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みなみの「さぼのーと」

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★お買い物ブログ 「こんなものを買った」

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2014-09-01 日記・考 (親ばか日記w)
2014-08-27 怒りのぴ子ちゃん
2014-08-26 最近読んだ本(桐野夏生)
2014-08-26 映画『アナと雪の女王』
2014-08-23 んー
2014-08-14 いいね
2014-08-14 命の長さ
2014-08-14 最近読んだ本(その3)ネタバレなし
2014-08-07 最近読んだ本 (その2) ネタバレなし
2014-08-07 最近読んだ本 (その1) ネタバレ要注意


2014-09-01 日記・考 (親ばか日記w)

子どもたちは今日から新学期。
8月中に2学期が始まる地域が多い中、うちのあたりはのんびり。





けめ子には、小学生に上がる年の1月から、
その年の日付入りの日記帳を与えて毎日つけさせている。
国語力もつきそうだし、何より将来、子どもの頃の記録になっていいよねー、
というくらいの軽い気持ちで始めたけれど、
私の予測を大幅に超える良い効果があった。ことが最近分かってきた。


何よりも一番良かったのは、
けめ子に充実した楽しい生活をさせることこそが
けめ子が日記を書くモチベーションとなるのだとはっきり分かったこと。
何か楽しいことがあった日は、彼女はいきいきと自発的に、詳細な日記を書く。
つまらなかった日は、「何もいいことなかった」の一行で終わっていたりする。
書け書けと言って書かせるより、これ日記に書きたい!と思わせる経験をさせれば良い。
これは子育ての万事に通じると思う。




最初の2か月くらいは、私がいちいち注意しないと毎日書けなかったが、
そのうち、「日記は毎日書くもの」という刷り込みが完了したらしい。
食事の好き嫌い同様、この刷り込みが終わるまでが大変なのであって、
それを過ぎればこっちのもの。
毎日、書く。
毎日、机に向かう。
その習慣が、自然に、スムーズに作れたみたい。
意図していなかったけれど、これは本当にとてもよかった。
小学生になってこれがどれほど役立っていることか。


ぴ子も、けめ子が毎日日記を書く様子を見て育っているので、
多分、苦労せず勉強の習慣が身につくはず(と、思いたい。
5か月後にはぴ子もついに日記デビュー予定!)。






けめ子は、もともと書くのが得意な子で、特に何も教えていないにも関わらず
年長の1月の時点で
(漢字を抜きにすれば)小2〜小3程度といっても遜色のなさそうな文章は書いていた。
それに加えて、自分が考えたことを文章化することを
日々、日記で実践しているものだから、かなり力がついてきた。
今年の夏は、読書感想文も一人で勝手に書いてくれて楽だった。


日記には、私が毎日赤ペンでコメントを入れるけれど、
内容について注意や指摘はしない。
句読点が抜けていたり、字が汚かったりすることもあるけれど、全部スルー。
とにかく、書くこと自体が大事なのだから、本人の自由にさせる。(もちろん絵もアリ)
言葉を使って自己表現することに慣らしたい。
さらに、それを楽しめるようになってくれれば、言うことなし。


今後、高学年くらいになったら、
文法や表現方法などについて、多少アドバイスを入れようと思う。
その場合も、書き直しはさせないつもり。


小学生の学力ってとにかく読み書きが大事なんだろうな、と思う。
私は漢字はそれほど重視しない。あれは暗記できるかどうかの問題だから。
重要なのは、自分の考えをつづること。それから音読。
ものすごくものすごく大事だと思うから、この2つは旅先でも欠かさず、
絶対に毎日やらせる(音読は宿題だしね)。
あと、文章を書き写すのも国語力養成のために有効だと思うので、
たまにだけど、やらせるようにしている。






自分の思いを書き表せることの大切さを教えてくれたのは
他でもないこのひまじん日記。
ここで私が13年間日記を書き続けてきたことこそが
けめ子が今、日記を書いていることに繋がっている。


ここがなければ、私は子どもに日記を書かせることはなかったかも??


ここで日記を書き続けようと思わせてくれた、そして思わせてくれている
すべての皆さんに感謝♪

先頭 表紙

旅先でも勉強させるってどうなのかって話もあるんだけど、まぁ日記は歯磨きと同じようなものだと思う。勉強じゃなくて習慣、毎日やって当然の行為。ここまで落とし込む。実際これくらいに考えないと、子どもに毎日実行させらんない。 / みなみ ( 2014-09-01 21:57 )

2014-08-27 怒りのぴ子ちゃん

6月16日記す


今日は幼稚園が父の日参観の振替休日だったので、
ぴ子のクラスメイトとそのお母さん達に遊びに来てもらった。
うち2人は女の子で、昨年もぴ子と同じクラス。
その子達のお母さんが、口を揃えて
「うちの子は、ぴ子ちゃんは怒ると怖いと言っている」というので
やっぱりなあというか、
「ぴ子が怒ると怖いと思っているのは私だけじゃなかったんだ!」
と思った(笑)


ぴ子は小さいころから怒りの表現がかなり激しい。
たまに、本当に怒ると、まるで猛った猫のようになる。
鼻からフーッと息を吐いて、
のどを低く唸らせて、
全身の毛を逆立てて威嚇する小動物そのものっていう感じ。
今はまだ、怖いと言っても本気でそう思うわけではないけれど、
この子が思春期に入って怒るようになったらかなり迫力あるだろうなと思う。
私、圧倒されるつもりはないが、圧倒される可能性大。


大人で親の私ですら、怒ったぴ子を見て「これ将来怖いな」と思うくらいなのに、
友達同士で、しかも園児でしょ。
彼女たちの言う「怖い」って、多分かなり本気で怖いと思うんだよね(^_^;)


しばらく前、頻繁にその激怒状態になっていたので、
担任の先生との面談で「家では怒るとすごいんです。幼稚園でもやってませんか?」と言うと
「園ではそんなことないですよ〜〜〜」と先生は言っていたけど、
仲のいい子2人が揃って「怒ると怖い」と言っているところを見ると、
先生の目の届かないところでけっこう怒ってるんだろうな(^-^;)


ちなみに、去年、同じクラスで一番の仲良しだったのはMちゃん。
(ちなみに今日来た子達は、昨年はMちゃんについで2番目に仲良し……という感じ。
 今年は先生の意図で、Mちゃんとは別のクラス)
Mちゃんのお母さんとはずっと、あいさつ程度の付き合いだったんだけど
2〜3回家に呼んでもらい(とにかくMちゃんとぴ子が超仲良しだった)、2人を遊ばせた時に
「ぴ子は結構はっきりしてて、怒りの表現も激しい」と言ったら
それまで彼女がぴ子に対して持っていたイメージとは全然違ったみたいで、
「えー、そうなの? ぴ子ちゃんって、ほわーんとしてて、素直で、
 口答えとか全然しないタイプだと思ってた!」
と驚かれた。
いやいや……。それはない。


ということは……Mちゃんは「ぴ子が怒ると怖い」と言ったことはないのか?
もしかして、Mちゃんとは相性抜群で(実際、超仲良しだったけど)
Mちゃんの前では怒ったりしたことがなかったのか??
今度Mちゃんのお母さんに聞いてみよう……。

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2014-08-26 最近読んだ本(桐野夏生)

桐野夏生は、読んだ後に残るものは少ないものの、するする〜っと楽に読めてなかなか面白いです。



・ローズガーデン/桐野夏生著

村野ミロシリーズに連なる短編集。表題作では、のちに自殺するミロの夫・博夫の視点で、高校生当時の二人の出会いと、ミロとミロの父・善三の関係が語られる。
ミロシリーズは1作目・2作目を読んだ。『ローズガーデン』を読んで、博夫のキャラが想像と違っていたので驚いた(この人自殺するタマなのか?)。そして、ミロとミロパパの関係がっ……!!
はっきり言って、この話、蛇足じゃないかなぁ。博夫という人間は、ミロの目線から語られれば十分ではないかと思うし、高校生のミロはエキセントリックすぎて、30代のミロとはかけ離れている。そして何より、ミロとミロパパの関係、いらなくね? フツーの親子でよくね?
表題作以外は、30代のミロが活躍する探偵物。『独りにしないで』という、絶世の美女の中国人ホステスと、彼女を魅入ったサラリーマン、中国マフィアの話が良かった。ミロシリーズは、風俗嬢がどうのとか、ゲイバーがどうのといった、いかがわしい、”新宿色”の濃いのがいい。
表題作と『独りにしないで』以外は、もう内容も忘れてしまった。(読んだの数日前なのに)



・東京島/桐野夏生著

主人公は40代の中年女性・清子。31人の男と彼女が孤島に漂着。「東京島」と名付けられたその島での生活を余儀なくされる……というストーリー。
なぜこの構成なのだろうとか(最初に物語の概要が説明的に語られたり、途中で時系列が行ったり来たりしたり、ちょっとしたエピソード的に扱われればそれで良さそうな話が長々と続いたりする)、なぜ清子の2番目の夫の印象が途中で大幅に変わってしまうのだろうとか、読み進める中でいろいろ引っかかりがあったのだけれど、最後まで読んでその理由が判明した。この小説って、書下ろしじゃなくて、雑誌連載されてたのね。そのせいだ。
主人公が若い女ではなく中年女という設定は、テクニカルだ。


・女神記/桐野夏生著

『東京島』に引き続き、島モノ。主人公の女性は闇の巫女として島の因習に縛られる運命。その運命を破って、島の男と夫婦になるのだが、その男は裏切る。その裏切りがすごい。私なら末代まで祟るね。主人公は元夫に復讐をするのだけれど、それも虚し〜い結末に。



今回借りた桐野夏生作品は以上。これ以外に、『グラスホッパー』『虐殺器官』『冬の兵士』『動的平衡』を借りてきた。小説は比較的するする読めるけど、社会派系・学術系は読むのに時間がかかりまつ。

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変換ミスった / みなみ ( 2014-09-01 18:51 )
東京島の設定は、「アナタハン島事件」という実際に合った事件ほとんどそのままなんですねー、しらんかった。 / みなみ ( 2014-09-01 18:50 )

2014-08-26 映画『アナと雪の女王』

今さらですが映画館で観てきました。(遅っ)
子ども達がとにかくアナ雪大好きで。
一応、本は買ってやったので持っているし、
友達にDVDも見せてもらったのだけれど、やっぱり劇場で観たいというので。


まあ、確かに、劇場で観るべき作品でした。
偏執的なまでに隅々まで作りこまれたCGは圧巻で、
一見の価値がありました。美しい〜!
肌やら氷やら雪やら毛皮やら小物やら、いろんなものの質感がすごい。
(ダンナは「アナの肩にそばかすがあってずっと気になっていた」と言っていた。そ、そんなところまで作りこまれていたとは)
あそこまでCG技術が発達してしまうと、
いかにリアルすぎないようにしてアニメーションらしさを演出するかっていう匙加減が
重要になるのでは? と想像。
制作過程がどんな感じなのか知りたいなー。
スタッフはみんな視力低下とか肩こりに悩まされてそうだけど。


ストーリーは、あれくらいシンプルで正解でせうね。
私の感想「アナの無神経ぶりがすごいw」
ダンナの感想「クリストフがアナの愛人にww」
ラストは腐敗政治の始まりを感じさせましたwww
まあ、ディズニーアニメって、ドロドロの展開がないから良いよね。
安心して観ていられる。


あのバカ売れしている主題歌は、英語の歌詞の内容がものすごいので
この歌いったい何なの? と思っていたんだけど
あーゆーシチュエーションで歌われる歌なのねー。
「よくこれを売り出そうと思うよね……」とはダンナの感想(笑)。


あと、本編に先だって上映されるミッキーとミニーのアニメーションを見て
私が子どものころからディズニーが好きじゃない理由がわかった。
他人をドタバタの挙句にこれでもかこれでもかと痛めつけて
みんなで嘲笑するっていうあのディズニーの古いアニメ特有のパターン。
あれが嫌い。見ててすごく不愉快。
ミッキーやミニーが好きな人ってあの陰険で意地の悪いキャラクターがいいのだろうか??



閑話休題。鑑賞中、お客は我が家を入れて3組だけ。
ほぼ貸し切り状態で超快適でした。マンセーマンセー。
(春休みは、『ドラえもん のび太の大魔境』をこれまた上映最終日に観ましたが
 これまたほぼ貸し切りでした。
 余談ですが、『のび太の大魔境』は自分が子供のころ、訳あって
 全セリフを暗記するほど繰り返し見た映画でもあるので、感慨深かったです。)

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2014-08-23 んー

んー、書いとこ。


最近ものっすごく腹の立つことがありまして!!!
もう何、脳が煮えるっていうの? 怒りで。


本当に、地雷踏んだとしか思えない。
おかしな人に関わっちゃったなぁ……としか思えない。
もうとっくに縁は切ってるんだけど、
某所で私の悪口を、
それも小学生が公道でした大○、みたいなやつを時々ボロボロと垂れ流してらっしゃるらしく。
ていうか本当に見たくないもの見ちゃった。


もうあんまり腹が立ったので、捨てアカ取ってそいつの悪口書きまくりました。
何をどう言えば相手が嫌がるか、相手の無駄に高ぁーーーーーいプライドを傷つけられるか、
大体分かってるので、その手のことをあれやこれやと。
誰であれ見るだけでムカつくであろう顔文字とかもいっぱい駆使して(笑)。
これで相手のアカウントに接触してやろうって半ば本気で思いつつ。
50くらい発言したらさすがに気持ちも落ち着いてきましたが。


そいつは強烈な反面教師でしたね。
自分自身のことはもちろん、子どもを育てる上で一番大切なことは何かとか、
子どもにどういう人になってほしいかとか、改めて考えてしまいました。
子どもの成績が、習い事が、生活習慣が、食生活が、ゆくゆくは職業が、なんて、いろいろ考えるけど、
そういうものは全部二の次だわ。きっぱりと。ええ、二の次。
一番大事なのはそこじゃない。


それを改めて考えさせてもらえたので、まあ反面先生に感謝ということで!!
孤独に死ね!(呪)

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皆こういう怒りはどうやって上手に処理してるのか気になります。私にとっては絶対相手に漏れないところがここです。以前揉めた時に(というか私にとっては一方的に失礼なことをされ、一方的に去られたんですけど)相手はこれまた一方的にひまじん日記を捨てて私の前からトンズラしたので。別SNSの捨てアカも絶対漏れない筈……漏れたら逆にうれしいくらいなんですけどね。(毒w) / みなみ ( 2014-08-28 21:30 )
あらいざらいぶちまけても絶対に先方にはに漏れないという人がいたらら、そこでわーっと話しするかなと思いますし、現に私もそういう約束で聞くことあります。出さないと頭のなかでぐるぐるしそうで。そんなことにぐるぐるしている時間ももったいなくてそれなら出しちゃおうってことで。 / YIN ( 2014-08-28 08:35 )
過去の日記読んだら「怒りの発散の仕方でその人が分かる」と書いてありましたわwwwww 私はこれだよ。まー醜いけどこうして発散せずにはおれなんだ。 / みなみ ( 2014-08-27 22:26 )

2014-08-14 いいね

あみボン。に続いて書いてみる。



★生身の言葉でコメントしても
返ってくるのはイイネなり★



時々、あほくさw

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pirucolさん>そのサラ川いいですねw 壊れるほど愛しても〜って歌の歌詞みたい。 一昔前の曲にありそう。しかしまあそういうもんですよね(沢山の気持ちでもほんの少ししか伝わらない)。あんまり関係ないけど私の超お気に入りのシルバー川柳→「”アーンして”昔ラブラブ今介護」 でっす。 / みなみ ( 2014-08-23 23:14 )
↓イイネした人はネタと思ったのかしら。。 / みなみ ( 2014-08-23 23:10 )
マチルダさん>連行されかけたって、警察に?? それは災難。 / みなみ ( 2014-08-23 23:09 )
YINさん>でしょうねぇ。私が気になるのは、質問のコメント入れて返事が「イイネ」だった時ですね。時々あるけど、がっかり。 / みなみ ( 2014-08-23 23:08 )
麦さん>いや、あの時って言われてもわかんないし!(笑) 気にしないでくださーい。 / みなみ ( 2014-08-23 23:07 )
麦さん>うん、twitterはイイネないですよ。だからイイネで「あれっ?」てことはないですね。コメント入れればたいてい返事もらえるし。ただ私はTwitterはあんまり合わないかなー。たまに面白い情報が流れてくるので、時々覗いてますが。 / みなみ ( 2014-08-23 23:06 )
サラリーマン川柳で『「イイね」には 「どうでもイイね」が 約五割』というのがあった気がしましたw何か『あっ』と思ってもいざコメントにかけないことがある人も多いのだと思います。(もしかしたら日本語力の低下なのかもしれませんが。)でも、人間って壊れるほど愛しても3分の1も伝わらないのだろうなと思うこともあり、許しちゃおうかな(放置しとこ)といつも思います。 / pirucol ( 2014-08-22 02:25 )
連行されかけた話を書いたときに押されて、絶対許さねぇ、と思ったことがあります。 / 町田マチルダ ( 2014-08-16 01:33 )
介護の話とか風邪の話とか書いて「いいね」されるとなんだかなーと思うことありますねー。かといって、私もよく知らない人に熱心にコメント書く熱さは私も持ち合わせていないんだけど。 / YIN ( 2014-08-15 14:25 )
でも私、みなみちゃんの丁寧なコメントに返しそびれたことがあった・・。  今でも内容覚えてるし、今でも参考にしながら迷ってる。あの時は許してね。←一方的 / 麦 ( 2014-08-15 13:39 )
コメントにコメントが返ってこない時は、とーっても好きな人でない限り、その人に二度とコメントしないw   やったことないけど、Twitterとかは?あれには「いいね!」がないって聞いたことがあるけれど。 / 麦 ( 2014-08-15 13:36 )
もうネット遊びもやめてもいいかもなーと思うことがある。でもオフラインでは言えない愚痴を顔も名前も知らない人に聞いてもらったりするのが結構助かるのよね。 / みなみ ( 2014-08-14 22:51 )

2014-08-14 命の長さ

帰省して、隣町にある大叔母のお墓に初めてお参りした。墓誌を確認したら、12年前に73歳で亡くなっていた。亡くなる間際の様子はここの日記にも書いてある。なんとなく、もっと年配で亡くなったように思っていたから、73歳という年齢を見て少しびっくりした。


それ以外にも、両親から聞かされる近所の人や親戚の近況は、誰それさんが亡くなったとか、誰それさんがガンだとか、そんな話ばっかりだった。


私が普段お付き合いしている友の会の60〜70代の女性たちってみんな溌剌としていて元気で、自分のことだけでなく他人のことまで考えているような人たちばかりだから、つい感覚が麻痺していたけど、70歳って、男性はもちろん女性でも、病気で死んでしまってもおかしくない年齢なんだな……。


友の会の人たちはみんな食事には気を付けていて、しかも自分の社会的な役割や使命のようなことについてもとてもよく考えているから、元気で年齢を重ねられているんじゃないかな? と、ふと思った。

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2014-08-14 最近読んだ本(その3)ネタバレなし

・アントキノイノチ/さだまさし

何年か前、遺品整理会社キーパーズの社長、吉田太一さんの講演会を聞きに行った。
その時、もうすぐ「アントキノイノチ」という映画が公開されますよ、と聞いて。
この話の主人公は、「クーパーズ」という遺品整理会社で働くのだけれど
そのクーパーズのモデルになったのがキーパーズ。
そして吉田さんとそっくりな社長も出てくる。

吉田さんの講演を聞いて、そのお仕事も理念も理解していたから
そういう意味では目新しさはなかったけれど
この本はたくさんの人に読まれてほしい。
クーパーズのような会社が実際に存在し、クーパーズの社長のような人が実際にいること。
そして私たちの社会が彼らを必要とすること。
それを知ってもらいたい。上から目線だけど、やっぱり、「知ってもらいたい」と思う。
小説としても面白いのでおすすめ。


・重力ピエロ/伊坂幸太郎

マチルダさんおすすめの「グラスホッパー」がなかったので
この本を借りてみた。

私はミステリの謎解きが好きじゃない。
種明かしって、結局、説明でしかなくて、それが始まるといつも興ざめしてしまう
(ことが多い)。
最近読んだ本の中では、桐野夏生も道尾秀介も東野圭吾もみんなそんなそう。

この本はそういう感じでもなかった、かな。
「あーはいはい謎解き始まったー」みたいなウンザリ感を感じなかった。
でもその分、謎解き以前の展開でグイグイひきつける魅力はなく、
止めようと思えばいつでも読むのを止められる。
全体的に雰囲気は面白いのでその雰囲気で読ませる感じ。

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麦さん>404人って回ってくるのいつなんだろう(^^; 読書リストにいれときます。さだまさしは、上手いですよね。音楽に詩に小説に喋りに……多才。 / みなみ ( 2014-08-23 23:04 )
マチルダさん>ゴールデンスランバーですね、承知しました。とりあえずグラスホッパーは借りてきました! / みなみ ( 2014-08-23 23:02 )
伊坂幸太郎だったら、最新の「首折り男のための協奏曲」もお勧めです!新刊だからうちの市立図書館だと404人待ちだけど・・ 私も「ゴールデンスランバー」から伊坂幸太郎入りしました。 さだまさしは昔から歌詞が小説みたいな人だったけど、小説書いても凄いのね。 / 麦 ( 2014-08-17 20:41 )
あ、おすすめだったら、断然「ゴールデンスランバー」です。「重力ピエロ」は、あまり印象がないので(笑) / 町田マチルダ ( 2014-08-16 01:34 )

2014-08-07 最近読んだ本 (その2) ネタバレなし

・ブリコラージュの伝言 私だけの人生図面/南泰裕

マチルダさんおすすめ本。
これがおすすめとは、うんうん本当にマチルダさんらしいなぁ、と何度も頷きながら読みました。
ブリコラージュという概念は素敵。


・残虐記/桐野夏生

ほぼ一気読み。
つまらなくはなかったが、私の感性にピッシリと来る感じでもなかった。


・顔に降りかかる雨/桐野夏生

村野ミロシリーズ第一作。これもほぼ一気読み。
第二作の『天使に見捨てられた夜』を先に読み、
そちらが新鮮だった分、『天使に……』に”似てる”と思えてしまった。
ミロの相手役、一作目の成瀬と、二作目の狩野、比較すると狩野の方がずっと強烈だしなぁ。

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2014-08-07 最近読んだ本 (その1) ネタバレ要注意

・天国までの100マイル/浅田次郎

浅田次郎なので期待して読んだが、どうということはなかった。


・夜明けの街で/東野圭吾

ヒロインの性格設定は面白かったが、なんてことはない不倫小説(+ミステリ)だった。
最後の章で主人公の親友の悪意が暴露されるのだが、私はアホなのでそれに気付けなかった。


・八日目の蝉/角田光代

「前半だけなら面白いのに」とはダンナの感想。まー私も同意見だけど、それ言ったら意味ないからwwww
作者が書きたかったのは後半の「自分探しストーリー」だからww
『夜明けの街で』に続いて、不倫小説2連続。うんざりしたwww


・君に舞い降りる白/関口尚

面白かった。話はかなりベタだけどこの作者は上手いと思った。はっとする描写がいくつかあった。
そしてこれまたベッタベタの常套手段なんだけど「わーそれやっちゃう?」みたいなえげつないこともしちゃう作者。
悪くない。
視覚的にもきれいな色彩に富んだ感じなので映画やアニメの原作になりそう。(なっているのかどうかは知らない)
舞台は盛岡のミネラルショップ(鉱物店)、それも元々喫茶店。
そこに集う男女学生の青春模様……という舞台と設定は、もろに(かつての)文学少女・少年好みですなww
新宿の紀伊国屋の下にあるミネラルショップが好きだったわ。
しかし主人公はどうして大した取り柄もなさそうなのに美人やかわいい子にもてるのだ?


・100回泣くこと/中村航

作者の人間性を疑いたくなる描写がいくつかあった。
特に、主人公の婚約者が卵巣がんで死ぬというストーリーに一番疑問を感じた。
これ、卵巣がんの人が読んだらどう思うだろうか?
この話にはどうしてもその病気が必要だと納得できたらそれでいい。
私にはそういう価値のある話だとは思えなかった。
それと、文体から、作者は村上春樹のファンなのかなと思った(断っておくが、決して良い印象ではない)。


・完全なる首長竜の日/乾禄郎

面白くて、睡眠時間を削って一気に読み進められたけど、
主人公のトラウマの描写が何度も何度も繰り返されてくどかった。
ストーリーに意外性はなかった。
最後に「主人公の入院費を払っていたのは誰なのか?」という大きな疑問が残り、
それについて自分で答えを出せなかったので、ネットで検索したところ
「主人公は実験体だったのだ」という答えを出している人がいて、おおお?!!と思った。
そうかそうだったのかー!!
主人公の恋心の描写は上手かった。隠し切れず滲んでる感じ。


・向日葵の咲かない夏/道尾秀介

まず見返しカバーの作者近影にかなりうける(←言い方はとっても失礼だけどけなしているつもりはない)。
この作者はすごいと思った。主人公と、S君の、悪意と猜疑心に満ちた丁々発止のやり取り。緊張感が凄まじい。
あと、話の展開が読めない。(読めた部分もあるけど)
とにかく個性的で、技巧的で、奇妙で、これどーなるの?的な面白さがあった。
そういえば私は、最後の大オチが理解できなくて、これまたネットで他の人の感想調べてようやくオチに気づいた始末。
ほんと私って読解力なくてバカだなぁと思う。
でもyahoo! 知恵袋見ると、もっと読み解けていない、私以上にバカな人もいっぱいいてちょっとホッとするww


・天使に見捨てられた夜/桐野夏生





★以上は、mixiの「あげますください」コミュでまとめて無料でゆずってもらった本の一部。
 浅田次郎・東野圭吾を除いては自分では選ばないであろう本ばかりだったので
 そういう意味ではなかなか面白かった。

先頭 表紙

雅さん>なるほどーぅ。ダーク、読みます。読みたい。 / みなみ ( 2014-08-14 15:53 )
「天使に見捨てられた夜」の村野ミロシリーズの最終話が「ダーク」。図書館で予約して借りてその分厚さになかなか読み始められなかったんだけど、ページめくったとたん面白くて1日半で読んじゃいました。いやぁ〜。ひっちゃかめっちゃかだったよん。いろいろツッコミ入れながら読みました。 / 雅(みやび) ( 2014-08-07 12:25 )

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