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みなみの「さぼのーと」

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★からだ内観日記(パーソナルトレーニングの記録)★

★お買い物ブログ 「こんなものを買った」

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2004-06-27 えとうさんへ
2004-06-24 がっかり……
2004-06-24 続投っつうか延命っつうか
2004-06-21 写真でぬりえ♪
2004-06-20 映画『MUSA−武士−』
2004-06-20 映画『21g』
2004-06-15 Yさんの思い出 (その1)
2004-06-15 Yさんの思い出 (その2)
2004-06-15 まずい高野豆腐
2004-06-08 今月のヘタレ君 【オーランド・ブルーム/『トロイ』 パリス役】


2004-06-27 えとうさんへ

私信です。

というわけで(ひとつ下の日記のつっこみ返し参照)、勝手にひまじん管理組合に問い合わせしてしまいましたよ。そしてすぐにお返事をいただきました。管理組合ではえとうさんの日記は削除していないということです。ということは、誰かが日記のヘッドラインに載っていたIDとパスを使って削除したんじゃないですかね。そうだったら、仕方のないことではありますね。とはいえわたしはえとうさんの日記がなくなってしまって本当に淋しいです。

以上です。もし余計なお世話と感じられたら、すみませんでした。万一この記事を見ていたら、内容はなんでも構いませんので、つっこみを入れてもらえると嬉しいです。

先頭 表紙

えとうさん>あ、どうもです。いや、迷惑じゃければよかったです。 / みなみ ( 2004-06-27 15:29 )
こんちゃす。えとうです。いや、なんかありがとうございます。色々と。長くなりそうなんで掲示板に書き込みしときます。 / えとう ( 2004-06-27 14:45 )
なんかもう、えとうさんの日記でIDとパスが公開されているのにすっかり慣れ切っていたので、それを誰かが本当に使うかもっていうことにはまるで思いが至りませんでしたよ、ワタシ。 / みなみ ( 2004-06-27 12:52 )

2004-06-24 がっかり……


今年、ひたちなかのフェスにバンプ出ないよ……
ショック……(それでも毎年楽しみにしているイベントだから必ず行くけどさ)
セットストックやラッシュボールは遠いよ……

イラストはジンモくんぬりえ・モノクロ部分公開第2弾
服のチェック模様が細かくてつらい……
果たして完成させられるか?

先頭 表紙

理由を知りたいのも山々ですが、それ以上にえとうさんの日記がなくなってしまいわたしの日々の楽しみは確実にひとつ減りました。どうしたらいいんだよ。悲しい。 / みなみ ( 2004-06-27 01:57 )
さらに追伸。「当サイト及び第三者の著作権、肖像権、特許権、意匠権、商標権、工業所有権その他の権利を侵害する行為」への該当でしょうか。 / みなみ ( 2004-06-27 01:57 )
ああ、いま約款を確認してきました。えとうさんのページは、「3 ユーザは、ID又はパスワードを第三者に利用させてはいけません。」という条項に違反しているのかな。しかし、それは「第8条(無催告削除)」の対象にはなっていない気がします。やっぱりよくわかんないので、管理組合に問い合わせてみます。ひまじんネットを利用する以上、自分にも関係のあることですので。 / みなみ ( 2004-06-27 01:22 )
えとうさん>見てますか? 本当に日記削除されていますね。理由がまったく理解ができないので、管理組合に問い合せてみます。迷惑かもしれませんが、本当にわたしにとっては削除の理由がわからないので……。あと、すみませんがよければえとうさんのHPのアドレス教えてください。アドレス控えていなかったので。わたしはえとうさんのファンなので、日記がなくなってこれっきりだととても淋しいのです。 / みなみ ( 2004-06-27 01:07 )
今回はマジでなんかしらないっすけど、日記削除されちゃいました。もうひまじん日記を使うことはないでしょう。では、さようならっす。 / えとう ( 2004-06-27 00:29 )
ちょっと似てない……(泣) / みなみ ( 2004-06-25 01:00 )

2004-06-24 続投っつうか延命っつうか

近況報告です。はい。(パティ、見てるかな〜?)

今の仕事の派遣契約が6月末で切れることになっていた。
そもそもわたしは、昨年7月の人事異動の際に
正社員の欠員ができたポストを埋めるために採用された。
それが、今度の7月1日付でふたたび人事異動があり、
正社員が配属になるので、わたしの契約更新はなく、クビになる予定だった。
内々示という形でそれを知らされたのが5月の末。

それがいきなり撤回され、契約更新してほしいと言われたのが昨日から今日にかけて。
(今月頑張って有給消化しまくっちゃったのにー)
今日は正社員の異動発表。
上司たちの話を聞きかじるに、人事は相当紛糾していたらしい。
新入社員の配属はまだ決まらないらしいので、「紛糾している」というべきか。
あちこちの部署との兼ね合いもあるだろうし、つくづく、人事って大変なんだなと思った。
わたしの件に関しても、人事課の決定に、担当の上司たちがずいぶん困惑していた。
そして、いろいろととても気を使って下さった。それは本当に有難いことだと思う。

来年3月まで、当面の職をなんとか確保できて、
非常に安心、安堵。
といいたいところなのだが、
が、
同時に、なんだかちょっと複雑な気持ちである。

派遣の仕事は、正直なところ、長く続けるものじゃない。
立場上、任される仕事に制限はあるし、発展性もない。
今回のように、雇用先の都合でいいように振り回される。
雇用と収入が不安定だというのは、当初思っていた以上に厳しい。
長く続けるものではないと思っている以上、
本当だったらこのへんで潔く辞めて、正社員の仕事に転職するべきなのだ。
でもわたしはそれをしなかった。
だから、ただ単純に「契約更新できてよかった」とは思えない。
問題を先送りにしただけだから。

でもまあ、今回のことで自分の生活を見直すきっかけができた。
3月まで、今まで通りの意識で生活してはいけないと思う。
この延命期間中に、いろんな意味でもう少し自立しなくては。
貯金もちゃんとしよう。

そんな感じです。

先頭 表紙

★ちゃん>いやーん、レディに年齢をきくものじゃなくてよ☆ なんつって。たまにプロフ調子悪いです。 / みなみ ( 2004-06-28 22:48 )
みなみさんていくつでしたっけ?と思ってプロフクリックしても、見られない(涙)マックはこれだから!!(涙 / ( 2004-06-27 21:41 )
なおさん>ハァ……わたしもナマケモノでねぇ……就職活動してないし……。しかしぼーっと日々生活するのはつらいので気合を入れてとりあえず3月末を一区切りの目標にして頑張ってみようかと……。転職は30前かぁ……やっぱりそうなんだよね。そろそろ迫ってきたよ。さあどうすべか……。 / みなみ ( 2004-06-25 23:42 )
似たような状況で砂(笑)いやーどうしよっかな(遠い目・・ とりあえず今は色々と勉強&仕事探し研究することにしました。と、思っているのだが、なかなか・・・ナマケモノなアタイ。ちなみに転職は30歳になる前にしたほうがよいです。アタシやばいじゃんね〜(汗 / なお@精神的に疲れ気味 ( 2004-06-25 14:54 )
ビッケさん>あー、わかる! わたしも以前、社員2人+バイト1人という、前線基地のような営業所に勤めていたから。その分、付き合いは深くなるけれど、確かに逃げ場はなかったかも。3人に比べれば、数十人はまだ良いよ〜(笑) なんてことはさておき、人数多い企業で異動もそれなりにあるというのは、やっぱりいいよね。 しかしその前にわたしはまず安定した職場が欲しい……(苦笑) / みなみ ( 2004-06-25 00:59 )
紛糾する人事異動も嫌だけどウチの会社みたいに規模が小さいとすっと同じ人間関係が続くのはもっと嫌だ(ToT)。社員数ン千人の会社から数十人の中小企業に転職して人間関係の逃げ場が全く無い事に気が付いて愕然とした事があったよ。どうにもならないって分かってるんだけどどうにかならないかな〜。 / ビッケ ( 2004-06-25 00:28 )

2004-06-21 写真でぬりえ♪


ふと思い立ち、写真からイラストをおこしてみました
輪郭をトレースして色をぬりぬり。
写真をなぞっていくうちにリアル風な絵が出来上がっていく! 超楽しい〜♪
いやいや、本気で面白いですこれ。
何でも描けそう。

というわけでわたしの愛するヘタレ将軍をモノクロにて部分公開
本公開はいつの日かオモリ隊HPにて♪

先頭 表紙

須木成さん>いつも温かいコメントありがとうございます。きゃ〜。あの日記を読んで下さったのですね。書いていて、ちょっとカッコつけかしら、なんて思いましたが、現実にそういうキラキラな瞬間ってあるんですよね。たまにですが。解説、逐一して差し上げたいです(笑)。うるさいですよきっと。 / みなみ ( 2004-06-24 23:28 )
みなみ隊長の愛のオモリ日記、拝見させていただきましたぁ。「目に見えないヘラでかきまぜられて、そのキラキラの層が表に出て」というくだり、みなみさんの感受性の豊かさとその在り処を垣間見させていただいた気がします。今度みなみさんの解説付で、この映画を観てみたい気分です(笑) / 須木成 ( 2004-06-21 23:07 )

2004-06-20 映画『MUSA−武士−』

17日、汐留スペースFSにて、試写会。

4回目のスクリーン鑑賞と相成りました。
同じ映画を何度も観ることの面白さを、『MUSA』で初めて知った。
観るたびに新しい発見があるし、愛着も深くなる。
印象的なシーンもそのたびに違ったりして面白い。
濃い『MUSA』ファンの集まるJUNG WOO SUNG ALLIANCE にお邪魔したおかげで
ひとつの映画に対して、こういう遊び方や楽しみ方もあるんだ、ってこともたくさん知った。

再確認しましたよもう。やっぱりわたしはこの映画が大好きなんだなあと。
8月6日DVD発売なので、みんな観てね。
作り手の愛情が感じられる映画だと思います。
何といっても、キャラクターの一人一人にちゃんと血が通った感じがする。

でも、ネット上で見る限り、「良くなかった」という人もいるみたい。
そういう人は、戦闘シーンが長くて冗長だからというのを理由のひとつに
挙げている場合が多いもよう。
実は、わたしも最初は「ちょっと戦闘シーン長い……」と思った。
が、こうして3度、4度と観て、目が慣れて
ひとつひとつの戦闘の細部までじっくり注意できるようになってくると、
冗長さは感じなくなった。
一見、戦闘のたびに同じようなチャンバラが繰り返されているように見えるけど、
実はそうでもない。
スローモーションの多用も最初はワンパターンに思えたものの
慣れてくるとねえ、不思議と全然気にならないんですねえ、それがまた(笑)
まあ、ヨソルの槍がカメラの画角におさまりきっていない感はあるんだが。
あれだけ長いとね。

「こ、これはどうなのよ……」っていうつっこみどころもないわけじゃないんだけど
愛があれば気にならなくなってゆくものですな……
ラストの展開や、最後の主題歌なんて初回はかなりずっこけたのだが、
最近はまったく問題ナッシングですよ……



追記;

オモリ日記も更新しましたので、お暇な方はご覧ください.
チェ将軍オモリ隊詰め所TOPみなみ隊長の愛のオモリ日記『MUSA』DVD発売記念試写会

先頭 表紙

2004-06-20 映画『21g』

17日、丸の内ルーブルにて。平日の昼からけいこさんと映画のハシゴ♪

「人は、命を失う瞬間、21グラム体重が軽くなる」という説があり、
この風変わりなタイトルは、それに由来するそうな。

黒いバックに、赤い心臓のイラスト。そこに縦長の白い文字で、”21g”。
チケットのデザイン、シンプルでピリッとしていて好き。

******

さてさて。
まず、心臓移植を待つ病人の役の、ショーン・ペンに驚く。
この前の『ミスティック・リバー』じゃ、筋肉ムキムキだったのに!
何キロウェイト落としたんだ……。

(以下、具体的なネタバレはありませんが、これから見る人は読まない方がいいかも……)

この『21g』のストーリーの進行は、時間軸に沿っていない。
シーンのひとつひとつは、バラバラになったジグソーパズルのピースみたいに断片的。
時間軸も、容赦なく前後する。
だから、自分が見ている映画がいったいどんなモノなのか、途中まで皆目見当がつかなかった。
「これ誰? このシーン何? 全然わかんないよ〜(T△T)
観てるうちにちゃんとストーリーわかるようになるのかなあ?」
とっても不安だった。

しかし、ストーリーが進むにつれてジグソーのピースが組みあがってゆくように、
あるいは、縺れていた糸がほどけていくように、だんだん全体像が見えてくる。
この匙加減はすごい。
映画を製作する人たちは、どうやって、フィルムに対する第3者的な(=観客としての)
視点をなくさないようにしているんだろう。
この、時間軸を前後させるやりかたは、先に『メメント』の存在を知らなかったら
もっとインパクトがあったかも。

※『メメント』……直前の10分間のことしか記憶を保持できない男が主人公のサスペンス映画。
時間軸をどんどんさかのぼっていくという画期的な構成をとっている。
低予算ながらうまいこと作ってある。アイディア大賞だね。


構成が凝っている上、
登場人物たちは、絶望的なまでにヘヴィで複雑な感情を抱いていて、
さらには、ラスト近くで話が急展開する。
一度観ただけでは、とてもじゃないけど各登場人物の心の動きを追いきれない。
派手な映画ではないけれど、情報量は多いねえ。

印象的なキャラクターは、ベニチオ・デル・トロ演じる前科者のジャック。
(デルトロ好き〜♪ っていうのもあるんだけど……。)
かつて無神論者だった彼は、更正して信心深くなり、
神を信じればよりよい生活が送れると強く信じている。
でも、ジャックはひき逃げして人の命を奪ってしまう。
そのことによって、信じていた神に裏切られたと感じ、
精神的なよりどころを失って奈落へ落ちてしまう。
自分の中の芯と呼べるものを失って、そこにはからっぽの自分しかなくて、
ひどく絶望している。どうしたらいいのかわからない。たぶんそんな感じ。
ジャックほど深刻ではないにしろ、そういう感覚は他人事じゃない。
だから余計に気になった。

先頭 表紙

2004-06-15 Yさんの思い出 (その1)

ここ数日、日記を書く気も起きなかった。
でも、たとえ愚痴であっても、書くだけ書いてみると、
そのことによって自分自身が刺激を受けるのがわかる。
不思議なものだ。

というわけで、
「生活への関心というのは、人が人として生きる力そのものだと思う」
という言葉で、思い出したこと。

******

以前からわたしの日記を読んでくれている人の中には、覚えている人もいるかもしれない。
2年前のお正月に、ホームレスみたいな格好をした見知らぬおじさん(Yさん)の家に遊びに行き、
ピカソやシャガールの絵を見せてもらった話
を。

あの日記を書いた当時、匿名とはいえ、
他人の生活について、見聞きし、感じたことをネットに書くことには抵抗があった。
でもまあ、あれから2年経ったことだし、その後、Yさんとも連絡を取っていない。
書いてしまおう、と思う。

******

Yさんの家には、生活感というものが、まったくなかった。
Yさんは一人暮しで、すべての家事はお手伝いさんに頼んでいた。
彼は本当に、自分の家の台所のことを、何にも知らなかった。
もちろん、おしるこの作り方も。
だから、Yさんと、わたしと、友達と、3人であずきの缶詰とお餅を探し、
わたしと友達が、おしるこを作った。

Yさんは、中学卒業後、預金5000円の生活から身をおこし、
病院、チェーンの居酒屋、カラオケボックスなどの経営をする資産家になった。
夢中で働いたのだろう。
私生活を犠牲にするという意識もなく、きっと仕事が楽しかったのだろうなと思う。
そうでなくして、そんなに成功してお金持ちになれるものだろうか。

でもある日突然、Yさんは、奥さんに離婚を切り出された。
それまで彼女がそんなことを考えていたなんて全然知らなかった、本当に突然だったと、
Yさんは言った。
Yさんの娘さん達は、医学部を出て医師をしているという。
今どちらにいらっしゃるんですか、と聞くと、
近くに住んでいるはずだけれど、それがどこかは知らない、とYさんは答えた。

(つづく)

先頭 表紙

2004-06-15 Yさんの思い出 (その2)

(つづき)

Yさんに、家の中を案内してもらった。

例の高価な絵画は、白い布で覆われて、壁にかけられていた。
一つのフロアの角、ちょうど壁と壁が90度に交わるところに、
ピカソと、シャガールと、ルノワールが、額と額を触れあわさんばかりに
ぎゅうぎゅうとしてかかっていた。
絵が好きなんですか、と、わたしはYさんに聞いたけど、答えは聞く前からわかっていた。
絵なんか一枚も持っていないわたしだって、知ってる。
絵は、周囲の壁や空間とのバランスを考えてかけなくてはいけない。
その魅力を最大限に引き出せるように、
部屋の雰囲気や採光などもすべてトータルで考え合わせたうえで、配置するものだ。
第一、畳みたいにでかくて、それぞれ作風がまったく違う、
しかも、1枚1枚で十分インパクトのある3枚の絵を、
こんな風にかけたら台無しだ。
それは知識とか常識の問題ではなくて、絵に少しでも興味があれば、
それこそ呼吸をするように、無意識に、自然に気をつけることのはず。
(ちなみに、もう1枚のシャガールは別の部屋にあった)

最後に、Yさんの書斎、彼の机の上に張ってあった手書きの標語がわたしを打ちのめした。
Yさんの身の上話を聞き、Yさんの家の中を見せてもらった後だったので
その標語はおそろしくリアリティがあった。
「人は裏切るが、仕事は裏切らない」

お正月だというのに、Yさんはその家で、ひとりで過ごすのだ。
公園で会った、見知らぬねえちゃんたちを家に上げて、
暗くなるまで、テレビをみながらお喋りをするくらいなのだ。
そのうえお年玉までくれたりするのだ。(……もらってしまった)

暗くなったのでもう帰ります、と言ってわたしたちが帰ったあと
Yさんは淋しくなかっただろうか。

衣食住、それから家族。
そういうものに気を配るのはとても大切なことだと思った。

先頭 表紙

地元のAちゃん>あんたは家族同然じゃ。ちょうど来週あたり帰りたいと思ってたところ……。みんなと遊びたいよー。4人でアホ騒ぎしたいよー。というかもう本格的にそっちに帰ろうかと考えている。今度相談に乗ってくれ。 / みなみ ( 2004-06-20 00:59 )
呑山さん>村上春樹の小説に、主人公が仕事で訪れた家の主婦が、彼女の娘のものと思われる部屋に主人公を案内して「この部屋の主をどう思う? 部屋を見ればその女のことはだいたいわかるよ」というような台詞を言う話があります。それがなんだか妙に印象深かったです……。 / みなみ ( 2004-06-20 00:57 )
しりとりあやこさん>いやほんと、狐につままれたようでした。仕事やお金も大切だけど、そのせいで家族がバラバラになったら本末転倒な気がします。  そのお友達の言うこと、その通りだと思います。そこまでしっかり意識しているなんて、すごく大人ですね。 / みなみ ( 2004-06-20 00:52 )
えとうさん>そんなにおばはん扱いしないでくだちい。 / みなみ ( 2004-06-20 00:50 )
家族ではないけど一言。「たまには帰ってこいや。久○ちゃんと利○ちゃんも呼んでまた4人で遊ばんか?」たまには貴女とお話がしたいのですw / 地元のAちゃんより ( 2004-06-19 23:46 )
その人のいるその場所は、その人にとって何なのでしょうか? ただ、寝起きするのに便利な場所なのか、かけがえの無い家なのか 他人には分からないことなのでしょうけど、自分の家を模索している私には考える部分が多い話です。 / 呑山涼禅 ( 2004-06-17 18:35 )
う〜ん。結局お金よりも大事なことがあるって事かな・・・。狐にでもつままれたような体験ですね。昔友達に「家は最後に帰るところやから綺麗に大好きにしとかんと帰るのが嫌になる。帰るところが嫌いやとちゃんと生活がおくれへん」と言われたのを思い出しました。 / しりとりあやこ ( 2004-06-15 08:23 )
正直うらやましいっす。めちゃくちゃいい体験やないすか。俺もこういう体験してみたいっす。生活に活力をもたらすアドバイスでもしようかと思いましたが、よくよく考えれば自分より年上の人間にそんなもんしてもな、と思ったんでやめときます。 / えとう ( 2004-06-15 02:55 )

2004-06-15 まずい高野豆腐

本棚の奥を漁っていたら、社会人1年目の時の手帳が出てきた.
仕事とプライベートについて、ほぼ毎日、その日にあった出来事が簡単にメモしてあった.
土日は必ずといっていいくらいどこかへ出かけ、誰かに会っている.
週末だけでなく、平日にも友達と会ったり、連絡を取ったりしていた.
しょっちゅう泊りがけでも遊んでいる.
そのことに驚いた.

今のわたしは、せいぜい月に2度くらいしか友達に会わない.
土日の両方に用事を入れることも滅多にない.
休日はほとんど家に閉じ篭っている.
それも、本当に何もせず寝ているだけ...
前々から予定していた用事のために外出することでさえひどく億劫で、
家を出るのが苦痛でたまらないこともある.
そのために友達との約束を当日キャンセルしたことさえある.
(かといって家にいれば楽なのかというとそうでもない.家に篭るのもまた空しくて苦痛だ)

もともと向上心・やる気とはあまり縁のないわたしだが、ここ最近の無気力はひどい.
手帳をつけていたころは、家計簿もつけていたけれど
今のわたしは自分の生活にはほとんど無関心に近い.
何を食べたとか、何をいくらで買ったとか、身の回りを綺麗にしようとか、
そういうことに対して関心がわかない.
関心を持とうという気持ちは少しだけはあるものの、
それは興味よりも、危機感に根ざしている.
生活への関心は、人が人として生きる力そのものだと思う.
生活への関心をなくしてしまったら、冗談ではなく、ヤバい気がする.

職場ではまともに仕事をしていると思うけど、ただそれだけ.
私生活では、やるべきことをピックアップすることさえできない.
焦る気持ちはあるが、実際的な計画や手段には結びつかない.

今月末で仕事がなくなるので、そのせいで気分もちょっと梅雨なだけだと思っていたけれど
本当にそうなのか、手帳を見たら自信がなくなってきた.

今の自分を何かに形容するとしたら、「まずい高野豆腐」だ.
スカスカしているばかりで、絞っても何も出てこない.
年々、「生きる力」がなくなってきているような気がして、恐怖を感じる.
……タフになってきている部分もあると思うけど.

と、愚痴ばかり言っていてもしょうがないので
自分を元気づけるための具体案を挙げて、それを実行して、
自分で自分にテコ入れしていかないといけない.
新しい刺激を取り入れなければ、何も活性化しない.

うん、がんばるしかないしね...がんばろ...0(^―^)0  (←白々しい顔文字☆)

先頭 表紙

須木成さん>そーなんですよね、意識して環境を変える必要があるなとちょっと思ってます。なんかもう年々、感受性が硬化してきているというか、日々に対するモチベーションの平均値が下がってきているというか。刺激が必要かなあ、と。 / みなみ ( 2004-06-20 01:03 )
ちゃあ>おー、つっこみありがと。元気かなー? って思ってたよ。M君から仕事の話も聞いてたし……。ついに臨月だね!    美味しい高野豆腐……うん、がんばる……。 / みなみ ( 2004-06-20 01:00 )
そういうときもありまっせ。そんなときは、ドーンと思い切り浸りきってみるもよろし。渇いたお豆腐は、環境が変わると、大量の水分を吸うことになりまっせ♪ / 須木成 ( 2004-06-17 21:25 )
私は高野豆腐すきよー。ちゃんと料理すれば、味が染み込んでおいしいじゃない?というわけで美味しい高野豆腐になるべく頑張れ! / 臨月のちゃあ。 ( 2004-06-17 16:29 )

2004-06-08 今月のヘタレ君 【オーランド・ブルーム/『トロイ』 パリス役】

みなさま、こんにちは。

映画に登場するダメな男をこよなく愛する会、その名も【ヘタレ愛好会】へようこそ☆
強くてカッコよくて優しくて……そんなパーフェクトなヒーローよりも
こいつ、ダメじゃん と思わずつっこみたくなるような脇役男性に
ついつい心奪われてしまう、物好きなアナタの入会を心よりお待ちしています☆(うそ)

******

今月のヘタレ君 【オーランド・ブルーム/『トロイ』 パリス役】
・総合ヘタレ評価★★★☆☆

オーランド・ブルーム、この人は本当にやさしいんだよね、雰囲気が。
画面にちらっと登場した瞬間、彼のまとう柔和な空気に、ほにゃららと身体から力が
抜けそうになった。案外、彼は和み系なのかもしれん。
今回は、周囲から甘やかされて育っていそうなバカ王子の役ということで、
ブルームの持つ品の良さ、人畜無害な雰囲気がうまく役とマッチしていた。

ブルームの役は、父(トロイ王)と兄(へクトル王子)が苦労して築いたギリシャとの和平を
恋という名の無思慮によってブチ壊す、アホ王子・パリス。
パリスがギリシャの王妃ヘレンと恋に落ち、彼女をトロイへ連れ帰ったことが
きっかけとなり、ギリシャとトロイは開戦に至る。
ここでパリス君は、
「アンタ、自分のやったことの意味全然わかってないでしょ!」
と、思わずこちらがつっこみたくなるような能天気ぶりを発揮する。いいぞヘタレ!

実際に戦争が始まった以上、侵攻の口実を探していたギリシャにとっては
ヘレンを連れ去られたということは戦いの大義名分でしかない。
開戦に至るきっかけが何であれ、戦争の原因は、あくまで国益の問題であって
それは、攻め込まれたトロイにとっても同じこと。
だが、パリス君は勘違いしている。
「戦争になったのは自分のせい」だとか、「愛の戦争」だとか抜かしやがる。
その明らかにズレた様が痛くてステキ。
周囲を省みず、自分に酔うロマンティストぶり! いいぞヘタレ!

ヘレンに対しては、「ここから逃げて、鹿や兎を獲って暮そう」なーんて
現実味のまったくない提案をしてみるパリス君。
うーん、ダメドリーマー☆
自分の実力の程を知らず、ギリシャの王と決闘したのも、
その甘さとナルシシズムゆえか。
いざ決闘となれば、予想を上回るヘタレっぷり。
一応頑張ってはみるものの、地面をはいつくばって逃げまわり
しまいにはお兄ちゃんの足にしがみついて助けを乞う始末。
その情けなさは素晴らしい。

ただ欲を言えば、パリスの目には犬っぽさが足りなかった。
(王族の役にそういうモノを求めるのがそもそも間違っているかもしれないが、
ヘタレキャラには犬っぽさが必須である)
また、映画のラスト近くで、パリスが
「木馬(←もちろん敵兵が入っているのだ)を焼きましょう」と父王に進言したり
主人公アキレスを弓で倒したりするエピソードは、
「パリス=単なるヘタレ」の図式を安易に覆そうとする意図が見えたような気がして
ヘタレ愛好家としては興が醒めた。

余談になるが、オーランド・ブルームという俳優には、わたしはいまいちパンチを感じない。
けれども、ふと思った。
もしかしたら、そのパンチの無さこそが、彼の持ち味なのではなかろうか?
いや、パンチの無さを、自ら演出しているということだって、あり得る。
そう思ったら、ちょっと興味が湧いてきた。
彼の芸幅が気になる。

先頭 表紙

須木成さん>「へたれ好きの自己を見事に客体化」……と言われると、なんだかすごいことをしているような気分になりますね。ちょっとアカデミックな雰囲気〜(笑) ところで人生山あり谷ありは良いのですが、わたしの人生は谷ばかりになりそうで恐怖です。現実のヘタレはなんとかしたい……。 / みなみ ( 2004-06-15 01:21 )
Rさん>確かにあの王族っぽさと、軟弱さ、似合ってました。それにしても、木馬をウキウキで迎え入れるオーリー・パリス!! ああ、想像するだに最高……。思わず笑っちゃいました。アキレスの踵は原作通りなんですね。(原作はおろか神話も知らないわたし……勉強せねば)  職場の同僚が、やはりトロイを観たというので感想を聞いたところ、「オーランド・ブルームは役が悪い」とのお言葉。いや、それが良いのに!!(笑) /重複したつっこみはご要望通り消しておきました〜。 / みなみ ( 2004-06-15 01:19 )
う〜ん、みなみさん、なんかついにというか、もうとうにそうなんでしょうが、へたれ好きの自己を見事に客体化されたように感じました♪ あっぱれ! きっと山あり谷ありの人生にならざるを得ないのかもしれませんが、その志や、尊し! 幸多かれと願う、不肖須木成でした。 / 須木成 ( 2004-06-09 00:15 )
キャスティングされた時点では、彼の出演作といえば指輪物語しかなかったはずですが、彼にこの役を振った製作陣の慧眼には驚きます。パリスがアキレスの踵を射るのは原作通りだったと思いますが、確かに違和感が……。木馬だって、本来なら誰よりもウキウキで迎え入れそうな感じなのに。それはともかく、メネラウスとの決闘シーンは素晴らしかったですね。あの腰の引けっぷりといい、眼を瞑ったまま剣を振り回してそうな感じといい、最高。 / R ( 2004-06-08 22:18 )

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