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みなみの「さぼのーと」

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★からだ内観日記(パーソナルトレーニングの記録)★

★お買い物ブログ 「こんなものを買った」

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2015-08-27 むずむず足症候群
2015-07-28 よいっしょっと
2015-07-16 手放したい (その1)
2015-07-16 手放したい (その2)
2015-07-15 解きほぐしたい
2015-07-10 ……
2015-07-06 最近読んだ本(桐野夏生)
2015-07-03 最近読んだ本(乾くるみ)
2015-07-01 鬱記録 (その2)
2015-06-30 鬱記録 (その1)


2015-08-27 むずむず足症候群

昨日の朝より左足先に違和感(一秒おきに振動する感じ)があり、
どうやらむずむず足症候群ではないかと。
多分、抗うつ剤の影響だと思います。

うつ病は本当に厄介で困るね。
だいぶ良くなってきたけどまだ日中は寝たきりです。
退屈だしそれはそれで苦しいけどできる限り焦らず無理に動かない方針で。

先頭 表紙

霜月透子さん>おかげさまでむずむず足は3日くらいでおさまりました。うつもだいぶ良くなってきましたー。 / みなみ ( 2015-10-04 21:34 )
雅さん>うーん、そういう感じなのは急性期かな。それが過ぎると麦さん言うところの「寝込んでいるのに眠れない」状態になってきてそれがまた辛い。これは経験してみないとわからない辛さかもです。 / みなみ ( 2015-10-04 21:33 )
麦さん>麦さんからつっこみもらったその日に本屋に行って文藝春秋買いました。そういう風に動けたことに自分でびっくり。後で感想書きますね。「寝込んでいるのに眠れない辛さ」めっちゃ分かります。 / みなみ ( 2015-10-04 21:31 )
むずむず足、嫌ですよねー。私は妊娠後期に毎回なりました。足をかきむしりたくなるあれは本当にイヤ。鬱病とともに快癒しますようお祈り申し上げます。 / 霜月 透子 ( 2015-08-30 23:22 )
先日、炎天下を1時間歩いたら頭痛を吐き気が。翌日もだるくてほとんど横になってました。そんな感じ? / 雅(みやび) ( 2015-08-29 15:18 )
あの芥川賞の火花読んだ?文藝春秋買って読んだんだけど、所々とても美しくてね、つっこみどころもあるけど、良かったよ。あれなら鬱でも読めるかも。寝込んでるのに眠れないのが一番辛いことだったな。それで足がもぞもぞするのは辛そうだな。 / 麦 ( 2015-08-27 23:55 )

2015-07-28 よいっしょっと

鬱は少しずつ少しずつ、着実に良くなっている感じはします。
昨日は、朝から夜まで丸一日、横にならないでいられた。
6月上旬の発症以来初めて。
それに比べると今日はいまいちだけど、まあそんなものかなと。




ここのところ私の毎日は無色というかモノクロというか灰色というかそんな感じですが
そんな時に
SNSで他の人のキラキラしたエントリや写真など見るとすごい。
久しぶりにフェイスブック見て驚きました。なにこれ別世界!!(笑)って。
ハハハ……




尊敬する友達のブログに、
「人間の細胞は7年間で全部入れ替わる。
 体に不調が出たら、7年前の自分が頑張っていたということでは?」という趣旨のことが
書かれていた。

2015年6月 鬱 →7年前の6月にぴ子出産
2013年5月 鬱 →7年前の4月にけめ子出産

おおっ?! 出産と鬱が7年周期でぴったりリンクしてる!!




ああ、もっと書きたいことがあるけど、
PC使用制限時間が残り一分切ったので、終わります。

先頭 表紙

雅さん>その後どうですか? お大事に〜。 / みなみ ( 2015-10-04 21:30 )
7年前・・・。娘達が幼稚園の年長と年少で、女の花道のまっただなかだったはずなんだけど…。なぜか今、体がだるい私です〜。 / 雅(みやび) ( 2015-08-01 21:05 )

2015-07-16 手放したい (その1)

旧友が話してくれたこと。


彼女はずっと「働かなくちゃ、お金を稼がなくちゃ」と思ってきた。
それはなぜかと自分の心に尋ねたら
子どもの頃、お母さんから「うちは貧乏なんだから」と
言い聞かされていたことに由来している、と気づいたという。
でも、それはお母さんの価値観であって
自分自身の価値観ではなかった。
そして彼女は、無自覚のうちに刷り込まれたその価値観から離れて、
本当の自分自身の価値観を見つけた。
今、彼女は、「お金はなくてもOK。あれば嬉しい、くらい」という。


真我 =ほんとうの自分

自我(エゴ) = にせの自分 = 社会や親から刷り込まれた価値観


私は、旧友が、にせの自分の価値観に気づいて、本当の自分の価値観を作れたことを、
本当に素晴らしいと思う。
なかなか、できることではないと思う。







このことを他の知人(Aさん)に話したら、興味深い話を聞かせてくれた。
Aさんの知り合いに、物(手土産など)を過剰にくれる人がいるそうだ。
その人を仮にBさんとする。
あまりに頻繁にたくさんの物をくれるので、Aさんは辟易して断るものの
それが止むことはなく、もらった物を見るのもイヤというほど本気で迷惑しているそうだ。
ある時、「どうしてこんなにたくさんの物をくれるのですか」と聞いたところ
Bさんからは「借金してでも人に物をあげなさいと親に言われて育ったから」という答えが返ってきたという。

Bさんの親にとっては、それが上手に世の中を渡っていくための処世術だったのだろうけれど、
Bさんのその行為は、Aさんに嫌がられている。
自我(エゴ)があまりに強烈で、しかもそれにまったく無自覚なために、
目の前の相手が嫌がっているということにすら気が付かないのだろうか。

先頭 表紙

2015-07-16 手放したい (その2)

ひるがえって、自分について考える。



私はどうして「実家」や「故郷」というものに執着しているのだろう。
私の憤りは、私の執着をそのまま裏返しにしたもののような気がする。


2年前、中学校の同窓会に出席して気づいたのだが、
同窓会に出てくる顔ぶれというのはだいたい決まっているようだ。
そういえばこの人、成人式の時の同窓会でも会ったな……とか、
高校の時、中学の部活仲間の集まりで会ったな……とか。
でも、来ない人は来ない。


多分、過去に自分の属した場所・集団・人間関係に対して
思い入れの強い人とそうでない人がいるんだろう。
私は強い方だと思う。
子どものころから、自分がかつて過ごした場所へ行って
懐かしさに浸るのが好きだった。
同窓会なんて、当時に良い思い出もないのに、案内が来れば行ってしまう。
年賀状は、一度誰かからもらうと、相手から送って来なくなるまで毎年送り続けた。
(だからいつも切られて淋しいのは自分。ここ数年で最近ようやくそれをやめた)
他の人は意外とそうでもないらしい、と気づいたのは割と最近のことだ。


私のその価値観が、自我(エゴ・にせの自分)によるものかというと
よく分からないけど、


私はどうしてこんなに「実家」や「故郷」というものに執着しているのだろう。
どうしてそれを傷つけられて私自身が傷つくのだろう。
どうして親に私の思い通りの生活をしてほしいと願うのだろう。
彼らがどんなに(”私から”見ていい加減な)生活をして、家を廃屋にしようと、
健康を破壊しようと、お金をたかられようと、それは私自身が傷つけられることではないのに。
(なんとなく、親と自分を一体視する感覚は
 多かれ少なかれ誰にでもあるんじゃんないかとも思うが。
 よく、親を早くに亡くした人が
 親が亡くなった年齢で自分も死ぬような気がしていた、とか言うの聞くし)


実家も、故郷も、そういった心の拠り所も、
私の普段の生活には必要ないじゃないか。
実際に、それらが理想形で存在しなくても、
私は(根本的な部分では不安定ながらに)普通に生きて来られたし。


なんで傷つくんだろう?
なんで必要だと思い込んでいるんだろう?


どうせ手に入らないんだし


手放せないだろうか?

先頭 表紙

麦さん>早速大原botと公式アカウントフォローしてきましたぁ。 / みなみ ( 2015-07-28 11:11 )
何度もごめん、大原敬子botだった。Twitterやってないので解らなかったけど、ご本人のTwitterではないみたいです。 / 麦 ( 2015-07-17 18:05 )
大原敬子さんとワタシには何の関係もありません / 麦 ( 2015-07-17 18:00 )
加藤先生に次ぐ私の師匠、大原敬子先生のお言葉を召喚してみては?大原敬子先生のTwitterを探してください。みなみちゃんの探している言葉があるかも( ̄∇ ̄”) / 麦 ( 2015-07-17 17:57 )

2015-07-15 解きほぐしたい

漫画家の森恒二は、現在も連載中の作品『自殺島』を描くにあたり、
約20人の自殺志願者のブログを毎日読んだそうだ。
そして、それらのブログに共通して書かれていることに気づいたという。


自殺志願者は「○○してもらえなかった」ということにこだわり、拗ねている。
行動しないうちから、何も手に入らないと諦めている。
感謝をしない。
だから、喜びを感じられないのではないか。


……というようなことが、雑誌『ダ・ヴィンチ』のインタビュー記事に書いてあった。
まあ、そうだろうなと思う。
特に最初の「○○してもらえなかった」について。








私は自殺志願ではないけれど
この「被害者意識」という形であらわれる心のしこりこそが、
すべての不幸感というか、生きにくさの源なんじゃないかなと
常々思っていた。
触れてみてゴリゴリする凝り固まった部分。



私の被害者意識、心のしこりは、
親に、自分が育った家をメチャクチャにされたこと。
物理的な居場所という意味での家、
精神的な居場所という意味での家。
自分のアイデンティティの根本にある家とか故郷というもの、
たまに戻って落ち着きたい場所。
実家。
そういう自分が大事にしたいものを粗末にされゴミだらけの廃墟にされたという思い。
そういうことを通じて自分自身の根本に関わる部分を大きく傷つけられたという思い。

そのことに対する、被害者意識と恨みの感情が強すぎて
それが元で今回、鬱病にもなった。


「傷つけられた」という意識は、言い方を変えれば「大事にしてもらえなかった」ということでもある。


今まで、被害者意識と恨みがあることは重々意識していたが、
「傷つけられた」という表現が自分の中から出てきたのは
進歩かなと思う。
これが一番しっくり来た気がするから。



ほんのり続く。

先頭 表紙

2015-07-10 ……

鬱……すぐ良くなるかと思ったら良くならない。薬は効いているのか? 不明。
まあ、発症して一ヶ月なので、焦るほどではないかと思うが。
憂鬱になったり悲観的になったりというのでもないんだけどとにかく何も意欲が湧かない。
今朝は資源ゴミ当番に行った。いつもはこのゴミの整理が楽しいくらいなのだが今日は作業していても気乗りしなかった。やはり普段と違う……。
今日は、ゴミ当番と、トイレ、食事、風呂以外はほぼひたすら一日横になっていた。ここ一ヶ月、用事のない日はずっとそう。なんとか子どもの習い事の送迎に行くくらい。とにかく一日中ずっと横になっていられるので、この状態にも普通ではないと感じる。
夕方、ぴ子の友達のお誕生会に招待されていたのをすっかり失念していた。途中で思い出したので連れて行こうと思ったが本人がへそを曲げてしまってダメだった。ぴ子にもお友達にも申し訳なし。


そういえば2日くらい前にトラックの騒音で朝早く起きてしまい、その日は一日完全な騒音ノイローゼで辛かった。泣きわめくレベル。病んでる……。
騒音本当にイヤ、2年間一日たりとも気にならなかった日はない。引っ越したい。

先頭 表紙

YINさん>アドバイスありがとうございます。早速該当の精神科調べてきました(今通っている病院の超近くにありました)。今の心療内科、確かに通っていてスキルに疑問があります。ただお察しの通り今回はだいぶ良くなっていてこのままでも1ヶ月後には治っていそうな気がするのでとりあえず治りきるまでは今のところに通おうかと……。次に何かあったら精神科行ってみます。 / みなみ ( 2015-07-15 17:30 )
よっしぃさん>先週は2日くらいどーんとバッドな波が来た日がありその1日がこの日でした。しかし、全体的にかなり良くなってる感じはします。波が出てくるのも回復の過程なのかと思えてきました。   体調悪い時は騒音つらいですー。普段も嫌なんだけど、本当に段違いに。  / みなみ ( 2015-07-14 22:06 )
心療内科よりも、精神科(医師が精神保健指定医であること)がいいですよ。スキルが違いますから。「薬を2倍にしたら効果も2倍」という説明はちょっとおかしいです。ちゃんと心理検査も受けられるところがいいと思います。ちなみに、これだけ文章を書けるのですから、現在重症というわけではなと思います。鬱の薬というよりも神経過敏を落ち着かせる薬がでているとよいのですが… / YIN ( 2015-07-12 12:35 )
日記を拝見すると、結構重度な印象を受けます。騒音は辛いですね。環境を変えられれば、と簡単にアドバイスも出来ませんし、落ち着ける逃げ場所があれば一番良いのですが。 / よっしぃ ( 2015-07-11 22:16 )

2015-07-06 最近読んだ本(桐野夏生)

・リアルワールド/桐野夏生
・グロテスク/桐野夏生
・魂萌え!/桐野夏生

桐野夏生の本は、多少の当たり外れはあっても、
どれもグイグイと一気に読ませてくれるので好き。


『リアルワールド』は、
母親を殺した男子高校生が逃走するのを、4人の女子高校生が携帯で連絡を取りながら幇助する話。
読んだ直後に、万引きの様子をYoutubeにアップしながら逃走する少年が現れて話題になり
なんだか、小説の世界を(卑小にして)地で行ってるみたいだなぁと思った。


『グロテスク』は、
ずば抜けて容姿の美しい妹と、それに異常なコンプレックスを持つ姉の話。
佳境までは断然面白かったが、最後になって失速した感じ。
(ダンナは最後まで面白かったそうだ)
東電OL殺人事件をモチーフにしていて、そのあたりの骨子やディティールはほとんどそのまんま。
あの事件にも、被害者がいて、被害者の遺族がいて、冤罪で逮捕された人がいて、
その人の家族がいて……ということを考えると、
この作品は、そしてこういう作品を書く小説家はとても残酷だと思う。



『魂萌え!』がこの中で一番良かった。(たまもえ!と読みます。)
分厚い本だが、息をつかせぬ面白さでこれまた一気読み。

主人公の敏子は59才の主婦。
平凡で幸せな生活を送っていたが、夫の急死をきっかけに大騒動が巻き起こる。
夫の愛人の存在の発覚、子どもたちとのいざこざ、夫の趣味仲間たちとの交際、
高校時代からの親友とのトラブル(←中でもこれが超リアル!)……
夫が死に、しかも愛人の存在によって自分の結婚生活は何だったのかと自問を余儀なくされ、
子どももすったもんだの上に独立していき、
新しい自分のアイデンティティと自立を求めて右往左往する主人公。
その揺らぎや孤独。
私にとっては、高校生の物語よりこっちの方が”リアルワールド”。
敏子の年齢まであと20年か……20年しかないのか、と思わず考え込んでしまった。
主人公と愛人とのやりとりも、切なく、読み応えがあって面白い。


桐野夏生は、女性の魂の自由や解放を書く作家だと思う。
『魂萌え!』でも、そのテーマは一貫していると感じた。
桐野作品は、作風も読後感も殺伐としたものが多くて、それはそれでもちろん魅力なのだけれど、
『魂萌え!』は明るく温かい気持ちになれる感じがいい。

先頭 表紙

秋さん>ドラマ・映画は面白かったですか? 原作読んでからドラマのキャスト見たら敏子が美人すぎな感じでした……(笑) 原作面白いですよ。 / みなみ ( 2015-07-14 22:04 )
麦さん>「夜また夜の長い夜」図書館で借りられるかなー。今度探してみまーす。 / みなみ ( 2015-07-14 22:02 )
「魂萌え」はTVドラマと映画の両方を見ました。原作は読んでいませんが。ドラマと映画は違うモノに出来上がっていたので、原作をそのうち読みたいと思っています。敏子の年齢まであと2年とちょっと。 / 秋 ( 2015-07-08 09:56 )
魂の自由や解放、上手いこというね。ホントそうだね。上手いよね。この間「夜また夜の長い夜」読んだけどこれも超面白かったよ〜!一気読みもんよ。オススメ。みなみちゃんとワタシ、デケイド違いなのね( ̄∇ ̄)あはは / 麦 ( 2015-07-06 19:22 )

2015-07-03 最近読んだ本(乾くるみ)

・イニシエーション・ラブ/乾くるみ
・セカンド・ラブ/乾くるみ 
・リピート/乾くるみ  


乾くるみは最近初めて読んだが、上手い。
実力派ミステリ作家という印象。
密室殺人などの本格ミステリは苦手なので、
乾くるみの中でもそういう作品は途中でリタイアしたけど
ここに挙げた三作は楽しく読めた。

『イニシエーション〜』『セカンド〜』は、恋愛小説の形を取ったミステリ。
『イニシエーション〜』は、最後に大どんでん返しがあることが前もって明かされているので
叙述系のトリックであることの察しはついたが……
読者にぽろぽろと良い加減でヒント(違和感)を与えるその手腕、上手だなーと思った。
『セカンド』のトリックは私には高度すぎ、読後にネットで他の人の解説を読むまで理解できなかった(汗)





一番気に入ったのは、タイムスリップをテーマにした『リピート』。
SFとミステリを絡めたストーリーで、元々SF好きな私のツボに思いっきり入った。

主人公の大学生の元に、謎の男から、未来を予言する電話が入る。
男は未来から来てランダムに電話をかけ、相手をタイムスリップに誘っていると言う。
11月のある日、ある時刻に、ある場所に行くと、
現在の記憶を持ったまま10ヶ月前(その年の1月13日午後11時13分7秒)に戻れて、
それは何度でも繰り返すことが出来る。

タイムスリップの仲間は全部で10人。
仕事も年齢も考え方も違うメンバー達は、タイムスリップしてやりたいことも、
恋人と泥沼関係に陥る前に別れる・競馬で大儲け・大学受験のやり直し・
孫とディズニーランドへ・これといって何もなし……など、人それぞれ。
しかし、タイムスリップ後にその仲間は一人ずつ不審な死を遂げる。
”リピート”という不可思議な現象を背景に、一人、また一人と仲間が減っていく中、
それぞれのどす黒いエゴがむき出しになってゆく。

この、スリップできるのは10ヶ月前というのがいい。
大きな人生のやり直しはできない。でも、それでもいろいろ変えられるかも? というリアル感。
自分にもこういう機会が来たらどうしよう? なんて考えるとワクワクする。
そして、この中で活躍する天童太郎というキャラクターがこれまた私のツボ。
天童さんかっこいい〜!
(天童は、それぞれ独立した話である『イニシエーション〜』『セカンド〜』にも登場する。)


ラストもすごく上手に落としてあって、感心した。


この作品は、カバーの謳い文句によると『リプレイ』+『そして誰もいなくなった』、だそうだ。
『リプレイ』は未読なので、図書館で借りてきた。(『そして〜』は高校生の頃読んだ(^_^)v)
ちなみに、この『リピート』(文庫)の解説には、タイムスリップを題材にした
古今東西の小説が大量に紹介されていて、読書ガイドとしても使えそう。
元々タイムスリップ物やパラレルワールド物は好きなので、いろいろ読んでみたい。

先頭 表紙

麦さん>麦さんのつっこみで映画への興味増しました。楽天主義の本読んだら感想教えて下さい。私も読み終わりましたのでそのうち感想書きます。 / みなみ ( 2015-07-06 14:23 )
ともきちさん>リピート、ありましたか〜? 読んだら感想教えて下さいね。イニシエーションラブのラスト(というか全部)、どう映像化したのか私も気になります! あと80年代の風俗やファッションも見てみたいし、松田君もカッコ良さそうだし、映画見てみたいです。 / みなみ ( 2015-07-06 14:22 )
まさに今日、映画でイニシエーションラブのラストをどうしたんだろうねと話をしていて、旦那が独りで観に行っていたことが判明。(ΦωΦ)イニシエーションラブ堤監督なんですよね。上手く作ってあったと言うとりましたよ。ワタシも他の作品読んでみたいです。が、例の楽天思考に関する本の順番が来たみたいです。 / 麦 ( 2015-07-04 19:23 )
私もSF好きなので「リピート」が超気になります。解説もすごく読みたい。ということで、今からBOOKOFFに行って探してきます。映画のイニシエーションラブはラストをどう表現したのでしょうかね? / ともきち ( 2015-07-04 18:48 )

2015-07-01 鬱記録 (その2)

■6月第5週(3回目)

グッタリ感がない。歩いていてもフラフラしない。
診察を待つ間、「退屈」という感覚があった。
待合室に置いてあるパンフレットや本などを読む。

前回までは、ポスターやパンフレットや本でぎっしり埋まった待合室そのものが
負荷に感じられた。
そこでパンフや本を読んでいる他の患者さん達を見て
みんな余裕があるんだなあと感心していた。
髄膜炎での入院の時も感じたことだが、
心身に余裕がないと「退屈」という感覚はなくなる。
脳と体が勝手に情報を遮断する。
そうか、「退屈」=「刺激を求めているのに得られない状態」、なんだな。
余裕がない状態では、刺激が不要(有害)なので、退屈という感覚がそもそも起こりようがない。

回復に加速度をつけたいので薬の量を倍に増やしてもらった。
抗鬱剤は量を増やすと単純に効き目も増えるとのこと。
その分副作用も増えるそうだが、前週に副作用(眠気)をまったく感じなかったので
増やしてみても良いかな? と。
抗鬱剤は遅効性(効き始めるまで2週間)で、
止める時も時間をかけて徐々に量を減らしていくそうだ。
順調に回復しているし、薬の量を増やすと抜くのにも時間がかかる(薬代もかかる)ので
増やさなくても問題ないとは思ったが、
増量するとどういう感じなのか興味があったから、実験のつもりというのもある(笑)

薬は寝る前に服用しているので、少し眠くなるくらいでちょうどいい。
日中の眠気はなし。
まだ家事の大部分はダンナに頼っているが、
生活リズムがほぼ普段通りになり、対外的なタスクや外出は普通にできるようになってきた。

余談だが、所持金が足りず、病院の最寄の薬局で薬を買えなかったので
帰宅してから近所の薬局に買いに行った。
そうしたら、断然安かった。
同じ薬を違う薬局で買い比べたことがなかったので、その価格差には驚いた。
このあたり、ちょっと勉強してみよう……。

先頭 表紙

誤「病院の近く」→正「通っている病院の最寄の薬局周辺」 / みなみ ( 2015-07-06 14:35 )
うっきーさん>なるほど、わかりました。ちなみに私の場合、近所の薬局=中規模の総合病院の隣接薬局です。病院の近くには規模の小さい個人医院が複数あるだけなので、処方箋の取扱数が違いそうです。 / みなみ ( 2015-07-06 14:34 )
麦さん>あー、歌うのはいいかも。けっこうエネルギー使うし。コーラスやめて2年経つけどまた歌いたいなー。 / みなみ ( 2015-07-06 14:27 )
麦さん>ラフターヨガけっこう素面でやってました私……。もうちょっと笑いの世界に入りたい。やっぱり鬱の間は顔が洗えませんか。しかし笑いすぎでほうれい線がってどれだけ笑ったんですか!(・0・) / みなみ ( 2015-07-06 14:26 )
薬の値段については http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1381577108  で、以前テレビでもこの話は聞いたのですが、みなみさんの場合逆のような気がします。何故だろう(^^; / うつぎ@未ログイン ( 2015-07-05 00:22 )
ごめんね、食いつきすぎたね・・退屈という感覚がなくなる・・っていうのがリアル。ハリネズミみたいだったかなあ・・。 / 麦 ( 2015-07-02 21:09 )
あと、効いたといえば、歌うこと。自分の「隣のトトロ」を歌う歌声に救われた不思議な体験をしたなー。自分の笑い声もいいのかもね。 / 麦 ( 2015-07-02 20:56 )
ラフターヨガは我に返らないようにしないと、怖いよね・・。笑顔を作るといいと言われて鏡の前で笑いすぎてほうれい線が深く刻まれたのは、冬季鬱中実は顔が洗えなかった(!)のと笑いすぎ、暗黒の40代前半の名残だと想ってマス。( ̄ー ̄)ニヤリ / 麦 ( 2015-07-02 20:53 )
で、スキップですが、鬱は無理のない範囲で軽く体を動かした方がいいそうなので、良いかもしれません。が、症状きつい時はスキップ自体が無理ですね。 / みなみ ( 2015-07-02 09:59 )
しえろさん>ジェネリックの同じ薬で値段違いました。スキップはやってないけど昨日市の子育て講座に参加してラフターヨガやってきましたよー。わざと笑いながら軽く体を動かすんですが、確かに作り笑いでも笑うのは良いなと思いました。 / みなみ ( 2015-07-02 09:10 )
薬、ジェネリックとかじゃなく値段違うの?@興味津々。あんまし関係ないかもしれないですが、スキップすると症状が改善したりしますか? / スーパーしえろ@未ログインごめん ( 2015-07-02 01:19 )

2015-06-30 鬱記録 (その1)

1週間に1度、決まった曜日に通院中。
体調の変化がとても分かりやすい。





■6月第3週(初回)

グッタリ。
自覚できるほど判断力が落ちているので車の運転も怖い。
歩くだけでフラフラ。
待合室の本やパンフレットなど、読む元気まったくなし。

診察では2年前の鬱とさらにその前の鬱(10年前)について詳しく聞かれる。
もしかして私は鬱体質で、今回の鬱は再発ということなのか? と初めて思う。
最新の抗鬱剤と胃薬(副作用の吐き気対策)を処方してもらう。

これが合わなかったらしく、5日ほど服用したら猛烈な不安がやってきた。
期限がある町内会の仕事、訂正を頼まれているイベントのチラシの原稿のこと、
そういうことならまだしも、
寝ている姿勢から起き上がること、トイレに行くこと、食事をすること、
そういう細かいことまで、何もかも不安。時計を見ても不安。
理性では、そんな風に感じるのはおかしいと分かっていても不安。
そうなるまでは、ただグッタリ寝ていれば一応は落ち着いたのだが、
寝室で寝ていても落ち着かないので居間のソファに移動、
そこも落ち着かないのでまた寝室へ移動……しかしまた落ち着かず移動の繰り返し。
胃の中に何もなくとも、朝になると吐き気が来る。


この週と前の週は、とにかく一日中横になっているだけ(本や漫画は読める)。
家事も全部ダンナに頼む。
食卓に食べ物が用意されていても、起き上がる気力がない。
そのまま寝ているしかないので、空腹がつらい。
しかし、頑張って食卓についたとしても、2,3口しか食べられない。
洗顔・入浴・着替えもほとんどできず、なんとか3日に1回くらい。(顔がガビガビして辛い)
トイレと歯磨きだけは頑張ってどうにか……という感じ。
かなり苦しい。





■6月第4週(2回目)

前週同様、グッタリ。
過剰な不安について訴えたところ、では薬を変えましょうということに。

体調を崩し始めてからずっとお腹の調子が悪かったので
(下痢や便秘ではないが常にガスが溜まりモニョモニョしている感じ)
病院から帰宅してすぐに正露丸を飲んでみる。
そうしたらこれが妙に効いた。
飲んでから30分もしたらお腹がスッキリして、同時に不安感も激減してしまった。
(ちなみにこの時点で新しい抗鬱剤は飲んでいない)

その日の昼は、前々から小学校のお母さん仲間とランチの約束があり、
時間にはだいぶ遅れてしまったが(行きたくないわけではないのに家を出るまでがしんどい)、
なんとか出席。楽しく過ごす。
正露丸とランチが良かったらしく、この日は帰宅後も横にならずに過ごせた(!)。
この辺りから徐々に体調が回復してきて、日中、眠らない時間が増えてきた。

体重を量ったら3週間で3キロ落ちていた。
体重は普段は安定していてほとんど増減しない。
減らすどころか増やしたいところ(筋肉で……)なので3キロ減は痛い。
普段履いているズボンがズルズルになってしまい着られない。

先頭 表紙

麦さん>うおお、10年て……。そういう状態だったんですか。仕事して、家事もかわりに誰かに頼めなくてで、鬱っていうのは本当につらいと思います……。 / みなみ ( 2015-07-06 14:29 )
そうだよね、ワタシも結局そうするしかなかったかなあ。四時間行けば済む仕事は辞めなかったけど、家事は完全に放棄したよ。薬は肝臓が悪くなって飲めなくなっちゃった。究極の悪安定でうちの中が大変なことに。うちは単身赴任で旦那がいなかったからね。最近家が若干綺麗になってきたよ。ここまで来るのに10年だよ〜( ̄ー ̄) / 麦 ( 2015-07-02 21:00 )
ちなみに、静養……物理的には、やりたくないことや頑張らなければできないことは可能な限りやらない。精神的には、義務感と圧迫感(××しなきゃ・これじゃいけない等)を可能な限り捨てる、です。これならどんなに弱っていてもできます☆ ただ仕事などがあって低いレベルの静養しか取れないと辛そう。その点私は恵まれてるな〜…… / みなみ ( 2015-07-02 14:17 )
麦さん>自分の症状は自律神経やセロトニンが一時的におかしくなったことが原因で、適切な対処(徹底した静養・家族の協力・早めの受診・服薬)をすれば遠からず絶対に治るという確信がある(あった)ので、症状自体はきつかったけど解決策に対する不安はなかった(ない)ですね。2年前の鬱の時に苦しみまくったのがかなり勉強になってます。 / みなみ ( 2015-07-02 09:19 )
薬を杖にして立ち上がって、雲間を縫うようにして適度な刺激を受けるのがやっぱりいいのかしら?絶対やれそうにもなくて、やりたくもないことが解決策なんだろうなあ・・と思いながら寝てるしかないのが個人的にはキツい・・ 大変だったね。 / 麦 ( 2015-06-30 23:08 )

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