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せんきちの「日々是口実」


24時間、現実逃避!

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2003-10-16 なぞのコリアン・アイドル
2003-10-14 ハマム・ラ・ジュン
2003-10-12 BG vs OL
2003-10-11 前世は
2003-10-09 9万9千450円
2003-10-07 セレブ対決!
2003-10-05 香港地獄めぐり(11)
2003-10-03 香港地獄めぐり(10)
2003-10-01 香港地獄めぐり(9)
2003-09-29 地獄地獄めぐり(8)


2003-10-16 なぞのコリアン・アイドル


ここのところ、ちょっと昔ネタが続いておりますが、今日もその手のお話を。

1961年7月10日付け『報知新聞』第12面に、こんな記事があります。

韓国女性のコーラス キムチ・シスターズお目見え

NETテレビ(現・テレビ朝日)15日放送の「ナイン・ショー」(土曜・後8時30分)に、韓国人の女性2人で編成するコーラス、キムチ・シスターズが韓国民謡「アリラン」を歌ってデビューする。
朴洋寿、金永基(いずれも京城=ソウル=生まれ、23歳)の2人がメンバーでともに京城の梨花女子大学声楽科卒業。ことしの2月来日したキムチ・キャッツ・ショーのメンバーだったが、そのうち2人だけ日本に残ったもの。
ジャズのスタンダードやラテンものが得意だが、韓国民謡、流行歌なども歌う。「アリラン」「ソウルの夜」の2曲が、8月ビクターから発売の予定。

ユン・ソナの祖先です。
しかも名門女子大卒。

今のところ、この二人がその後どうなったのかに関しては不明ですが、ちゃんとレコードも出していますね。
『ソウルの夜』が、特に気になります。
『香港の夜』だの『バンコックの夜』だの、日本人は夜が大好きです。
ま、『真昼の香港』や『バンコックの朝』、『朝焼けのソウル』じゃ、まるでムードが出ませんからね。

それにしても、キムチ・シスターズにキムチ・キャッツ・ショー、何とかなりませんかね、このネーミングのセンス。
血もつながっていないのに「姉妹」だなんて、叶姉妹の祖先も兼ねている模様です。

日韓条約締結(1965年)前にも、国同士の思惑をよそに、韓国のアーチストたちは日本で活動していた、というお話でした。

先頭 表紙

めらこ様:知らない間につけられちゃってるんでしょうねえ。寿司ガールズとか、手巻きシスターズなんていいですね。 / せんきち ( 2003-10-19 20:52 )
キムチ=韓国の・・・って非常に解り易いですけどね^^;彼女達に拒否権は無かったのでしょうか・・ 日本でぃぅところの天麩羅・寿司・・ 例えば「天麩羅兄弟」とか? / めらこ@探せば何処かに居そうですね(笑) ( 2003-10-18 04:01 )
その頃、朝鮮半島出身の有名な作曲家・吉屋潤率いる「クール・キャッツ」というジャズバンドが活躍していましたから、キムチ・キャッツ・ショーはこれと何か関係があるのかもしれません。 / せんきち ( 2003-10-16 22:26 )

2003-10-14 ハマム・ラ・ジュン


さて、BGからOLへの謎が解けたところで、思い出したことが一つ。

今から19年前の1984年、あるトルコ人留学生の抗議によって改称するに至った「トルコ風呂(現・ソープランド)」のことです。

ご存知の通り、トルコのトルコ風呂(ハマム)とは、スチームバスにオプションで垢すりやマッサージのサービスを受けられるという、健全この上ない施設であります(行ったことないけどね)。
ところが、1951年、銀座にスチームバスと美女のお背中流し&マッサージをする施設「東京温泉」がオープンした時、あろうことか日本人はこれを「トルコ風呂」と命名してしまったのですね。

まったく、勘違いもはなはだしいネーミングのですが、当時はまだ買春防止法の施行前、いかがわしいサービスはいっさいなく(その手のサービスは、赤線・青線におまかせ)、スチームバスでホカホカになった後、背中を流してもらい(前は洗ってくれません)、今度は普通のお風呂に入ってからマッサージ、というメニューだったようです。
つまり、今日行われているような出血大サービスを行う施設になったのは、買春防止法施行以後、というわけなのですね。

どこのどいつが最初に始めたんだか。。。。

トルコ風呂がソープランドに改称されてからも、看板を付け替えるのが億劫だったのか、浅草観音温泉にあるトルコ風呂は「トルロ風呂」と、「コ」に黒マジックで縦の棒を1本加えただけの状態で営業を続けていました。

そういえば、マントルとかホテトルなんていう業種もありましたが、なんでそんなものにまでトルコと付けたのでしょうね。謎だ。

そして今、トルコ風呂と聞いてソープランドをすぐに連想する人は、確実に減ってきていると思います(と言うか、減らなきゃ困るし)。
でも、かつて作られたあんな映画こんな映画のタイトルまで変えることは、不可能だったようです。

大原麗子と共に、生き続けていくのね。。。。


付記:こんなことが書いてあるサイトがありましたが、何を基準にしたんだか。

先頭 表紙

めらこ:そういう世界3大とか日本3大とかって、誰が決めるんでしょうね。制定委員会があったりして。。。。 / せんきち ( 2003-10-16 21:08 )
ぷるぷる様:うら若きおねえちゃんのマッサージ、今、中国で楽しめます。もちろん、健全版です。 / せんきち ( 2003-10-16 21:08 )
tomohiko様:酒の席でのヨタ話にでもお使い下さい。 / せんきち ( 2003-10-16 21:07 )
トルコといえばドンドルマかイルハン。。 そして世界三大料理の一つがトルコ料理だと最近知りました(^^; / めらこ@遅。 ( 2003-10-16 17:54 )
極楽サービスは要らんけど、美女のマッサージは是非うけてみたいですな。 / ぷるぷる@もみもみ ( 2003-10-15 23:34 )
妙なことに詳しくなってしまった。さて、この知識をどこでひけらかしたらよいものか(笑) / tomohiko ( 2003-10-14 22:56 )

2003-10-12 BG vs OL


ここ数カ月というもの、尤敏に関する調査に血道をあげている私せんきちなのでありますが、調査の一環として40年位前の雑誌をいろいろと読んでいるうちに、不思議な英語が頻出することに気が付きました。

曰く「BG」。

BGとはなんぞや?ベニー・グッドマン(Benny Goodman)の略?

・・・・いえいえ、違います。

察しのよい方なら既にお気づきかもしれませんが、BGとは、ビジネス・ガール(Business Girl)の略なんですね。
つまり、その頃は、オフィスで働く女性のことをOL(オフィス・レディ。Office lady)とは呼んでいなかったのです。

となると、いったいいつ頃から、BGに代わってOLという単語が市民権を得るようになったのか、ということを確かめたくなってくるのですが、それに関してはまだ未着手です。

いづれまた、調査の結果をこちらでご報告したいと思います。

ちなみに、中国語ではWorking Girlのことを「打工女郎」と言ったりします。
ついでに言うと、「応召女郎」なんていう職業もありましたね。あんまりいい職業じゃありませんが。映画にもありました。

先頭 表紙

ナルさん:楽しい旅になりますように。。。。 / せんきち ( 2003-10-16 20:44 )
ブ!!!(笑)負けました!(笑) / 明日行って来ます。ナルでしぃ〜。 ( 2003-10-15 00:42 )
ナルさん:俺様レディーとか。。。。 / せんきち ( 2003-10-14 22:28 )
そうだったんですか!初めて知りました。ちなみにあたくし、最近後輩から「OL」と言う言葉で「先輩はオフィスレディーのOL?それともオールドレディー?のOL?」っと、言われました。(笑) / 両方の意味を持つ、ナルでしぃ〜です。 ( 2003-10-14 00:07 )
おにぎり様:OBかも知れません。BBかな。WMかもしれんし。 / せんきち ( 2003-10-13 22:46 )
ぷるぷる様:はい。あれのルーツが、1973年だか4年だかに作られた『応召女郎』です。Call Girlが集団自殺しちゃう話だったみたいです。観たいんですが、VCDないみたいで。。。。 / せんきち ( 2003-10-13 22:45 )
あ、すいません。1963年です。しかも、bタグ入れっぱなしにしたから、みんな太字に。。。。 / せんきち ( 2003-10-13 22:44 )
KEI様:ありがとうございます。たしかに、1962年9月12日に放送禁止になっていますね。『金太の大冒険』の仲間だ。BGと金太はとっても仲良し。11月に『女性自身』誌上でOLになったそうです。ふ〜ん。 / せんきち ( 2003-10-13 22:42 )
働く男性は「OM」になるのかな?? / おにぎり ( 2003-10-13 22:25 )
「応召女郎」、マギー・チャンの映画であったですね。顔ぱっつんぱっつんのころの。 / ぷるぷる ( 2003-10-13 12:12 )
こっちのほうがよかった http://www.eonet.ne.jp/~ginyu/3.htm / KEI ( 2003-10-13 01:29 )
英語でBusiness Girlというのはある職業の女性をさす言葉だということがわかって変えられたみたいですよん、1963年にNHKが放送禁止にしたそうですほんとか?http://www.geocities.co.jp/Playtown-Yoyo/5366/quiz/q6.htmの一番下 / KEI ( 2003-10-13 01:27 )

2003-10-11 前世は







前世は、相撲取りでした。

先頭 表紙

めらこ様:しかし、よわっちい力士でした。私は、鬢付け油の匂いが好きです。 / せんきち ( 2003-10-14 22:29 )
ワハハ^^せんきちさんがお相撲好きな理由が解りました☆ 私の理由はお相撲さんの隣にいると、自分が華奢にみえるかな〜・・と。 / めらこ@しくしく ( 2003-10-14 03:40 )
ぷるぷる様:先ほど霊を呼び出したところ、「一時の気の迷いで」としきりに反省していました。 / せんきち ( 2003-10-13 22:37 )
良く働く親孝行ものだったのに、どうして江戸に行ったのでしょう。 / ぷるぷる ( 2003-10-13 12:08 )

2003-10-09 9万9千450円


これ、何の値段だと思いますか?
なんと、1961年4月当時の羽田−香港間往復航空運賃なのです。

高え!高すぎる!

これに、パスポート代が1500円、ビザ代が1145円、予防注射代が900円かかります。
ちなみに、その当時の大卒初任給が、1万円ぐらい(らしい)。

しかも、観光目的のみの海外旅行はできず、仕事で行く場合にも外務省や大蔵省などの官庁に赴いて、渡航目的を説明しなければならなかったとか。
『ホノルル・東京・香港』(1963年)で、尤敏と宝田明が香港へ行く前に外務省へ立ち寄るシーンがあったけれど、なるほど、そういうことでしたか。

海外旅行が、夢のまた夢の時代だったのですね。

いやあ、勉強になりました。


参考文献:金子恵美子「あなたも行ける東洋のモナコ」(『週刊女性』1961年4月第5週号所収)

先頭 表紙

しんちゃん様:なにしろ、1ドル=360円(だったかしら)の時代です。昔、日活の『紅の翼』(たぶん)という映画を観ていたら、二谷英明が、「このスーツケースの中には、ドルがいっぱい詰まってるんだ!!!」と叫んでました。今だったら「だからなんだよ」というところですが、その当時はすごかったんですね、それが。 / せんきち ( 2003-10-12 22:48 )
めらこ様:この燈籠、すんごくでかいんですよ。大味。今は下手に国内旅行をするより、海外の方が安いですからね。 / せんきち ( 2003-10-12 22:45 )
ぷるぷる様:報道の趣旨としては、「きっともうすぐ観光目的の旅行も解禁になるから、それまでにお金を貯めておけば、新婚旅行も夢じゃないわよ」ということのようです。でもなあ、高すぎますよねえ。 / せんきち ( 2003-10-12 22:44 )
tomohiko様:物理的な距離は縮まっても、心の距離はなかなか縮まらないような気もいたします。 / せんきち ( 2003-10-12 22:42 )
すごい・・・。ビザ代が初任給より高いなんて・・・。普通に旅行できる環境にいる今はものすごく感謝しなきゃいけないことかもしれませんね。 / しんちゃん ( 2003-10-12 18:47 )
「へ」が抜けてました。 / めらこ@「海外へ」です。 ( 2003-10-11 00:43 )
そう考えると、今は随分気軽に海外脱出可能なんですけどね〜・・小学校ん時にグァムやら行ったきりで。。トホホ / めらこ@この灯篭デカイの? ( 2003-10-10 21:58 )
「あなたも行ける」って…行けねーよ!ヽ(´◇`)ノ てなかんじですね。でもって予防注射が必要だったのですか! / ぷる@灯篭の巨大さ、皆に分かってほしいわ ( 2003-10-10 00:28 )
昔は国と国との距離がはるかにあったのですね。じわじわと距離が縮まっているように思いますがこれからどんな風に世界が発展していくのでしょう? / tomohiko ( 2003-10-09 23:11 )
写真は、香港の中秋節の巨大燈籠。 / せんきち ( 2003-10-09 22:58 )

2003-10-07 セレブ対決!


ただいま、10月7日(火)午後7時58分。

フジテレビでは「皇室スペシャル'03秋・美智子さま・雅子さま・愛子さまのお気に入り」を放映中。

一方、TBSは「今夜!叶姉妹が選ぶ!史上最強の超ゴージャス美女”叶姉妹2世”決定トーナメント決勝」を放送。

ちょっと変わった「セレブ対決」です。

先頭 表紙

ぷるぷる様:ええっ!?私もです!!! / せんきち ( 2003-10-09 22:40 )
tomohiko様:叶姉妹、リッチな気分よりも胸焼けがしました。。。。あの胸、でかすぎ。 / せんきち ( 2003-10-09 22:40 )
あ、TBSの方にわたし出場してました。 / ぷる2 ( 2003-10-09 02:23 )
そのころ、私は全然ゴージャスじゃない貧乏ワークの真っ最中でした。テレビ番組で気分だけでもリッチになりたいっす。 / tomohiko ( 2003-10-08 00:57 )

2003-10-05 香港地獄めぐり(11)


9月18日(木)

(つづき)飛行機を降りた後、入国審査のところでいったん姉妹と別れ、荷物を受け取る場所で彼女たちを待ちますが、なかなか来ません。
ようやく姿が見えたので手を振ると、「違うところに行っちゃった!」と言いながら、二人が駆け寄ってきました。
荷物を取り終えた姉妹が、ガイドさんと他のメンバーに合流するのを見届けてから、二人に別れを告げて税関を通過、到着ロビーに出ました。

午後9時35分発品川行きリムジンバスのチケットを買い、発車までまだしばらく時間があったので、近くのコイン式ネット端末でメールチェック。
すると、香港の「尤敏紀念網頁(YouMin memorial website)」の管理人さんから「香港へ着いたら電話を下さい」という、携帯番号が書かれたメールが届いていました。

どうやら私の出発と入れ違いに届いてしまったようです。ざんねん。
次回香港へ行く際には、必ず会おうと誓いました。

メールチェックを終えて、バス乗り場へ向かおうとしたら、姉妹とまたばったり出会いました。
「あら、まだいたの?」と驚く私に、妹が「雑誌を買いたいんだけど」と告げました。
ということで、近くの売店で「NONNO」を購入。彼女の愛読書らしいです。
再び姉妹に別れを告げ、リムジンバスに乗り込んで、品川のホテル・パシフィックで下車、そこからタクシーを拾って帰宅しました。

今回の旅、いろいろハプニングはありましたが、すこぶるおもろい旅でした。

おつかれさまー!!!
(おしまい)

先頭 表紙

ナルさん:いってらっしゃい!!!ホテル、決ったんですね!どきどき。ラブホ兼用のところかしら。。。。 / せんきち ( 2003-10-07 20:07 )
ぷるぷる様:ありがとうございます。でも、帰ってきたら、「あれも調べとくんだった、これも調べとくんだった」と、後悔の連続です、はい。 / せんきち ( 2003-10-07 20:06 )
めらこ様:はい、そうなってくれることを願っております。彼女たちがいた時期、お天気がとても悪かったので、毎日案じておりました。 / せんきち ( 2003-10-07 20:04 )
同じく!面白かったです。語学が堪能だと、旅も倍楽しいでしょうね。あう。あたくし、、、どうなるやら。( ̄▽ ̄;)あ、せんきちサン、色々とお世話になりました!教えて下さったサイトも凄く参項になって、助かりました!!!ホテル、決まりました!明日入金です!!! / ナルでしぃ〜。 ( 2003-10-07 02:58 )
おつかれさまです。読んでるこちらもおもしろかったです。のびのび過ごしているようでありながら、きっちり調べ物もされるという。さすがですな( ̄+ー ̄) / ぷるぷる ( 2003-10-06 23:53 )
おつかれさまでした^^&せんきちさんと出会った事で香港姉妹さん達、ますます日本のこと好きになってくれたと、思う! / めらこ ( 2003-10-06 04:11 )

2003-10-03 香港地獄めぐり(10)


9月18日(木)

(つづき)午後2時40分、搭乗案内のアナウンスがあり、ぞろぞろと列に並んで飛行機に乗り込みました。
私の席の周りは、香港人の団体旅行客です。
隣の席に座った香港人姉妹と知り合いになり、いろいろ話をしました。
といっても、私は広東語がほんの少しと北京語が少し話せるだけですし、姉妹は妹が北京語をほんの少し話せる程度だったので、謎の会話(&筆談)が繰り広げられたのですが。

姉妹は、今回が初めての日本旅行。
目的は、ずばり「買い物」です。

日程表を見せてもらいましたが、4泊5日の予定で初日は成田の空港近くのホテルに泊まり、2日目は横浜の八景島シーパラダイス、箱根、御殿場のアウトレット・モールなどを巡って河口湖に泊まるという、日本人ではちょっと考え付かないような超人的スケジュールでした。
3日目にようやく東京へ入り、お台場観光などをして池袋のホテル(太陽城王子飯店=どこかわかりますか?聞けば「なるほど」というホテルです)泊。
4日目は東京ディズニー・リゾート観光か自由行動の選択日(成田泊)。
そして5日目の朝、飛行機で香港へ帰る、というものでした。

いやはや、忙しいスケジュールですが、海外へ行けば、日本人もそれと同じようなことをやっているわけで、いろいろ参考になります。

彼女たちは六本木ヒルズに行きたいらしく(日程には組み込まれていませんでした)、池袋から六本木へ行くにはどうしたらよいかと尋ねられたので、いちおう「池袋から地下鉄丸ノ内線に乗って霞ヶ関駅で日比谷線に乗り換えて六本木駅で降りるように」とメモを書いて渡しましたが、果たして、あの強行軍の中、無事に行かれたかどうか。

なにしろ、買い物目的の旅ですから、二人とも「買う気マンマン」、「今日と明日泊まるホテルのそばに買い物をするところはあるか?」と聞いてきます。
ですが、成田空港そばと河口湖畔ですからねえ。
「田舎だから、買い物をする店はないなあ」と答えるしかありませんでした。

姉妹の姉は中山美穂のファンだそうで、「今でも日本では人気があるのか?」と尋ねてきました。
「うん、まだまだ人気はあるけれど、いま彼女はおめでただからね」と言ったら、ちゃんと妊娠中であることを知っていました。
その話の流れで、日本で有名な香港スターの話題になり、「うーん、一番有名なのは、陳慧琳(ケリー・チャン)かな(とりあえず、レスリーは除外)」と話したところ、「なんだ。鄭秀文(サミー・チェン)は有名じゃないのか」と言われたので、「ケリーは日本のテレビドラマやCMに沢山出ているんだよ」と説明したら、「そうか」と不承不承納得していました。
ま、私もサミーが好きなんですけどね。

そんなこんなで姉妹と格闘(?)しているうちに時は過ぎ、午後8時20分頃、飛行機は成田に到着しました。
(つづく)

先頭 表紙

ぷるぷる様:ずっと前、サミーが『週刊朝日』の表紙を飾っている夢を見ました。それからしばらく経って、確か昨年、「AERA」の表紙を飾るサミーの姿がありました。当たらずとも遠からず、でしょうか? / せんきち ( 2003-10-07 20:02 )
サミー、老若男女問わず絶大な人気がありますね。私も好きです。「孤男寡女」を見たらだれでもサミーを好きになってしまうのでは、と思います。 / ぷるぷる ( 2003-10-06 23:59 )
tomohiko様:はい、サンシャインシティプリンスHです。ここや京王プラザが団体旅行だと多いみたいです。あとはセンチュリーハイアット。  / せんきち ( 2003-10-05 20:18 )
tmohiko様:箱根、いいところですね。でも、それだけに、駆け足ではなく、じっくりと観光して欲しいなあと思ったのも事実です。ロマンスカーのCMに出てくる塔ノ沢の「福住楼」の大丸風呂なんか、いいですよ。 / せんきち ( 2003-10-05 20:17 )
太陽王子はサンシャインプリンス?数ヶ月通勤した割にサンシャインにプリンスホテルがあるのかどうか知らないんですが…。 / tomohiko ( 2003-10-04 00:50 )
箱根は東京から近くて山あり海あり、良い所ですね。観光地としてはすっかりさびれましたけど。香港の方々のセレクションはなかなか素敵だと思います。 / tomohiko ( 2003-10-04 00:49 )

2003-10-01 香港地獄めぐり(9)


9月18日(木)

(つづき)ぶじ空港へ着いて、チェックイン。
食事をしようと思いましたが、あちこち工事中でおいしそうなものがなく、仕方がないので出国後、大家樂でチキンカレーを食べました。

あ、そうそう、出国審査の時、係の人に「センキチ?(ここ、ほんとは本名ね)」と名前を尋ねられました。
こんなこと初めてですが、4年前に10年有効のパスポートを更新してから、メガネも替えましたし、体重もだいぶ増えましたので、写真とはちょっと印象が違ったのでしょうか。
とっさに英語で「イエス」と答えましたが、うっかり「はいあー(広東語)」とか「しーだ(北京語)」なんて答えていたら、今頃まだ偽造パスポート容疑で香港にいたかもしれません。

香港の空港では、出国後のお買い物も楽しみの一つなのですが、なにしろハリウッド・ロードで散財してしまった身、今回は何も買わずに我慢しました。

そういえば、香港ではとっても便利なことが一つありました。
それは、「八達通(オクトパスカード)」というICカード(JR東日本のSUICAみたいなもの)が普及していて、地下鉄・九龍鉄道・バス・トラム・スターフェリーといった公共交通機関で利用できるだけでなく、コンビニやスーパーでもすいすいお買い物が出来ちゃうんですね。
もちろん、事前にチャージしておかなければならないのですが、空港の大家樂でも八達通が使えたので、懐が寂しい私にとっては大変ありがたかったです(散財する前にチャージしておいたのよん)。

搭乗時間までまだ少し間があるので、搭乗口近くにあったコーヒースタンドでコーヒーを買い、椅子に腰掛けて『國泰故事』に目を通しながら、しばし時間をつぶすことにしました。
(つづく)


写真は、「なごみ緑茶」香港版。ぱっちもんではありません。でも、蜂蜜入り。

先頭 表紙

ぷるぷる様:私も、初めて飲んだ時は吐きました。だんだん慣れました。 / せんきち ( 2003-10-05 20:15 )
どうしてもこの「甘いお茶」がだめで…「これは甘いか甘くないか?私は甘い茶が嫌いである。」としつこいくらいに聞いてからじゃない香港でペットボトルの茶が買えません。そして「甘くない。無問題だ。」と言われたのにがっつり甘い、という負け戦を何回も繰り返しています。。。 / ぷるぷる@慣れれば美味しいのですね ( 2003-10-03 23:37 )
めらこ様:味としては、砂糖入り麦茶と同じノリですね。慣れるととてもおいしいです。烏龍茶やジャスミン茶も蜂蜜入りがありますよ。おいしいです。 / せんきち ( 2003-10-03 20:42 )
tonohiko様:でも、自分ではあまり変わったという自覚症状がないところが、なかなか厄介なんですよ、私の場合。。。。 / せんきち ( 2003-10-03 20:41 )
蜂蜜入りなんですか(驚っ) 微妙〜な味覚の違和感は否めませんが、咽に良さそうですネ☆ / めらこ@海外旅行いきたい・・ ( 2003-10-03 15:13 )
子供のパスポートも5年間有効ですが、すぐに写真が別人のようになってしまいますね。 / tomohiko ( 2003-10-02 17:17 )

2003-09-29 地獄地獄めぐり(8)


9月18日(木)

午前8時に起床。今日は帰る日だ。あっという間の4日間。
いつものようにTVBのニュースを見た後朝食、9時30分頃にちょっと散歩へ。
上環の「林奇苑茶行」へ、お茶を買いに行きました。
何しろ忙しくて、一軒もお茶屋さんへ行っていなかったのです。
といっても、何軒か有名店の前は通り過ぎたのですが、最近、香港の有名店ではお茶の値段がとても高くて、敬遠していたのです。
そこへいくと、この林さんのお店は昔ながらのお店で値段も良心的。普段飲むお茶を買うには最適のお店です。
もっと時間があれば、国境を越えて深センへ行っちゃうんですけどね。

というわけで、林さんのお店で黄金桂を半斤購入。
林さんのお店の他にも、上環や西営盤には昔ながらのお茶の問屋さんがたくさんあります。
次回来る時には、そういったお店も少しずつ巡ってみようと思いました。
帰りがけ、乾物問屋で玫瑰(ばら。正確には、ハマナスの花を乾燥させたもの)も半斤購入。紅茶に入れれば、おいしい玫瑰紅茶になります。

ホテルへ戻って、荷造り。
今回は本が多いので(日本から資料も持参していましたし)、トランクは結構な重さになってしまいました。
結局、『國泰故事』『邵氏電影初探』『香港影片大全 4』は、機内に持込むことにしました。

荷造りを終えて、テレビを見ながらぼうっとしているうちに出発の時間になり、チェックアウトを済ませてから迎えの車に乗って空港へと向かいました。
(つづく)

先頭 表紙

rui様:こちらこそありがとうございました。香港のお茶、ピンからキリまでありますが、普段気軽に飲むお茶なら、1斤(約600g)180香港ドル(3000円前後)ぐらいのものがよいと思います。 / せんきち ( 2003-10-01 21:23 )
ナルさん:戦利品を眺めてにやけた後、お財布の中の残金を数えるのが私の儀式です。 / せんきち ( 2003-10-01 21:20 )
ぷるぷる様:そうですね!わたくし、今回の滞在中、何度も『深宮怨』のポスターを開いたり丸めたりしておりました。 / せんきち ( 2003-10-01 21:19 )
香港のお茶の値段って、どのくらいなんでしょうか。それと、日記をお休みしようと思います。今までありがとうございました。 / rui ( 2003-10-01 20:51 )
ぷるぷるサン!!!それ!!!判ります!!!(笑)あたくしも、並べてホクホクニヤけてる方です。(笑) / ナルでしぃ〜。 ( 2003-10-01 03:31 )
ホテルに帰ってその日の戦利品をベッドに並べて眺める…その時間が大好きです。 / ぷるぷる ( 2003-09-30 22:10 )

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