2005-01-25 ひさびさに行田
2005-01-19 祖母逝去
2005-01-09 年賀状出してなくてごめんなさい
2005-01-04 正月終了宣言
2004-12-30 仕事納まりました（感涙）
2004-12-29 続　緑車
2004-12-17 初　緑車
2004-12-10 信教の自由ではありますが（２）
2004-12-05 天気が良くなるなんて聞いてません（｀◇´）ノ
2004-11-30 ひさしぶりにカメラの話

■というわけで土日だった。年始からぶっちぎりで仕事の台風に巻き込まれ、最強に
　ダメまっているときに来た土日は天の恵みといえよう（スタパ斎藤風）。






■ひさびさに行田（ぎょうだ）！といったらワシの育った町のお隣である。

　ワシの育った町は来年までには合併されて町の名前もなくなってしまうが、その
　お隣の行田は残る。

　行田市というのは、今では足袋や軍手などの綿製品が実はかなり有名で、
　バイパスぞいにも「軍手」と書かれている軍手の格好をした看板（全長５ｍ）がある。




■以前よく行ったのが埼玉古墳（さきたま・こふん）。

　みなさんアレですよ。社会科の教科書で見た前方後円墳とかがそのままそびえ立ってる
　ところです。以前はシャカシャカ自転車をこいでよく行ったものだけど、ここ10年
　ほどは足も向けなくなり、といった具合。





■というわけで、日曜に行って見たら、なんと稲荷山古墳が完全復活されていて
　今まで後円部分しか残っていなかったのに、きちんと前方部分も復元されている！

　つまり昔の人が見てたような古墳をそのまま見ることが出来る、という素晴らしい
　代物なのである。ちなみに古墳の上にも登れるのでぜひ。



■教科書で見てるだけだと「ふーん」で終わってしまう古墳だが、実際に見てみると
　迫力満点、というよりその造形美に感動する。

　今でいう県知事さんとかが、こぞってピラミッド立ててる時代があったというわけ
　なのですね（笑）。ほんの1500年ほど前ですが。


　埼玉北部には古墳が点在していて、ワシが育った町にも古墳がそのまま神社になって
　いて、裏手に回ると怪しげなご神体がニョキニョキ立ってて笑えたりするだけでなく、
　地面を眺めていると普通に縄文土器や弥生式土器のかけらが落ちている。子供のころは
　よく土器を掘りに行ったものだ（本当は掘ってはイカンらしい汗）。





■というわけで、入場無料・駐車無料なのでみなさんぜひどうぞ。今は古墳の周囲が
　広い芝生の公園になっていて、家族連れでも楽しめます。お弁当持ってピクニックに
　来る人たちがほとんどで、たまに奇特な人が体力作りのために古墳の登り降りを
　してることがあるよ、と。

先頭 表紙

■土曜の午後に祖母が亡くなりまして、土・日・月と通夜や葬式、後処理で
　ほとんど寝る暇もありませんでした。（今までよく介護しに行ってた祖母です）




■入院してから3日。ワシが病院に到着してから3時間で、ワシの見ている前で
　本当にロウソクの火が消えるように、祖母はしずかに息を引き取りました。





■小さいころから文字通り「目に入れても痛くない」ほど可愛がってもらった
　祖母でした。

　最近は祖母も歩けなくなり、ワシがおんぶしたりトイレを手伝ったりすることも
　あったのだけど、今となってはそれも思い出になってしまったというわけです。




■ただ一人の孫であるワシが最期を看取れたこと。

　鼓動がいよいよ止まる、というときにワシが祖母の耳元で呼びかけると、心電図の
　波形が反応したこと。

　遺影はワシが今まで撮った全ての写真の中でもっとも気に入っている写真を使えた
　こと。

　葬儀に集まったのは親戚や近所の人だけだったけど、みんなが手を合わせて
　祖母の死を悼んでくれたこと。

　

　これらのことが、何よりありがたい、と感じました。




■祖母はもういないけれど、祖母から抜け出た命は、またいつかどこかで
　別の何かに命を吹き込むのだ、と直感的に感じました。




■91年の長い人生お疲れ様。ワシもあなたのように天寿を全うすると
　心に決めました。

先頭 表紙

■正月あけてから毎日ほぼ終電帰宅というのはどういうことだ！！

　どういうことだ！？と問うてみても、たぶんこの状況は年度末まで続く。。。

　そしてその次の瞬間に新年度が始まっている。。。俺お疲れさん。。。


　数年前から、年末が激多忙になってしまい年賀状を書くひまおろか寝る時間もない
　という状況になっていて、それは今も続いていて、結局はあきらめて年賀状を書かない
　ことに（笑）。でも遅くなっても返事は書くのでもうちょっと待っててクダサイネー！




■そんなときはリスを見て和もう。

先頭 表紙

■明日から仕事始めのでむぼ＠ギター侍分析。あれは簡単そうだけど、ニュアンスを
　完全に再現するのは意外と難しいよ？。というわけで完全解析したので、新年会の
　かくし芸などでやりたい！という方はメールでも下さい。丁寧にご説明致します。







■「仕事納まった！」と思ったら正月がサーッと過ぎ去って、明日から仕事始めですよ！

　明日からまた怒涛の日々の始まり。。。でもおかげさんで今年の正月はゆっくり
　過ごすことが出来ました。ゆっくりご飯食べてゆっくり酒呑んで、ゆっくり寝て
　ゆっくり起きて。口内炎も治ったし、やっぱり定期的にこういう休みがないとダメで砂。




■今日はひさしぶりにギターの練習がゆっくり出来て満足。昼寝と食事と練習。そして
　メールの返事を書いたりいろいろして終わりました。

　いつも思うんだけど、アコースティックギターに真剣に向き合った日は必ず新しい
　発見があります。普段エレキギターをメインで弾いているけれど、鳴らし方にしても
　フレーズにしても、コードの押さえ方にしても、ベーシックはアコースティックギターに
　あると思いますね。5000円で買ったアコギ弾いててもそう思います。






■ていうか真剣に向き合った結果がギター侍ですから。　　切腹！！

先頭 表紙

■ようやく昨日でなんとか仕事納まりました。でも最終日まで終電帰宅だったにょ〜。
　というわけで身体の具合がいいのか悪いのか分からない状況。今朝はひさしぶりに
　ゆっくり寝かせていただきました。。。




■ようやく某茄子も出まして、まぁ車の保険とかでガッポリ持っていかれるのですが、
　有効利用の仕方を考えておりまして、やっぱりアレでしょう、という結論にたどり着き
　ました。新しいギター・・・げふんげふん。うそです。


　アレってのはアレですよ、ホームレコーディング環境です。自宅でレコーディングが
　出来る環境を整えたいのです。これ実は何年も前からの希望でして。

　今やエレキギターもアンプでデカイ音を鳴らして録る、という時代ではなくなり、
　防音室を作らずとも一般家庭でレコーディングは充分に可能です。せっかく自宅に
　シンセもあることだし、いっちょやってみるかと。



　☆必要な材料☆
・パソコン…我が家のは遅くてデータが重くなってくると動かなくなってしまうので
　　　　　　モニタを除き本体だけは買い換えが必要。。。

・シンセ…キーボードとしての役割以外にも、ベースやドラムなどの打ちこみ・音源
　　　　　として使います。ちなみに安く譲り受けたRolandのSK88です。

・シーケンスソフト…シンセで打ちこむためにこれが必要。パターンを覚えこませて
　　　　　　　　　　人間の代わりに演奏してもらうためのソフト。

・ハードディスクレコーディング用ソフト…シーケンスが奏でた音、そして人間が
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　演奏した音や歌をデータとして保存するために
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マルチトラックレコーダーの代わりに今は
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　こういうのを使ってます。

・アンプシミュレータ…エレキギターをラインで録音するときに、これを通さないと
　　　　　　　　　　　いかにもペケペケした音になってしまいます。エレキギターの
　　　　　　　　　　　迫力ある音というのは、アンプを鳴らしてマイクで拾うことで
　　　　　　　　　　　獲得できるわけですが、それを今はシミュレートする機械が
　　　　　　　　　　　あります。ワシはそれ素敵な機材を持ってます！　　　って
　　　　　　　　　　　人に貸したままだよ（涙）。果たして我が家に戻ってくるので
　　　　　　　　　　　しょうか。。。無理っぽいな。。

・ミキサー…いろいろな楽器や機材からの音を調整しながら混ぜるために使う機材
　　　　　　です。ハードディスクレコーダで画面上でバランスいじるのもでも不可能
　　　　　　ではありませんが、単にインターフェイスとしても無くては困るやつです。







　・・・某茄子足りるのか？（涙）。






■本日は仕事納まった記念というわけで、座椅子をゲッツしてきました。んで、帰宅
　してからはギョウザを焼いてビール。ひさびさにギョービーです。

　座椅子にもたれつつギョービー。　　簡単にダメ人間になれます。もう立ち直れません。

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■気がつけば明日で仕事納めでございます。納まればの話なんですが。誰かが休み中の
　システム稼働申請を出してしまったらそこで年内業務が「納まらなく」なります。

　みんな「どうせ誰かが出すだろう」っていうふうに考えて結局「あれ誰も出してない
　のかよ！ていうか仕事できないし年末年始休むか」という結論になってくれることを
　激しく望む　でむぼ＠ここ毎日終電帰宅。






■クリスマスの翌日（26日）、ワシはまた激しく体調を崩して一日中寝ておったのだけど、
　月曜には何とか回復させて出勤したわけです。ここんとこ10日置きに体調を崩して
　いるような気がする。。今の職場に蝕まれているのか？＞ワシ。



　フフン、こうなったら緑車の活用以外ない！というわけで、迷わず駅ホームで
　グリーン券情報をチャージ！　いつもは人も少ないグリーン車乗り込み口に待機！逆光は勝利！（謎）







　・・・・大負けです。ボーナスが出たせいか、惜しげもなくグリーン券を買う輩が
　たくさんいて、すでにグリーン車が満干全席（？）です！（涙）。具合の悪い者にとって
　すでに役に立たない「優先席」制度（だって具合悪くても誰も席ゆずらんもんね、
　どんなに元気そうでも年寄りならすぐ席ゆずるのが暗黙の了解だけど）に立ち代って、
　最後の砦とも言える「グリーン車」制度は何ともはや、消え去ったのでありました。。






■写真。動物にエサを与えないでください。ましてやアセロラドリンクをや。

先頭 表紙

■風邪ひきました。具合悪いです。昨日はノドが激痛でしたもので、今日は頭痛と身体の
　だるさに変移。このまま激しい頭痛となってワシの風邪が完結するという、いつもの
　常道であります。

　ちなみに仕事は忙しいです。たぶんこれから一週間が1年間で最も忙しい時期です。
　今日は部署の忘年会でした（こんな時期によく忘年会なんて考え付くものだ）が、
　具合が悪いのでパスさせてもらいました。

　明日は職場全体の忘年会です（いまどきこんな職場があるのか・・・）。

　明後日は同僚の結婚式です（めでたいが勘弁してくれ）。

　明々後日はリハです。

　そして月曜日が来ます。。。






■さて、具合が悪くて今日は午前中休んでしまったわけですが、午後になって出勤する
　にしても、新宿まで立ったままなのもつらい。んなわけで、今回は悪魔に魂を売って
　湘南新宿ラインのグリーン車の利用と相成りました。


　　大変に乗り心地が良かったです。区間内一律片道750円（駅で購入）ですが、
　グリーン券を買うといっても切符を持つのではなく、Suicaにグリーン券
　情報がチャージされるので、そのまま乗車します。
　　
　席につくと、座席の上部にタッチセンサーがあるのでそこにタッチすると
　座席ランプが緑色に変わり（コンディショングリーン♪）、車内検札が
　終了となります（これにより車内検札が省略されます）。なかなかハイテクです。

　
　以前は「なんで通勤電車にグリーン車なんかつけるんだ！ていうかグリーン車なのに
　指定席じゃないってのは必ずしも座れるというわけではないのか」と思っていましたが、
　実際には「デッキに立っていてもグリーン券が必要」なので結構すいているのと、
　「具合の悪いときに座れてとても乗り心地がいいのは750円以上の価値あり」という
　感じです。乗り心地の良さといったら、まるで水面を滑っている感覚ですよあーた。
　つーか普通の車両にもあのサスペンションつけろくらいの勢いです。実際には車両の
　重量も関係しているのかもしれないけど。




■写真は鎌倉の長谷寺にて紅葉ライトアップの図。最近は紅葉ライトアップのために
　「夜間拝観料」を取るらしく、この写真を撮ったあと客の入れ替えのために外に
　出されてしまった。ちょうど入れ替わり時間の午後5時ちょい前。

　微妙にブレてしまったが、シャッタースピード１／５秒で手持ち撮影！だとしたら
　素人としては合格と思いたい。

先頭 表紙

※前出「信教の自由ではありますが」からお読み下さい。




■手塚治虫の「ブッダ」を全巻読み終わった。かなり考えさせられることが多かった。

　漫画「ブッダ」は、手塚氏が原始仏典やその他史実を元に創作した伝記状のもの
　（正確には伝記ではない）であるが、読んでいて重要なポイントとなることが
　いくつか考えられた。（←内容に書かれていることとは必ずしも一致しない）



・そもそもの仏教の始まりでは、今よくいる菩薩や如来など、有名な仏が出てきて
　「仏様が救ってくださる。ありがたいことだ」などというものでは全く無い。今の
　ニッポンで仏教がこのように広まったのは、分かりやすく民衆に仏教を伝えようとした
　昔のお坊さんが言葉のあやでそういう言い方を使ったからだと私は考えている。

・仏教の基本的な考え方は、「生きとし生けるもの全てが何らかのつながりを持っている
　ことでこの世界が出来ている」
　というもの。これが基本的な考え方であり、全てであると言っても良い。であるから
　して、「この教えを信じていれば救われる」といったいわゆる「宗教的」なものでは
　全く無い。

・ましてやお経などあげない。現代でお経として存在しているのは、サンスクリット語で
　書かれたブッダの言葉を記した本（ブッダ本人は本を書いていないので、全てが弟子の
　伝聞）の１節を訳して漢字に当てたもの。（今でも般若心経などはサンスクリット語の
　読み方そのままの１節があるし。）

・ブッダ本人は「これが正しい」「この教えを信じよ」などとは全く言っていない。
　ブッダ本人が言っていたのは、「正しく考え、正しく行動し、正しく生きるべき」と
　いうことであり、またその「正しい」ことの内容に関しては踏みこんでいない。
　踏みこんでいないのは、「それは自分の頭でしっかり考えなさい」ということ。

・ブッダ本人が死ぬ間際に言ったことは、「他人の考えを安易に拠り所としてはならない。
　大事なことは自分で考えて正しく行動することである」ということ。

・「救われる」という言葉の意味は、現代の新興宗教で使われている意味とは違う。
　一言で「救われる」と言っても、それは神や仏が手を差し伸べて「あなたを救って
　あげましょう」などという意味では決して無い。　私の解釈では、「他の生命体と
　共に、生きる痛みや苦しみを共有できる（慈しむ）ことが素晴らしい」。つまり、
　あなたが他の人や生き物の苦しみを少しでも感じることができるということは、他の人や
　他の命もあなたの生きる苦しみを少しでも感じてくれているということ。





■それなのにどうですか。どっかの団体は「一千万大勝利」などと標語を恥ずかしげも
　なく掲げているとこもありますよ。その団体の指導者曰くは、「とあるお題目を
　唱えれば、あらゆる仏が自分の味方になる。なんでも願いが叶う」とのこと。
　噴飯モノです。本当にあれで仏教団体なのか（爆死）。





■私は現存しているいかなる宗教にも入信しようなどという気持ちは毛頭無いが、原始仏教が
　持っていた基本的な考え方は嫌いではない。

先頭 表紙

■昨日は「天気が悪くなるまで行動だ！」とのことで横浜の赤レンガ倉庫を見に行って
　来た。曇っていて寒かったけど、ヒッジョーに素敵なところですた。こんな映画の
　撮影が出来そうなところがあるんで砂。車で行ったのでビールとか飲めないんですが。
　　つーかビール飲ませろ。ムキィ。（｀◇´）ノ


　初めてランドマークタワーとか眺めました（←今までは何がどれだか知らなかった）。
　横浜そのものは初めてじゃなかったけど、「何がどれ」というのはあんまり認識して
　いなかったので、今回はいろいろ発見が多かったのね。あと、横浜って都内よりも
　土地のスケールが広いから、歩きだと駅の近くしか歩かなかったりするのよねん。
　その点今回は車だったので、市内を走りながらアタリをつけることが出来たので、より
　三次元的に空間認識が出来ますた。うーん、まんだむ。

　今度は晴れてる日に行きたいな・・・・ってーか今日晴れてるじゃんかよ。　＿|￣|○





■右手指が痛い。昨日などは左手同部分に比べ倍くらいの太さに腫れてしまい。。。


　でもギターの練習するぞ！（笑）というわけでジャズギターの練習をこっそりと。

　でも右手がつらいのはイヤなので、コードボイシングの練習。これが難しい！こんなの
　無理〜、というほどでもないけど、マスターするまではかなり練習が必要という印象。
　ちなみに勝手に選んだ課題曲は「Stella by starlight（星影のステラ）」。名曲
　で砂〜。（´ー｀）y−゜゜゜

　今日はとりあえず全体をさらうとこまで。やっぱりジャズはハコモノギターだよなぁ
　という物欲が首をもたげないように強く生きていこうと思います（爆。






■というわけで午後はお買い物です（ギター買いに行くんじゃないよ！←ここ重要）

先頭 表紙

■最近とんと一眼レフを手に取る機会が無くなった。せっかくでかいカメラを持っている
　のだから使えばいいのだが、不思議と最近本当に触らない。昨日手入れするために
　酒精綿で拭いたくらい。　この前なんか久しぶりに持ち歩いたのはいいが、電池が
　切れているのにも気づかず望遠レンズをつけていって、現地で何も出来ずスゴスゴと
　帰ってきたという。＿|￣|○

　　カメラは（特に最近のＡＦ一眼は）電池がなければただのダンベル
　みたいなものです。特に我が家のはEOS-1というボディだけでも1キロ近くある
　機種なのでほとんどダンベルです（￣∀￣）。






■一眼レフを使わなくなるということ。

同時にそれは私が50mmレンズを使わなくなった証拠でもあります。CONTAX T3は
35ミリ単焦点、そしてOLYMPUS（デジカメ）でも27ミリ側（135フィルム換算）ばっかり使います。

　50ミリレンズというのは、自分で使っていて思いますけど絵が半端に
なりやすくて難しいです。かといって「寄れば」いいというものでも
なく、「寄って標準・引いて広角（場合によってはその逆）」という35ミリレンズのほうが、
日常スナップという意味でははるかに使いやすい。

　「標準レンズ（50ミリ）は画角が人間の目と同じくらいだから自然なのだ」と
言いますが絶対に嘘だと思います。人間というのは、自分の興味が向いた
対象を望遠のように拡大（もしくは広角でググッと寄る）し、広く風景を
眺めるときは当然広角レンズのように広い視界を持ちます。
　人間の目が「何も見ていない（なんとなくそっちのほうをボーと眺める）」
状態が最も標準レンズの画角に近いと思うのです。であるからして、
標準レンズを使って中途半端でない絵を撮るのは大変難しいと思うのです。

　このような標準レンズを使ってしっかりした写真を撮るには、フレーミング
とともに被写体そのもののパワーも重要となってきます。そういう「目」を
養うのが目的かもしれません。

　ただ、数ある交換レンズのうちでも最も完成された（各種収差がもっとも
少ない？）レンズが標準レンズであり、また上記の理由から「写真の修行になる」
というわけで、50ミリが「基本」とされているのだと思います。




■では標準ズーム（28-70ミリ）はどうなのかといえば。

　これが非常に便利で以前は結構使っていたのだけど、「使える」標準ズームというのは
　やはりＦ値（レンズ口径・明るさ）が大きいものがほとんど。自分もいくつか所有した
　ことがあるのだけど、性能的に「ちゃんと使える」と思ったのはF2.8の大口径レンズ
　だけでした。

　しっかしこれがでかい！レンズつけるとカメラ全体で1.5キロ。首から下げてても
　かさばるし重い。ほとんどアレです、修学旅行や卒業式になどに見かける「業者
　カメラマン」の人と同じです。結局あまり使わなくなってしまった。いい機材なのに。





■結局CONTAXとOLYMPUSの使い勝手が良くてそっちばかり使ってしまう。ワシは負け犬か。

先頭 表紙