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で む 年 報

☆兼業ギタリストです☆
参加アーティスト
EXILE/COLOR/DEEP/リサ・ハリム/RSP/伊藤由奈
宮脇詩音/玉置成実/Milkeyway/AZU/AISHA/ヒャダイン
HOME MADE家族/三代目J Soul Brothers/アイドリング!!!/Beverly

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2008-11-04 リリース情報と世相
2008-10-27 しゃかいせいかつ?
2008-10-19 リリース情報
2008-10-18 In Love Again
2008-10-13 3年ぶりのお礼参り
2008-09-22 映画「おくりびと」
2008-09-12 自主休業日
2008-08-21 録音記録
2008-08-18 リリース情報
2008-08-15 妥協とは違う納得感


2008-11-04 リリース情報と世相

■法事があったので、就職活動中のいとこと話していた。今の学生は就職相場も
超売り手市場だという話を聞いていたので、

「今の若者はいいねぇ」みたいな話をしたら、
「それはこないだまでの話で、ここ一ヶ月で株価が大暴落したので一気に
 大氷河期に突入したんだよ」とのこと。


 うーん、ワシが大学卒業したときも就職氷河期だったから、いまだに
フリーターをせざるを得ない人たちも結構いる世代なわけですよ。ワシは
運よく今の職場に拾われましたけどね。。




■うちの近所もマンションが建設中ですが、最近静かなのでよく見てみたら
「倒産しちゃったので支払いできません」な張り紙がしてありました。

基本的に借金のカタは土地や建物なわけですが、サブプライムローンで
返済不可能になった債権は、担保にとった土地や建物を売って現金化して
穴を埋めようとするわけです。んで、債権者がみんな土地や建物を売りに出した
もんだから、不動産の価値が大幅に下落。
 不動産は金額がでかいから、ひとつ売れないだけで倒産する会社もたくさん
あるわけですな。もう現金化しないと会社がつぶれてしまうので、今ある
在庫の住宅はバリバリに値引きしてでも損切りをしたいわけですよね。。我が家に
入ってくるチラシも、信じられないような値引きで住宅を販売しているものが
増えてきました。





■そんな世の中ですが、こないだギター入れたCDが発売されるので告知w。

 リサ・ハリムというインドネシアと日本のハーフの女の子が歌うアルバムです。

Mini Album「Here I am」
12/17(水)発売

1.Say good bye
2.カナシイカケラ
3.Tomorrow
4.星になれたら
5.切ないくらい、愛してた。(album mix)

品番:PCCA-02808
¥1,575(税込)

先頭 表紙

ちゃな先生>うーん、確かに。ワシの頃は内定もらえたら本当にお祝いみたいな雰囲気あったしwww。まぁ合理的な判断て、就職において合理的な判断というのは非常に微妙ですな。まぁどの仕事選んでも、学べることはその人次第だったりするしなぁ。。ワシも若い頃は何にも考えてなかったような気もするしwいやいや、考えてたらミュージシャンなんて目指せないですからwww。 / 電ボ屋 ( 2008-11-09 18:49 )
悩まないのも問題あるけど、行動もしてるんだろうけど、選択するときに選択肢が多すぎて合理的な選択をしなきゃとあせって選択できないという学生が実に多いんだな。とりあえず、まずはこれからやってみよっかなーという適当さも、人生には必要ですけどね。ある意味まじめすぎるの問題。でもふまじめすぎて何にもやらないのもいるのでこちらも問題。 / ちゃな坊@中間層はいないのかー。 ( 2008-11-06 17:26 )
就職はね、たぶん氷河期よりは絶対にまし。今までの超売り手市場がおかしいだけです。でも、超売り手市場とはいってもバブルのころとは全く違って、内定をもらえる子は大量にもらい、内定が出ない子は全く出ないという状況になってます。今の学生さんたちは、早く内定が出ないと安心しないのに、内定が早く出すぎるとそのあとに「本当にこれでいいのか・・・」と悩み、さらに就活を続けて複数の企業から内定をもらって「ああ、こんどはどうしよう。どれを選ぼう。本当は何をしたいんだろう。」と悩む子も多い。 / ちゃな坊@指導も難しいの。 ( 2008-11-06 17:24 )
今回は初のポニーキャニオンさんです! / 電ボ屋 ( 2008-11-04 21:31 )

2008-10-27 しゃかいせいかつ?

■こないだ初めて保証人というものになりました。とは言っても借金じゃ
ないですよ。叔母がアパートを借りるのですが、うちの両親はすでに定年退職
していて欠格なので、ワシがなったと。借金の保証人なんて怖くてとても無理。

 ワシが定職についてて、定期収入があるから保証人になったわけですが、
こういうときにサラリーマンパワーを感じます。たとえばこれで自分が
サラリーマンではなく、ある程度音楽だけで食えていたとします。この場合
ショッピングクレジットならまだしも、住宅ローンなんて組めないです。
 自由業って自分が好きなことをやるのと引き換えに、社会的にいろいろな
制約が増えますし、金銭的な信用が減ります(よっぽど名前が売れていたり、
まとまった収入がいつもある人を除く)。

 しかし「生きていく」ということを考える上で、そういう「引き換え」って
本当に「引き換え」なんだろうか?と考えると疑問が残るわけです。リーマン
なら安心なのかな?今の時代、会社なんて明日無事かなんて全く分からないし
自由業が借金踏み倒すのか?と言われたらそんなこともないような気がする。

 ただ、とりあえず今食うに困らない生活をしながら音楽もいいレベルで
やっていけている、というのは本当はとても幸運なことなんだと思います。
体力的には決して楽ではない、というか正直キツイですけどね。。。

 「社会生活」ってなんですかね?



■さて、今日はお忍びで(?)三茶のグレープフルーツムーンに、毎度おなじみ
「広崎宇田田中鈴木」(バンドの名前)さんのライヴを見に行ってきました。
この人たち本当に最高ですよ。演奏技術はプロだし音楽は面白いし。
笑いっぱなしで腹筋崩壊請け合いです。

広崎宇田田中鈴木 ホームページ
http://kobayashikeiko.jp/


 対バンで出ていた「じぶこん」というユニットがまた最高でした。高い
技術力と鋭く安定したリズム。そして歌もすばらしい。デジュリドゥを吹いてる
なぁと思ったら、サラリと循環呼吸までしてる。変拍子も変拍子を感じさせない
メンバーのグルーヴと安心感。ボーカリストも複雑なリズムを全然見失わなくて
まるで4/4みたいにスーッと歌うし。と思ったら半プロの方たちのようです。
がんばって欲しいなぁ。

じぶこんホームページ
http://www.jibucon.net/index.html

先頭 表紙

ちゃな先生>ワシも今は組織に所属していますが、いい意味でわりと批判的に自分の組織を見るタイプなので、上司には煙たがられるような気もします。自分自身はサラリーマンに向いてるとも向いてないとも思わないのですが、学生時代は「サラリーマンだけはならない」と信じてましたwww。今は「サラリーマンも楽じゃない」「サラリーマンでもやりがいはある」 。ワシもトータルを見渡す職人として生きていければ、サラリーマンでも自営でもどっちでもいいです。 / 電ボ屋 ( 2008-10-30 23:22 )
ちゃな先生>平日の昼間はサラリーマンとして拘束され、職場ではわりとフリーな立場(現場リーダーみたいな感じですが)でモノを言ったり仕事をしたり出来て、月給やボーナスがもらえて、夜間や土日はギタリストの仕事をしているわけです。そう考えると夢みたいな状況にいるのかもしれませんがwww、何かこう次の段階というか、今とは違う状況がこの先起こりうるということをひしひしと感じています。 / 電ボ屋 ( 2008-10-30 23:11 )
ちゃな先生>サラリーマンは今となっては安定職ではないですよね。だけど、月給が出るという意味では確かに自由業よりは構造的に安定してる。社会的にもそう思われるってのは理解できるんです。確かにね、音楽だけで食ってて、所属するバンドが解散した瞬間貧乏になる人もいるし、スタジオミミュージシャンの仕事も日雇いみたいなもので、一曲いくらの世界。怪我したりして弾けなければ収入ゼロなわけですよ。 / 電ボ屋 ( 2008-10-30 23:06 )
で、私自身は・・・というと、たぶんこのバランスを確保したとしても変化がない生活に飽きるので、もし仮にサラリーマンになったとしても変化のない環境には身をおけないと思います。うちの彼氏君曰く、私は組織完全所属型ではないそうです。(職人的な感覚で組織に所属した方が精神的にもよいのでは?と言われたことありますよ。) / ちゃな坊@まぁ、今がそんな感じか。 ( 2008-10-30 20:12 )
自分自身が拘束される時間がある程度あり、確認できるやりがいが(多少でも)存在し、その上で定期的な報酬を得られる・・・という環境は、我々にとって究極の安心と幸せを感じされる重要な要素なわけです。この三者のほどよいバランスがとれているのが、いわゆるサラリーマンと呼ばれている職業者なのでしょう。 / ちゃな坊 ( 2008-10-30 20:07 )
サラリーマンの安定感って、現実的には昔ほどはないですよね。でも、人の価値観は経験によって構築されるものですからすぐには変化しない。だから、サラリーマン=安定している、音楽従事者=不安定、という位置づけが抜けていかない。でも、経験値が少ない世代になればなるほどそれがイコールの図式では表せられないことを肌身で感じるから、親世代から受け継ぐ価値観の継承と自身の経験・認識値とのぶれに悩むのかな・・・なんて思うわけです。 / ちゃな坊@学生+院生を9年やったひと。 ( 2008-10-30 20:02 )

2008-10-19 リリース情報

■作業が終わらないうちに公式サイトには告知されててびっくりしましたがw、
とりあえず一ヶ月を切ったのでこちらでもお知らせ。。。


11/12にシングルが発売になります。

☆COLOR New Single「Miss you」

2008/11/12 release
【CD+DVD】RZCD-46093/B ¥1,890(tax in)
【CD】RZCD-46094 ¥1,050(tax in)
収録内容:
01.Miss you
02.The Color Of Love
03.Miss you (Instrumental)
04.The Color Of Love (Instrumental)

http://www.rhythmzone.net/color/info.html
http://colorsoul.jp/p/index.html

 COLORというEXILEアツシプロデュースのコーラスグループの曲に
参加しました。私が弾いたのはカップリングの「The Color Of Love」の
ほうです。BoysUMenのカバー曲なので知っている人もいるかもしれませんね。

 機材もいつものCrewsです。


******************************

 ちなみに現在さらに
・録音終了が1曲、
・録音作業中が1曲、
・これから録るのが1曲、

 となっており、微妙にお盛んな(?)ことになっております。

先頭 表紙

大人の事情によりこれから録るのはナシになりました。うーん、でもきつかったのである意味うれしいw。 / 電ボ屋 ( 2008-10-27 01:04 )
今回の録音きつすぎる。。。 / 電ボ屋 ( 2008-10-22 22:35 )

2008-10-18 In Love Again

■古内東子の三年ぶりのニューアルバム、「In Love Again」を購入。
ギタリストで大好きな石成さんがたくさん弾いてるというのがあって
ためらいも無く購入。。

 打ち込みと生演奏のバランスがすばらしいですね。サウンドは高域を
わずかに抑えて、ローミッドを出しながらもマスタリングで締めて、いつもより
コンプ多め、「豊かさ」「柔らかさ」「エイベックスらしさw」で
まとめた具合でしょうか。



■石成さんが何が凄いかって、そりゃ鬼のリズムのよさもあるけれど、
とにかくボイシングが自由自在なこと。一緒に仕事をした人の話によれば、
初見でもコード進行を見ながらメロディを聞いているだけで、歌を邪魔しない
ボイシングでギターを入れていけるらしい。

 自分はそこがまだ出来ていない。もちろん現場に行くまでどんなギターが
入るか分からないっていうのもあるし、実際に現場でアレンジャーもこちらの
アイデアを見ながらその場で考えてることもあるので、行き当たりばったりな
部分も結構あるわけです。こないだは初見でオタマたくさん読んで弾きましたし。

 が、初見であることと演奏の出来に関してはあまり関係ないような気がして
きました。初見であることが問題になるのは、超絶技巧的なフレーズで
決め込まれている曲をその場でどうにかしろ、って言われるときだけです。
だいたいの歌モノやポピュラーミュージックはテクニック的な意味での
難しさよりは、ボイシングの縛りがゆえのとんでもない運指だったり、
ニュアンスをとことん追い込むために、普段弾かないようなタッチで絶妙な
ノリをキープしなくちゃいけないとか、そういうわりと繊細な難しさが多いです。

 問題は、そういう絶妙さやボイシングの豊かさが自分の中にあるのか
どうかっていうことでした。もちろん無くてもあるように弾かなくては
帰してもらえませんので(笑)、アレンジャーと一個一個確認しながら
「ここはこう弾く」「あそこはこう弾く」って構築していきます。自分で
とにかく力不足を感じるのは、そういう作業のときにその曲の持っている
世界観とか空気とか、そういうものをいまいち感じ切れないこと。。だから、
構築してるときはモザイク的にしかギタープレイを感じられていないんです。
構築したのをつなげて弾いてみて、場合によっては製品版CDを聞いて初めて
「なるほどこういう音楽だったのか」って思うこともしばしば。

 「曲が呼ぶギター」を自然に弾けるようになるために、最近はごく基本的な
コードプレイを全てのポジションで弾けるように練習しています。たとえば、
「ドミソ」だけでも指板上での全ての組み合わせはかなりありますが、それを
自在に動き回り、全ての展開形のサウンドが体に馴染むまで練習する。地道
だけど、これをやるとギターや音楽とまた少し仲良くなれる感じで、意外に
楽しいです。これをいろんなキー、マイナーで、Maj7で、など、少しずつ
広げていく。難しいのですぐに弾けるわけではないですが、和音の本質に
迫れる気がします。

先頭 表紙

2008-10-13 3年ぶりのお礼参り

■連休を利用して大願寺へ。ここは寺という名前がついているけれど、
神社の中にある神宮寺なので寺っぽくないし普通に弁財天がいるという
よく分からない場所です。神仏習合の結果で生まれたところなんでしょうね。




■3年前の今頃、ワシはここでお参りをしました。この弁天さんは芸事が
得意なのだそうで(神道のことはあまりよく知らないです)、いわゆる
ここでいう「芸事」という意味と自分が持たんとしているものがかみ合った
気がして、いろんな確信が自分の中に生まれました。

 その数ヶ月後、手の手術を経て回復した直後に作曲家の人と知り合い、
その音楽制作作業を一緒にするようになって、今に至ります。この二年で
世に出た自分の演奏が12曲、これから出るのが2曲。出なかったものも
含めれば結構あります。もちろん自分も努力は続けているわけですが、
何かのめぐり合わせがなくて今の状況に至るわけがない、そんなことを
強く思わされるわけです。


 そんなわけで、ワシは別に神道の人ではないけれど、三年ぶりのお礼参り。
場所が遠いので、ちょくちょく行けるわけではないのです。

 お参りしたら、中の弁天さんと目が合いまして(汗)、いろいろ感じました。。
なんだったんだろアレはww。




☆本日のCD
古内東子 「10 Stories」

先頭 表紙

2008-09-22 映画「おくりびと」

■珍しく映画なんぞを見に行ってきた。というのも夏休みだったので。
平日昼間に一人で映画を見るなんて学生時代以来か?というわけで本当は
スカイクロラとか見たいと思っていたけど、そろそろやっていないので
「おくりびと」を鑑賞。




■「おくりびと」の主人公は納棺師という設定。

 まだ見ていない人のためにネタバレしないように多くは書きませんが、
いわゆる「号泣する」ような映画ではありません。もちろん館内で泣いている
人はたくさんいましたけど、たぶんそういう人たちは、映画での納棺師の
働きぶりと自分の大切な人の死を重ねて見ていたのでしょう。もちろん私も
重ねてみましたが、そういう方向性のことはあまり強く感じませんでした。

 社会人が社会人であることというのは、どういうことなのか。そういうことを
強く感じました。そして自分がこの世に生まれ、社会人となり、何十年という
時間を過ごして死んでいくことが、どういうことなのか。社会というものに
どう関わるか、ということは意味があるようで無く、無いようで在る。そして
社会に関わるというのは仕事という意味だけでなく、家族というものであり
夫であり妻であり子供であり、そしてそれは自分が生まれてから死ぬまでだけ
ではなく、生まれるずっと前から、死んだずっと後まで在るものだと。


■見終わったあと、自分の生き方について、何かひとつ答えが出たような
気がしました。それは映画が答えをくれたわけではなく、自分が答えを出す
きっかけになっただけだけど。

先頭 表紙

2008-09-12 自主休業日

■最近ずっと働いてて、毎日夕方にいたたまれなくなってしまうのと、
いろんな距離感が分からなくなってきたので、自主休業しました。

 んで、凄くひさしぶりに城南島で海と空と飛行機を眺めながら、平日の昼間に
仕事以外のことを考える、という時間を設けました。




■結局気になるのは、自分が社会との適正な関わり方が出来ているか、って
ことなんですよ。もちろん、平日はサラリーマンやってて、こんなふうに有給
取って、自家用車でカメラ持って出歩くことが出来る、ってことは、ある意味
社会と上手く関われている証拠なのかもしれませんが、世の中「目の前にある
現実が本質」とは限らないわけですよね。人間にとって大きいのは、理論づける
ことよりは、理屈を通り越した感情的な実感の部分なのかもしれませんね。

 もちろん実感が本質である保証はどこにもない、というよりは、実感≠本質
であるケースのほうが多かったりします。でも、人間は実感できるほうを
真実だと信じてしまう傾向があります。もちろん実感できないくらい
途方も無いことを真実だと信じてしまうという、逆もまた然りですけど。




■平日だったせいか、お仕事してる人と休みの人が半々くらいで公園に
いました。「社会との距離感」というものさしを当てはめてそれらを眺めると、
深いものがあるような気分になります。世の中の人が営んでいる社会生活が
正しい社会との関わり方なのか、結果論としての関わり方なのか。




■こないだ東京ミッドタウンに行って思ったのは、とてもオシャレだという
ことです。もちろん、多様な文化的産物の融合をかなりのセンスの良さで
纏め上げていて、そのレベルは確かに客観的に見てオシャレです。が、
気になったのは、「オシャレ」の価値観が画一的な気がするということ
でした。もちろん自分は「オシャレだな」と思ってしまったわけですが、
その自分の価値観は何かに毒されたものではないのか?という気分にすら
なります。元々「違う人間なのだから全く違う考え方を持っていてもおかしく
ない」と思っているのですが、「同じ人間なのだから」という言葉もあるとおり、
ある程度共通する価値観みたいなものもあるのだろうし、そのMixバランスが
個人差、という形で現れるのだろうとは思います。



■仕事は手段か目的か。

 たとえば、吉野家の社長が、牛丼をたくさん売って大もうけをしていますね。
これは別にいいんです。私がそれを見て思うのは、「金儲けをしたいだけなら、
別に牛丼屋をやらなくてもいいわけで、その中で敢えて牛丼屋をやっていると
いうことは、牛丼や飲食店業を通じて、世の中に訴えたいこととか、社会に
関わりたいことがあったのではないか」ということです。

 この話を職場の人にしたことがありますが、その人は「うん、それもあるけど、
単に牛丼屋という『手段』が目の前にあっただけかもよ」と言いました。
確かにそれはある。たまたま牛丼屋をやるような環境があって、それをやったら
たまたま当たって大きな事業になってしまった。ありえます。




■というわけで、人間はヒマだとロクなことを考えないというまったく
そんまんまの具体例を演じてみました(つд`)。

先頭 表紙

みなみつん>今日映画見てきて、今までの妙な空虚さはなくなった。 さて、子供って理屈抜きに存在が本質で、小難しいものが吹っ飛ぶよね。たぶん生き物てみんな存在=本質だと思うの。だけど、人間が人間になっていく過程で、存在が本質だとは限らなくなっていく、と。なんかそんな気がしてきたよ。 / 電ボ屋 ( 2008-09-22 19:36 )
子育てしていると、子供の存在がこの上なく現実的で本質的で、なんかもうそれだけって感じだよ。常にスキンシップ、スキンシップなので、相手の存在を抽象化とか概念化している余地がまったくない。もちろん理論や理屈もまだほとんど通用しない(笑)。面白いよ。ミッドタウンの項、好きです。そんなにお洒落で画一的価値観に支配されたミッドタウン、見てみたい。 / みなみ ( 2008-09-13 00:34 )
結局ね、自分が何者なのか?何をしているのか?どんな意味があるのか?そういうことが知りたい。 / 電ボ屋 ( 2008-09-12 23:04 )

2008-08-21 録音記録

■2008.8.20ギター録音。2曲録りました。




■一曲目は冬リリースの某アーティスト用のギター入れ。当初予想していた
ギタープレイとちょっと違うアプローチばかりだったので、結局その場で
アレンジャーとフレーズを作りながら、ギタートラックを構築していきました。

 とにかくディレクションが細かい彼なので、それこそ1音として決まっていない
音はありません。全ての音について、タッチ・リズム・音色その他全てキメキメに
決め込むわけです。しかも事前にアプローチが決まっているわけではないので、
全部初めて弾くフレーズ。なかなか難しいです。でも「出来ない」なんて
言えないので、やるしかない。けっこうがんばりました。二時間半ほどで
作業終了。フル尺のレコーディングという意味ではまぁまぁの時間かな?

「パッと聴いたとき、ノーマンブラウンの音と間違っちゃったよ」と言われて
とてもうれしく、それだけでごはん3杯いけます。最高のほめ言葉。

 あ、8/24は東京ミッドタウンにノーマンブラウンを見に行きます。
超楽しみ。



■2曲目は某女性歌手用のコンペデモ作成。当然その場で初見。

 「ファンキーに!」という指示のもと、まずは流して自分の第一印象のまま
弾いてみる。そのあとでコンポーザーと一緒にポイントポイントでの
アプローチを決めていくわけです。ギターを入れていくと、曲の印象がどんどん
変化してくる。だから、弾いてみないと曲の行方が分からない。自分は
ギタリストという職人的な立場にいるのかもしれないけれど、結局は自分の
プレイが作曲家・編曲家にも影響を与えているわけで、ほとんど共作みたいな
もんだと思います、いつも。

 ちなみに今回はスムーズに流れるようなイメージでのカッティングをたくさん
入れました。自分的にはほぼ思い通りに弾けたと思います。最近ピッキングを
変えて毎日練習した成果があった。
 仮歌とシンセを排除してギターとドラムだけにした音を流して、「んー、
これだけでごはんのおかずになりますね♪」って言われてまたちょっと
うれしくなりましたw。

 コンペなので当然採用されなければ日の目は見ないわけですが、
別に世に出なくたって、自分も少しは成長してるんだっていうことが
ちゃんと音に残ったような気がするので、それだけで価値はあったような
気がします。




■こないだ参加して27日に発売のRSPの「DICE」というアルバムですが、
以前からファンであるギタリストの石成正人さんも参加されている
ことを知り、同じギタリストとして同じ作品に携われたことをとても
うれしく思いました。

先頭 表紙

今回も使用ギターはCrews。弾き方やアンプのセッティングによってクリアで洗練された感じのカッティングからジャズギター的なものまでいけてしまう。本当に大活躍です。 / 電ボ屋 ( 2008-08-23 01:08 )

2008-08-18 リリース情報

■十日前になったから告知しておきます。


RSPというアーティストのアルバムに一曲参加しました。

「DICE」
SRCL-6850〜SRCL-6851
アルバム
2008.8.27発売
3,000(税込)
http://www.sonymusic.co.jp/Music/Arch/SR/rsp/

曲は「The First Star」という奴です。公式サイトで試聴も
出来ますので、お試しください。今回は私のギターがかなり大きめに
MIXされているのですぐ分かるでしょうw。

使用したギターはいつもどおり CrewsManiacSoundでした。
今までで一番あったかい音で録れたと思うので、結構いい感じになって
いると思います。ワウも今まで一番上手く踏めたと思うのでw、
マスタリング後のリリース盤が楽しみです。




■数日後に、冬リリースの曲を録音する予定なのですが、
コードワークとオブリを同時にリラックスしながら弾くのがとても
難しい。事前に譜面もらえているので、練習あるのみです。。

先頭 表紙

B氏> おや、共演wの機会があったのかもww。ひさしぶりのSONYだったのでなんか気分的には新鮮でした。会社によってエンジニアの傾向って変わる気がするです。 今度いつか一緒の紙面に載るといいですな!! / 電ボ屋 ( 2008-08-18 21:00 )
あら。。。もしかしたら同じ紙面に載ってたかもしれないね(私は今回ダメだったけど;) / ( 2008-08-18 05:39 )

2008-08-15 妥協とは違う納得感

■自分はカメラを何台も持っていて、プロ用一眼レフなんて言われるものまで
自宅にある。


 だけど、やっぱり思うのは、望遠撮影以外では自分には一眼レフが必要ない
のではないかということ。カメラ好きとしては認めたくなかった思いだけど、
この歳になってくると、変な意地を張るのもバカらしいと思える。



 デジタル・フィルムを問わず(とは言っても最近はもっぱらデジタル)、
レンジファインダー、コンパクトカメラの使い心地と得られる結果が
自分の心と体にスッと来る。決して妥協ではない「これでいいじゃないか」
という感覚。

先頭 表紙


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