2003-10-16 発動機
2003-10-10 紅葉
2003-10-06 宝くじからのペリカン便
2003-10-02 帯状泡疹・ノコンギク
2003-09-29 故郷の家は更地に・トリカブト
2003-09-26 地震・キツリフネ
2003-09-23 リスと思いきゃネズミ・ツリフネソウ
2003-09-18 だいじに見守っていた桃が…　・ミズヒキ
2003-09-16 銭函天狗山
2003-09-09 洞爺湖畔散歩

　秋の稲刈り時期になると思い出す古い話です。自分が小学校6年か中1ぐらいの頃刈り取った稲は稲木に干し、稲束を納屋に馬橇に積んで運び脱穀するのだが、動力は発動機。ベルトで脱殼機に繋がっている。この発動機の調子が悪くなり（力が弱くなる）頭の部分を分解掃除して元通り組み立てている事がちょくちょくあった。父のやり方を見ていて自分でもやってみたくなり、昼の休憩時間などの時、誰も居なくなった所で分解、洗い油できれいに汚れを取り、ぼろ布（ウエス）で拭き取り、プラグの所も点火を確認して組み立てた。発動機を回す時は、ハナを押さえて回転版の所に付いているレバーを思いっきりの力で回しハナの押さえていたのを放すとスットン、スットン、トン、トン、ト、ト、ト・・・とうまく行けば動く。コツがあって、下手に回すとバックファイャ、逆に回る事もあるので緊張する。この発動機は外で薪を切る時の動力だったりしたが丸鋸の側には危なくて近付けなかった。キューン、キューウンとあの音を聞くと身がすくむような感覚になる。当時は動力として川の水を利用して螺旋形の水車を使っていたのも近所に一軒あった。これは珍しかったように思う。

　　紅葉　　　　　藻岩山にて

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　天気が良いのだけどイマイチ足に自信がないので車で紅葉ドライブに出かけた。ラジオでは豊平峡ダムの紅葉が見ごろだと言っていたので皆そちらの方に行っているだろうと予想して（人込みは嫌い）、定山渓から国際スキー場をへて朝里川温泉へのコースで楽しんで来た。定山渓ダム資料館の辺りが一番紅葉がきれいだった。もっと先にも写真に撮る所があるだろうと思ったのが失敗の元、さっぽろ湖の見える駐車場では逆光でせっかくの紅葉も半減。スキー場ではと思い先に進むとだんだんと紅葉はしているが黄色が多過ぎてコントラストがない。以前4〜5年前に来た時にはスキー場の駐車場に入れたのだが今回は夏期間閉鎖しているようだ。本当は中に入ってスキー場の夏の様子を下から眺めてみたかった。出来れば散策もしてみたかった。冬期閉鎖されていた朝里からの道が急カーブの難所も緩やかなトンネル覆道にかわり1〜2年前から冬期間も利用できるようになっている。朝里ダムの辺りまで下りてくると紅葉はまだ少ないこれからなのだろう。
　
　　国際スキー場前の道路で写す

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　朝早くからペリカン便がやってきた。インタホンで「宝くじからの荷物届けにきました」元気な威勢の良い声。待ってましたとばかり受け取り「御苦労さんでした」何時になく弾んだ返事をして荷物を開けてみる。先日のくじの日に下四桁当たりパンフレットの中から“電波クロック目覚まし時計”を選んで申し込んであったのだ。自分で時計の時刻を合わせなくともいい、電波を自動受信して正確な時刻、月日、曜日もディスプレイされる。便利になったものだ。実を言うと電子辞書にしょうかと迷っていたけれど日付けと曜日が一目で分かるのが気に入り決めた。目覚まし時計は使っていないのが幾つもあるのだけれど、新機能、物珍しで申し込んでしまった。自由の身になった今は【分別ゴミの日】だけ分かれば用は足りるようなものだけど…。まあ身銭出して買ったわけじやなし悩む問題でもない、分別ゴミ間違えないだけでも良としよう。外れくじ、からじゃなく早く本物の宝くじ当たらないかな〜。

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　太ももの後ろに吹き出ものができて足の裏の方まで痛いので皮膚科の病院へ行って診てもらった。“帯状泡疹”聞いた時は半信半疑だったけれど、発症直ぐだと効く薬があるが5日以上過ぎていると効き目が薄いので出さないといって電気治療とビタミン剤、塗り薬を処方された。何か物足りなかったが直ぐ治るだろうと思っていたのがあまかった。散歩も足の疲れだろうと休んでいたのでゆっくりと歩いてみた。なんてことないじゃん…気を良くしていつもの防風林を歩く。家に入って休んでから立ち上がろうとするとやはり足の裏が痛い。土踏まずの辺りにポツポツ赤く湿疹状態？！3日後病院へ行くと、身体半分左右どちらかに出る。自分の場合左下半身神経に沿って何ケ所か出てるらしい。遊びの約束してあったのに行けない。ここのところ約束しても行けなくなったのが3回もあり心苦しい。抵抗力が無くなると出やすいとの事。朝寝汗かいていたり、なんでもないときに針で突いたような痛みが時々あり、体調おかしいなと思っていた。これが原因だったのだろう。治るまで一ヶ月ぐらいかかると驚かせられた。

　　ノコンギク　　　　銭函天狗山にて

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　今まで残っていたのが幸いと言うべきか生まれ故郷の家がきれいにかたずけられ更地になっていたと最近行って来た同じ札幌に住む妹の報告に一抹の寂しさを感じた。父母の健在の頃からその場所に行くと何故か癒された気分になる所だったが失火により母屋は消失、納屋とかっての馬小屋だけが残っていた。この事故により父母は近くに住む弟世帯と一緒に住んでいたが数年後突然の病であっけなく父が旅立ってしまった。弟が農業を継いでいたが病がちになったこともあり、残った母は旭川市内の妹夫婦の所でやっかいになっている。そんな事でたまに行くと残っている納屋の所で幼少〜青春時代の思い出に浸り明日への活力が湧いてくる場所でもあった。家畜、馬に飲ませるための井戸がまだそのままになっていたとの事。唯一残っていた井戸の所で記念写真を撮って来たそうだ。「国破れて山河あり」「つわものどもの夢の後」じゃないが、年月を経て人も建物も朽ちてしまうのは致し方のないものこれが人生“セラビイ”いままでを感謝。

　　トリカブト　　　春香山にて

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　朝は早く目覚めるがあまり早く起きても何もする事がないのでイヤホンを耳に当てラジオを聞くのが毎日の日課のようになっている。今朝もラジオを聞きながら半分ウトウトしていた、そんな時揺れ出した「地震だな・・」はじめはこれ位で治まるかと思いきャだんだんと横揺れが激しくなって来た。とっさに阪神淡路大地震を思い出し、タンスの上にもう一段30センチ程のケースが乗せてあるが滑り落ちてくるんではないかと心配になり仁王立ちになり押さえた。自分の体もフラフラ揺れ触っているのが精一杯。まあ何ごともなく終わったので良かったが、考えてみると自分の手で押さえたぐらいでは何の役にも立たなかったように思う。落ちてくる時は自分の体も一緒に同じ方向に飛ばされるんじやないかと後に成って気が付いた。前々から阪神淡路大地震の教訓でタンスなど倒れないようにしなければならないと思いつつ何もしてなかったので、倒れてきたり滑り落ちてくる事が頭にありとっさにとった行動、何の役にも立たなかったな〜、と可笑しくなって来た。閉めてあったドアが開いているぐらいで被害はなかった・・・テレビの上に乗せてある人形が転けて後ろに落ちていたのを昼過ぎになって気が付いた。停電が困る直ぐバッテリに切り替えて聞いたがテレビはしばらく見る事ができなかった。30数年前の十勝沖地震以来の揺れのように思う。

　　キツリフネ　　　　　春香山にて

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　最近、近くにある防風林を散歩する事が多くなった。自宅から歩いて往復60分ちょっと、万歩計7,450歩、自宅に着くと汗ばんでいる位の速さで歩いている。何時ものように歩いていると横の草むらでごそごそ何か動いている。とっさに思ったのはエゾリスこんな所にも居るんだ…！？？？よく透かしてみると“ねずみ”が草を選り分けるようにスローモーな動作で歩いている。側にいる人間（自分）には警戒する様子もなく太りぎみの体でごそごそ奥の方に行ってしまった。人間慣れしているのだろう。この防風林にはわざわざ道路にリス等が渡れるようにアーチが取り付けられているのだ。とっさにそう感じても不思議ではない。でも実際にいるのだろうかリスは一度も見かけた事はない。ドングリの木も少ない。人間様がひっきりなしに歩いているとリスも行き場に困るのでは、山を歩いていると今の季節はシマリス、エゾリスともに忙しそうにドングリをほおばって巣へ運んでいるのが見受けられ珍しい事ではない。動作が速くすばしこいのでカメラに収めるのには難儀する。

　　ツリフネソウ　　　屯田防風林にて

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　狭い敷地の一角に桃ノ木が植えてある。昨年は10個程収穫、味はともかく色付いた形が好きです。枝が隣の敷地に張り出していたので春先2月頃剪定した。素人剪定が悪かったのか、日当たりが悪いのか、今年の冷夏のせいか花も少なかったが実をつける頃ポトリ、ポトリと落ちてしまい唯一残ったのが一個だった。収穫できるのを楽しみに“だいじに”見守って来たのだが、先日の台風14号の強風に煽られ落ちてしまった。ほんのりと赤みがかっていた。気付くのが遅かった、手にしてみるとアリのような小さい虫がたくさん群がっていて、飾るにしても家の中には持ち込めなかった。それでも枝だけは昨年を凌ぐ程大きく成長している。来年は剪定、枝を切るべきかどうか今から迷っている。

　　ミズヒキ　　　春香山にて

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　朝からカラット晴れて気持ちが良い。トウキビ畑の刈り取ってあった殻をある程度乾燥してきたので小分けに縛り収集日のゴミに出した。作業終了後一端家に入ったが自宅の窓から見える手稲山は何時もよりすっきりと澄み渡って見える。こんな日は勿体ないな〜と思い時計を見ると9時・・近くの山に登る事にして用意をする。銭函天狗山の登山口を出発したのは10:30分気温が低くなったのでブヨ、蚊などの虫に煩わせられる事なく足取りも何時になく軽かった。銭天荘過ぎて間もなくから直登に近いくらいの急な登りが続く。ロープのある所のあたりで以前夏の暑い時、木の枝や幹に掴まりながらやっと登っていた時、目の前に手を出して思わずすくんでしまった。蛇が木の枝からぶら下がっていたのだ。青大将だけれど気分の良いものではない。そんな事があったのでこの山は真夏は避けている。何時も自分の登る時は人に出会う事は珍しいくらいだが、今日は降りてくる人や頂上にも何人かいるとすれ違った方の情報。今日のこの天気に山好きは皆ノコノコ這い出して来たのかも？頂上に着くと一組の夫婦らしきカップルがコーヒーを沸かして飲んでいた。低い山だけど見晴しは素晴らしい。足下直下断崖絶壁。高度感は最高。石狩湾の海岸線や遠くの署寒別方面の山並もうっすらと見える。畑からもいで来たトマトをほお張ると実にこれがまた甘いんだ。標準時間より20分も早く登って来た。自分でもビックリ。

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　曇りの予報だったが予想に反して強い日ざしの空模様。洞爺村の孫の顔でも見てこようと思い立ち電話を入れると用事で出かけるが昼までには帰ってくるとの返事のんびりと出かけた。昼近くに到着、孫は寝ていた。起きてからミルクを飲ませ終わってベビーカーに乗せて散歩に出かけた。散歩道はその日の都合に合わせ二コースあり今日はゆったり満足コース（表現が違ったかも？娘が勝手に命名したコース）湖畔沿いの彫刻を観賞しながらの散歩だった。澄み渡った空、美味しい空気いっぱいの湖畔、さわやかな気分になる。波の打ち寄せる砂場では、もはや白鳥が数羽いる。飛来したのか居着いてしまったのか分からないが、求愛のポーズとも取れる動作をしているのもいる。しばし見とれていたが気持ちが和む。人もほとんどおらずゆったりと時が刻まれていくような落着いた気持ちに浸った。秋を感じさせるかのようにコスモスの花がもう咲いている。

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