2004-01-18 日本酒の源流…『今西清兵衛商店』（奈良）
2004-01-14 古都でもギネス…『THE HILL OF TARA』（京都）
2004-01-01 牡蠣とギネス…『Helmsdale』（広尾）
2003-10-26 続・秋のギネス祭り
2003-10-18 秋のギネス祭りと美味いエール…　『ヘルムズデール』（広尾）
2003-10-09 ハンドポンプでスロービール…　『HOBGOBLIN』（赤坂）
2003-10-05 メニューはイメージ…ではありません　『Black Lion』（目黒）
2003-09-06 美味い蕎麦にめぐり会えたかも…　『高はし』（荻窪）
2003-08-27 増殖するパブ…　『GEAR!』（渋谷）
2003-08-21 ねんドル再び…　ほんもののミニチュアを味わいましょう

京都ツアー２日目は、近鉄特急で奈良へ。
東大寺（大仏殿→二月堂→三月堂→戒壇院）→興福寺（国宝館→東金堂→南円堂）と、奈良公園を鹿と散歩。
施設が点在しているので、けっこうハードです。
大仏以上に、大仏殿の過剰なスケールは圧倒的。
三月堂の仏像群も素晴らしいのですが、この季節に裸足でお堂を回るのは冷たくてキツいですね。


猿沢池を南に下り、元興寺を回って『春鹿』醸造元の今西清兵衛商店へ。
元々は春日大社の神職としてお酒を造っていた、由緒ある醸造元です。

400円払うと、日本酒５種類（今回は６種類）を試飲できます。試飲用の可愛いぐい飲みは、そのままお土産に。
春鹿は、繊細な香りと、サラっとした飲み口で好きなのですが、こうやって並べて飲み比べると、一つ一つ味わいが違って楽しいですね。
新酒の檜のような香りと、山廃純米原酒の複雑な味わいが美味い。
意外だったのは、濁り酒の「しろみき」。濁り酒は米の甘みが濃くて後味も強い、キャラクターの強いモノが多いのですが、コレは後口もスッキリして爽やか。食べながら飲むにもイイ感じです。

お土産には『純米吟醸しぼりばな』『しろみき』、それに酒粕1kg（どうやって使おう…）を購入。
奈良公園からは少し歩きますが、奈良町の雰囲気も味わえますし、100円バスも出てますので、日本酒好きならオススメですよ。

春鹿は、東京なら伊勢丹新宿店が割と揃ってますので、見かけたら是非お試し下さい。
春鹿を初め、９つの蔵元が協力する日本酒バー、宝　東京国際フォーラムにも行ってみたいなぁ…。

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「今度京都で飲みたいよね〜。新幹線で行けばすぐだし」

飲み友達とのこんな話は、その場で盛り上がって終わり。
…と思っていたのですが、ホントにお誘いが。
感激のあまり、思わず京都まで出かけてしまいました。

朝イチで京都に向かい、広隆寺→仁和寺→金閣と回り、広隆寺は弥勒菩薩があまりに有名ですが、人間味ある十二神将や、八臂の表情が神秘的な不空羂策観音なども素晴らしい。
遠近感が狂うようなウソっぽい輝きを放つ金閣と、意図的なビンテージ風、マニアックに渋い仁和寺の茶室（特別公開）との対照も面白い。

最後に三十三間堂に行こうと思ったら、ギリギリ時間切れで閉門。代わりに隣の京都国立博物館でスターウォーズ展を鑑賞。
スターウォーズもエピソード1・2はCGばかりなので、ミニチュアとか無いのでは…と思ったのですが、意外にミニチュアカットも多くてビックリ。
展示物に併せて、映画を部分的にTVで流していました。こうやって、ごくごく一部だけを見ると、結構イイんですけどね。

京都は、一人では何度か行っていて、それはソレで嫌いではないのですが、友達と一緒に回ると、また違った発見がありますね。

夜は先斗町で日本酒と京料理を満喫。
居酒屋系で、典型的な京料理では無いのかも知れませんが、白海老も食べられて満足です。やっぱり食事は一人より友達同士の方が楽しいですね。
で、締めにアイリッシュパブ・THE HILL OF TARAへ。


しっかりした調度のインテリアは、昔のシャムロックを彷彿とさせる雰囲気。あちらよりも明るく、広々してますが。
ギネスもキルケニーも美味い。特に、キルケニーはコンディションによって味も香りもかなり変わってしまうように思うのですが、満足できました。

ただ、ちょっと残念だったのは、フィッシュ＆チップスにモルトビネガーが無いこと。
京都ではあまりニーズが無いから置いていないそうなのですが、代わりのお酢が王将にあるような容器なのはちょっと興ざめ。フィッシュ＆チップス自体はボリュームたっぷりで良いカンジだったので、余計に残念です。
モルトビネガーは「初めて食べたけど美味しい！」と言ってくれる人が多いだけに（自分自身そうでした）、ぜひ啓蒙して頂きたいものです。

フレンドリーで良い雰囲気だったので、ギネス好きなら京料理の締めにオススメです。
「モルトビネガー無いんですが？」と言われ続ければ置いてくれるかも知れないので、ぜひリクエストしてみて下さい。

オマケ情報　1/21（水）、HOBGOBLIN 渋谷店がオープン！　1/21はドリンク500円だそうですので、お近くの方はぜひ。

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あけましておめでとうございます。
飲み歩き自体はしているのですが、あえて書くほどのネタも少なく、サボってしまいました。


　この冬美味しかったのは、広尾HELMSDALEの牡蠣。牡蠣とギネスは、長年の夢？でした。
　牡蠣とギネスは合うそうなのですが、以前ロンドンで当たってしまい、丸一日フイに。去年行ったアイルランドでも、牡蠣は試せずじまいでした。多分、牡蠣が悪いんじゃなくて、長時間の移動と時差ボケで疲れたせいだと思うのですが。

　大振りの岩牡蠣をツルっと流して、ギネスを一口。
　…美味い。けれど、何となくモワっとした感じ。ちょっと牡蠣に負けているんでしょうか。
　美味い牡蠣や鰯の刺身ですと、食べた瞬間に日本酒の神様から「今だ！　日本酒を飲め！」と毒電波を受けるコトがあるのですが、ギネスはソコまででは無かったかな。

　この後、限定の『よなよなポーター』を飲みに行ったのですが、コレは牡蠣とピッタリ。ポーターとスタウトは同じモノだそうなのですが、ギネスより少しコクと甘みがありました。
　日本のビールと日本の牡蠣だから合ったのかも知れません。出来れば、ホタテのような向こうの丸い牡蠣とギネスを合わせて飲んでみたいですね。

　HELMSDALEのホームページには「渋谷からタクシーor広尾から徒歩」とありますが、早めの時間なら、渋谷か恵比寿から「日赤医療センター」行きのバスに乗るのが便利です。

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　もう先週末のお話で恐縮ですが、六本木ヒルズのギネス試飲イベントにも出かけてみました。今日は春にもご一緒させて頂いた、ひまじんさんと一緒です。

　銀座は肩身の狭い路上イベントでしたが（歩行者天国に面していれば最高なのに）、こちらは広い試飲ブースが用意されていました。それでも会場は満員。
　仕方なくゴミ箱のそばで立ち飲んでいると、中には試飲のギネスを飲みきれずに捨てていく人も。人によっては口に合わないのかも。　…あ、試飲チケットまで捨ててる！
　なんて勿体ない…　お前らみたいなのがいるから、チケットが余分に手に入ったじゃないか！
　ギネスは１杯850〜1000円と、決して安くありません。試飲チケット１人分で４杯飲めるので、かなり儲けてしまいました。ゴミ箱様ありがとう。


　そのまま歩いて、HOBGOBLIN ROPPONGIへ。
　こちらも広々していて、なかなかいい雰囲気です。
　六本木店のみで楽しめるサンデーロースト（イギリスでは日曜にローストビーフを食べる習慣があるそうです）もなかなか。今日はチキンを頼んでみたのですが、チキン半身に付け合わせもたっぷり。


フィッシュ＆チップスも凄いボリューム。本場の雰囲気を満喫できました。
　ただ、こちらではハンドポンプのエールが売り切れだったのは残念。偶然かも知れませんが、ビールを楽しむなら赤坂店の方が良さそうです。
（注ぎ方も、赤坂の方が良かった気がします）

　チケットも余っているので、そのまま恵比寿のINISHMOREに移動。
　ここのギネスは、注ぎ方も丁寧で美味い。
　こちらの料理は、ホブゴブリンと比べると少々上品ではありますが、気の利いたモノが揃っていて嬉しいですね。
　他の人が頼んでたフルーツカクテルを味見させてもらいましたが、こちらも美味い！　また飲みたいなぁ…。

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　10/18、19と、銀座でハロウィン協賛・ギネス試飲イベントがありました。
　あいにくの雨でしたが、カップ１杯のギネスとオツマミ少々、それにお店で使える試飲チケット（１パイント券＋３人で３パイント券）と、なかなかの大盤振る舞い。
　友達と待ち合わせて、まずは渋谷のTHE DUBLINERS' CAFE&PUB 渋谷へ。やっぱりプラスチックカップとグラスでは味が違います。
　ココは道玄坂を見下ろす窓際席があって、なかなか気持ちいいのですが、どうしてもちょっと虫が来るのが残念。窓際の時はビールONLYが良さそうです。

　そのまま、タクシーで広尾のHELMSDALEへ。電車で行くにはかなり不便な場所です。
　ビルの2F、こぢんまりした店内には、ウィスキーのボトルがギッシリ。スコッチではかなり名の通ったお店なのですが、割と気軽な雰囲気です。
　ウィスキーもコレだけ数があると、ワタシの知識では指名買いはムリ。バーテンさんに選んで頂くのですが、抽象的すぎる注文にも親切につきあって頂けました。
（スコッチは、選んでもらうときのプレゼンも味のうちだと思います…）


　料理もなかなか。フィッシュ&チップスはタラ、オヒョウ、サーモンから選べます。衣がサクっとして美味い。この他にもハギスやキッパーヘリング（ニシンの薫製）など、ウィスキーが進む味です。


　モルトウィスキーも美味かったのですが、個人的ヒットは『よなよなエール』。ハンドポンプから注がれる樽生は、香りや甘みが華やかで最高でした。
　日本の地ビールは、今まで「コレだ！」っていうモノが無く、ハズレも多かったので、積極的に楽しむ気にはならなかったのですが、色々試してみたくなりました。

　ちょっと遠い＆狭いので、足繁く通うのは難しそうですが、一度は行ってみてソンはないと思います。
　居心地的には、系列のINISHMOREの方が好きかな…

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　秋晴れが気持ちよかった今日、赤坂のHOBGOBLIN TOKYOに出かけてみました。
　ここオリジナルのエール２種が、ハンドポンプに変わっていてビックリ。
　イギリスのパブで飲むエールの多くはハンドポンプで、手の長いポンプをギューっと倒して、井戸から汲み上げるかのように注がれます。
　地ビール系でも、ハンドポンプまで入れている所は、そうは無いのでは？

　まばらな泡、ぬる目の温度など、いかにもソレっぽい雰囲気。
　この位ぬるいと、意外に深いエールの味わいに気づきます。
　丁度いい感じで涼しくなってきたので、ハンドポンプでゆっくり注がれるエールを、ゆっくり味わう、スロー系もいいものです。
　エールは２種類ありますが、個人的にはDog's Bollocksがオススメ。飲むたびに味がハッキリ違うのも楽しみの一つです。


　本日のパイはパブフードの定番、ステーキ＆キドニーパイ。
　牛のレバーはよくありますが、キドニー（腎臓）ってスーパーとかでも見たコトないような気がします。何か違う名前で売られているんでしょうか？
　

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　もう半月も前の話で恐縮ですが…
　打ち合わせが早めに片付いたので、目黒のBlack Lionに出かけてみました。
　お店のラウンジ側カウンターが撤去され、少し広くなっていました。　ダーツも置かれ、さらにいい雰囲気です。
　この日は窓際のソファーで一杯。調理場からもいい香りが漂い、食欲をそそります。

　しばらくしてカッコイイ初老の男性が現れ、ラウンジの片隅にライトやカメラをセッティング。メニュー用の写真撮影をするそうなんです。
　お、これは楽しみだなぁ…と待っていると、早速一品目が到着。
　あ、あれはさっき頼んだ『白身魚のソテー』、まさか…。
　「あ、いまコレが行きますから、もうちょっとお待ちくださいね〜」
　…あ、やっぱり！


　撮影用に料理を作るのではなく、注文があり次第順次撮影、という大らかな段取りだったようです。

　でもそのせいか、普段より丁寧な盛りつけになってたかもしれません。
　バター、ガーリック、ハーブなどが利いていて、ビールに合う味でした。最高。
　ただ、ガーリックトーストは予めよけておいた方が、汁気を吸わなくていいでしょう。

　もしメニューに写真が付いていたら、思い出してください。
　白身魚のソテーは、ワタシのです。ウマいですよ！

PS.ハロウィーン協賛で、またギネス試飲チケットの配布があるそうです。
10/18,19 銀座プランタン　10/25,26 六本木ヒルズ 10/25 梅田ビッグマン前

詳細はこちら

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　ウチから自転車で行けそうな所に、蕎麦の美味しいお店があるそうなので、出かけてみました。
　環八の荻窪〜高井戸の中間位、電車で行くにはかなり不便な『高はし』。
　とても環八沿いとは思えない、静かで落ち着いた空間。かといってマニアックな敷居の高さもありません。
お昼から一杯…と思ったのですが、値段の書いてないお酒（しかもなかなかの高級揃い）にビビってしまい、おろしそばのみ注文。
張り出されているおつまみも美味しそうですが、今日はお茶でがまん。でもお茶も美味しい。

おろしそばは、せいろの辛味大根大盛り、みたいでした。薬味がいっぱいで、すごく美味しそうです。
とりあえず、そのままで一口。
…美味しい！　いい風味があって、歯ごたえもしっかりしてます。
辛味大根やつゆにつけると、せっかくの風味が飛んで残念。普通のせいろにすれば良かった…
量はすごく少なく、アッという間に終了。
でも、お腹いっぱいにならない系の蕎麦（と、漢字で書きたくなる）では、今までで一番美味かったかも知れません。

最後に蕎麦湯を一杯。
今まで、蕎麦湯の存在そのものが疑問だったのですが、ここのはすごく濃厚で、甘酒のような重い、とろみのある食感でした。薬味を色々入れて飲むと美味しい。蕎麦は少ないのですが、こっちでお腹一杯になります。

もうすぐ新蕎麦の季節みたいなので、その頃にまた行ってみたいですね。
今度はお酒も飲みながら…

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　アイリッシュパブなどに良く置かれている外国人向け無料情報誌、TOKYO NOTICE BOARD、パブを初めとして外国系のお店の情報が盛り沢山で、いつも活用させてもらってます。外国人のコラム（対訳つき）も楽しい。
　その中に英国風パブの広告を見つけたので、出かけてみました。
　渋谷マークシティーの裏通り（道玄坂に並行した道）にある『GEAR!』。
　雑居ビルの一角、まだ新しさを感じる、シンプルな内装。最近オープンしたようです。
　GUINESS、BASS、BODDINTONSの生が、20:00までHAPPY HOURで、700円なのは嬉しい。
　（ほとんどの店では、HAPPY HOURは19:00まで。しかも道玄坂のDUBLINERS'は、HAPPY HOURやってません。虎ノ門はやってるのに…）


　フィッシュ＆チップスは600円とリーズナブルですが、本格的なパブのボリュームに慣れきった体には、ちょっと物足りないですね。
　他では1000円以上もザラなので、この値段なら仕方ないかな？　でも、都内最大級のMad Mulligans（神谷町）が900円、都下最厚のUllapool（吉祥寺）が700円なのを考えると、もうちょっと頑張ってほしいところです。

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　運命の出会い　〜 ねんどアイドル…今年はじめ、ワタシが初めて書いた、ひまじん日記です。
　三連休の最後、からっぽの頭に飛び込んできた「粘土アイドル」というマヌケなキーワードを頼りに出かけた同潤会アパート。
　予想をはるかに超えた、本格的なミニチュアフードの世界は圧巻でした。


　あれから半年ちょっと、ねんドル・岡田ひとみさんの個展 Part2が、8/22〜31まで、原宿で開催されます。先週案内状を頂いたのですが、自筆で

とか書かれたら、行かないワケにいきません（←バカ）。
勝手に応援させて頂きます。

　最近は食玩でもミニチュアフードが出てますが、一つずつ丁寧に作られた作品は、見た目の美味しさが全然違います。その辺にハマってる方にはたまらないと思いますよ。
　無料ですし、だからといって「ラッセン買うまで帰しません」系でもありませんので、ご都合の付く方はぜひ。
詳しくはこちら

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