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みなみの「さぼのーと」

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★からだ内観日記(パーソナルトレーニングの記録)★

★お買い物ブログ 「こんなものを買った」

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2004-01-29 たのしくね。
2004-01-28 記憶と死
2004-01-27 MOON−HA HOTEL (1)
2004-01-27 MOON−HA HOTEL (2)
2004-01-26 か、かじられたー!!!!!!!!!
2004-01-25 物語の黄金律(1)
2004-01-25 物語の黄金律(2)
2004-01-25 絵本の中、列車の旅
2004-01-23 愛、それはバカ殿へ 『武士―MUSA―』 (1)
2004-01-23 愛、それはバカ殿へ 『武士―MUSA―』 (2)


2004-01-29 たのしくね。

 あと1、2年もすれば、高校を出てから丸10年が経つということに、最近ふと思い当たった。

 18、19歳からの10年間って、思えばいちばん何でもできる時じゃないだろうか。若さならではのパワーがある時期のはずだし、金がなくたって、若くて健康ならばいくらでも仕事ができる。さらに、配偶者も扶養家族もいない、両親は健在で放任主義とくれば、自分の自由を拘束されることもない。そのうえわたしは学生時分、バイトもせず、お金に関してはすべて親の世話になっていた。めちゃくちゃ贅沢だ。

 これだけの環境が揃っていて、その意味を知らず、10年近い年月をぼけっと過ごしてしまったことが、たまらなく惜しい。過ぎてしまった時間は取り返せないし、これからさきの人生でその穴埋めをすることもできない。コンプレックスを克服する努力もせず、ひねくれた考え方を改めることもせず、腐った意識で生活してきた時間が惜しくて仕方がない。

 なんちゅうかわたしはこの約10年間、あれこれとくだらないことで悩みすぎた。悩んだり考えたりすることは、よりよい生活を送るための手段であって、目的とはちがう。それ自体に溺れてはいけなかったのに。
 その内容がはたして優れているかどうかはともかく、くだらないことを悩んだり、憂鬱になったり、そういうことは、この約10年間で、充分というほどやった。と、自分では思っている。だからもう、そういうことは、極力やめてしまおう。そのかわり、行動することに比重を置こう。行動すればするだけ、いろんな刺激が入ってくる。

 日々を楽しく過ごすためにはどうしたらいいか、そのことだけを念頭において、その実現に努めよう。複雑なことはいらない、見栄を張ることもない。ベクトルはひとつ、シンプルでいい。「日々を楽しく」というのは簡単だけれど、それを実行するためには、努力と工夫と根気が必要だ。そして、一日は短くて、その時間内でできることは限られている。そういう意識を持ってみると、自然、時間は大切に使わなくちゃ、と思えてくる。ほらほら、もう1月が終わってしまうよ。……早いよね。
 この1ヶ月でいったいわたしは何ができたのだろうか。正直、疑問だ。日々さぼっているつもりはないが、まだまだ改善の余地がありすぎる。

先頭 表紙

あやしさん>わたし、お正月に10日間、住み込みのバイトしたんですよ。最初は右も左もわからないんだけど、最後には、まだまだわからないことが多いなりにいろいろ覚えて少しは動けるようになりました。まったくできなかったことが、10日間でできるようになる。そう思うと、自分の持ってる可能性はまだまだいっぱいあるんじゃないかなあって思うんですよねー。日々年は食っていってしまうわけですが。うん、いろいろ行動してみたいですね。 / みなみ ( 2004-02-09 23:45 )
ビッケさん>高校時代は遠くになりにけり……。悩むプロセスが大事。そうかもね。わたしの10年前の悩み事、くだらなすぎて涙が出ます。     今しんどいことも将来何かの糧になってるかも、そうなるといいね。わたしは今しんどくないんだけど、それはそれでいいことなのかどうか。 / みなみ ( 2004-02-09 23:42 )
ひろちゃん>うん、これから、これから。ですね。ホント環境は自分で作るものだなぁって思います。また遊びましょう。えへへ。 / みなみ ( 2004-02-09 22:47 )
確かに。去年の今ごろと比べて何ができるようになったんだろう・・・と反省することもしばしば。考えるまず行動を、と思ってますが、石橋叩いて壊してるかもしれません。遊んだ日々がもったいなかったと思うこともあり。悩みはつきませんな・・・ / あやし ( 2004-02-06 02:06 )
高校からの10年間ってホント心の成長が大きいよね。あの頃は色々悩んだりするプロセスが大事なのに簡単に答えを見つけようとしたり、悩む様な事じゃないのに考えすぎたり。今考えるとあの頃悩んでた事なんてホント可愛いもんだ。あと10年たったら今あれこれ悩んでいっぱいいっぱいな事がそう思えるのかなぁ。それにしても最近いろいろシンドイ、はふぅ〜。 / ビッケ ( 2004-01-31 01:43 )
いやあ、これから10年も環境の作り方次第でもっと楽しく過ごせるでしょう。これから、これから。また楽しく遊ぼうね。 / ひろちゃん ( 2004-01-30 22:43 )
なおさん>つっこみありがとー。いろんなことに対して、以前は難しく、ひねくれて考えすぎてたなー、と思う。あと、自分で自分を持て余していたというか……。特に20歳前後のときとか。   同じことでも悩み方が違う、というのは面白いね。わたしにもそういう悩み、あるかな。そう、急に死ぬとしても後悔しないように、自縛霊にならないで済むように、毎日充実させたいね。 / みなみ ( 2004-01-30 19:15 )
10年前は20代・・・となってくると、色々と割り切ってしまうというか、昔あんなことやこんなことで悩んだなーとか思うわけですよ。同じことでも悩み方が違ったり。夢を見る時間より現実を見ている時間が長くなったというか。最近じゃ、親の老後や自分の老後を考えちゃったりね(笑)ま、これからどうやったら充実して生活できるか、ポックリ行く時に後悔しない程度に楽しんでいければと思う今日この頃であります。 / なお ( 2004-01-30 14:18 )

2004-01-28 記憶と死

わたしたちには、過去の記憶を制御する能力がある。

膨大な記憶が、わたしたちの頭の中には格納されている。
それが無秩序にちらかっていると日常生活に支障をきたすので、
それは普段、きちんと分類され、箱に入れられて、鍵をかけられている。
わたしたちは、必要なときに、その鍵を開け、中の記憶をとりだす。

中には、鍵穴が錆びていて、スムーズに開かない箱もある。
2度と開けられないように、鍵をすててしまった箱もある。
ときには、思いもかけないところで思いもかけない鍵をみつけ、
ずっと忘れていた、厚く埃をかぶった箱を開けることもある。

******

ひとが死ぬとき、パノラマ視現象、というものがおこることがある。
と、言われている。
「まるで走馬灯のように過去の光景が目の前に広がり云々」というやつだ。
わたしはその現象の存在を信じている。
その理由は、前にもこの日記に書いた。
祖母の妹が、病院で入院を断られるほどの末期の肝臓がんで倒れたとき、
それから亡くなるまでの約10日間、ひたすらに、
過去のこと、自分や家族の生い立ちからなにからを、喋りまくっていたのである。

倒れたときと、それから数日後にお見舞いに行ったとき、わたしもそれを聞いた。
明らかに、誰かに聞かせるためではなかった。
言葉が勝手に口から流れ出ていた。
息をつくひまもないほどに、綿綿と。
その様子は、まさに尋常ではなかった。
最初はみんなも、わたしも、「そんなに喋ったら疲れるから、もう喋らないで」と諭したものの、
彼女の死期がすぐそこまで近づいていることは嫌でもわかっていたから、
「喋りたいのだから、喋らせておこう」と、途中から誰も何も言わなくなった。

病院で、ベッドの枕元に座ってそれを聞いていたら、それはもうすでに
日本語ではないように思えた。
あまりの早口で、いちにち何時間も喋るのだ。
すでに呂律が回らなくなっていた。
そのせいもあって、まるでほんものの外国語か、お経のように聞こえた。

******

わたしはこう考えている。
わたしたちの、記憶を制御する能力は、ときに壊れてしまうものなのだ。
大伯母の記憶の鍵は、壊れてしまった。
大量の記憶が、箱の中から頭の中へ溢れ出てしまったのだろう。
ボケてしまった老人もそうだ。
ついさっき自分が何をしたかをわすれてしまったり
頭の中で過去のことと現在のことがごちゃごちゃになったりするらしいと言うじゃないか。

けれども、死に瀕したとき、老いたり病気になったりしたときだけに、鍵が壊れるわけではない。
精神的に調子がわるいとき、落ち込んだときにも、鍵は壊れることがある。
思い出したくないこと。
嫌な記憶。
そういうものが次から次へと湧いてとまらないときがある。
それはきっと、生命力が薄れていることの、
つまり、死に近付いていることの証拠なんだ、とわたしは思う。
遠いようにみえて、死はやはりすぐ近くにある。

先頭 表紙

須木成さん>そうなんですよね、記憶ってすごいですよ。忘れたいことは本当に綺麗さっぱり忘れてしまっていたりしますし。ささいなことからいろんなことを思い出したりもするし。人間を人間たらしめているのが、忘却と再生のメカニズムだとしたら、他のいきものはどういうふうに記憶を整理しているんでしょうか。虫とか。 / みなみ ( 2004-02-07 00:06 )
記憶って実は、日々凄い整理整頓してるんですよね、ホントに! 人間を人間たらしめているのは、この忘却と再生のメカニズムの所以かもしれないと、昔NHKの養老さんの出ていたテレビを見て思いました。 / 須木成@忘れてしまいたいこともありますが ( 2004-02-04 01:26 )

2004-01-27 MOON−HA HOTEL (1)

バカ殿、バカ殿と騒いでいたら、韓国が恋しくなってきた。

大学卒業を間近に控えた数年前の冬、友人とふたりでソウルへ行った。
飛行機の窓から見下ろす夜のソウル特別市は
ふわりと広げられた黒い天鵞絨に、砂糖をこぼしたようだった。

1泊めは、YMCAに泊まった。
2泊めは、観光案内所でみつけた『文化旅館』という安宿へ泊まることにした。
ソウルの、昔ながらの入り組んだ路地が残るあたりに、その旅館はあった。
旅館の建物は、韓国の伝統的なつくりで、とても風情があったので、
地図を頼りに、その古びた門にたどりついたわたしと友人は
嬉しくてたまらなくなった。
木でできた扉をあけ、門をくぐると、そこには小さな中庭(マダン)がある。
そのまわりを、平屋の客室がぐるりと取り囲んでいる。
いかにも外国人好きのする宿だ。

部屋に通されて驚いた。広さが3畳くらいしかない。
室内は薄暗く、格子のはめられた窓が高い位置にあり、壁も寒色系だったので
見ようによっては、牢屋みたいだった。
そこに、安っぽいカバーのついたふとんと、映りのわるいテレビがおいてあった。
宿の主人は、韓国語はもちろん、英語と、片言の日本語を話した。
その場で会計をすませた。
よく覚えていないけれど、1人あたり700〜800円だったと思う。

真冬のソウルの、夜は、寒かった。
敷きぶとんを、ぬるすぎるオンドルで温め、温かくなったら裏返しにして暖をとった。
かけぶとんだけでは寒いので、ムーンストーンのジャケットを着たまま寝た。

(つづく)

先頭 表紙

2004-01-27 MOON−HA HOTEL (2)

(つづき)

朝は、やかましい音で叩き起こされた。
客室の窓に面した道路を、朝っぱらからだれかがガスボンベをころがして歩くので
ある。
伽藍、ごろん、と、それはもう、
自分はアスファルトの上に寝ているのかと思うくらい直接的に、
ものすごく大きな音が響いてくるのだ。
それがおさまったころ、ようやく支度を整えて部屋の扉をあけたら、
雪が降っていた。
息が白い。
雪の中の文化旅館は、このうえもなく素敵だった。
他の客室は、ぴたりと障子がしめられ、ひっそりとしずまっていたが
その中で、だれかがひめやかに生活している気配があった。
わたしも、長いながい旅のすえ、雪のソウル、文化旅館で沈没して、
障子の向こうで文庫本でも読んでいたいと思った。

マダンに面した客室の軒下には、
自炊をする旅人のための流しとガスコンロが
屋外にむきだしのまま、据えつけてあった。
コンロの上に、誰かが使いっぱなしにしたフライパンがあった。
オムレツでも作ったのか、フライパンには、焼けた卵のきれはしがくっついていた。
フライ返しのプラスチックの柄が、熱の残ったフライパンに触れて、溶けていた。
「溶けてるね」
「溶けてるねえ」
わたしたちがそれを眺めていると、宿の主人がやってきて、それに気付いた。
「まったく! あいつの仕業だな」
そんな感じのことを言って、マイクだったか、なんだったか、そんな名前を怒鳴った。
すると、いかにも長期滞在のパッカーらしい、欧米の若い男の人が出てきて、
彼はさんざん主人に叱られることになった。
「マイク、怒られてたね」
「怒られてたねえ」
笑いながら、わたしたちは、文化旅館を旅立った。
大通りは見渡すかぎり雪がつもり、しんとして音がなかった。

******

狭いし、オンドルはぬるいし……
古くて、特にトイレは古すぎて、怖くて入れないほどだったけれど
とても気に入って、またいつか泊まりにいきたい! と思っていた、文化旅館。
残念なことに、どうやら廃業してしまったようです。
無断リンク

ちなみに、わたしが泊まった部屋は、↑のページの一番下の写真、
ちょうどバイクの上の窓のある部屋でした。

先頭 表紙

マジで行きましょう。やりましょう。今年の秋以降とか。めむばー募って。ああ、楽しそう!! / みなみ ( 2004-01-29 01:24 )
ダメなことなどまったくない。韓国語の勉強しなおしにかからなくては! / 電ボ屋 ( 2004-01-29 00:51 )
電ぼつん>それで、もと文化旅館、今は食堂に変わってしまった店に、食事しに行きたいなぁ。だめ?(笑) / みなみ ( 2004-01-28 23:46 )
電ぼつん>一緒に韓国ツアー組もうよ。やりようによっては国内より安い。 / みなみ ( 2004-01-28 23:44 )
韓国は必ず行きたい国のひとつでつ。地続きだったら毎年行くのにな(笑)。 / 電ボ屋 ( 2004-01-28 23:38 )
えとうさん>それは米を食えない日本人くらい問題があります(どのくらいだ?)。気合で朝鮮の血を呼び覚ましてください。    わたしは辛いもの食わず嫌いでしたが、韓国で3日過ごしたら慣れました。毎食キムチ食ってると、辛さに対する耐性ができるようです。にんにくが駄目な知人は、韓国へ行ったら食べられる料理がなくて困ったそうですが。 / みなみ ( 2004-01-28 21:34 )
俺は在日朝鮮人なんすけど、キムチ食べれないんすよね。唐辛子が駄目なんですよ。俺の体に眠る遺伝子は何をしとんねん、ってなりますよね。 / えとう ( 2004-01-28 19:39 )
みほちゃん>それぞれの街には、旅人として訪れないかぎり絶対に開かないチャンネルがあるよね。現地の人しか見ることのできないソウル、それもうらやましい。ああ、またソウルに行きたくなりました。料理、おいしいし。 / みなみ ( 2004-01-28 02:17 )
韓国ソウル。自分ひとりだけの足で旅をしたいもんです。旅館もこんなバックパッカーみたいな感じの。現地の人しか見ることのできないソウルを前に体感してきましたが、今度は(いい意味で)旅行者しか見ることのない、現地の人が忘れたようなソウルをみてきたくなりました、姉さんの日記よんで。 / みほ ( 2004-01-28 00:49 )

2004-01-26 か、かじられたー!!!!!!!!!

前々から興味のあったアクセス懐石(笑)を、設置しました。飽きたら外します。
ログデータの悪用はしませんのでご安心なく。 ←これ、素でした(笑) ご安心なくって……

******

さて。
何にかじられたって、ねずみですよねずみ。
何をかじられたって、石けんですよ石けん。
まさかまさか。

昨年からずっと、手作りの石けんに興味を持っていて
お正月休みに、とうとう挑戦してみたんです。
材料はオリーブオイルと苛性ソーダだけ! という
ごくごくシンプルなオリーブ石けんです。

石けんを型から出した後は、最低1ヶ月くらいは
乾燥させなきゃいけないんだって。
というわけで、ここしばらくは、石けん君を乾燥させている最中なのです。
「どれどれ、無事育ってるかな〜」と、毎日、石けんを見るのが楽しみ
だったのですが……

今日、見たら、なんか様子が変。
あら? なんか端っこの方がボコボコした感じになってる?
……って思ったら、やられてました。食われてました。全部で8つくらいのうち、3つに歯型が……。
うち1つは、よほど一生けんめいかじったようです。歯型がたくさんでした。
しかしまた、どうしていちばん綺麗な形のをかじるかなー。もー。

驚いたけれど、ねずみがかじるということは、材料が安全で安心できるということだとか。
あのシャボン玉石けんのサイトにもそう書いてありました
……でも、自分で苛性ソーダとオリーブオイルから作ったんだから
わざわざねずみ君に安全性を証明してもらうまでもないんだってば。

またかじられると困るので、とりあえず石けん君にはプラスチックの洗い桶をふせて
蓋にしておきました。
これで、ちゃんと乾くかなぁ。

……というかわたし。ゴキブリとかナメクジとかねずみとか、あんまり抵抗ないんです。
このへん、世間一般とギャップがあるみたいで、ときどき困惑します。
昔は、ゴキブリとナメクジは大嫌いで、発見次第大騒ぎして、駆逐していましたが。
ゴキブリは、見かけるとぎょっとするけど、基本的に放置。一寸の虫にも五分の魂。
ナメクジは、ある日、窓ガラスに這っているナメクジ君をよく眺めてみたら、
体が半透明でわりときれいで、しかも頑張ってにょにょにょと歩いているところなど、
けっこう可愛いのでは、ということに気がつきました。
ネズミはもともと可愛いと思っていたりします。
ま、清潔なものではないけど、いまどきゴキブリやネズミの運ぶ病原菌で
(それも家ゴキブリ・家ねずみで)死ぬ人もいねぇだろって思うのですよ。
ペストが大流行した中世ヨーロッパじゃあるまいし。
(でも、きっと、問題はそういうことではナイ)

先頭 表紙

電ぼつん>そ、そんなにかわいいんだ……。見たい。つかまえといて下さい。 / みなみ ( 2004-01-28 23:44 )
モグラは超かわいいよ。ハムスターの500倍はかわいいね。大きさはネズミとモルモットの中間くらい。モグラは飼いたいでつ。 / 電ボ屋 ( 2004-01-28 23:35 )
ゆこまるさん>ゴキはねぇ……。いや、わたしも決して好きではナイ。好きなひとっているのかな。ねずみはかわいいです。そう、ハムと同じさ。でも聞いたところによると、サルモネラ菌の媒介になるらしい。     ゆこまるさん、いいだんな様みつけてね☆ ゴキ退治はおまかせ♪っていう……。 / みなみ ( 2004-01-28 02:32 )
ビッケさん>うわー、貴重な情報ありがとう!!! 藤野町、興味そそられます。ネットで調べてみようっと! ラブレターの由来も、全然知らなかった。教えてくれて、どうもありがとう♪♪ / みなみ ( 2004-01-28 02:29 )
レイさん>うん、外れてなかった(笑) ドラえもんのショックのうちの5%くらい、理解できたかもしれません(笑)  / みなみ ( 2004-01-28 02:28 )
えもりん>わたし、モグラ見たことないんだよね。。。穴のあと(土が盛り上がっているとこ)はよく見てたけど。サイズ的にはネズミと同じくらい? / みなみ ( 2004-01-28 02:20 )
トモコさん>おぉ、ハムスターも苦手ですか。ドイツは寒いイメージがあるけれど、それで彼らも出てこないのかな? 寒冷地にはゴキブリ出ないですよね。 そういえばナメクジって冬に凍死したりしないのかな……(変なことを想像しちゃってごめんなさい。トモコさん、モニタを前に悶えていない?) / みなみ ( 2004-01-28 02:19 )
でむぼつち>へー、チームプレイ! となると、ちゃんとねずみがどこから出てくるかを把握しなければならないんだね。    一度渋谷のガード下ででかいネズミ見た記憶がある、ような、ないような。でもさすがに猫サイズではなかった(笑) / みなみ ( 2004-01-28 02:15 )
ネズミはねー、いやではないのだ。未知の生物(笑)なので共存できるならむしろ好き。ハムとかハムとか。ごっきーはぁ、、、、、、、。だみだ。理屈ではなくだみだ。(T_T)死んだのもだみなので、泡のゴキ用殺虫剤の発売には超かんどう!!ゴキをこっそり退治してくれる心優しきだんな様募集。。。(笑) / ゆこまる ( 2004-01-27 23:03 )
↓の巨大ラブレターなんだけど確かあの辺って戦時中〜戦後有名な芸術家50〜60人が疎開してきてピンポイントで芸術の町だったって聞いた事あるよ。藤野駅からちょっと歩くとその名残があるのだ。巨大ラブレターは芸術の町をアピールする為に町が野外芸術の一つとして作ったみたい。隠れた芸術スポットだね。 / ビッケ ( 2004-01-27 22:50 )
タイトルからなぜか「ドラえもん」を思い出したんだけどあながち外れてなかった(笑)・・・レイは家の中でねずみに出くわしたら泣くかも^^; / レイ ( 2004-01-27 16:59 )
昔、うちで買ってた猫がよくねずみを捕まえてました(^^;;;  ある日、またねずみを捕まえてきたのかと思い、見てみると、みょ〜に鼻が尖っていてかつ、細い!!  さらによ〜く見てみたら、それはモグラさんでした(^^;;; / えもり ( 2004-01-27 01:26 )
私はダメです。ゴキブリもナメクジもネズミも。ハムスターとかも苦手ですもん。ドイツにきてよかったことの一つは、彼らと森の中ででもない限り、出会わずに済むようになったことでしょうか・・・ / トモコ ( 2004-01-27 00:20 )
ねずみはねー、チームプレイで取ります。ひとつの穴から出てくるねずみをおっかけると穴にもぐって別の穴から出てきます。そこを捕まえます。猫サイズのネズミは新宿や渋谷、銀座などの路地裏(栄養のいいところ笑)に結構いるよ。 / 電ボ屋 ( 2004-01-27 00:00 )
電ぼつち>実子供のころ、実家でねずみホイホイにかかったねずみが可愛くて、可愛くて。殺してしまうのに忍びなかったです(母親がつぶしていた!)。ねずみ、どーやってつかまえるの? ねずみを。猫サイズのねずみは怖い!! みてみたいような、みたくないような。  / みなみ ( 2004-01-26 23:47 )
あやしさん>こんばんわー! そうなんです、これが例のせっけんです。せっけんなんて美味しいのかなぁ? ……ねずみがかじったってことは鹸化が終わったってことなんでしょうかねぇ。。。もう使っても大丈夫かな?(笑) / みなみ ( 2004-01-26 23:45 )
チャンプルーさん>いや、相手は生死がかかってるから、必死だから(笑) でも時々たしかにあるね、人外のモノと意思が通じちゃうこと。「おっ、きさま今ヤバイと思ったな」みたいな。わたしの場合、ヘビとか(笑) / みなみ ( 2004-01-26 23:44 )
ねずみって可愛いよね。昔はドブネズミとかつかまえてきて先生に怒られたりしました。渋谷とかで猫サイズのねずみを見ると吃驚するけど(笑)。ゴッキーなんかよりハエのほうが怖いね。ねずみもゴッキーも、石鹸だって本だって食べちゃうよね。 / 電ボ屋 ( 2004-01-26 23:32 )
こんばんわ。これは例の手作り石鹸ですね?仕上がりが楽しみ〜と思いましたら、な、なーんとねずみたんにかじられたと!?身体に石鹸つけたまま、水に入って泡だってびっくりしたりしてねずみたん / あやし ( 2004-01-26 23:19 )
何が嫌ってゴッキーと対峙しちゃった時の緊張感が嫌だ。右に動くべきか左に動くべきかって。きっと黒いあんちくしょうも同じことを思ってるだよきっと。は!思考力がゴキブリ並ってこと!ガ〜ン。。。 / チャンプルー ( 2004-01-26 22:53 )

2004-01-25 物語の黄金律(1)

読書日記へUPするために書いた文章ですが、事情によりこちらへ掲載。
のちほど読書日記にもコピーします。

******

「極端に対称的な2人のキャラクターを立てると、構図が非常に安定して、話を作りやすい」

知る人ぞ知る、傑作少年漫画『あまいぞ! 男吾(だんご)』の作者、Moo.念平が、
そのようなことを『〜男吾』の復刻版のコラムに書いていた。
へー、と思った。
わたしには物語をつくる才能はないが、物語作りのテクニックには非常に興味がある。

『〜男吾』の場合は、主人公の男吾と、ヒロインの姫子が、「対称的なキャラクター」にあたる。
読んだことのない人のために、ちょっと解説してみよう。

青字……男吾
赤字……姫子

→ガキ大将。喧嘩が大好きな暴れん坊。運動はピカイチで、勉強は苦手。
→お金持ちのお嬢様で、優等生。成績は常にトップで、運動もできる。

→家族全員、やたら威勢がよく、人情味にあふれまくっている。
 父親はしょっちゅう失業している。母親は肝っ玉母ちゃん。知子(しるこ)という姉がいる。

→父親は仕事で留守がち。母親は上品で教育ママタイプ。
 一人っ子で淋しがり屋。家族に理解してもらえないという思いを抱えている。




たとえば、『〜男吾』第8話の「おっちゃん賛歌」という話では、
男吾たちの小学校の用務員を勤める、古塚さんという、豪快なおっちゃんが登場する。
男吾はおっちゃんのことが大好きで、懐いている。
しかし姫子は男吾とは違って、
「ホントのこというとね、あたし……。古塚さん、あんまりすきじゃないんだ……。
 だ、だって、こ、こわそうだし、なんとなくフケツそうだし……」
と告白する。
男吾は、「外見で人を判断してはいかん! おっちゃんにはすごく世話になってんだぞ!」と反論する。
その後、姫子はおっちゃんと初めて話をし、そのヒトトナリを知って最初の印象を改め、
おっちゃんを大好きになるが、彼は、彼をよく思わない先生たちによって学校を追われそうになってしまう。
そこで、男吾たちは、おっちゃんを守るべく運動を始め、姫子もその先頭に立つ。

読者はまず、主人公である男吾の視点(おっちゃん=いい人)に感情移入するので、
姫子の「古塚さん、あんまりすきじゃないんだ」という告白には意外性を感じる。
それを聞いて「なんだとォ?」と男吾が訝ったように、
読者も、「えっ、なんで? どうして姫子はそう思うの?」と、つい物語に引きこまれてしまう。
その後の、姫子のおっちゃんに対する印象の転換も、物語の大きなポイントとなっている。

つまり、両極端なキャラを作り、その2人の間で物語を進行させると、
一つのものごとに対して、ふたつの異なる価値観を導入できることになり、
いきいきした物語作りができる。
視点が増えるのだから、当然、ストーリーにも幅を持たせられるようになる。
……たぶん、そういうことだろう。

(つづく)

先頭 表紙

2004-01-25 物語の黄金律(2)

(つづき)

この、「両極端キャラの構図」は、物語作りの常套手段のようで、
よくよく注意してみると、いろんな作品で利用されているようだ。
他に、例を挙げてみると、

・青池保子『エロイカより愛をこめて』→少佐と伯爵
・吉田秋生『BANANA FISH』→アッシュと英二
・池田理代子『ベルサイユのばら』→マリー・アントワネットとオスカル

……などなど。ぱっと考えるだけでもこれだけ思いつく。
(年がばれるよな、これ……つか、実年齢より10歳老けて見えるセレクトと思われ)

特に、『ベルサイユのばら』は、アントワネットとオスカルという
2人の対称的な女性を登場させるだけでなく、
身分違いの恋で結ばれたアントワネットとフェルゼン、オスカルとアンドレという
相似系の2つのペアを配置している。
この2重構造には、、押しても引いても崩れない、絶対的な安定感がある。
構図としては完璧な強度を持っているといっていい。

******

さらに考えてみると、男女の三角関係を描いた物語では、
異性を奪い合う2人のキャラクターは、物語上、必然的に、その性格や
境遇の差異を強調されることになる。

このことについては、例を挙げればきりがない。
しかし、中でも、その対称性を強く意図して作られているのが、
あだち充『タッチ』に登場する、上杉達也・和也の双子の兄弟である。
2人は生まれてからずっと一緒に過ごし、姿かたちもまったく同じ(アニメ版では声優まで同じ)で、
ともに幼なじみの浅倉南という女の子を好きになる。
けれども、性格は正反対で、兄の達也はマイペースで落ちこぼれ、
弟の和也は折り目正しい優等生という設定だ。
この作品のすごいところのひとつは、その対称性を物語の根本に深く関わらせており、
ストーリーの比較的最初の方で和也が死んでしまっても、
その存在感を最後までまったく薄れさせない点である。
ちなみにあだち充は、『みゆき』でも、みゆきという名前をもつ、
性格の異なる2人の女の子を登場させている。

******

……っつーかですね、正直言うと、ここまでの話は長い前フリにすぎず、

この文章を書き始めた真の狙いは、ここからまた

しつこく『武士―MUSA―』のバカ殿とヨソルを語る

ことにあったんですけど、

ここまで長々としかめつらしく書いたら、本題を語るのが面倒くさくなってきました。

もういいです。(今日のところは)

先頭 表紙

那智さん>誰かって、誰かなあ。それはそうと那智さんも眼鏡さん好きですか!! いいですよねぇ。  今度一緒にMUSA観ませんか?(笑) 那智さんちの方でいま上映してるんですよね、新幹線に乗って行っちゃおうかなぁなんて夢想中。 / みなみ ( 2004-01-28 21:37 )
みなみさんの日記見てから・・・つい本屋さんで韓国映画雑誌立ち読みしてル私。やっぱり眼鏡の似合う人って素敵ですよね。眼鏡の馬鹿殿の写真・・・誰かを思い出させるわ。 / 有末那智。 ( 2004-01-28 01:02 )
valkilさんへ、再び>別将のつっこみ、まちがってレスいれる前に流しちゃったので、こちらへ。うわー、別将、映画と雰囲気全然違うっすね!!! びくーり! 観たんですか? 他の作品。 / みなみ ( 2004-01-26 23:54 )
蒼惟さん>おおおー! 趣味が合いそうですね!! わたしはベルばらが始まったころにはこの世に存在せず、エロイカの始まったころにようやく生まれ、小学生の時は毎週タッチのアニメを見、高校生でバナナフィッシュをはじめて読みました。青惟さんはいかがです? / みなみ ( 2004-01-26 23:41 )
valkilさん>対称的な2人といえば、やっぱりケインとアベル(あ、前のつっこみで「アベルとケイン」って書いちゃった)ですよね!! 上杉兄弟なみに究極な2人だと思います。 / みなみ ( 2004-01-26 23:33 )
valkilさん>ヨソル……この写真のチョン・ウソン、いいですねえ(ほれぼれ)。なんであだ名が若年寄りなのか……(笑) それにしても、2人とも住所まで公開されてるけど、いいんですかねー。行っちゃうよ、なんて(笑) / みなみ ( 2004-01-26 23:32 )
valkilさん>きゃー。プロフィール。バカ殿……顔が横につぶれて見えるのは気のせいですか? [宗  教] 運動,ヘルス,水泳,テックォンド(公認3段)って……そういうものが彼の宗教なのでしょうか?(あげあしとり) タクシードライバーは何の役やったんでしょーねー。(つづく) / みなみ ( 2004-01-26 23:29 )
ここで挙げられている漫画・・・すべて私の好きなものなんですけど・・・。もしやみなみさんは私と同世代???(関係ないけどそういや私、元々金城武好きなのでしたわ。チュ・ジンモに反応するのは当然ぽい・・・) / 蒼惟 ( 2004-01-26 03:46 )
あ、あたしもバロン・ロスノフスキと銀行家ウィリアムのこと、これ読んで思ったです。 / valkil ( 2004-01-25 16:31 )
バカ殿ヨソル。二人とも末っ子なのね。だから「抱きしめて可愛がってあげたいわあ」なのかしら、長女のあたしとしては。この二人の黄金率対比、楽しみにしてますわ。 / valkil ( 2004-01-25 16:30 )
ジェフリー・アーチャーの小説『アベルとケイン』もそうですね、ヨーロッパで凄惨な生い立ちをして、アメリカでホテル王に成り上がるアベルと、裕福な超エリート家庭に育ち、銀行頭取になるケインの間に起こる話。 / みなみ ( 2004-01-25 15:17 )

2004-01-25 絵本の中、列車の旅

わたしは、

毎朝 7時5分のアラームで つかのまの死からよみがえり

駅からしごと場までの道のりで 気合いをいれ

いちにち 事務しごとに精をだし

焼けた西の空と そこにひかる金星を眺めながら家路につく

黒いシルエットになった 林の木々のまにまに

金の折り紙を切りぬいたよな おおきな円い月がのぼる

絵本のページの中にいる



わたし、は、

ときたま きゅうに詩をかきたくなり

電車の中では 文庫本をよみ

夜は部屋で 音楽をかけてうたい

やすみの日には 友達と遊びにでかける

この世はとてもシンプルで

難しいことなどなにもないと思う わたし、



は、

かしこくはなく ちからももたず

いったい何ができるわけでもないが

夜ごとキーボードをたたき ことばを産む
 
日ごと新しい考えが浮かんでは 倦むこともない

道中 一瞬ごとに変わる景色へ目をみひらいて

それに心を奪われたいと願い

道中 窓から入ってくる風をたえず頬に感じて

往路の短さを、みじかさを知る



そう、あなたはあなたの列車で

わたしはわたしの列車でいけば いい

先頭 表紙

ビッケさん>えーと、そういう看板あったかな? 最近中央線にとんと乗らないせいか、思い出せないなぁ。わたしがすごく気になるのは、高尾と相模湖のあいだのどこかにある、山の上のでっかいラブレターみたいなやつです。噂によると、ただの看板らしいけど。。。知ってる? / みなみ ( 2004-01-26 23:20 )
ゆこまるさん>ありがと♪ 仕事帰り、本当に月と林がきれいなのー。本当に絵本の景色みたいだよ。 / みなみ ( 2004-01-26 23:18 )
みほちゃん>ありがとう! こんなわたしだけど、今後ともよろしくね…… / みなみ ( 2004-01-26 23:17 )
中央線乗ってると日野〜豊田間(もしかしたらその隣かも)のメガネの形の看板(それも記憶が薄れてるから不確かなんだが・・・)がのったビルがいつも気になってたんだよね。まだあるのかなぁ。 / ビッケ ( 2004-01-26 01:50 )
私も好き。。さらりとしてて、きもちがいい。。うん。。好き、好き。。 / ゆこまる ( 2004-01-25 23:43 )
大好きですこれ。 / みほ ( 2004-01-25 20:14 )

2004-01-23 愛、それはバカ殿へ 『武士―MUSA―』 (1)

すいませんすいませんすいません。
みなさんのつっこみにレスもつけず、わたしは何をしているかというと
こういうくだらない、しかしワタシ的にはかなり熱い日記を
夜中に一人、ひたすらしたためておるわけですよ。
読む人は少ないでしょうが、書いている自分は楽しいです。
3000バイト超過は間違いなしだね☆

ちなみにこちらが初見の感想

******

水曜日、新宿でけいこさんと一緒にムサって来ました。
けいこさん5回目、わたしは2回目の鑑賞。
ああ、やっぱりこの映画好きです。
けいこさんとも、「決して名作ではないよね」ということで意見が一致したのだけれども。
「名作=魅力的」という等式は成り立つとしても、「名作ではない=魅力がない」
という等式は、必ずしも成り立たつとは限らないのですねぇ。

今も頭の中でテーマソングが鳴り響いています。
作曲家は鷲巣詩郎、エヴァンゲリオンの音楽を担当した人だそうです。
本気でサントラが欲しい。
……でも日本盤の発売予定はなし、韓国盤もすでに廃盤、再版もないとのこと。(号泣)

******

■愛するバカ殿(チェ将軍)に関して……2度目の印象

この人本気でカンジ悪い〜☆
この人は腐っても将軍様ですから、貴族なんです。支配階級なんです。
恋敵である、奴隷・ヨソルに対しては、完全に虫けら扱いです。
それはまだわかりますが、自分より身分の高い副使(じいさん文官)が、
自分の指揮する無謀な砂漠行軍のおかげで死にかけていても、平然と冷酷な態度を取ります。
基本的に横暴です。年寄りだからといって敬う気もなさそうです。
でもねでもね、物語が進んで佳境に入るころ。
敵軍に捕らわれたヨソルを、見殺しにするか、助けるか、
それとも自分たちで殺してやるか、という状況になったとき、彼は躊躇うの。
(うろたえていた、と言ってもいいかもしれんが)
これが物語の冒頭だったら、絶対「さっさと殺せ」とか言っただろうに……。
戦力を失いたくない、という計算もあったかもしれないけれど
あのときの殿の表情は、人間的な感情の産物だったとわたしは見たね。
殿、成長したね♪

この人本気でバカ〜☆
将軍として、彼が要所要所で下す判断は、はっきり言ってそのほとんどが間違いです。
しかも、彼は姫様がわがままを言い出した時も、止せばいいのに
姫様の言い分を通してしまい、その結果、皆を窮地に追い込みます(それも一度ではない)。
泣けるほど判断力に乏しい彼。
彼が将軍になれたのは、きっと父親の七光のおかげでしょう。
その点、恋敵ヨソルは、姫様がわがままを言うと、バシッと叱ります。
相手が怒ろうがどうしようがお構いなし。
姫様が決死の覚悟で敵陣へ赴こうとしたときも、姫様を守ることに命をかけているヨソルは
さっさと姫様を連れ戻してしまいます。漢だぜ。
その時、殿は「姫、行ってはいけません」と口にするだけ。
(↑いや、こう書いてはみたが、口にしていなかったかもしれない)
結局、姫様が出て行くのを指をくわえて見ているだけでした。
でもねでもね、贔屓目に見れば、それは彼女の決意を尊重する、バカ殿の優しさであるし、
“将軍”としてはとても正しい決断なんですう。
何といっても、姫様さえ出ていってくれれば、他の全員は助かるんだから。

(つづく)

先頭 表紙

ゆこまるさん>そう、終わっちゃったの……。わたしもまだまだ見たりなかったのー。一緒に見にいけばよかったね。で、今度は仙台でやってると知り、某Nさんを頼って仙台へ行こうかしら、なんてちょこっと思ったりして(笑) / みなみ ( 2004-01-26 23:17 )
え。おわっちゃったんだ(泣)むしろ今から見に行きたい気分まんまんなんだけど。。。こんな私もある意味バカ殿・・・?(T_T) / ゆこまる ( 2004-01-25 23:44 )
↓あ、あと薬指のユビワも<小道具 / みなみ ( 2004-01-25 13:25 )
蒼惟さん>いーですよねー、メガネ♪♪ このチュ・ジンモのメガネ姿、たばこや時計などの小道具も完璧に決まっていて、かなりかっこよくないですか? ついくらっと来ちゃいましたよ……。 武士、面白い映画だと思います。ぜひぜひ見てください!! いい男がたっぷり鑑賞できて、損はしませんよ(笑) / みなみ ( 2004-01-25 13:10 )
須木成さん>そうか……バカ殿ゆえにか……そうかもしれません(笑) この映画、関東での上映が終わってしまいました。悲しいです。もっと見ておけばよかった。。。 / みなみ ( 2004-01-25 13:07 )
ちゃなさん>ふっ、おいらに触ったらバカが移るぜ。じゃなかった、火傷するぜ。 / みなみ ( 2004-01-25 13:06 )
メガネ姿、見に行ってみました!いいですね、メガネって!!!(というか彼の美形具合に私も心揺れます)みなみさんのはまってるこの映画、私も見てみようかなーーー / 蒼惟 ( 2004-01-24 01:42 )
いやぁ、みなみさん。。。 これは愛ですねぇ。 「愛、それはバカ殿ゆえに」(爆) / 須木成 ( 2004-01-24 00:42 )
みなみさんの愛と熱狂ぶりが伝わってまいります・・・・・・あ,あついっ(笑)! / ちゃな坊 ( 2004-01-23 23:21 )
つづき……えーと。長く書けるのは確かに魅力なのですが、日記として書く分には、文字数の下限がない方が気楽で良かったりします、わたしとしては。 / みなみ ( 2004-01-23 23:18 )
頭川さん>ハンドル変えたんですね。私評を不便に感じるところは、文章が短すぎると登録できないところです。長く書けるのは確かに魅力なのですが。 / みなみ ( 2004-01-23 23:17 )
私評ひまじんは10万字まで書けます。という訳で私のページも私評に移行させました。もう2年近く前からですが… / 頭川 ( 2004-01-23 17:10 )

2004-01-23 愛、それはバカ殿へ 『武士―MUSA―』 (2)

ちなみにわたしは、ヨソルが姫様を連れ戻すつもりだとわかったとき
バカ殿が即座に馬で飛び出して行くシーンがとても好き。
ヨソルが、バカ殿に、「まかせた」と、姫様を預けるところがいい。
きっとお互いに憎みあっている、はずだけど、ここの連携プレイは
姫様に惚れた者同志、って感じで、いいんだなあ。
このあたりは、いろいろと見逃せないシーンが連続する。別将の戦いとかもそうだしね。
ワタシ的には、ズバリ、この映画のヤマかもしれません。

さてさて。
慈悲の心と判断力に欠け、のみならず、実は戦闘でも
トホホな姿を晒しているバカ殿。
でも、そんなおバカな将軍殿がイイんですの☆
「武士として散るぞ」と、言葉を放ったときの、不敵な笑み。
姫様にフォーリンラヴして、視線がいちいち釘付けになってしまうのも可愛い。
常に切ない目で姫様をおっかけてます。
饒舌でもあるけれど、目でも多くを語る人なんですのよ。ふふ。

……とまあ、またもやバカ殿について長々と語ってしまいました。
ふう。
ヨソル、ランブルファ将軍、隊正、
別将(地味な役どころだけど、言葉に尽くせないほどイイんだな)、などなど、
他にも格好良いキャラクターがたくさんいて、
それぞれ大好きだけれど
なぜかわたしはバカ殿が一番好きです。
バカ殿がこんな醜態(後述)を晒していていても、
「まあ、バカ殿だからな、それくらいやるでしょ」、で、赦せます。いや、きっと赦します。


785 名前: 名無シネマ@上映中 [sage] 投稿日: 03/12/31 06:07 ID:4KHGdNxi
将軍が胸に矢を受けてぐったりしていた夜営の場面、
傷ついた体でひとり先を急いで歩いていたが体力がつきてダウン、
次の朝、彼がぶっ倒れているところをみんなに拾われるという
なんとも情けなさMAX未公開映像があったそうな

787 名前: 名無シネマ@上映中 投稿日: 03/12/31 08:57 ID:M65YG27c
785
言葉が足りないぞ
指揮の拙さをみんなに批判され「お前達にできるのか!」と逆切れ
腹心さえも「今度会ったら殺す」と捨て台詞を残しひとり先を急いだ
が、ダウンしているところをみんなに拾われた


※みなみ注……
「腹心さえも」は、「腹心にさえも」の間違いか。
別将は、バカ殿に対しては絶対に「今度会ったら殺す」なんて言うわけがないよね〜

先頭 表紙

別将発見…ランブルファさま同様、あの映画でこその彼への愛かもしれないな、あたしー / valkil ( 2004-01-25 16:36 )

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