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みなみの「さぼのーと」

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目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2004-03-01 憂国
2004-02-29 今月の映画、ラスト一本 『ラスト・サムライ』
2004-02-29 今月観た映画と、その個人的なみどころ
2004-02-29 芥川受賞2作 『蛇にピアス』 『蹴りたい背中』 その1
2004-02-29 芥川受賞2作 『蛇にピアス』 『蹴りたい背中』 その2
2004-02-28 派遣社員、たまに自問のまき
2004-02-26 親しらず奮闘記(1)
2004-02-26 親しらず奮闘記(2)
2004-02-23 訃報
2004-02-21 どうしよう、ねえどうしよう


2004-03-01 憂国

ほんとうは2月26日にこのタイトルで日記を書こうと思っていた。
が、すっかり忘れた。その夜のわたしは親知らず日記を書くために全精力を傾けていたのだ。

2月26日が、いささか特別な日づけとしてわたしの頭にメモされている理由。
それは、古くからの友達の誕生日だから……。
あともう一つは『憂国』。三島由紀夫の。

2・26事件なんていうと、はるか昔、明治あたりに起こった事件のような気がしてしまうが
相変わらず元気なわたしの祖母に言わせると
「あの日は大雪で真岡線が止まっちゃって、女学校まで歩いて行った」
のだそうである。
そういえば武山中尉の軍靴は雪と泥に汚れてはいなかったか。
2日ぶりに妻の待つ家の敷居を跨いだ彼の靴は。

『憂国』を読んだのはそう昔のことではない。
はたちか、21か、22か。そんなところ。
表紙を閉じて溜息をつき、
「この小説を中学生や高校生のころに読まなくてよかった」としみじみ思ったものだ。
はたしてそれから数年後の自分は、仕事を休んで病の床で。
「いやまあ、たった数年でも歳はとってしまうもんだ」なんて思いながら
同じ本の頁をはらはら捲っている。
つまりわたしはいちばん良い時期に『憂国』を読んだのかもしれない。
制服を着ていたころに読んでみたかった、という思いは捨てきれないが。

もはや『憂国』を読んでも身の危険は感じない。
「この選択ははたして至誠と呼べるのか」なんて余計な茶々まで入れたくなる始末。
しかし、ここに描いてある死への軌跡はやはり美しい。
”今度は自分がその謎を解くのである”
その言葉がとても、いちばん、いまでも、わたしは好きだ。

というわけで毎年2月26日が来るたびに
「ああ今日Nりんの誕生日だなあ、ユーコクの日だなあ」
とわたしはヒトリ思うのである。

先頭 表紙

えとうさん>ま、ロマンに殉じて死ねるのは紛れもない才能ですわね。普通なかなか死ねませんし、そこまでのロマンも持てません。 / みなみ ( 2004-03-04 01:01 )
こたさん>すごい! それは貴重な体験ですね!! わたしも三島を思い浮かべると、こたさんと同じ、「究極のナルシスト」って言葉が出てきます。過度なコンプレックスをもっていて、おそらくはそれを克服しようとするあまり、それに引きずりまわされていた人という感じ。 / みなみ ( 2004-03-04 01:00 )
まやひこさん>わたしは三島の思想がわかるほど三島は読んでいませんが(長編読むと息が切れる! 一本も読み切った作品がありません)……それでも、天才的なバカという評価にはうなずけるものがあります。わたしの評価は、kotarouさんと同じく、「究極のナルシスト」。 / みなみ ( 2004-03-04 00:56 )
革命夢見れるだけ幸せや。起こせるもんなら起こしたいし、割腹してさっさと果ててしまいたい、と思う気持ちもある。1つのロマンじゃないんすかね。 / えとう ( 2004-03-03 00:48 )
三島のあの事件。私は現地でリアルに体験した一人。現場から半径500m以内に住んでいたから、町中の喧騒やヘリの爆音など、今も生々しく記憶に残ってる。天才的なバカてどあると同時に究極のナルちゃん、という印象かな。だけど何故かいつもココロにある人。 / kotarou ( 2004-03-02 10:12 )
Kyucoさん>由紀夫君みずから主演なさったというアレですか……。正直なところ、わたしは、一生その映画は目にすることなく死にたいと思っています。といったらちょっと三島由紀夫に失礼でしょーか。でもなぁ……。三島由紀夫、わたしのイメージでは、文豪というより変なひとです。なんていうか志茂田景樹とか叶姉妹的ヘン……。(意味不明な発言でスミマセン) / みなみ ( 2004-03-02 00:35 )
三島由紀夫は、文章の天才だとは思いますが、その思想に関しては1mgの共有すら拒否したいです。実際、天才的なバカというのが、現在のわたしの三島に対する評価です。 / まやひこ ( 2004-03-02 00:25 )
私も最近ようやく「憂国」を読みましたよ。私の場合みなみさんと違って、今まで読んだことがなく、しかもこの作品との出会いは、まず、三島主演の映画のほうでした。(その映画でワーグナーの音楽が使われている関係で、偶然、ワーグナーの展覧会で観ることになったのです。)これが、(不意打ちだったこともあるのでしょうが)、とっても後味悪く感じました。本を読んでみて、やっぱり先に本のほうと出会いたかったなぁ、と思っています。彼の日本語センスあってこその美しさかな、と。映画はやけに生々しく感じました。 / Kyuco ( 2004-03-02 00:09 )

2004-02-29 今月の映画、ラスト一本 『ラスト・サムライ』

観ちゃった、観ちゃった。
昨年の夏、予告編を見た瞬間、「なんじゃこりゃ! 絶対観なければ!」
と思った(Bな匂いを期待していた)わりに、だんだんどーでもよくなってきて、
そろそろ上映が終わるという今ごろ、ようやく観に行きました。

場所は八王子シネマ。マナー悪いんだあそこ。
今日も、前の兄ちゃんがスナック食べてて、ずーっとガリガリボリボリうるさい。
てめーの家でビデオ観てんじゃねーんだよ! せめて口閉じて食えー! と内心キレ。
耐えかねたので注意しました。逆ギレされなくてよかった……。

■感想

ひえーい★ 期待通り、真田広之ステキ★★ 立ち姿が美しい★★★
殺陣も美しい★★★★ 戦装束も乱れ髪も素晴らしいッ★★★★★

声を大にしていいたいコトはそれくらいです。

それ以外は、小声でボソッとつっこんどく。一応、ネタバレはしていません。

・もうちょっと奇天烈なニッポンが観られるかと思ったら、そうでもなかった。
 (製作者の努力が感じられる一方、ちょっとつまんない)
・無学なせいで、いまいち時代背景が理解できなかった。維新前後の歴史は新選組で勉強します。
・主演は、トム・クルーズというより渡辺謙っすね。ワタシ的には真田広之ですけどね。
・てゆーか、今回のトム君の役は、当たり触りがなかったなあ。1ヶ月後には記憶から消えていそう。
・勝元の弟を演じる役者さん。あんなに日本語の演技ヘタクソでいいんですか? 日本人なのに。
・鎧武者の軍勢が騎乗して霧の中から現れるシーンはちょっといい。
・かぶとをかぶった鎧武者というのは、完全に「異形のもの」であるようだ。
 外国映画だから、過度に不気味に、エキゾチックに描写されているという所為もあると思うけど、
 鎧兜は、もともと、戦いに挑むための装束として、敵に威圧感を与える目的も兼ねてデザインされているのだろう。
・トム君、いくら切羽詰ってるからって小雪が片肌脱いで髪洗ってるとこに話しかけるな。無礼すぎです。
・で、小雪は目の演技がよいですね。ただ、どうしても子持ちに見えないんですけど。
 未亡人演じるには生活感なさすぎ。
・ところで、あんなにゲームちっくな戦ってアリなんすか? 全然、命がかかってる感じが伝わらない。
・天皇役の中村七之助くん、ああいう顔好みです。ヘビ顔、ヘビ顔♪
・というか、書いてるうちにもう記憶が頭から抜けてきました。

先頭 表紙

↓タレ撫ちゃんって……へが抜けました。とほほほほ。ごめんなさい。>撫ちゃん / みなみ ( 2004-03-02 00:29 )
タレ撫ちゃん>なにゆえにヘタレ? 謙さんはさすがに悪くなかったですが、正直なところ、どうも、これぞ侍、っていうよりは「ヘンな殿様坊主」ってイメージでとらえてしまいまして……ゴメンナサイ。侍とは何か。なんとなく理解できるようにも思うのですが、確かに難しいです。ちょっと勉強してみたい今日このごろ。 / みなみ ( 2004-03-02 00:05 )
えむさん>おお同志! ヒロよねサナディーよねやっぱり! (←興奮のあまり意味不明) わたし真田教に入ってもいい。わたしはフジヤマドドーンな横浜港(まあ、お約束かと)以上に、村にっひとつだけあった丸い田んぼに笑いました。ねえよあんなもん。 / みなみ ( 2004-03-02 00:02 )
ひろちゃん>あ、そうなんですか(笑) やっぱり歴史の素養がないと、ダメですねー。つっこむんでケチつけるという楽しみ方ができない、なーんて(笑)。幕末維新の流れ、わたしは日本語で2時間きっちりレクチャーされたとしても理解する自信がありません……。 / みなみ ( 2004-03-01 23:56 )
謙さんかっこいい!「武士道とは信念に死すことと見つけたり」ってまさにそのものでしたね。日本の文化や歴史を勘違いしている外国人の方に見て欲しいです。でも「侍」って説明の仕方が難しいというか、なんて答えていいかもわかんない。 / ヘタレ撫子 ( 2004-03-01 19:48 )
私的にも真田広之がよかった!謙さんもよかったが、真田に惚れ直した。横浜港で真正面にでかでかとフジヤーマが見えるのはにんともかんともでしたが・・。あと斬首もあんなにスパッと切れんっちゅーねん。 / ☆えむ☆ ( 2004-03-01 14:34 )
時代背景は完全にフィクションで、史実とはかけ離れていましたよ。まあ二時間で、幕末維新の時代設定を外国人に理解させるのは無理なのであのようになったのでしょう。 / ひろちゃん ( 2004-03-01 13:54 )
剣のけいこって楽しそうだなーと思いました…… / みなみ ( 2004-02-29 23:49 )

2004-02-29 今月観た映画と、その個人的なみどころ

■『ミスティック・リバー』……けいこさん、M氏と
・主人公の奥さんの胆の据わり具合
・恋人を殺されたかわいそうな若い兄ちゃんがブチ切れるシーン
・唯一観ていて安心できるケビン・ベーコンのハイブロウなたたずまい

■『半落ち』……けいこさん、M氏、マイケルさんと
・じっくりと役者の表情に迫る丁寧なカメラワーク
・伊原剛志の華麗なる自棄酒
・伊原剛志の華麗なる上腕筋(あ、その腕で押し倒してくだすって結構です、みたいな)
・柴田恭平の華麗なる長い足
・『北の国から』の純ちゃんの浮きっぷり
・いい映画でした。すいません泣きました。
・純ちゃんは、本当に完璧に一人だけ浮いてました。
・彼の演技力が問題なのではなく、明らかにミスキャストかと。

■『Happy End』……ひとりで
・ジンモくん(バカ殿)の華麗なる肉体
・ジンモくん(バカ殿)の華麗なるセックスシーン×3ラウンド
・ジンモくん(バカ殿)の華麗なるオタクファッション(含む眼鏡)
・ジンモくん(バカ殿)の華麗なるパンツ2枚重ね
・っていうかジンモくん(バカ殿)
・後味悪い映画が好きな人にはお薦め。マジで後味の悪いこと請け合いです。
・生気のかけらもないミンシク兄さんが観られます。

先頭 表紙

2004-02-29 芥川受賞2作 『蛇にピアス』 『蹴りたい背中』 その1

■金原ひとみ『蛇にピアス』

 勢いがあって、一気に読めた。実によくまとまっているし、ストーリーはパンチが効いてる。主人公の恋人のアマという男の子、これがまたとっても可愛く、かつ危ない男に描けててイイ♪ 同時受賞の綿矢りさもそうだけど、男の子描くの上手いな。金原ひとみ、綿矢りさと同い年くらいの男の子が女の子を描写したら、いろんな理想が入りすぎて、こうはいかないような気がする。と思うのは偏見か。
 文体はもっと洗練される余地があると思う。
 
■綿矢りさ『蹴りたい背中』

 『蹴りたい背中』といいつつ、実際蹴ってるじゃん! そこんとこ大笑いした。
 『蛇にピアス』のような、一気に読ませる力は足りない。でも、『蹴りたい背中』は、「なんだかよくわからない、言葉にしきれないもの」を、グレーのなまま取り出して描写することを主眼にしているような気がする。10代って、白黒つけたがる年代ですよ。若干19歳で、モヤモヤをモヤモヤのまま描写できる作者に、わたしは器の大きさを感じた。
 読んだ後に「あー、面白かった」と思えるのは『蛇にピアス』なんだが、「もう一度読むならどっち?」と言われたら、「『蹴りたい背中』にしとこうかな」と答えたい、ような、一度では消化しがたいひっかかりのようなものを感じた。そういうものって大事だと思う。

(つづく)

先頭 表紙

2004-02-29 芥川受賞2作 『蛇にピアス』 『蹴りたい背中』 その2

(つづき)

■インタビュー

 金原ひとみ「不登校とパチスロの日々に父は」 ……すごいタイトルやな。これだけで小説の題になるだろう。つけたひと上手いな。スロットについて熱く語っているところが微笑ましい。どこでどんな生活をしていても、父にメールで草稿を送った、というエピソードにはなるほどと思った。小説がこの親子の重要なコミュニケーションツールなのか。面白い親子もいるものだ。

 綿矢りさ「太宰治を片端から読みながら」 ……いやもうなんか、落ちつく。金原ひとみのわりと強烈なインタビュー読んだ後では特に。本が好きな普通の大学生って感じ。身の回りにいそうだなこういうひと。
 
 2人のインタビューに共通して出てきた作家の名前が、村上龍、山田詠美。われわれ若い世代にとっての文学の入口が、このあたりの作家なのか? たしかに村上龍も山田詠美も、一読してそれとわかる天才だとは思う。

■選評

 選評は、短いながらに、その人の感性や表現力が野ざらしになるので、面白い。受賞作に対する見方は人それぞれ。それは当然のこと。だけど、石原慎太郎いわく「『蛇にピアス』はピアスが象徴する現代の若者のフェティシズムが主題となっているが、私には現代の若もののピアスや入れ墨といった肉体に付着する装飾への執着の意味合いが本質的に理解できない」、そう断じる彼の感性と姿勢と読解力って、作家として一体どうなの? かなり疑問。っていうか恥ずかしくないんだろうか、そんなこと書いて。感性や好奇心の乏しさと怠惰さをみずから露呈してるとしか思えない。
 村上龍いわく、「現在の出版不況は構造的なもので若い作家二人の登場でどうにかなるものではない」。まあ、そうなんだろうなあ。文藝春秋買ったはいいけど、芥川賞関連以外には読みたいと思える記事がありません。これもどうなんだ。

■個人的に思うこと

 金原ひとみも綿矢りさも、さすがに芥川賞を受賞するだけあっていい言語センスしてる。それがわかるだけわたしのアンテナも錆びついていないと思うよ。

 ところで、最近のわたしは、純粋に自分の楽しみのために小説を書いてみたいと思っているのだが、ひとつ困っていることがある。憂鬱とか悩みとか諦めとか屈折とか、そういう、どちらかというと「ブルーな範疇に属するモノ」ばかり糧にして詩や小説を書いてきた経験しかないわたしには、そういうものに立脚しないモノガタリを書くにはどうしたらいいのか、よくわからないのだ。

 今回の受賞作2作も、主人公が心身のバランスを崩して痩せていったり(『蛇にピアス』)、クラスの輪に溶け込めない女の子だったり(『蹴りたい背中』)、話の根本にあるモノが屈折していてブルーである。偏った見方かもしれないけれど、若いうちは(いや、若くなくても)そういう話は書きやすいのだと思う。

 わたし自身は、憂鬱とか屈折とか、そういうものはあまり要らん。他人の物語として楽しむ分にはいいけど、自分には要んない。となると、それを除いたいま、自分に残っているものは何だろう、何かが残っているとして、それをどうカタチにすればヨイのか、という、そういう話です。

先頭 表紙

マッキ〜>そうそう、ハツにとってはかなり、にな川はもどかしい存在だよなーって思いマス。オリチャンのことばっかり見てるし、ハツのこと全然見ていないのかと思えば、的外れな(ケイベツした目で見てる、とか)観察をしていたりするし。はたしてあの2人のその後は、などと想像の余地が残されているあたり、面白いなって思う。付き合いそうな気もするし、友達でいそうな気もするし、あっさり離れ離れになるような気もするし。 / みなみ@わたしも小説読みたいモード ( 2004-02-29 23:46 )
文藝春秋買って、マッキィも読みました。「蛇にピアス」の方が同じくスーッと読めました。一週間経って、「蹴りたい背中」は、ハツ→にな川のベクトルで、にな川→モデルのベクトルでだから、ハツはにな川が気づいてくれないもどかしさで背中を蹴りたくなったのかなぁ?と思いました。最近全然小説を読んでなかったけど、また小説読みたいモードになってきたかも! / マッキ〜 ( 2004-02-29 20:34 )

2004-02-28 派遣社員、たまに自問のまき

 わたしがお世話になっている派遣会社の営業・Kさん。Kさんは、社会人1年目と思われる若い女性。数日前に用事があって職場へ訪ねてきてくれた時、ちょっとしたきっかけでお互い映画が好きだということが判明。思いがけずジョニー・デップ話で盛り上がった(笑)。そのKさんが、今日は、契約更新の話をしにきてくれた。

 来月末の更新は、無事OK。ただ、人事異動が7月にあるため、今回の契約は6月末まで。7月以降、契約更新できるかどうかは、その異動によるという。考えてみれば、わたしが今の派遣先に就職したのも、昨年7月の人事異動で欠員ができたのを埋めるため。今度の異動で職員が補充されれば、わたしは必要とされなくなる。7月以降、わたしはどうなるのか。5月の末になるまで、不明。

 今の職場は居心地がいい。仕事内容にしても、環境にしても、人間関係にしても、ほとんどストレスを感じずに済む。ただやっぱり、派遣社員をやっていて「これでいいのか」と疑問に思うことがないわけではない。本当は、契約を更新してもらえるかどうか待つよりも、さっさと他に正社員の働き口を見つけた方がいいのかもしれない(ひとつでも歳をとらないうちに)。

 そう思う理由、率直に言えばまず給料。わたしみたいに専門知識も技術もない、さらに都心で働いていない派遣は、断言するが、稼げない。残業がなければなおさらだ。それから仕事の内容。派遣社員として任される仕事には、やはり制限が大きい。それは楽だし、ストレスを背負わずに済むけれど、若いうちからこんなに楽してていいのかなあと思う。昔やっていた仕事が大変だっただけに、特にそう思う(とはいえ、あんな大変な思いは二度としたくない、とも思うんだけど)。

 わたしは欲が深いのだ。もうちょっとバリバリ仕事してそのぶん給料高い方がいいんじゃないかと思っている。つまり、上昇志向がないわけではないのにわざわざヒエラルキーの下方にとどまる必要はあるのか、とゆうことだ。でも、そう思う一方、そういう上昇志向は自分には合わないんじゃないか、とも思う。貧乏でも雇用が安定していなくても職場でのニッチが低くても、それで自分の時間と精神的な自由がとれる方が幸せになれる、わたしはそういう種類の人間なんじゃないか。そう思う理由は、自信がないから、というのともちょっとちがう。そんな気がしてる。

 今の生活には今の生活ならではのメリットがあるし、生活を変えようと思えばリスクもある(だいいち、自分を雇ってくれる会社はあるのか?)。なんだかんだ言って、それが遅かれ早かれ、契約切られて放り出されるまでは今の場所にいるのかも。まあ、自分の中で時期がきたら否応なしに動くのだ。スイッチが入るときは勝手に入る。わたしにできること、わたしがやるべきことは、まず6月末まで精一杯働くこと、自分の仕事に対して、非のうちどころがない、そう思えることを目指すこと。そんだけだなあ。馬鹿の考え、休むより始末に悪し。それがわかってきた最近、無闇に悩むこともなくなり、ものごとを単純に、楽天的に考えられるようになってきて楽でいいです。以上、おわり。

先頭 表紙

私も電ボ屋さんに同感です。まあ何とか食えるくらい、っていうのはなかなかに微妙で奥の深い表現ではありますが。私的には合わない事をやりつづける苦痛よりも、貧乏の方が精神的には楽。まあお金がない苦しさっていうのも結構辛いものがありますが。さてさてみなみさんは? / 全然売れてないが何とか食えてるながせ ( 2004-03-01 07:02 )
電ぼつち>そういう生き方、辛いこともありそうだが、良さそうだね(笑) ……。素質ばっちりというか、あきらかにだよねわたし。と自分で思う(汗) ゆえに、に不似合いな生活をヘタに選んでしまうと、結局辛くなるのではないか、と思ってしまいまふ。的生活を望むのも、反的生活を望むのも、どっちも自分自身なんだけど。 / みなみ ( 2004-02-28 22:46 )
でぃど君>お疲れ様です。でぃど君の日記、読むからにハードで身体を壊さないか心配です。気をつけてね。 / みなみ ( 2004-02-28 22:42 )
みなみ氏のような人は、まぁなんとか食えるくらいは売れてる職業小説家(漫画家)、ってのがもっとも生きやすいと思うのだがいかに(笑)。の素質ばっちりです。 / 電ボ屋@ぷち ( 2004-02-28 15:08 )
俺はバリバリ仕事して高給なのより、普通の給料で休みがちゃんとある方がいいなぁ…。というのを改めて実感してる今日この頃です^^; 働きすぎるとそれ一色になっちゃって人生に色がなくなる。色がある生活の方がいいー! / でぃど ( 2004-02-28 14:51 )

2004-02-26 親しらず奮闘記(1)

 まあそんなわけで、Y先輩の通夜の開始時間にはワタクシ、親知らずを抜いていました。

 仕事がなかなか終わらず、予約時刻の3分後に口腔外科に到着。いつもなら結構待たされるのに、比較的スムーズに名前を呼ばれた。しかも、通されたのは、ふだんの診察台ではなく、併設されえている小児矯正歯科のスペースにある診察台。予約してあったのだし、口腔外科の診察台を空けておこうと思えばできたはずだと思うけれど、こちらの方がリラックスできるから? 壁に貼られた巨大なピカチュウのイラストがわたしを見守ってくれている……。
 診察台に上がると、間髪を入れずに「じゃあ抜きますね。下からいきます」と先生。このただならぬ迅速さ。余計な不安を与えられる隙がない。その意図が伝わってきたので、ちょっと信頼感UP↑。

 そして始まった、左下の親知らずの抜歯。まず麻酔。「ちょっとチクっとしますよー」と言われたのだけれど……ん? 痛くないぞ? 歯茎にぷすっと針が刺さる感覚はあるけれども、ほとんど痛みはなかった。もしやこの先生、上手いのでは? このへんでさらに信頼感UP↑↑。だがしかし! 2月2日の日記に対して容赦なくつっこまれた、数々の痛ーい体験談が容赦なくわたしを襲う! 麻酔効かなかったらどうしよう? ねえ、どうしよう?(T△T)【cf.パンドラさんのつっこみ】 

 その恐怖を味わっているうちに舌の先がしびれてきた。ああ良かった……。
 さて、最初は、前に詰めた消炎用のセメントの削り出し。途中で「痛くないですか」と聞かれ、それが本来なら痛みを伴うものだと知って驚く。おお、全然痛くない♪ 麻酔バッチリ♪ その後、キュイーン☆と音を立てる件の(母ではない……、)器具で歯を削られる。わたしの親知らずは真横に生えていて、隣の歯にぶつかっているので、そのままでは抜くスペースがなかった。そのため、歯の一部を切除して、それからようやく抜歯となるのだ。以前に行った歯医者では「これは抜けません」と断言され、今回の先生にも、レントゲンを見て「こぉ〜れは難しいね〜(笑)」と言われた折り紙つきなのであるぞ。えっへん。威張っても意味ない。

 切除が終わってようやく抜歯。こうしている間にも「麻酔が切れたらどうしよう」と怖くて仕方がない。【cf.空木さん】……しかもまあ、折り紙つきだけあって抜けない。「まだですかぁ〜?(泣)」って感じ。先生が立ち位置や角度を変えたりし、奮闘している様子が気配で伝わる。さらに、口を横に大きく空けるために思いっきり引っ張られる。んごぉ〜。面の皮が通常位置からずれるぅ。そして頭蓋骨に延々と響きつづける、歯を抜くときのガツガツゴリゴリとした音……。抜歯→拷問。ついそんなことを考える。『ベルセルク』のグリフィスは、歯は抜かれたんだっけ? 抜かれなかったような気がするなあ。確か舌だったよね。そういえば昔、明大に拷問展見に行ったなー。鉄の処女とか。
 でも、考えてみろ、こうやって口に他人の手をつっこまれ、歯を抜かれることなんて、人生にそう何度もないぞ!(というか、ないと思いたい……) この貴重な感覚を楽しまずしてどうする! 楽しまねば! 楽しむのだ! ……そういえば職場のTさんが「親知らずを抜くと、歯と頭蓋骨が直結してるってわかるよー」って話してたなっ! その感覚味わえるかなっ♪ 楽しみだなっ♪ (さすがに「味わえるといいな♪」とまでは思えないのだった)

(つづく)

先頭 表紙

2004-02-26 親しらず奮闘記(2)

 そのうち、歯が砕ける何とも言えないイヤーな音がした。ひえー! 割れたよ! 根が残って歯茎からほじくり出すという事態は避けたい。ほじくり系の体験談つっこみ【cf.Rさん・有末さん・ちゃあ】が頭をよぎり、更なる恐怖にさらされる俎板の鯉@わたし。
 しかし、そろそろ抜歯は佳境! そう悟り、心の中で親知らず(左下)に別れを告げる。もはや魂の絶叫だ。

 さよなら親知らず(左下)ちゃん! これで永遠にお別れさっ!!!
 ……ああ、これで10年来、ことあるごとにわたしを苦しめてきた頭痛(左だけ)も肩凝り(左だけ)も顔面痛(左だけ)も鼻づまり(左だけ)も上あごの腫れ(左だけ)も、すべてが消え去る(かもしれない)と思うと、わたし恐怖にも痛みにもあなたとの別れにも耐えられる……。(もっと早く抜けばよかったのにと思わないでもない)

 歯のつるっとした感覚が舌に当たったので、ようやく無事に抜けたのがわかった。(幸いに、というかなんというか、頭蓋骨直結感覚は味わえなかった) でもまだ気は抜けない。次は上の歯だ。上の歯茎に麻酔を打ち、それが効くまでの間に下の歯茎を縫合してもらった。うーん、手際がいいなあ。
 しかし、これまた上もスムーズには抜けない。またもや「まだですかぁ〜?(泣)」なのである。そのう、「メリッ」なんていうおそろしい音が聞こえて、恐怖倍増。さらに、麻酔がノドの奥に溜まってきて、苦しくなってきた。えーん。苦いよう〜。でも口を空けているから何も言えない……。

 歯を抜かれている最中は全身に力が入ってしまう。「緊張したってしょうがないもんな……」と思い、何度か意識して力を抜くものの、気がつくとまた全身が強張っている。そんなことを何回もくりかえしていた。ふぅ……。
 そんな感じで、手術時間は20分〜25分。これ、2本の抜歯としては長かったのか、短かったのか? よくわからないけれど、終わったら、手術台に面していた部分にかなり汗をかいていたことに気づいた。身じろぎした記憶はないにもかかわらず、鏡を見ると、頭がボサボサになっていてかなりみっともなかった。とほほ。
 抜いた歯をちらっと見せてもらったら、どちらもひどい虫歯だった。これも先生のお墨付き。歯をもらって帰りたかったけど、もはや口を開いてみようとする気力がなかった。まあ、もらっても、捨てるに捨てられないゴミが増えただけだと思えば諦めもつく。

 手術後は半ば放心状態。診察料の清算までしばらく待たされたので、日曜に観てきた『ハッピーエンド』のパンフレットをカバンから出して眺めた。バカ殿ジンモくんってあれだけ体格いいのに、顎はけっこう細いんだよね。だから雰囲気が甘めというか、以外とマッチョって感じじゃないのかも。でも、顎が細いと歯並びが気になる、見てみたい……。<余計なお世話です。(ちなみに写真によってはそれほど顎が細くないようにも見える)

 家に帰ったら、食事をして、薬を飲んで、熱冷まシートをほっぺたに貼って、風呂にも入らずさっさと寝た。やはり先生の腕がよかったのか、それともわたしの日ごろの行いが良いせいか、2本抜いたわりに、腫れもあまりないし、出血もない。さすがに薬が切れると痛いけど。

 そんなわけで、イニシエーション完了しました。ずっと心にひっかかっていた大イベントがこれで去り、一安心。しかし、虫歯の治療は今後も当分続くものと思われます。もしかすると、右の親知らずも抜くことになるかも。気長に頑張るベ。

先頭 表紙

てんぴーさん>いらっしゃいませ! やっぱり、生えていない歯を抜くのは大変そうですね(泣) わたしの歯は、生え方はメチャクチャですが、4本とも全部頭が出ているので、比較的幸運だったかもしれません。 抜歯、はやくいい思い出になればいいなぁ……。まだ痛いです。 / みなみ ( 2004-02-28 22:41 )
ぷり長>そうそう、痛くはないんだけどイヤーな感じなんですよね、歯を抜くのって。 抜歯ではなかったみたいだけど、わたしの友人で、歯医者で治療を受けている最中に眠ってしまい、医師に驚かれたという人が存在します。今回歯を抜いて、その緊張感を味わって以来、その友人のすごさ(というかヘンさ)を改めて思い知りました。 / みなみ ( 2004-02-28 22:38 )
まるるん。さん>おお、先輩♪ まるるんさんの日記読んで、今までの症状(頭痛とか)が全部同じだったので、なんか自分のことを読んでるみたいでしたよん。あー、やっぱりわたしも抜いた歯欲しかったな。で、「いままでありがとー♪ でもずいぶん苦労させてくれたねー!」といいたかった。 / みなみ ( 2004-02-28 22:36 )
えとうさん>そういうことをするから血の海が出現したのでわ……?(汗) かくいうわたしは抜歯後4日経ちますが、いまだに怖くて舌で親知らずがあった場所を触れません。 / みなみ ( 2004-02-28 22:32 )
空木さん>うごぉ……1本1時間強×2本って。あの辛い時間がそれだけ続くなんて。お疲れさまでした。しかし、全身麻酔1泊コース……もはや完全に、「手術」というイメージがふさわしいですね。 / みなみ ( 2004-02-28 22:31 )
なおさん>なおさんの歯はみんな恥ずかしがりでなかなか出てこないで隠れているのかな? それとも歯茎の中が居心地いいのかも。 歯が多いのも少ないのもそれぞれ悩みだね。わたしは歯に対して顎が小さすぎ、あきらかに歯がおさまりきってナイ。親知らずがいなくなってすこしはゆったりするといいんだけど、まだまだ窮屈っぽいよ。 / みなみ ( 2004-02-28 22:29 )
HABAさん>骨まで削ったんですか……それも麻酔が効かないって(泣) 大変でしたね。 歯の抜けたところに食べ物が詰まるのについては、抜く前から、職場の人からさんざん「痛いよ〜」とおどされていました。その恐怖のあまり、食事時には、抜いたのとは逆の方の顎で噛むようにしています。はやく普通にたべられるようになりたいです。。 / みなみ ( 2004-02-28 22:26 )
まやひこさん>足3本は丈夫そうですねぇ……。1時間……。想像するだに辛そうです。わーん。最後の1本、30秒というのは対照的ですね。 / みなみ ( 2004-02-28 22:19 )
はじめまして。今はいい思い出?の親知らずの話題でしたので寄らせてもらいました。私も右下の親知らずが真横に生えて…いえ、まだ出てきてなかったんで、切開して歯を割って…と大変でした。1時間かかりました。腫れも出血も少ないんじゃよかったですね。痛みも早くとれますように。 / てんぴー ( 2004-02-28 02:14 )
麻酔が効いたあとなので痛くはないけど、削るときの「ドドド」って振動と抜くときの「グリッゴリゴリ」って感覚が伝わるのって、なんか嫌ですよねぇ。で、終わった後で体力消耗しまくり。抜歯って外科手術並みに体力を消耗するという話を聞いたことがありますよ。 / ぷりぷり所長 ( 2004-02-27 02:21 )
つい最近で一本30分ですぜっ!!頭蓋骨直結 実感しましたですとも〜! 真っ直ぐ生えていた方があっという間10分ほどで抜けた(コレがあっという間なのかは微妙w)私の場合根っこが深かったらしいっす。もらって帰ってきたよ抜いたの 一瞬ひまじんに画像アップしようと思ったけど 冷静になってみると汚くって人になんて見せられないぜ(-_-;) / まるるん。 ( 2004-02-26 23:45 )
そういえば抜いた後の歯茎を舌でいじるとぽっかり開いた歯茎がドアのように閉じたり〜、開いたり〜、ってなりました。 / えとう ( 2004-02-26 22:17 )
頓服何度か飲んだけど全然効かない〜。抗生剤のおかげで内蔵もやられました。ぐはっ。でも出血はなく、そんなに腫れていないようなので助かります。 つっこみ返しはまた明日〜。 / みなみ ( 2004-02-26 21:13 )
なるほど……。わたしの場合はまだまだ楽だったのですね〜。1本1時間って、ハードすぎます(泣) しかし今日は一日中歯と頭が痛くて辛かったです。気は立つし、喋りたくないし、笑えないし。でも頑張ってポーカーフェイスでお仕事さっ♪ 今週土曜出勤なくてよかった……。では早めに寝ます。 / みなみ ( 2004-02-26 21:09 )
んとね、一本につき1時間強×2回でした。両方下の歯。やっぱり歯茎に埋もれた歯より、生えてる歯を抜くのは簡単そうでいいなあ。。。あ、私上は両方まだ残してます。歯医者さんには勧められてるのですが、もう抜くの嫌って言い張ってます(笑) ひどい人は全身麻酔で一泊二日コースだそうですから、上には上がいるということで…(^-^; / 空木 ( 2004-02-26 20:57 )
私は上が8本(うち乳歯4本)下が11本(うち乳歯2本)しか歯がないので親知らずがうらやましい気もする。「将来は入れ歯だね」と20代の時、歯医者さんの先生に言われた。/昔、乳歯が頑丈すぎて永久歯がでてこれなくなり、無理やり乳歯を抜くことになったのだが、歯茎に隠れている部分が通常の2倍の長さだったので、麻酔5回打ち、くぎを抜くようなヤツでグリグリして抜かれました。ミシミシした音がしたのを今でもおぼえています・・・ / なお@歯が欲しいゼ。 ( 2004-02-26 11:24 )
私は親知らずを4本全部抜きましたが、上はどちらもすぐ抜けたんですが、下はどちらも横を通り越して下向きに生えていて、口腔外科の先生のお世話になりました。高校時代から幾度となく炎症を繰り返したために骨と癒着していて、骨まで削られまして、「痛かったら合図して下さい」って言われてたから合図したんだけど、「骨には麻酔が効かないから我慢してね」って…(涙)。みなみさんは割と楽に抜けたようで、良かったですね。しばらくは歯の抜けた穴に食べ物が詰まって大変かと思いますが、どうぞお大事に。 / HABA ( 2004-02-26 08:16 )
わたしの親不知も真横を向いていました。しかも、足が3本(^^; 足を一本切断して抜くのに、1時間近く掛かりました。もっともだいぶ昔の話なので、今の技術なら、もっと簡単なのかもしれませんが……。ちなみに、全部の親不知を抜きましたが、最後の奴は、麻酔を掛ける時間を除いた実質で、30秒ぐらいで済んでしまいました。 / まやひこ ( 2004-02-26 07:37 )

2004-02-23 訃報

昼休み、携帯をチェックしたら、KUNさんから「訃報」というタイトルのメールが入っていた。……亡くなったの誰、と一瞬固まり、それでもすぐにメールを開いたら、同じく中学時代の部活仲間、Y先輩だという。(以前にも一度、同じことがあった。その時は中学の時の部活の同級生、Cちゃんだった)

Cちゃんといい、Y先輩といい、なんで死んでしまうんかな。まだ若いのに。年齢と死には関係がない、なんて思いながらもやはりそう思ってしまう。

Y先輩はわたしの記憶の中ではまだ坊主頭で学生服を着てる。「Y先輩ってムーミンに似てるよね」と友達に言ったら、友達がそれを先輩にちくり、「誰がムーミンだって?!」とわたしは先輩に思いきり怒られた(笑)。夏だった。

最後に会ったのはいつだろう。確かそのとき先輩は通っている高校の話をしていたはずだから、軽く10年以上は前になる。大人になってから地元のカラオケに行ったら、そこの壁に貼ってあるスナップ写真に先輩が写っていたのを偶然見つけて、おおと思った。狭い田舎のことだから。

葬式とお通夜は行けない。本当はきちんと行って確かめたい。明日やらなければならないことより葬式の方が自分にとって大切で価値があるとわかっている、のに、しかしわたしはわたしの日常と予定を優先せざるを得ない。しかも自分の意思でそうする。育った土地を離れているのはこういうとき悲しいと思う。

先頭 表紙

Artoghaさん>わたしもまだ、その人が死んだら自分の生活が変わらざるをえないような、そういうごく身近な人の死は経験していません。そういう死に接したら自分はどうなるのか、興味はあります。自分が早死にしない限り、嫌でも経験するのかな。 / みなみ ( 2004-02-28 22:16 )
チャンプルーさん>うん、責められるコトはないってわかっているんだけど……でも、やっぱりお葬式出たかったなー。それくらいしかできることないもんね。いやほんと、突然の死って不思議な感じ。実感湧かないね。。 / みなみ ( 2004-02-28 22:14 )
自分は、身近な人の死というものを経験したことがないので、死によって自分の世界がどのように変わるのか、想像がつかないです。もしかしたら、すごく素かもしれない。 / Artogha ( 2004-02-25 01:43 )
そうしたことに対して誰も責める人は居ないよ。きっと亡くなった先輩だってそう思っているに違いない。にしても遠い友人の死というのは本当に突然過ぎるよね。 / チャンプルー ( 2004-02-25 00:17 )

2004-02-21 どうしよう、ねえどうしよう

いまさらではあるが、今日は、すごいニュースを仕入れてしまった。
どうしよう、どうしよう。
3月に公開される『レジェンド・オブ・メキシコ』という映画にね。
映画にね映画にね。
ウィレム・デフォーが出る!!という。
どどど、どうしよう、どうしよう。(毎回こんなんですいません。)

『レジェンド・オブ・メキシコ』、映画館でCM見たときはそりゃあのけぞった。
思わず、声を立てて大笑いしてしまったもの。
アントニオ・バンデラスにジョニー・デップ……濃い。
濃縮そうめんのつゆ一気飲みレベルの濃さ。
そのキャスティングを聞いただけでのどが渇きそう。
しかも作品自体、どこをどう見ても、バンデラス主演の
あのアホ☆ラテン系アクション映画『デスペラード』(95年)そのもの、な匂い。
夕暮れの空をバックに、黒いシルエットのバンデラス(と思われる)がギターかき鳴らしちゃったりして。
このベタさ加減。笑わずにいられるか。否不可能。
と思ったらこの『〜メキシコ』、『デスペラード』のシリーズ第3作だそうな……。
(『デスペラード』がシリーズ化していることさえ知らなかったわたし)

デフォーは麻薬王の役で出るらしい。
うーん、似合いそう。
おそらくは、強烈でへんてこりんで、一癖も二癖もあって、
そのくせ、このうえなくカッコいい麻薬王を見せてくれるんでしょう。
楽しみ、というか、わたし、もしかして映画館で悶絶・卒倒するんじゃないかと。

いや、卒倒はせずとも、この映画、必ず大笑いはすると思います。
間違いなく、強烈に笑いのツボを押されるだろうという予感、いや確信があります。
観のがせん……。

先頭 表紙

Rさん>デップ出演=果汁0%の濃縮果汁シロップ! すごい表現! ツボにはまりました。的確すぎますっ。 デフォーが入って苺から石榴シロップとのこと、ますます「〜メキシコ」に対する期待が高まりまする。苺シロップより石榴シロップが好み。 / みなみ ( 2004-02-28 22:12 )
valkilさん>試写会どうでしたー?!(^0^) デスペラードのナイフマン……残念、覚えてナイ。強盗やらせたら世界一っていうのもすごい役者さんですね(笑) / みなみ ( 2004-02-28 22:09 )
レイさん>そうそう、デフォーって悪役が似合う♪ 癖のある役がウマイですよね。 1作目、わたしはだいぶ前に見たので(9年前!)ほとんど忘れました……。 / みなみ ( 2004-02-28 22:07 )
個人的には「強盗やらせたら世界一」ダニー・トレホくんにも期待なんですが。デスペラードのナイフマン大好きんだったんだな / けいこ ( 2004-02-22 22:21 )
画面、濃かったです…が、ジョニー・デップが出ている以上、めんつゆと言うより濃縮果汁シロップ(でも果汁0%)的な甘さを感じてしまうわたくし。デフォーさまのおかげ?か苺というより石榴シロップになったという感じ? / R ( 2004-02-22 21:40 )
おおお。デフォーさまが???!!とりあえず水曜試写なんで、チェックいれてきます。二度目は是非御一緒いたしまそ♪ / valkil ( 2004-02-22 14:16 )
レイもこれは久しぶりに観たいと思ったの。「さすらいのヒットマン」だっけ?笑えるw1作目観てないんだけど。ウィレム・デフォーって悪役似合うよね〜。 / レイ ( 2004-02-21 22:26 )

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