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みなみの「さぼのーと」

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★からだ内観日記(パーソナルトレーニングの記録)★

★お買い物ブログ 「こんなものを買った」

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2004-07-26 映画『ブラザー・フッド』
2004-07-24 航空券取れないYOー
2004-07-24 どうでもいいことあれこれ
2004-07-21 浅田次郎 『壬生義士伝』
2004-07-20 浅田次郎 『壬生義士伝』
2004-07-20 歯医者、オンリー ロンリー グローリー、RIJタイムテーブル
2004-07-16 ケーニヒスベルグの橋(募集編)
2004-07-15 映画『スキャンダル』観たよん♪ ヨンヨンきもい♪
2004-07-07 へびのぬけがら
2004-07-06 民謡へヴィメタ


2004-07-26 映画『ブラザー・フッド』

(つづき)

それにしても、戦争映画を観るたびに思うのだけれど

実際に自分が兵士になって戦場へ出て
悲惨な場面をたくさん目の当たりにして
誰かを殺したり誰かに殺されたりしなくてはならなくなるような
そういう毎日を送っていたら
必然的に、いろいろな感受性が鈍ってゆくんだろう。
でも、映画の観客は、それよりずっと短時間で、銀幕の中の戦場や死に慣れてしまう。

だから、
戦争の悲惨さ、残酷さ、空しさ、それを背景に展開される人間どうしの情感、
そういうものを印象的に描くためには
戦場のシーンをたくさん盛り込むよりも
もっと効果的なやり方、効果的なバランスの取り方があるんじゃないかと思う。

たとえば
同じく韓国映画の『武士―MUSA―』で
「ああ、この戦いはなんて空しいんだろう」って心の底からしみじみと思ったのは
「小娘一人のせいで地獄だ」という敵将ランブルファの一言だったし
第2次大戦を描いた『戦場のピアニスト』で、戦争の悲惨さをいちばん強く感じたのは
家財道具が投げ出された、荒れ果てた通りを主人公が泣きながら歩くシーンだった
(と書いてみて気付いたが、『ブラザー・フッド』の兄弟は常に戦場にいるんだな……)

『ブラザー・フッド』では、とにかく戦闘の連続で、緊張で身体が硬くなりっぱなしだった。
アクション映画という意味では迫力あって悪くないけど、
あれだけ戦闘シーンに割く時間があるならば、その分
兄弟と一緒に戦う同僚兵士たちの描写に力を入れるべきだったと思うし
兄弟の家族も、兄弟の愛情のバックボーンも、もっと描き込んであっていいだろう。

戦闘の迫力と、俳優の演技に押されて、つい目を眩ませられてしまうが
ちょっと、話が薄っぺらい感じがしなくもなかった。
兄が勲章を目指して、昔の兄ではないような酷薄な行為をする人間になってゆくのを見たとき
弟が、「はたして勲章は自分を助けるためなのか、それとも名誉のためなのか」と
兄の人間性を疑い、そして2人の間に葛藤が起こり、弟が兄を信じられなくなった後、
兄が家に送った手紙を読んで、あっさり彼の本心を理解するとか……
いちいち文句を言うのも野暮だけど、
兄の本心のわからなさとか、2人の葛藤がうまく描けていただけに、安易だなーと思った。
もともとお互いを良く知った兄弟だから、それでいいのかな。



しかしですね、弟が50年ぶりに兄の遺骨と対面した時には涙が出てしまったですよ
「あの時、兄さんと離れるんじゃなかった」とウォン・ビン爺。
傍らで涙を流していたウォン・ビン爺の孫娘は、「でも、そしたらわたし生まれていないよ」と
心の中でツッコミを入れていたに違いない。
そんなわたしは『ラブストーリー』のラストシーンが大好き。
この意味のない世の中で、だれかの生や死がだれかの生に繋がっている、というのは
当たり前のことだけど、このうえなく素敵なお話だと思っているからです。



あ、それから、兄ちゃんの旗隊マンセー。あれ格好いい。

先頭 表紙

valkilさん>チング、いいのですか♪ 婚約者あわやの場面で爆笑はつらいですな(笑)  キング・アーサー、ハリウッドMUSA?! それは気になります。ヘタレ殿もいますー??(笑) / みなみ ( 2004-08-02 23:53 )
ドンゴンくんは「チング」っすよ、やっぱし♪あたしね、にーちゃんの婚約者がえらいことになってしまう場面で熱愛してるキムスロくんが出て来たもんで大爆笑しちゃったのよね。とほほです。ときに「キング・アーサー」を観て思ったのは「はりうっどMUSAだあ」でした。まあ、将軍様はいないけど、サクソンの大将の三つ編みでそう思うことにしちゃいました / valkil ( 2004-08-01 18:07 )

2004-07-24 航空券取れないYOー

というわけで、成田←→スペイン(バルセロナ、マドリ〜)間のチケットを手配するべく
各旅行会社に電話してみた

……無え〜! 無え〜ええ!!(DEAR FEELING by THE YELLOW MONKEY)
行きの飛行機はあるものの、帰りがまるでない。満席。

数社電話した中で、1社だけ、キャンセル待ちをすすめられた。
わたし 「キャンセル待ちって、どうなんでしょーか? 確率として。」
旅行会社「これからどんどん座席状況は動きますよ。」
おお、強気!
わたし 「あの、キャンセル待ちの場合、お金は?」
旅行会社「席が取れてからでもかまいませんが、先に振り込んでいただくと
    その分、チケットを取る意思が確実ということで、こちらも強くプッシュできます。」
なるほど……
わたし 「もし席が取れなかった場合はどうなるんですか?」
旅行会社「もちろんお金は全額お返しします。」
ほほー……

この旅行会社のおねえさんの経験豊富そうな応対と
「空席ありますか」「ありません」「そうですか」で終わらせない
商売っ気のある姿勢に感銘を受けますた

本当に乗れるのかしら あこがれのアエロフロ〜ト☆モスコ〜乗継
本当に行けるのかしら 情熱の国イスパ〜ニャ
教えてピニャコラ〜ダ

先頭 表紙

ながせさん>おおお……。早速HPを拝見してまいりました。濃い情報がありそうですね。ブックマークに入れさせていただきます。 / みなみ ( 2004-07-27 23:19 )
えと〜さん>宮本輝ですね。タイトルほんと良いです。もう10年以上前ですかね、新刊として出た時、ちょうど輝をはじめて読んだ直後ということもあり、めちゃくちゃ気になってました。でもまだ読んでません……。イマイチっすか。 / みなみ ( 2004-07-27 23:18 )
マイケルさん>わぉ! いろいろ聞かせてください。わたしは、うまくチケットさえ取れれば、9/19バルセロナin、9/25マドリードoutです。 / みなみ ( 2004-07-27 23:16 )
海外にはトンと縁のない私ですが、大先輩にこんなスペイン通がおります。http://www.accitano.com/彼は3.11の時ちょうどスペインにいてまわりを心配させたのでした。 / 彼とは月末に明石へお供します、のながせ ( 2004-07-25 03:36 )
ここに地終わり、海始まる。小説はイマイチでしたが、この言葉は凄い好きです。俺はポルトガルいってみたいっす。ポルトガル。ポルトガ〜ル恋して〜る。 / えと〜 ( 2004-07-25 00:28 )
僕は8月の終わりにスペイン行きます。8/21 バルセロナ IN、8/28 OUT です。 何か欲しい情報ありましたらお気軽にどうぞ! / マイケル ( 2004-07-24 23:59 )
茨城のホテルもなかなか取れないYOー / みなみ ( 2004-07-24 21:13 )

2004-07-24 どうでもいいことあれこれ

仕事の後、『ブラザーフッド』の前売券を消化するために、新宿まで行った。
今日が最後の上映だった。
映画館にたどり着いたら……すでに立ち見だった。(T.T)
2時間半立ち見はだるいので、観るのはやめた。
またしても交通費が無駄になった。
しかも、行きの切符をなくした。くくく、苦しい。

******

丸井で、鳥肌実のフェアをやっていたので、寄ってみた。
カレンダー、パンフ、手拭い、などなど、いろいろあった。
竹槍キーホルダーもあった。
鳥肌実は、一度だけ、演説を聞いたことがある。
しかし、独演会には行ったことがない。
いつか行ってみたい。

******

9月にスペイン旅行を考えている。
小学生のころに青池保子の漫画『アルカサル―王城―』を読んで以来、憧れていたスペインでつよ!
わたしが大学でスペイン語取ったのはそのせいよ!!
(でも、ブエナスディア〜ス、くらいしか喋れない……)
同行者とは現地集合・現地解散……。
日本語以外一切ダメ、一人で飛行機乗ったことない、こんなわたしでも大丈夫なんだろうか……
ぼやぼやしているうちに、渡航予定日まであと2ヶ月を切ってしまった。
航空券、まだ取ってないんですけど。大丈夫なのか。非常に不安になってきた。

しかし、スペインへ行くには行くが、
ドン・ペドロ王のアルカサルのあるセビージャには、時間の問題で行けないかもしれない。
スペイン、国土広すぎ……なんなのこれっていうくらい広い……
もっと狭い国かと思ってたよ……

******

仕事は正直だるい。やることがあんまりなくて、暇だからだ。気合が入らなくてつらい。
でもあと半年もしたら、また死ぬほど忙しくなるのだろうなぁ……

先頭 表紙

Artghaさん>語学を勉強するには、自分からその必要性を作っていかないと身にならないですね。日本語だけで生活できるし、不便も感じない中で、他の言語をマスターしようと思ってもなかなか。単にわたしの場合怠けてばかりいるせいですが。 / みなみ ( 2004-07-24 22:08 )
僕は大学でイタリア語を履修してたのですが、覚えてるのはかろうじて冠詞と接続詞と数詞のみ。欧州旅行に行きたくなる度いつも、あの時、真摯にイタリア語やっときゃよかったなあー、と今になって思います。 / Artgha ( 2004-07-24 21:48 )
いいよね〜スペイン。しかし行くと決めたはいいがチケット取れないよ……どうしよ。 / みなみ ( 2004-07-24 21:11 )
いいな〜スペイン。行ってみたい。 / なお ( 2004-07-24 10:48 )

2004-07-21 浅田次郎 『壬生義士伝』

 浅田次郎、彼はプロだ。卓越したテクニックを持つ職人だ。
 何と言っても、カネを払って読む価値のある小説を書く。

 『壬生義士伝』の素晴らしさは、何よりも、人称の設定と着眼点の巧みさにある。

 まず、人称。
 世は明治。一人の新聞記者が、幕末に死んだ新選組隊士・吉村貫一郎について、吉村を知る人々に話を聞いて歩く。取材を受けた人々(以降、「語り手たち」と呼ぶ)が新聞記者に話しかける形―――つまり、一人称――で、この物語は描かれている。語り手たちは、それぞれ、自身の目から見た吉村について語る。記者はあくまで物語の聞き手であり、記者その人が何かを語ることはない。そして、語り手たちの話の合間に、死を目前にした吉村自身の独白が時空を超えて挟み込まれる。要するに、『壬生義士伝』は、全篇を通して、複数の人物の一人称で進行する。

 吉村が生きていたのは江戸時代のこと。語り手たちは、性格はもちろんのこと、当時の身分や、吉村との関係もさまざまである。語り手の一人一人に、吉村について語らせるためには、作者が、彼らの立場・身分・性格などをすべて把握した上で、それぞれに感情移入をし、物語を紡いでゆく必要がある。たとえば、語り手の一人一人が違うキャラクターである以上、同じ一つの出来事に対しても、それぞれがまったく違う考え方を持っていたりするのだから。特に、『壬生義士伝』は歴史を題材にした小説であるから、語り手たちの立場や身分といったキャラクター付けに関して、想像力だけではなく、膨大で詳細な歴史的知識が必要なことは間違いない。綿密なキャラクター設定を施された語り手たちが、それぞれの立場から吉村の思い出を語ることにより、吉村は、複数の視点から多角的に描写される。読み進めるうちに、吉村という、かつて実在した一人の男の存在が、リアルな質感を持って浮き彫りにされてゆく。

 現実で、わたしたちは自分の主観―― 一人称――によってしか世界と接することができない。他人がどのような主観をもって、どのように世界とかかわっているのかは、その人に話を聞くことで理解する。だから、主人公が独白で自分の気持ちを語り、語り手たちが自分で見聞したことを他人に話す、それだけですべてが成り立っている『壬生義士伝』は、とても現実的な構造をもって作られた虚構だと思う。他人の同意を得られるかどうかはわからないけれど、それがこの小説を読んでわたしがもっとも感心した点であり、わたしがこの小説を高く評価する二番目の理由。(ちなみに、一番目は、文句なしに読んでいて面白いということ)

(つづく)

先頭 表紙

2004-07-20 浅田次郎 『壬生義士伝』

******

 ただ、浅田次郎はひとつだけ大きな失敗をしたと、わたしは思っている。切腹を控えた吉村は、遠く離れた故郷にいる幼い娘のことを思い、「おまえが嫁入りをする時は、自分がその足元を照らしてやりたい」と願う。吉村の死後、結婚し、中年になったその娘が、後に語り手の一人として登場する(した。と思う。たぶん。いま自信がなくなった)。その時、浅田次郎は彼女に、「嫁入りの時、父が足元を照らしてくれていた」というようなことを言わせてしまうのだ。

 その部分は作者の意図が少し見えすぎた。意図が見えたということは、つまり、この『壬生義士伝』という世界を支配している、浅田次郎という「神」の存在が見えてしまったということである。独立した語り手たちが、それぞれの主観を語り、その結果として『壬生義士伝』の世界があるのではなく、浅田次郎という神が『壬生義士伝』の世界を作っており、その世界の要素として、複数の語り手たちに、自分の意図に沿う主観を語らせているのだ、という、当たり前といえば当たり前のことを思い出させられてしまった。それまで物語にどっぷりはまって、それこそ小説だということを忘れそうになるほどのめり込んで読んでいたのが、「あっ、これ、小説なんだっけ」と、ふと現実に返るのだ。まあ、そう思っても、わたしはやっぱり泣いたんだけどね(^^; フツーそういう意図を感じたら、醒めちゃって泣けたりなんかしないんだけど、そこはまあ、力技でねじ伏せられた感がある。

 そのことに関連するが、浅田次郎の小説は、テクニック面があまりに華麗すぎるため、読んでいて我に返ることがよくある。わたしはどちらかというと、小説の世界にどっぷりつかりたいタイプだ。その点、浅田次郎の小説は、情緒にも酔えるのだが、それと同じくらい、「この構成すげー! このテクすげー! ウマイ!」などと思わされてしまう。小説を読んでいる間は、作者なんて見えない方が好きなんだよなあ。まあ、いかにもプロならではという感じの、レベルの高いテクニックを味わえるのも楽しいけどね。

******
 
 さて、話は戻るが、先ほどわたしは「記者はあくまで物語の聞き手であり、記者自身が物語に登場することはない」と書いた。そう書いてみて、初めて気がついた。この『壬生義士伝』では、主人公の吉村と、吉村を取り巻く語り手たちが、それぞれの主観から、いろいろなことを語る。けれども、記者は、一切の主観を語ることがない。ただ、語り手たちに話を促している様子が、語り手の話の中から見えるだけだ。この“記者”とは、いったいどのような存在なのか。物語の外側にいる、この記者の主観はどこにあるのか。語り手たちの話を聞いて、記者の中には、どんな吉村像ができたのか。この記者は、取材を終えた後、どんな新聞記事を書いたのか。

 つまるところ、記者とは、他でもない読者自身なのだ。読者が『壬生義士伝』を読みながら――語り手たちの話を聞きながら――感じたこと、考えたこと、それこそが、この物語の中には決して描かれることのない、記者が語り手となる部分なのだと思う。

 それを想像すると、また、楽しいかもしれない。

 着眼点については、また後日。

先頭 表紙

ami。さん>原作の小説は、とにかく泣けました。上下2冊のうち、何度泣いたかわからないくらい。映画は、小説に比べると、かなり物足りなかったです。映画は時間も限られているし、いろいろな意味で、小説の良さをそのまま引き継ぐのは難しかったのだろうなぁと思いました。/ビリー・ミリガン、一時期ものすごいベストセラーになりましたね。ami。さんのつっこみを読んで、読んでみたくなりました。図書館で探してみようかな。 / みなみ ( 2004-07-22 00:30 )
『壬生義士伝』は確か中井貴一氏主演で映画化されましたよね。私は映画のほうもまだ未見で、原作の浅田次郎氏の本も読んでないのですが、とても興味が沸いてきました。以前ダニエル・キイス著者『24人のビリー・ミリガン』という実話がベースの本を読んだコトがあるのですが、キイス氏もあくまで客観的にビリー・ミリガンの出来事を綴っており、読んでいて私自身がその場面を実際に見ているような感覚に捕らわれ、著者の技量を思い知らされたコトがありました。 / ami。 ( 2004-07-21 20:57 )
長々と書いてますが実は一度きり(しかも数ヶ月前に)しか読んでいないので適当なこと書いてるかもしれませんあしからず / みなみ ( 2004-07-21 00:10 )

2004-07-20 歯医者、オンリー ロンリー グローリー、RIJタイムテーブル

歯医者へ行ったのよ。

★その1

わたしの口に手を突っ込みながらぼそっとつぶやく先生。
「……ダメだなぁ……」
え、ダ、ダメって何が?(汗)
「もっと大きく口あけられます?」
ふ、ふがふが(←頑張ってできるだけ大きくあけてみる)
「き、器具が入らない……」
ふ、ふががが(←思いきり口をあけたままだと顎がけっこう痛くなる。ツライ)
数分経過。
「限界まで入れてみました」 ……by先生
そんなに顎がひらかないのかワタシ。
最近かなりボソボソ話す癖がついたので、顎関節の可動範囲が狭まっている可能性はある。

★その2

「来週から(削った歯を)詰めていきますけど……」と先生。
けど? けど何ですか? なぜそこで言葉を切る?
「……頑張ってくださいね」
わざわざ頑張れと言う、ということは、それほどハードな治療が施されるということなのか?

******

このあいだ、登夢さんと金先生と、3人で観るはずだった映画『ブラザーフッド』。
前売り券を買ったのに、映画館に行ったら、その回に限って休映だった。
公開日は、23日まで! それまでに観ないとチケット代がパー……。
ネットで調べたら、立川のシネマシティで上映してる。よし行くぞ!
というわけで、歯医者の後に立川まで行った。
映画館の前に着いたとき初めて、そこではその前売り券が使えないことに気づいた。
立川までの交通費、損した! 
それにしても、このチケット、無駄にせずに済むだろうか……不安。

何もせずに帰るのも悔しいので、HMVに行き
バンプ・オブ・チキンのニューシングル『オンリー ロンリー グローリー』を試聴した。
やっぱりバンプはいいなあと思った。元気が出まつ。
「選ばれなければ 選びに行け」って。涙が出そうだよ。

******

ついでにロッキン・ジャパンの3日目のタイムテーブルをチェックした。
わたしは当日、こんなカンジ↓でいきたいと思う。

11:00〜 グラスステージ後方に城を建設しつつ、HYを軽く流し聴き。
       適度に切り上げてレイクステージに移動し、椿屋四重奏に備える
12:05〜 椿屋四重奏 もちろん前で聴く!!
13:10〜 クラムボン 聴いたことないので聴いてみよう
       いまいちだったらエレファントカシマシへ移動する
       たぶんこのへんで適当に昼食。余裕があればDJブースも覗く。
14:15〜 ストイレテナー このバンドはいいらしい、ので聴いてみたい
16:20〜 スピッツ 後ろの方で自分の世界に浸りながら聴く♪
17:40〜 岡村靖幸 適度に前へ行く そして彼の華麗なステップに酔う
       それにしてもスピッツ→岡村ちゃんって贅沢すぎる……
       シロップやグレイプバインも聴いてみたかったけど
       この時間帯のグラスステージはちょっと抜けられないっす
19:00〜 トリのスカパラを聴きながら 花火を見る!!

問題は、

1、いつ観覧車に乗るか?
2、いつ屋台の魚介定食(これが安くて、しかも美味しい)を食べ、
  常陸野ネストビールを飲むか?

です。

この2つは絶対欠かせないので、要検討。
炎天下、体力使って音楽聞いて、その後のビールはまるで麻薬のように強烈に効くんだよね。
ああ、考えるだけでワクワクしてきた……

先頭 表紙

2004-07-16 ケーニヒスベルグの橋(募集編)

突然ですが、ひまじん仲間の日下万里君
『ケーニヒスベルグの橋』というゲームイベントの企画を立てています。
たまには大勢でわいわい遊ぶのも楽しいかなー、と。

参加者に楽しんでもらえるイベントにするべく、
気合いを入れて企画を練っております。

******

『ケーニヒスベルグの橋』 ゲーム概要

このゲームは参加者(プレイヤー)が司令本部より目的地となるチェックポイントへ
のヒントを受け取り、それを元にチェックポイントを探し出し、そこで渡される指令
をクリアしてまた別のチェックポイントへのヒントを受け取っていきゴールを目指す
ゲームです。
プレイヤーはゲーム開始前にと3〜4人のチームを組みます。このチームは司令本部
が振り分けるので、必ずしも仲のいい人や面識のある人と組めるとは限りません。
ゴールに一番先に着いたチームが勝者となりますのでみなさん力を合わせて頑張って
ゴールを目指してください。

このゲームの舞台はお台場・有明となります。
プレイヤーにはまずスタート地点に集合してお台場・有明周遊切符
購入してもらいます(切符は先に司令本部が買っておきスタート前
にプレイヤーに配布します)。
その切符でいける範囲全てがこのゲームのフィールドになりますので水上バス、りん
かい線、ゆりかもめ及び徒歩で頑張って目的地となる橋を探し、指令をクリアして
いってください。

このゲームに興味を持っていただいた方、プレイヤーもしくは司令本部として参加し
てみたいと思っていただけた方はこちらのアンケートに
ご回答ください。

皆様の御応募お待ちしております。

先頭 表紙

ういっちさん>心強いです。明日、あさってあたり、鳩をおつかいにやりますね☆ / みなみ ( 2004-07-22 00:36 )
わぉ。一年ほど前に某所でこれによく似た「大東京おにごっこ」なんていうのをやったことがあります。運営面で少しお手伝いできるかな・・・。メール鳩とばしてくださいな。 / うぃっち ( 2004-07-21 23:48 )
アンケートに答えてくれたみなさんありがとう♪ 引き続き回答募集中です。よろしくお願いしまーす。 / みなみ ( 2004-07-16 22:37 )
暇な方は参加ヨロシク。といってもまだ期日未定ですが…… / みなみ ( 2004-07-16 00:27 )

2004-07-15 映画『スキャンダル』観たよん♪ ヨンヨンきもい♪

レディースデイ、新宿にて、きょーこさんと。
何を今更、という感じですが、噂のヨン様☆主演の『スキャンダル』を観てきますた。

この映画って、シリアスに作ろうと思えば
もっともっと余韻と重みを持った映画にできるはずだし
映像美を強調してげーじつ的にしようと思えば
極めて美しい、げーじつ的、かつエロティックな作品に仕上げられる、そういう映画だと思う
映画は、映像の質感や光の使い方が、全体の雰囲気をかなり左右するけれども
この『スキャンダル』は、なんとなく、あっけらかんと、ぺかっとした印象の映像だった。
もしわたしが映画監督で、『スキャンダル』を撮るとしたら
もっとシリアスに、エロティックに、光と翳の美しさを追求しながら撮る。
粘着質にね。

しかし、そこをあえてそうしない、そのセンスがわたしには面白かった。

なんかねえ、めんどくさいところはさっさとすっとばして先に進んでくれるんだ。
そのとばし方が面白くてねえ。かなり編集でぶった切ってるね、こりゃ。
「おおう、このサクサクぶりは一体ナニ?」って感じ。
でもって、戦うヨンヨン超強い。明らかにB級アクション映画の香り!
登場人物たちの関係も、愛憎と色欲で爛れきっているはずなのに
ほとんど爛れた感じがしない。
へヴィにならないよう、匙加減が計算されているのか、
それとも、こういう軽さが監督の好みなのか。

******

そして、映画のあちこちに出てくる昔の朝鮮貴族の風俗が
肝心の本筋以上に、面白い。
女の人たちの髪型とかチョゴリとか。
チョゴリは色の合わせがとってもキレイなの♪♪
キャラクターの年齢や性格、季節、同席するキャラクターの服の色も
きちんと考えに入れて、いろいろコーディネートしてあるんだな。
それから、女の人たちの座り方とか、爪の染めかたとか、
部屋の調度とか、お菓子とか、すごろく(?)などの遊び道具とか。
なかなか楽しめる。

******

で、ヨンヨン。
ヨンヨンきもい。ねちょっとしたいやらしさ全開。
一方で王子様と騒がれ、反面、あそこまでの気持ち悪さをも発散できるということは、
彼は演技が上手いのだと思う。
しかし、ヨンヨンにわたしはあまり感情移入できず。
ヨンヨンの演技とルックスは大してわたしの好みでないのか、
終始、観ていて強烈に引きつけられるということはなかった。
ヨンヨンの一番の見せ場、涙を浮かべた表情のアップでも
「ん? こ、これは? 彼は今、こんな気持ちなのかな?」
と、外から考えていた感じ。
(あのシーンはもう一度、主人公の気持ちをよく感じながら観てみたい)

観ていてやっぱり気になったのは、貞淑な未亡人役のチョン・ドヨン。
『ハッピーエンド』の、不倫人妻役との落差が凄い。
映画の中の彼女は、それが演技だということさえ忘れてしまうくらい
役に同化している。
だから、チョン・ドヨンの演技を見ていても、上手だなあ、とは思わない。
それくらい上手い。
とても豊かな表現力と、表現すべきモノの源を持っていそうな女優。
わたしは彼女の声が好き。少し低くて、響きが豊かで、いい声。

イ・ミスクも良かったけど、彼女はどうも綺麗すぎてなあ……
顔がアップになるたび、「やっぱ整形してるんだろうな……」なんて
どーでもいいことを考えさせられて、そのたび現実にかえりました。

先頭 表紙

きょーこさん>おおうつっこみありがと! そうかー、ホウセンカなんだ。爪紅という言葉ははじめてききました。    なるほど、冬ソナのヨンヨンも、画面に映らないところでニヤッとガッツポーズしているのかもしれないのだね。「へけけっ、今の台詞決まったぜ」とか。 / みなみ ( 2004-07-22 01:12 )
処女未亡人が爪を染めるのに使った花はホウセンカでしょう。日本でも昔は爪を染めるのに使われていて、「爪紅」という別名があります。ヨンヨンはきもくてよかったわい。さわやかな微笑の影にエロエロとにやにやもありうると思うと、来週からの冬ソナが楽しみになります。韓国メロドラマは、シンプルでいやみがなく、漂うまぬけ感がよいです。 / きょーこ ( 2004-07-21 09:52 )
ばぁびぃさん>わたしまだ冬ソナ30分くらいしか見たことがなくて。で、その段階ではヨンヨンも特別、素敵☆とは思わず。めがね君が好きなので、初めて雑誌でヨンヨンを見たときはちょっと「おおお?!」と思ったのですけどね……(笑) 冬ソナもっと見たらヨンヨン萌えになるかしら……(遠い目) / みなみ ( 2004-07-21 00:24 )
ヨンヨンきもい♪がスゴイ受けましたっ(爆)ヨン様のよさが判ってない私なんですけど。ちゅか、私の周りには一人もいなくて、なんでこんなに人気あるんだ?って不思議なの〜。ファンの方ぼめんなさい・・(笑) / ばぁびぃ ( 2004-07-19 17:38 )
↓なんかいっぱい言葉が重複していますがお許しを…… / みなみ ( 2004-07-19 00:46 )
ということはですね、あの超カタい処女未亡人ドヨン姉さんが、突然爪を染めだしたということは、単なるおしゃれ心以上のモノが心に芽生えたということを表す描写だったわけですね. そういう細かい文化や風習を知識として知らないとその意味は理解できない。いろんな国の映画を見るたびに、そういう細かい、しかし意味のあるものを無知ゆえにきっといっぱい見落としているんだろうなあ、と思いました。 / みなみ ( 2004-07-19 00:45 )
韓国人の書家の先生に教えていただいたのですが、花で爪を染めると、その色が落ちるまでに好きな人が見つかる(だったかな)、というおまじないのような意味があるらしいです。 / みなみ ( 2004-07-19 00:40 )

2004-07-07 へびのぬけがら

最近お気に入りの川沿いの道にて
水の中のざりがにを観察してみた。
喧嘩していた。
人間の知らないところで彼らも苦労をしているのであろう。

案外面白い造形の花があった。写真を撮りたかった。
カメラつき携帯を買ったのに、わたしはほとんど携帯を持ち歩かない。
花の上で虫が交尾をしていた。

一番びっくりしたのは蛇の抜け殻がおちていたこと。一昨日にはなかった。
長さ、軽く1メートルはあった。
こんなところにこんなにでかい蛇がいるんかい……。
蛇の抜け殻を見るのは初めてだった。
触ってみたらカサカサしていた。

図書館に寄って、大石圭の『処刑列車』を読む
そこの市民ではないので、貸し出しはしてもらえない
閉館までの20分で42ページ読めた

家に帰って「ためしてガッテン」を見た
デジカメを撮る際に、ネックストラップをうまく使えば手ブレが減るそうだ
これはかなりためになった

余命8ヶ月、今日は仕事のミスがなかったので良しとしてみよう

先頭 表紙

みっちさん>えー、近所に蛇が出る環境って素敵♪ 自然がいっぱい? ちなみにわたしも山中で蛇に遭遇したことが。近付いていくと、あわてて頭だけ枯れ葉の中に隠してました。もっと近付いたら、ようやくしっぽも隠しました。ゆっくり、にょにょにょ、って。 横着するなよー、って感じでかわいかった(笑)。 / みなみ ( 2004-07-19 00:55 )
電ぼつち>ほほー。いいこと聞いた。ありがとう! ……とはいえ、最近はもう一眼レフを持つ機会もないなあ。 / みなみ ( 2004-07-19 00:52 )
有末那智。さん>わーん、それを知っていれば抜け殻を拾ってお財布に入れたのに! 最近金欠で苦しい限りです(泣)。 道路上の蛇……車の中から見たら、ヒモと間違えそう。 / みなみ ( 2004-07-19 00:51 )
fukuちゃん>ミラーに蜘蛛飼ってるのね(笑) 私の職場にもいっぱい蜘蛛がいるよ。窓に何匹もへばりついてます。いっつも窓掃除のゴンドラのようにスルスル上下してる。 / みなみ ( 2004-07-19 00:49 )
須木成さん>そうですね、小さなところから。今できないことも、これからできるようになればいいのかな、と思ってやっていくことに……しました。 / みなみ ( 2004-07-19 00:47 )
みっちは以前生きた蛇が目の前を通過したのよ。翌々日には抜け殻発見。何が悲しいか?それは・・我が家の近くっつーのがねぇ。。( ̄w ̄)プッ / みっち ( 2004-07-13 07:10 )
一眼の場合は、右腕のひじにストラップをひっかけてカメラをグリップをしたときにビシッとストラップが張るように長さを調整すると、首からぶら下げたときもいい長さになるでつ。 / 電ボ屋 ( 2004-07-11 22:05 )
ヘビの抜け殻をお財布に入れておくとお金が溜まるんですって、抜け殻はあんまり見ないけどヘビ自体は出勤途中でよく道路で見かけますよ(轢かない様に気をつけてます)。 / 有末那智。 ( 2004-07-10 20:43 )
自然てすごいよね。俺なんて車のミラーに蜘蛛飼ってるよ。毎日風圧で飛ばされても、朝になると毎日巣が出来てます。蜘蛛は益虫だしね。のんびり行きましょう〜。 / fuku ( 2004-07-08 17:11 )
やればやるほどかえってダメになるときってありますよ。そんなときは肩の力を抜いて視点を変えられればいいのですが、それができないから困ってる。そんなときは初心に戻って、小さなとこから少しずつやり方や考え方を変えてみる。僕の拙い経験では、そうやるしかなかったりしました。参考になれば。 / 須木成 ( 2004-07-08 00:11 )
デジカメのぶれ防止は、ストラップ+壁に背中を預けるのが最強らしい。 一眼のストラップをそれ用にするのは、どうやるのかな? ファインダー覗いた時にぴんと張るよう、極端に短くするの? / みなみ ( 2004-07-08 00:05 )
カメラはストラップの使い方で手ぶれかなり減らせるよん。ワシの一眼もそれ用に長さ調整してあります。 / 電ボ屋 ( 2004-07-07 23:51 )

2004-07-06 民謡へヴィメタ

もうすぐ2児の父になる職場のOさんお薦めのアルメニア系米国バンド
『システム・フォー・ア・ダウン』。
わたしが初めて聴くタイプの音楽だった。

わたし「あ、貸してもらったCD聴きましたよー!」
Oさん「あれ、ちょっとヘンでしょ」
わたし「いや、Oさんの言うヘンなところと、わたしが思う良かったところがもし一致したら困るんですけど」
Oさん「ヘンっていうのは褒め言葉。なんか民謡みたいでしょ」
わたし「民謡!(爆笑) そうですよねえ、やっぱ民謡ですよねえ、あれ」

へヴィ・メタルと民謡という、フツーあり得ない取り合わせと、その融合。
へヴィメタらしくやかましい、躁的、悪魔的な音が続いたかと思うと、
ヴォーカルの節回しがあからさまに民謡チックになったりする。
いかん、こういうの好きかも。

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今朝、目が覚めると、なぜか、鳴り続ける目覚ましをしっかり握り締めていた。
なぜアラームを止めずにそのまま握り締めていたのか、不思議。
しかし今日は特にだるくもなく、気持ち悪くもなく、比較的すっきりと起きられた。
だるくて起きられない日と、いったい何がどう違ってこうなるのだろう。
前日の運動量か? 身体を動かさないと、かえって翌朝がつらいような気もする。

仕事はどうもケアレスミスが多い。
ノーミスを目指しているのにまったく達成できない。
幸い、些細なことばかりなのでまだ良いけれど、ミスを見つけるたびに自分に幻滅する。

仕事帰りに歯医者に行った。
治療というより、ほとんど手術されているノリ。
前回もそうだったが、先生から、病状や、治療の経過、今後について、
一切まるっきり何にも一言も説明がないのが気になる。自分から聞くべきか。
待ち時間が少なかったので、待合室に置いてある『王家の紋章』をあまり読めなくて残念。

昨日にひきつづきブックオフで立ち読み。大好きな『柳沢教授の生活』の傑作集。
もともと山下和美の描く男性は総じて好みなのだが、
中でも、柳沢教授の若かりし頃の姿はとっても色っぽくて好きだ。
それから、この作者は、味のあるジジイを描くのが本当に上手くていい。

帰り道でまた猫のいる凄い風景を見つけた。
もうやっていない古くて安っぽい商店の2階。
窓が空いて、蛍光灯のついた砂壁の室内が見えていた。
その窓辺に寝そべって猫が往来を見下ろしていた。
窓には、ぼろぼろになったビニールの日覆いがついていた。

余命8ヶ月、良くはないが、まあ嘆くほど悪くもなし、と。

先頭 表紙

りゃん吉さん>おひさしぶりですっ! いやー、仕事もね、本当はそんなに忙しくなくてのんびりしているんですが。でもミスが多いってどういうことなんだ……なんて。強烈?なタイトルについてはいずれ詳しく。 / みなみ ( 2004-07-08 00:10 )
やってもやってもかえってダメになるときってありますよ。視点を変えることができると乗り越えられるとわかっていてもできないときはできないものです。そんなときは初心に戻るというか、コツコツとまた積み上げるしかなかったりします。ただそのとき、さっきはこっちからでダメだったので、今度はこっちからやってみようとか、いろんな角度から見直す、みたいなことを重ねたらいいかと思います。私の拙い経験ですが、そんなふうにトンネルのなかをもがいていると、フト、光が射してくることがあったりします。自分を追い詰めないように。 / 須木成 ( 2004-07-08 00:07 )
えとうさん>それは変です。 / みなみ ( 2004-07-08 00:06 )
みなみさん、余命8ヶ月のタイトルが強烈ですね。久しぶりにログインしました。お仕事・・少し肩の力抜いてファイトしてください。 / りゃん吉 ( 2004-07-07 20:20 )
おれは昔目覚まし鳴ってるのに、ねぼけてCDプレーヤーの電源を必死こいてON、OFFして、全然音止まらんから全力でCDプレーヤー殴ってましたよ。もう、止めるには壊すしかない、と。目覚めて、すごい恥ずかしい。 / えとう ( 2004-07-07 00:37 )

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