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みなみの「さぼのーと」

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★からだ内観日記(パーソナルトレーニングの記録)★

★お買い物ブログ 「こんなものを買った」

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2004-05-28 ヨン様ブーム
2004-05-27 お台場にて目撃さる
2004-05-24 江川達也 『家畜人ヤプー』
2004-05-21 ROCK IN JAPAN FES 2004 出演アーティスト
2004-05-18 ひとり事
2004-05-18 『キル・ビル vol.2』 「ひげ太夫」
2004-05-13 偏見
2004-05-12 ジョニー・デップ・オールナイト(その3) 『スリーピー・ホロウ』 『パイレーツ・オブ・カリビアン』
2004-05-10 ジョニー・デップ・オールナイト(その2) 『フェイク』
2004-05-10 ジョニー・デップ・オールナイト(その1) 『ギルバート・グレイプ』


2004-05-28 ヨン様ブーム

世間の例に漏れず、わたしの職場にも来ています。
ヨン様ブームが。(<わたしはルーさんに倣ってヨンヨンと呼んでいる)

ウチでは毎朝、祖母がラジオを流しています。
自然、わたしも朝食を食べながらなんとなくそれを聞いているのですが
今朝のラジオ番組のテーマは「男性はヨン様ブームをどう思っているのか」でした。
街角でお父さんたちにインタビューしたようで、中年男性のボイスコメントがいくつか流れました。
「バカバカしい」
「様なんかつけちゃって」
「どこがいいんだ」
「そんなにカッコいいとは思えない」
みたいなコメントがほとんどでした。

今日、職場で、Sさん(女性)、Hさん(女性)、Y(男性)さんの3人が
何か盛りあがってるな〜、と思ったら、冬ソナやヨンヨンの話題でした。
「ヨン様いいですよ〜♪ ステキ〜♪」と力説するSさんに対して
「えー、そう? どこが〜? そんなにカッコいいかあ?」と否定するYさん。
はっ……Yさんの反応、今朝のラジオのお父さんたちとまったく同じ!!(笑)
そういえば、同じく職場の、別のSさんも
「ぺ! ぺ!」とかいって、ヨンヨンファンの上司(女性)をよくからかってるなあ……

なぜ男性はヨン様ブームが気に食わないのでしょう?
(なんかわかる気もするけど……笑)
裕木奈江が女性に不人気だったようなもの?

あ、ワタシですか?
わたしは、冬ソナ、昨日初めてDVDで観た。20分くらいだけだけど。
めちゃくちゃ新鮮でした。
屋外のシーンなんて、ライティングが全然凝ってなくって、映像の質感がまるで旅番組みたい!
テレビカメラの影が平気で画面に入ったりするし!
韓国のテレビドラマの撮影ってめちゃくちゃハードで、
昼に撮影したフィルムを、その日のうちに編集して放映したりするらしいですが
そういう事情がドラマのうちに垣間見えたような気がしました……
それはさておき、萩原聖人の吹替最悪〜。棒読みやん……。
田中美里は上手いと思いますた


あっ、すいません、ヨンヨンの話だったね
わたし眼鏡くん好きだけど、ヨンヨンにはいまいちピピピと来ないのですよ
「ちょっと、顔むくんでない?」って思っちゃうし
(実際、そう思った直後にヨンヨン倒れて入院したけど)
でも『スキャンダル』は観たいです

先頭 表紙

えもりん>確かにそのワードはかなり危険につき、発言する時は周囲に気をつけて(笑) うつりのいい写真のヨンヨンは結構好みだったりしてワタシ……。 / みなみ ( 2004-06-08 19:51 )
登夢さん>ええ、それはもう。完全同意っす(笑)。 / みなみ ( 2004-06-08 19:49 )
まるるん。さん>あ、やっぱり特別枠!!(笑) / みなみ ( 2004-06-08 19:48 )
みずの兄ぃ>確かにヨンヨンもNHKが一生懸命盛りたててたねー。けど、しかけられて、実際にそれがブームになるってことは、ブームとして成立するだけの要因が必ずあるはず。そう思うと、ブームも社会のなんらかを写す鏡かもしれない……。 / みなみ ( 2004-06-08 19:47 )
ゆこさん>かゆい、に笑った(笑) そうそう、あの茶髪はちょっとうそくさいよね。 / みなみ ( 2004-06-08 19:44 )
ペ・ヨンジュンって・・・映し方によってかなりブ(危険につき省略)になるよなぁ・・・(ひとりごと) / えもり@未ログイン ( 2004-05-31 12:25 )
やっぱりヨン様よりバカ殿だよね〜♪ / 登夢 ( 2004-05-31 02:45 )
「様」はダンナにもつけないわよっ!でも、王子様はいいの特別枠だから・・・むふふ(笑)  / まるるん。 ( 2004-05-29 11:13 )
ぺさんのブームはな、仕掛けられてるのが見え見えだからむかつくってのはあるな。裕木奈江バッシングもそうだったと推測するけど。どんな商売も競争だから仕方がないんだろうけどね。 / みずのさん ( 2004-05-29 03:26 )
私もヨン様微妙ー(-_-)冬ソナみてないけど、よく流れるあのキスシーン、うそくさい茶髪とめがねの取り合わせが好きじゃないんよね。。。カラオケボックスでラブソング歌ったときにながれる映像くさい。。(笑)かっこよくないとは思わないけど、かっこいい!と感動もしないなぁ。。。ううむ、興味の度合いをたとえて言えば、・・・かゆい。(-_-) / ゆこまる ( 2004-05-29 01:20 )
まるるん。さん>あーっ! 王子様とヨンヨン、言われてみれば似てるっ!! ……ところで王子「様」はいいの? やっぱり別格?(^−^) / みなみ ( 2004-05-29 01:06 )
冬ソナのヨンちゃんに限って好きよん♪でも「様」は付けません ベッカムやらなんやら君らは殿様かといつもつっこんでたから これちっちゃなポリシーね(笑) 冬ソナ ヨンちゃんってば10年ほど前の私の王子様にそっくりなんだもん♪(思い込みって素敵なことよね〜(^・^)) / まるるん。 ( 2004-05-29 00:45 )
電ボツチ>奥様が香港スターのファンという男の人、器が広くてめちゃくちゃカッコよくなかった?(笑)    「ぺ様」は……変だから却下なんだと思われ(笑)。 っていうかヨン様の方が可愛くって良いじゃないの。それよりヨンヨンの方がなお可愛くて、わたしはそっちがお気に入りですが。 / みなみ ( 2004-05-28 23:26 )
実はワシもそのラジオ番組を聴いていたのだけど(笑)、ワシの疑問は「名前がペ・ヨンジュンなのに、なぜ『ペ様』じゃないのか」という素朴なものでございます。 / 電ボ屋 ( 2004-05-28 23:06 )

2004-05-27 お台場にて目撃さる

今週の月曜日
出勤したわたしに向かって開口一番、上司Iさん(29歳)が
「みなみさん、昨日、お台場にいなかった?」

ひぃぃぃ! いました! 一日中徘徊していました!
他人から一方的に、それも休日に、職場の人に目撃されるってやだなあ……
あり得ねえ……。

おそらくIさんは彼女と一緒にいたであろうと思われるのですが
それを目撃できなかったことがくやしいです。
くそー。
お昼休みの食事のおかずに最高だったのに……

先頭 表紙

☆えむ☆さん>うわー、それやだね。でかい声で暴露って。    見つけたならその場で声かけてよ、って思わない? かけられたらかけられたで、ほっといてくれよって思うかもしれないけど(笑) / みなみ ( 2004-05-28 23:23 )
ざきこさん>また楽器は大きくて目立ちそうですねえ……。   高校生の頃、パソ通仲間数人とコミケへ行ったところ、そのうちの男性が「し、職場の人がいた!!」とうめいていました。10年経って、その気持ちが少しわかったような気がしました。 / みなみ ( 2004-05-28 23:21 )
ぷり長>なにが出てたんだろう……ぷり長の後姿。背中に「封」とか書かれないように気をつけてください。<いつぞやの2ちゃんねる・ラブホ怖い話より / みなみ ( 2004-05-28 23:18 )
えとうさん>ベルばらパチンコ! 革命前夜リーチ!!!(爆笑) あーあ、女性客を開拓しようという業界の意図見え見えだけど気になります。でもギャンブルがダメで、金がかかると萎えるタイプなんですが私。/浮いた話? 聞きたいですか? 「みなみに俺の子供ができたから子供の命名辞典買ってこなくちゃ」などとわたしの知らないところで男友達(もちろん特別な関係などあろうはずもない)にのたまわれた話とか? そういうのならないこともないですよ?(大笑) ていうかちょっとは浮かせてくれって感じの人生ざんす。 / みなみ ( 2004-05-28 23:16 )
昔、伊勢丹で彼氏(=現夫)と歩いているところを会社の上司に見られてたらしく、次の日の飲み会でデカい声で暴露されたよ・・。しかもちょうど婚約指輪を選んでいる時だったから結婚のことまでそのままバレてしまったという・・。別に隠してたわけじゃないんだけど、東京も狭いなーと感じてしまった。 / ☆えむ☆ ( 2004-05-28 13:50 )
心臓に悪いですよね、そういうの。私も将来都内をうかつに楽器を持って歩けないなあと思っています。研究室の御大とか師匠とか、偉い人が都内に多すぎる……。 / ざきこ ( 2004-05-28 11:11 )
なんか、油断してるところをひとから目撃されるとアレな気分ですよね。おいらも「○○のところにいたでしょ。後姿から独特の何かを発してたから見分けがつきますよ」といわれたことがあります。なんだか複雑な気分だよ…。 / ぷりぷり所長 ( 2004-05-28 01:12 )
みなみさんから浮いた話がいっこうに聞かれないのは、書いてないだけなのか、本当にないのか、どうなんでしょうか。それはともかく、ベルサイユのばら好きって、言うてませんでしたっけ?今度パチンコなるらしいです。革命前夜リーチとかあって、ファンなら必見らしいです。どうすか、いっちょ。 / えとう ( 2004-05-28 00:09 )

2004-05-24 江川達也 『家畜人ヤプー』

この漫画自体の感想は後に譲ろう。

1巻の巻末に原作者・沼正三によるコメントが収録されていた。
そこで、次のようなエピソードが紹介されていた。

「敗戦後、雑炊を出す店があった。食べるものがなく、みな腹を空かせていたから、
長蛇の列を作って並んだ。その雑炊の材料は、占領軍の軍人の家庭から出た
残飯であったため、雑炊の中にコンドームを噛み当てる悲喜劇もあった」

敗戦国の哀しさかな。
時代が時代なら、わたしも他人の残飯を食べなければならなかったかもしれないのだ。
コンドームを噛んでしまう不運の人はわたしであったかもしれないのだ。
(これからまたそういう時代が来ないとも言い切れないが)
そう思うと、なんともやるせなく、笑うに笑えない。

沼正三のコメントを意訳すれば、『家畜人ヤプー』は、
日本人の、白人に対するコンプレックスや崇拝主義を極端にデフォルメした物語らしい。
『ヤプー』に登場する「イース」と名付けられた世界が完全な女権社会であることも
わたしたちが住むこの社会に対する何らかの皮肉なのだろう。

しかし、わたしが学生時分、初めて原作の『家畜人ヤプー』を読んだとき、
そんな高尚な(?)意図なんか、全然、全く、微塵も感じなかった。
『ヤプー』は、変態の、変態による、めまいがするほど壮大な妄想世界であって、
それに圧倒されるあまり、わたしは、最後の10ページほどを残して、読了をあきらめた。
正直、あまりのへヴィさに、ついていけなかったんである。

ちなみに、盲腸君はかなり『ヤプー』がお気に入りなのであった。
(今回の漫画版は彼から借りた)

******

さて、江川ヤプー。

江川達也というと、『東京大学物語』(の中盤以降)の
ダレ果てた印象があまりにも強くて、あまりいいイメージは持っていなかったわたし。

んが!
やるじゃん江川!(←偉そう)
冒頭の数ページなんて、登場人物の表情があまり魅力的で、1コマ1コマつい見入ってしまった。
気合が違う。
いつまでその気合が持つかが問題だけど。

果たして、漫画化された『ヤプー』を読んで思ったことは
やっぱり小説の方がエグイ、ということだ。
漫画もよく出来ているけど、変態の世界は、文字からその光景を想像する方が数倍おぞましい。
想像力に優るモノはないのかもしれない。

先頭 表紙

★さん>しかも、ヤプーを書いたのは、沼正三と、その他複数の人間である可能性もあるとか、沼正三は既に亡くなっているとか、いろんな情報もあるようで……。謎ですね。 / みなみ ( 2004-05-28 21:07 )
★さん>へぇ〜。その話、初めて知りました。というわけでちょっとネットでお勉強してきたよ。わたしが読んだのは72年発刊の角川文庫版のようです。文庫版は、最初の都市出版社版よりも、さらにM的感覚に磨きが掛かっているという評価もあるようで、ちょっと安心しました。でも初版も読んでみたいなー。つくづく文庫版をうっぱらってしまったことが悔やまれます。今再び入手しようとしても難しそう。 / みなみ ( 2004-05-28 21:00 )
初版は本人が書いていて、5版目くらいから沼正三の代理人を勤めた男が権利をのっとり好き勝手買いているので読むなら初版をどうぞ。ものすごいレアだけど。 / ( 2004-05-28 00:02 )
ひろちゃん>松涛ですか、すごいなあ。しかし、まあわたしの趣味ですが、漫画家で松涛在住というセンスはあまり冴えていないと思います。 / みなみ ( 2004-05-26 23:40 )
けいこさん>「ラストマン」……読んだことないなあ。けいこさんがそこまで惚れるものは気になりまっす。わたしは満喫行くと出てこられなくなります。読むの遅いし……。満喫行くなら、懐も疲労も時間も、それなりに覚悟しないと!(笑) / みなみ ( 2004-05-26 23:38 )
最近コメンテイターでTVによくでたりしてますね。また松涛の大邸宅も。あれぐらいのお金で自分の家をつくってみたいです。 / ひろちゃん ( 2004-05-26 16:16 )
江川さんの「ラストマン」があたし異常に大好きなんだあ。週末「漫喫」いって読んで来るかな、久々に…。あ、そうだ、キングの「ザ・スタンド」がついに文庫化されましたよー。これは鬼のようによいから、機会があれば是非。ただ死ぬほど長いけどね。 / けいこ ( 2004-05-25 23:00 )
ビッケさん>へー、そんなのも描いてるんだ〜。今度ちょっと見てみようかな。。。そういえば江川達也は源氏物語も漫画化していたと思うけど、あれはどうなったのかな……。 / みなみ ( 2004-05-25 00:09 )
まやひこさん>原作、おぞましくないですか?(笑) いやでも、おぞましいというより、世界が緻密すぎ、壮大すぎたことがわたしが挫折した原因かもしれません……。わたしは文庫本しか読んだことないんですが(それも誤って古本屋へ売り飛ばしてしまった)、完全版は文庫版とどう違うんですか〜?/江川が気持ち悪いという感覚はなんとなくわかります。それにしても江川ヤプー、舌人形が、もののけ姫の「木霊」みたいでちょっと可愛いのが驚きでした……(笑) / みなみ ( 2004-05-25 00:07 )
↓日露戦争→日露戦争物語です。 / ビッケ ( 2004-05-25 00:00 )
東京大学物語もそうだけど今やってる日露戦争で明らかに細かく描くのが面倒でえーい!って適当に描いたなって感じるカットがあるんだよね。わざと荒っぽく描いてるのかもしれないけど戦争物だから地形図なんかも出て来て何描いてるんだかさっぱり判らん。と言いつつ毎週楽しみにしてるんだけどね(笑)。原作?の「坂の上の雲」by司馬遼太郎 も読んでみたいな。 / ビッケ ( 2004-05-24 23:58 )
ん〜、原作がおぞましいかどうかはともかく、江川達也は気持ち悪いですな。理屈じゃなくて、皮膚感覚で。初期の作品は、わりと面白いと思ったんですけど……。ちなみに原作は、文庫本だけでなく、完全版もしっかり持っていたりします。もちろん、ちゃんと読破してますよ(^^; / まやひこ ( 2004-05-24 22:48 )

2004-05-21 ROCK IN JAPAN FES 2004 出演アーティスト


毎夏楽しみにしているイベント。会場、茨城だしよ。
そういえばそろそろ出演アーティスト発表の時期だな〜、というわけでHPでチェックしてきた。→http://www.rijfes.co.jp/04/

ひぃぃ。3日目の最終日、椿屋四重奏出るよ。岡村ちゃん出るよ。スピッツも久しぶりに出るよ。毎年最終日に行っているけど、今年も3日目に決まりだな。ところでバンプは出ないのか? このところ3年連続で出演しているし、そろそろアルバム出すみたいだし、絶対来ると思うけどさ。。っていうか来て。次の出演アーティスト発表に期待する。

しかし1日目もちょっと気になるなあ。だって、ビート・クルセイダーズが! ビート・クルセイダ―ズ、脱水症状起こすような快晴の夏の青空の下で聞いたら気持ちいいだろうなあ、絶対良さそうだよう。それに、グラスステージじゃなくて、レイクステージで演ると思うし。(グラスは万単位の観客が入るステージ。レイクはせいぜい数百人というところか)

3日目だけじゃなくて1日目も行こうかな。でも2日目は都内で結婚式の2次会があるんだよね、多分。どうしよ。悩む。

先頭 表紙

まっするりえちん>あのね……RIJは絶対楽しいよ。最高だよ♪ 行くべし。っていうか合流するべ。 / みなみ ( 2004-05-24 23:43 )
ビッケさん>おおお、合うかも!! そうそう、7188はあの懐かしい感じとボーカルの声がいい! 同感。真心ブラザーズは、ちゃんと聞いたことはないけど、CD買ったら多分はまると思います……(買おうか買おうと思いつつ早数年)。 ベルセルクのアニメ懐かしい。今度ペンパルズもチェックしてみまーす。 / みなみ ( 2004-05-24 23:41 )
三日目岡村ちゃんでるのね〜。スピッツも!私も今年は行こうかと姉と相談中。いつもみなみさんにお話伺ってて楽しそうだなあって思ってたんすよ〜。野外って気持ちよさそう! / まっするりえ ( 2004-05-24 00:35 )
おおっホントに好きな音楽の方向性が似てるかも!7188はライブによく行くよ。ボーカルの声とちょっと懐かしいような感じがする所が好き。PENPALSは昔深夜にやってたベルセルクのエンディングテーマになってて気に入ったのだ。YO-KINGは「真心ブラザーズ」のボーカルだよ。 / ビッケ ( 2004-05-21 21:27 )
ビッケさん>わたしも初日は7188とハイロウズ見たいのぅぅ!! もしや趣味合うかしら。(2日目のバンドはほとんど知らないのだけど……。) 青空の下のビークル、見逃すには惜しすぎて、本当に行ってしまうかも(笑)。 / みなみ ( 2004-05-21 19:58 )
うおぉぉぉ!行きたいよ〜!初日はGO!GO!7188とハイロウズが見たいし2日目はPENPALSとYO-KINGが出るし3日目の岡村靖幸とスピッツも見逃せないし。あぁ〜大阪からじゃ遠すぎる・・・。ビート・クルセイダーズってホント青空の下で聞くと気持ち良さそうだ。 / ビッケ ( 2004-05-21 07:12 )

2004-05-18 ひとり事

最近映画の話題が多いね
意識してそうしているわけでも、意識せずにそうしているわけでもないけど。

携帯を買い換えることにした
申しこみはしたけどまだ取りに行ってない
今度の携帯はカメラ付き。ホワイトバランスも調整できる。
楽しみ。



近頃なんだかとても老けたような気がする。
鏡を見てそう思うし、見なくてもそう思う。
そういう自分が嫌だけど、そう思うものは思ってしまうので、ここに書きとめておこう。
世間と自分を知れば知るほど卑屈になる。



過去に書いた詩や小説をまとめたページでも作ろうかと思い立ち
物置からブツをひっぱりだしてみる。
かつて、わたしにとって詩や小説は排泄物であったので、
上手に書きたい、いう野心はなかった。
……というと言い訳になるけれども、
事実、改めて読んでみて「なんじゃこりゃ」とおどろいた。
まず、文章が硬い。
そして、小説もどきを例に出せば、書きたかったシーンと、
書きたい部分を書くために書いたシーン
(つまり、内心ど〜でもいいと思っているシーン)の差がはっきりしすぎている。
どうでもいいところが、本当にとことんどうでもよさげ。
自分自身の性格が垣間見える気がした。
しかし、なんにせよ、過去に自分が書いたものに対して
「なんだこりゃ」と思えるのは素晴らしい。
自分の感性が同じところに留まってはいないということの証明だからだ。



久しぶりに椿屋四重奏を聞いている。
この、なんともいえない空気、独特の匂い。
この空気のイメージは、夏の夜明け前かな、それも一晩遊び明かした後の。
一度でいいから、生で聞いてみたいなあ。
楽器から直に空気を震わせて伝わる音で、全身で聞いてみたい。
あ、フルアルバム出たのか。知らなかった。買わなきゃ。

先頭 表紙

ちゃなさん>笑いジワはOKだと思いますよ〜。わたしはよく眉根を寄せているのでそういう顔になってきつつあるようでコワイです……。気をつけないとですねぇ。 / みなみ ( 2004-05-24 23:38 )
まっするりえちん>あはは、わたしの落書きもあるんだろうな……(汗) 見たいようんな、見たくないような(笑) 毎日一緒に落書きできた日々は楽しかったねえ。 / みなみ ( 2004-05-24 23:36 )
くろからすさん>実は最後の日記リアルタイムで拝見していて、やめちゃうのかー、と、残念に思っていました。つっこみはたまにしかしていませんが、ずっとROMってました。どうもありがとうございました。 / みなみ ( 2004-05-24 23:34 )
私も,最近老けたな〜って思うときあります。時に,笑うと笑いジワが目の下にできることを発見した時(^_^; でも,しわがいやだからって笑わないわけにも行かないからまあいっか・・・てなわけです。まとまりがなくて申し訳ない。 / ちゃな坊 ( 2004-05-24 00:49 )
私もこの前押し入れ整理していたら懐かしい物が出てきましたよ。もうびっくりするぐらいの!授業とってるノートがほぼ全部らくがきノートになってるのとか。 / まっするりえ ( 2004-05-24 00:40 )
書き込みと関係ないですが、ひまじん日記やめます。いろいろ突っ込みくださりありがとうございました。以上ご報告まで。 / くろからす ( 2004-05-22 10:31 )
なおさん>なぜ5ヶ月で? 今の携帯、不便なの? それにしてもカメラ付き、楽しいねぇぇ。わたしは2年以上前の携帯使ってたから、けっこう割引効いてラッキーだったよ★ / みなみ ( 2004-05-21 01:29 )
あやこさん>前なのか、どうなのか、そのへんが疑問ではありますが(笑) でも、自分が昔と変わっているって実感できるのはうれしいですね。 / みなみ ( 2004-05-21 01:27 )
いいなー、携帯買い換えたいっす。でも契約して5ヶ月しかたってないから機種変高くてだめなのね〜ん。 / なお@かいちゃ ( 2004-05-19 13:43 )
うんうん。なんだこりゃと思えることは素晴らしい!その通りであります。前に前に前に進み続けていたいものであります。 / しりとりあやこ ( 2004-05-19 12:39 )

2004-05-18 『キル・ビル vol.2』 「ひげ太夫」

ここしばらくはプチ鬱になったりプチ復活したりそんな感じです
今日は復活気味

■15日

けいこさん、みっぽんさんと上野で『キル・ビル vol.2』を観る
おおお、vol.1とは一味違うー
うおおー! ラブスト―リーだよー!
純愛だよー
純粋さゆえに歪んでる そんな愛だよーよよよー

元殺し屋の女主人公ブライドが
ボスであり恋人であるビルという男に
結婚式で夫や友人を皆殺しにされ
その復讐に乗り出す

というストーリーは
漫画チックといってもいい感じの
いかにもフィクションらしいフィクションで
希代の映画オタ・タランティーノ監督が仕掛ける悪ノリしまくった演出は
これまた映画という現実にありえない世界を
思う存分に活用しきったはじけぶりで

なのに、そこに登場するブライドやビルという人間
そして彼女や彼の感情は
途方もないくらいリアルな、生身の熱を持っている。
愛情と憎悪のないまぜになった痛み。その質感。

『キル・ビル』はものすごく質の高い映画だと思う
脚本もカメラも演出もキャスティングも役者の演技も、尋常じゃなく気合が入ってる。
手抜きというものがない。
素人でもそれがわかるくらいだもんね。
映画の後お茶飲みながら話してたんだけど
ほんと、前後2本に分けないで
1本の映画として公開してくれたらもっと良かった。

ところで、ダリル・ハンナの『スプラッシュ』が
20年前の映画だということを知って衝撃を受けました。
わたしはリアルタイムでは観ていないんだけど。
が、20年……。
唖然。


■16日

友人の誘いで、『ひげ太夫』という劇団の公演へ。場所は天王洲アイル。

わたしは時間には相当ルーズな方だが、それはさておき、
映画や芝居に遅刻して入ってくる人は許せない。あれは最悪だ。
自分も極力それだけはやりたくない。
が、今回わたしは、家を出る時間を間違えて、開演時間から30分も遅刻してしまった。
とほほ……。自分が最悪やん。

途中から観て、話の筋がわかるかどうか心配だったものの、幸いどうにか理解できた。
この『ひげ太夫』、役者は全員女性。
小道具を一切使わず、すべて役者の身体で表現!! バリバリ組体操しまくる。
(そしてゴルゴ13や冬ソナのヨン様の顔まで組体操で表現してしまうのだ……かなりうけた)
全員舞台に出ずっぱりというのがスゴイ。
音楽の使い方が効果的で上手。
今まで見たことのないタイプの芝居で、面白かった。

先頭 表紙

けいこさん>バド可愛いっす(笑) 三上ヘドウィグ、感想よろしくです。楽しみにしてますので!! トロイ、今度は環境いいといいですねえ……マリオンは微妙に心配。 / みなみ ( 2004-05-24 23:33 )
あれからバド熱が再燃して「レザボアドッグス」「スピーシーズ」観てます。だははー。三上のヘドウィグ、悪くなかったよ。声量が凄くて驚いたもの。詳細はたぶん近い内に日記に書きますんで。トロイ楽しみにしてるねー / けいこ ( 2004-05-23 08:34 )

2004-05-13 偏見

わたしが通っていた学校には
全国のあちこちから学生が集まっていました
北は北海道、南は宮崎まで
(わたしの知人に鹿児島と沖縄の人はいなかった)
いろいろな地方の出身の人と知り合いになりました
その中で生まれた偏見がいくつか……

■その1、新潟人は強烈に個性的
(この偏見を破る人は、わたしの人生にはまだ一人として現れません)

■その2、九州の男はよく喋る
(本当に皆よく喋る。その点気を使わないでいいので話してて楽。でもたまにうるさい)

■その3、群馬人と長野人は互いの県をけなしあう
(「あんな何もない田舎なんて」というのが双方の言い分)

異論・反論・その他ご意見はつっこみにてドウゾ

先頭 表紙

ながせさん、こまちさん>あー。当てはまるかも。特に、ながせさんのつっこみで、元同僚で同期の(株)S美館・Nさんを思い出しました。彼女はまさにそんな感じ……。(というかあの会社自体、個性的な面子が多い気が……) / みなみ ( 2004-05-19 01:04 )
マッキィ>わたしのイメージではマッキィは個性派〜。<もちろん、褒めてますの♪ / みなみ ( 2004-05-19 01:01 )
えむさん>おお、そうかぁ。まあ、このわたしの偏見も母集団が小さいので。あてはまる人の方が珍しいかも。ちなみにわたしの知っている最もハイパーな新潟人は、元スキージャンプ選手(だったらしい)で、日本国内で転職すること約10回、海外でも公務員から自営業まで十数回の転職をこなしているわが伯父です……。強烈すぎる。 / みなみ ( 2004-05-19 00:59 )
しりとりあやこさん>そうか、京都人にとって、大阪弁イコール関西弁じゃあないのですね。ちなみにわたしは大学でいろんな地方の出身者に会うまで、大阪京都はおろか、四国や広島あたりの言葉まで全部関西弁だと思っていました。お恥ずかしい……。琵琶湖は広いな大きいな……。 / みなみ ( 2004-05-19 00:56 )
てるてるさん>お、九州男児〜。今度鹿児島弁教えて……。 / みなみ ( 2004-05-19 00:53 )
↓のながせさまのつっこみに同感。わたしの同僚にぴったり当てはまります。 / こまち ( 2004-05-16 20:48 )
たびたびすみません。みなみさんの話題で思い出した経験則をひとつ。「静岡県出身の女性にはアクティブかつマイペース、しかも個性的な感覚の持ち主が多い。」これはかなりの高確率です。 / ながせ ( 2004-05-15 16:31 )
ってーことは、マッキィもその1に当てはまった訳だ。いたって普通と自分では思ってるし、友達も普通だと思うんだけど。。。 / マッキィ ( 2004-05-14 18:29 )
ちなみに私は神奈川出身、新潟の学校でもっとも目立った県外出身地は、富山、長野、群馬、栃木、福島、山形といった隣接県勢でしたが、なぜか私の学科では関西出身者が多く、関西弁と新潟弁が入り交じった妙な言葉が飛び交っていました。 / 不本意ながら6年も在籍したのでうつってしまったながせ ( 2004-05-13 18:01 )
うーん、私の周りに限って言えばどれも当てはまらないかも。1はうちの旦那母。個性的ってほどじゃないし、2はうちの父。まったくしゃべらん。3はうちの旦那。群馬の「ぐ」の字もでない(笑) / ☆えむ☆ ( 2004-05-13 10:29 )
面白い!きっとこういうお国柄ってあるんだろうな・・ちなみに京都人は大阪に対して「あことはちがう!大阪弁=関西弁やない!!」と強く思い滋賀のことを「琵琶湖しかない県」とバカにする傾向があります。 / しりとりあやこ(京都) ( 2004-05-13 08:04 )
はーい、俺っち鹿児島→神奈川組っす。親が転勤族だったのでネイティブ鹿児島人ではないけれど。でも、一番長く住んでたしなぁ。 / てるてる@鹿児島の前は佐賀県民 ( 2004-05-13 05:06 )
新潟人は強烈に個性的、な部分もありますが、私見で言うと、大変に地元志向が強い風土の中で、あえて首都圏に出てこようとする人達だから強烈に個性的、とはいえないでしょうか?元々大学が少ない上に、進学率もあまり芳しくないといわれている新潟県。私の場合は、わざわざ全国各地から、東京ではなく地方都市の大学に乗り込んでくる面々の強烈な個性に、地元新潟出身者の個性がかすんでしまっていたのかもしれません。それでも面白い人は当然いましたけれどね。 / 某新潟市の大学出身のながせ ( 2004-05-13 02:58 )

2004-05-12 ジョニー・デップ・オールナイト(その3) 『スリーピー・ホロウ』 『パイレーツ・オブ・カリビアン』

■スリーピー・ホロウ
古いアメリカを舞台にした、伝奇ホラーファンタジーというところか。
ストーリーの細部を理解しようとする努力は、途中で放棄しました。
わ、わからん。
ズバリ、脚本が適当ゆえの難解さだな、これは。

迷信深い人々の住む陰鬱な村。
次々に起こる殺人事件。
死体、生首、おどろおどろしい魔女。
林の中を、蹄の音高く追いかけてくる、首のない騎士の亡霊。
子供が観たら絶対怖がる、これ。泣くよ……。

我らがジョニーは、殺人事件の科学的解決のために村へ派遣される
多弁な捜査官。偉そうなわりに、かなり臆病で情けないところもある。
正直なところ、彼に、にこういう才走った役は
あまり面白くないなあ……
と思った。

しかし、全篇、彩度をぐっと落としたモノクロに近い映像は
なかなか印象的で、頭にこびりつく。



■パイレーツ・オブ・カリビアン
上映時間の半分くらいは寝ていた。
朝の5時くらいからの上映だったし、この映画を観るのは3回目だったから。
そのおかげで、一番大好きなシーン(ジャック・スパロウ@デップとエリザベスが孤島で酒を飲むシーン)を
見逃してしまったよ。あそこでは起きようと思っていたのに。のあー。

この映画は寝ていてもなお長い。
繰り返し何度も、ずんどこずんどこ砲撃戦をやっている。
スパロウ対ウィル、スパロウ対バルボッサの決闘のシーンもちょっと長すぎると思う。
まあ、いいけど。

この映画でのジョニー・デップのノリは異常なくらいだ。
あの突きぬけ具合はすばらしい。
ファンの感想を探すと、「あれはちょっとやりすぎ」「期待外れだった」という意見もあるみたい。
そういう人もいるであろうことは、なんとなく理解できる。
わたしは、この映画のデップ、めちゃくちゃ好きだけどね。
デップ@ジャック・スパロウが、いかれたメイクと衣装で威風堂々と登場するシーンでは、
毎回とっても嬉しくなってしまう。

とある雑誌のデップ特集、『パイレーツ・オブ・カリビアン』の彼を評して曰く
「『海賊は18世紀のロックスターだ』と解釈する、ちょっと電波系の入った
役作りは、拳を振り上げて叫びたくなるくらい最高。
巧いとか下手とかじゃなく、グルーヴ感で勝負したその演技は
おそらく今の彼のベスト・オブ・ベストとも言えるだろう」。
電波系! グルーヴ感!! なんて的確な表現。


〜ネタバレありのつっこみ〜
鍛冶屋のウィル君登場シーンで、ウィル君はヒロインのエリザベスの家へ
エリザベスの婚約者・ノリントン提督のための剣を届けに行く。
エリザベスの父親がそれを受けとって「鍛冶屋の主人によろしく」というようなことを
ウィルに言付けるのだけど、それを聞く限り、剣を作ったのは鍛冶屋の主人で、
ウィルはおつかいをして剣を届けにきただけのように取れる。
が! 映画のラストで、ノリントン提督は
「このような剣を作る者ならば、家庭にも愛と誠意を注ぐだろう」みたいな台詞を言って、
ウィルとエリザベスの愛を認める。
ちょっとマテ! その剣作ったのはウィルじゃなくて、飲んだくれの鍛冶屋のオヤジだぞ〜!

いや、誰が剣を作ったのかということは、明確にされてはいないのですが。
本当は鍛冶屋のオヤジが作っていたら、面白いよなあって思って。
ウィルも心の中で「あ、それ、自分が作ったんじゃないですけどー……まあ、そういうことにしておこう」
なんて思っていたりしてね。
わたしの中では、あの剣はオヤジの作品ということにしておきます。

先頭 表紙

私も、ジャック@デップは大好き。あれほど斜め歩き?が似合う、いかれた(失礼)色気のある人て素晴らしい〜 / ニナ ( 2004-05-24 20:14 )
あたしこれ、首なし騎士の「あのお方」の存在だけでありにしちゃったな。彼が演じた「デッドゾーン」のジョニーは最高に良かったんだわあ。奥方様を連れていくときに「あ、あたしもつれていって〜!!あなたとなら永遠に地下に埋もれて眠ります〜」…あたしってどうしていつもこうなんだろうなあ / けいこ ( 2004-05-23 08:36 )

2004-05-10 ジョニー・デップ・オールナイト(その2) 『フェイク』

■フェイク
「はぁ、面白かった……」
と、終わった後に思わず言葉が出た。
観てる間中ずっとドキドキさせられて心臓に悪いし
決して幸せな気持ちになれる映画でもないけど。

長くて赤い髪の、優しいギルバートお兄ちゃんから一転、
短い黒髪をポマードでオールバックに固め、口ひげを蓄えたヤクザ・ドニーへ。
最初、それがデップだとわからなかった。

デップ演じるジョーは、FBIの囮捜査官。
ジョーはドニー・ブラスコと名乗り、ならず者を装ってマフィアに潜入し、
組織の一員として彼らからの完璧な信用を得る。
バレたら殺される、その命がけの潜入は6年間に及ぶ。
ドニーは、自分を息子のように可愛がり、後ろ立てしてくれる兄貴分・
レフティを騙していることに良心の呵責を覚える。
ドニーとしてマフィアの生活を送るうちに、FBI捜査官・ジョーとしての
彼のアイデンティティは揺らいでゆく。
そして、ジョーがその過酷な仕事に忙殺されて家に帰れずにいるために、
ジョーの家庭は崩壊同然になり、妻は離婚を決意する……。
ちなみに原題は、「ドニー・ブラスコ」。
邦題の「フェイク」も悪くはないけど、やっぱり原題の方がいいな。

なんといってもすごいのが、これが実話に基づいたストーリーだということ。
現実に存在したこのFBIの捜査官には、任務終了後、マフィアによって50万ドルの賞金がかけられた。
彼はFBIを退職し、名前と住所を変え、現在もアメリカのどこかにいるそうだ。
ジョニー・デップは役作りに当たって、実際にその元捜査官や、
元捜査官の知り合いのマフィアに会い、話をしたという。

FBI捜査官としてのジョー、父親や夫としてのジョー、
そしてマフィアの一員としてのドニー。
その間に生まれる、重い葛藤や苦しみを、ジョニー・デップは見せてくれる。
それから、うだつの上がらない兄貴分のマフィア、レフティ(アル・パチーノ)が、
哀愁漂っていて、かわいそうで……。しみじみと切なかった。
あと、囮捜査官その2・ニッキー(ブルーノ・カービー)が、ヤバい味出してていいっす。
絶妙で恐ろしい衣装のセンスしてるの、ほんと、無理矢理おかしなチンピラになりましたっていう風の。
ジョーが、完璧にマフィアのドニーになりきっているのとは対照的なの。
あの服を考えたスタイリスト、凄い。演技もよかった。いやな奴なんだけど。

それにしても、ジョーの奥さんにしてみたらホントに嫌になると思う。
夫が命に関わる危険な仕事をしていて、でも仕事の性質上、詳しい話は一切聞かせてもらえなくて。
夫が帰ってくるのは3ヶ月に一度がせいぜい。それも夜中に10分だけ、とか。
大切な家族の行事も、全部彼女と子供たちだけ。
自分は未亡人だと考えることで自分を慰める日々。
そりゃ、耐えられんわ。
でも、ネット上でいろんな人の「フェイク」の感想を探してみると、
「夫が家族のために危険な仕事をしているのに、妻がそれを理解しないのはおかしい!」
「夫が仕事で忙しくて帰ってこないくらいで離婚を考えるな!」
なんて意見もある。
こう言っちゃなんだけど、そういう感想を書ける人は、
あまりつらい思いをしたことがないんじゃなかろうか。
人が映画にどんな感想を持とうが書こうが勝手だけど、
わたしはそういう人とは友達になりたくないなあと、これまた勝手に思った。

この映画は、この上映を最後に、日本での配給権が切れてしまった。
残念ながら、もう、日本の劇場で上映されることはないんだって。
スクリーンで観ることができて、わたしはラッキーだった。
緊張感のある映画は、劇場で観たい。

先頭 表紙

MITSUKIさん>いらっしゃいませ! 読書日記の方にもつっこんでくださったんですね♪ ありがとうございます。(わたしもはじめましてだと思っていました……スミマセン!) ドキドキする映画は観ていてつらいです、つかれますね(笑) エド・ウッドは未見なのですが、是非見てみたいです♪ / みなみ ( 2004-05-13 00:05 )
マイケルさん>邦題だと、単純に「ドニー・ブラスコ=偽者」という意味合いになっちゃうんですよね。原題なら、ドニーという存在自体が果たして虚構なのか真実なのか、そのあたりが曖昧になる様子を深く象徴的に表せていると思います。あと、冒頭のイミテーション・ダイヤのエピソードが効いてました、この映画。「フェイク」というタイトルはそのエピソードを強調するためには役立ったかもしれませんが。 / みなみ ( 2004-05-13 00:03 )
えとうさん>簡単なのは、まずメモ帳に日記を書き、それを日記登録画面で2回に分けてコピぺ→UPするやりかたです。 それか、いったん順不同で複数の日記をUPした後で、修正画面で登録時間(日付のすぐ後に、00:00:00という形で表示が出てきます)を変更すれば、同日付の複数の日記の順番を変えられます。時間が早いものほど下に、遅いものほど上になります。……この説明でわかるかな? やってみればすぐわかると思うんですが、わからなければまたつっこんでください。 / みなみ ( 2004-05-12 23:53 )
はじめまして!カキコありがとうございました。「フェイク」はもう、上映されないんですね。ハラハラする映画って、気力・体力の両方が充実してないと、なかなか観れなくて、つい、放映を見逃しちゃいます。残念!ジョニー・ディップはわたしも好きな役者です。「エド・ウッド」の演技も愛らしくて好きでした。 / MITUKI ( 2004-05-11 14:16 )
これ、封切の時に見たんですが、僕も当時「原題のままが良い」と思ってました。それにしてもオールナイトですか!僕は以前、クラシック映画系のオールナイト5本立てで、2本目以降爆睡したことがあります。あれは意味ナシでした... / マイケル ( 2004-05-10 15:43 )
すんません、ちょい聞きたいんすけど、この前の例えばハルウララについての時みたいに、2つ以上書いて、新しい方を下にやるって、どうやってるんすか?その1が上にくるように。 / えとう ( 2004-05-10 02:31 )

2004-05-10 ジョニー・デップ・オールナイト(その1) 『ギルバート・グレイプ』

仕事にかかれ、野良犬ども!

……というわけで行ってきましたー! 池袋新文芸座のデップ・オールナイト。
さすがに4本立てともなると、がっちりたっぷり映画観たー♪ という気分になれて
非常に満足です。

■ギルバート・グレイプ

アメリカののんびりした田舎町。広々とした空。きれいな自然。
のんびりした気分で、くつろいで観られる。で、ときどき笑える。
これは、大人のためのメルヘン、かもしれない。

ジョニー・デップ演じる、主人公のギルバート・グレイプは
小さな町の、小さな食料品店の店員。
知恵遅れの弟と、極度に肥満して歩くこともままならない母親と、
ふたりの妹と一緒に暮している。
日々、不満を言うこともなく、弟や母の世話に明け暮れるギルバート。
自殺した父が残した家は、もう古くてガタが来ているけれど
彼はそこから動くことができない。
その家から、その町から、自分の家族から。

そこへある日、トレーラーハウスに乗った
ベッキーという女の子がやってくる。
トレーラーの故障が直るまで、
ベッキーはギルバートの町にとどまることになる。
町を離れられないギルバートと
トレーラーさえ直れば、旅を続けるために、町を出て行くベッキー。
ふたりの間に生まれる恋心。

ギルバートはあまり感情を表に出さない。
ギルバートの閉塞感や苛立ちは、きっと、ベッキーが現れなければ、
強く表へ出てくることはなかったもの。
そういう漠然としたやるせなさは、たぶん、誰にでも経験があるものだと思う。
ただ、現実で、それとどうやって払拭するか(もしくは折り合いをつけるか)となると、とっても難しい。
でも、この「ギルバート・グレイプ」は、そしてギルバートは、いかにも物語らしいやり方で、
ギルバートの閉塞感や憂鬱や苛立ちを、取り除いてくれる。
そう、ギルバートと、そしてわたしたちから。
カタルシス。カタルシス。

出てくる役者、みんないい感じだけど、知恵遅れの弟・アーニーを演じる
レオナルド・ディカプリオはすごかった
もうどこから見ても、ディカプリオじゃなくってアーニーなんだ
身体は18歳だけど、心は幼児の。
あの無邪気なはしゃぎっぷりや、うつろな目といったら……さすがです

ギルバートの上の妹はしっかりもの
下の妹のこまっしゃくれ
ギルバートの不倫相手の人妻もかわいい〜
こういう女の人たちスキ〜

あ〜、ギルバートみたいなお兄ちゃん希望〜

先頭 表紙

ぱぺぽんさん>小さな子供さんがいると 一緒に映画は連れて行けないですもんね。残念。ギルバート・グレイプ、おすすめです。メジャーな作品なのできっとレンタルビデオあると思いますよ!! 素敵な映画なので是非♪ / みなみ ( 2004-05-12 23:46 )
マイケルさん>中途半端に外を見せてそのままサヨナラ、わたしもそうなのかなぁと思ってました。ギルバートはベッキーに旅立ってほしくないはずなのに、絶対そう言わないシーンがよかったです。。。なんていうか、その場面で、ギルバートというキャラクターにすごくリアリティを感じました。 / みなみ ( 2004-05-12 23:12 )
最近映画離れ…このギルバート・グレイプ観てみたくなりました。レンタルビデオでてるかな〜。…本編を見るより、人にこの作品オススメよ〜と解説してもらったときのほうが面白かったりすることがよくあります(笑)。「HAZAN」も観てみたいと悩んだんですが、やっぱり人見知り真っ最中の赤子を預けては観にいけなさそうです(涙)。ご一緒できなくて残念です。 / ぱぺぽん ( 2004-05-10 15:38 )
てっきりベッキーは外の世界を中途半端に見せるだけで、そのまま「サヨナラ」なのかなぁ、と思って見てただけに、あの終わり方は奇跡のようで良かったです。 / マイケル ( 2004-05-10 15:34 )

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