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みなみの「さぼのーと」

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★からだ内観日記(パーソナルトレーニングの記録)★

★お買い物ブログ 「こんなものを買った」

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2004-09-01 浅間山噴火
2004-09-01 無為
2004-08-31 美的基準
2004-08-29 映画『華氏911』
2004-08-27 活字のチカラ
2004-08-26 映画と原作 〜『フェイク マフィアをはめた男』(1)
2004-08-26 映画と原作 〜『フェイク マフィアをはめた男』(2)
2004-08-25 『ユグドラシル』買った!!
2004-08-23 タオルのおもいで
2004-08-22 祖父の命日とコピーライブイベント


2004-09-01 浅間山噴火

したらしいね ついに……

6年前のちょうど今ごろ、長野県佐久市の教習所に通ってた
その名も「浅間自動車学校」
合宿所と教習所の往復は専用のバス
朝、教習所に行ったら夕方まで宿に帰れないから
ほんとに小さくてほんとに古い教習所の待合室で
まいにち何時間も、猫のようにたむろしてた

路上に出て通りを北上すると、車線の多い、緩い下り坂になり
視界が一気に開ける
そこには大きく浅間山が見えて、
わたしはときに過去と未来の噴火を思い浮かべた
季節は夏から秋へ その境目の
美しい佐久の景色と空気を いまなんとなく思い出す

先頭 表紙

ながせさん>そうなんですか。話は変わりますが、大山、まだ登ったことがありません。学生時代に登っておけばよかった! そのうち行ってみたいです。 / みなみ ( 2004-09-03 22:44 )
山頂まではいけませんが…。東側の標高1,500mのところをハイウェイは走ります。本当に目の前にそびえているんですよ。ちなみに浅間山荘も南側のほぼ同じ標高、西側では標高2,000m近くまで道路が通っているようです。あと1,000mなら、感覚的には大山登山くらいでしょうか(もっと大変でしょうけれど)。 / 最近は毎年日光白根に登るながせ(仕事) ( 2004-09-03 07:31 )
ながせさん>ということは、山頂まで車で行けるんですか。知らなかった……。というか、わたしはこれまで浅間山に登れるということすら意識していませんでした。どうも山荘とか、噴火とか、そんな「イメージの中」lにある山でして……。 / みなみ ( 2004-09-03 01:43 )
電ぼつち>へぇ〜。おばあさんちはどのへんなのかな。F上じゃさすがに降らないよね。 / みなみ ( 2004-09-03 01:41 )
KUNさ>何やらかしてん?? / みなみ ( 2004-09-03 01:40 )
マッキィ。>日本列島、噴火に地震のオンパレードだよね。でも、だからこそ温泉もあり、美しい景色もあり。本当に、怪我人が出ないことを祈ります。 / みなみ ( 2004-09-03 01:39 )
つい半年ほど前、鬼押しハイウェイをチェーン装着で通過した時(もちろん仕事でです)、浅間山があまりにも近くに見えることにびっくりしました。山頂がすぐ目の前だなんて思わなかったものですから。 / ながせ ( 2004-09-02 20:57 )
昔は祖母宅に停めておいた車の上に真っ白く雪のように浅間の火山灰が降っていたものですた。 / 電ボ屋 ( 2004-09-02 08:27 )
鬼押の有料道路、笑いながら走った謎の記憶がありますな・・・・ / KUN ( 2004-09-02 00:20 )
日本はそうやって噴火を繰り返して地形が出来てきたから、ここに生きる我々はそれを受け止めなければいけないんだよね。近くに住む方々には十分気をつけてもらいたいです。 / マッキィ。 ( 2004-09-01 23:00 )
レイさん>ほんとにびっくりです。噴火、夏の行楽シーズンにかからなくてよかったかも。怪我人でないといいけど……。 / みなみ@余命は減ります(笑) ( 2004-09-01 22:34 )
今ニュース見てびっくりした・・・余命が律儀に短くなってるよ。 / レイ ( 2004-09-01 22:29 )

2004-09-01 無為

もし また人間に生まれ変われたら
わたしは女になんてならない
男になる

わたしはわたしを俺と呼ぶ
俺は毎日かならず3本の煙草を吸う
1本目は昼食の後に
吸い終わる前には
左の犬歯でフィルターを噛む
汚い癖だとわかっているけれどやめられない

夕方の4時半に仕事を終えて
川原沿いの道をゆく
俺にしかわからない目印
俺が12の時に死んだ猫の名は
土地の言葉で「11月」
2本目の煙草を半分だけ吸って
墓に供える
西の空には陽が沈む
そして俺は思い出す

ひどい洪水が去った後
俺はそこで骨をみつけた
幼い自分の上腕骨よりも太くて重い
その骨を
俺は家へ持ち帰り
ブラシで洗って本棚へ飾った
以来それはずっとそこにある
灰白色のカルシウムの塊を眺めながら
音楽と時間をかけて 最後の1本を吸う

どこにもハーケンを打ち込めない俺は
28歳の誕生日を迎えることなく死ぬ
その苦痛の中で
今度は女に生まれようと誓う

そして俺は俺をわたしと呼ぶ
わたしは今ここで
何も変わらずに
28歳の誕生日を迎える

先頭 表紙

↓凪げなくては→投げなくては ですね。 / みなみ ( 2004-09-03 22:43 )
須木成さん>言葉のブーメランは、返ってくるものですよね。ほんとうに。返ってきても困らないものを凪げなくては。 / みなみ ( 2004-09-03 22:42 )
えと〜さん>あ、やっぱり? / みなみ ( 2004-09-03 22:41 )
↓僕もみさきさんのとこ、気にかけておりました。最後の日の日記も読んで、コメント書こうとしたら翌日にはもう消えていましたね。みさきさんに向けたみなみさんのコメントも心に染みます。言葉はブーメラン、自分に返ってきたりもしますよね♪ / 須木成 ( 2004-09-03 00:27 )
いい文章すね。これは。なかなか。 / えと〜 ( 2004-09-01 23:04 )
みさきさん>こちらこそ、長い間ありがとうございました。みさきさんの日記は、苦しみや悩みの中にも何かとてもひきつけられるものがありました。 / みなみ ( 2004-09-01 01:01 )
みさきさん>わざわざいらしていただいてありがとうございます。たぶん、人生は、楽しく過ごそうと思えばそう過ごせるように、、美しいものを見たいと思えばそういうものが見られるようにできていると思います。時々忘れてしまうけれど。あまり悲観的にならないよう、それからお身体にお気をつけて、お元気で!(^0^) / みなみ ( 2004-09-01 00:57 )
最後の突っ込み、ありがとうございました。実はこの先私も長い間生きられるかどうかわかりません。けれど残された人生を、苦痛に耐えながらの旅ではなく、少しでもいいものにしていきたいと思います。そして、いつの日か志乃に会えた時にいっぱいかわいがっていろんなことを教えられればと思います。長い間読んでくださいまして本当にありがとうございました。 / みさき ( 2004-09-01 00:39 )

2004-08-31 美的基準

仕事帰り、タワレコで『H』を立ち読み。バンプが載ってたから。
藤原くんステキ☆ 買おうかどーしよーか悩む。
告白するが、わたし、彼のようなルックスがとてもスキなのだ。
ヘラで粘土を切り取ったような、一重で切れ長の目。

わたしの目は、二重で、どちらかというと睫毛は長い。
子供のころ、それが嫌でしょうがなかった。少なくとも小学生まではそうだった。
わたしは、一重で、切れ長で、睫毛の短い、純日本的な目になりたかった。
しかし、そんなわたしも今では、化粧をすればマスカラやアイシャドウを塗ったりする。
そのたびに、おかしいな、おかしいな、と思う。
長くはっきりした睫毛、ぱっちりした目をよしとする
(<アイメイクってそのためにあるような気がしてならない)
そんな美的基準はわたしがもともと持っていたものじゃない、あくまで世間の美的基準だ。
わたしが大人になる過程、長くともここ15年くらいの間にわたしは社会に洗脳された。
でも洗脳されきってはいない、だから自分が洗脳されたってことを知ってる。

わたしの本来の美的基準は、今では自分よりも異性に投影されている。
で、藤原くんステキ……

先頭 表紙

2004-08-29 映画『華氏911』

いま話題のノンフィクション
恵比寿ガーデンシネマにて、けいこさんと

なんかもう涙が出て仕方がなかった。

特に「わたしは息子に軍隊に入るよう勧めたの」という、ライラさんという母親の言葉。
彼女の住むフリントという街では、失業率が50%を超える。(そこはムーア監督の故郷でもある)
母親が子供に軍隊に入れと勧める、それだけでもう状況は充分に異常じゃないか?
けれども、ライラさんは息子や娘を軍隊に入れたことを誇りに思っている。
軍人はアメリカの自由を守る、国の屋台骨であると。

権力者や金持ちたちは金儲けのためにイラク戦争を始め、継続させている。
彼らのために実際に戦争へ行かされるのは貧しい庶民。
貧しいアメリカ人が貧しいイラク人と殺し合いをする。
権力者たちは、戦地に赴く兵士たちを、自由と正義を守る英雄として称えて
戦争の真の目的から目をそらせ
しかも同時に、兵士たちのボーナスをカットした。
と、ムーア監督は指摘する。
その構造に、わたしたち日本人も間違いなく巻き込まれている。
他人事じゃない。

ライラさんの息子はイラクで戦死し、彼女の価値観はそれを機に変わった。

ブッシュ大統領の言動などに関してはかなりのフィルム編集が施されている
あくまでこの映画はムーア監督の主義主張を映像と音楽で表現したもの
家族をなくした人々の嘆きや悲しみだって
それがカメラを意識して誇張されたものではないと言いきれる?

それでもやっぱり、黒焦げの炭になって吊るされた人々や
手足を失ったアメリカ兵
顔に大怪我を負ったイラクの子どもの映像は紛れもない本物だ。
「人を殺すたびに自分の中の何かも死んでいくんだ」
と語った若いアメリカ兵。

『華氏911』は、単純に映画としても面白いけど
すべてが現在進行中の事実というところがなんとも……
フィクションの同時性って大切かもしれないね
イラクの戦乱が終わったとして、その後にこの映画を観たら
またちょっと感触が違ったかもな、と思う。

わたしにとってのマイケル・ムーアは
世界を彼の言葉で翻訳してくれるトランスレイター
無教養で無知で貧乏で、あたりまえのように政治にも戦争にも興味がないわたしに
「今世の中はこんなことになってるよ ちょっと目を開いてみれば?」と教えてくれる。


******

アメリカ在住の映画評論家、町田智浩さんの日記もどうぞ
http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20040625

>ムーアの目的はいい映画を作ることでも、
>公平なジャーナリズムでもない。
>ブッシュを一刻も早く止めさせること、
>少しでも無駄な犠牲を減らすことなのだ。

なるほど……

先頭 表紙

マイケルさん>おかえりなさい! トマト投げまくってきました?? パッション読んで見ます。今度そちらの地元で映画ご一緒したいです。 / みなみ ( 2004-08-31 23:34 )
けいこさんにお誘い受けてましたが、今回は(も?)ご一緒できなくて残念。バルセロナにいたもんで... この映画、地元で見ることにします。町田智浩さんのことは崇拝しています。同じ日記を遡って「パッション」に関する記事を読んでみてください。面白いから。 / マイケル ( 2004-08-31 15:46 )
でむぼっち>アメリカ政府が自国の産業をどんどん海外の労働力の安いところへ出してしまい、そのせいで国内の貧困層が増加しているらしいね。そして戦争に頼らなければ経済的に国を維持できないとは……。病んでると思います。せめて日本はそこまで行きませんように……。最近、憲法9条の存在自体が危ういしね(溜息) / みなみ ( 2004-08-30 20:25 )
ま、アメリカは数パーセント(アメリカだとかなりの数字で砂)が軍需産業に従事しているようなので、戦争をぱったり無くしたら多くの自国民を路頭に迷わせる、なんていうパラドキシカルな現実もあり。そしてワシも華氏911は非常に興味があります。日本では「政治的」という言葉の意味がゆがめられてしまっているよ。 / でむぼ@職場 ( 2004-08-30 12:48 )

2004-08-27 活字のチカラ

仕事の帰り道、マンションと公園の前の道端に、赤い車が駐まってた。
ダッシュボードに、大きなゴシック体で「駐車許可証」と書かれたカードが置いてあった。
ふーん、と思って通り過ぎた。

いや、ちょっと待てよ?????

「駐車許可証」って、何?
誰が許可してんだ?
だってここ、どう考えても公道だよ?
マンションが許可するか?
公園が許可するか?

引き返して、「駐車許可証」を観察してみた。
コピー用紙と思われるB6くらいの白い紙で、端がうっすら黄ばんでいた。
それは、同じ大きさの、セロファンのような薄いビニール袋に入っていた。
よく書類を整理するのに使うやつだ。
許可を出しているところの名前や、ハンコの類は、一切記されていなかった。

その「駐車許可証」の正体はわからなかったが、
車の持ち主が自分で勝手に作っているのならば、なかなか頭がいいなと思った。
「許可証」があるだけで、なんとなく、「そうか」って納得しちゃう。

そういえば、オランダのアムステルダムに旅行したときのこと。
ホテルは、ネットで調べて、事前に予約をして行った。
料金は日本円にして1泊3400円。わたしと友人はそう記憶していた。
でも、チェックインしてお金を払おうとしたら、3800円だという。
こういう場合、わたしはあっさり引き下がってしまうのだけれど
同行していた友人はそのあたりはきちんとしている。
「いや、それはおかしい。3400円のはずだ」と食い下がる。
「そんなはずはない」というホテル側。埒があかない。

そこでわたしたちは旅行の計画書を出して確認した。
料金は3400円だった。
ただそれは、旅行の内容をわかりやすくするために
自分たちで作ったエクセルの書類にすぎないので、
料金を写し間違えている可能性もある。
その計画書を覗きこんでいると、ホテルの人が「それ見せて」という。
検分して「うーん、おかしいな」と首を傾げながらも
比較的あっさり3400円にしてくれた。
一体なんの書類だと思ったのだろう。

「あれ、わたしたちが作った書類なのにね。いいのかなー」
と言いながらチェックインしたわたしたち。
帰国後にあらためて確認してみたら、3800円だった。
計画書を作るとき、転記ミスをしていたのだ。
わたしたちは正当な権利を主張しているつもりで
実際のところ、バリバリに値切っていたわけだ。

パソコンが普及して、活字の価値も低下してきたけれど
まだまだ、活字にはふしぎな力がある。
私的なものを公的なものに見せる力。
「駐車許可証」だって、それがもし手書きだったら、説得力ないよね。

そういえば昔、自分や友達の小説や詩の原稿をワープロで打ち直して、
印刷所に出して、それが本になると嬉しかった。
手書きのものが活字(ワープロの字は活字とは言わないかもね)になると
いうだけで、新鮮で感動したものだ。
高校生くらいだったかな。
今はもうこんなにパソコンの文字が身近で手軽になったから
そんな感慨を覚える人も少なくなったと思う。

先頭 表紙

ami。さん>『駐車許可証』っていう字が妙に大き過ぎて目立ってたんですよー(笑) わたしも手書きの文字、好きです。筆跡にはその時の気持ちや人柄も表れますね。最近書道を習い始めました。まだ本当に始めたばかりだけれど、奥の深さを感じています。 / みなみ ( 2004-08-28 23:30 )
『駐車許可証』に疑問を持ったみなみさんを尊敬します。注意力が欠乏している私はきっと、そのままうのみにして通り過ぎてしまうだろうなあ。活字の力ってスゴイですよね。まさに『ペンは剣よりも強し』。私は近頃よく、手書きの手紙を書くようになりました。今までパソコンに頼っていましたが、自分で文字を書くと何だか、自分の思いがより正確に届くような気がして。気分的なものなのでしょうが、整った現実味の薄いパソコンの文字よりも手書きのほうが暖かみがありそうなんですよね。 / ami。 ( 2004-08-28 00:07 )

2004-08-26 映画と原作 〜『フェイク マフィアをはめた男』(1)

元FBI捜査官の書いたノンフィクション、『フェイク マフィアをはめた男』を読んだ。
ジョニー・デップとアル・パチーノが出演した映画、『フェイク』の原作。
作者のジョセフ・ピストーネは、6年間ものあいだ偽名を名乗り、
マフィア組織に囮捜査官として潜入し、命がけの捜査を行った。

 (作戦を終了し、自分がFBIであることを公表したのちに) 私は、
心落ち着かない思いを味わっていたが、それはソニー・ブラックに対して
親近感を抱いていたからだ。一種の運命的なつながりというべきだろうか。
ただし、だからといって裏切ったという罪悪感を持ったわけでは決してなかった。
私は常に、彼我の世界の間にきっちりと境界線を引いていた。

ある意味でわれわれは二人とも、それぞれの仕事をやっていたにすぎないのだ。
もし私の正体を知ったとしたら、ソニーは即座に私を殺していただろう。


ソニーという男は、マフィア内の権力者で、ピストーネを信用し、高く買っていた。
ソニーとピストーネは、互いに非常に好意を持っていた。
ピストーネの「運命的なつながり」という言葉にも、それは表れている。
ソニーは、ピストーネがFBIであったことが発覚した後、彼を信用していたことが原因で、仲間のマフィア達に暗殺される。

映画で一番見ごたえがあって面白かったのは、
ピストーネが、マフィアを装い、マフィアとして生活し、組織への潜入捜査を続けるうちに
徐々に自分のアイデンティティを見失ってゆき、やがてFBIにもろくに連絡をしなくなり、
もはや彼はFBI捜査官なのか、本物のマフィアなのか、判然としなくなってくるあたりだった。
映画のピストーネは、兄貴分であるレフティというマフィアに強いシンパシーを感じ、
彼を「裏切っている」ことに悩む。ピストーネとレフティの友情が映画の軸だ。
(ちなみにレフティも実在したマフィア。映画のレフティは、現実のソニーと
 現実のレフティを掛け合わされ、さらにフィクションで味付けしたキャラクターとして描かれる)

が!
さきほど引用した原作の記述を見よ。そこにはアイデンティティの揺らぎなんて一切ない。
読んでいて思わず溜め息をつきたくなるほどだ。
これほどの精神的な強靭さを持ち合わせた人が、この世の中には、いる。
マフィアと、親友のように、家族のように、そして仕事仲間として、四六時中親しい付き合いを重ねながら、
常に死に脅かされながら、それでも強く強く自分を確立しつづける人が。
そうでなければエージェントなんてつとまらないだろうし、
ましてや作戦を成功させることなんて不可能なのだろうけど。

先頭 表紙

ばぁびぃさん>原作、図書館にあったので読んでみました。ピスト―ネの奥さんは、なんと、夫の作戦中に、交通事故に遭って大怪我をしたりもしたそうです。大変……。ホント、本人だけじゃなく家族も強い! 原作はカタカナ名前が多くてちょこっとややこしいけど、面白いので興味があったら是非読んでみて下さい! 原作を読んでいても、頭に浮かぶピストーネは当然のようにジョニーのルックスなので、そういう意味でも楽しめます(笑)。 / みなみ ( 2004-08-27 22:07 )
フェイク、原作は見てないのだけど、原作ではピストーネは揺らいでなんかなかったんですね。流石、6年も潜入捜査官が出来る器ですね。FBIって凄いね、そしてその家族も・・・・ / ばぁびぃ ( 2004-08-27 01:54 )

2004-08-26 映画と原作 〜『フェイク マフィアをはめた男』(2)

(つづき)

映画は面白かった。原作も面白かった。どちらも気に入ってる。
ただ、映画と原作は、枝葉は同じように見えても、実は違う樹なのだ。
映画ではメインになった、「裏切り」という観念は、原作のピストーネにはまったく影響力を持たない。
虚実ふたりのピストーネの「裏切り」に対する考え方の差が、そのまま、
エンターテインメントとして作られた物語と、本物の命を張って行われた任務との差を
映し出している。

 私には、(中略)ソニーが彼自身の仲間に殺されることになるという本能的な直感があった。
私が原因で誰かが殺されることになるのを喜べるわけはない。だが、これは私のルールではない。
彼らのルールがソニーを殺すのだ。私がそのルールを定めたのではない。
それらのルールは、私の社会ではなく、彼らの社会によって定められたものなのだ。


そう断言することのできる、ピストーネの纏う鎧はおそろしいほど完璧。
この理屈はちょっと社会学的かな?

ソニーが殺された後、ピストーネは、ソニーのガールフレンドからこのような話を聞く。

彼がなんて言ったと思う? こう言ったの。「俺は、あいつが根っから好きだった」
あなたが本物のエージェントだってわかったときは、それこそ心底うちのめされてたわ。
でも、すぐにこんなふうに言った――――それでも俺の気持ちは変わらない、なぜって、
あいつはそういうタイプの人間なんだから。あいつは自分の仕事をやった、正しくやって
のけたんだ、って


******

それにしても、FBIってっすごいねー
マフィアに潜入した捜査官は、あたりまえだけど、ちゃんとマフィアの仕事をしてるんだよー
自動車泥棒したり、賭博のためのナイトクラブを経営したり、麻薬を売買したり。

先頭 表紙

2004-08-25 『ユグドラシル』買った!!

うひょーーーーーーーい
BUMP OF CHICKEN のニューアルバム買いましたよー
今日発売日だったのー
職場の売店で買ったら3059円→2600円だった。安い!

歌詞カードを開いてまず、色めがね(サングラスってよりそんな感じ)をかけた
へんなチンピラロッカーみたいな藤原君の写真に喜ぶ
カコイイ!!

藤原君の歌はやはり好きだ
声が低音から高音へ移行するとき、声音に透明感と輝きが増していくところがもうなんとも言えない
それから、何気なく歌っているようでいて、実に細かく多彩なニュアンスを端々に施している
だから彼の歌は聞き飽きないのだと思う

先にシングルで出ていた曲は別として
ザッと聴いてみて一番気に入ったのは『車輪の唄』かな?
電車に乗る「君」と見送る「僕」、ふたりが駅で別れる、という内容の歌詞なんだけど
これは絶対間違った解釈だってわかってるんだけど
なぜか「君」は死にゆくような……この駅での別れは死の暗喩のような気がする
なんでだろう??
あとは『乗車権』、いろいろな意味でバンプには珍しいタイプの曲だと思うけど、こういうのスキ

そしてお待ちかねのボーナストラック(笑)
相変わらず本編のシリアスぶりとのギャップが素晴らしい
アホだこいつら……馬鹿だよ……

日曜日のラッシュボール、チケット取ればよかった
バンプでるんよ。アジカンもね。
行ったら絶対楽しいだろう……(なんかこのフェス、客のマナー悪そうだけど)
でも、仕事を休んで、当日券を当てにして行くには、神戸は遠いな……

先頭 表紙

えと〜さん>えと〜さんの日記でアジカンのこと読んで気になってました。で、職場の人が「これいいよー」ってダビングしてくれますた。確かにいいです。でも、もっと正確を期するなら、いい悪いの前に、とにかく頭にこびりついて離れません。怖いほどに。  ぐるっと回って未来を指す〜♪ / みなみ ( 2004-08-26 23:26 )
うつぎさん>わたしはスノースマイル持ってないの〜。カップリングは、なんだっけ……。  昨日からずっとニューアルバム聞いてますが、けっこういいかも♪ 買いましょ、買いましょ♪ 聞いたら感想教えてくださいな! / みなみ ( 2004-08-26 23:25 )
アジカンいいっしょ、アジカン。いや〜なんか、世間がようやく俺に追いついたって感じですね。まあ、凄いのはアジカンで俺は何一つ凄くないのに、なんなんでしょうね、この優越感。俺は小さい人間です。 / えと〜 ( 2004-08-26 02:47 )
ずーっとフルアルバムでなくて、諦めてシングル(スノースマイル)買ったらすぐにアルバムが出ることもその中にスノースマイルが入ることもしってショックでしたよ…(涙) もう発売されたんですね。購入しようか悩み中です。 / うつぎ ( 2004-08-25 23:20 )

2004-08-23 タオルのおもいで

先日、部屋のたんすを片付けたら、使っていないタオルがたくさんあるのに驚いた。
それも、ひとつとして自分でお金を出して買った記憶のないものばかり。

昔、長野のとある鉱泉旅館で1ヶ月くらい暮らしたことがある。自動車免許の合宿だった。
その時わたしはタオルを一本しか持って行かなかった。
朝夕の洗面も、風呂も、風呂を出た後に身体や髪の毛を拭くのも、全部それだけで済ませた。
1ヶ月経ったころには微妙にヨレて雑巾じみてきていたが、何も問題はなかった。
それを思い出すたびに、普段の自分の生活ってなんてモノが多いんだろうと思う。

ちなみに、合宿中は毎日、朝風呂に入っていた。
7時に起き、ザッと数分間だけ熱い湯船に浸かって、それから朝食をとることにしていた。
わたしは朝がものすごく苦手なのだけれども、
合宿が終わって自分の家に帰ってきた後も、しばらくは、7時になるとビシッと目が覚めた。
生活のリズムを作るのに朝風呂は有効らしい。

先頭 表紙

ちゃあ。>そんなこともあったねー(^^;)  あのときはどうもありがとう! ガイダンス始まっても、教習所卒業できなくて帰れなかったんだよなあ……(汗)。ちなみに今つとめている学校では、学生証で本人確認ができないと成績表を学生にわたせません……。/タオルってなんであんなに増えるんだろう? もし必要だったらあげるから、言ってね(笑) / みなみ@育児がんばれ〜 ( 2004-08-26 23:21 )
ami。さん>15年愛用はすごい! ライナスの毛布みたい。高価なものではなくても、そういう思い入れと愛着のあるものって大事だと思います♪ でも形あるものはいずれ滅する、のが悲しい……。 / みなみ ( 2004-08-26 23:17 )
電ぼつち>よだれか? / みなみ ( 2004-08-26 23:15 )
ひさしぶりー。自動車免許の合宿というと、新学期に間に合わず私が代わりに成績表を受け取ったことを思い出します(笑)。私もタオル1枚で何とかなると思うけど、今うちのタオル量はすごいです。しばらくはタオルとおむつまみれですよ。 / ちゃあ。 ( 2004-08-26 20:11 )
初舞台を踊ったとき、舞台裏で使用したタオルは想い出の品で今でも大切に保存してあります。アト、幼少期の頃に買ってもらったスヌーピーのバスタオルは、とても気に入っていてもうかれこれ15年くらい経過する今でも枕に巻いて寝ています。洗濯を繰り返すから、もうボロボロで、かなり修繕をしておりまして原型を留めていないのが少し淋しいですが... / ami。 ( 2004-08-26 17:59 )
ワシ、タオルといえば枕に巻いてたタオルケットだなぁ。吸い心地がよくて(謎。 / 電ボ屋 ( 2004-08-23 02:17 )

2004-08-22 祖父の命日とコピーライブイベント


20日は祖父の命日でした

祖父はとても穏やかな人で、50年以上一緒に暮らした祖母ですら
祖父が声を荒げたところは聞いたことがないといいます
決して暗い印象ではないのですが、
本当に凪いだ海のように穏やかで口数の多くない人でした

若い頃の祖父は美男子で、祖父が歩いていると
バスに乗った女学生が皆、窓から顔を出して騒いだそうな
というのもやはり祖母の話です
身内ながら確かにハンサムだとこの写真を見て思います
「でもおじいちゃんは自分が騒がれてても絶対気付いてなかったよね」
というのがそのエピソードに関するわたしたち孫の一致した見解です
そんな感じのキャラクターでした

その夏、わたしは財布をなくしました
財布は見つからず、祖父がとても心配をしてくれました
そしてその数日後、祖父は突然倒れて亡くなりました
数ヶ月して財布は思いがけないところから見つかりました
そのことを報告したかったなあと思いました

******

21日

イエローモンキーのコピーライブへ行く。新大久保にて。
最初は、上手いとか、下手とか、音外してるとか、外してないとか
そんなこと意識しながら聴いてるんだけど、最後にはもうどーでもよくなってくる(笑)
最後は出演バンド総出で『プライマル。』のセッション。
みんな歌詞のカンニングペーパーを回しながら歌っていた(笑)
それがなかなかアットホームでいい雰囲気だった。

ライブが終わった後、pちゃんノリさんみはるちゃんアヤコわたし、で飲む。
たーのーしーいー!

先頭 表紙

えむさん>じゃあ今度じーちゃん紹介するよ! ……もう死んでるって(笑) / みなみ ( 2004-08-26 23:08 )
なおさん>うらら姉さんのつっこみに書いたように、わたしも父方のじーちゃんの記憶がない。でも、写真や絵や小説執筆が趣味だったらしく、そういうのがちょこちょこ実家に残ってるの。形に残る趣味っていいなあと思った。 / みなみ ( 2004-08-26 23:06 )
うらら姉さん>すてきなおじいさんだったんですね!! わたしも父方の祖父はわたしが2歳の時に亡くなったので記憶がないのー。でもうらら姉さんと同じように、いろいろな人に「あんたのおじいさんにはお世話になったよ、いい人だったよ」と口々に言うのを聞いて育ちました♪ / みなみ ( 2004-08-26 23:04 )
じいちゃん、本当 美男子!!無口で温厚な美男子・・・超(私の)ストライクゾーンなんですが(笑) / ☆えむ☆ ( 2004-08-26 17:39 )
じーちゃん(母方)は5歳頃に亡くなったので、新聞読んでいた姿と公園で写真を取ってくれた姿しか記憶にない。どんな人だったのかな〜と思う・・・ / なお ( 2004-08-23 01:00 )
私の母方の祖父は戦時中に亡くなったから写真でしか会ったことないの。でも写真の中の祖父はすごくカッコよくて、どの人も祖父の事を悪く言う人はいないの。生きてるじぃちゃんに会いたかったぁ。。 だからおじいちゃんとのいい思い出のある人がホントにうらやましいのよ☆ ^^ / うらら姉@お久です♪ ( 2004-08-22 13:43 )

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