2002-08-24 メモ
2002-08-23 日記――記憶の触媒、を書くこと　
2002-08-20 牛久大仏ぅぅぅぅぅうううううううううう〜〜〜〜〜〜！！！！！！
2002-08-19 BUMP OF CHICKEN　＠ひたちなか （１）
2002-08-19 BUMP OF CHICKEN　＠ひたちなか （２）
2002-08-17 ROCK IN JAPAN FES＠ひたちなか
2002-08-08 業務連絡
2002-08-07 うだうだ
2002-08-07 エドシック・グ・アメリカン　1907
2002-08-06 昔の自分

たまに、職場で、自分の喋ってる声を聞きながら
「これ、本当に私が喋ってるのかな」と思うことがある．
敬語だったり、声の調子がよそ行きだったり
そういう要素があるからだと思うのだけれど
まるで自分じゃない人が喋ってるような感覚．
不思議だ．

先頭 表紙

　夏休み中の日記を書こうと思っていて、でも滞っている。１週間前のことよりも、今自分が何を思っているかということの方を書きたくなってしまうからだ。今現在の鮮やかさ、というものは、なんておそろしいのだろう。例えば、みんなとワインを飲みながら海を眺めた昨日の思い出より、いまこの瞬間、パジャマだか部屋着だかよくわかんない服を着て、「あー肩凝った……」なんて思いながらキーボードを叩いている自分の方が、クリアな輪郭を備えていたりするんだから。そして、残念なことに、わたしは文章を書くのが早くはないし、日記を書くために割ける時間も限られている。

　「今、どんなことを考えているのか、書いておいた方がいいよ。私なんて、若いころの自分が何を考えていたか、きれいさっぱり忘れちゃった。」

　昔、いきつけの古本屋のおばちゃんから聞いたその言葉が印象的だった。学校のすぐそばにあるその店には、今でもたまーに顔を出す。おばちゃんと言っても、そんじょそこらにはそうそういないような人なのだった。わたしが、「ああ、夏休み中にあったこと、書きとめておかなくちゃ。」と思うのは、おばちゃんの、その言葉によるところが大きいと思う。

　学生時代につけていた手帳などを読み返してみると、見開き1週間のページに、夕食に何を作った、何のテストがあった、誰と食事した、誰とカラオケに行った、誰と飲んでその中の誰が潰れた、そんなことが簡単に、一日につき数行で書きつけてある。何ヶ月かそれが続いたかと思うと、あとはぷっつり書いていなかったりする。それを読んでいると、もう言葉にならないほど面白くて、懐かしい。本当は、そういう風に、簡潔でいいから、自分の筆跡で、ただ純粋に自分のために書く方が、のちのち楽しめるのかもしれない。他人の目を意識して書くよりも。（でも続かないんだよ……自分のためだけに書くのは）

　日記を書くのは何のためだろう。後で読み返して楽しむため？　自分が日々、「なにか」をしていることを確認して、安心するため？
　あさましい、と少しだけ思いながら今日も日記を書く。人は、老け始めた瞬間から、日記を書こうとか、写真やビデオを撮ろうなんて思い始めるんじゃないだろうか。

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来年のお盆、牛久大仏の万燈会行きません？！　ていうか行こ！！



８条のビーム光線でライトアップされる、高さ120m・世界一の大仏！！


幻想的な無数の（注：１万個）灯篭の光！！


華やかな稚児行列！　響き渡る読経の音！　地元名物「牛久かっぱ太鼓」！


きわめつけは高さ40メートル、幅100メートルの仕掛け花火だぞ！！



参詣者は数万人とか。
これが霊園で行なわれるんだからス・ゴ・イ☆
ツボに入ること間違いナシ☆☆
みんなが行かなくてもわたしは行くぜ……。

どうせなら今年行けばよかった。どうせ家で寝ていたんだし。
うう、来年の夏までは思念……じゃなくて死ねん！


ちなみに年末はカウントダウンの花火もあるらしいです。（^-＾;;;

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基本的に野外フェスはのんびりした気持ちで行くのが良い、と思う。
でも、ひとつくらいは目当てのバンドがないとね。
というわけで、BUMP OF CHICKEN。

UAのクールな演奏が終わってから、シートゾーンを立って、ステージ前を目指す。
大勢の人の間を縫って歩いていくと、あれよあれよってくらい、前の方に行けた。
「ちょっと怖いね。」「もう少し後ろにしよう。」
というわけで、ちょっと後退したくらい。
てっきり若い女の子のファンが多いのかと思っていたら、
周囲は野郎ファンがいっぱいでびっくり。おぉ。

＊＊＊＊＊＊

メンバーに対する知識とか、ほとんどなんにもなしで行ったら
ギターヴォーカルの藤原君（というらしい）のキャラに悩殺されました……
なんとなく、「明るくて、いかにもまっとうそうな人」かと思っていたら
すごく痩せてて、のどぼとけがゴリゴリに浮いてて、前髪長くて、
普通に中央線に乗ってそうなバンド兄ちゃん、って感じの人でした。

でもって、妙にとぼけたＭＣ！　ステキ。
「熱中症にならないように気をつけてください。
　熱中症には、水だけ飲んでもいけないそうです。
　ＣＯ……食塩も取らないといけないそうです。
　自分はポカリスエットがいいと思います。」
……とかなんとか。
食塩の元素記号ってＣＯじゃないよなー、と思わず心の中でつっこんでしまった。

やっぱり、ＣＤ聴いてるだけじゃわからない、
演奏してる人の実際の雰囲気なんかを知りたくって
こういうイベントに行く、というコトも大きいです。わたしの場合。


（つづく）

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当日は、ちょうどドラムの升君（というらしい）の誕生日、とのことで
ライブではあまりやらないという『ダンデライオン』を聴けた。
知っている曲の中では一番好きだったから、うれしかった。
その異様に盛り上がった『ダンデライオン』が終わり、
ふぅ、これで終わりか……燃焼したぜ！　と思った時、藤原君が一言。
「次行きます。」

「えー？！」という声があたり一面から。
「”えー”じゃないよ。ちゃんと最後までついてきて。」
まじですか……。
結局、最後に『ガラスのブルース』という曲を。
や、この構成には本気で参った。してやられたり。
疲れました。でも楽しかった。

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BUMP OF CHICKEN を好きになったきっかけは
『変態観測』……ではない、『天体観測』のイントロの躍動感に
ピピピと来たこと。
今回、生で聴いてみて、ああ、やっぱり好きだなあと思った。
音ももちろんそうなんだけれど、
藤原君の書く詞がとても気に入っている。
わたしはこの人の悩み方とか、世界の捉え方とか、
そんなものがきっとすごく好きなんだと思う。
なんというか、書いた人の軌跡が見えてくるような詞だと思っている。

最初は半分馬鹿にしてたけどね。
だってあんまり真っすぐで正直だから。
恥ずかしさを越えて痒くなりそうな位。
でも改めてわかった。
そのストレートさは、若いからじゃない。老成しているんだ。

誰もがわかっているのに、誰もが敢えて言わないこと。
そういうものを表現してしまう人、
ある意味とてもダサい、恥ずかしい人に、わたしはひかれる。

一緒に聴いていた友達もバンプを気に入ったみたいで、めでたい。
彼女いわく「詞の内容が、全部”肯定”なんだよね」と。
するどい感想だと思う。

他人からも自分からも肯定されたくてたまらない。
いくら自己肯定してもしきれない。
そういう心の底のところにあるものを、がっちり掴まれる感覚。
カタルシスだね、これは。

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★イントロで各パートが見事にバラバラだったのを「これはこういうアレンジなのかしら？」
　と思ってしまったわたし。実はかなりの音楽音痴？　らしいのは内緒でス。

★いくら楽しいからといって調子に乗るのはやめましょう。
　羽目を外して将棋倒しに巻き込まれたのは内緒でス。

★バンプ公式ページ。デザインばっか凝ってて重い・見づらい・アーティスト本人からの
　メッセージ等が全く載っていないなど、アーティストのウェブには、読み手を無視した
　ウザいものが多いが、その点、このウェブサイトはかなり好感を持てまス。

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8月10日

茨城・ひたちなかで行なわれたRIJ、2日目に行ってきました。

当日の朝、一緒に行くはずだった友達からドタキャン食らったり（結局途中から合流）
チケット取れなくて奔走したり（最終的に当日券で入場）
いろいろあったけど、楽しんできました。
大空の下、のびのび音楽を聴けるのは気持ちいい。
やっぱり野外フェス最高！

RIJは、今回で3回目になるイベント。
2000年の第1回目に比べたら、たった3回でここまで良くなるのかと思えるほど、
快適なフェスになっていました。
まず入場がスムーズでびっくり。
一昨年は30分かそこら待たされた挙句、最初のバンドを聴けなかったのです。（怒）
各バンド間のインターバルも短くなった。
以前はインターバルが40〜50分あったので、ちょっと前の方で聴こうと思ったら、
待ち時間＋演奏時間＝2時間近く、スシ詰め状態のステージ前で立ちっぱなし！
あれはつらかったなあ……。

夕方には、ちょっとステージから離れて、芝生の上で食事。
空の色がきれいで、とっても細い三日月が浮かんでいて、風が気持ち良くて。
地ビールもめちゃくちゃおいしい。そして地面と空気を震わせる音楽。
もう、天国にいるかのような心地でした。
観覧車も乗りました。たいへん気持ちようございました。

＊＊＊＊＊＊

ひとつ不満を挙げれば、出演者の顔ぶれかなあ。
イベント名、 ROCK IN JAPANと銘打つわりには、ロック色の薄いバンドが多すぎる。
ヒップホップとか……。
もっとこう、ごりごりと、これでもかってくらいロックを聴かせてくれよう。
ロックを聴きたくて行くんだから。

わたしが見に行った日のトリは、桑田佳祐と NUMBER GIRLでした。
ステージが２つあって、大きなステージの方が桑田佳祐、小さな方が NUMBWR GIRL。
わたしは NUMBER GIRL の方へ。
初めて聴いたけれど、
いかにもロックという感じの独特の音のうねり、
ぜひともロックに持っていてほしいような、攻撃性、破滅性、格好よさ、無邪気さ、アホさ、
そんなものを持ち合わせたバンドだなあ、という気がしました。
こういうバンドが、メインの（と言ってもまちがいではないだろう……）ステージで
トリをつとめられるようになれば、ロックフェスとしてはとても面白いだろうな。

ラスト、友達のいる桑田佳祐の方へ移動したら、ちょうどアンコールが始まったところ、という
素晴らしいタイミング。花火もきれいでした。楽しかったよ。

実は今回、自分がアンチ桑田ということに気づきました。
どこがどう合わないのかよくわからないんだけど。なんかちょっとつらいの。
桑田ファンの友達曰く「ステージの上では子供みたいで、自分が一番楽しんでいる。
なのに、同時に大勢の人を楽しませるところが天才！」とのこと。その意見は納得できる。

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おそらく明日は、職場→実家直行。
実家ではネットができません。
何か御用の方は、携帯の方へ、
メールなり電話なり下さい。
てめーの連絡先なんて知らんよ、って方は
例によって例の如く、茨城の方向へ念波を飛ばしてください。
厳粛に受け止めます。受信します。

あ、念波っていってもメグマは飛ばしちゃいやよ。

帰宅は15日〜17日のいずれかです。多分。

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　つーか暑すぎ！　昨夜なんて、「炎天下で昼寝していて肌がじりじり焼ける」という夢を見て起きてしまった。観念してクーラー入れた。わたしの部屋の畳は、夏になるとオンドルのよう……。数年前に一泊７００円で泊まった、ソウルの旅館のオンドルより熱いこと請け合い。あの時は冬で、ぬるーいオンドル以外に暖房器具ないし、布団は薄いし、凍えるかと思ったですよ。まあ、今も、タダでサウナ入ってると思えば、オトクな気分になれていいけどね☆☆☆

　ぬるいといえば、最近自分の日記がぬるい。何ですかこれ。このいかにも低血圧っぽい日記は。低血圧だけど　ここんところ、休みの日は家に閉じこもって「つまんなーい」とひとりごとばっかり言っているせいかなあ。夏休みで仕事の休みが多いわりに、なーんにもしてないもんで、気分が腐ってどうにもこうにも。長野に日帰り旅行に行こうと思っているのに、全然行く気にならない。これじゃ夏が終わってしまう……。

　夏といえばこのごろ、ひまじん日記、恋愛ネタが異様に増えてません？（そういや「夏休みの後は中絶手術が増える」と元産婦人科勤務の友達が言ってたっけ……）　や、うらやましいんですけど。自分のこのまったり具合といったらもう……。なんかまったりしすぎて２ヶ月くらいなら会わなくても平気になってきたし。はあ……。暑いよう……。恋愛についてはそのうちじっくり書いてみたいと思ってるんだけど、やっぱり文章化するにはデリケートすぎる題材なのか、書いてもうまく言葉にできませんな。

　あまり暇なので、昔よく一緒にオフしていたＮさん（現在は音信不通）のＨＰを検索してみた。本人の写真が何枚か載っていたけど、昔に比べて太ってた……。まあ、わたしも当時は高校生だったのが、社会人になっているわけだし（体重も体脂肪率も増えてるし）、７〜８年も経てば、だれだって変わらないわけがない。と思いつつ、なんか切ない気持ち。（注：別にＮさんのことを好きだったわけではない。）　当時のみんな、元気かなあ。みんな何してるんだろ。……と、このひまじんコミュニティの面々を思い出す日も、来たりするんだろか。

　今週末、茨城・ひたちなかの ROCK IN JAPAN FES に行く予定。でもチケット取れてない。当日券をアテにしてるんだけど、大丈夫か？　北海道のライジングサンも行きたかったけど、旅費が高いので断念。

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90年間、バルト海の底に眠っていたワイン。
第一次世界大戦中、ロシアのえらい軍人サンのために
船で運ばれていた最中、その船が沈められちゃったんだって。

そのワインが引き揚げられたというニュースを目にしたのは、3年くらい前。
太陽の光が届かず、低温に保たれた海底は、ワインの保存には最適で
そのうえ、偶然にも、海底の気圧とボトルの中の気圧が一致していたため
ワインと海水が混じってしまうこともなかったという。
引き揚げ作業の映像を見ながら、飲んでみたいなあと思った。

で、最近、ふと思い立って、Yahoo! で検索をかけてみたら……
やっぱり居るんだな！　日本でも飲んでるヤツが！
（うらやましい……）

なんだかんだ言って、日本は経済的には相当豊かなのですね。
貧しい国だったら、きっと一本だって流入しないはず。
高島屋では一本48万円で販売していたそうだ。

値段にしても、歴史にしても、そうだけど
そんなワイン、もし手に入ったとしたら
どんなシチュエーションで、どんな肴と合わせればいいんだろう(^^;
皆さんならどうします？

そういうことに頭を悩ませる夏の午後……
楽しいような、単にひま過ぎるような。

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今年の夏は、ふだん海外で仕事をしている伯母夫婦が帰国しているので
せっかくだからみんなで集まろうということになった。
そんなわけで、今日は母方の親類一同が集合。
両親と弟も茨城からやってきた。
祖母、伯父伯母、いとこ、それからわたし、全部で16人。
これだけ集まるのは祖父の葬式以来。

母方の親戚の寄合のノリは少しばかり苦手かもしれない。
みんないい人だし、決して嫌いではないけど。
もともとわたしは大勢の中にいると
話の輪にすんなり入れないクチなので、
おしゃべり好きなみんなの中にいると、ついついぽつねんとしてしまう。

この感覚、実家の方の、古い知り合いの集まりなどに参加しても感じることがある。
なんか、昔の自分を思い出すのってそういうとき。
今よりさらに地味で影薄かったなあ。
今でもいちばん根の部分はそのまま、変わらない。
けれど、自分の話を聞いてもらいたいのに、聞いてもらえない、
もどかしい思いをすることは
昔に比べたらかなり減ったと思う。

変わっていないようで、いろいろ変わっている。

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