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みなみの「さぼのーと」

「さぼのーと」は世界中でこのページだけ♪
一発検索可能です。

学生街の片隅にひっそりとある
レトロな喫茶店のように営業中です☆
まったりどーぞ(o^_^o)

ほぼ毎日更新!
★からだ内観日記(パーソナルトレーニングの記録)★

★お買い物ブログ 「こんなものを買った」

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2005-08-11 鬱が来たりて笛を吹く
2005-07-16 あなたが女性だったらきっとわかってくれるこの悲しみ
2005-07-08 RIJチケット取れず/オウムの表彰状/CD処分
2005-07-06 街の温度
2005-07-01 さよならB事務
2005-06-30 女装大会 in 多摩
2005-06-27 『世界の中心で、愛をさけぶ』
2005-06-25 財布
2005-06-24 『リチャード・ニクソン暗殺を企てた男』 その1
2005-06-24 『リチャード・ニクソン暗殺を企てた男』 その2


2005-08-11 鬱が来たりて笛を吹く

ご無沙汰していました。



今日よんだもの

今からネトゲを始めようとしている人を止めるサイト

http://netgamestopper.hp.infoseek.co.jp/index.html

ネットゲーム(オンラインゲーム)の中毒性について
大勢の人の体験談が載っている。

膨大な時間をゲームにとられ、ゲームのことしか考えられなくなり、
現実での仕事や勉強、友人や彼女との交友関係が
メチャクチャになっていく様子がたくさん掲載してある。
(特に、マギョさんという人が
ネトゲ中毒の親友を更正させようとする体験談
「マギョ氏の起承転結」のページは必読。泣いたよ私は)

ゲームの世界に現実が浸食されていく体験談は、どれも、かなり恐ろしい。

以前知人からネトゲを紹介されたが
私のPCは圧倒的にスペックが足りなかった。
そのときは少しほっとした。

私は、中・高校生のころは、一日に8時間でも10時間でもゲームをしていた。
ゲームが好きだからというより、他にやることややりたいことがないからやっていた。
そういうのって性質が悪い。

私が上記のサイトの体験談を「恐ろしい」と思うのは、
私自身、ゲームにはまったら絶対に自制がきかなくなり
現実生活をボロボロにしてしまうタイプの人間だと自覚しているからであって、
別にゲーム自体が悪いものだとは思っていない。

先頭 表紙

2005-07-16 あなたが女性だったらきっとわかってくれるこの悲しみ

しばらく前のことなのですが。

あれは確か、盲腸君が新居へ引っ越した直後、4月の出来事だった。

引越し直後なので、当然、部屋の中のそこかしこに荷物やゴミがちらかり、私たちはそれを片付けていた。

私はまだ仕事をしており、引っ越していなかったので、平日は新居では過ごさず、

家に帰ることにしていた。

というわけで次の土曜日。新居にて。

私はふと、押入れに入れておいたはずの自分の荷物がないことに気付いた。

確か、紙袋に入れた上でさらにビニール袋に入れ、袋の口をしばってあったはずなのだが。

「あ、あれ、ゴミだと思って捨てちゃった」

!!!!!!

中身は完全に新品・未使用の生理用品でしたとさ。ぐはっ。

ま、外から見たら確かに単なるゴミだよな。重さも、いかにもゴミっぽいしな。

でも、新品だったんだよぅ〜ん(T△T)

先頭 表紙

ムッシュサラダ様>どういたしまして! また素敵なお花の写真と記事 まってます。 / みなみ ( 2005-08-11 16:46 )
揚水さん>それは珍しい! と思うのですがどうでしょうね。私は生理用品を買うときは、店員さんが男性だっただけで なんだかなーと微妙に気後れします。生活必需品なのに。いっそ自分が使うものじゃなければもっと堂々と買えるのかな。ところで生理用品を買うときの紙袋は有り難いけれど、その反面もったいない気がしますね。 / みなみ ( 2005-08-11 16:46 )
こたさん>そーなんですよ、真理的ショック。金額的には数百円と少ないけど、新しいものをそのまま捨てちゃった、その衝撃度といったら……(笑) 「あそこにあれだけ」の、安心感もそうですしね。まあ、なにはともあれ、日々のカルチャーショック、楽しんでいきたいです。 / みなみ ( 2005-08-11 16:43 )
valkilけーこさん>使用済みがむきだしでおいてあったら怖い! 男じゃなくても怖い(笑) 間違って新品を捨てられるくらいならむきだしで置いておく方がよいのかと思いましたよ……それくらいの空虚感を味わいましたです / みなみ ( 2005-08-11 16:40 )
らいちさん>いや〜、今回のは 重要性の認識の有無にはあまり関係がなく……。ただ中身が何かもわからないまま、外見と重さ(軽さというべきか)から、完全にただのゴミだと思い込んで捨てちゃったらしいです。 / みなみ ( 2005-08-11 16:39 )
レイさん>うん、脱力ですた(TT) まさか怒る気にもなれず……(笑) / みなみ ( 2005-08-11 16:37 )
サラダ君参上?お祝いメッツありがとうです! / **ムッシュ** ( 2005-07-23 18:51 )
僕薬局に行って平気で買ってきます、そういえば。「多い日のやつどこですか?」紙袋に入れようとする店員さんに「いえ結構です」っつってみたり。世の男性方はどうなんでしょ? お使いに行って買ったり出来ないもんでしょうか? / 揚水 ( 2005-07-19 01:32 )
それは痛い。金額ではなく心理的に。アソコにあれだけあるっていう安心感みたいなものってやっぱり少なくともこのブツに関しては殿方にはわからんでしょう。それにやっぱり買うとなればそれなりの金額だしね。盲腸君もみなみさんもこれから異性と密着して暮すと言うことでカルチャーがショックを受けることもきっとあるわね(^^) / kotarou(♀) ( 2005-07-18 09:09 )
↓むきだしで置いてあるのは新品未使用のものですからねー。いや、自分で読み返して「え?」って思ってしまった / valkil ( 2005-07-17 07:42 )
うわわわわ、そりはイタい!!!うちは幸いそんなことはないですが、結構平気でむき出しにして置いてあるから…あたしに問題がありますな / valkil ( 2005-07-17 07:41 )
わかりますわかりますっ!('-'*)(,_,*)('-'*)(,_,*)必需品でありながら、男性にはその重要性がわかってないひとが多すぎる!と勝手に思っております(そうじゃない男性の方ごめんなさい)。 / らいち ( 2005-07-17 01:27 )
は・・・なんだか力抜けちゃうよねToTでもさ、ごみ捨てできるだけ優秀よ、だんなさま>え?うち、レベル低すぎ?! / レイ ( 2005-07-16 23:37 )

2005-07-08 RIJチケット取れず/オウムの表彰状/CD処分


毎年楽しみにしている Rock in Japan Festival、
今年はチケットをとりそこねました。
どうせ当日券があるし、焦ってチケットとらなくてもいいや。
と思っていたら、今年はなんと当日券なし。
一般発売も初日で完売だって。

ショック…………………

5年前にチケットをとりそこねた時、これからはちゃんととろうと誓った
のにもかかわらず、さっさととらなかった自分が悪いんだが、真面目にショック。
毎年これを楽しみに生きているのに……。
こうしてだんだん敷居の高いフェスになっていくのか。(チケ代も高くなってるし)
いや、フェスが生長していくのは嬉しいんだけども。


・゜・(つД`)・゜・ ウワァァァン(号泣)



さて

引越しの準備をしていたら懐かしいもの(写真)を見つけました。
オウム真理教の内部で使用されていた、在家信者への表彰状(白紙)です。
なんでこんなもの持っているのかはナイショ(笑)。



引越しに伴い、普段聴かないCDを処分することにしました。
もし欲しいのがあればつっこみで教えてください。
さしあげます。

■国内アーティスト
キンモクセイ「同じ空の下で」
はっぴいえんど「はっぴいえんど」
処女航海「風は何処へゆく」
頭脳警察「頭脳警察7」
宮本浩次「personal notes」

■国外アーティスト
TAKE 6 「The best of TAKE 6」
Gondwana 「Xenophon」
The Cure 「Cured vol.3」
Yngwie Malmsteen 「The seventh sign」
Robby Valentine「Live and Demo」

先頭 表紙

りぃなさん>いやっ、そんな、ふくらまないで……。(ぽっ) 種明かしはそのうち。 / みなみ ( 2005-07-17 01:30 )
この写真をみて、みなみさんという人物への謎がどんどんふくらみます(笑) / りぃな ( 2005-07-17 01:00 )
らいちさん>オウム騒ぎの当時、私の従弟(部活の関係でボウズ頭、その格好で上九一色村へ行った)や元・会社の先輩(青山本部の近くに住んでいた)はオウム信者と間違われ、特に会社の先輩は沼津ナンバーの営業車に乗っていたので、しょっちゅう検問で止められていたそうです。若者が信者だったし……今から思うと身近な事件だったのだなーと思います。キンモクセイは最近新曲リリースしてるのかな? / みなみ ( 2005-07-16 23:02 )
こたさん>ちょっと昔のフォーク・ロックに興味がありまして。えへへ。ここに挙げているアーティストは「買ってみたけどいまいち馴染みきれなかったんですよね。なので私の趣味とは微妙に外れるかな。でも頭脳警察は渋くてかっこいいですよ。濃ゆい感じ。 / みなみ ( 2005-07-16 22:57 )
須木成さん>本当は18才です、エヘ☆ / みなみ ( 2005-07-16 22:53 )
Artghaさん>そうですねー。これ、学校や会社の表彰状となんら変わらないですね。もっと言えば、表彰状というモノがあること自体、非宗教チックといえるかも。 / みなみ ( 2005-07-16 22:52 )
そういえばうちの実家の近くにあったなぁ、、、オウムの支部が。どうなってるんだろうか、、、(-"-;)す、すみません、、音楽リストはキンモクセイしかわかんないです、、、Σ(=o=;)ギク!! / らいち ( 2005-07-16 18:17 )
私もCDリスト見て、みなみさんって・・・って思った(笑)しかも頭脳警察まで、かなりマニアックな趣味だぁ(笑)私は彼らのリアルな時代が一番音楽を聴いていた年代だけどあんまし興味無かったなぁ。ギリギリはっぴいえんどまで(^^) / kotarou(♀) ( 2005-07-14 00:52 )
はっぴいえんどや頭脳警察って、みなみさん、本当はおいくつ??? パンタはいまでも一度ナマで見てみたかった! / 須木成 ( 2005-07-12 01:25 )
この表彰状の文面って、宗教的単語を除けば、そこら辺にありがちな表彰状と同じですね。二元論や相対性の超越が宗教の本質であるのに、宗教団体の中でさえ、ちまっこい一般社会の慣習は抜けないものなんですね(笑) / Artgha ( 2005-07-09 09:51 )
マイケルさん>おお、そうなのですかー。自分の「はっぴいえんど」は、ちょうどジャケットにオビ(状のもの)を入れていて、「ゆでめん」部分が隠されてました……というか、歌詞カード見たらちゃんと「ゆでめん」が愛称と書いてありました(^^; では「ゆでめん」、つっこみ映画祭の時にでもお渡ししますねー♪ / みなみ ( 2005-07-08 22:45 )
はっぴいえんどには 1st アルバム「はっぴいえんど」(ひらがな)と3rd アルバム「Happy End」(英語)があります。紛らわしいので 1stは、ジャケットにデカデカとかかれている「ゆでめん」の看板が愛称として定着しています。 ♪トリ〜ビア〜 / マイケル@「ゆでめん」欲しい! ( 2005-07-08 22:25 )
マイケルさん>ゆでめんってなんですか? / みなみ ( 2005-07-08 22:13 )
「はっぴいえんど」って「ゆでめん」? / マイケル ( 2005-07-08 21:22 )

2005-07-06 街の温度

本格的な引越しは今月中旬に決まりました。
現在は、八王子の自宅へ一時帰宅中。

今度住むことになる新しい街のことは、まだよく知らない。
手探りで学習中。



今までは、仕事が終わった後でも、
新宿あたりまでなら、なんとか足を伸ばして
全国ロードショウされない、単館系の映画を見ることができた。
これからはそうもいかないのがさみしい。

と思っていたら……
今度の街には、街のフィルムコミッションが運営している
やたらコアーな匂いの映画館があった。
そこで今週上映中なのは、、ヴィスコンティの『山猫』(!!)。
来週はキム・キドク監督の『サマリア』(!)。
来月には、鳥肌実主演の『タナカヒロシのすべて』なんかも来ちゃうよ。

私には濃すぎるラインナップのような気がして、逆に不安を感じるが(笑)、
たまにはそこに映画を見に行くくらいの余裕のある生活をしたいなぁ。



しかしまあ、よくわからんのが、その街の温度。

なぜかパラパラが大流行しており、土日には女子高生が大挙して、
時には2〜3人のピンで、駅前で踊っている。挙句の果てには仲間を勧誘している。
異様なテンションの高さである。
その向かいでは、なぜか路上でグローブをはめ、ボクシングをやっている連中がいる。
ジムの練習生らしい、とっぽい兄ちゃんたちが大勢、それを輪になって見物している。



        な ん な ん だ こ こ は ! ( 絶 句 )


なんかしらんが、この街の繁華街は、週末になると、周辺の町から皆が遊びにくる場所らしい。
明らかに、そこらじゅうに「ハレの気」が漂うのである。
なんといおうか、年中お祭りのような、そして都会の真ん中でありながら田舎くさい
原宿・竹下通りの雰囲気を、水で薄めて薄めて希釈しまくった感じと思ってほしい。

そして、街の裏通りには、昔ながらのボロボロの商店に混ざって
若い人の経営する洋服屋や雑貨屋や飲食店がけっこうある。
そういう新しい店と、古い店の強烈なコントラストはなかなか面白い。
八王子や立川は、街自体は発展しているが、下手に都心に近く
若い人が遊ぶ時はそちらへ簡単に流出していくせいか、
街の中に、こういう若いパワーはあまり感じられないのだ。
この街は東京から距離があるせいで
いい意味での自給自足精神が育っているのであろう。
フィルムコミッションの映画館にしても同様。

7月8日追記
ここでは、自給自足精神と書いたが、この街を歩いていると
「ここじゃおしゃれで面白い店ねーし! いちいち東京出るの遠いし!
 いっそ自分で店作ってやるよ!」みたいな、
ストレスから発散される強いパワーと気概を感じるのですよ。まぢで。


とりあえず、はやいところこの街の温度に慣れて、お気に入りの店など
開拓したいものですなー。

先頭 表紙

ちゃなさん>うわー!! 商店街ってあそこですね! 某銀座。いやーあそこはスゴイです。時が止まってます。先日、深夜にも通ってしまいました。幸い、複数+自分以外男性ばっかりだったので怖くはありませんでしたが。。 / みなみ ( 2005-07-16 22:47 )
valkilさん>でへ。高崎へ遊びに来てもらう友達第一号ですよ。楽しみにしてます。大宮もつれてって下さいな。エキュート探検したいー♪ / みなみ ( 2005-07-16 22:45 )
あと、変なおすすめスポットとしては、駅から少し離れたところにある商店街(アーケードになっているところ)がおすすめ。ただし、夜ひとりでは慣れるまでは歩かないように。 / ちゃな坊 ( 2005-07-12 02:16 )
たぶん、私が利用している駅だと思われますが、休日昼間のその光景と、平日夜間の光景の落差はすばらしいです(涙)。 / ちゃな坊 ( 2005-07-12 02:14 )
ってか、いく!!タナカヒロシ、こっちで見逃したんだものー!!! / valkil ( 2005-07-09 19:49 )
引越し祝いのDVDをわんさか用意してあるからお楽しみにー。大宮で遊べるねー。嬉しいなあ。 / valkil ( 2005-07-08 23:42 )
マイケルさん>お待ちしてます(笑) ひそかに東京自由きっぷも使えますよ。 / みなみ ( 2005-07-08 22:13 )
青春18きっぷで行きます(笑) / マイケル ( 2005-07-08 22:09 )
らいちさん>おおきな田舎。面白い言葉ですね。私は洗練された都会より、変な雰囲気の街が好きで(笑)、どうも、そういうところを歩いている方が性に合うみたいです。根が田舎者なので(笑) / みなみ ( 2005-07-08 19:25 )
マイケルさん>あっ、いいかも!! ちょっと遠いけど、そのコアな映画館で面白そうな作品が上映されている時を選んで来ていただければ損はしないかも! で、それにプラスしてカラオケボックスで映画祭開催とか♪ まあ、形態はともあれつっこみ映画祭は必ず開催しましょうね。こちらは心の準備OKですので(笑) / みなみ ( 2005-07-08 19:20 )
変な雰囲気の街ってありますよね。都会といわれるところから少し離れた繁華街に多いらしいですけど、、、そういう街って、どんなに町が大きくても、都会だとは思わず、私は、、、おおきな田舎なんだなぁと感じてしまうのです。 / らいち ( 2005-07-07 00:51 )
つっこみ映画祭をその町でやりますか? / マイケル ( 2005-07-06 18:22 )

2005-07-01 さよならB事務


6月30日を最後に、2年間勤めた仕事を退職した。

思えば2年前の7月7日、初めて職場に出勤した日、
そこでとつぜん、ひまじんライターの某君に出会った。
その時の彼の唖然とした顔は忘れない。
彼にしてみたら、学校に行ったら、なぜかそこにひまじん仲間(私)がいるのだ。
そりゃ、驚くな。

ちなみに、その日の日記はこちら

その他、ひまじん内をフラフラしていて、なんだか自分と行動範囲が
よく似た人がいるな〜と思ったら、そのひまじん氏は
自分の職場と同じ建物内(!)で学んでいる学生さんだったりもした。
世の中って狭いね〜。



昼休みには約20人もの研究室室員さんにロビーに集まっていただき、お別れの挨拶をしてもらった。
定時には同じ部署の皆の前で挨拶をした。
びっくりするくらい大きくて綺麗な花束をいただいて感激。
しかも、事前に私の好きな色がそれとなくリサーチされていて、
その色の花束を用意してもらっていたのだ。
(ちなみに写真は花瓶に挿したあとのもの。もう1つ小さな花瓶に分けたので、
花束でもらった時はこれよりさらに大きかった〜)
こみあげてくるものがあって(決してゲロではない)、しばらく声が出せないという経験をはじめてした。
挨拶が涙声になってしまい、聞く人にもらい泣きさせてしまった。てへ☆

いろいろ温かい言葉をいただいたりプレゼントをいただいたり
大勢の人に気持ちよく見送ってもらえたということは
2年間で、それなりに、そこに自分の居場所を築くことのできたということの
証だろう。よかったよかった。
失敗もいろいろあったけど、私の今までの人生の中で
いちばん真面目に働いた2年間だった。

お世話になった方々には小さな陶器のたまごをプレゼント。
殻の上の部分を割ると、中に土と植物の種が入っており、水をやって育てられるようになっている。
たまごにはそれぞれに宛てて一つずつメッセージを書き、紙袋でラッピングした。



帰りにはIさん、Tさん、Yさんといつものすかいらーくガーデンズへ。
Tさんは私がいなくなった後の仕事のグループ内のことを心配している。
グループ内の人間関係上、私がTさんのストレスを吸収してあげられていた部分も確かに大きかったので。
仕事を離れるとなかなか難しくなるけれど、これからもTさんを少しでもフォローできればいいなと思う。
Yさんからは驚くべき話を聞いた。Yさんの人生はドラマのようだ。
それもうらやましいが、振り返って、波乱のない自分のような人生もそれはそれで幸せ
なのかもしれない……。と、ふと思った。。

先頭 表紙

fukuちゃん>ありがとー。さっそく仕事がない日々の退屈さに圧殺されそうです(笑)。 / みなみ ( 2005-07-08 19:16 )
須木成さん>ありがとうございます。そーですね、やっぱり日々の努力や思いはどこかで繋がってるし、他人が見てなくても全部自分にかえってきちゃうというか。。。頑張らないと、です。 / みなみ ( 2005-07-08 19:16 )
しえろさん>そーなんですよ、引っ越しちゃいます。せっかく慣れてきたのに、残念なんですが。。。でも、八王子には親戚がたくさんいるので、このあたりにはちょくちょく遊びにくると思います。 / みなみ ( 2005-07-08 19:12 )
てる君>そうそう、最後にいい形でお別れできたということは、そこでいい時間を過ごせていた証だったのかな、、、と。場所は変わってもそういう時間を重ねていきたいものですね。 / みなみ ( 2005-07-08 19:11 )
マイケルさん>おお、本当だ。ちょうど二年前ですね。あの日あの時あの場所で同じ言葉を……(笑)。日記は頻繁に書いておくと確かに自分過去の生活のデータベース(インデックス?)のようにして使えますよ。なかなか面白いです。 / みなみ ( 2005-07-08 19:08 )
らいちさん>ありがとうございます。いやー、仕事辞めるとだいたい花束もらえるんですよ(<そんなことで通になってどうする)。 / みなみ ( 2005-07-08 19:07 )
お疲れ様でした。新しい生活楽しんで下さいな。 / fuku ( 2005-07-05 23:02 )
よかったでねぇ♪ 日々の努力や思いはどこかでちゃんとつながっているだと思えます。新しい場所でも、また花を咲かせてくださいね。 / 須木成 ( 2005-07-04 01:33 )
お疲れ様でした〜。あれ?もしかして、遠くに住むってこと?このあたりらへんには、出没しなくなるってこと? / スーパーしえろ ( 2005-07-01 22:55 )
退職の時ってやっぱりぐっときますね。 最後に涙のお別れができるくらいなのだから、いい職場だったのでしょうね・・・。 とにもかくにも、お疲れさまでした。 / てるてる ( 2005-07-01 20:54 )
お勤めご苦労様でした。その日の日記を見に行ったのですが、なんとあの「郡是」ツッコミの日でした。あれからもう2年経つんですねぇ、と感慨に耽ると同時に「こんな風にあとから見直して楽しめるんなら、僕ももっと頻繁に更新しよう」と思ってしまいました。 / マイケル ( 2005-07-01 19:23 )
花束で見送ってもらえた、という記憶は、私の中に未だかつてないですからね、、、。でも、これだけの人が集まってくれた、となると、その思いが感じられて、やっぱり私も泣いてしまうと思います。とにかく、おつかれさまでした。 / らいち ( 2005-07-01 14:36 )

2005-06-30 女装大会 in 多摩


25日(土)

参加者
・C君(念のため匿名・被写体)
・パティ(企画担当)
・サノ君(カメラ担当)
・でぃど君(カメラ担当)
・わし(メイク担当)



わし、学生時代に2回ほど、盲腸君の女装を手伝った経験から
女装って簡単にできるもんだと思っていた。
が、それは間違いだった。
考えてみれば、盲腸君の場合は、身長が10センチくらい私より高いだけで
ウエストも足のサイズもたいして私と変わらない。
なので、女物の靴も、服も、何の苦労もなく、そのまま入った。

が。

今回、遅れて合流したC君を道路の向こうに見つけた瞬間、
皆の口から同時に漏れたつぶやきは、

「……でかくねぇ?」

その一言につきた。



「誰だよ、C君が線が細いなんて言ったヤツ」
なんてサノ君が言ってたけど、私も線が細いと思ってたよてっきり。
っていうか実際に線は細い。
雰囲気は柔らかいし
一番白いファンデーションでぴったりなくらい色が白いし。
ただ、それとは別に、ずばぬけてC君は体が大きい。
はたして、このサイズに合う女物の服なんてあるのか?

というわけで、
女物の洋服売り場をたっぷり2時間は徘徊しただろうか。
男どうしでヒラヒラフリフリの洋服を物色するメンバー達。
われわれがかなり奇異な集団であったことは間違いない。

皆でさんざん時間をかけて吟味し、苦労した結果、
よく伸びそうな生地の、花柄フリルのノースリーブを購入。
はたしてちゃんと着られるのか?
まさか試着させてもらうわけにはいかないので、賭けだった。

しかし、トップスさえ決まってしまえば、後は早い。
年齢は18才、可憐・清楚系。という初期設定もなんとか維持しつつ
フレアスカート、ウイッグ、ひまわりの造花のついたヘアピン、
イヤリング、アンクレット、ショール、サンダル、帽子、
メイク用品、小道具などを次々にお買い上げ。
ちなみにスポンサーは発起人にして被写体のC君。漢だ!!



買物をした後、某公民館にて撮影開始。
服は、ジャストフィットとは言えないものの、なんとかなって、一安心。
急いでマニキュアとメイクをし、ウィッグをかぶせる。
毛の量が少ない部分ウィッグのこと、セットに四苦八苦しつつも
なんとか撮影開始。

C君、最初は本気で怯えきった小動物のような雰囲気を発していたが
撮影が進むうち、徐々に慣れてきた模様。

うーん、楽しい。かなり楽しいよ。
この「みんなで一つの作品(笑)を作り上げる行為」というものが。

欲を言えば、もっと撮影に時間をかけたかったね。
それから、撮影時間が夜だったのと、撮影場所が会議室のような部屋だったのと。
その2点が恵まれていれば、もっとよかったな。
それから私のメイクは下手だからな〜。上手な人がメイクしたらもっと違ったかも。
C君が自分の姿を見るための鏡を準備しておかなかったのも残念。

今回はなにしろ初めてで、撮影後のファミレス反省会でもいろいろ改善案が出たことだし
もう一度チャレンジしたら、レベルアップすること間違いないと思うんだけど。
第2回目はないのかな? っていうか、やろうよ(笑)

とりあえず、C君のHPで写真が公開されるのが楽しみです。

先頭 表紙

ちゃなさん>あっ、いいかも(笑)。ところで私の新居、ちゃな校のすぐ近くなんですよ……。詳しくはそのうちメールさせていただきます(笑)。 / みなみ ( 2005-07-08 19:04 )
地元のあっ子>楽しいでぇ〜。メイク、私はビューラーとかうまくできないのよねん。あと目を大きく見せるアイメイクとか。 / みなみ ( 2005-07-08 19:03 )
てる君>いや、見てるのも楽しいけど、実際にやる方がもっと面白いと思うよ……(笑) / みなみ ( 2005-07-08 19:02 )
Artghaさん>女装している男の人って皆いきいきして楽しそうだと思います(笑)。Artghaさんの女装、お手伝いしましょーか? / みなみ ( 2005-07-08 19:01 )
HABAさん>女装楽しいですよ。まぢで。仕上がり写真、私も楽しみなんです。 / みなみ ( 2005-07-08 18:59 )
うちの学園祭(11月)にぜひ来てください(笑)。 / ちゃな坊 ( 2005-07-01 00:18 )
面白そう〜!!次回があったら、ぜひメイク担当したいわ〜 / 地元のあっ子 ( 2005-06-30 22:55 )
おもしろそう・・・ いや、自分が女装するのは、社会のために遠慮しておきますが(苦笑) / てるてる ( 2005-06-30 20:49 )
女装は、一度やるとハマるんですよー(おいおい)。久しぶりにやりたいな… / Artogha ( 2005-06-30 20:48 )
まぁ〜!!なんて楽しそうな事をなさってるの(爆)!どんな風に仕上がったのか見てみたいわぁ。 / HABA ( 2005-06-30 08:47 )

2005-06-27 『世界の中心で、愛をさけぶ』

あー
やっと映画版+テレビ版、DVDにして6本を見終わりましたのことよ。
しかし、特典DVDがあと2本残っている。明日あさって中に観なければ。



映画版

しばらく前に観たのであまり記憶がさだかではない。
観終わった後に「結局、2時間以上かけてこの男(主人公)のカタルシスに
付き合わされただけかよ!!」という、ほのかな憤りが残った。
要するに長くて退屈だったんだな。
ま、泣いたけど。

なんちゅうか、シリアスすぎて落としどころがない映画は、
観ているうちに白けてしまい、ワタシ的には非常にきつい。
シリアスというのは、その他に適度なゆるみやユーモアが交えられてこそ
それらとの対比で冴えてくるもののような気がする。

テレビ版では、その点、いちゃいちゃする主人公の2人に
「お前ら、カユイんだよ!!!」と、視聴者の気持ちを思いきり代弁してくれる
キャラクター(ボウズ)もおり、かなり救われる。

映画版で気に入ったのは、結婚式の写真を撮るシーンか。
絵的に美しく、また写真館のオヤジの
「最初は憐れみから2人を撮るつもりになったが、撮っているうちにウキウキしてきた」
という内容の台詞がよい。



テレビ版

観終わった後に知ったが、ロケ地は伊豆・松崎とのこと。
松崎だったのか〜!!
私は、松崎には一度だけ行ったことがある。
のどかでひなびた港町で、すごくいいところだった。

サク役の山田孝之は、よかったけど、彼が高校生を演じるのには
外見的に微妙に無理がないか?
どう見ても、高校生っていうよりは、新人サラリーマンのような。
サクはちょっとキモかわいいキャラ……。
「サクちゃんやばいよ! キモいよ! それはストーカーだよ!!」と
何度テレビ画面にツッコミを入れたことか。
それにしても、高校生のサク(山田孝之)と大人のサク(緒方直人)、
顔立ちが似ていないので、観ていても、どうしても頭の中で同一人物と思えません。
困った。

ちなみに私のベストキャラは、サクの父ちゃん@高橋克実。
あんな父ちゃん欲しい。
ベストシーンは、サクの友達・スケちゃんが東京へ行く時、高校の校舎に向かって最敬礼するところ。
そこにブルーハーツの『リンダ・リンダ』のアカペラをかぶせたのは、反則!
と言いたくなるほど、うまい演出だった。
ブルーハーツの洗礼を受けている視聴者は、皆のけぞったにちがいないと思うが、いかが。

で、なんだかんだいってだばだば泣いたよ私は。涙腺緩くてすみません。
映画版よりはこちらの方が面白かったです。

先頭 表紙

↓「探させた」→「探せた」 が正解。 / みなみ ( 2005-06-29 02:30 )
マイケルさん>なるほどー。私はちょうどマイケルさんの逆で、テレビ版で描かれていた脇役キャラ達とか、主人公2人と脇役たちの人間関係(とその変化)とか、そういうのが面白かったです。サクとアキ2人だけの純愛には興味を感じられませんでした。なので自分は、映画版よりテレビ版が好きですね。 しかし、大沢たかおと森山未來……あの相似っぷりにはびっくりでしたね、ホント。大沢たかおに合わせて森山君がキャスティングされたんでしょうけど、よくあそこまで似た人を探させたなー。 / みなみ ( 2005-06-29 02:29 )
えむりん>小説……私も純愛っぷりにひきそうな予感大。途中で「オゲェ」とか雄叫び上げないか心配だけど、機会があったら読んでみようかな。ちなみに「ノルウェイの森」は学生の時に読んだんだけど、その時友達(男)に「あれどう思う?」と感想を求めたら、「ソフトポルノ」と言われ、その言葉にめちゃくちゃウケた。 / みなみ ( 2005-06-29 02:23 )
狭い世界で完結してた話なのに、1クール分に引き伸ばすために、無理にキャラを掘り下げ、登場人物とエピソード増やしたようなテレビ版は好きになれんかったなぁ。亜紀が死んでウジウジしている朔を一喝する親父(高橋克実)にはスカッとしたけど、その為にワザワザ朔が突っ込み甲斐のあるキャラにされているような気もしたし。それにしても映画版の大沢たかおと森山未來は似てたよね。 / マイケル ( 2005-06-28 18:47 )
私は小説しか読んでないんだけど、あまりの純愛っぷりにひいてしまった・・・。もう純粋さはないんだろうか。最近、小説読むときって何か「ひねり」がないと満足できないでいるのよね。高校生くらいの時に読んだら感動してたのだろうか?高校生の時にえらいハマった「ノルウェイの森」も今読んだら違う感想かしら? / ☆えむ☆ ( 2005-06-28 14:43 )

2005-06-25 財布

仕事柄、学生の財布を目にすることが多い。

私の勤めている学校はかなりカジュアルな雰囲気なのだが
それでも皆、ブランド物の財布をフツーに持ってるねぇ
時々ブランド財布率の高さにはっとする
特にヴィトンとプラダが多いかな
あとバーバリー、コーチあたり?
女の子だけじゃなくて男の子も結構、持ってる。
皆、金持ちだな……

ちなみにウチの家計用財布は100均……(-.-)

私の個人用財布は、かつて4000円くらいで購入した
黒い革の男物で
ふと気付けばこの夏で勤続10年目に突入(!)
何度も壊れかけては(何も修理しないのに)復活した不思議なヤツ。
最初にしつこく吟味して買っただけあって、とても使いやすい。
もうボロボロなのに、捨てられない。

先頭 表紙

ちゃなさん>スゴイ! 大事に使っているんですね。自分の財布はあと5年も持つとは思えないので、次に買うならもっと丈夫なのにしようかな。 / みなみ ( 2005-06-29 02:20 )
らいちさん>あっ、そうそう! アナスイはやっぱりすごい頻度で目にしますよ。人気あるよね〜。私の財布はみすぼらしいです。味が出ているというより、出汁が出切った感じ?(^-^; / みなみ ( 2005-06-29 02:18 )
てる君>ブランド物は丈夫そうだよねー。特にヴィトンなんか滅多に壊れなさそうに見えます。高いだけのことはありそう。財布は、毎日使うものだから、丈夫で使いやすく、かつ気に入ったものが良いかな。でも私の価値観では、財布に数万円は払えましぇん。 / みなみ ( 2005-06-29 02:16 )
私は高校のときに姉からお下がりでもらった財布を今でも使っております・・・かれこれ15年以上?なかなか壊れませんので、変えるのも縁起悪いと思って使い続けています。 / ちゃな坊 ( 2005-06-26 12:54 )
私の周りではよくアナスイの財布を目にします。オンナノコひとり一個くらいの割合で。友人はバーバリーの財布ですし。かくいう私も財布だけはアニエスBだったりします(恥)財布って、使えば使うほど味が出てくるものだと思うので、みなみさんの財布もきっといい味出てるのだろうなぁ。 / らいち ( 2005-06-25 23:01 )
前使ってたのはちょっとしたブランドものだったけど、長持ちしたなぁ。でも、みなみさんの4000円の話を聞いてしまうと全然自慢できない(汗) そのブランドもの、修理できないかと目論んでいるのですが・・・さてさて・・・ / てるてる ( 2005-06-25 22:28 )

2005-06-24 『リチャード・ニクソン暗殺を企てた男』 その1

さいたま新都心にて、けいこさんと。



むかーし、付き合っていた男の人に
「別れてホスィんですけどー! お願いー!!」と言いました。
そのあと、事後処理というか、まあそういう話し合いの場があって
その時、その人に
「こうなったのはお前が100%悪い、自分は何も悪くない」
と言われました。
私はその言葉を、冷静に、黙って聞きながら
「あぁ、人間って、精神的に辛い時はこうやって責任転嫁をして
自分の心が壊れてしまわないようにバランスを取るんだなぁ」
と感心しました。



それはまあ、一時的なケースとしても、
世の中には、自分に都合の悪いことをすべて自分以外の人やモノのせいにしてしまう
人がいるんです。まじで。
私の母がまさにそのタイプ。
そういう人に、悪気はなくて、ただ、ストレスの処理システムがそうなってるだけ。
私の母の場合は、結婚して生活環境が変わり、そのストレスが普通のやり方では
処理しきれないくらい大きくて、そういう考え方をするようになってしまったのかな
と思う。

恐ろしいことに、
そういう母に育てられた私も、母と同じ思考回路を持っている。
ただ幸いなことに、私は家を出て、物理的・精神的に母親と離れたので、
その思考システムの無益さと、自分が母から受けた影響を、
多少であれ自覚することができた。と思っている。

うまくいかないことや不満の原因を、自分以外の人やモノのせいにしても、
結局、何一つとして、うまく行くようにはならない。

それに気付いた私は、今度は、すべてを自己責任であると考えるようにした。
でも、そしたらそしたで、メチャクチャ人生がつらくなった。
問題処理能力が育っていないのに、あらゆる問題の原因を自分に求め、
すべてにおいて自分を責めるのだから、つらくなるのは当たり前。
ま、軽いノイローゼみたいなもんですか。
そんな状態で友人とサシで飲んだら、後日、
「話し方が強迫的で怖かった」「やばい宗教の信者のようだった」などと言われたくらい。
それが5,6年前。バカだな私……。

まともな問題処理のやり方として、また自分の精神衛生を良い状態に保つ意味でも
両極端はいけない。
自分を責めすぎるのもよくないし、自分に責任がないと考えすぎるのもいけない。
よい生活を送っていく上では、適切に原因の所在を見極める必要がある。

先頭 表紙

2005-06-24 『リチャード・ニクソン暗殺を企てた男』 その2

それで、本題。

この映画の主人公サムは、徹底的に責任転嫁をする人間。
徹底的に責任転嫁をするということは、つまり、プライドが高くて、
自分が傷つけられることが大嫌い。
精神的な自己防衛が異常なほどに過剰なのである。

サムは仕事も、ほとんど離婚状態の妻との関係修復も、
やる気がないわけじゃないけど、とにかくうまくいかない。
その原因は自分自身にあるのに、彼はそれを、妻や、会社や、政治や、世の中のせいにしつづける。
その結果、彼はまともな社会生活を送れなくなる。
仕事をクビになり、妻に離婚され、彼と世界の亀裂はどんどん深まってしまう。

フツーの人間なら、そこで自分自身の考え方や態度を改めるのだが、サムはそうしない。
自分を変えることではなく、世界の方を自分の思い通りにしようとすることで
自分と世間の間にできた亀裂をなくそうとする。
そんな社会不適応者のサムは、世界を暴力で変えようと試みた結果、テロリストになり
世界から文字通り抹殺されてしまう。

サムが、実の兄に対して結果的に盗みとなる行為を働き、
愛想を尽かした兄から絶縁を言い渡されるシーンで
サムはまさに子供のような態度で、言い訳(要するに「自分は悪くない、社会が悪い」という内容)をする。
そうだな、この人は子供のまま、救いようのない大人になっちゃったんだなぁ。

とまあ、そういう映画でした。



で、

ふと考えてみる
サムはどうしても世界と自分の折り合いをつけられなくて
暴力的な行動に走ったわけだが
サムと同じような考え方をする人がいたとして、
自分を変える気がなく、また、世界を変える衝動も持ち合わせていなかったら
その人は犯罪者にならないかわりに、いったいどうなっていくのだうか……
天然宇宙人みたいになって、手がつけられなくなっていくのでは……??
サムほど極端じゃなくても、彼みたいな考え方をしてる人は
けっこういるんじゃないかと思うんだ。
現に自分がそうだったし。

私は、自分の母が心配。

先頭 表紙

揚水さん>怒鳴るはともかく殴る蹴るが出てくるって時点でおかしいですよ、その親分。一方的なコミュニケーションの手段としては暴力は有効ですけど……。フツーはやっちゃいけない事ですし。    相手が自分の思い通りにならないと「あっちがおかしい」って思ってしまうのはよくあることです……多分わたしも。 / みなみ ( 2005-06-29 02:14 )
けーこさん>ショーン・ペン腹は凄かったねー。あの人の身体はゴムなのか? うちの母は家の中が片付かないのを祖母が入院していたせいにしてます。でも祖母はもう何年も前に亡くなってまつ。もーどーにかしてー。って感じです。そんなんばっかり。 / みなみ ( 2005-06-29 02:09 )
補足。偉そうに人を断じてはいますが、僕にもそうした面があることは否めません。お金が価値判断基準、という点ではあまりそうでもありませんが(彼はとかくその点に関しては極端でしたし)、うまくいかない、都合の悪い事の理由を自身の外に置こうとする点。人が他人の欠点が目に付く時、往々にしてそれは自身の欠点と重なるものですから余計にそうなんだとも思います。うわ、ブルー…。 / 揚水 ( 2005-06-27 23:15 )
僕のかつての地獄、造園屋の親分がそんな感じですかね。そう考えると怖いなあ。暴力と恫喝で人を従わせる、或いは切り捨て(たつもりでい)る。物事を測るモノサシはお金。自分の思い通りにならないことは気違い扱い。怒鳴る殴る蹴る、それでも承服しないと頭がおかしいということになってました。みんな腹の中じゃ「どっちが」と思っていたのでしょうが。あくまでも僕の一方的な独断ですが。 / 揚水 ( 2005-06-27 23:07 )
相変らずお見事!!あたしいまだにどう書いていいかわかんなくてねー。うちの母も「誰か」のせいにして生きてる。その「誰か」は9割9部9厘あたしなんだけども。ほんとにイタクてどうしようもなくて、きっつい映画でしたねー。ショーン・ペンの腹に70点(をい!!) / valkil ( 2005-06-24 12:38 )

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