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みなみの「さぼのーと」

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学生街の片隅にひっそりとある
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★からだ内観日記(パーソナルトレーニングの記録)★

★お買い物ブログ 「こんなものを買った」

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2004-09-06 モホロビチッチ不連続面
2004-09-05 行動記録
2004-09-03 電話ボックスのおばけ
2004-09-03 伝えたかった言葉
2004-09-03 レッツ ゴー トゥー ザ ムーヴィー
2004-09-01 浅間山噴火
2004-09-01 無為
2004-08-31 美的基準
2004-08-29 映画『華氏911』
2004-08-27 活字のチカラ


2004-09-06 モホロビチッチ不連続面

下館ネタ→【下館城主、刃傷沙汰でお家断絶】http://homepage1.nifty.com/SEISYO/ikon.htm#inaba

******

ロシアの学校テロ、わたしはテレビや新聞を見ないので、ネットニュースで追いかけている
なんだかもう、現実に起こったということが信じられないレベルの事件だ

******

今、午前0時になる直前、地震があった

間髪入れずに、ラジオで地震速報
ずいぶん早いな、と思ったら
「昨夜11時55分、近畿地方で地震がありました」
5分弱の時間をかけて、ここまで地震が伝わってきたんだね
地震のP波……S波……それぞれの特徴はなんだっけ?

高校1年生の理科で地震や地殻について習った時
クラスメイトのさおちゃんが
「モホロビチッチを逆から言うと?」
と言った
「チッチビロホモ、チッチビロホモ」と
はしゃいでいたせいで、
「モホロビチッチ不連続面」という地学用語が
一発で頭に浮かばなくなってしまった
今でも必ず、最初に「チッチビロホモ」と思い浮かべてしまう

先頭 表紙

なおさん>あっ、壊れた…… 回復してちょ! / みなみ ( 2004-09-27 23:49 )
でむぼっち>楽しかろう、楽しかろう。フォフォフォ。 / みなみ ( 2004-09-27 23:48 )
ざきこさん>最近日本史に興味が出てきて、ほそぼそとその手の本を読んでいますが、やっぱり地元の話が出てくると面白いですね♪  ロシアのテロ、ネットで追いかけているだけでは、各国のような細かい情報が全然入ってきません。やっぱり新聞じゃないとダメだなぁ……。 / みなみ ( 2004-09-27 23:47 )
KUNさん>ほえー。その地震のHP面白い! 専門的なことは何もわからないけど楽しめます。すごいねー。ちょっと勉強してみようかな……。 / みなみ ( 2004-09-27 23:44 )
Artghaさん>うわっ、日本史を選択しなかったわたしには読めない用語ばっかり(汗)。ビゴーがむかつく、というのは”正しい感覚”かもしれません。しかしまあ何でしょう、難しい言葉を覚えなきゃいけないっていうのは、大変だけど、なんか妙にそれがツボにはまる時っていうのがありますよね。 / みなみ ( 2004-09-27 23:39 )
ビッケさん>今ごろレスでごめん。ロシア、いろいろ調べてみて初めて知ったけど、かなり濃いね。いつかロシアは行ってみたいです。シベリア鉄道とか乗ってみたくない?(笑) カンボジア・ベトナムは楽しかったようでなにより。 / みなみ ( 2004-09-27 23:36 )
チッチピロピロ〜チッチピロピロ〜〜(壊) / なお@かいちゃ ( 2004-09-08 10:51 )
ワシも今日は職場で「チッチビロホモ!チッチビロホモ!」とはしゃいでみました。意味もなく楽しくなれました♪ / 電ボ屋 ( 2004-09-07 23:01 )
下館城主、そんなことしてたんですね……。/テロは恐ろしいけれど、それへの各国の対応も見ているとけっこう怖いです……。/大学にいて地震にぜんぜん気づきませんでした。ご飯食べ損ねたせいだという噂も。 / ざきこ ( 2004-09-07 01:42 )
やぁ。地震だぁ台風だぁほんと大変。ちなみに地震はここ→http://www.hinet.bosai.go.jp/ 震源が数秒で出ます。ちょー速い。ロシアはね、なんか現場統制全然できてなかったね。あれじゃぁ・・・ / KUN ( 2004-09-06 15:47 )
そういえば日本史の教科書と言えば、ビゴーがむかつきます(笑)…日本人を揶揄する漫画ばかり書きやがって(ビゴーの風刺絵) / Artgha ( 2004-09-06 01:04 )
強烈な存在感を放っている用語ってありますよね。僕の場合は日本史でしたが、正倉院宝物螺鈿紫檀五弦琵琶とか、過度経済力集中排除法とか、周口店上洞人とか、東久邇宮稔彦親王とか(まだ覚えてるし…)。僕の友人は「ええじゃないか」がツボにはまったらしく、「ええじゃないか!ええじゃないか!」と騒いでました^^; / Artgha ( 2004-09-06 01:01 )
3週間後にロシア旅行に行くってのになんちゅうタイミング・・・。地下鉄爆破や飛行機墜落もあったし現地で入国審査で揉めそうだし散々悩んだ挙句キャンセル。う〜むワシリー聖堂(カップヌードルのCMにうつってる玉ねぎ型の屋根の建物)見たかったのにな〜残念。代わりにカンボジア〜ベトナムに行くことにしたよ。 / ビッケ ( 2004-09-06 00:57 )

2004-09-05 行動記録

今日の昼は、某ひまじんライター君たちと福生でカラオケをした
本日配信のはずの『ユグドラシル』がまだ配信されてなくて残念
みんなで歌えたらよかったのになー

途中で早退したから、3曲くらいしか歌わなかったのに
帰りの電車の中で心地よい疲労を感じてしまった
体力の衰えがヒシヒシと……

それにしても今のわたしにはカラオケで歌う曲がない
というのも、ここ数年、カラオケに行く習慣もなくなったので
レパートリーが全然変わってない
自分で歌える曲は、全部飽きてしまった感がある
たまには歌の練習もいいかもしれない
身体にもよさそうだし

そういえば最近、身体を鍛えないといけないと思い始めている
というのも、冬から春にかけて仕事がハードなのだ
せめて、それに耐えうる体力を作らねば……
加えて、冬はスキーにも行きたいしね

昨シーズンは、40度を越す熱を出してぶっ倒れ
布団から半身起こすこともままならなくなったり
耐え切れないほどの歯痛に襲われて、結局2本も抜歯したり
それと引換えに給料××万なんて虚しすぎる ていうか馬鹿だなー自分
熱はともかく、歯は二度と戻ってこないからなー
今年は、夏のうちに何か始めよう……

******

夕方からは、祖母、叔母、叔父、従姉と食事
西八王子のお蕎麦やさんへ

その後、叔父を除いた女ばかり4人でインドの古典舞踊と
シタールの演奏を見に行く
衣装が色あざやかできれい
踊りの舞台ってほどんど見たことないんだけど
踊り手の上手、下手は、案外わかるものだなあ
やっぱり上手な人には自然と目が行く
表情、目線、手の動きや表情、軸足の安定感などなど

喫茶店でおしゃべりして、帰宅

先頭 表紙

2004-09-03 電話ボックスのおばけ

わたしには霊感がない。
だから、いわゆる霊感のある人が言う「見える」というのが
どういう感覚なのかわからない。

駅から家に帰る途中の道角にある電話ボックスでは
かなりの確率で、そこにいないはずの人の姿が見える。
通り過ぎる一瞬、蛍光灯で照らされたボックスの中に、人影が見える。
振り返ると、誰もいない。

だいたいは、ベージュ色の作業服を着た、黒くて短い髪の
作業員風の男の人の後ろ姿である。
この前は、背広姿、半白髪、少し太った初老の男性が、
向こうを向いて受話器を抱え込むように首を垂れていた。
それが随分はっきり見えたので、びっくりした。

たぶん気のせいだ。
電話ボックスの壁に映った光や何かをもとに、
自分の頭がイメージを作っているのだと思う。

でも、ちょっと面白い。
少なくとも、金縛りの時のような恐怖感はない。

先頭 表紙

風遥さん>今日は見えるかな、見えないかな〜、と期待しながら毎回通るので、それで見えるのかもしれません。でも初めて「うわっ、人がいる! いや、いないぞ?!」って思った時はびっくりしました……。人は自分にないものに憧れるといいますが、わたしは霊感にちょっと憧れております。 / みなみ ( 2004-09-05 23:21 )
電ぼくん>皮膚感覚の衰え……それはトシだよ……<と、何の根拠もなく言ってみた。       霊感も随時鍛えていないと衰えるのかな? 世田谷のあのへんは、霊感鍛えるには絶好のスポットだったりして。 / みなみ ( 2004-09-05 23:18 )
まぼろしなのかな?でもそれにしてはハッキリしてますね。見たひとの話だとかなりハッキリくっきり見えるとのことなので もしかしたら・・・・  / 風遥@来てくれてありがとう ( 2004-09-05 09:46 )
ワシにとって霊は皮膚感覚であって視覚ではないので見えません。が、最近その皮膚感覚もよくわかんなくなってきました。世田谷のあのあたりはかなりのスポットだとは思うけど。 / 電ボ屋 ( 2004-09-04 00:06 )

2004-09-03 伝えたかった言葉

とつぜんですが、ヨヴィ校に勤めた経験から言いますと
親の出来と子供の出来は、ほぼ間違いなく正比例しますな
成績だけじゃなくて、その土台となる生き方の話です
「この親の元で育ったらキツイよな」というような親と面談した後
子供と面談してみると、やっぱり子供は潰れてる
逆もまた然り
「鳶から鷹」という諺が諺として成立している理由を
まざまざと思い知らされたような気がした

そんな親御さんをもつ男の子がいた
おそらく「勉強しなくてはマズイ」とは思っているのだろうが
やる気がない
勉強する理由を自分の中に持っていない
自分にまったく自信がない
不良というわけではなくとも、そういう子はどこか斜めで崩れたダルい雰囲気がある
こちらとのコミュニケーションにしても、受け身で、どっか閉じている

進路についても、何もやりたいものがないという
「何も好きなものがない」「車には興味があってカタログ見たりするけど、別にそれだけ」と
「親はとりあえず大学へ行っておけと言うけれど、自分もそのつもりだけれど、
それに意味が見つからない」
そんな感じのことを、聞かれたらいちおう答える、てな感じのスタンスでぼそぼそ喋った
その時初めて話した子だったけど
ワタシはどうしてもその子のことが他人事とは思えなかった
その子の気持ちがワタシにはよくわかった
だって自分も同じだから
ただワタシは彼より少しだけ長く生きている分、問題がクリアに見えているだけ

ワタシはどんどんつっこんでその子の心の中に入っていこうとした
血圧の低そうな彼の話を聞き出そうとあれこれ話していたら
ワタシの気持ちが伝わったのか彼が自発的に話し出した
「自分は何をやってもダメ、何をやってもパッとしない」
それまで徹底して受け身だった彼が、
ほとんど初対面であるワタシに心を開いてさらけ出したのだ
それがどれほど価値のあることか、ワタシにはちゃんとわかっていた
それなのに、ワタシは「そうか……」と答えるのが精一杯で、言葉に詰まってしまった
彼と同じように路頭に迷っていたワタシは
その問題の突破口を持っていなかった
その深い自己否定とあきらめを身をもって知っていただけに
どうすれば彼に希望を与えられるのかわからなかった
少なくともその瞬間は

仕事が終わって家に帰った後もそのことを考えていて
ようやく言葉が見つかった
ワタシは彼にその言葉を伝えたかった とても伝えたかった
彼と面談したときにすぐその言葉を見つけられなかったことにとても後悔した
今でも残念に思っている

単なる事務的なことにとどまらないレベルで他人と話をすることのできる
ヨヴィ校の仕事はそれなりに面白かった
わたしにはきっと、システムからはみ出しがちな子にシンパシーを感じ、
その話を聞く能力があるだろう

それに比べたら今の仕事は
他人と深く話をすることも
新しい価値観に出会うこともなく
責任がないかわりに能力やキャリアを伸ばすこともできず
随分つまらないもんだ
と、たまにふと冷静に思う

******

なんてことを思い出したのは
本日、自分の社会的劣等生ぶりを改めて考えてみたからで

どうしてわたしはダメなんだろう、と、その根本的な問題を見つめてみると
どうもわたしはこの世界の仕組みそのものが嫌いなのではないか
一生懸命、努力しなければ生きられないということ
そうしなければ生き延びられないし自分の居場所もないということ

それは生きものがこの世に存在する大前提だから
それを嫌うのは意味のないことだし
甘えでもあると思う

しかし、この世はとかく窮屈だなあ

先頭 表紙

昔は、頑張らなければ本当に生きていけないような、そういう時代もあったんだろうね。でも今は、頑張らなくても、死なない程度のレベルでなら、いくらでも生活できるよね。それだけ生き方の幅はひろがっているのかな。できることならわたしはとことんテンションを緩めて生きてみたい。でもそれは無理だなあと思う。  と、ここまで書いていて思い付いた。頑張らずに、徹底的に緩く生きると決意してそれを実行したら、それはもしかして凄い挑戦であるかもしれないな。 / みなみ ( 2004-09-06 21:45 )
思うよ。だって生まれ落ちてこのかた、「なぜ頑張らないと生きていけないのか」に対する明確な答えが示されていないんだもん。示されているのは、答えではなく結果論だけ。  ただ、結果しか決まっていないのなら、それに至る過程は人それぞれあってもいいとは思うけどね。。。 / 電ボ屋 ( 2004-09-05 23:28 )
電ぼつち>やっぱそう思う? / みなみ ( 2004-09-05 23:16 )
Artghaさん>自分にはその子の人生を変えたりすることはできないけど、それでも、その子の中に何らかの小さなしこりを残せたらいいなあと思いました。それができたかどうかは定かではないし、多分、それには少々不足があったと思います。それが残念。 / みなみ ( 2004-09-05 23:16 )
ワシも窮屈だと思う。 / 電ボ屋 ( 2004-09-05 19:52 )
この話、好きです。何と言えばいいか、うまく言葉が見つかりませんが、この会話はいいですね。 / Artgha ( 2004-09-05 01:35 )

2004-09-03 レッツ ゴー トゥー ザ ムーヴィー

こないだ映画館で
いきなり狂った奴が居たろう
俺は奴を知ってたよ
可哀想に 予告を沢山観すぎたんだ
「COMING SOON!」 「COMING SOON!」
そればかり観させられているうちに
新作とは違う何かが
奴のところへ来ちゃったんだ

映画のクライマックス
奴は目を血走らせて座席の背凭れに立ち
映写室に向かって叫んだ
「感動の純愛なんて大嘘だ ただのソフトポルノのくせに!!」
もっともな言葉だったけど
奴の顔には
スクリーンから切り取られた
主演女優の乳房が貼り付いていて
俺はなんだか物悲しかった

「レッツ ゴー トゥー ザ ムーヴィー
レッツ ゴー トゥー ザ ムーヴィー」
甲高い声で歌いながら
日本刀を振りかぶり
スクリーンと観客をたてよこななめに華麗に切った
ついでに腹も切ろうとしたけど
腕より刀身の方が長かった
奴はあまりに純粋すぎて
脇差なんてものは知らなかった
かわりに
売店のパンフレットをかっさらって外へ飛び出し
放置自転車の垣根とキャバクラの捨て看を根こそぎ倒して
駅前の臭いドブ川に身を投げた

ああ 俺たちの正気は
1秒間に24コマの速さで流れる
静止しているように見えても
止まってなんかいないんだ
レッツ ゴー トゥー ザ ムーヴィー
レッツ ゴー トゥー ザ ムーヴィー
長い映画の予告を観せられるたびに
俺のところにも何かが来てしまいそう
お願いだから早く本編を始めてくれないか
もううんざりしかけてる
だから、早く
早く
早く!!

先頭 表紙

うっきーさん>それは言える! わたしはパニック映画がだめです。(でも、予告は短いから大丈夫だけど) 予告見てて一番あきれるのは、「この映画、予告だけ見ればOK! 予告で全篇カバーしてるのでは?」って思える映画。予告なのに見る気を失わせてどーするんだ、とつっこみたいでしゅ。 / みなみ ( 2004-09-03 23:39 )
映画の予告って、見たくないモノから逃げられないのが辛い。。。 / うつぎ@ホラー映画ダメです。 ( 2004-09-03 23:19 )
ヒポコトリさん>御名答! レッツゴートゥザムービーのイントネーションが頭に染み付いて離れません☆ / みなみ ( 2004-09-03 22:46 )
でむぼつん>ありがと。嬉しいよまじで。残業がんばり〜。 / みなみ ( 2004-09-03 22:45 )
これはどうやらワーナーですかね / ヒポコトリ ( 2004-09-03 20:27 )
激しくワロタ! / でむぼ@職場 ( 2004-09-03 19:42 )
長い時は本当に長いよねっていう話ですよ / みなみ ( 2004-09-03 01:37 )

2004-09-01 浅間山噴火

したらしいね ついに……

6年前のちょうど今ごろ、長野県佐久市の教習所に通ってた
その名も「浅間自動車学校」
合宿所と教習所の往復は専用のバス
朝、教習所に行ったら夕方まで宿に帰れないから
ほんとに小さくてほんとに古い教習所の待合室で
まいにち何時間も、猫のようにたむろしてた

路上に出て通りを北上すると、車線の多い、緩い下り坂になり
視界が一気に開ける
そこには大きく浅間山が見えて、
わたしはときに過去と未来の噴火を思い浮かべた
季節は夏から秋へ その境目の
美しい佐久の景色と空気を いまなんとなく思い出す

先頭 表紙

ながせさん>そうなんですか。話は変わりますが、大山、まだ登ったことがありません。学生時代に登っておけばよかった! そのうち行ってみたいです。 / みなみ ( 2004-09-03 22:44 )
山頂まではいけませんが…。東側の標高1,500mのところをハイウェイは走ります。本当に目の前にそびえているんですよ。ちなみに浅間山荘も南側のほぼ同じ標高、西側では標高2,000m近くまで道路が通っているようです。あと1,000mなら、感覚的には大山登山くらいでしょうか(もっと大変でしょうけれど)。 / 最近は毎年日光白根に登るながせ(仕事) ( 2004-09-03 07:31 )
ながせさん>ということは、山頂まで車で行けるんですか。知らなかった……。というか、わたしはこれまで浅間山に登れるということすら意識していませんでした。どうも山荘とか、噴火とか、そんな「イメージの中」lにある山でして……。 / みなみ ( 2004-09-03 01:43 )
電ぼつち>へぇ〜。おばあさんちはどのへんなのかな。F上じゃさすがに降らないよね。 / みなみ ( 2004-09-03 01:41 )
KUNさ>何やらかしてん?? / みなみ ( 2004-09-03 01:40 )
マッキィ。>日本列島、噴火に地震のオンパレードだよね。でも、だからこそ温泉もあり、美しい景色もあり。本当に、怪我人が出ないことを祈ります。 / みなみ ( 2004-09-03 01:39 )
つい半年ほど前、鬼押しハイウェイをチェーン装着で通過した時(もちろん仕事でです)、浅間山があまりにも近くに見えることにびっくりしました。山頂がすぐ目の前だなんて思わなかったものですから。 / ながせ ( 2004-09-02 20:57 )
昔は祖母宅に停めておいた車の上に真っ白く雪のように浅間の火山灰が降っていたものですた。 / 電ボ屋 ( 2004-09-02 08:27 )
鬼押の有料道路、笑いながら走った謎の記憶がありますな・・・・ / KUN ( 2004-09-02 00:20 )
日本はそうやって噴火を繰り返して地形が出来てきたから、ここに生きる我々はそれを受け止めなければいけないんだよね。近くに住む方々には十分気をつけてもらいたいです。 / マッキィ。 ( 2004-09-01 23:00 )
レイさん>ほんとにびっくりです。噴火、夏の行楽シーズンにかからなくてよかったかも。怪我人でないといいけど……。 / みなみ@余命は減ります(笑) ( 2004-09-01 22:34 )
今ニュース見てびっくりした・・・余命が律儀に短くなってるよ。 / レイ ( 2004-09-01 22:29 )

2004-09-01 無為

もし また人間に生まれ変われたら
わたしは女になんてならない
男になる

わたしはわたしを俺と呼ぶ
俺は毎日かならず3本の煙草を吸う
1本目は昼食の後に
吸い終わる前には
左の犬歯でフィルターを噛む
汚い癖だとわかっているけれどやめられない

夕方の4時半に仕事を終えて
川原沿いの道をゆく
俺にしかわからない目印
俺が12の時に死んだ猫の名は
土地の言葉で「11月」
2本目の煙草を半分だけ吸って
墓に供える
西の空には陽が沈む
そして俺は思い出す

ひどい洪水が去った後
俺はそこで骨をみつけた
幼い自分の上腕骨よりも太くて重い
その骨を
俺は家へ持ち帰り
ブラシで洗って本棚へ飾った
以来それはずっとそこにある
灰白色のカルシウムの塊を眺めながら
音楽と時間をかけて 最後の1本を吸う

どこにもハーケンを打ち込めない俺は
28歳の誕生日を迎えることなく死ぬ
その苦痛の中で
今度は女に生まれようと誓う

そして俺は俺をわたしと呼ぶ
わたしは今ここで
何も変わらずに
28歳の誕生日を迎える

先頭 表紙

↓凪げなくては→投げなくては ですね。 / みなみ ( 2004-09-03 22:43 )
須木成さん>言葉のブーメランは、返ってくるものですよね。ほんとうに。返ってきても困らないものを凪げなくては。 / みなみ ( 2004-09-03 22:42 )
えと〜さん>あ、やっぱり? / みなみ ( 2004-09-03 22:41 )
↓僕もみさきさんのとこ、気にかけておりました。最後の日の日記も読んで、コメント書こうとしたら翌日にはもう消えていましたね。みさきさんに向けたみなみさんのコメントも心に染みます。言葉はブーメラン、自分に返ってきたりもしますよね♪ / 須木成 ( 2004-09-03 00:27 )
いい文章すね。これは。なかなか。 / えと〜 ( 2004-09-01 23:04 )
みさきさん>こちらこそ、長い間ありがとうございました。みさきさんの日記は、苦しみや悩みの中にも何かとてもひきつけられるものがありました。 / みなみ ( 2004-09-01 01:01 )
みさきさん>わざわざいらしていただいてありがとうございます。たぶん、人生は、楽しく過ごそうと思えばそう過ごせるように、、美しいものを見たいと思えばそういうものが見られるようにできていると思います。時々忘れてしまうけれど。あまり悲観的にならないよう、それからお身体にお気をつけて、お元気で!(^0^) / みなみ ( 2004-09-01 00:57 )
最後の突っ込み、ありがとうございました。実はこの先私も長い間生きられるかどうかわかりません。けれど残された人生を、苦痛に耐えながらの旅ではなく、少しでもいいものにしていきたいと思います。そして、いつの日か志乃に会えた時にいっぱいかわいがっていろんなことを教えられればと思います。長い間読んでくださいまして本当にありがとうございました。 / みさき ( 2004-09-01 00:39 )

2004-08-31 美的基準

仕事帰り、タワレコで『H』を立ち読み。バンプが載ってたから。
藤原くんステキ☆ 買おうかどーしよーか悩む。
告白するが、わたし、彼のようなルックスがとてもスキなのだ。
ヘラで粘土を切り取ったような、一重で切れ長の目。

わたしの目は、二重で、どちらかというと睫毛は長い。
子供のころ、それが嫌でしょうがなかった。少なくとも小学生まではそうだった。
わたしは、一重で、切れ長で、睫毛の短い、純日本的な目になりたかった。
しかし、そんなわたしも今では、化粧をすればマスカラやアイシャドウを塗ったりする。
そのたびに、おかしいな、おかしいな、と思う。
長くはっきりした睫毛、ぱっちりした目をよしとする
(<アイメイクってそのためにあるような気がしてならない)
そんな美的基準はわたしがもともと持っていたものじゃない、あくまで世間の美的基準だ。
わたしが大人になる過程、長くともここ15年くらいの間にわたしは社会に洗脳された。
でも洗脳されきってはいない、だから自分が洗脳されたってことを知ってる。

わたしの本来の美的基準は、今では自分よりも異性に投影されている。
で、藤原くんステキ……

先頭 表紙

2004-08-29 映画『華氏911』

いま話題のノンフィクション
恵比寿ガーデンシネマにて、けいこさんと

なんかもう涙が出て仕方がなかった。

特に「わたしは息子に軍隊に入るよう勧めたの」という、ライラさんという母親の言葉。
彼女の住むフリントという街では、失業率が50%を超える。(そこはムーア監督の故郷でもある)
母親が子供に軍隊に入れと勧める、それだけでもう状況は充分に異常じゃないか?
けれども、ライラさんは息子や娘を軍隊に入れたことを誇りに思っている。
軍人はアメリカの自由を守る、国の屋台骨であると。

権力者や金持ちたちは金儲けのためにイラク戦争を始め、継続させている。
彼らのために実際に戦争へ行かされるのは貧しい庶民。
貧しいアメリカ人が貧しいイラク人と殺し合いをする。
権力者たちは、戦地に赴く兵士たちを、自由と正義を守る英雄として称えて
戦争の真の目的から目をそらせ
しかも同時に、兵士たちのボーナスをカットした。
と、ムーア監督は指摘する。
その構造に、わたしたち日本人も間違いなく巻き込まれている。
他人事じゃない。

ライラさんの息子はイラクで戦死し、彼女の価値観はそれを機に変わった。

ブッシュ大統領の言動などに関してはかなりのフィルム編集が施されている
あくまでこの映画はムーア監督の主義主張を映像と音楽で表現したもの
家族をなくした人々の嘆きや悲しみだって
それがカメラを意識して誇張されたものではないと言いきれる?

それでもやっぱり、黒焦げの炭になって吊るされた人々や
手足を失ったアメリカ兵
顔に大怪我を負ったイラクの子どもの映像は紛れもない本物だ。
「人を殺すたびに自分の中の何かも死んでいくんだ」
と語った若いアメリカ兵。

『華氏911』は、単純に映画としても面白いけど
すべてが現在進行中の事実というところがなんとも……
フィクションの同時性って大切かもしれないね
イラクの戦乱が終わったとして、その後にこの映画を観たら
またちょっと感触が違ったかもな、と思う。

わたしにとってのマイケル・ムーアは
世界を彼の言葉で翻訳してくれるトランスレイター
無教養で無知で貧乏で、あたりまえのように政治にも戦争にも興味がないわたしに
「今世の中はこんなことになってるよ ちょっと目を開いてみれば?」と教えてくれる。


******

アメリカ在住の映画評論家、町田智浩さんの日記もどうぞ
http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20040625

>ムーアの目的はいい映画を作ることでも、
>公平なジャーナリズムでもない。
>ブッシュを一刻も早く止めさせること、
>少しでも無駄な犠牲を減らすことなのだ。

なるほど……

先頭 表紙

マイケルさん>おかえりなさい! トマト投げまくってきました?? パッション読んで見ます。今度そちらの地元で映画ご一緒したいです。 / みなみ ( 2004-08-31 23:34 )
けいこさんにお誘い受けてましたが、今回は(も?)ご一緒できなくて残念。バルセロナにいたもんで... この映画、地元で見ることにします。町田智浩さんのことは崇拝しています。同じ日記を遡って「パッション」に関する記事を読んでみてください。面白いから。 / マイケル ( 2004-08-31 15:46 )
でむぼっち>アメリカ政府が自国の産業をどんどん海外の労働力の安いところへ出してしまい、そのせいで国内の貧困層が増加しているらしいね。そして戦争に頼らなければ経済的に国を維持できないとは……。病んでると思います。せめて日本はそこまで行きませんように……。最近、憲法9条の存在自体が危ういしね(溜息) / みなみ ( 2004-08-30 20:25 )
ま、アメリカは数パーセント(アメリカだとかなりの数字で砂)が軍需産業に従事しているようなので、戦争をぱったり無くしたら多くの自国民を路頭に迷わせる、なんていうパラドキシカルな現実もあり。そしてワシも華氏911は非常に興味があります。日本では「政治的」という言葉の意味がゆがめられてしまっているよ。 / でむぼ@職場 ( 2004-08-30 12:48 )

2004-08-27 活字のチカラ

仕事の帰り道、マンションと公園の前の道端に、赤い車が駐まってた。
ダッシュボードに、大きなゴシック体で「駐車許可証」と書かれたカードが置いてあった。
ふーん、と思って通り過ぎた。

いや、ちょっと待てよ?????

「駐車許可証」って、何?
誰が許可してんだ?
だってここ、どう考えても公道だよ?
マンションが許可するか?
公園が許可するか?

引き返して、「駐車許可証」を観察してみた。
コピー用紙と思われるB6くらいの白い紙で、端がうっすら黄ばんでいた。
それは、同じ大きさの、セロファンのような薄いビニール袋に入っていた。
よく書類を整理するのに使うやつだ。
許可を出しているところの名前や、ハンコの類は、一切記されていなかった。

その「駐車許可証」の正体はわからなかったが、
車の持ち主が自分で勝手に作っているのならば、なかなか頭がいいなと思った。
「許可証」があるだけで、なんとなく、「そうか」って納得しちゃう。

そういえば、オランダのアムステルダムに旅行したときのこと。
ホテルは、ネットで調べて、事前に予約をして行った。
料金は日本円にして1泊3400円。わたしと友人はそう記憶していた。
でも、チェックインしてお金を払おうとしたら、3800円だという。
こういう場合、わたしはあっさり引き下がってしまうのだけれど
同行していた友人はそのあたりはきちんとしている。
「いや、それはおかしい。3400円のはずだ」と食い下がる。
「そんなはずはない」というホテル側。埒があかない。

そこでわたしたちは旅行の計画書を出して確認した。
料金は3400円だった。
ただそれは、旅行の内容をわかりやすくするために
自分たちで作ったエクセルの書類にすぎないので、
料金を写し間違えている可能性もある。
その計画書を覗きこんでいると、ホテルの人が「それ見せて」という。
検分して「うーん、おかしいな」と首を傾げながらも
比較的あっさり3400円にしてくれた。
一体なんの書類だと思ったのだろう。

「あれ、わたしたちが作った書類なのにね。いいのかなー」
と言いながらチェックインしたわたしたち。
帰国後にあらためて確認してみたら、3800円だった。
計画書を作るとき、転記ミスをしていたのだ。
わたしたちは正当な権利を主張しているつもりで
実際のところ、バリバリに値切っていたわけだ。

パソコンが普及して、活字の価値も低下してきたけれど
まだまだ、活字にはふしぎな力がある。
私的なものを公的なものに見せる力。
「駐車許可証」だって、それがもし手書きだったら、説得力ないよね。

そういえば昔、自分や友達の小説や詩の原稿をワープロで打ち直して、
印刷所に出して、それが本になると嬉しかった。
手書きのものが活字(ワープロの字は活字とは言わないかもね)になると
いうだけで、新鮮で感動したものだ。
高校生くらいだったかな。
今はもうこんなにパソコンの文字が身近で手軽になったから
そんな感慨を覚える人も少なくなったと思う。

先頭 表紙

ami。さん>『駐車許可証』っていう字が妙に大き過ぎて目立ってたんですよー(笑) わたしも手書きの文字、好きです。筆跡にはその時の気持ちや人柄も表れますね。最近書道を習い始めました。まだ本当に始めたばかりだけれど、奥の深さを感じています。 / みなみ ( 2004-08-28 23:30 )
『駐車許可証』に疑問を持ったみなみさんを尊敬します。注意力が欠乏している私はきっと、そのままうのみにして通り過ぎてしまうだろうなあ。活字の力ってスゴイですよね。まさに『ペンは剣よりも強し』。私は近頃よく、手書きの手紙を書くようになりました。今までパソコンに頼っていましたが、自分で文字を書くと何だか、自分の思いがより正確に届くような気がして。気分的なものなのでしょうが、整った現実味の薄いパソコンの文字よりも手書きのほうが暖かみがありそうなんですよね。 / ami。 ( 2004-08-28 00:07 )

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