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で む 年 報

☆兼業ギタリストです☆
参加アーティスト
EXILE/COLOR/DEEP/リサ・ハリム/RSP/伊藤由奈
宮脇詩音/玉置成実/Milkeyway/AZU/AISHA/ヒャダイン
HOME MADE家族/三代目J Soul Brothers/アイドリング!!!/Beverly

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2009-12-26 エレキギターの話(2)
2009-12-24 安物ギターの話
2009-12-04 アンプの話(1)
2009-12-03 アンプの話(2)
2009-12-03 アンプの話(3)
2009-12-03 東京変遷の記録
2009-12-02 本日発売だ
2009-11-16 映画「THIS IS IT」
2009-11-07 ひさしぶりにリリース情報
2009-11-03 初心者になぜブルース?


2009-12-26 エレキギターの話(2)

【ぶっちゃけた話】

※弦高を下げると「テンションが下がる」と言われます。これは半分正しいです。半分というのは、
 弦高の高低によって弦自体の張力が変わるわけではないからです。しかし、フレットと弦の
 距離が狭まる分、指に必要とされる力は少なくなります。より軽い力で演奏することが
 出来ますので、プレイヤー的には「弦のテンションが下がった」のと同じ意味になります。


・エレキギターはアコースティックギターと違って「共鳴」がありません(皆無ではないが)ので
 共鳴ではなくフィルタ効果が主になって音のキャラクターが作られます。よって、弦の持つ
 元々の音色からの引き算のほうが色濃いです。アコースティックギターの場合は、
 「元々の弦振動の音+弦振動によって共鳴胴が共振した音」が主となる音色成分となります。

・しかもエレキギターの場合はこのフィルタ効果に差が出るのは、材料のクオリティよりは
 構造によるものが大きいので、同じ構造のギターで、きちんとセッティングされているものであれば、
 高い材料と安い材料で実はそんなに音の差はありません。目隠ししてしまえば分かる人は
 ほとんどいないでしょう。

・ただし、材料による音の伝播速度は異なるので(同じ木でも部位によって違う)、弾く本人には
 「鳴る」「鳴らない」の差はわりとハッキリと感じられます。上手くなりたければいい楽器を
 使うべきなのは、エレキギターも同じ話です。

・ま、なんでもいいんだよギターなんて(笑)。ちゃんとしたクオリティの楽器なら、あとは
 マニアの人があーだーこーだ言うほどは変わらんよ。というのが持論です。

先頭 表紙

でも、「新しいシャーペン欲しいな」的な感覚で新しいギターが増えたりするのです(汗)。自分の好みの書き心地というのは大体決まっているので、増えていく場合も似たようなギターばっかり増えていきます。欲望の限りを尽くせるほどお金がないので言うほど増えませんが。。。 / 電ボ屋 ( 2009-12-27 17:04 )

2009-12-24 安物ギターの話

■今日音楽仲間が経営するレストランで飯を食ってきたのだが、
そこにはギターやベース、ドラムが置いてあって他に客がいなければ
好きに演奏できるようになっている(笑)。



 さて、そこには安物の(失礼)ヤマハのPacificaがギターとして置いてある
のだが、そのメンテを私がしていて(笑)、予想外にいい音がするので驚いた。

 エレキギターの法則として、

「生音の良し悪しはアンプからの出音とは必ずしもリンクしていない」

 というのがある(ワシの法則w)。確かに今回のPacificaもパーツや作りは
安物感が漂う感じで、生音もそれなりなのだが、プラグインしてびっくり。
まるで本物のストラトのようだ。レスポンスも申し分ない。目をつぶったら
「これカスタムショップ製のストラトだぜ」と言われても「へえそうなんだ」と
思ってしまいそうなくらいストラトだった。もちろん作りは値段なりなので、
実際の「仕事」になったらコンディションを保ったりセッティングやタッチを
追い込んだりするのは難しいだろうが、これはこれでストラトとして充分に
成立しているなと感じた。

 クリップタイプのチューニングメーターをつけると分かるのだが、
こういう安いギターは倍音が整理されていないので、チューナーが迷う。
いろいろな音程が混在しているので、チューナーが弦の主音以外の音程を
拾ってしまうためだ。高いコンポーネントギターは倍音が整理されているので、
チューナーがバシッと結果を返してくる。
 倍音が整理されると、当然楽器の発音はスッキリとしてクリアな音に
なるので、いろいろなシーンで使うのに便利だ(エフェクタのノリがいいとか)。
しかし、倍音が整理されたストラトタイプのコンポーネントギターは、どこか
ストラトらしくない音になってしまう。

 某Fen●er社の言う「Twangy」というのは、日本語で言うと
「ビヨーン」「ミヨーン」という弦振動の音の感じを言うのだが、まさに
ここに秘密が隠されているような気がする。つまり、某Fe●der社のギターや
ベースは、作りやパーツがチープなことにより倍音の整理されていない感じが
逆にあのオリジナルなトーンを生んでいるのではないかと思うのである。
 それが証拠に、他メーカーが気合を入れて贅沢で高精度なストラトを作ると
とってもスッキリして美しい音のストラトが出来上がってしまう。
 よって、F●nderぽさを追求した高級コンポーネントストラトなどは、
高いお金をかけて安い作りならではの音に近づける努力をしている。
(正しくは、高精度でありつつ安いパーツっぽい音になるような感じを追求している)
 何か本末転倒な感じもしないではないが、ビンテージサウンドを追求しつつ
現代的な使い勝手を求めると、そういうふうになってしまうわけだ。

 何が「いい音」になるのかは場合によりけりで、値段とは必ずしも関係ない
という場合があるといういい例になるのかもしれない。



※ただし、製品としては値段とクオリティはリンクしているので、安物を
 買えば幸せになれるというわけでは決して無い。また、業務用に使える製品
 というのは、性能云々だけでなく、耐久性やコンディションの維持の
 ために高級パーツを使用することが多い。個々人がそれぞれ自分のニーズに
 合った楽器選択をしたいのであれば、単純に弾いてみた印象と見た目の好き嫌い、
 後はお財布と相談、という何とも普通な答えになる(笑)。

先頭 表紙

みなみつん>ま、だから楽器なんて何でもいいんだよねw。あとでもう一本エレキギターの話を書くよ。 / 電ボ屋 ( 2009-12-26 13:02 )
面白い(笑)。最後にフツーな答えになっちゃうのがまた面白い(笑)。 / みなみ ( 2009-12-24 16:55 )

2009-12-04 アンプの話(1)

■エレキギターのサウンドは何が肝か。これはいろいろ意見があるだろうが、
楽器は基本的に「弾き手7割」と言われており、まともな楽器(きちんと
調整が効く品質という意味)を使うという前提であれば、リスナーの耳に届く
音色は7割がプレイヤーの質に依存している。事実、上手い人が弾けば
安い楽器でもそれなりの音がするし、きちんと音楽になる。下手な人の場合は
高い楽器を使っても下手さが明瞭に出力されるだけだ(いい楽器ほど
プレイヤーのタッチをクッキリと出すので)。上手くなりたければ
いい楽器を使え、というのは、いい楽器を使ったほうが自分の演奏の下手さが
よく分かるから上達が早いという意味なのだ。


 さて、では残りの3割がどうでもいいのかと言えばそういうこともない。
よい機材を使えば、プレイヤーの演奏を最大で3割押し上げることが出来る
ことになるわけで、この差はかなり大きい。

 プレイヤーの腕を抜きにしたとして、エレキギターのサウンドを構成する
ものは「ギター」と「アンプ」だ。
 ギタリストはどうしても「ギター」のほうが気になる。見た目も美しいし、
実際に自分の手に触れるものなので、個体差による音色の差も
大きいような気がする。「あのギターだったらああいう音がするのでは」
「こんな音楽にぴったりだ」etc....という妄想に耽るのは本当に楽しい。
アンプなんて何でもいい気がする。
 しかし、今までやってきた経験から言って、エレキギターのサウンドの肝は
「6割」がアンプで決まる。録音作業に携わるようになって実感したのは
曲によってアンプのセッティングを変えるのではなく、アンプ自体を変える
ほうがギターの役割を変化させることが出来るということ。アンプによる
音色の差というのはそれほどに大きく、曲が持つ雰囲気への影響が大きい。
また、個々のアンプというのはそれぞれ得意分野があって、いい音がする
セッティングというのは限られていて、曲やアンサンブルによってその
セッティングのバリエーションを探るという感じの使い方になる。
つまり、1台のアンプで使えるキャラクターは限られているのだ。
また、アンプ自体はスピーカー部分があるので大きくて重い。
いいアンプというのは安いものではないし、お金があってもそうそう
何台も自宅に置いておけないのだ。

 そこに革命をもたらしたのが、デジタルシグナルプロセッシング(DSP)
という技術だ。これによって、1台の機材の中に複数のアンプを
シミュレートする回路を持つことが出来るようになった。もう販売されて
いない(売ってても高すぎる)ビンテージアンプなどもリアルに
再現されているのだから驚きだ。
 さらにスピーカーをシミュレートする技術が確立され、わざわざアンプを
鳴らしてそれをマイクで拾うということをしなくてもよくなった。

 つまり、ギターとDSP機材があれば、「立派な」「本物」が無くても
ライブもリハもレコーディングも「リアルな音」を残すことが出来るように
なったのだ。

先頭 表紙

2009-12-03 アンプの話(2)

 このDSPという技術を使い、DSPアンプ業界を大きく牽引したのが
Line6というアメリカの会社だ。リアルにシミュレートされた憧れのアンプが
これでもか!というくらいに内蔵され、しかもそれが数万円で手に入る
というコストパフォーマンスが受け入れられた「POD」シリーズは
今なお世界的なベストセラーとなっている。かく言う私も使っている。
とにかく、「こんなリアルな音がこの値段で」という費用対効果では
ほぼ世界一と思える。私が今まで携わったREC作業は全てこのPODを
使っている。

 さて、DSPということは、アナログで入ってきたギターの生音を
デジタル信号に変換し(A/D変換)、デジタル信号で音を作る。そして
完成された音は再びアナログ信号に変換され(D/A変換)、スピーカーを
鳴らすわけだ。
 ところが、このA/D・D/Aコンバータは値段による性能の差が大きい。そして
「数万円」というコンシューマー価格に縛られたPODシリーズは、この
コンバータ類にお金がかけられない。いくら内部のデジタルプロセッシングが
優れていてリアルなアンプサウンドを作れたところで、これらコンバータの
性能が低いと、オーディオ的な意味合いでの音質が悪くなってしまう。
また、音質だけでなく信号変換の時間も長くなると、その時間が長いほど
レイテンシー(音の遅れ)となって「何かレスポンス悪い」「音が遅い」
というストレスをプレイヤーに与えてしまう(実際にはレイテンシーはとても
短いのでリスナー側には認識できないが、プレイヤーの感覚としては実感出来る)。

 最近の製品はだいぶこのコンバータも良くなりレイテンシーも千分の数秒
に抑えられているので問題ないのだが、音声信号変換の絶対的な性能と音質は
高級品に追いつかない。

 そこでLine6などが考え出したのが、「信号を変換しないでそのまま
DAW(PCのハードディスクレコーダ)に入れる」という裏技だ。これによって
安いコンバータを経ることによる信号変換ロスをなくすことが出来るわけだ。
事実、DSPアンプからDAWにUSBで接続することで最高音質が得られる、と
説明書に書いてある。自宅録音のアマチュアならば、それこそPODだけでは
なく自宅のオーディオインターフェイス(これもA/D・D/Aコンバータ)の性能に
依存することなく、PODの最高音質を取り込むことが出来る。条件を絞る
ことで、高い費用対効果を得たわけだ。

 しかし、プロの現場は事情が違う。いわゆる「卓」と呼ばれる音響用
コンソールにはマイクやらその他のアナログ機材が多数接続されている
わけであり、そこにUSBなどはつなぐことは前提とされていない。だいたい、
PODの後段に何かエフェクタをかませたらその時点でUSBでの接続は出来ない。
よって、卓にはアナログ信号を送らなくてはならないのだ。となると、
PODは厳しくなってくる。アンプのリアルさは本当に値段を超えた性能が
あると思うがオーディオ的にはプロ用ではないので、S/N比やセッティングの
追い込み自由度に限界がある。実際、録音した場合の音の明瞭さや太さ、キレは
プロ用機材とかなり違う。ライブやコンサートの現場では、これらの
オーディオ的な音質よりも別の部分(使い勝手や頑丈さ、アンプとしての
音のそれっぽさなど)が重視されるので、PODシリーズでも何の問題もなく
プロの現場で使えるのだが、録音でのシビアな追い込みは正直厳しい。

先頭 表紙

2009-12-03 アンプの話(3)

また、PODが優れているのはアンプ部分であり、付属の各種エフェクタは
「イナタい」音の感じなのはいいのだが性能的には決して優れたものとは
言いにくい。よって、PODでの仕事ではエフェクタ類はほぼ全て
OFFにして、アンプだけの状態を用いることがほとんどだ。コーラスを
かけたい場合は2回重ねて弾いたりする場合が多い。

私としても、さすがに「これを仕事に使い続けるのは厳しいな」という感覚が
フツフツと湧いてきていたところだった。また、これ以外の機材を持って
いなかったため、バックアップが無いのでPODが壊れたら仕事が出来なくなって
しまうという状態だった。


そこに彗星の如く現れたのが、FRACTAL Audio Systemsという会社の「Axe-FX」
シリーズである。調べていただければ分かるが、さすがに値段が「業務用」な
だけあって中身も相当業務用クオリティだ。しかし、今までだったら
小型冷蔵庫くらいの大きさになってしまうラックシステムのプロ用機材を、
わずか2Uというサイズに全て包括してしまったというのがこれの凄いところだ。
アンプ部分だけでなく内蔵エフェクタ類もプロクオリティなのがすばらしい。

また、Axe-FXシリーズがもっとも手をかけていると思われるのが、例の
コンバータ部分だ。スタジオクオリティのA/D・D/Aコンバータを使用し、
その他オーディオ性能を左右する部分に惜しみない投資をした関係で
値段が高くなっている。よって、得られるサウンドのピュアさと明瞭さは
コンシューマ向けとは一線も二線も画してしまう違いを見せる。



 つまりここまで長々とアンプの話をなぜしているのかと言えば、
清水の舞台から飛び降りてこのアンプを私が買うということなのだ(笑)。
今までギター本体はプロ用のものを使っていたが、アンプはアマチュア用を
使っていた。しかしそれでは仕事に耐えられなくなってきたので、
アンプもプロ用を買うということなのだ。

 カメラで言えば、今までEOS Kissを使ってきた人がプロになり、それでも
EOS Kissを使い続けていたが、さすがに仕事に耐えられなくなってEOS-1Ds
シリーズを買うというのと同じことなのだ。相当勇気が要ることは
分かってもらえただろうか。

先頭 表紙

てるてる氏>いやいや本当に清水の舞台から飛び降りるってこんな感じだなと。ワシもギターはここ数年買ってないです。そろそろ買ってもいいかなwww。 / 電ボ屋 ( 2009-12-24 00:42 )
高い機材を買うのは勇気がいりますな(笑) とにかくおめでとうです! その差を目の前で聴いてみたい。  しかしそういえば俺はかなり長いこと音楽機材を買っていない・・・ / てるてる ( 2009-12-22 02:29 )
そして買っちゃったぞ(´▽`)。これから現場にラックマウントを持ち込むと。うーん、プロっぽいなwww。 / 電ボ屋 ( 2009-12-07 07:21 )
摩人氏>ええ、一桁増えますよ(つд`)。かなり勇気が要りました。不思議なことにクルマを買うときのほうがためらいがないですねwww。でもね、こういう機材もたぶん仕事用じゃなかったら絶対に買わないですね。美味いビールが呑みたいな、というときに業務用ビールサーバを買うようなもんですからねww。ま、元が取れるくらい頑張れよって話で。。。 / 電ボ屋 ( 2009-12-06 00:40 )
簡単に言うと、値段が一桁増えると(汗)。。。 だからこそプロなんだろうなぁ。 / 摩人 ( 2009-12-05 22:37 )

2009-12-03 東京変遷の記録

■というわけで、ワシは東京変遷の光と影、というテーマにとても
興味があって写真を撮ったりしているのだけど、ウチの職場は
前から言ってるけど新宿にある。で、会議室を外部に貸し出している
のだけど、今日予定を見たら「国道20号跨線橋架け替え終了慰労会」が
開催されていた。


ということはアレだ。

http://www.ktr.mlit.go.jp/toukoku/09about/saisei/shinjuku.htm#002


この工事が終わったということだ。「東京」は確実に変化していく。


さてこのイラストで左下の電車の右下に「玉川上水」が描かれていることに
注目。これは、玉川上水がいまだに暗渠として残されていることを示している。

ちなみに玉川上水は東京オリンピックの時代に暗渠化され、JRの線路の下を
通っているのだが、そのJR線路から東側は空堀のまま暗渠として残って
おり、新宿御苑の池へとつながっている(何かに利用はされていない)。

で、JR線路より西側の部分はと言えば、京王線が地下化するときに
玉川上水の川底にコンクリートを敷いて線路を引き、その上からフタをして
道路としたのである。

そういう歴史の変遷上に今日の慰労会が開催されていて、自分が勤めている
職場に関係がある。そう思うと、自分も歴史の生き証人になっているような
気がして、日々新宿に通うのも悪くないと思える。

先頭 表紙

2009-12-02 本日発売だ

■本日、EXILEのニューアルバムが発売ですね。最終的な仕上がりをまだ
聴いていないので、楽しみなようなちょっと不安なような・・・。
ちなみに私は3曲目の「Your Smile」にてギターで参加させていただいて
おります。




■昼間の仕事の責任が前にも増してかなり大変なので、そんな中での
楽しみと言えば通勤時間の音楽鑑賞か読書、ということになります。

 最近買った中でなかなかにすばらしかったのがリックブラウンの
「Sessions」というアルバムでした。情報収集源はなんと、インターネット
ラジオであります。
 「こういう音楽が聴きたいな」という場合、そういう音楽ばかりが
ちりばめられていてCMが無く(もしくは少なく)、しかも有線放送より
中身が濃くて無料放送、というのが凄いですね。カナダのサイトにお気に入りを
見つけたので、自宅ではCDを聴かない時間はインターネットラジオに
接続している場合が多くなりました。


ネットラジオ→これイイ!→右クリックでAmazonで検索→ポチる

この展開は怖いぞwww。CD類に関しては何のためらいもなく購入する
(学習・資料的な意味合いもある)ので、際限ないスパイラルにハマって
いきそう(汗)。


先頭 表紙

マッキィ>知ってるけどありがとーw。今回は個人的には納得とはいかないんだよね。。。サウンドもプレイも。。バッキングはまぁいいとしてソロがね。。。でもこれはさんざんいろいろやったあとの結果だから今回は仕方が無いとする。 / 電ボ屋 ( 2009-12-04 00:12 )
ビッケ氏>してるしてる。そのうち(ていうかすでに)テレビもみんなファイル形式での配信になるのかなぁ。いや、ストリーミングかな?ww / 電ボ屋 ( 2009-12-04 00:10 )
買ったよー。知ってるだろうけどw / マッキィ ( 2009-12-03 13:08 )
podcastも最近かなり充実して来たよね。英会話コンテンツの充実ぶりにびっくりしたよ。 / ビッケ ( 2009-12-03 01:09 )
アル・ジャロウの「Hearts to horizon」というアルバムも超すばらしい!!!!びっくりする。。。 / 電ボ屋 ( 2009-12-03 00:25 )

2009-11-16 映画「THIS IS IT」

■MJの「This is it」 見てまいりました。なんと今回は菖蒲町の
「モラージュ菖蒲」という何もないど田舎の空き地の真ん中にある巨大な
ショッピングモールの中にある109シネマズ(東急系列なんですね)です。

 特にワシの周囲の音楽関係者の評判がえらく良かったので、上演が
終わる前に見ておかなくては!と思っていたところでした。髪を切りに
行ったら「でむぼさん、菖蒲にいい映画館あるよ」って言われて、帰宅して
すぐにレイトショーに行ってしまいましたw。IMAXシアターで音も映像も
抜群でしたね。さてさてそんなすばらしい音響の中で見た「THIS IS IT」の
感想はというと。。。




・すばらしい。まるで自分が一流のプロのリハに参加してるみたい。

・それがゆえに楽しいのと同じくらい胃が痛い。舞台監督やMJから出る
 指示を無意識に覚えようとして無意識に自分がやるとしたらどう弾くか、
 どうアプローチするか、ってことを考えてしまって、「そんなんできなくね?」
 と思っていると、画面の中の方々がリアルタイムに反応して、化学反応が
 進むようにショーが出来上がっていく。まさにプロフェッショナル。

・50歳になったMJが信じられないほど歌えて踊れる。あれはやはり唯一無二
 なんだと思う。もちろん力技なダンスは若い人のほうがパワーで持って
 いけるんだけど、MJはそんなのどうでもいいくらいに技にキレがあるから
 「ぐお、やっぱ本物は違うわ」とニヤニヤしてしまう。

・そしてその夢のようなリハはリハのまま終わってしまう。本番は幻のまま。

・賛否両論ある人だったけど、本当に純粋な人だったんだなと。奇行が目立つ人
 であったのも事実だけど。あの人があんなにスーパースターじゃなくて
 一人の天才ミュージシャンだったとしたら・・・でもやっぱりスーパースター
 になってしまうかも。。。太陽のようにあふれ出る才能は誰にも止められない
 って感じだったし。。




■さてさて映画の中でも出ていたオリアンティさんという若くて可愛い女子
 ギタリストさんですが、ロックでかっこよかったですね。
 彼女が数年前のNAMMショー(世界の楽器ショー)でPRSギターを弾いていた
 映像を見たことがありまして、「ああこの人!!」という感じでした。

 ワシは最近ブルース〜JAZZの流れで Jeff Golubさんというギタリストが
 お気に入りです。ストラトキャスターをこんなスウィートに鳴らす人は
 そうそういない!ワシ、JAZZだ→箱モノギターでモコモコの音で鳴らす、
 というのがどうも苦手なんです。エレキギターの持つエモーショナルな
 タッチが伝わりにくいと思うんです。カールトンだってセミアコですが
 タッチがビシビシ出てますから。



■来週は久しぶりにロックを弾くことになりそうです。某動画サイトのみ
 での公開になりそう。

先頭 表紙

某動画サイトの再生数がうなぎのぼり(汗)。 / 電ボ屋 ( 2009-11-28 12:05 )

2009-11-07 ひさしぶりにリリース情報

■さてさて9月から数回に分けてレコーディングが続いていた例の曲
ですが、ようやくリリースが決まりました。いやいや長かったね。
ワシもいろいろ苦労しましたが学ぶことも多かったです。


EXILE New Album

「愛すべき未来へ」

2009.12.2 on Sale.

[CD+2DVD+XmasCD] 初回受注限定生産盤 RZCD-46445〜6/B〜C 5,980(tax in)
[CD+2DVD] RZCD-46447/B〜C 5,040(tax in)
[CDのみ] RZCD-46448 3,059(tax in)

http://exile.jp/index.html

 1曲、Electric Guitarで参加させていただいています。今回は
メジャーレーベルでは初のギターソロを弾いているので、それが多くの人に
聞いてもらえると思うとうれしいですね。




■前回ブルースの話題に触れたこともあって、ひっさしぶりにブルースの
練習とかしてみたら、とても楽しいww。7thコードの感覚は日本人には
なかなか馴染みが薄いもんだと思うけど、慣れてくるとアメリカ人の
感覚になんとなく触れたような気がして、少し分かり合えた気分になりますww。

コードに沿ってきっちりインサイドで、手癖に走らず自分の
アタマの中で鳴った音を耳コピする感じでじっくり詰めていくと、
単純に「ギター弾いてる」だけじゃなくて「音楽を奏でている」ような
実感につながる気がしますね。

先頭 表紙

2009-11-03 初心者になぜブルース?

■よくギターを習いに行ったり、教則ビデオなどを見ていると、
アドリブ初心者に「ではまず、ブルースで簡単なアドリブをしてみましょう」
とか言われます。でもこれに関しては昔から疑問があって、

・まず、最近の若者でブルースなんぞ聞いている人がそうそういない

・7thコードが連続しており、スケールインサイドでちゃんと
 弾こうとすると、異なるキーのダイアトニックスケールを渡り歩く
 必要がある(初心者には難しい)。

・変幻自在の気持ち悪い音階が使い放題(使おうと思えば)。
 裏を返せば、テッキトーでも「明らかに間違ってる」感じが薄い。


 という感じです。正直な感想として、「無理だろ」と。特にロック系
からギターに入った人はペンタトニック+αで終了、というのが関の山では
ないだろうかと。とっかかりとしては確かにペンタトニックを覚えれば
何となく乗り切れるという意味ではアリなのかもしれないけど、そもそも
最近のギターを弾いてる若者でブルースに対する
イメージが豊かな人がいるのだろうかと。最近の日本人だったら1-6-2-5の
コード進行のほうがよっぽど馴染みがあるだろと。

例えばAのブルースだとすると、インサイドで弾くときはこんな感じ。
(あくまで一例)

1.A7 →A mixolydian(=D Major) or A Major+Gの音

2.D7 →A minor pentatonic or D mixolydian(=G Major)

3.A7 →A mixolydian(=D Major) or A Major+Gの音

4.E7 →E mixolydian (=A Major) or E Major+Dの音

5.D7 →A minor pentatonic or D mixolydian(=G Major)

6.A7 →A mixolydian(=D Major) or A Major+Gの音

7.E7 →E mixolydian (=A Major) or E Major+Dの音
    もしくはドミナント用各種音階



 てな感じになる。実際にはこれ以外のアプローチもかなり無限で
あり、Aマイナーペンタ一発でも何とかなるような気もするし、のっけから
変なスケールでアウトしまくるのもアリ。ただ、インサイドで弾く感覚を
覚えるのであれば、上のスケール使用例を一度体に馴染ませておいて
損は無い。もっと簡単なコツとしては、A7ではC#を意識的に混ぜるとA7な
感じが強く出るし、D7は殆どAmだと思っていいので逆にC#を使わないように
すると良い。

 と書いてみたが、これを教えて理解してもらえるかのほうが
心配。本当にブルースって基本なの?とも思う。インサイドで弾くだけで
転調の嵐じゃんかと。いや、無限のバリエーションがあるという意味では
ユニバーサルなのかもしれないけど。インサイドを教えないままいきなり
「アドリブしてみましょう」みたいな感じのアプローチも多いしなぁ。
それっきりになってしまう人も多いような気がして、ここがプレイヤーの
間口を狭めているとしたらそれはそれで悲しいなと。


いや、何が言いたいのかというと、日本人には元々はメジャーブルースと
スウィングの感覚は文化的になじみが薄いものだと思っているので、それらを
当たり前であるかのように「さぁやってみましょう」だと、よく分からないまま通過するか
挫折するかのどちらかだろ、と。だから普通のメジャースケール一発+αで
通過できるお題のほうが初心者の教材向きではないですか?と思っている次第で。


 学校での図工の授業とかでも、「何でも好きなもの描いていいよ」ってやるけど、
絵って上手に描くための手法って存在するのに、そういうのを教えないで
「おれ絵が下手だから嫌い」っていう子供を量産するのでは本末転倒ではないかと
思うのと一緒、という話でありました。

先頭 表紙


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