2002-01-17 EXPO'85　つくば万博　の　おもいで
2002-01-13 春風亭昇太　独演会。
2002-01-12 さだまさしのコンサート。
2002-01-11 世界を旅する人と飲む＆アムステルダムの思い出
2002-01-10 気のきかないひと
2002-01-08 お酒は楽しく元気よく
2002-01-06 上野にてオーラ占い……そして私の知らない世界へ　（その１）
2002-01-06 上野にてオーラ占い……そして私の知らない世界へ　（その２）
2002-01-05 子供のころの私にとって家庭は檻のようなものでした
2002-01-03 新春セッションにお邪魔する。

ＫＵＮさんとこのつっこみ返しに紹介されていた
I LOVE EXPO '85 という、つくば万博のＨＰに行ってきました。
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Namiki/1985/expo85/

田んぼだらけの広大な茨城の地に、当時の科学を結集させた（？）
一大アミューズメントパークが出現したのは、すでにかれこれ17年前。
高校生にはこの話題、通じないんですね。ほぇ。

家から会場までは車で1時間弱。（田舎の感覚では近い）
ウチの母の「せっかく近所でやってるんだから、行かなきゃもったいないでしょ」
という方針の下、イヤというほど
（これは大袈裟ではないぞ。「なんでお母さんはそんなに万博に行きたいわけ？」と聞いて
上記の回答を受け取ったくらいだからな……）行きました。
軽く10回以上行ったことは間違いない。
その上、万博の建設途中＆解体後にまで見に行ってます。
暇だよな。
しかし、父と行った思い出はない。彼の当時のブームはゴルフだったかな。
今はほとんど交流の絶えた弟も、あの頃は可愛かったですな。３歳か……。

ああ、ほとんどのパビリオン覚えてる。
なにしろ、三井館以外は全部行ったし。（滝のスクリーン見たかった！）
電力館が好きだったな……顔に風とかが吹きつけてくるんだよ、確か。
ダイエー詩人館の外壁登ったな……
サントリー館では迷子になって泣いたし……
住友館の、空に浮いたように見える立方体には子供心をくすぐられたのう……
ＫＤＤテレコムランドの観覧車はわけがわからんかった……
富士通パビリオンとか鉄鋼館の立体映像は面白かった……
講談社ブレイン館、ゼネラルアドバイザーが小松左京だったとは。
（私が小松左京を読むのはそれから10年も後）
そういえば、平山郁夫の壁画なんかもあったな……
母親が万博のビデオなんかも買っていたような。＜多分、探せばどこかにある。

とにかく、語り出せばきりがないほど。なのです。
うちの母親はトロいので、出発は午後が多かったと思う。
そのため、夜の思い出が多い。あちこちライトアップされててきれいだったな。
当時はエキスポセンターもしょっちゅう行ったなあ。
世界最大級（当時？）のプラネタリウムがあるんですよん。

昨年の夏、家の近くでコスモ星丸のＴシャツ着てる女の子見つけました。
それも薄いピンクに星丸が３匹並んだかわいいやつ。うらやましすぎる。
星丸Ｔシャツ、どこかのお宅に眠っていないでしょうか？

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前日のさだまさしのコンサートでもらったチラシの中に
春風亭昇太の独演会のお知らせがあった。
場所は、家のすぐ近くのホール。（！）
日付は、翌日。（！！）

私は、今月５日に初めて落語の寄席というものを見たばかり。
そこで大笑いさせてもらったのが、この春風亭昇太。
一度独演会に行ってみたいと思っていたところ。行かないわけには行きませぬ！
何しろ翌日だったので、少々心配でしたが、当日券で無事に入れました。

新作と古典をひとつずつ。
さすがにお正月の寄席と　ネタは少しかぶっておりまして
そこはほんの一週間前に聞いたばかりだったので、あんまり笑えなかった。
でも、面白かったです。柳昇師匠のものまねなどもしていた。
あと、講談（神田北陽）を、初めて聞きました。
これまた、楽しかった。

なんというか、昇太師匠は妙にカワイイ……。大袈裟な所作とか。
しかも、あれで40過ぎとは。うーん、30代に見えるぞ。
前口上の時の服装も若かったし……。
ついでに、彼は私の通っていた学校の落研出身ということも知りまして
少々親近感が湧きました。
今でもつきあいのある友達が一時期　落研に入っていたので
落研のコワイ噂はいろいろと聞いたなあ。

ネタを凝縮してドッと笑わせる寄席と比べると
独演会は、ゆったりした感じでした。
さだまさしの次は落語……、我ながら微妙に渋いわな。

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本当は、さだまさしの大ファンである祖母のお供で行くはずだったのですが、
その肝心の祖母が用事で行けなくなってしまいました。残念無念！！
結局、他の人に一緒に行ってもらいました。

正直に言うと、最初の数曲とトーク2、3回分は寝ていた。
席が2階だったせいもあり、すごく暖かいし、暗いし……。(^^;
が、一通り寝た後、途中から頭が冴えてきました。

トークは噂通り長くて回数も多かったです。
落語のごときノリで進んで行きます。（彼は落語をやっていたらしい）

「僕の歌はテーマが重いんです。
　さだの歌聴きたくないなあって時ないですか？
　僕はありますよ。（会場・笑）
　今日コンサートでこれ歌うのかあ……と思う時があります」

……というトークから続けて入った『つぐない』という曲。
以前、交通事故で人を死なせてしまった人が
ずっと罪をつぐないつづけていて
７年目にして、被害者の奥さんから初めて手紙をもらった。
という内容の歌なのですが、それがまた胸に迫る迫る。
会場中泣いてました。私も泣いた。ダバダバと。
『つぐない』『ラッシュ』『春雷』と、次のトークまで続いた3曲は
すごい迫力とテンションでした。
『つぐない』から一転して『ラッシュ』は多少陽気なノリ。
『春雷』はジャジーでクール。構成もうまかったね。
さだまさしってかっこよかったんだ……と初めて知りましたですよ。

今回は、さだまさしがソロになってから30年、3791回目のステージだったそうです。
すごいなあ。
さだまさしの歌やヴァイオリンの綺麗さはもちろんなのですが
バンド全体がやはりとても上手でした。
ステージの上で音を鳴らし始めると、その曲の世界がぱっと出来上がるし
それぞれのパートの音が自然にすっと耳に入ってくる感じ。
で、かっこいいし。
いい音楽聴かせていただきました。

帰りは祖母にパンフレットをお土産に。
お腹が空いたのでラーメン屋に入ったら、異臭のただよう店で、
ラーメンもまずくて失敗しました。おわり。

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　10月に旅行先のブリュッセルで会ったバックパッカーＫ君が年末年始にかけて一時帰国中とのことで、私と友人、彼の３人で飲み　in　新宿・思い出横丁。フィルム十数本にわたる旅行中の写真を見せてもらいました。全部裏にコメントが書いてあった。マメだなあ。私と友人もしっかり１枚（マヌケ顔で）映ってました。

　アムステルダムの飾り窓にも入ってきたそうです。さすが先輩（笑）。私が男だったとしたら、多分、入りたくても入れないだろう……。気になるお値段は20分で100ギルダー、もしくは50ギルダー＋マリファナだったそうです（１ギルダー＝約50円）。マリファナが通貨かい。

　アムステルダムの飾り窓地区というのは、いわゆる風俗街です。通りを歩きながら、娼婦のおねえさんたち（ほとんど下着姿！）が顔見せをしているのをガラス越しに直接眺めることができるのね。おねえさんたちのいるところは、ひとりぶんずつ小さなボックスのようになっていて、その奥はもう部屋。通りに面した全面ガラスのドア（飾り窓）を開ければ値段の交渉ができる仕組み。飾り窓にカーテンがかかっていれば、お仕事中というわけです。

　パリの風俗街で怖い思いをした後だったので、最初はこわごわ行ったのですが、あそこは女性やカップルの観光客も多いし、思ったより怖くなかった。ただ、最初は、「暗くなってから飾り窓に行くと怖そうだから、明るいうちに行こう」と、夕方に行ったのです。そしたら、夕方のほうが怖いのね、あそこは。観光客がいなくて、ズバリ買春しに来た連中とジャンキーしかいない、本当に男しかいない（^^;　ドラッグで完全に逝ってしまったと思しきオッサンもふらふら歩いてて驚きました。ガリガリに痩せてて、太腿が普通の人の腕くらいしかなかったよ……。

　とまあ、話がアムステルダムの思い出の方にそれてしまいましたが、Ｋ君も元気そうでなによりでした。今月13日には再びフランスへ飛び、旅を再開するとのこと。今ごろどこにいるんだろうなあ。なにはともあれ、無事に旅をつづけてもらいたいものです。未知の土地とたくさんの人々との出会い。自分とはまったく違うモードで生きる人に、羨望と感心を感じる私でありました。
　ついでに、店を出たところで自称商社の経理マンのヨッパライおじさんと４人で盛り上がってしまい、楽しかったです。


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写真……アムステルダム・飾り窓地区にて　（写真提供：とべ蔵）

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今日も気づけば12時間くらいパソコンの前に座っている……
でも、私はとろいので、まだまだ足りない……一日が24時間では……。
嗚呼……

学校では最近 Flash (アニメーション作成ソフト) を勉強している。
今までやっていた Photoshop や Dreamweaver は楽しくて時間を忘れるほどだったのに
今回のソフトは一向に食指が動かない。退屈でつらい。何故？

ここ２、３日の得物はお手製のエア・フレッシュナー。
ビーカーとスポイトを使い、
アロマオイルと　無水エタノールと　精製水でつくります。
理科の実験のようで楽しい。
オイルは、グレープフルーツ：ベルガモット：ペパーミント＝２：２：１の割合で。
すっきりしてとてもとてもいい匂い。
だいすきな香りです。
スプレーボトルに詰めて、休み時間にしゅーしゅーさせてます。

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今日（昨日）は、自分って気が利かない人だなー　ということに改めて気づいた日だった。
私には　他人が気を使い過ぎているようにも思えるのだが
たぶん私の方が間違っているんだろう。
まだ若いからと大目に見てもらえるけれど
気をつけなければ。

しかし、気が利かない性格というのは、時々困る反面、普段はとても楽。
気が利かないというのは、つまり、他人に対する観察力が乏しいことを示す。
もしかしたらつまらない生き方かもしれない反面
人間関係のいやなところにも気づかなくて済むんだなー。
まわりには迷惑かけてるかもしれないけれど。。。
気の利く人ってありがたいけれども
あんなに神経使って　いろいろ観察して　他人を気にして　疲れないかな。
そういう人は　気を使わないことに疲れるのかな。

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風呂入りそこねた……
もう寝よっと。
またもつっこみ返しが後回し、申し訳ありません。

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今日は、休み時間に、忘年会（２次会）で一緒に飲んだ人たちと雑談をした。

飲んだ時、Ｙさん（名画を持ってるＹさんとは別人ね；念の為）がトイレで血を吐いていたので（！）、「あのあと大丈夫でしたか？」と聞いたら、彼はその翌日のさらなる忘年会の席で、友達から『血は下から出なければ大丈夫』というありがたいアドバイスを授かったらしい。その他、Ｙさんの学生時代のエピソードも聞いたが、これまた狂っていた。

「灯油のポンプあるでしょ、卒業式にあれで飲まされるんですよー。一升瓶だとすぐになくなっちゃうからタライでやるの。次の年は電動ポンプ持って行って、それで後輩に飲ませたんですよー。口からだーってあふれて面白くて。○○さん（私の本名）、まだ学校に後輩いるでしょう？　卒業式で是非やって下さい」














やらねえよ。



　帰りにはやはり一緒に飲んだＩさんに「あの時、私のこと変わってるとかヘンタイとかさんざん言ったよねー！　しかも座布団で殴ったよねー！　それも飲もうって言って拉致っておいて自分は全然飲まなかったでしょ！」と思いきりヒナンされてしまった。
　彼女は２升は飲めると豪語していたが、本当にそれくらいはいけそうである。年齢は私より10歳以上は上だと思うけれど、尖ってるというか突っ走っているというか、アウトローな香りを感じさせる。

　世の中には怖いお兄さんお姉さんがいるのだなあ……。若造の私は、恐々とするしか、ありません。といいつつ、自分もちゃっかり暴れていたようで酢。Ｉさんの言うことは確かにすべてそのとおり……嗚呼、すいません。……あんまり反省していないけど（笑）

　そしてまた、２次会には参加しなかったＫさんから年末に届いたメール；「お酒飲んで、○○さん（私）が突然壊れたからびっくりしたよ！」……いや、あの時点ではまだまだ壊れてはいなかったんだよ……。

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　友人から「占いをやりに行くからつきあって欲しいんだけど」というメールが入ったのは、年末のある日のこと。てっきりどこぞの占い師に占ってもらうのかと思ったら、「自分が占う」という。かれこれ７年近くつきあっているけど、彼女が占いをやるなんて初耳だ。本当にできるのか？　とはいえ、面白そうなのでつきあってみることにした。

　携帯を忘れてひやりとしたものの、上野駅でなんとか無事に合流。さっそく「何で占うの？」と聞いてみたら、「オーラ」。「オーラ見えるの？」と質問すると、「見えることにしとくの」というたいへん気持ちのよい返事がかえってきた。よくよく話を聞くと、客のオーラの色を見て、その色で絵を描き（彼女の学生時代の専攻は美術学）、その絵をモトにして人生相談に乗ってやろうということらしい。

　上野公園の噴水のまわりのベンチに陣取り、店をひろげてみた。サンプルの絵をその場で描いて置いたりして様子を見るが、当然というべきか客は来ない。ただ、絵を描いていると通行人は気になるらしく、ひやかしはけっこう来た。（私も筆と紙を借りてぴよぴよと心のままに落書きをしていた。なんかリラックスできた〜）
　そしてやがて、よれたトレーナーの上下に半纏姿のおじさんが現れたのである。そのおじさんはＹさんと言った。話し相手を探していたらしく、彼の話は延々と続いた（世間話の間、友人がＹさんの絵を書いた）。正直に言うと、私たちは最初、その風体から、Ｙさんをホームレスかと思ったくらいだった。（上野公園の一角には、ホームレスの人々が作っているテント村のごときものがあるのだ。）けれども、話しているうちに、Ｙさんは、病院や居酒屋・カラオケボックスなど、いろいろな事業を展開している資産家だということがわかった。

　そして、話のなりゆきでなんとなく、すぐ近所にあるというＹさん宅にお邪魔をすることになった。道の途中でＹさんは「絵に興味があるなら、うちにいい絵があるから見せてあげる」と言った。
　はたして、Ｙさんの家（４階建て）は、公園の裏手の静かな住宅街にあった。玄関で暗証番号を入力すると、まるでＳＦのように、しゅるるるーとドアが自動でひらくのだった（驚）。そして、階上の部屋にあがらせてもらうと、白い布に覆われた絵が壁に何点もかかっていた。その布を取ってみると、そこには……

(下へ続く)

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（上発言より続き）

　シャガール！　ピカソ！　ルノアール！

　ま、まじっすか？　本物っすか？　
　シャガールは油彩が２点、ガッシュが１点。ピカソの絵は素人目にも筆づかいがすごくて（勢いがあり、きれいで、しかもまったく迷いがない）、迫力を感じた。
　Ｙさんによると、バブルの頃に計6点、40億で買ったそうである。40億っていったい……。「シャガール好きなんですか？」と聞くと、「いや、なんとなく買った」というような答えであった。ちゅーかホントにいるんだな〜、細野不二彦の『ギャラリーフェイク』でこてんぱんに批判されてるような（美術品を特に愛しているわけではないがお金があるから買っちゃう）日本人資産家って……。　

　絵を見せてもらったあとは、台所の使い方がよくわからないというＹさんに代わって私たちがお汁粉を作り、さらにおいしいお新香と抹茶もいただき、あれこれと話をした。Ｙさんが面接で落としたという人たちの履歴書を見せてもらい、どんな人を落とすのかを聞いたりもした。Ｙさんは中卒で、結婚した時には5000円しかお金を持っていなかったのだという。ここまでの道のりには、奥さんと別れたりといった不幸もあったそうだが、なんとまあすごい出世なのである。そして私たちはなんとお年玉までいただいて（！）Ｙさん宅を辞したのであった……。

　世の中いろいろな人がいるもんである。そして、お金は自分のところにはないだけで、ある人のところにはあるもんなんだー、と知った一日だった。Ｙさんに、「今度自分が経営している新宿の居酒屋にきなさい」と誘ってもらったので、そのうち行ってみようかと思う。

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写真（上）……看板を書く友人。文句は「あなたのオーラ色で描きます。幸運の絵占い」。（怪しい。）
写真（下）……私の落書き。最近朱色がマイブーム。（ほんとかよ。）朱色と言えばヴァーミリオン・ハンズ。

先頭 表紙

　実家より帰還してまいりました。

　母のやけどは顔の大部分と右手、そして左手の一部におよび、顔は『はだしのゲン』の夏江ねえちゃん（夏子だっけ？）みたいになっていた……。ううう、かわいそー。大晦日、油の入った鍋を火にかけたままその場を離れ、戻って来た時には火がついていたとか。その上、動転して鍋を手に持ってしまったらしい。台所には消火器のピンク色の粉末が残っていてすごいことになっていた。

　今回、私が実家に帰る前に母から「帰ってこいコール」があったのだが（ま、それがなくても帰るつもりではいた）、その真意は、母がそれだけの怪我をしているのに父（と弟）がいかに非協力的かということを私に訴えるということでもあったらしい。確かに父の非協力的態度はすさまじく、それをめぐって（というか根はもっと深いところにあるんだけど……）私がそれをなじりまくったもんで、一時、父（酒入り）と母と私の全員がブチ切れ、場はすさまじい様相を呈した。あー、久しぶりに修羅場見たー（笑）　修羅場を見ても翌日はみんなケロッとしているところもなんともいえず凄いが……。

　私の父は、まあ普通といえば普通の人なんだけれど、その一方、歪んでいるというよりすでに異常といった方がしっくりくるような面を持っている。考え方の回路がね。まったく思いやりがないというか。
　まあ、家族で憎みあってるとか、極端に仲が悪いというわけではないんだけど。でも父も母もみんなどこかおかしい。そういう家庭の中で育った私もおそらくどこか異常なんだろうな。現に、実家に帰ると普段の200倍くらいショートしやすくなるし。

　私は高校を卒業して家を出させてもらった。実家から離れて初めて、家族から与えられた影響の大きさというものを思い知った。自分の性格のいいところも、悪いところも、かなりのレベルで親に似ている。それに気づいた時から私の更正が始まったのです。いやもう、あのまま実家にいたら今ごろどんな人になっていたのか……。（゜0゜;
　私に言わせてもらえば、生まれ育った家庭は業だ。本当に、背負わなきゃいけない、どうしても逃げられないカルマという感じがする。子供は生まれ落ちる家庭を選べないんだからきつい。

しかし、父に、「誰のおかげで生活できると思ってるんだ！」と怒鳴られても、

「昔はともかく、私、今はもう自分の金で食ってるし、アンタの世話にはなってないも〜ん」

　と内心ケッと笑えることはなんて快感なんだろう（さすがに口には出しません。何されるかわからないので）。「子供に向かってその台詞は反則じゃねえの？」と思いつつ、「ハイその通りです感謝してます」としか言えなかった頃の無念さを思い出す。親の庇護下で過ごさなければならなかった子供時代、今思い返すといやだったな。それを思うと、大人になるってとっても幸せだー、と思う。子供の頃は大人になりたいなんて考えたことなかったけど。

　そんなこんなで、母には悪いと思いつつ、用事があったこともあり、ほんの少しだけ家事を手伝って早々に退散してきました。
　やっぱり自分は自分で養わねば。今年は仕事見つけて稼ぐぞー！

＊＊＊＊＊＊

　で、今日は新宿の末広亭で寄席見物。初めて寄席というものを見ました。春風亭昇太という、新作落語の、若い噺家さんが面白かった〜！　なんか、高座で寝転んでたりしたよ。びっくり。ネタも面白くて、もう、ゲラゲラ笑わせてもらいました。今年もいろいろと初めての経験にチャレンジしてみたいものです。

先頭 表紙

　今日は、高円寺のスタジオでで行なわれた新春セッション（＆飲み会）にお邪魔してきました。といっても私は楽器はできないので　ギャラリーで。（あ、もちろんお酒はギャラリーしませんにょ）
　
　演奏、聴いていて楽しかったです。自分が何もできないのが悔やまれる。あ、そうそう、みずのさんから妙なパーカス小道具（赤ちゃん用と思われる木製ガラガラとか、羊の鳴き声が出るおもちゃなど）を渡されて、同じくギャラリーのかねちゃんやこえむ嬢としゃかしゃか振っていたりしました。

　飲み会では、お店のお姉ちゃんが、ＫＵＮさんが注文したお冷と、私が注文した焼酎の水割りを間違えるという小さな行き違いがあり、驚きましたです。「いやー、これ水ですよ！　焼酎だったら薄すぎる！」などと叫んでいた私、傍から見たら迷惑なヨッパライだったのかも。でも、「これは焼酎です」って言われてもどうしてもただの水としか思えなかったんだもーん（で、実際、水だった）。

　２軒目のバーではちょっとハプニング発生。約一名轟沈、救急車を呼びました。病院に運ばれて行ったその後、大丈夫だったでしょうか？？　私にとっては、一緒に飲んでいた人が倒れるのは今回が２回目の経験で、救急車を呼ぶことには躊躇しなくなってしまったけれど、やはりそうなる前に止めなければね……。というか、それ、前回考えたことだったのにさ。反省。

　とまあ、事件もあったのですが、プレイヤー・ギャラリー合わせて、総勢二十数名……本当にいろいろな方とお会いできて楽しかったです（ひまじんライターの方もたくさんいらっしゃいました。というか過半数がライター？）。お名前を書けなかったみなさん、ごめんなさい。でもって、幹事のでむぼ屋くん、どうもおつかれさまでした。

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