクリスマスの後、遅くてもイースターの前に
決めればいいとのこと。 でも、英語のDisadventageのあるアーシャと
しては早く決めて準備を始めないと。 
興味があるのは、Idenditiy関係。でもNational identityはすごく
広いテーマなので、絞らないといけない。 で、Women's identityとHIVは
どうかと先生に聞いたら、HIVは非常に面白いが、Identityと関連付けるより
いっそ、Women sexual healthにしたらどうか?とのアドバイスを頂いた。
う〜ん、これはすごく面白いかもしれない。 HIVについて書いている人は
たくさんいるけど、この問題はそれほどまだ注目されてない。 でも、
実際すごくCriticalな問題で、HIVとの関連も強い。
ロシアがModern sociteyの仲間入りをするには、これは無視できない
問題だし。というわけで、この方向で資料集めをはじめることにした。

今まで一人でどうしようかなとウジウジ悩んでいたけど、
先生に相談したら、霧が晴れたように方向が見えてきた。
悩んでないでもっと早く相談すればよかった。
でも、日本にいる時から憧れていた先生だけに、敷居が高い気がしちゃって
彼女の前だとうまく話が出来ないんだよね。それに、英語のせいもあって
何か引け目を感じちゃって。 でも、この分野は彼女のテリトリーなだけ
あって、すごく親身にアドバイスしてくれた。 本も紹介してくれたし、
自分が持っている本を貸してもくれた。 2人だけだったから、
あがらず、ちゃんと自分が何に興味があって何をしたいのかちゃんと
説明できた。 

問題一つ解決してホッとしたよ。

先頭 表紙

沙羅さま、はじめまして。 National Identity、すごく広くて難しいテーマだけど、すごく興味があります。 私がこのままAcademic fieldにいるとしたら、いつかはこのテーマに挑戦したいと思います。 沙羅さんこそDissertation完成にむけて頑張ってくださいね。  / アーシャ ( 2003-11-14 19:12 )
はじめまして。テーマを決めるのって確かに難しいですよね。私はロシアではないのですが、National Identityが絡んだテーマで、論文提出期限が迫った今でも、もっと絞れないものか頭抱えてます。。。でもまだ日本語なので、楽な方ですね。Dissertation、頑張ってください。 / 沙羅 ( 2003-11-14 07:34 )

2003-11-09 ロンドン2


お腹も一杯だし、いい気分で電車に乗り込む。
Silver Linkの最終電車。 まだ時間があったので最初は空いて
いたが、出発が近づくにつれ段々混んできた。 そして、
気付いたときにはこの国のおっさん達5人に囲まれていた。

おっさん達は既に酔っ払っている模様で、電車の中でやりたい放題。
ビールは飲み、バーガーキングを食い、大声でしゃべり、そして
今度はチップスを食べ、またビールを飲み、大声でしゃべる。 
まぁ、日本のおっさん達も長距離電車の中でワンカップやビール片手に
さきいか食べたりしてるから、親父の行動パターンはどこの国でも
一緒のなのかもしれないが、このおっさん達の食欲は半端じゃない。
最後には椅子のした(もち床)からサンドイッチが出てきて、それも
平らげた。 ほぉ〜、たいしたものだ。 

まさか、この人達バーミンガムまで一緒? まさかねぇ。 
2人は途中で降りたものの、残りの3人(しかも強烈な)は見事に
バーミンガムまで一緒だということが途中で判明。 最悪。
このScotish/Irish/Welshの3人組、強烈だったよ。(笑) 

どうも私たちおっさん達に好かれたらしく、なんやかんやと話しかけられ、
二人でゆっくり話など出来ない状態。 二人で「最悪だねぇ」と
笑う。 しかも、一人最強な親父がいて、いきなり携帯を取り出し
「Nobody call me. Call me〜.」と叫び、スイッチの入っていない
携帯で人の目の前で「もしもし〜」とか「Where are you from?」とか
馬鹿なことやる始末。 それが一段落したら、今度はセクハラ
発言続出。 まぁ、酔っ払いだし、いやらしい感じじゃないから
適当に交わしてはいたけど、突然人の手を握り締めたり、ホント
やりたい放題。 途中の駅で、車両切り離しの為に前の車両に
移った時に違う席に行ったのに、暫くしたら親父「こっちに席あいてるよ〜」
とか言って、迎えに来ちゃうし。 
セクハラ発言の極めつけは、人の手を握りしめながら言った
「民族を超えて交わってみたい、pipecutをする前に」という
最悪なもの。 冗談と分かっているけど、さすがに、おっさんの手を
ピシャっと叩いてやった。 

もうじきバーミンガムに着くという時に、おっさん達に
「もう一杯飲みに行こうよ〜。明日は日曜日だしいいじゃん」と誘われたが
「駄目だよ、明日は勉強しなくちゃいけないから」と言ったら
Welshのおっさんが「何で日曜日に勉強するんだ? そのコンセプトが
わからん。」だって。 そのコメントにもう大爆笑。
とにかく、一緒には飲みに行けないと説明し、最後は滅茶滅茶ハグを
されて解放された。 おっさん達はどうもSelly Oak (滅茶近所)近辺に
生息しているらしく、BROOというPubの常連さんらしい。 
近くだからタクシーに乗せてやると言われたけど
バスで帰るからと断り、長い長いおっさん達との旅が終わった。

旅は道連れというが、すごい道連れだったよ。 疲れた。 

   

先頭 表紙

外人? まぁ、奴らも外人であることには変わりないか。 でも、何国人とかじゃなく、世界共通の「おっさん」とおいう生き物にしか見えなかったわ。(笑) / アーシャ ( 2003-11-13 18:09 )
うはははは!相変わらず外人にモテまくりなのね〜。これで新たな伝説(?)がまた一つ・・・。 / Yukari ( 2003-11-13 11:12 )
いやぁ、本当にすごかったよね。まさに親父に国境なしって感じ。 でもロンドンは楽しかったね。 / アーシャ ( 2003-11-13 02:38 )
どこの国のおじさんも変わりがないんだということを思い知らされました。(ドイツでもおんなじような経験あり) 違うのは食欲だけか・・・。オヤジに国境なしっ! / ゆーこ ( 2003-11-12 21:35 )

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