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みなみの「さぼのーと」

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目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2004-09-29 スペイン旅行記(番外編) 〜死んでも人に見られたくないもの〜
2004-09-28 スペイン旅行記(2) 〜王立劇場の晩餐会(その1)〜
2004-09-28 スペイン旅行記(2) 〜王立劇場の晩餐会(その2)〜
2004-09-28 スペイン旅行記(1) 〜アエロでGO!(その1)〜
2004-09-28 スペイン旅行記(1) 〜アエロでGO!(その2)〜
2004-09-28 スペイン旅行記(1) 〜アエロでGO!(その3)〜
2004-09-27 スペイン旅行から帰ってきました。
2004-09-18 行ってきますー
2004-09-12 アカペラコンサートとスペイン行きのチケット
2004-09-10 映画『キング・アーサー』


2004-09-29 スペイン旅行記(番外編) 〜死んでも人に見られたくないもの〜

先に一言、おことわりしておく。
これからここに書くことを、わたしはいままで誰にも話したことがない。
どんなに親しい友達にも、家族にも、本当に誰にも、だ。
だから、これを読む人は、ぜひ心して読んでほしい。

******

スペインへ旅立つ前、ふと部屋の中で考えることがあった。
もし旅行中にわたしの身に何かあったとき、この世に残しておきたくないもの、
他人に見られたくないものはなんだろう。

もともと他人に隠す必要のある生活はしていない。
わたしの部屋は汚いが、わたしと付き合いのある人間なら
たとえこの部屋を見たことがなくても、すでにそれくらいのことは察しているはずだ。
それがいいことなのかどうかは知らないが、
他人とはとくべつ濃厚な愛憎も怨恨も交わすことなく淡々と生きている、と自負している。
手紙くらい読まれてもなんら問題ない。
パソコンの中にはわたしの精神的恥部とも言えるテキストが鬱積しているので
あまり見られたくないが、まあ、死んだら死んだでしょうがない。

となると、やっぱアレかなあ。

******

その箱が、その箱としての本来の機能を失ったのは、
わたしが「ヒライ・マミの館」という、ある会社に勤めていたころだった。<わかる人にだけわかる
つまり、1999年の春から2001年の春まで。
そのうちのどの時点でソレがソレでなくなったのかは、覚えていない。
ただ、暑い時期だったような気がする。
となると、1999年、もしくは2000年の夏だったのだろう。
その日わたしは、部屋の片隅でそれを発見し、声にならない声をあげた。
「Ё、ЁИёэМЬЪШФТеФЧЮ…………!!!」
日本語訳「か、家族八景…………!!!」<わかる人にはわかる

いや〜、キリル文字って難しいネ☆ キャッ☆<シェルメチェボ空港のおかげでロシアづいている

閑話休題。
箱の本体は白いプラスティックで、ふたは透明。
空気抜きのゴムのボタンがついていて、ふたを閉めた後にそれを押せば
密閉できるタイプのものだ。
最後にそのふたが閉じられてから、ゆうに1週間以上は経っているはずだった。
わたしはその間というもの、愚かなことに、すっかりその箱の存在を忘れていたのだ。
もはや、ふたたびそれを開けたいとは思わなかった。
開けたところで、二度と使い物にならないとわかっていた。
ふたがしっかり閉じられていることを確かめた上で、

いつか土へ還るであろうわたしは、
いつか土に還るであろうその箱を、
そっと、本棚の隅へと仕舞った。

******

詳細な観察レポートや写真をご希望の方は、その旨つっこみでお知らせください。
もしそのつっこみが10を越えたら、公開します。

先頭 表紙

MITSUKIさん>ブツを発見した時は、本当に、「家族八景を地でやってしまったーーー!!!!!」と心の中で絶叫しましたよ。家族八景、久しぶりに読みたくなりました。 / みなみ ( 2004-10-08 00:34 )
YINさん>わからないということはそれだけYINさんの生活からかけはなれたモノであるということですね。よいことです。正体は近々。 / みなみ ( 2004-10-08 00:32 )
えと〜さん>あー、同感ですね。どうでもよくなりますねやっぱ。しかし入れっぱなし保存状態のAV、なんか泣けますね。 / みなみ ( 2004-10-08 00:31 )
ざきこさん>たまには、ということでもったいつけた書き方にしてみました(笑)。 / みなみ ( 2004-10-08 00:30 )
うつぎさん>本当は観察日記つけとけばよかったんだけど、つけてないんですよね。残念。できるだけ詳細にレポートしますわ。 / みなみ ( 2004-10-08 00:29 )
なおさん>わかった。ヒョウ柄チャレンジしてみる。 / みなみ ( 2004-10-08 00:28 )
てるてるさん>殿方の部屋の処分しなくてはならないものってあれとかそれかしら?(適当な邪推) / みなみ ( 2004-10-08 00:28 )
まるるん。さん>今ごろは眠れぬ夜も終わって熟睡してますか? しばしのお待ちをー。 / みなみ ( 2004-10-08 00:27 )
でむでむ>了解、後悔するなよー。 / みなみ ( 2004-10-08 00:26 )
マッキィ。>ふふふ、ではリクエストにおこたえしましょう。しばしお待ちあれ。 / みなみ ( 2004-10-08 00:26 )
ながせさん>実際、たまに新規のお客さんから言われたんですよー、ヒライマミ。最初はびっくりしました。外側も、何百万年も経てば劣化して土にかえりませんかね? 無理かな。 / みなみ@キリル文字はてきとう ( 2004-10-08 00:25 )
ちゃんぷるーさん>うっ、裁判風の絵は無理。だって麻原ショーコーとか描かなきゃいけないんでしょ?って違うか…。 / みなみ ( 2004-10-08 00:22 )
つっこみありがとうございましたー。個別レスと箱公開はのちほど……。それにしてもMITUKIさん、家族八景を分かってくださって非常〜〜に嬉しいです(笑)。 / みなみ ( 2004-10-02 01:06 )
こんにちはー。その11になるのでしょーか。「家族八景」に笑わせていただきました(笑)わたしも身辺整理をしなくちゃなー……。 / MITUKI ( 2004-10-01 20:25 )
なんだろう?なんだろう?なんだろう?なんだろう?なんだろう?… / YIN ( 2004-10-01 12:58 )
今年の夏に、家で同然で出て行った実家に帰ったんすよ。そしたら、ビデオデッキの上に、当時の俺が入れっぱなしにしておいたAVが置いてあったんすよね。しかもかなりきついレイプ物の。でも、親父は何も言わんし、俺も何も言わないんすよ。ははは。それがどういうもんかわかんないすけど、大抵のもんはやっぱり究極的にどうでもよくなりますよ。 / えと〜 ( 2004-09-30 21:49 )
その9。こんな風に書かれたら気になるじゃございませんか。 / ざきこ ( 2004-09-30 19:43 )
その8。ヒョウ柄の縁つき画像で詳細きぼん。 / なお@仕事してるぜ。 ( 2004-09-30 19:39 )
その7。詳細レポート希望♪ / うつぎ ( 2004-09-30 18:46 )
その6。色々と処分しておかなきゃと思ってしまった・・・(苦笑) / てるてる ( 2004-09-30 12:08 )
その5です。謎めいていてこのままでも素敵ですが・・・気になって2日ほど眠れなくなりそうです。 / まるるん。 ( 2004-09-30 08:23 )
スーパーマクロ撮影でお願いしまつ。その4。 / 電ボ屋 ( 2004-09-30 07:39 )
見たい!!!!!!! その3 / マッキィ。 ( 2004-09-30 00:40 )
ヒライ・マミの館とはちょっと笑わせていただきました。でも中身はともかく外側は土には還らないかも(ということは永遠にそのまま???!!!)。と言う訳で科学的見地にて検証を希望。 / キリル文字判読不能のロシア語選択のながせ ( 2004-09-30 00:10 )
裁判風の絵で公開希望  その1 / チャンプルー ( 2004-09-29 23:36 )

2004-09-28 スペイン旅行記(2) 〜王立劇場の晩餐会(その1)〜

スペイン到着後、1日目は1人でバルセロナを観光。
2日目の夜、クロアチアからウィーン・マドリッドを経由してバルセロナへ到着した盲腸君と合流。
4日目、飛行機でマドリッドへ。

この旅行はそもそも、マドリッド(とクロアチア)で開催される理工系の国際学会に出席する
盲腸君に、わたしがくっついて行く、という形だった。
マドリッドに着いた翌日の午後から会議が始まるというので、わたしは盲腸君に訊いた。
「で、会場はどこなの?」
「うーん、わかんない」
わかんないって、あーた、一体なにしにはるばる日本からスペインくんだりまで……?
「明日の朝、インターネットカフェで調べる」というので
「悪いこと言わん、今日のうちに調べとけ」と説得し、
夜10時ごろにネットカフェを探して調べに行った。
そして翌日、彼はジーンズにシャツというラフな格好で会議に出かけて行った。
(それでいいらしい)

会議が終わった後、会場(マドリッド市立大学・地図で見る限りおそろしく敷地広大)の最寄りの地下鉄で待ち合わせをする。
さすがに駅の周りは大学生だらけである。
みんな若くてぷるぷるぷりぷりのセニョール・セニョリータなのである。
そこへやってきた盲腸君と、彼の研究仲間・ジェミーちゃん(初対面・日本在住の30代オーストラリア人男性)。
盲腸君曰く「みんなスーツ着てた! ジーパンの人、10人くらいだった〜」
そうかい……。
「これが一番formal。明日からもっとどんどんinformalになる。Tシャツと、ショートパンツと〜」
というジェミーちゃんは、カーキ色の綿パンツにシャツ、ビーズのネックレス、きわめつけに足元はビーサン
「ジェミーさん、今日の会場がどこだか知ってました?」と訊ねると、
「わかった、あとで」との答え。
(マドリッドに来たあとでわかった、ということらしい)
この人たちって一体……<まあ研究者なんてそんなもんなんだろう(偏見)

先頭 表紙

↓な、なんかかなり支離滅裂な文章になってしまいました。意味通じないかも / みなみ ( 2004-10-08 00:21 )
ながせさん>アエロについてのつっこみをいただいた記事が下の方へ行ってしまったので、つっこみ返しはこちらで。やっぱり777だったんでしょうか、あれは。新潟はロシアの一部!と新潟県民が持ちネタにするだけのことはありますね。おかげで、モスクワはもっと東よりで日本に近いような気がしていました。しかし先輩方の卒業旅行、濃いですねぇ。東欧行ってみたいですー。アウシュビッツも。ちなみにモスクワの空港で売っていたロシアの地図入りマグカップ、北方領土はしっかりロシアの領地になっていました。 / みなみ ( 2004-10-08 00:20 )
ながせさん>いやー、なんかよくわからないキャラなんですよ。知り合ってから長いことたちますがいまだにところどころよくわかりません。わたしと同様、のんびりしているのは間違いなさそうです……。 / みなみ ( 2004-10-08 00:15 )
みなみさんの文章により、盲腸君のキャラクターが頭の中で肥大中…。 / 一度お会いしてみたいながせ ( 2004-09-30 00:31 )
ざきこさん>あっ、研究者に読まれてしまったー(笑) 今度、ざきこさんが参加した学会でジーンズ率を調査してください、さすがにこれからの時期、ビーサンはいないと思いますが(笑) / みなみ ( 2004-09-29 20:30 )
そ、そんなんじゃないやい! ……と言いたいけどどうだろう(汗) / ざきこ@研究者のひよこ(殻つき) ( 2004-09-28 15:55 )

2004-09-28 スペイン旅行記(2) 〜王立劇場の晩餐会(その2)〜

翌々日の夜は、会議主催のバンケット(晩餐会)があった。
部外者のわたしでも参加していいらしいので、そのつもりで来ていたものの
愚かなことに、「服装はラフで大丈夫」という盲腸君の言葉を半ば間に受けて、
いつもと比べたら多少は上品なシャツにスカート、くらいしか持って行かなかった。
他の人からすれば充分に普段着のレベルである。
しかし、会場を調べて慄然。
「このテアトル・リセウって……王立劇場じゃん!!
王立っすよ! どう考えてもその格好じゃ無理!
服買えっちゅうことかい!!
というわけで当日、マドリッドの街をかけずりまわってZARAのワンピースを買う。
ZARAは、日本にも出店しているチェーン。
品揃えはスーツ・フォーマルからカジュアルまで幅広い。
価格の安いコムサ・デ・モードという感じか。
安くて助かった。

そして、バンケット。
ちゃんとお金(約70ユーロ・1ユーロ=135〜140円)を払って参加するつもりだったが、
「スーツを持っていないからバンケットには行かない」というジェミーちゃんから、
チケットを譲ってもらえることになった。というわけで図々しくタダ参加。
会場に着いて、他の人たちに倣い、階段を昇って会場へ入ろうとすると、
「そちらへ」と違う方へ案内される。
エレベーターホールだった。
何故? と、周囲を見渡して納得。全員、レディ連れ!
おおお……。ちょっと感動。

王族の大きな肖像画や、シャンデリア、古い鏡のついた調度などのあるいくつかの豪華な部屋を通りぬけ、
バンケットの開かれる部屋へ辿りつく。
ウェイターからキラキラ輝くシャンパンのグラスを受け取って、奥へ。
照明を落とした室内には、小さな星の光る、夜空を模した天蓋。
いくつものテーブルには、ろうそくの光が灯されて、たくさんのワイングラスやシルバーがきらきら。
壁にはケースが填め込まれていて、おそらくは何百年も昔の、古びたゴージャスなドレスが飾られている。
すーてーきー。

お料理は、ガーリックで味付けをした生ハムとサラミ、それからパンプキンスープ。
メインは、バナナのクリームを添えた、分厚いお肉。(おいしかったー)
デザートは、ティラミス。
ワインは、赤。
食後にコーヒー(紅茶)と、チョコレート、オレンジピール。
割とシンプル。その点は、日本の懐石の方が凝ってるかもしれない。
しかし、普通にここで食事をしたら、とても70ユーロなどでは足りないことは確か。
こんなに豪華な雰囲気のディナー、わたしの一生にはそう何度もないと思う。
これが最初で最後かもね(笑)
せっかく一流のところへ来たのだからと、ウェイターやウェイトレスのサーブもチェック。
動作がきびきびしていて素早くて、かっこいい。
気付かないうちにグラスに水やワインが足されていたりするよー。
大皿を10枚くらい、片手ですいすい運んだりしているけれども、あれってかなり重いんだよー。

それから非公式の表彰式があり、
「一番タイトルが長かったで賞」「一番画像が多かったで賞」みたいなノリで
論文の発表者が表彰されていた。へー。
わたしは英語ができないので、他の人とおしゃべりできなかったのが残念。
(日本の方もいましたが)
隣のドイツ人紳士が盲腸君に「ラスト・サムライ」の戦争シーンの戦略の適当さについて語っていたので
「そーなんですよ! つーか、あの時代に日本にも銃くらいありましたよ!」
と力説したかったんだけど(笑)

先頭 表紙

なおさん>韓国一度行ったけど楽しかったよ。で、個人的に思うんだけど、でもってここだけの話だけど、海外旅行はオトコ連れ(下品な物言いでスマン)より女同志の方がはっきり言って楽しいと思う(ラブラブ絶頂な二人ならともかく)。女同志の方が外界との接点が広がる。もっとありていに言えば旅先の兄ちゃんやおっちゃん連中が何かと構ってくれる。それがなかなか楽しい。 / みなみ ( 2004-09-29 20:27 )
いいなー海外。海外に興味なかったけど実際、海外に行ったら「結構イイジャン♪」って感じ。またタイに行きたいな。今度は違うオト・・(自粛)韓国に行きたいけど、「ぺ」のファンだと思われるのがシャクだし。うーん、台湾もいいな。まずは一緒に行ってくれる人を探さないと・・。 / なお@仕事やる気なし。 ( 2004-09-28 10:52 )
マイケルさん>それは知らなかった! うちの近所では立川のデパートに入ってます。それにしてもマドリッドの繁華街では道ゆく人がみーんなサラやエル・コンテ・イングレスの袋持ってますね。 / みなみ ( 2004-09-28 02:06 )
「ZARA」って新宿武蔵野館と同じビルにも入ってましたね...って昨日気づいたんですが。 / マイケル ( 2004-09-28 00:42 )

2004-09-28 スペイン旅行記(1) 〜アエロでGO!(その1)〜

今回の旅行の個人的なハイライトは
憧れの「空飛ぶ大垣鈍行」アエロフロート・ロシア航空。
以前、モスクワ経由でアフリカへ行った知人から
「アエロはものすごかった」という話を聞いて、以来、いつか乗るぞ! と夢に見ていた。
なんでも、吐く息が白くなるほど機内が寒いとか
天井のパネルがはがれ落ちてきたとか……
実際に乗ってみると、成田―モスクワ、モスクワ―スペイン線は
さすがにそこまでスゴイことは起こっていなかった。
が、2ちゃんねるの「アエロフロート航空ファンの集い」スレッドを読むと
「アエロの”遅れた”は24時間遅れから!」「荷抜きされて鍵を壊される! 荷物に鍵はかけるな!」などと
なかなかへヴィなことが書いてあり、
行く前は不安と恐怖と期待で血沸き肉踊っていた。(<意味不明ですが気にしないように)

成田―モスクワ間は、新しいエアバスが就航しているとそのスレで読んだけれど
実際はボーイング777で、これがまたボロい!
隣に乗り合わせたツアー客のご夫妻は、「今まで乗った飛行機の中でこれが一番ひどい」と
おっしゃっていた。
シートはぼろぼろにすりきれていて、席がとにかく狭い。
わたしは身長160センチくらいなのでまだマシだと思うけど、それでも膝が前の座席につっかえそうになる。
ちょっと身長のある人だったら、常に膝が前の座席にくっついている状態になるのよ……
バルセロナ行きの飛行機で一緒になった日本人男性はそれが辛かったと話していた。
座席のコントロールパネルはかなりの率でぶっ壊れているしね。
さらに座席は固いし、リクライニングが上手くいかず、往路はノーリクライニングで9時間過ごした。
うわーん。(でも帰りはなんとか倒せたので、単にやり方が悪かっただけかも)

そしてモスクワのシェルメチェボ空港に到着。
グラグラ揺れるタラップを降りて乗合いバスに乗る。
冷たい空気といい、古い車体といい、妙に素朴な雰囲気で、東北の田舎に通じるものがある。
空港内に足を踏み入れると、上からピヨピヨと鳥の声が。
シェルメチェボには鳥が生息しているのである……。
空港は、まるでどこぞの地方空港。小さくて古くて薄暗く、
長時間のトランジットの人々が、難民のようにあちこちのベンチで雑魚寝している。
バーカウンターではおっさん達が酔っ払って顔を赤くしている。
な、なんなんだこの空港は……。
と、帰路のトランジットで12時間、ここで1人過ごさなくてはならないことを思うといささか鬱に。

先頭 表紙

そういえば私の第二の故郷新潟で、飛来するアエロフロートをたまに見ていました。たしかウラジオストックだかイルクーツクだかに行く便が、新潟から週2便くらいあったはず。夏場はJALと共同運航で増便していたようです。当時のことですから機材は当然ソ連製。機種は何だったかな?(たしか開発者の名前がつくんですよね)。先輩で体制崩壊前の東欧へアエロで卒業旅行していた人や(アウシュビッツの写真焼くの手伝わされた)、ロンドンへアエロで行った友人がいたのを思い出しました(感想は推して知るべし)。 / 飛行機はやはりよくわからないながせ ( 2004-09-30 00:02 )
アエロフロートが旧ソ連製以外の機材を使うようになったのは、おそらくソ連崩壊後でしょうから(エアバスとかはあったかもしれない)ここ10年ほどでは。ロシアのような大国を代表する航空会社が他国の中古の機体を使うとも思えず、そうするとボーイングで長距離国際線に使えるここ最近の機種といったら、777シリーズか747の最新版位しかないので、たぶん777で間違いないでしょう。さすがに747ジャンボの外観判別は間違いないでしょうから。そうか、777はもうデビューから10年も経っていたのか…。 / でも実は私も飛行機はよくわからないながせ ( 2004-09-29 23:51 )
うーん。再びネットで検索してみると「アエロの777はエコノミーも座席が広くてきれいで最高」なんて記事が見つかったりして。いよいよ自信がないです。でも、あの「ナナナナナナ」のアナウンスは幻聴とはおもえない(笑)。うーん、機体の外見からは機種判別ができないワタシであります。 / みなみ ( 2004-09-29 20:22 )
ながせさん>777ってちょうど10年前くらいのモデルですよね。帰ってからそれを調べて唖然としました。本当に777だったのかちょっと自信がなくなったのですが、確かに機内放送で、超ロシアなまりの日本語で「ボーイングナナナナナナ」とアナウンスされていた記憶があります。 / みなみ ( 2004-09-29 20:08 )
お帰りなさい。お疲れ様でした。でもボーイング777がそんなにぼろいとは、よほどメンテが悪いのか…。いちおう、ボーイング最新の機体のはずなんですが…。ちなみに私も昨年はじめて777(国内線仕様)に乗りましたが(ANAかJALか思い出せない、函館線)、たいへんきれいでした。使い方、手のかけ方一つでこんなにも違うものなのですねえ、道具というのは。 / ながせ ( 2004-09-29 01:44 )

2004-09-28 スペイン旅行記(1) 〜アエロでGO!(その2)〜

バルセロナ行きのゲートに入ってから、同じ飛行機に乗るロシア人たちとおしゃべりする。
日本からの航空券はいくらするの、と聞かれて
素直に東京―バルセロナ間のチケット代を答えたら
「あなたはミリオネアね!」なんて言われてしまってびっくりした。
物価はさほど安くないとガイドブックで読んでいたのだが、
後に調べたところによると、ロシア人の所得はかなり低いらしい。
わたしの取ったチケットは、アエロフロートの格安チケットとはいえ
もともと運賃の高いシーズンなので、たぶんロシア人の平均所得、10ヶ月から1年分くらいする。
そう知っていたらありのままには答えなかったよ。
ミリオネアなんて言われてわたしもびっくりしたが、
みすぼらしい格好をしたわたしがそんな高いチケット代を払えるなんて
向こうはもっとびっくりしたと思う。

アエロのパイロットは全員、ロシア空軍上がりのエリートという話だが
確かに離着陸はスムーズで上手。かなり感動した。
そして、モスクワ発の飛行機がバルセロナに着陸した時、機内には一斉に拍手が……。
アラブ系の人々が着陸時に拍手するというのは本当だった。
「無事に着いて良かったね」という意味なのだろうか。ほのぼーの。
バルセロナのプラット空港に着いたときは、思わず「資本主義マンセー!!」と心の中で叫んだ。
薄暗いシェルメチェボと比べたら、明るくて広くて近代的なプラットはまるで夢の国、近未来の世界である!!

先頭 表紙

2004-09-28 スペイン旅行記(1) 〜アエロでGO!(その3)〜

さて、問題の、帰路の12時間トランジット。
できればその時間でモスクワの市内を観光したかったので、
空港内でのビザの取得にトライしたけど、無理だった。残念。
10分もあれば一回りできてしまうシェルメチェボ空港で、12時間。
退屈で気が狂うかも、と恐れていたのだが
わたしは自分のキャラクターを誤って把握していたことに、このトランジットで気がついた。
もともとぼーっと時間を潰すことが苦にならない性格、というか、普段から
わたしの人生なんて死ぬまでの暇つぶしなのだ。
だから12時間の暇つぶしなんて軽い軽い。
免税店→瞑想・昼寝→けっきょく使うあてのなくなったロシアのガイドブックと横溝正史で読書、
というサイクルを数回やって、ところどころに軽食を挟んで。
なんかもう、空港内12時間ロンリートランジットを経験した後では、
直行便で行ける国ならどこでも気軽に行けそうな気がする……。

空港内にはエアベッドまで完備して寝ている人もいた。
日本人のバックパッカーの若いお姉ちゃんも床で寝ていた。
特に身の危険も感じなかったし、空港寝は充分いけるなあ。
わたしはさすがに床はどうかと思ったので、ベンチに座って寝ていた。
不意に「セニョリータ!」と呼びかけられたので何かと思ったら、
わたしが居眠りしていて飛行機に乗り遅れそうになっているのではないかと心配した
スパニッシュの女の子が心配して声をかけてくれたのだった。
他のベンチでは、隣に座っていたアラブ系の若いお兄ちゃん2人が
膝枕をしたり、顔をくっつけて延々おしゃべりしたりしていたので気になった。
そういう習慣なのか、恋人同志なのか、家族か? 不明。
彼らのかけていた異国の歌謡曲のテープが妙にステキだった。

空港内で働いているロシア人女性たちは、美人だが、コワイ。
特に、ある免税店の若いお姉さんが、とびきり美人だったが、そのぶん非常にコワかった。
ちょっと土産物を手にとって見ていると、隣でじーっと見ていて、こちらがそこを離れると
即座にその棚を整理する。
わたしがレジでレシートが出てくるのを待っている間、
他の客がわたしのレジが済んだと思って品物を出そうとすると
「この人(わたし)の後ろに並んで!」
と、これまたおそろしく冷たい態度でジェスチャーする。
買った品物は袋に入れてくれるが、手渡してくれるわけでもなく、レジの上にそのまま放置。
ガイドブックで読んだところによると、ロシア人が笑わないのは、
サービス精神が足りないのではなく、仕事中に笑ってはいけないと教えられているからだという。
ふーん。
でも空港内で働いている人たちを見る限り、ロシア人にはサービス精神という概念自体がなさそうだぞ。
日本のサービス精神が過剰な気もしなくもないが。
とりあえず、美しい女性に冷たくあしらわれるのが好きな男性には
ロシアはかなりおすすめの国だと思われる。
「美人にハイヒールで踏まれたい」と話していた後輩・B君に、ロシア旅行をすすめてあげようと思う。
ヒールの似合う脚線美のクールビューティてんこ盛り、
かの地で過ごす一瞬一瞬がエクスタシーとなるに違いない。

アエロは、安い時期を狙うと、欧州や中東行きの4〜5万のチケットがあるらしい
しかし、いつかビザを取ってロシア自体にも行きたいものです
ロシア、神秘の国……。
ロシアのガイドブック(地球の歩き方)は読み物としてもかなり楽しめました
読者の体験談がかなりやばい上に、ガイドを書いてる人もロシアオタクっぽく、文章に熱が入ってます
歴史の記述も複雑でボリュームがあり、暇つぶしにはもってこいです

先頭 表紙

マイケルさん>「今日のソ連邦」に笑いました。今回、機内エンタメは、映りの悪い映画がありましたよ。しかし、モスクワ―バルセロナ間ではビジネスクラス以上のみ。モスクワの空港では、ターミナルが違うのか、1階と2階しかありませんでした。まったく質素なものでした。もう1つのターミナルはもうちょっと楽しめると聞きました。中2階の日本食はそちらのターミナルだったのかな。 / みなみ ( 2004-09-28 02:09 )
その3〜免税店のおばさんは日本語が達者。「オモイデショ、ソコオイテ」「シハライハ? ドル? エン?」 / マイケル ( 2004-09-28 00:38 )
その2〜モスクワの空港は真っ暗。なぜか中2階にアヤシイ日本食のお店が...誰がこんなところで... / マイケル ( 2004-09-28 00:37 )
14年前のアエロフロートの思い出。 その1〜機内エンタテイメントなし。「今日のソ連邦」という日本語の雑誌はありました。 / マイケル ( 2004-09-28 00:36 )

2004-09-27 スペイン旅行から帰ってきました。

成田に着いて思ったこと。とにかく日本の湿気はすごい。
ヨーロッパから戻った身には、
水蒸気が顔のまわりにモヤ〜っとたちこめているように感じられる。
空港から京成線に乗ると、緑の田園風景が小雨に白く霞んでいた。
そんな風景、日本では見慣れてしまって何とも感じないが、
実はかなり独特なものかもしれない。
スペインはかなり湿度が低く、日差しは強烈だったけれど、不快感はなかった。
かわりに、乾いた空気に、喉と鼻の粘膜をやられてしまった。
というわけで今は風邪ぎみ。
わたしの身体は、普段暮らすこの土地の風土に慣れ切っているらしい。

今回は、旅行の10日ほど前から、胃腸の調子がおかしかった。
わたしの胃腸は強い方で、強い精神的ストレスを受けない限り、ほとんど調子を崩さない。
悪いものを食べたにしても、10日もおかしくなるわけないし……と
原因に思い当たらず、不思議に思っていたのだが、
現地時間の深夜、一人、ほとんど倒れそうなくらいに疲れ切ってバルセロナのホテルに着いた時に
突如として理解した。
この旅行のせいやんけ!!
国内旅行でさえろくに一人でしたことのないわたしが
余所の国へ行くなんてどれくらい大変なことか……

しかし、言葉ができなくても、行ってみれば簡単だった。
今まで行った海外旅行(個人旅行)の手配はすべて他人まかせにしていたので、
もっと難しいものかと思っていたよ。
10年前にこのことを知っていればなあ……。
もっと時間があって、もっと感性の豊かだった学生のとき、一人であちこちへ行けたのに。
今回の旅行は、楽しかったけど、さほど感激らしい感激はなく、
なんだかもう、ただ違う土地へ旅するだけで新鮮で楽しくて仕方ない、
そういう年齢はすでに過ぎてしまったのかもしれないと思った。

先頭 表紙

うっきーさん>ただいまですー。向こうでかなり喉が痛くなってしまったので、日本の空気は湿っていてホントにほっとしました(笑)。パスポート取得は面倒ですね。手数料も高いし。1度、旅行の前ギリギリにパスポートを申請して、成田を出発する日の朝に本籍地(茨城)でパスポートを受け取り、そのまま成田へ行ったことがあります。かなり疲れました。でも一回取っちゃえば10年間はそのまま使えるので楽ですよー。 / みなみ ( 2004-09-28 00:05 )
おかえりなさーい♪ 暫くは雨模様のようなので、喉の調子もよくなるかな? 海外旅行未経験の私としては、パスポートの取得が既に面倒くさそう…と思ってしまいます(^-^;  / うつぎ ( 2004-09-27 22:08 )
ビッケさん>おかえりー! 昨日帰国だったんだ。当初の予定通りロシア旅行だったら、モスクワの空港で一緒になったかもね(笑)。 カンボジア・ベトナム旅行記楽しみに待ってます。それにしてもハッピーハーブピザって!(笑) 相方さん大丈夫?  / みなみ ( 2004-09-27 20:16 )
てるてるさん>久しぶりに旅に行って思った。やっぱり旅は良いね〜。日ごろのしがらみを忘れられるよ。またどこか行きたいです。 / みなみ ( 2004-09-27 20:13 )
お帰り〜♪。オイラも昨日カンボジア〜ベトナムから帰ってきたよ。アンコールワット遺跡群はすごく感動したんだけど余りに遺跡の数が多くてその感動が普通になっちゃった。今思えばもっとじっくり見るんだったなぁって思う。メコン川クルーズでボートが沈んだり(笑)、腹痛で連れが入院したり、知らずに食べたピザがハッピーハーブピザって名前だったり・・・いろいろあったよ(笑)。でも楽しかったぁ。 / ビッケ ( 2004-09-27 19:16 )
おかえりなさーい。いいなぁ、旅。この前友達と「1ヶ月くらい休みを取ってゆっくりしたいよねぇ」なんていってたのをまた思い出しちまいました。ビバ、旅。 / てるてる ( 2004-09-27 12:08 )

2004-09-18 行ってきますー

旅にでます。

日曜日に帰ってくるのですが、その日、書道教室があり
空港から家に帰らずに教室に行ったほうが都合がよいので
(ていうか家と教室の間が遠い! 2時間くらいかかる)
筆と下敷と文鎮を持っていくことにしました。
……スペインまで。
さすがに墨汁はやばいだろーということで、そちらは断念しました。

つっこみ返しもためていてごめんなさいー
とりあえず行ってきまーす

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けーこさん>へー、さいたま新都心にシネコンが! なんか最近シネコン流行りですねえ。行きます行きます。あと「さばいぶすたいる+5」も!! 後でメールしまっす! / みなみ ( 2004-09-27 20:27 )
でむぼっち>なんかさあどこ行っても必ずあるよねマカダミアナッツ(入りのチョコレート)って。っていうか大勢にあげられるおみやげって、それくらいしか売ってなかった(笑)。 / みなみ ( 2004-09-27 20:26 )
マッキィ。>文鎮、わたしもX線のセキュリティチェックに荷物を通した後で「はっ!!」と気付きました。でも不思議なことにひっかからなかったよ。あれって金属だよね???   しかし、結局書道教室は行かずに家へ直帰してしまいました。 / みなみ ( 2004-09-27 20:21 )
帰ってきたら「さばいぶすたいる5+」行きませんか?抱腹絶倒の馬鹿映画で、非常に一緒に観たいと思いましたので / valkil ( 2004-09-26 22:24 )
おみやげはマカダミアナッツでいいです( ̄∀ ̄)。 / 電ボ屋 ( 2004-09-20 13:16 )
帰ってきたら「さいたま新都心」に遠征してきませんか?すごいもんが出来たよー。定期券範囲のシネコン…嬉しくて泣いてます / valkil ( 2004-09-19 16:28 )
いってらっしゃ〜い!文鎮って探知機?でひっかかったりしないのかが心配。楽しんできてくださいね〜。 / マッキィ。 ( 2004-09-18 07:11 )

2004-09-12 アカペラコンサートとスペイン行きのチケット

本日(11日)は、某ひまじんライター君の参加する
アカペラグループのコンサートへ
和やかな雰囲気で楽しいコンサートでした
アカペラって生で聴いたのはじめてかも
(……と思ったら、子供のころ聴いたダークダックスがあった……)
コンサートの後は、親睦会ということで、食事とカラオケへ

******

キャンセル待ちしていたスペイン行きの航空券
無事にとれました
やったー
もうチケットは取れないものと思い込んでいたので
旅行会社から連絡があったときは、かえって困った。

しかし、希望通りのスケジュールでチケットが取れてみると
もっとたくさん仕事の休みとればよかったなー
と思ったり。
(今はオフシーズンのため、希望すればほぼ休み取り放題)
欲っていうもんはとどまるところを知らないね……

英語もスペイン語も解さず
航空券の予約をするのも
一人で飛行機に乗るのも
一人で乗り継ぎをするのも初めてのワシ
現地集合・現地解散で
滞在6日間のうち、4日間は単独行動
なんかもうほとんど一人旅っぽい
しかも現地での待ち合わせのホテル
先に欧州入りしている旅の相方にメールしたんだが
うまく伝わるのかどうか心許ない
大丈夫かなー

ワシ、高いメシも豪華な部屋もあんまり興味がなく
高いホテルはかえって落ち着かない
旅に行くなら安宿、がモットーだが
都合により今回は激安ホテルやユースには泊まらない予定

バルセロナで1泊だけ、日本人オーナーの宿を予約した
そのオーナーが超個性的で変わった人というウワサ
予約のやりとりをする中で、何通かメールをもらったけれど
確かに変わってるっぽい……
実は、サグラダ・ファミリアやカサ・ミラを見に行くより
そのホテルに泊まることの方が楽しみだったりする

都合が許せば、超ハードでカオスっぽい安宿アリラン
http://barcelona.s28.xrea.com/hotel/yh_ariran.htm
にも泊まってみたかった!!! ……けど、今回は見合せることに。
アリランは若いうちに一度行ってみたいー
みたいー
みたーいー

旅行って行くまでが面倒で嫌いなんだけど
書いていたらちょっと楽しくなってきた
わーい

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でぃど君>行ってきたよー。そちらの九州旅行記も拝見いたしまするー。 / みなみ ( 2004-09-28 00:02 )
トモコさん>ダークダックス、幼心に感動しましたよー。聞いたのは小1、2くらいだったと思うのですが、今でも覚えてます。バルセロナは気候がさわやかでした。でも観光客多かったなあ……。おいおい感想を書きますね。 / みなみ ( 2004-09-28 00:01 )
マイケルさん>どーもです♪ いただいた地下鉄の回数券、大活躍でした! しかし、バルセロナの地下鉄って乗り継ぎが不便ですね。ちょっとびっくり。東京は便利だなぁ……。 / みなみ ( 2004-09-28 00:00 )
楽しそうなりなー♪^^ 旅のお土産話聞かせてね! / でぃど ( 2004-09-15 22:53 )
あ、私も初めて聴いたアカペラってダークダックスだったかも・・・。スペイン旅行、楽しんできてください!バルセロナには随分行きましたが、何度行っても楽しい街です。どうぞお気をつけて。 / トモコ ( 2004-09-15 09:15 )
チケット取れてよかったですね! 中途半端に余っているスペインのテレかとか、バルセロナの地下鉄回数券とかあるけど欲しいですか? あとバルセロナ・マドリッド関連で聞きたいことあったらお気軽にメールください。(というかむしろ人に話したくてウズウズしている) / マイケル ( 2004-09-12 01:32 )

2004-09-10 映画『キング・アーサー』

立川シネマシティにて

そろそろ上映が終わりそうなので、レディースデゐを狙って観てきました。
うーん、残念ながら、観ていてイマイチのめり込めず。
『アーサー王と円卓の騎士』を読んだことがあれば違ったのかも。
予備知識ゼロです。

氷の張った川の上での戦いのシーンがあって
そこはちょっと斬新で面白いのだけれど
それにしても、「フツーそんな戦術とらねーよ! あほか!」みたいな感じもヒシヒシと……。
だってだって、円卓の騎士たちが川のど真ん中で待ち伏せて矢を射掛ける。
そこに、敵のザクセン人たちが迫ってくる。
円卓の騎士たちが氷の上を進んだだけで氷がミシミシ言ってたのに
その10倍以上の人数のザクセン軍が、密集陣形のまま、突っ込めるわけがないがな。
騎士たちは矢を放ってザクセンの兵士をビシビシ倒しまくるが
ザクセンの弓兵の矢は騎士たちまではとても届かない。
しょーがないので、密集したまま、何の能もなくただのこのこ前進してゆくザクセン軍。
なんて大味な……。
せめて騎士たちを射程圏内に入れるまで弓兵を走らすとか……ねえ。

なんてどうでもいいつっこみばかりしていました。

アーサーがランスロットの死を悼むシーンでも、感情移入するどころか
「そうだよ彼が死んだのはオマエのせいだよ! いまさら悔やみやがって! バカか!」
などと心中でノノシっておりました。
何ゆえここまで感情移入できない? 我ながら。

パンフは買わずに帰ってきました。
かわりにHPを見る。(いやー、映画のサイトって重い。重すぎる)
キャストをチェック。
それぞれのキャラクターの性格設定が細かくて、凝ってるのね。
でも、映画からは全然、その設定を読み取れなかった自分。
設定を頭に入れてから観ると面白そうかも。

ちなみにわたしは、鷹使いの騎士、トリスタンが好き。尖ってはみ出してる感じがいい。
あと、危ないジャーマンパンクスみたいな感じのザクセン人の坊主兄ちゃん。
いかにも無能だけど。
グウィネヴィア@キーラ・ナイトレイの胸は、あそこまで強調されると、あざとい感じしかしません……
「パイレーツ・オブ・カリビアン」の時は、「私の胸の谷間を描くための担当者がいた!」と
語っていた彼女ですが、今回も担当者はいたのだろうか……。
しかし、不気味な青黒い戦闘メイクを全身にまとって戦う彼女は見ごたえあり。

それから、ブリテンの大地の壮大なスケール感、騎士たちの鎧装束は見所かと。
以上。

P.S.確かに『キング・アーサー』は、西洋版『MUSA』でした(笑) 納得。

先頭 表紙

けーこさん>やっぱり歴史系は教養がないとなあ……わたしに欠けてる部分っすね(泣)。トロイ、スペイン旅行の飛行機の中でまた見ました(音声なし)。先がわかってても楽しめますねアレは。親分の息子、生で観たなんてうらやましぃぃ〜〜。やっぱかっこよかったですかー。わたしの目に狂いはないな(笑) / みなみ ( 2004-09-27 23:58 )
那智さん>そうそう、戦闘シーンはやっぱり劇場。それからこの映画は飛行機を使った撮影もしているみたいなので、スケール感は大きいです。観たら感想教えてくださいね。 / みなみ ( 2004-09-27 23:54 )
ばぁびぃさん>賛否両論なんだ……。ビデオと劇場、結局どっちにしました? わたしもちょっと検索かけて評判チェックしてみまーす。 / みなみ ( 2004-09-27 23:52 )
そう、予備知識のあるとないでは全然違うよね、トロイ同様に。あたしは少女時代にランスロットに憧れたもんで、ついね。サクソンの親分の息子、あたし数年前別の映画の舞台挨拶で本物みたことあるけどすっげかっこいいんだよ。あの人は演技の幅が広いんだなあとしみじみでした / valkil ( 2004-09-19 21:12 )
私も映画の予告みて、劇場に見に行こうかと思ったんですが・・・レンタルにしておこうかと思います。戦闘シーンの迫力はスクリーンが断然良いのだけれでもね。 / 有末那智。 ( 2004-09-10 06:25 )
キング・アーサー、公開当時は観たいって思っていたのだけど、あまりに賛否両論でビデオにしようかな〜と思ってしまった・・(笑) / ばぁびぃ ( 2004-09-10 02:28 )

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