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みなみの「さぼのーと」

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★お買い物ブログ 「こんなものを買った」

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2004-04-18 虚構と真実(その1) 〜ハルウララと武豊(1)〜
2004-04-18 虚構と真実(その1) 〜ハルウララと武豊(2)〜
2004-04-17 ゆわゆわゆわ
2004-04-16 驚愕の銀行口座残高
2004-04-14 リクエストされたコンテンツは、削除されました
2004-04-12 無題
2004-04-11 鯉と猫と私
2004-04-11 (再録) 5年前に愛した、男
2004-04-11 (再録) 5年前に愛した、男
2004-04-10 映画『レジェンド・オブ・メキシコ』


2004-04-18 虚構と真実(その1) 〜ハルウララと武豊(1)〜

少し前、NHKで、連戦連敗を続ける競走馬・ハルウララと、
調教師を取材したドキュメンタリー番組が放映されていた。
わたしはそれを見てかなり感動してしまった。
どれくらい感動したかというと、翌日の電車の中で思い出して泣いたくらいだ。

ハルウララの調教師をつとめる宗石さんは、
「才能のない騎手だった」と自らを回顧しながらも
1万回の出走記録を打ち立てた人だという。
彼は、愛馬を故障のために処分した辛い過去を持っている。
「馬がレースから無事に厩舎に帰ってくればそれでいい」という。
ハルウララは大切に大切に可愛がられているのだ。
そしてまた、彼はいう。
「勝ち負けは、運と、その馬が生まれつき持っている能力が決める」
運と能力。
そこへいたるまでのもの……
努力や、その他もろもろのもの。
それを精一杯、十全に果たして、なお、負けるのなら、それはそれで良いのだと。
言外にはそういう意味があるように、取れた。
実直な宗石さんの表情や言葉や涙は、なんともいえず美しいものだった。

わたしは、競馬の世界には詳しくないので、知らなかったけれど
小さな地方競馬場の、そこでも一番勝てない馬に
武豊のような一流のジョッキーが乗ることは、普通ならば、まずあり得ないらしい。
しかし、武豊はハルウララに乗った。
負けてもウイニングランをしようと決めていたという。
レースの後、ぬかるんだ馬場を一周するハルウララ。
満場の観衆と歓声。
ドキュメンタリーのハイライトは、当然、そこだ。
宗石さんは語った。
「豊さんがハルウララに乗ってくれたのは、彼のやさしさ」と。
なんとも感動的ではありませんか。ああ、涙、涙。

先頭 表紙

えとうさん>どうも、今度読んでみます。宮本輝はけっこう好きです。 / みなみ ( 2004-04-24 01:24 )
とりあえず宮本輝の優駿読んで見てください。感動しますよ。その調教師の思想をドラマティックにした感じの話っす。 / えとう ( 2004-04-18 23:44 )

2004-04-18 虚構と真実(その1) 〜ハルウララと武豊(2)〜

しかし、ドキュメンタリーというものは怖い。
事実に対して、報道する人の見方や意図というフィルタがかかっているから。
ドキュメンタリーを見るときは、そのフィルタが一体どんな厚さで、どんな色なのか、
そのことをいつも気にかけて、身構えていなくちゃいけない。
(その点、すべてがフィクションと判りきっている種類のドラマや映画はいい。
 フィルタを通して見える景色自体を楽しんでいればそれでいいのだから。)

番組の中で、武騎手が、ハルウララ号や、その時のレースについて
自身のHPで語ったという言葉が抜粋して紹介されていた。
公式HPからの記事の引用は禁じられているので、言葉を少し変えて簡単にまとめると
「ハルウララのような馬がG1で優勝する馬より注目を集めるのは、理解しがたい」
というような内容のこと。
そりゃそうだろうなあ、強い馬というのは、馬に関わる人たちが
その生活と、思いのたけと、持てる力のすべてを注ぎこんだ結晶なのだ。
そして、ただ才能があって、金と手間暇をかけられているだけじゃない。
運がなくてはいけない。
とびきり上物の原石から、とびきりの職人によって磨き上げられて、
そのうえ運まで味方につけた、まさに、希代の宝石のような存在なんだろう。
……しかし、最終的に、その武騎手のコメントは、
「勝っても負けてもウイニングランをしようと決めていた」
「負けてしまったが、暖かい拍手の嵐」
というような、好意的な言葉で締めくくられていた。
番組内では。

……怪しい、絶対怪しいぞぉ、この武騎手のコメント。
コメント自体が怪しいんじゃなくて、抜粋のされ方が怪しい。
絶対、制作側にとって都合のいい抜粋になっているはずだ。

そう確信して、武騎手のHPを見てみた。
うわー、やっぱり。
そこでは武騎手のハルウララへの印象や、ハルウララ人気に対する感想、
ハルウララ騎乗にあたり、高知競馬場との間にトラブルがあったことなどが
率直に書かれている。
ハルウララがあそこまで連敗を続けるのは、調教や乗り方の工夫が足りないのではないかと
彼は言っている。
宗石調教師が「馬の勝ち負けとは、運と、馬の生まれつきの能力」と言い
それ以上言及しなかった部分について、はっきり指摘しているのだ。

例のドキュメンタリー番組、わたしは感動してしまったけど、彼が見たら憤慨する、絶対。
自分の発言や行動を、都合のいいところだけ、都合のいいように引用され、
本当の自分とは、まったく別の像を作られて、それを利用されてしまう。
なんだか、そういう著名人の苦労と悲哀まで感じてしまった。

かといって、ドキュメンタリーで描かれていたことが
すべて、事実をねじまげられた嘘、ということでもないと思う。
ひとつの物事に対して、いろんな見方があり、いろんな真実がある。
要は、たくさんある真実のひとつを、そのまま自分の真実にするなということだよね。

******

というわけで、興味のある方は、武豊騎手のHPを直接ご覧あれ。
Take a cance! 武豊オフィシャルホームページ
ハルウララに関する記事は、日記>バックナンバー と進み、
3月8日、21日、22日のあたりにあるです。

その日記を読んで思いました。
武騎手って、めちゃくちゃ頭良さそう。
(なんにせよ、その世界のトップになれる人が、頭の悪いわけはないけれど)
これだけ簡潔で、これだけ的確な文章、まるでプロのライターのようですよ。
もしやゴースト? ……そう疑いたくなるほど上手い。

先頭 表紙

やはりドキュメントとは人間が作るものに過ぎない訳で、作り手がどういう意図を持って作っているのかを読み取らなければならないと思います。常にいろいろな情報源をあたってみるとかして。少々レベルの違う話ですが、昔新聞社の支局で高校野球の写真の撮影と暗室のバイトをしたとき、雑感記事やお涙頂戴記事で、記者同士の押しの強さで掲載の可否が決まっていたのを思い出しました。 / そういった部分を差し引いてもドキュメントは好き、のながせ ( 2004-04-18 21:29 )
新聞でも同じ事件を左寄り、右寄り、各社様々だしね。人質事件にしても開放されてから昨日までは3人に対して批判的な報道だったのに今日になって各社「何かの圧力か?」って思うくらい批判的な報道から家族感激の再開〜的な方向で伝えてたね。真実を見抜く目が必要って事か。 / ビッケ ( 2004-04-18 15:50 )
ドキュメンタリーってのはそういうものです。       というより、「要は、たくさんある真実のひとつを、そのまま自分の真実にするなということだよね。」てのもそうだけど、「事実」と「真実」の意味の違いをしっかり認識しないといかん、ってことで砂。 / 電ボ屋 ( 2004-04-18 07:12 )
連敗を続ける馬でもコンスタントに出場してくれるというのは、客が揃わないのも馬が揃わないのも悩みの種である地方競馬にとってはそれなりにありがたい存在のようです。で、地元の人が本命とは別枠でちょっと賭けて、「今日は望みをかなえて欲しい」とそのトホホ半生に肩入れする。その程度でよかったと思うのです。有名になりすぎて負けなくてはいけない使命を抱えちゃったね、ハルウララ。勝つことに望みを託して競走馬やってるのに。 / ぷりぷり所長 ( 2004-04-18 04:57 )
名古屋にグレースアンバーという馬がつい最近までいました。108連敗(歴代2位)。6歳、いたって健康。名古屋競馬の「7年以内に300万円稼がなければ出走する資格はない」という規定により引退。地元民でも知らない人がいることでしょう。当分休養し、乗馬か神社にもらわれてひっそり余生を過ごす予定のようです。 / ぷりぷり所長 ( 2004-04-18 04:42 )
なるほろ、ドキュメンタリーは怖いのですなぁ…。…ってか、ノンフィクションもので勝手に話を作るのはいい加減やめて欲しいなぁ…テレビに対する信用が落ちるべさ。 高知競馬なつかしい〜。実家の近所なんだよな。 / でぃど ( 2004-04-18 01:29 )
噂によれば他の地方競馬にハルウララより更にすごい連敗記録を持つ馬がいるそうで。となると、注目すべきは、なぜハルウララこそがあんなに注目を集めることができたのか。その戦略ですな。。。 / みなみ ( 2004-04-18 01:14 )
「ハルウララをさっさと馬刺にしる!」という競馬ファン@2ちゃんねるの気持ちもわからなくはない。ハルウララ人気は競馬ファンにとっては非常に白けるものでしょうねえ…… / みなみ ( 2004-04-18 01:12 )

2004-04-17 ゆわゆわゆわ

よっしゃ
今週もあと一日働いたら休日〜!!(今週は土曜出勤アリなのだ)

ウイークデイにたいした不満があるわけでもないけど
週末が楽しみな日々を送っていると早く老ける気がしますね
週末が楽しみなのより、毎日が楽しみな方がいい

******

今働いている職場の環境で、とても気に入っているのは
窓がとても大きくて、外の景色がよく見えるところ
自分の机に座ると、正面に見える壁の上半分が、ぜーんぶ窓なのであーる。
目を上げると、視界の上半分が、ぜーんぶ窓なのであーる。

窓からは、隣にある学校の野球場や校舎と、木の生い茂った丘陵が見える。
夕暮れ時の空は、水色と、ピンクと、淡い金色とが、グラデーションを描いて
まるで印象派の画みたい。
しのつく雨が降ると、景色はモノクロに煙って、中国の山水画のようになる。
一瞬ごとに姿を変える、大きな大きな絵画をみているようで、贅沢。
季節によっても、窓のむこうの景色は変わる。
夏は、青々とした緑。
秋や冬は、茶色。
いまの季節は、八重桜の花(?)が咲き、若葉のみどりがみずみずしい。

最近、気がついた。
その窓から、風にゆれる木を見ていると、とてもおもしろいということに。
風のつよい日は、丘陵全体の木がゆさゆさと揺れて、
まるで一つの大きな生き物が蠢いているみたい。
風のよわい日は、一見、丘陵は揺れていないように見える。

けれども、よく見てみると、
いっぽんいっぽんの木は、
ひとつひとつの枝は、
いちまいいちまいの葉っぱは、
それぞれが風に揺られて、それぞれの動きをしている。
ゆわゆわゆわ、ゆわゆわゆわ、そんな感じで。
イソギンチャクの触手。
内蔵の繊毛。
そういうものを思い出す。

仕事中なので、とてもじっくりなんて眺めていられないけど
もし許されるなら、ずっと眺めていても飽きないような気がする。
ゆわゆわゆわ、ゆわゆわゆわ。







★☆★ こまーさる ★☆★

韓国の俳優チュ・ジンモと
彼が映画『MUSA』で演じたチェ将軍を愛するサイト
「チェ将軍オモリ隊詰め所」にて
相変わらずのアホ文を書かせていただいております
お暇な方は読みにいらして下さいね
ホームみなみ隊長の愛のオモリ日記 です。 ……ワタクシ 隊長なんですよ!(笑)

登夢さん選りすぐりのジンモくん写真もありますので
「チュ・ジンモってだれよ? どんな人?」という方もぜひぜひ遊びにきてください
写真によって顔の変わる不思議な俳優さんですよ

先頭 表紙

散歩して風に揺れる木をよくぼんやり見てますが、大きな窓から見る風景もまたいいもんですよね。額に入った絵みたいで。学校の教室の窓がすごく大きくて、窓からちょっとはなれたところこからそれを見て「おぉ〜っ」と思ったことがなつかしい〜。 / papepon ( 2004-04-17 10:52 )
引っ越したんだけど、窓がちいさい(寂)。 / ガス欠コイン@ご無沙汰です。 ( 2004-04-17 08:33 )

2004-04-16 驚愕の銀行口座残高

昼休みにATMでお金を下ろした
そして口座の残高にびっくり
こんな残高額を見たの、何年ぶりだろう……

まあ、確かに2月後半の2週間はよく働いた
去年のいちばんヒマだった時期の4倍稼いだもんね
(それだけ、ヒマな時期はとことん働けないということでもある)

でも、今日の残高だってたいした額じゃないよ
決して はした金じゃないけど、ものすごい大金でもない
少なくとも、正社員で働いてた時にはちょくちょく見ていたくらいの額
その程度の数字にびっくりしてしまった自分に鬱
あーあ……とほほ

やっぱり人間の価値はお金なんだろうなってどっかで強く思ってる
たいした金額を稼げない自分はそれだけ社会から必要とされない自分
社会のヒエラルキーの下方でゆらゆらしている
そんなわたし
真夏の真っ青な空の下で
「君がそばにいてくれれば僕はホームレスでもいい」って歌ってくれた
岡村ちゃんみたいにはなれない 欲深いわたしです

でも頑張って働いてみる つーかそれしか無いから
GWはバイトだな

先頭 表紙

っていうか「茶ップリン」って……>自分 / みなみ ( 2004-04-18 01:49 )
pageponさん>おおお。いい仕事をしてくれる人にその対価、って。いいですね。そういうギブ・アンド・テイクはとっても素敵だと思います。 / みなみ ( 2004-04-18 01:48 )
ぷりちょ>同感です。未納の年金と市民税と家に入れる金を払ったら、銀行残高ゼロどころかマイナスになるかも。あー、さっさと払おう…… / みなみ ( 2004-04-18 01:42 )
ゆこまるさん>うん、経済力……。(^―^; ねぇ。 / みなみ ( 2004-04-18 01:41 )
やまもっちさん>野心……自分の中に欠けている、というか抜け落ちている部分なのでちょっと羨ましいですわ。お金で買える愛や歓心って確実にありそうな気がします。いや、買ったことはないんですが…… / みなみ ( 2004-04-18 01:40 )
↓結局帰結、って、重複語かしら……?? / みなみ ( 2004-04-18 01:38 )
むっさーいりゃん吉さま(笑)>財布がナイフって? うすっぺらーいということかな? 世の中のすべてがお金とは思いませんが、結局お金に帰結していく部分はでかいと思います…… / みなみ ( 2004-04-18 01:38 )
マイケルさん>そう、そうなんです、「お前がよくてもこっちは!」。 ソレ、ちょっと思いました(笑)。 / みなみ ( 2004-04-18 01:36 )
むらぱぴぃさん>いやまあ、わたしも本気で「人間の価値はすべて金で決まる」なんて思っているわけじゃないですよ。でも、かといって「人間の価値は金じゃない」と綺麗ごとを言いきれるとも思えないのです。結局、「人間の価値」の「価値」って何? という問題になるかもしれませんが。 / みなみ ( 2004-04-18 01:30 )
でむぼつん>食うに困る生活の経験、それはとても貴重だね。わたしも一度それをやってみた方がいいんじゃないかなって気がします。確実に何か考え方が変わりそう。でも貯金を手放す気にもなれないなあ……やっぱり。 / みなみ ( 2004-04-18 01:26 )
てるてるさん>同感です。お金は、人生を豊かにするために使いたい。だからこそお金のことで憂鬱になるのはばからしいという気も大いにします。ははは。 / みなみ ( 2004-04-18 01:24 )
登夢さん>あ。その茶ップリンの台詞、どこかで聞いたことがあります。いい言葉ですねえ。実に的確だと思います。勇気付けられます。 / みなみ ( 2004-04-18 01:16 )
この間、いい仕事をしてくれる人の腕にそれに見合う対価を支払いました。私の時間をせこせこと売ったお金で…。私の残高もカモ〜ン。 / papepon ( 2004-04-17 10:47 )
なまじ残高が増えると、気が大きくなってしまっていけません。そのお金は支払いに回るから手をつけちゃダメ>自分 / ぷりぷり所長 ( 2004-04-17 00:11 )
うんうん(^_^)お金大事ー。お金っていうか、、、経済力?(爆) / ゆこまる ( 2004-04-16 23:38 )
「愛も金で買える」と真剣に思うくらい荒んでたりもしたので(気持ち的に)、「人間の価値はお金なんだろうなとどっかで強く思ってる」という一節にエラく共感しました。そんな俺は野心家でもあるのですが…。 / 帰ってきたやまもっち ( 2004-04-16 22:46 )
やっぱりお金なんでしょうか・・ 確かに財布がナイフだと心細いですな / りゃん吉 ( 2004-04-16 21:28 )
お金があるからといって幸せになれるかはわかりませんが、お金がないことで不幸になる可能性は高くなるでしょうね。 それにしても本当にホームレスになった岡村ちゃんに、その歌を歌われても、「そりゃお前は良くてもこっちは!」と言いたくなりませんか?(笑) / マイケル ( 2004-04-16 15:15 )
生きて行くだけのお金は必要ですが、稼ぐお金の大きさで人間の価値は決まりません。金の亡者みたいな人が社会から必要とされているとは思えないですから。 / むらぱぴぃ ( 2004-04-16 13:13 )
一度「食うに困る生活」を体験した身分としては、お金は困らない程度・貯めれば好きなものが買える程度に収入があるのが理想。ワシは昨年度いろいろ散財したので、今年度は貯蓄に走ります。 / 電ボ屋 ( 2004-04-16 09:26 )
僕の場合、人生を豊かにするためのお金が必要・・・かな。だからお金は欲しいです。(足りてないんですけどね。) ちなみに最近の口座残高は大学生時代並みに少ないです(苦笑) / てるてる ( 2004-04-16 06:22 )
人生に必要なものは「勇気」と「想像力」とそして「ほんのすこしのお金だ」。これはかのチャーリー・チャップリンが「ライムライト」で言った台詞です。私は「金は無くても心は錦」はウソだと思う。 / 登夢 ( 2004-04-16 01:23 )

2004-04-14 リクエストされたコンテンツは、削除されました

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え?! そうなんですか??
淋しいな……

先頭 表紙

pageponさん>いらっしゃいませ! そうなんです。急にこういう表示が出たからびっくりしゃって、淋しくて。どうしたのかなぁって。 / みなみ ( 2004-04-16 00:55 )
ぷりちょ>そうなの。淋しいの。淋しいですってつっこみもできないところがまた淋しい。 / みなみ ( 2004-04-16 00:54 )
はじめまして。日記をやめるとこんな風な表示がでてくるんですね。急に↑こんなの出たらさびしいですよね。 / papepon ( 2004-04-15 09:24 )
新しい人が来る新鮮さとともに、ひまじんでコミュニケーションをとることが楽しかった人がまた一人抜けて行くのは寂しいものがあるんですよねぇ。 / ぷりちょ@晩酌が長引いて泥酔 ( 2004-04-15 02:38 )

2004-04-12 無題

あー
なんかもう疲れたよ……
疲れた

疲れが溜まってきているのか?
仕事はだいぶ楽になってきているのですけどね
(今日も8時半には上がれたし)

他人と自分を比べて劣等感を感じたり
他人をうらやましく思ったり
…………
これって疲れてる証拠だ
少なくともフツウじゃない

******

帰り、電車に乗ろうとしたら名前を呼ばれた
前の職場の学生バイト、N君だった

矢沢あいの『NANA』が大好きなN君は
革のパンツにきらきらしたヴィヴィアンのピアス
同じく、拳くらいある(!)、淡いピンクの、ヴィヴィアン地球儀(?)のネックレスといういでたち
強烈だけどそれが似合っているからすごい
こんな男の子滅多にいないなあ というくらい優しげで しかも妙に色っぽく
同時にちょっと乾いて冷めている
漫画の世界を地で行ってるみたいな
不思議なキャラクター
以前 偶然会った駅の改札で ブラック・ストーンという煙草を味見させてくれた子だ

なんだろう
なんだかよくわからないけど、N君にはひかれるものがある
自分の仲のよい友人たちとどこか似た匂いのするような

わたしがもうすこし元気なら
お茶にでも誘うか それとも次の電車までホームで立ち話でもしたかったのだが
わたしは自分のよれよれ具合が居たたまれず
すこし言葉を交わしただけですぐに電車に乗ってしまった
ちと残念

まあ、縁があったらまたいつか こうしてばったり会えるだろう
縁がなければ会えないだろう そう思えば別に怖いこともない
いまN君は就職活動をしているという
良い道が開けるといいね たぶん彼なら大丈夫でしょう

先頭 表紙

須木成さん>自分のことで、人と比べてみてはじめてわかる部分って多いですね。世間の人を知れば知るほど、今までなかったコンプレックスも深まっていくような気がします(^^;; 自分にしかないもの……あればいいなあ。 / みなみ ( 2004-04-14 23:55 )
ながせさん>そーなんですよね。同じ事でも、元気な時とそうでない時では考えが正反対に向かったりします。考え方が後ろ向きになる時は、疲れてるんだなーと思って、それ以上深く考えないようにしています(笑)。それにしても車、相変わらず安いですねえ。。。 / みなみ ( 2004-04-14 23:53 )
いっそ、とことん比べてみたら、自分にしかないものも見つかったりもするわけで・・・ そういうこともやっぱり必要なのかもしれないですよん♪ / 須木成 ( 2004-04-13 23:37 )
疲れているとついマイナス思考になりがちですよね。どうでもいいことをつい長々と考え過ぎてしまったりとか。元気なときはとても前向きに考えられることを、疲れたときは何故だか後ろ向きに、後ろ向きにといってしまうような気がします。 / 人生7台目の激安車税込55、100円にて購入決定のながせ ( 2004-04-13 09:46 )

2004-04-11 鯉と猫と私

頭と肩が痛くてだるかったので、運動のため近所の川へ散歩に行った
その名前は浅川といって、司馬遼太郎の『燃えよ剣』にも登場する
土方歳三の実家は薬売りをしていたが
その薬の原料はこの浅川で採れたとどこかで読んだ

河原に行くとたくさんのいきものがいる
人間はもちろん、犬、猫、鳥、さかな、昆虫、草木、そういうものがいっぱいいる
この街には人間だけが暮しているわけではない
あたりまえのことなのに普段はわすれているような気がする

ジョギングする男の人
サッカーをする小学生
土手に自転車をとめて話し込む女子高生
食事をつくるホームレスのおじさん
キャッチボールをするカップル
犬をつれたおばさん
釣りをするお兄さん
みなそれぞれくつろいでいる

川岸を歩いていると川の中の鯉が見える
そっと近寄ってもすぐに逃げてしまう
できるだけ近くに寄りたくて、足音を消して近づいてみる

腰を下ろしてしばらく川面を眺めてみた
夕陽と空の色を照り返して水がきれいな色に光る
ふしぎな渦や波紋を描きながらゆっくり流れてゆく
ときおり浅瀬に鯉の背鰭が現れては、ひらひらと揺れている

さてそろそろ行こうか、と立ちあがり、振り返ったら
真っ黒な猫がわたしを見ていた
「あ……気づかれた」
そんな感じの黄色い目
わたしが鯉に近付いて眺めてみたかったみたいに
この猫もわたしに近付いてみたかったのかな

また腰を下ろして知らんふりしていたら
猫は下流に歩いていった
きみどり色の土手の中
黒い猫はとことこ歩いていった
ときどき立ち止まって土手の上の通行人を眺めてみたり
耳のうしろを後足で掻いてみたり
あくびをしたりしながら歩いていった

先頭 表紙

ビッケさん>今日歩いたとこには3つくらいホームレスのテント建ってたよ。そのうちの一つ、橋の下のテントは前から常駐してる。あと曙橋から東は、河川工事やってて立ち入り禁止になってた。堤防強化工事みたい。スタ丼は、ビッケさんから聞いたあと、お店確認した! けどまだ食べてないのだ。。。 / みなみ ( 2004-04-12 01:36 )
へぇ最近はホームレスまでいるのかぁ、やっぱ不況のせいなのかなl?高校の頃通学路として自転車で通ってたんだけど朝は慌ててるから風景なんて全然見てなかった(笑)。大和田橋越えてからの坂道で信号に捕まるとそこからスピードにのれないから坂道が非常に辛いのだ。部活帰りは甲州街道沿いを通り「スタ丼」やら「万豚紀のチャーハン」食べるのが楽しみだったよ。 / ビッケ ( 2004-04-11 23:34 )

2004-04-11 (再録) 5年前に愛した、男

2つ下の記事にちょっと書いた、映画『シクロ』」に関連して、
昔、自分のホームページに書いた文章をひっぱりだしてみました
『MUSA』のチェ将軍のような、いわゆるダメ男が好きなのは
今に始まったことではないようです

■007  5年前に愛した、男  2001/05/09  

 19歳の夏、私は、ヴェトナムのやさぐれた若いヤクザに出会った。
 トラン・アン・ユン監督作「シクロ」。画面の中に広がる、強い陽光に彩られた、猥雑で美しいホーチミン。暴力的とも言える鮮烈な映像描写の数々。抑制の効いたストーリー。クーラーの効いた地下の映画館から地上に舞い戻った時、私は、「文章表現は映像表現には到底かなわないのではないか」と本気で悩んだ。(私にもそういうくだらないことで悩める時代があったのだ。当時の私は詩を書くことに熱中していた。)そして、トニー・レオン演じる、”詩人”と名付けられたその憂鬱なヤクザに、私はすっかり魅了されていた。こんなに格好良い役があるものだろうかと思った。アパートに帰った私は、その映画のチラシをベッドのそばの壁にピンで止めた。その部屋を引き払うまでずっと。

 そして今日、私は再び「シクロ」を観る機会に恵まれた。キネカ大森、レイト・ショウ。
 人間は変わらずにいることなんてできない。それに相対して、本や映画というものの魅力の一つは、それらの作品自体は年月を経ても変わることがないところにあると思う。少なくとも、だから私は文章を書く。
 予想はしていたが、やはり5年前のような感動はなかった。主人公である18歳のシクロ漕ぎの少年”シクロ”が画面に登場した瞬間、まず、若い、と思った。昔はとても大人に見えた”シクロ”の”姉”が可愛らしく思えた。前に観た時はまったく気にならなかった(あるいは魅力に思えた)、カメラ・ワークや演出が鼻についた。否、そんなことは些細な点にすぎない。登場人物たちの虚無や絶望、行き場のなさを、今の私は汲みとることができなかったのである。
 5年ぶりに会った”詩人”は、かわいそうなくらい不器用で駄目な男だった。格好良いなんて言えない。ただ、駄目で、駄目で、馬鹿で、いとおしくなってしまうくらいだ。
 そして”詩人”はまた賑やかな大通りを見下ろす部屋に火を放って死んでいった。”詩人”にとってはただ一回の、あるいはこの映画がスクリーンに映し出された数と同じだけの、私にとっては2回目の彼の死。

(つづく)

先頭 表紙

2004-04-11 (再録) 5年前に愛した、男

(つづき)

■010  ”詩人”のこころ  2001/05/12  

 「あの映画の中の悲劇は、結局はお金の問題だからね。10代や20代の人が見たら”ああ、かわいそう”って浸れるけど、オバちゃん達が見たら”お金さえどうにかすればいいのに”と思ってそれほど感動できないと思うよ。」

 以前、友人が「ダンサー・イン・ザ・ダーク」に対してそのような内容の感想を言っていた。(ちなみに私は未鑑賞。)それを思い出して、私は、映画「シクロ」を5年ぶりに観た時に感じた気持ち(cf. 007 5年前に愛した、男)も、それに通じるものがあると思った。
 映画「シクロ」の登場人物、”詩人”はヤクザで、主人公の少年が、ある事件をきっかけに裏の世界に足を踏み入れるのを苦々しい気持ちで見ている。しかし彼は、主人公に対して足を洗うように積極的に説得したりはしない。”詩人”は組織の元締めである女親方の愛人でもあるのだが、やはり彼は女親方に対しても何も言わない。そして、”詩人”と主人公の”姉”は愛しあっているが、同時に、”詩人”は”姉”を売春させている。痛みを感じながら。そして、”姉”を酷い目に遭わせた客を、”詩人”は刺殺してしまうのだ。”詩人”は自分の行動によってどんどん不幸になり、そして最後には自殺してしまう。
 自分にとって何が一番大切なのか見極め、それを追求することさえできれば、”詩人”はもっと違う人生を歩んでいたはずだ。しかし、”詩人”という屈折したキャラクターに、それ――例えば「売春なんて最初からさせなきゃいいじゃん」という今の私の感想(それくらい本人も考えているだろう)――を説くことは、無意味である。彼は、幸せを求める能力をとうの昔に失った人物として描かれているのだから。(パンフレットの監督の言葉によると、「貧しさのために純粋さをカネに替えてしまった」のだそうだ。)彼は自分を幸せにするために何ひとつしない。できないのだ。彼は壊れた心を持ち(純粋さを失い)、それに依存して生きながらも、壊れていない心(純粋さ)に憧れ、そのギャップに苦しむことしかできない。”詩人”の”姉”への愛情がもっとも歪んだ形で現れた殺人(客殺し)は、その葛藤の最たるものだ。

 そういう人物(物語)に以前のようにスムーズな感情移入ができなくなること、それはつまり、私自身もたくましいオバちゃんに近づきつつあるということなのだ。”詩人”への共感を代償に、自分なりの処世術を手に入れてきたのだと思う。

先頭 表紙

2004-04-10 映画『レジェンド・オブ・メキシコ』

うーん
この数ヶ月間、激しく楽しみにしてたのに、期待外れでした
あんなに役者揃えておいて、それはないよって感じ
『デスペラード』の続編なんだけど、
『デスペラード2』って大々的に銘打ったら集客出来ないだろう、という
タイトルからしてそういう計算が透けてみえる作品でもありました

ストーリーがわかりにくい
キャラ立ってない
アクションはそれなりに見られるけど
お約束のギター爆弾やギター火炎放射器も
『デスペラード』でギターマシンガンを初めて見たときほどの
衝撃と笑いはあるはずもなく……淋しい……

バンデラスはアクションに華があるなあ
重戦車を思わせる体躯の厚みだ
デフォーはやっぱり好き 毒々しくて鋭くてステキ 彼のイメージは紫の薔薇(笑)
ジョニー・デップは……うーん、まあ、おちゃめでした
CIAなのにあんなに簡単に人殺していいのかね?
しかも、でかでかとCIAって書いたTシャツ着てるし(笑)

映画を観た後、友達に「正直、期待外れだったー」って言ったら
彼女は言いました
「そうだね……誰も脱がなかったしね
わたしはそんな彼女が好きです

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