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せんきちの「日々是口実」


24時間、現実逃避!

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目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2004-02-13 怪獣映画はおふくろの味
2004-02-09 搭錯車
2004-02-08 たかが学歴、されど学歴?
2004-02-07 おなかがすいたけど
2004-02-04 私をお台場につれてって!
2004-02-01 ぼくの名前は
2004-01-30 駅弁特警
2004-01-28 人食いアメーバVS液体人間
2004-01-26 ようやくニュウサイトオープン
2004-01-25 原子女郎


2004-02-13 怪獣映画はおふくろの味


今月に入って、スカパー!で「ガメラ」特集放送をやっているので、みるとはなしになんとなく観ております。
ここ数日は平成に入ってから作られたハイグレード版の放送で、これもそれなりに面白いのですが、昭和版のような手作りのぬくもりに乏しい気がします。
それはちょうど、レストランの豪華なお食事もよいけれど、やっぱりおふくろの作った芋の煮っ転がしが一番だと思う、そんな気分とよく似ています。
なにより、あのプラモデルみたいなミニチュアのセットに着ぐるみ、という組み合わせが、たまらないんですよねえ。
子供の頃の懐かしい記憶が甦ります。

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おにぎり様:スカパー!いいですよ。昔のテレビ番組や映画を観たい方にはおすすめです。局によってはケーブルテレビでも観られるので、比較対照の上ご加入になることをおすすめします。 / せんきち ( 2004-02-14 21:11 )
ぷるぷる様:ガメラみながら、ガメラやギロンやギャオスに入っていた人たちは、今どうしているのかなあなどと考えておりました。 / せんきち ( 2004-02-14 21:09 )
tomohiko様:ほのぼの、暖かい気持ちになりますです。作り手の情熱と愛情が伝わるんですよね。 / せんきち ( 2004-02-14 21:08 )
スカパーって、いいですか?ちょっと興味アリ。 / おにぎり ( 2004-02-14 14:21 )
うん、後のジッパーが見えそうなのがまたいいんよねぇ。 / ぷる2@w(゜o゜)wキャットファイト! ( 2004-02-13 08:37 )
そーそー、子供の頃テレビで見たガメラ、モスラ、今思えばきっとダッサーイんですけど、でも良い雰囲気なんですよね。 / tomohiko ( 2004-02-13 00:59 )

2004-02-09 搭錯車


昨日、片付けられない女の華麗な(「華麗に汚い」の意)お部屋でビデオを整理していたところ、1983年の台湾映画『搭錯車』のビデオが出てきました。
この映画、1980年代に香港で一世を風靡した映画会社・新藝城(シネマシティ)の台湾支社が作った作品で、スタッフにはおなじみ黄百鳴(レイモンド・ウォン)なんかの名前も見えるため、香港映画と間違えられることもあるのですが、基本的には台湾映画です。
83年の台湾の興行収入ナンバーワンヒットを記録しました。

で、「ひさびさやなあ」と思いつつ、つい観てしまいました。

ストーリーは、どうってことのないお涙頂戴系の話で、聾唖の空き瓶回収業のおっさんと彼の養女、そして父子を見守る隣人たちとの心の交流を描いた作品です。
ラスト、歌の才能を見込まれてレコードデビューし、一躍大スターとなったヒロイン(養女)が、亡き養父への万感の思いを込めて歌い上げる『酒幹(干)[イ尚]賣無』に、またしても号泣してしまいました。

ちなみに、『酒幹(干)[イ尚]賣無(「空き瓶はないですか」の意。空き瓶回収の人が、こう歌いながら回ってきたらしい。「焼いも〜」みたいなもんね)』は1984年の香港電影金像奨の主題歌賞を受賞し、これを歌った蘇〔艸/丙〕(スー・レイ)も人気歌手の仲間入りを果たしましたが、この曲の日本語バージョンを譚詠麟(アラン・タム)が歌っていたのだそうです。
『香港的秘密』(吉田一郎、1997年、アスキー)によると、その歌詞は原詞のモロ直訳で「空き瓶はないですか」。
映画を観ていれば感動が甦る歌も、映画が公開されていない日本では、単なる変な歌にしかなりません。
誰が歌わせたんだか。。。。


付記:この作品の中で露天上映されていた映画が、邵氏の『藍與黒』。林黛主演の抗日映画です(この映画の撮影中に、林黛は自死しました)。
しかし、撮影は皮肉なことに日本人の西本正(賀蘭山)。西本自身は、すごくいやな体験だったと後に語っています。

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阿信様:すいません。レスが遅れました。203040ですね。この間、ホームページ観ました。張艾嘉は、私の敬愛する女優さんです。 / せんきち ( 2004-02-20 21:57 )
そうそう、張艾嘉さん、最近また映画出てます。「203040」というやつです。電話番号ではありませんよ、20代、30代、40代の女性を描いた作品だとか。 / 阿信 ( 2004-02-18 19:52 )
どうもお久しぶりです。今でも廃品回収なんかで「酒幹(干)[イ尚]賣無」流していることありますよ。 / 阿信 ( 2004-02-18 19:50 )
新藝城の台湾支社の番頭さんは張艾嘉(シルヴィア・チャン)が担当していて、この作品のスタッフにも名を連ねています。『海辺の一日』なんかも、新藝城の作品なんですね、たしか。香港ニューシネマと台湾ニューシネマの架け橋だったわけです、張艾嘉は。 / せんきち ( 2004-02-09 22:21 )
空き瓶回収のおっさんの隣人役で出演していたのが、『恐怖〔イ分〕子』や『光陰的故事』等で有名な李立群。彼は途中で溺れ死んだ後、今度は息子役(ヒロインの幼馴染)で再登場。でもやっぱり事故死してしまいます。李立群は二度死ぬ。 / せんきち ( 2004-02-09 22:14 )

2004-02-08 たかが学歴、されど学歴?


古賀潤一郎代議士の学歴詐称疑惑に関する報道が過熱気味になってきた頃、某週刊誌が「安倍晋三自民党幹事長の留学歴に重大な疑惑あり」とすっぱ抜いたため、いつの間にか大手マスコミの古賀ちゃん(うちではすっかりこの呼び名に)バッシング(?)も、なりを潜めてしまいました。
そのわりには、大新聞は安倍幹事長の学歴についてあんまり取り上げませんね。
やっぱり日頃の関係(なんだかんだ言っても、もちつもたれつ)のなせるわざなのかなと、ついうがった見方をしたくなってしまいます。
そしたら今度は、小泉総理の留学歴がおかしいんですと。
たしかに、1967年に大学卒業後(1浪したそうですが、それでも卒業までに6年もかかっています。こっちの方が気になるな)、すぐに留学したように書いてある略歴と、そうでない略歴の二通りがあります。何を専攻していたのかも不明ですし。
報道によれば、実際には「1968年9月30日から69年6月20日までの間、学生として登録されていたが、受講していたのは外国人向けの経済学特別コースで、本来のコースとは異なり単位取得はできない」のだそうです。
たしかに、あの語学力ならそうかもねと、妙に納得してしまいましたが、しかし、日本の政界は言ったもん勝ちの学歴詐称天国なのかと思うと、暗澹たる気持ちにもなります。
「石を投げれば博士や修士にあたる」と言われるぐらいの学歴社会である台湾に比べて、日本はそれほどでもないのですから(せいぜい大卒が多いぐらいのことです)、変にイロを付けることもないと思うのですが、やっぱり優等生の方がいいんでしょうかね。
ちなみに、わたくしの最終学歴は「満期退学」です。

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ナルさん:あ、そんな、わざわざカミングアウトなさらなくても結構なんですよ。恐縮です、はい。 / せんきち ( 2004-02-13 00:04 )
すみません。大それた学歴を持って無いタメ、「満期退学」の意味が・・・ウロウロな感じでございます。(苦笑)ちなみにあたくしは、研究生修了状態なんですけど、、、研究生と言う学歴がほとんど無い為、フツーに短大修了状態でございます。(苦笑) / ナルでしぃ〜。 ( 2004-02-11 15:38 )
↓すんません。支店作業中でした。とほほ。。。。 / せんきち ( 2004-02-10 21:11 )
ちゃな坊様:お久しぶりです。「満期退学」以外にも、「単位取得退学」や「中退」と書く方もいらっしゃいますね。中には、「修了」と書く大胆な方も。。。。 / せんきち ( 2004-02-10 21:11 )
お久しぶりです。私も同様に“満期退学”でして,うちの学生に「退学?ちゃんと卒業してないの?」と聞かれたことあります(笑)。まぁ,普通の方に大学院の(しかも博士後期課程の)仕組みは分かりませんね。 / ちゃな坊 ( 2004-02-08 22:29 )

2004-02-07 おなかがすいたけど




何を食べたらいいのか、迷ってしまいます。

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ぷりん様:はじめまして。うー×こ。。。。うーメこにも読めます。なんか危ない響きですね。 / せんきち ( 2004-02-09 22:16 )
んじゃ、私、うー・ こ ひとつね! お味は如何に・・・?(笑)   / ぷりん@はじめまして♪ ( 2004-02-08 22:15 )

2004-02-04 私をお台場につれてって!



でも、こんな電車に乗っても、お台場にはいけないよ。

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ぷるぷる様:「かめ」だけに、竜宮城あたりへ、って、お台場よりいいかも。姉妹線として「ゆりとおる」もございます。 / せんきち ( 2004-02-07 22:24 )
田舎者だからなんの不信感も持ちませんでした。 / ぷる2@どこに連れていかれるんじゃろ ( 2004-02-06 12:47 )

2004-02-01 ぼくの名前は


ぼくの名前は、朱元龍。

香港の子役です。

といっても、もうずうっと昔のことなんだけどね。

1961年の映画『愛的教育』では、憧れの林翠おねえさんと共演したんだよ。

あれから、43年。

ぼくも、すっかりおじさんになりました。

皆さん、大人になったぼくも、どうかよろしくね!

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ぷるぷる様:林翠先生におこられて、すねているところです、ちょうど。 / せんきち ( 2004-02-04 22:41 )
まおう様:内気な小学生役でしたよ。みんなにからかわれたりして。 / せんきち ( 2004-02-04 22:40 )
すねたようなお顔はいっしょやね。可愛いわ〜 / ぷる2@目はこわい ( 2004-02-03 08:12 )
ヨヰもの見せていただきまして。そーですよね、怪我するまではヤセてたんですよねー。 / まおう ( 2004-02-01 23:33 )

2004-01-30 駅弁特警


先日、ニュース番組でやっていた某デパートの駅弁大会特集を見ていた母が、しみじみとこうつぶやきました。

「おいしそうねえ。食べてみたいわあ。誰か買ってきてくれないかしら」

この一言によって「駅弁特警」にむりやり任命されたわたくしは、冬の寒い朝、開店前のデパートに行列する羽目に陥りました。

午前9時45分。開店15分前にデパートの正面玄関に着くと、なにやら紙を配っています。
「なんですか?」と尋ねると、特別参加の台湾・懐舊便當の整理券との由。この駅弁はすでに去年ゲット済みだったのですが(台北近郊のお祭りのさいに購入)、今年はさらにバージョンアップしての登場だそうで、買わないつもりがつい1枚整理券を貰ってしまいました。
この後、駅弁大会会場の地図が入ったチラシも貰い、待つことしばし。開店時間が来て、入口前に並んでいた人たちが一斉に店内になだれ込みました。
いやはや、すごい気迫です。

どうにかこうにかエレベーターに乗り、駅弁大会会場のある階に到着、まずは懐舊便當の売場へ行き、自分用に1個ゲット。
その後、母親からリクエストのあった名寄駅のニシン・カズノコ弁当を3個(母・父・祖母の分)購入し、魚嫌いの兄には高山駅の飛騨牛しぐれ寿司をゲット。
その間、わずか15分。
買うだけ買えば用はないので、そのまままっすぐ帰宅しました。

帰りはエスカレーターでのんびりと1階まで下りましたが、駅弁大会会場が熱気ムンムン(死語)なのに比して、他のフロアはがらんと静まり返っていたのが印象的でした。
帰宅後、さすがにお腹が空いたので、さっそく懐舊便當を食べました。台湾の懐かしい味がしました。

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tomohiko様:ひゅるる〜(冷たい風)。そういう時は、自問自答なさるのがよいかと。よけい淋しいか。。。。 / せんきち ( 2004-02-01 21:06 )
ぷるぷる様:なかなかうまいっすよ。器も豪華ですしね。煮卵と排骨、最高です! / せんきち ( 2004-02-01 21:04 )
誰か買ってきてくれないかしらと言ってみた、静寂の彼方(涙) / tomohiko ( 2004-01-31 01:15 )
ヒョエー!懐舊便當うまそう。。。 / ぷるぷる@夢に見そうです ( 2004-01-30 23:35 )

2004-01-28 人食いアメーバVS液体人間


あれはたしか、わたくしが小学校2年か3年生の頃だったと思います。
日本テレビ系列の「水曜ロードショー」で、『人食いアメーバの恐怖』という映画が放映されました。
ぬるぬるぬめぬめした人食いアメーバが、次から次へと人間を飲み込んでいくさまに、わたくしは言いよう知れぬ恐怖を覚え、

「なんでこんな怖い映画やるんじゃあ!」

と、テレビ局及び水野○郎を心底怨んだものでした。

しかし、わたくしの悲劇はそれだけでは終りませんでした。

その後しばらくして、わたくしは家族と共に母の実家(新潟)へ遊びに行きました。
その当時、新潟には日本テレビの系列局がなく、「水曜ロードショー」は東京から3週間と4日遅れの「日曜ロードショー」として放送されていました。
そして、わたくしが新潟にいたとき、くだんの『人食いアメーバの恐怖』がタイミングよく(?)「日曜ロードショー」で放映されたのでございます!!!

一度ならず二度までも、わたくしは激しい恐怖にさらされることになり、以来、この映画は、わたくしの中でトラウマと化したのでした。。。。

さて、なぜ唐突にこんなことを書いたのかというと、先日観た『美女と液体人間』に出てくる液体人間のぬるぬるぬめぬめ感が、例の人食いアメーバを思い出させるものだったからなのです。
でも、ラスト近く、肌も露わなシュミーズ(死語)姿で悶絶する白川由美のあまりのなまめかしさに、トラウマもどっかにいっちゃったんですけどね。
ははは。。。。

付記:『人食いアメーバの恐怖』は、この映画の姉妹編で、監督はなんとこの人

おのれ、JRめ。。。。

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ぷるぷる様:はいはい、そうなんざんす!!!全然知りませなんだ。『ダラス』が日本でコケたのは、きっと『人食いアメーバ』に怨念を抱く人々(あれがトラウマになっている人、結構多いんですよ)の呪いだったかもしれません。 / せんきち ( 2004-02-01 21:08 )
ダラスの? / ぷる2@なんと… ( 2004-01-30 23:33 )

2004-01-26 ようやくニュウサイトオープン


ようやっと、ニュウサイトがオープンしました。

今までにこちらで連載した記事をまとめたものに、新たな記事を加えてあります。

といっても、暫定オープン中なので、開かずの間が沢山あるのですが、おいおい開けていければよいなあ、と思っております。

ニュウサイトの「布団部屋」からこちらへのリンクをはってありますので、こちら同様、ニュウサイトもぜひよろしくお願いいたします。

ではでは。

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↓すんません。支店にいました。。。。 / せんきち ( 2004-01-28 23:29 )
ぷるぷる様:「てんとう虫のサンバ」を130倍ぐらいパワフルにした曲です。 / せんきち ( 2004-01-28 23:28 )
見ました見ました。動物たちに見守られる若い恋…「てんとう虫のサンバ」みたいなものでしょうか。 / ぷるぷる@虫よりラッコのほうがイイ ( 2004-01-28 01:54 )
ぷるぷる様:ありがとうございます。「エスキモーの娘」、更新しました。著作権の関係上、歌詞は載せられないのですが。。。。 / せんきち ( 2004-01-27 23:13 )
おめでとうございます〜\(^^\)(/^^)/ タイトルがこそばゆくて素晴らしいです。お嬢の「エスキモーの娘」というのがとても気になります。。。 / ぷるぷる ( 2004-01-27 01:36 )

2004-01-25 原子女郎


いまだに尻の痛いせんきちです。

さて、先日、○フオクでSKD(松竹歌劇団)香港公演のプログラムを落札、さっそく商品が届きました。
1962年1月に、NDT(日劇ダンシングチーム。さしづめ大連ダンシングチームなんてのがあったら、DDTね。撒かれちゃ困るけど)を中心とする東宝歌舞団が台北と香港で公演を行っていたことは知っていましたが、SKDも香港で公演を行っていたとは。おどろきです。

プログラムの解説によると、SKDメンバーは1957年12月に日本を出発、マニラ(4週間)、シンガポール(3週間)、クアラルンプール(2週間)、バンコク(3週間)を巡った後、最終公演地として訪れたのが香港でした。
詳しい公演日程の記載はありませんでしたが、いろいろ調べてみた結果、SKDの香港公演は1958年3月のことで、場所は今も健在の皇后戯院。
1958年3月20日から香港で上映された電懋作品『紅娃』(岳楓監督。林黛、張揚、王引主演。御殿場で長期ロケを行った映画です)の、「当館にて近日大公開!」なんていう広告も掲載されていました。
公演内容は、マンボあり中国舞踊ありフラメンコありの盛り沢山で、SKD名物アトミック・ガール(中国語に訳すと原子女郎。妖怪みたいだ)も登場します。

ところで、プログラムを読んでいて気になったのが、「SKDは、タイ映画『国王と彼女』にゲスト出演した。この映画では、香港の女優・東方明珠(1933〜。せんきち注)、日本の女優・李香蘭(山口淑子)、タイの女優・威利旺(タイ語名不詳。そのまま音訳すると、「うぇいりいわん」か「わいれいうぉん」になりますが)が共演している」という記述。
これが本当ならば、山口淑子はタイ映画にも出演していたことになりますが、今のところ、彼女のフィルモグラフィーにこの映画に関する記載はありません。

調べてみる価値は、ありそうです。

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