2004-01-09 生きること　抵抗すること
2004-01-08 「しろうま通信 VOL.6＆7 ☆★新春合併特大号★☆」 2004年1月2日 (金) 午前0時55分
2004-01-08 「しろうま通信 VOL.5」 2003年12月31日 (水) 午前1時46分
2004-01-08 YOSHII LOVINSON『SWEET CANDY RAIN』
2004-01-08 「しろうま通信 VOL.4」 2003年12月30日 (日) 午前0時17分
2004-01-07 ささやかな幸せ
2004-01-05 「しろうま通信 VOL.3」 2003年12月29日 (月) 午前0時12分
2004-01-05 「しろうま通信 VOL.2」 2003年12月27日 (土) 午後9時18分
2004-01-05 車買うよー
2003-12-25 2003年をふりかえる／2004年の抱負

あのさあ　わたし思うんだけど　生きるってことは抵抗することだ
この世でもっとも自然な状態――「無」という状態――に　抵抗すること　それが生きること
死ぬということは　この世の本来あるべき状態―「無」という状態――に　抵抗できなくなること
抵抗する力を失うこと

今の世の中は　健康で生活することにとても大きな価値が置かれている
健康に過ごすことが あたりまえで
何よりの美徳のように思われているから
わたしはときどき忘れてしまいそうになる
生きること、生きているということは
本来　とても不自然な行為であり　状態であることを

すこやかに生きることが　もし自然なことだというならば
なぜわたしたちは死ななければならないのか　それもたったの数十年で
一日一日　生きるために　わたしたちは多大なエネルギーと休息を必要とし
一日一日　生きるごとに　わたしたちの身体は劣化する
日々　大変な労力を払って　わたしたちはここに存在する
それは全然　自然なことなんかじゃない

疲れたとき　体力が落ちたとき　わたしはてきめんに頭が痛くなる
無に抵抗する力が弱まったとき　身体は痛みという危険信号を発する
痛みのない状態が　普通なのではなくて
痛みのない状態こそが　特別なもの　奇跡的なバランスの上に成り立っているもの
無に抵抗しきれなくなったとき　わたしは死ぬ　死んで無に還る

わたしたちは老いたら死ぬけれど　老いと死はストレートに結びついているわけではない
むしろ　老いと死の間には　それほど関係がないかもしれない
体力に満ち満ちた若者だって　痩せ衰えた老人よりも　ずっと死に近づくことがある
憂鬱なとき　ものごとを悲観するとき　それは無に対する抵抗力を失い　死に近づいているとき
死はいつでもそこに口を開けている　ただ　そこから近付くか遠ざかるか

隕石が大気圏に落ちて　大気との摩擦によって燃え　輝くように
生きることは　無の中に　異物として存在すること
無であろうとする力と　無でなかろうとする力
その狭間にあって光り輝くのが　生命というものだ。

先頭 表紙

あけましておめでとうございます！！
昨シーズン、なんと、さる大物アーティスト2名が泊まったという
ペンション「Ｋ」のスタッフルームより、新年のご挨拶を申し上げます。
今年もよろしくです！！

わたしが滞在していた部屋に、なんでも昨シーズン、GacktとHydeが泊まったんだって!
なんでも、Gacktとhydeが五竜のスキー場に来ていたとき、ペンションのバイトの子が彼らと仲良くなって、
部屋に連れてきたとか。(スキー場はまた、えらい騒ぎになったらしい)
それ聞いて笑っちゃった。へー、あの部屋にねぇ。。。
まあ、バンドマンってむさくるしい場所は慣れているだろうけど。
わしねえ、例えばそれがBUMPの藤原君だったら、「これが藤原君の寝たベッド！　やーん！」とか言って
ふとんに頬スリスリして寝るとこだけど(笑)、GacktとHydeやったら、「へぇ〜」で終わってしまうわ、
別に嫌いじゃないけど、特別ファンでもないからね、残念。


大晦日は、仕事の後にコンビニでカップ麺を買い
年越しそばを食べました。
零時には、近くのスキー場で花火が上がりました☆
木や建物の陰でよく見えませんでしたが。。。
その後、教会に初詣でしました。


厨房で、みんなでそばすすって乾杯とカウントダウンをしました。とっても地味に(笑)
どうして初詣が協会かというと、近くに神社がないから、だそうです。
ペンションのある一帯は、観光地として開けた場所で、昔からの集落ではないらしいから
神社がないのかも。


元日は、7時から仕事。途中2時間くらい滑って、21時くらいまでまた仕事。
フルに活動してます。お客も多くて、忙しかったなあ。
昼に食事に来たお客さんが、なんと夜にもまた来てくれました♪
うれしかった！


昼に一人で来たそのお客さんは、わたしと同じくらいの年の、赤毛の欧米人の女性。
目が合うとにこっとしてくれて。わたしもにこっとするし。
オーダー取るにも料理を出すにも皿を下げるにも、なんというか、
心が通じるような感じがありましたな。
そのお客さんが、夜はお友達と一緒にまた来てくれました。
料理やお店の雰囲気ももちろん、絶対、わしのサーブも気に入ってくれたからに違いない！！
と思えてうれしかった。


ここで働いている人たちは、やはり、滑るのはめちゃくちゃうまいみたい。
皆、「滑りに行く」とは言わず、「跳びに行く」と言います。
アルバイターたちの間のコミュニティもあるようです。


Ｉさんなんて、プロの人とも一緒に滑ったりしているようです。すごいよう。

Ｍくんは遠方からバイトに来ているにもかかわらず、友達がいっぱいいて
毎日レストランに誰かが遊びに来てる。
一度、スキー場まで一緒に車で連れてってもらったんだけど
道走ってると「あっ、友達だ」ってすれ違う車に手を振ってるし
スキー場行ったら行ったで、「友達がいたから一緒に滑ってきた」って言ってるし。
「友達多くていいね〜」と言ったら、ワンシーズン、スキー場の近くにこもって働けば
友達がたくさんできるって。
んで、ウィンタースポーツのシーズンになるとまた、そういう友達がわらわらと
スキー場の回りに集まってくるらしい。
なるほど、一緒に寝泊りして働いて、そのうえ趣味が同じなら、そりゃ仲良くなれるね。

もっともＭくんって、可愛げがあるというか、なんとも憎めない雰囲気で、
貴重なキャラクターを感じさせる人。ただでも、ああいう人は友達多いやろな。

先頭 表紙

出稼ぎ5日目が無事終わりました。

ここでの私の仕事は主にウェイトレス。
（ほかにもいろいろありますが。。。）
まだまだミスも多いし、思うように動けません。
しかし今日、Ｙくんから
「飲食業慣れてますね、3日でこれだけ覚えられる人はなかなかいませんよ」
とのお言葉が！！
自分ではそうは思えませんが、
仕事には気合を入れるつもりで来ているので
そう言ってもらえたことは、とてもとてもうれしい。

わしの飲食店経験は、高校生のとき回転寿司屋で３ヶ月、ラーメン屋で３ヶ月。
当時から飽きっぽくてひとところに落ちつけない子でしたな。
たぶん、根がそういうヤツなんだろうな。
声はでかいって褒められていたけどね。


それにしても彼やＴさんはよく働きます。
朝は7時前から、夜は10時くらいまで。
彼らの調理中の手つきが鮮やかで、つい眺めてしまうのですが
よく使い込まれた、実にいい手をしています。

バイト中の食事は厨房で食べます。
忙しくないときはみんな揃って食べるのだけれど、忙しいとバラバラになる。
で、短期で入っているわたしなどは、気をつかってもらって先に食べさせてもらうので
ごはん食べながら、調理台の向こうで動いている手にはついつい注目せざるを得ない。
(というか、椅子に座っちゃうと、向かいで調理している人に関しては手元しか見えないのだ)
人の手は使い込んでこそ美しい、ほんとにそう思う。

10日間のバイト中、水仕事の連続なので、普段は荒れ知らずのわたしの手も
さすがに少し荒れました。
ハンドクリームも買って、ちゃんと塗っていたけれど。
手を使う仕事は、細かな傷がしょっちゅう出来る。
ＹくんやＴさんの手が傷だらけの理由がよくわかった。
傷だらけで肉厚な、わたしもああいう魅力のある手になりたい、でも今の怠惰な生活をしてちゃ無理だなあ。


さて、今日は、Ｉさんに、近所のジャスコに車で連れていってもらいました。
長靴、毛布、灯油タンク、雪かき道具などがいっぱい店頭にあって、雪国ならでは。
帰り道では、山にナイターの光がたくさん見え
不思議な光景でした。

帰ってきたら、屋根雪が落ちそうになっていて
その下に車があり、落ちると確実に車がへこむので
持ち主Ｍくんが車をどかし、屋根雪を雪玉で落としました。
これまた雪国ならでは。

コレは面白かった。
「屋根雪落ちそう、Ｍくんの車どけないとヤバイ」ってＩさんが気づいて。
ちょうどタバコ吸いに外に出てきたＭくんに言って、彼が慌てて車動かして、
ついでに屋根雪落として。つい３人ではしゃいでおりました。
翌日、車があったところに、残りの雪が落ちていた。
屋根雪は石みたいに固くなっているから、気付かなかったら、危なかったねー。

先頭 表紙

いやまあ、買っただよ　セール中で全品20％ＯＦＦの　職場の生協で……
21世紀の世の中に　この古臭い懐かしいテイストを敢えて放つ　その図太さ……
やっぱり吉井さんって　こういう音楽が大好きなんだろうね

このシングルを否定はしない、でも手放しでスキになれそうにはないかも
今の彼は　ロケンローに格好良さを求めはしないのかね
わたしは　スパンコールとマラボ―と悪意と反骨で着飾った　吉井さんが大好きだったけど
今になってまた　そういう風になってもらっても　困るけど
それでもだるい　だるすぎる　３曲目の「70　GO」なんて
頼むマリファナでもやらせろってくらい　聞いててだるくなる
あとひとつ言わせてくれ　吉井さんのギターは　正直言って美味しくない
バランス悪いし　ぶっきらぼうすぎてニュアンスがない　繊細じゃない
昨年吉井さんのシングルが出て初めて　エマのギターの上手さがわかった……

そしてイエローモンキーのＣＤを引っ張り出してプレイヤーにかけてみる
ああ、みずみずしい……音も声も言葉も何もかも　みずみずしい
早くバンドとして復活してほしい　それが正直な気持ち　気持ちです

先頭 表紙

出稼ぎ4日目が無事終わりました。

今日の白馬は雨でした。
夕方雪になり、夜からまた霙です。
気温が緩むと、ときどき屋根雪が落ちてきます。
地震のような音と地響きがします。
驚かされるけど、ちょっと楽しいっす。

今日は少し気疲れしたかなあ。
ジグソーをやっていたら、あっという間にこんな時間。
翌朝は7時から仕事です。早いのでもう寝よう。。。

Ｉさんが持ってきたジグソーパズルは、鶴田一郎の、「まなざし」という絵でした。
わたし、この人の絵、とても好き。大好き。
この絵も、一見ものすごくシンプルだし、色もモノトーンに見えるのだけれど、
実は、とてもたくさんのタッチを、微妙な色を、使い分けている。
それが、ジグソーパズルをやってみてよくわかりました。
思いがけず、美術の勉強になってしまった。


わたしのバイト中の一日のスケジュールは以下の通り。

6:30 起床。
7:00 早番入り。
8:30 宿泊客の食事終了。朝食。遅番のときは8:00に起床、朝食から入る。
9:00 トイレ掃除開始。
10:00 トイレ掃除終了、客室の掃除が終わっていなければ手伝いに行く。
　　　その後、レストラン業務
12:30 お客さんが減ったところを見計らって昼食
　　　※午後に休憩あり(２〜４時間くらい)
　　　　休憩時間のあたりで、厨房とレストランの掃除機がけと、チェックイン準備。
　　　　ほとんど毎日休憩をもらっていたので、これはあまりやらなかった。
16:00〜16:30ごろ 休憩終了、宿泊客の夕食準備。
18:00 宿泊客夕食開始。
20:30 夕食。レストランが混めばもうすこし遅くなる。
21:00 上がり。洗濯し、風呂に入り、うだうだする。
24:30〜1:00ごろ 就寝。


ちなみにこの日からＹくんの妹さん・Ｍちゃんが帰省。
滞在中、Ｍちゃんとはほんの少ししか話をしなかったのだけれど
彼女の仕事ぶりは見ていてとても勉強になりました。
本当に整理整頓がまめで、それからいろいろなことに気がつく。
スゴイ。さすがペンションの娘さんだ。

先頭 表紙

となりの席のＩさんは職場のムードメイカー
わたしの所属する業務グループのトップで
暇なときにはしょっちゅう冗談飛ばしてる
わたしはＩさんの濡れたようなまつげが好きだ

Ｉさんはときたまわたしの顔色を伺う
今日も　パソコンを打ちながら　何かミスったのか「Shit！」と叫んで
それから「こんなこと言っちゃった」てな感じで笑いながら
わたしの顔を覗き込んだ
なんだか悪戯したあとの小さな子供みたい
微笑ましいなあと思って笑い返したら
「楽しそうですね」と言われてしまった
いや　何もわたしは自発的に楽しいわけじゃなくて
Ｉさんが楽しそうな顔しているから　だから楽しかったんですよ
そう言いたかったのだが　タイミング逸した

何はともあれ　人が　楽しそうな顔している　のはいいことだし
自分が人から　楽しそうな顔している　と言われるのもいいことだ
とてもちいさな　些細なことだけれど
今のわたしはそういうことがとても大事で
ずっとこういう毎日を続けられたら
たぶんそれがわたしの幸せだろうと　思う

先頭 表紙

出稼ぎ3日目が無事終わりました。

今日の白馬は快晴。
夕方、徒歩で10分ほどのコンビニに行ったら
往復の間に、首の後ろがかなり焼けてしまったようです。
いたいよう。
でも、午後のやわらかい光に照らされる八方尾根（かな？）を
眺めながら歩くのは、なかなか爽快でした。

仕事は、まだまだわからないことや失敗がいっぱいですが
1〜2日目に比べたらさすがに少し慣れました。

仕事は主にレストランのウェイトレスでした。
こまごまと身体を使って働くのはとても健全な感じがします。
普段は事務の仕事をしていますが、わたしはたぶん
事務にはあまり向いていないんだよなあ、正直、そんな気がする。


ペンションのオーナーは昨年亡くなられたそうで、
今、実質的に宿を切り盛りしているのは、オーナーの息子さんの
Ｙくんという男の子です。昨年まで大学生だったそうです。
それから、彼のお母さん（奥さんと呼ばれている）と、
忙しい時に東海地方から手伝いにくるというお祖母さん。
あと、長期住み込みの沖縄人・Ｔさん（ブルース・リー似の必殺料理人）、
10年前からよくバイトしに来ているというＩさん
（大量の荷物とジグソーパズルを持ってやってきた！　面白そうなお姉さん）、
Ｙ君の友達で、私と同じく、初めてバイトに来たＭくん（イケメン風だが実は相当な天然ボケとみた）、
というメンバーで働いています。奥さんとおばあさん以外はみな20代。若い！

社長は奥さんだそうですが、実際に宿を運営しているのは
ＹくんとＴさんだな。二人ともわたしより若いですからね。
そういうの目の当たりにすると、やっぱ刺激になりますわね。
それにひきかえ自分はいったい何なんだろう(苦笑)


それでは、また。

先頭 表紙

※「しろうま通信」は、白馬のペンションでのバイト中、携帯から
　某メーリングリストへ配信しました。
　ここに掲載するのは、そのメールに加筆したものです。

＊＊＊＊＊＊

VOL.1はすでにどこぞへ配信済みだったりします（笑）
VOL.1は、普通のメールとして、某ひまじんライターさんに個人的に送信。

出稼ぎ2日目が無事終わりました。
各種配線・配管がむき出しの、いかにもって感じの廊下の
果てにある、天井の低い従業員部屋に住んでます（笑）
でもなかなか快適。
家族経営の小さなペンションです。

いやほんと、スタッフルームに続く廊下を見た瞬間、これだよ！　と思いました(笑)
貯蔵庫や灯油タンク、洗濯機、その他もろもろの置かれた薄暗い廊下。
廊下の途中には、まるでサークルの部室を思わせる、スタッフのたまり場。(こたつやテレビがある)
わたしの泊まった部屋はその廊下の一番奥にありました。
天井は170センチくらいしかなく、上からの物音や水音も響いてきますが
電気は明るく、清潔で居心地のいい部屋でした。


今日は忙しくなかったので、昼に滑りに行かせてもらいました。
スキーは、好きなのですが、滑り始めると、なぜ好き好んで
こんな苦行のようなことをしているのかと不思議になります。
最初に乗ったリフトを下りた瞬間と、レストハウスで体力回復している時が
もっともわたしがスキーの楽しさを満喫している時かもしれません。

ペンションの近くには、八方尾根や五竜、岩岳など、
いろいろなスキー場があり、どこも車やシャトルバスで５〜１０分くらい。
ペンションには無料のリフト券が１つだけあるので、
他の人が使っていなければ、それを借りていきます。
休憩時間にちょっと一滑り、という生活ができると、
遠方からわざわざ泊りがけで、何万もかけてスキーに行くのは
ばかばかしくなるよ。


仕事は明日から忙しくなるようです。
バイトも増えて、部屋も、明日来る人と相部屋になるそうなので、
ちょっとどきどき。
がんばりまーす。

先頭 表紙

あけましておめでとうございます！
みなさま、今年もよろしくお願いいたします。

＊＊＊＊＊＊

新年早々ですが、なんかわたし、車を買うことになりそうです
この筋金入りのペーパードライバーのわたしが！！
当然のように免許はゴールドだぜ、ははは！(威張るな)

＊＊＊＊＊＊

従妹のＮちゃんが、ちかぢか結婚して大阪へ引っ越します。

Ｎちゃんの両親は、昔から、アメリカと日本を往復しており
いまはハワイに住んでいるので、伯母が親代わりになって結婚の話をすすめています。
年始には、従妹の旦那さんになる人とそのご両親がこちらにみえて、顔合わせをしたそうな。
わたしは白馬に行っていたので会えませんでした。残念。

写真を見せてもらったのですが、旦那さんは、従弟のＨちゃん(Ｎちゃんの兄)に似ていました。
旦那さんとＨちゃんが一緒に写っている写真を見ると、兄弟で通りそうです。
祖母によると、雰囲気も似ているらしい。
「似てるよねえ、でも、Ｎちゃんが嫌がるから、似てるって言わないようにしよう」
などと、わたしと祖母は話していました。Ｎちゃん兄妹は仲が悪いのです。
でもやばいって、似てるって！！(爆笑)

そんなわけで、今日は、結婚のお祝いもかねて、Ｎちゃんと、Ｎちゃんの親代わりの伯母と、
３人で食事に行きました。すてきな和食のお店へ。

結婚したら八王子を出なければならないということが原因で、
従妹はいちど彼と別れたそうです。が、
「母親も結婚してすぐアメリカで生活したのだから、自分が大阪で暮せないわけがない」
と思いなおし、結婚を決意したそうな。
へー、と思った。
住めば都というように、人はどこでだって生活していけると思う。
でも、結婚となると、やはり、一生そこへ住む覚悟がないと行けないからなあ。
そういう覚悟のできたＮちゃんは凄いし、そう覚悟させてくれる人に出会ったとことは
彼女の幸せでしょう。大阪でも元気に暮してほしいものです。

とまあ、いろいろな話をしたのですが、
わたしは天涯孤独ではなく、将来を思いやったり思いやってくれたりする親戚がいて
それはとても幸せなことだなあとしみじみ思いました。

＊＊＊＊＊＊

で、Ｎちゃんがいま乗っている車は、大阪に持っていかずに
ディーラーに売ってしまうとのこと。
売値を聞いたら１万というではないか。それはもったいない。
なんだそれじゃあうち駐車場あるし、いいかげんわたしも免許腐らせとくの嫌になってきたし
頑張って練習してみるよ、というわけで、わたしが買い受けることにしました。
本当に無事乗れるようになるだろうか……。
かなり不安ではありますが。

先頭 表紙

■１〜３月

前の職場に勤めていた。で、２月に解雇宣言をくらう。
この時期のことはいまだにあまり思い出したくないなぁ……。

■４〜６月

はりきって就職活動していたのは最初の1ヶ月のみ。
あとはひたすら鬱。ハローワークに行くと鬱が倍増してつらかった。

■７月

なんだか、すごい月だった。
それまでＯＦＦに入っていたスイッチが突然ＯＮになったみたいに、
いろんなことが一気に、自動的に舞い込んできた。
いろんな人に会った。いろんなことをした。
仕事もあっという間に決まってしまった。

■８〜１２月

ふと気づくと、７月に就職して以来、夜、布団に入って
すぐに寝つけないことが、まったくといっていいほどない。
それくらいストレスがなくなった。毎日、楽しくなった。
今思うと、前の仕事をクビになってよかった。
それは負け惜しみではなく、収入はますます安定しなくなったけど、
総じて、失ったものより得たものの方が大きいので。


■2003年総括

わたしもだんだん大人になってきたな、と……。
社会性が身についてきた。一言で言えばそれに尽きます。
それがほんの少しであれ、「成長したな、前に進めたな」と
自分で実感できるのは幸せなこと。
それがあるので、いい1年だったと言えるかな。


■2004年の抱負

・周囲に対する感謝の気持ちと批判的な目を忘れず
・使い捨ての労働力である自分の立場を忘れず
・最良の精神状態と健康状態を保つようにつとめ
・見えないものを見たいと思うこころを大事にし
・ものごとの根底を貫いているものが何であるかに意識を向け
・人とのつながりを大切にし
・不安な気持ちは、みずから動くことで解消しましょう＞自分

先頭 表紙