himajin top
で む 年 報

☆兼業ギタリストです☆
参加アーティスト
EXILE/COLOR/DEEP/リサ・ハリム/RSP/伊藤由奈
宮脇詩音/玉置成実/Milkeyway/AZU/AISHA/ヒャダイン
HOME MADE家族/三代目J Soul Brothers/アイドリング!!!/Beverly

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2010-08-07 ああ勘違い
2010-07-27 音楽と仕事について
2010-07-03 CFSとBFTS雑感(1)
2010-07-03 CFSとBFTS雑感(2)
2010-06-20 昨晩と明日
2010-06-06 リリース情報
2010-05-27 近況
2010-04-26 Rec帰りですが
2010-04-05 新機材投入インプレッション
2010-03-28 瞬時に3月が終了


2010-08-07 ああ勘違い

■さて昨晩もREC作業でした。コンペ用のデモにギターを入れる仕事でした。

 準備万端でさぁギターを接続、といったところでトラブル発生。ギターの音が
出ない。出ないというかInputの値が反応ゼロ。なんじゃこれ。というわけで
「断線か」「EMG用電池が消耗したか」「プリアンプが逝ったか」など
考えたけど分からず、別のギターに交換しようということになり自宅に戻ったため
往復80分余計に費やしました。しかし新しいギターでも全然音が出なくて
何が起きているのか完全にわからんちん、となり、バックアップ用のアンプに
切り替えようとしたときに、「別のInputから挿してみましょうよ」と言われて
アッー!と気づいたのが・・・・表ではなく裏のInputにOutputの端子を挿してた(つд`)。
・・・得てして大トラブルの原因はローテクな理由だったりしますね。

しかしそんなこと恥ずかしいというか申し訳ないというか、本当の理由なんて
言えない(涙)けど「もしかして物凄く初歩的な理由でした?」気づかれた〜(つд`)。

とにかく体力と気力を消耗し睡眠時間を削り迷惑をかけたのが
原因かは別として、自分の仕事ではない部分も当初の予定のようには
いい結果にならず、失意の帰宅となりました(T_T)。あーでもないこーでもないと
いろんなパターンも長時間弾いたので徹夜になり指も痛い。サウンドも何となく
思い通りにならず。



■結局、InputとOutputを間違えたのは、要はアンプの前にワウなどを
つなぐかもしれないと想定したので、いつもInputを上側にして置くところを
今回は下側にしたのでした。そしたら裏側のOutputも上下が逆になることを
忘れていて、逆に挿したのが原因でした。。

いつもと違うカバンにすると何か忘れ物をしたりしますが、良かれと思っても
構築された流れを変える場合はよっぽど慎重に確認・点検が必要ですね。

先頭 表紙

というわけで、InputとOutputを間違えるだけで人生の教訓が学べると(そう思わないと生きていけないwww)。 / 電ボ屋 ( 2010-08-07 12:51 )

2010-07-27 音楽と仕事について

■というわけで今日もREC作業終了。今日はループものだったので作業も
早く終わりました。でもここ数週間しっかり練習していたのも作業時間短縮に
一役買っているような気がする。微妙な違いを求められてもそれを反映・再現
できるかどうかというのは、やはり日々の練習が無いと理解できないし
実際に体現できないわけで、忙しくても(7月は4回の休日出勤ですが)
練習は大事だなと思いました。
 私の伯母が「そこまで(自分の中の音楽を)育てたのなら、昼間の仕事が忙しい
からといって、音楽の訓練をおろそかにするのはよくない。もっと大事にしなさい」
と言っていたのを思い出しました。

 私は正直な話、音楽で生計を立てるかどうかということには今や全くこだわりが
なく、プロだろうがアマだろうがその人がいかに充実した音楽ライフを送るか
ということが一番重要なのだと考えています。

 実際のところ、音楽だけで生計を立てるというのは大変厳しいことであり、
それが出来ているのは自称「プロ」のうち3割と言われています。そもそも
音楽でお金を儲けるというのは一部の権利所有者以外ありえない話であり、
まぁ採算の合わないというか全然儲からない業界です。特に楽器演奏者は
専門職なだけで収入の構造が肉体労働・日雇いと同じですから、軌道に
乗ったとしてもそれだけでサラリーマンと同様に年間数百万の年収を稼ぎ出すのは
大変なことです。収入の見通しが立たないと家庭持ったりローン組んだりするのも
大変ですよ。
 音楽で「生計を立てる」ことに固執すると、音楽をやることが社会生活としての
責任や義務などを帯びてくるため、そこがうまく乗り越えられない場合
(食えない場合も含む)に悲惨なことになります。音楽をやる上で大事なのは
生計を立てることではなく、いかに自分の音楽を磨いて育てて豊かなものに
していくかということです。
 私が思うのは、生業(なりわい)というのは「自分のやりたいこと」じゃなくても
いいと思うんです。「その時の自分が一番稼げること」でいいと思うんです。
生計を立てることは大変重要なことですが、そのことだけに全てのエネルギーを
注いでしまうと他のことが見えなくなります。また、「貧すれば鈍する」ですから
食えない生活が続くと音楽の感覚もどんどん鈍ります。

 私は、とにかく「どんな形態であれ音楽を続けられる」ことが大事だと考えています。
人によって「適した音楽との付き合い方」は全く違います。
プロの演奏者になりたいと熱望している人がプロの演奏者としての生き方が
その人の音楽の付き合い方に合っているとは限りません。

 だから私は、もし自分に音楽に才能があったのだとすれば、単に「やめなかった」
ことなんだと思っています。どんなに下手っぴぃな人でも、10年真面目に
やっていれば、限られた分野ならばちょっとした職人芸の世界です。

 これから音楽の道を志す人に伝えたいのは、とにかくどんなことがあっても
音楽をやめないで欲しいということ。やめずに続けた奴だけが、自分が死ぬときに
笑えるんです。やめずに続けた奴だけが、自分の人生を音楽に乗せることが
出来るんです。そして、自分の生き方の選択肢を狭める必要は無いということ。
音楽を仕事にするかどうかということで自分の音楽をスポイルしてしまったら
本末転倒であるということをお忘れなく。

やめることなく音楽と付き合い続けられるやり方が、その人に
合っている音楽との付き合い方なんだと思いますから、そこを拠り所
として考えれば、間違うことは無いと思います。

先頭 表紙

あと、まぁ単純な話で、自分は音楽の演奏だけで生計を立てる実力はありません。こういうセミプロミュージシャンでバイトするくらいが限界だと思います。でも、音楽やるってそれだけが目的なの?って話じゃないですか。ていうか、そう思えるほど自分の中で音楽をやることが一般化できてきたのかもしれません。 / 電ボ屋 ( 2010-08-09 00:05 )
みなみつん>いい意味での話、と受け取っておきますね。でもねー、正直な話、プロになりたい、っていうことで視野が狭くなってしまってる人ってたくさんいると思うんですよ。仕事でもなんでもそうだけど、手段まで自分の思い通りになるなんてことは稀で、大枠で見て自分の望んだ方向に動いていれば、人生はうまくいったほうなんだと思いますよ。 / 電ボ屋 ( 2010-08-08 23:57 )
ここ数年の状況や心境の変化をここで読ませてもらっていただけにこの日記は何か感慨深いですね。 / みなみ ( 2010-08-08 18:18 )
fukuさん>セッションもいいですよね。私は正直な話ジャズはようできんので、いわゆる「スタンダードをやるセッション」みたいなのは苦手ですが、曲の研究とか準備の質を変えてくれるような気がしています。 / 電ボ屋 ( 2010-08-07 11:50 )
マッキィ>ま、今はどこの業界が安定してるなんて無いよね。サラリーマンも(意識的に)続けていればプロの仕事だし。だから仕事なんて何やっても本質は一緒だと思うんだよね。続けられる・稼げることが仕事になればそれでいいと思うわけですよ。 / 電ボ屋 ( 2010-08-07 11:45 )
おー耳が痛い(笑)。確かに続ける事は大事だね。久しぶりにセッションに行きたくなったです。 / fuku ( 2010-07-29 10:16 )
音楽はたしかに厳しい世界よね。所属グループのほか、有名な人のサポート、楽器を教えたりして、がんばってるんだなーと、彼らと距離が近くなってわかったよ。サラリーマンも今は金銭的に厳しいね。安定や保障は少しはあるけれど。 どんな道でも、続けることが大切だなーと思うよ。仕事も、語学も、音楽も、なんでも。 / マッキィ ( 2010-07-27 21:48 )
今回はAZUさんではなく別の人でした。 / 電ボ屋 ( 2010-07-27 03:32 )

2010-07-03 CFSとBFTS雑感(1)

今日は半分仕事で職場にいるので腹いせにww、音痴な楽器である
ギターのチューニングを解決しようとする二つの考え方について言及します。


CFS(サークル・フレッティング・システム)は、弦をフレットに
直交させることで、ネックポジションによるピッチの変化を
最小に抑えようとする装置。つまり、ローポジションで
コードを押さえて(ここ重要)合うようにチューニングすれば、
その音程間隔をハイポジションでも維持できます。

通常のギターは開放弦で合わせると、開放弦のみの音程が合っている
ので、フレットが弦に直交していない場合はローポジションでも
ハイポジションでも厳密にはコードを押さえた瞬間に和音のピッチが
崩れます。ローポジションのほうが崩れ方は目立ちにくく、
ハイポジションのほうが目立ちやすいです。
1音あたりの弦長が音が高いほど短くなるので、弦とフレットが
交わる角度は同じでもハイポジションのほうが音程のズレが大きく
なるわけです。
 実際、弦がフレットに直交していないことによる音程のズレは
ローポジションではほとんど気にならないと思います。それより
平均律による「AコードにあわせるとDコードが変だな」というズレの
ほうが問題になるでしょう。

平均律という意味では元々「きちんと響く」位置からはズレています
ので、CFSはそのズレは直してくれません。Aコードにあわせたら
Dコードはなんか違う、というあのズレはCFSでは直りません。
つまりギターならではの「コードによる響きのズレ」は解決できません。
ただ、フレットが弦に直交しているので、ノーマルフレットの
指板よりも基本的なピッチ感はローポジションでも向上しており、
特にハイポジションでもローポジションなみのピッチを維持できるので
その「基本的なピッチ感の向上」に気がつくのがハイポジションである
ということになります。

先頭 表紙

2010-07-03 CFSとBFTS雑感(2)

バジーフェイトン・チューニングシステム(BFTS)は、ピアノの
チューニング方法をギターに応用することで、平均律の
音程でもあらゆるキーで響きが均一(に聞こえる)になるように
調整したものです。よって、「AコードにあわせてもDコードがきちんと
響く(ように聞こえる)」「管楽器やピアノと合わせやすい」と
いうことになります。ただし、ハイポジションで少しピッチが
上ずったように聞こえる場合があります。これはCFSが解決できて
BFTSが解決できない「フレットと弦が直交しない」ギターの構造的な問題です。


どちらもノーマルのギターよりもピッチが大幅に改善されているので
他の楽器とも「合い方」が良くなります。どちらを選んでも
今までのギターよりも「ピッチがいい」と感じられるでしょうし、
その恩恵に預かることが出来るでしょう。

 CFSではポジションによるピッチ変化を最小に出来てチューニング
手法も従来と変わらないので、使い勝手はいいと思います。
特にハイポジションでのピッチが今までのギターよりも改善されて
いるので、メロディラインを弾く機会が多い人やハイポジションでの
コードワークが多い人は「良い」と感じられると思います。
実際、私なども「その曲でよく用いるポジション」にあわせてチューニングすることも
多々ありますので、そういう意味ではギターの欠点を1つ解決したものと
言えるでしょう。

 BFTSはピアノや管楽器に対してギターでコードを乗せていくような
演奏スタイルの人に適していると思います。転調してもコード感が
変わらないので、エレキよりもアコギの人が恩恵があるでしょう。これは
今まで誰もギターでは解決できないと思っていたことを解決した画期的な
考え方だと思います。しかしCFSと違って、メロディラインを弾いているときは
そのよさには気づきにくいかもしれません。
 事実、今までSuhrのエレキギターはBFTSが標準搭載でしたが、Suhrギターの
プレイヤーはBFTSのメリットを享受できるような演奏スタイルの人が
少ないらしく、BFTSの搭載は「オプション」に変更されてしまいました。


というわけで、ギターという不器用で音痴な楽器をどうにか改善
してやろうということを考えてくれる人たちの努力には本当に
頭が下がります。こういう人たちのおかげで、プロ・アマ問わず
音楽を愛好する人々が、より幸せになれるのだと思います。

先頭 表紙

そんな私はCFSのストラトを一本オーダー。 / 電ボ屋 ( 2010-07-03 18:36 )

2010-06-20 昨晩と明日

■昨晩はRec作業でした。ここのところ同じAZUさんの作品に携わらせて
いただいてます。


で、超ひさしぶりにアコギを弾きました。やはりアコギはギターの原点という
気がします。エレキにもビンテージとかいろいろありますが、でもやはりエレキは
あくまで派生楽器だなと実感させられる瞬間があります。


 指定のアルペジオがおよそギター的な発想ではないラインだったため、
演奏は激ストレッチの連続で困難を極めましたが(発売されたら誰か耳コピ
してみてよww)、何とか録り終えて帰宅したのは午前5時半。。。
左手が痛くて熱を持っているのでアイシングしているところ。ケーキ屋とかで
もらう保冷材が気持ちいいです(´∀`)。。。



あー明日はボーナス日だ。サラリーマンの特権だなwww。

先頭 表紙

ま、それも夏の車検でガッツリ無くなるけどな(つд`)。 / 電ボ屋 ( 2010-06-20 16:49 )

2010-06-06 リリース情報

■AZUさんの作品に参加させていただいたので告知します。今回も
いつものCrewsで弾きましたが、たまには他の音も欲しいから今度
機材の拡充も図ろうかななんて考えていますw。


AZU 9th Single 「たしかなこと」 7/21(水)発売
BVCL-109〜110(初回盤)、BVCL-111(通常盤)
初回盤1,500円(税込)、通常盤1,200円(税込)

01. たしかなこと
02. We♥
03. Angel
04. Strawberry Pie
05. たしかなこと (Instrumental)
06. We♥ (Instrumental)
07. Angel (Instrumental)
08. Strawberry Pie (Instrumental)


 私はM-02とM-04(06と08)で参加しています。



■ギター本体の話をしますと、今まで私はPU構成がSSHやHSHのギターばかりを
弾いてきました。凄く便利なんですよね。複数のギターを持ち込めない現場では
変化をつけたりいろいろなサウンドを出すときには、このバリエーションの広さと
使いやすさってのは本当に助けられています。

 が、バリエーションの広さと引き換えに、「シンプルにあの音が欲しいな」
っていう部分を犠牲にしていると思います。また、リアハムで歪ませた音で
リードを弾く機会も減りましたしw、ストラトシェイプのギターでもリアから
ハムの音がすると「またか」って思ってしまうしww、リアを歪ませるときに
もっとスッキリした音にしたいのにハムなもんだからハーフトーンで代用する
しかなかったりwww。

 後輩の買ったギターを弾いて「テレキャス最高」と一瞬思いましたが、
やっぱり私はトレモロアームは演奏表現として欠かせないツールなので、
3シングルのストラトでも作ろうかなと考えているところです。考えている時間が
一番楽しいかもwww。ギタリスト共通の感情だと思います。

先頭 表紙

ちなみに変り種として「HSS」という組み合わせのギターも一本持っているのですが、これはとあるビルダーさんに作っていただいて今はそれが形見となっているのですが、今となっては使うには大幅に改造が必要だな・・・。 / 電ボ屋 ( 2010-06-06 11:20 )

2010-05-27 近況

■激多忙で過ごしているうちにまた一ヶ月が経過してしまいました・・・。


 とは言っても音楽というよりは昼間の仕事で。昨年11月くらいからスタート
した年末〜年度末業務の全てが終わりきらないうちに次年度業務がスタートして・・・
という中でやりたいこともやるべきことも休息も最低限で駆け抜けていて、
こないだとうとう背中の筋肉が炎症を起こして動けなくなりましたが(笑)。
病院相手に仕事をしているのですが、自分が病院に行くのは苦手なので
普段風邪を引いても病院になんぞ全く行きませんが、今回は朝起きたら出勤できる
状態ではなかったので、這って病院に行きましたが。。だんだん無理が
効かないというか、今までの無理が溜まっているというか、そういう状況に
差し掛かっているようです。

 ただそれを時期的に越したところで、ここ1週間くらいようやくモノを
考えながら仕事が出来る状態が訪れているので、なんかそれだけで休んでるような
気がしてしまいます。ずっとフルスロットルだと、アクセルオフで時速90キロ
出ていても休みのような気がするという感じでしょうか(笑)。



■職場の後輩がギターを買うというので、それに付き合って一緒に楽器屋さんに
行きました(仕事帰りにそういう時間が持てるのもひさしぶりか?)。

 一緒に試奏をして、結局ステキな赤いパールのテレキャスに決めましたが、あの
テレキャスなら自分も欲しいなぁなんて思いましたね。最近のFender USAは
ちゃんとできているなと。JCアンプに直挿ししてカッティングするだけで
ご機嫌な(死語?)トーンがちゃんと出てくる。レスポンスもいい。何より
テレキャスはあんなにフロントPUの表現力があるとは思いませんでした。
シンプルで潔いスペックのギターですが、ある意味どんな音楽でも対応させる
ことが出来るなぁと思いました。ストラトにこのぶっとさは無い気がするので。

 そうか、そろそろボーナスが出るしな・・・。なんて言ってみただけ(笑)。

先頭 表紙

2010-04-26 Rec帰りですが

■というわけで帰宅して風呂入りました(ただいま午前三時)。あと三時間ちょい
したら起きて仕事ですよ。。。トランスっぽい?のにギターを載せましたが
なかなか難しいですね。作曲者の美的感覚と、こっちの「いかにギターを弾くべきか」
というプレイヤー感覚は元々方向性が違うものだから、そういうものが何事も
なくかみ合うということは難しいかもしれないと思った今日の録音作業。



■今日は求められているサウンドまで音作りがなかなか行き着かなくて苦労
しました。ていうか最終的には似たような感じにはなりましたが、ドンズバその音
というわけにはいきませんでした。(ドンズバって懐かしい言い方だなww)。

 自分の感覚ではギター自体がP-90か何かのPUを使っていて、さらに箱ボディかな
とも感じられるちょっと間引かれた感じの周波数構成だなという感じでしたが、
いかんせんソリッドボディで全音域が豊かに鳴るギターを使っているので
どうも芯がある音にしかならない。

 理屈っぽい話をすれば、ギターというものはソリッドエレキだろうが
セミアコだろうが、6本の弦が放つ倍音の塊以外のものは持たないわけで。
つまり、弦にくっついてるボディやネックがフィルターになっていて、弦から
放たれる倍音の特定の部分を削る(or若干共鳴して増す)ことで音色が決まる。
 つまり、アクティブEQがあればある程度どんなエレキギターの音も再現できないわけでは
ないということになる。事実、EQによってシングルコイルの音をハムバッキング
らしく変化させることも可能だ(その逆もね)。


 しかし今日は求める音にたどり着かなかったわけで、今後の研究課題として
かなり大きなネタになりそうな感じ。


■今日は休日出勤していた先輩より情報がもたらされて、自分がとんでもない
大失敗を犯していることが判明。それこそ事の成り行きによっては辞表の書き方の
練習もしないとなというレベル。今日は車でRecから帰宅しつつ、横目で深夜の
個人タクシーを見て「自分も半年後には何の仕事をしているのかな」と真面目に
考えてしまった。

先頭 表紙

どうもその後考えていて、あの間引かれてザラッとした感じはFUZZかRATみたいなやつかな?と思っています。クリップしている感じをEQでいじろうとしたけど波形が違う気がする。たぶん芯があって粒が細かいのはチューブオーバードライブだからかもしれない。 / 電ボ屋 ( 2010-04-29 22:09 )

2010-04-05 新機材投入インプレッション

■ようやく録音作業が終わって帰宅(午前3時)。朝は6時半に起きて
また仕事ですよ〜(つд`)。ま、最近都内に転居したので、録音現場との
交通時間が半減したのはうれしいこと。



■今日の作業から、新機材であるFractal Audio System社の「Axe-FX ULTRA」
というプリアンプが導入されました。


 とりあえず昼間のうちに七つくらい音を作って現場に持ち込んで、現場で
エディットしながら演奏した印象だと、

・音がピュア
・レスポンスがすばらしい。まるでチューブアンプのよう。
・ノイズがほぼゼロ(クリーンサウンド時)
・歪ませていってもノイズが乗らない。
・ノイズゲートがシュワシュワしない。
・コンプを始めとしてエフェクタ関連が秀逸。
・「あの音」がだいたい全て入っていて、Axe-FX以上の値段のアンプの音が
 ゴロゴロ入ってて使える(しかも音がいい)。


 サウンド面でのハイクオリティさが目立ちます。明らかに業務用クオリティを
狙った作りのよさです。これ、アマチュアが宅録で使うんだったらこんな機材は
要らないと思います・・・と言いたいところですが、アンプが違うと演奏の
ニュアンスまで変わってしまうものだというのがこの機材を使っての印象。
やはりPODとのクオリティの差は歴然としていました。とにかくローノイズで
あることが好印象です。ていうか業務用スタジオ機材はこうあるべきなんだと
思います。とてもストレスが無いですね。モダンハイゲインアンプだけではなく
Plexiなどがすばらしいし、さらにJazz系の音が「あの」感じで本当に使える。
モコモコさせて誤魔化したのではなく、本当に温かい音ってこんな感じだなと。
「あの音が使いたいけど本物は手に入らない」という人はこの「Axe-FX」シリーズは
冗談抜きでお奨めです。使いたい音が1個しかない人でもお奨め。


【加筆】

>使いたい音が1個しかない人でもお奨め

 と書いたのは、たとえば「CAE3+が欲しいけど他は要らない」とか
「Plexiの本物は入手できないけどRecで使いたい」とか、そういう
単発的な使い方の人にもお勧めという意味です。スタジオに入って
マイク立てて、ということをしなくても、スタジオでベストなマイキングを
して、それをモニターした音がちゃんと出ます。CAE3+より安く
CAE3+が買えるようなもんですwww。しかもスピーカやパワーアンプ
無しで使える。真空管の劣化や温度変化を考える必要がない。ノイズが
少ない。セッティングが自在。アンプやエフェクターに関する基礎知識が
皆無な人には使うのが難しいかもしれないけど、普通にエレキギターを
弾いている人だったらちょっと慣れればOKだと思う。

先頭 表紙

2010-03-28 瞬時に3月が終了

■何もない休日というのは本当にどれくらいぶりか。というわけで今日は
自宅でストーブに当たりながらギターの練習をしておりました。基礎練習を
した後でコーヒーをすすりながらいろいろな曲に自分のアプローチアイデアを
合わせていくのはとても楽しいですね。


 とは言うものの、2〜3月にかけては練習らしい練習が全く出来なかったので、
今日はほとんどリハビリのような状態(つд`)。昨日は30分だけ時間が出来たので
ちょっと弾いてみたら、まるで他人の手のような感覚でショックを受けました。
ちょっと準備体操すれば指は動くんですが、手袋越しにギターを弾いてるみたいな
感じで。。。こりゃヤバイという感じでした。

 今日はギターという楽器を確かめるように一個一個の音を出した、わけですが、
最初は「まだ結構弾けてるかな」という気がしてたけど、手から出る細かいリズムや
タッチがちょっと退化しているのが分かって、あららという感じ。ただ何が昔と
違うかといったらその「ダメな状態」が自分で検知できるというところ(つд`)。
脳みその音楽だけは鍛えていたので、そういう感覚は鈍っていなかったらしいのが
救いでしたが。




■久しぶりの休日にあわせたかのように古内東子の新しいアルバムがAmazonから
届いたのですが、それがかなり良い感じでした。やっぱり自分はこういう
スロー〜ミディアムなテンポの曲が好きだなぁ(体力的にも速いのはきつい)。
このアルバムもヘビロテ決定。

 4月はゆっくり練習できるといいなぁ。。

先頭 表紙

て゜は今日はひさしぶりにRec作業に行ってまいります。 / 電ボ屋 ( 2010-04-04 07:51 )

[次の10件を表示] (総目次)